平成17年度院内感染対策講習会について

滋病 協第 3 4 2 号
/
各
病
院
長
平成 1 7 生 5 月 2 0 日
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様
社 団法人 滋賀 県病 院協会
会
長
井
上
阿
郎
平成 17年 度院 内感 染対 策講 習会 につ い て (ぉ知 らせ )
県健 康福 祉 部 医務 業務課 よ り標記 講習会 につ い て別紙 写 の とお り
通知 が あ り
ま したの でお知1と
ぅ
せ い た します .
参 tJ8を
希望 され ます 場 合は、別 紙受 講 中込 書 を締 切 日までに 当協
会 あて送 付
下 さい.(申 込書 は 、職 種別 に 4種 類 あ ります の で 、 ご留音
下 さい.)
なお 、今年度 の滋 賀 県の 受話選 考枠 は 、医 師 2名 Ⅲ看護師 2名 ・
業剤 師 1名
・酪床検 査技 師 1名 で
す.
受講 決 定者 には 、後 日、 県医務業務課 よ り通知 され る予 定で
す。
記
1 申 込書送 付先
滋賀県病 院 協会事 務 局
T520‐0044
大 津市京町 4 丁 目 3 ' 3 3
ル 3階
滋 賀 ブ レス 1 ザ
TEI′
077--5
※ 中込 書 は老f ギ郵 ;
1 申 込み補 切 日 平 成 ]7年
6月 15日 (水)厳守
\ 、
別
添
院内感染対策講習会実施要領
1
目的
近年、MRSA(メ
チ シ リン耐性黄色ブ ドゥ球菌)、 VRE(バ
ンコマイシン
耐性腸球菌)及び ノロウイルスをは じめ とした各種 の病原体に起因す る院内感染
の発生や、高齢者 をは じめとした感染症に対す る抵抗力が比較的低 い患者 の増加
な どか ら、医療機関 においては、最新 の科学的知見 に基づいた適切な院内感染対
策 の実施 が求め られてい るところである。
院内感染対策 については、個々の医療従事者 ごとに対策を行 うのでな く医療機
関全体 として取組むことが重要であることか ら、全ての職員 に対する組織的な対
応方針 の指示や教育等 を行 うことが重要で ある。
これ らの状況 を踏 まえ、医療機関にお ける指導的立場 を担 う医療従事者を対象
とした院内感染対策に関する講習会 を実施 し、最新 の科学的知見に基づいた適切
な知識 を伝達す ることによ り、わが国における院内感染対策をよ リー層推進す る
こ とを目的 とす る もので ある。
2 対 象者
病院、介護老人保健施設等に勤務す る医師、看護師、某剤師及び臨床検査技師
であつて、施設 内感染対策について指導的立場 を担 う者 として施設長の推薦する
者。
3 受 講者の推薦及び決定
都道府県及び厚生労働省医政局国立病院課 (以下 「
都道府県等Jと い う。)は 、
前項 に定 める対象者 の うちか ら院内感染対策 の推進 にあたって効果 の期待で き
る者を推薦者 として選考 し、別紙 (1)に よる受講者 申込書を2部 作成 の上、厚
生労働省医政局長 に推薦す るもの とす る。厚生労働省医政局長 は、者ほ
道府県等か
ら推薦 のあった者 の うちか ら受講者 を決定 し、都道府県等に通知す るもの とす る。
4 研 修事業実施者
厚生労働省 の委託 によ り、医師、看護師 については社団法人 日本感染症学会、
菜剤師 については社巳法人 日本病院薬剤師会、臨床検査技師については 日本臨床
微生物学会 がそれ ぞれ実施す るもの とする。
5 講 習期間、議習会会場及び受講走員
別紙 ( 2 ) の とお りとす る.
