クイックデプロイレール システム 概要 このラックハードウェアキットは、丸穴、角穴、またはネジ穴ラッ クで、各種の製品をサポートしています。凡例を使用して、ラック タイプに該当する取り付け手順を特定してください。 転倒防止固定脚 インストール手順 重要:サーバーをラックに搭載した状態で輸送する場合 は、「ラックの移動や搭載した状態で輸送するための製品 の準備」にある追加手順を参照してください。 ラック特定のための凡例 丸穴ラック 角穴ラック ネジ穴ラック 工具は不要です。 工具は不要です。 ― ハードウェアキットの内容 警告:けがや装置の損傷を防止するために、サーバーの設 置および取り外し作業中は、必ず、2人以上でサーバーを 持ち上げてください。 重要:ラックレールを取り付ける際は、レールの向きを、 必ず、レール上に示されている「Front Left」および「Front Right」に合わせてください。 製品番号:775704-191 2014年6月 版数:1 警告:リフトを使用する予定の場合は、必ず、コンポーネ ントの重量に耐えるリフトを使用してください。 転倒防止固定脚を使用すると、ラック内での装置の設置、取り外 し、およびアクセスの際にラックの安定性とサポートを強化するこ とができます。固定脚キットには、600 mmバージョンと800 mm バージョンがあります。スタンドアロンのラックの場合は、反対側 から固定するために、これらのキットに付属しているサイド固定脚 を使用することをおすすめします。接続キットで連結されている ラックを固定する場合は、サイド固定脚をオプションとしてラック 列のいずれかの端に使用することができます。 オプションの固定脚キットは、次の条件が1つ以上あてはまるとき に使用することをおすすめします。 • スタンドアロンのラックがある場合には、標準の600 m m (23.62インチ)または800 mm(31.50インチ)のフロント固 定脚が必要です。 • 固定脚キットに付属しているサイド固定脚の取り付けも推奨さ れています。 4台以上のラックを連結したラックの列で、99.8 kg(220 lb)を超 えるラックマウント型コンポーネントがないものには、固定脚キッ トは不要です。 ラックへの製品の取り付け 注意:必ず、一番重いものをラックの最下段に置いて、下 から上に順に取り付けてください。最も重いコンポーネン トから順にラックの一番下から取り付けてください。 *775704-191* 775704-191 項目 ハードウェア(縮尺:1:1) 数量/ツール 4/マイナストルクスネジ A (T-25) 4 C © Copyright 2014 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。H P製品 およびサービスに対する保証については、当該製品およびサービスの 保証規定書に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証 を追加するものではありません。本書の内容につきましては万全を期 しておりますが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、脱落に対し て、責任を負いかねますのでご了承ください。 Y お客様がご用意ください 図には表示 されていません 本製品は、日本国内で使用するための仕様になっており、日本国外で 使用される場合は、仕様の変更を必要とすることがあります。 本書に掲載されている製品情報には、日本国内で販売されていないも のも含まれている場合があります。 次の部品を用意する必要が あります。 • スライドマウント用ブ ラケットアセンブリを ネジ穴ラックに固定す るためのネジ • 丸穴ラック用のケージ ナット 以上の同梱品に加えて、次のものが必要になる場合があります。 • ネジ穴ラックに適したネジ • ネジに適したドライバー • 丸穴ラックに搭載して輸送するための371482-B21キット ラックに関する警告 警告:けがや装置の損傷を防止するために、次の点に注意 してください。 • ラックの水平脚を床まで延ばしてください。 • ラックの全重量が水平脚にかかるようにしてください。 • 1つのラックだけを設置する場合は、ラックに固定脚を 取り付けてください。 • 複数のラックを設置する場合は、ラックを連結してくだ さい。 • コンポーネントは一度に1つずつ引き出してください。 一度に複数のコンポーネントを引き出すと、ラックが 不安定になる場合があります。 警告:けがや装置の損傷を防止するために、ラックが十分 に安定していることを確認してからサーバーを取り付けて ください。 警告:けがや装置の損傷を防止するために、次のいずれ かを実行してください。 • 組み立て作業中には、2人以上で製品を持ち上げたり 固定したりする作業を行ってください。 • 製