6 講 習内容
別紙 ( 3 ) を 標準 とす るもの とす る。
7 受 講経費
受講料 は徴収 しない もの とする。また、受講者 の受講地への旅費、滞在費及び
宿泊費については受講者側 の負担 とす るもの とす る。
8 そ の他
受議す るために必要な筆記用具等 は受講者 が持参す るもの とす る。
宿泊施設 については受講者 において準備す るもの とす る。
講習会テキス トは講習会当 日、会場 にて配布す るもの とす る。
受講証書 は受講者 の うち、全講習時間の4 分 の 3 以 上出店 の場合 に発行す るも
の とす る。
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平成 17年 度院内感染対策講習会議習内容 (医師)
1 血 液媒介感染等
B型 肝炎、C型 肝炎、HIV感 染症等 の予防体制、事故時の対応
2 院 内感染関連微生物学
レジオネラ、バ ンコマイ シン耐性腸球 菌、
セ ラチ ア等 の グラム陰性得菌、
結核、
その他 の細菌、ウィルス等、検体採取上 の注意、細菌検査結果 の読み方、院内環
境細菌検査等、国際的動向
3 院 内感染対策 I
総論、諸外国の状i兄、手術創感染防止 、減菌、消毒法、環境整備、隔離、廃棄
物処理等
4 院 内感染対策 II
留置カテーテル及び三方活栓等 の感染防止、
易感染患者対策、交叉感染防止等
透析患者 の感染防上、集中治療室における対策、新生児対策
5 重 症急性呼吸器症候群 (SARS)対
総論、院内感染対策について等
策
6 院 内感染関連法令
医療法、感染症 の予防及び感染症 の患者に対す る医療 に関する法律、結核予防
法、廃棄物 の処理及び清掃に関す る法律等
7 院 内感染 の栗物療法
抗商業 の安全使用について等
8 院 内感染対策 のシステム化
院内感染対策委員会、院内感染対策 の進 め方、院内サーベイ ランス、疫学
班論、情報提供 の しくみ、診療従事者等 の教育訓練、マニュアルの策定、チ
ー ムの組織化 の実際、患者及びその家族等への説明について等
9 パ ネルデ ィスカ ッシ ョン
質疑応容
局J紅 (3)
平成 17年 度院内感染対策講習会講習内容 (看護師)
1 血 液媒介感染等
B型 肝炎、C型 肝炎、HiV感 染症等 の予防体制、事故時の対応
2 院 内感染関連微生物学
細菌、 ウィルス等、検体採取上 の注意、細菌検査結果 の読み方、院内環境
細菌検査等、国際的動向
3 消 毒及び流菌の基礎 と実際
滅菌方法、成菌物の取扱い、消毒法、各種消毒薬 の特徴 と使用方法、滅 菌
及び消毒における副作用
4 環 境管理
清掃、病室環境 の清浄化、寝具、リ ネ ン類 の取扱 い、マ ッ トレスの取扱い、
廃棄物処理等
5 重 症急性呼吸器症候群 (SARS)対
総論 、院内感染対策について等
策
6 暁 内感染関連法令
医療法、感染症 の予坊及び感染症 の患者 に対す る医療に関する法律、結核予防
法、廃 実物 の処理及び清掃 に関す る法律等
7 感 染防止 の実際
感染庁 の伝播阻止対策、易感染息者 の取扱い、医療従事者 の感染予防、手
洗 い、日常手技 の安全性 の観点か らの見直 し、ヘパ リン生食 の調整 ・アル コール
綿 の調整時の注意点
8 看 護管理上 の対応
院内感染症例1青
章
Rの把握、感染患者 の看護、院内感染対策委員会 の機能、
ー
院内サ ベィランスの機能、感染制御ナースの役害J等
9 パ ネル ディスカ ンシヨン
質疑応答
別紙 (3)
車々
成 17年 度院内感染対策講習会議習内容 (臨床検査技師)
1 感 染対策 と検査室 の役害」:これでいいのか検査部
これか らの感染対策 にお ける検査室の果 たすべ き役割等
2 最 低限これだけの感染対策は必要 i対 策 のポイ ン ト
ml性菌の現状、結核感染症の現状と対策、検査室の問題、医療器具 ・器材の消毒の問
題点、針末」し事故時 の問題点、ウイルス対策の現状、職員教育、学生教育 ・ワク
チ ン接種、DPC対 応な ど感染対策において認識すべ き問題点等
3 手 指衛生管理 と消毒薬 の適正使用
実践的な手洗い、手指消毒、皮膚消毒、標準予防策、感染経路別予防策等
4 針 刺 し事故対策 の実践 (血液媒体微生物)
基本的ワクチン接種、事故時の緊急処置 と検査、事故後追跡調査、EPINetの
活用法、検査室の役害」
等
3_ァ
5 ワ ー タシ ョンフ
ゥ トブ レイク時の検査室対応 の基本 と実践 一
MRSA/MRDPAREな どの耐性菌判定、治療菜 ア ドバィ ス、結核、麻疹、風疹、水
痘 、ムンプ ス、アデ ノウイル ス、 ロタウイルス、 ノロウイル ス、重症急性呼吸
器症候群 (SARS)対 策
6 感 染症診断 ・治療 ・防止に役立つ検査結果 の迅速報告方法
モニターすべき菌種、定期的に報告すべき情報、迅速に報告すべき情報、ア トブレ
ウ
イクを疑 う日
キとは、
検査章でしかできない疫学統計データと臨床への情報提供の在 り方、
診療科別の発症防止薬選択、ぬ療英選択、データベース化等
7 1CTに おける臨床検査技師 の役害」
感染対策に向けた検査室の対応 ―自動化(臥S)、ア
梓 財ヒ(LIS)、
迅速化(LRS)一
、
感染対 策 の要で ある標準化 された検査 の実施、感染対策に役立つ迅速検査 の
実施、感染対策に最低限必要な疫学統計情報 と情報提供等、サーベイ ランス
8 感 染症治療における抗菌剤 の使い方
呼吸器感染症 (RTl)・ 尿路感染症 (UTI)・ 術野感染症 (SSI)等 にお け
る発症 阻止菜、治療 薬 の基本的使用法等
9 耐 性菌検出患者 への対応方法
耐性菌治療栗、隔離必要の有無、ガ ウンテクエ ック、病室消毒の是非等
10 ウ イル ス感染対策
麻疹、周彦、水痘、ムンプス感染症の現状、雇用時抗体価演」
定とワクチ耀 種の重要
1虫 対策の実践等、SttS・鳥イ ンフルエンザ対策
11 質 疑応答、総新
※ 講 習会内容 は、細菌検査 の経験者または基礎知識 を有 してい る輸床検査技師
が理解 で きる レベ ルで ある。
別 紙 (3)
平成 17年 度院内感染対策講習会議習内容 (葉剤師)
1 血 液媒介感染等
等予防体制、事故時の対応
B型 肝炎、C型 肝炎、HIV感 染 llT の
2 病 院感染 に注意すべ き微生物
レジオネラ、バンコマイシ ン耐性暢球菌、
セ ラチア等 のグラム陰性樺菌、
結核、
その他 の細菌 ,ウ ィル ス等 について、細菌検査結果 の読み方、院内環境細菌検査
等
3 感 染症 と某物療法
抗菌薬 の安全使用及び管理について、抗菌薬の選択、案物投与計画、血 中濃度
モニ タメングの適応 の実際 について等
4 消 毒法及び減菌法
演菌方法、減菌物 の取扱 い、院内製剤 と無菌調製、消毒法、各種消毒菜 の
特徴 と使用方法、滅菌及び消毒における目」
作用
5 重 症急性呼吸器症候群 (SARS)対
総論、院内感染対策 について等
策
6 院 内感染関連法令
医療法、感染庄 の 予防及び感染症 の患者に対す る医療 に関す る法律、結核予防
法、廃棄物 の処理及び清掃 に関す る法律等
7 院 内感染対策 のシステム化
院内感染対策委員会 、院内感染対策 の進 め方、院内サーベ ィランス、情報
提供 の しくみ、診療従事者等 の教育訓練、マニ ュアルの策定、lCTと 薬剤師
業務
8 バ ネ ルデ ィスヵ ッション
質疑応答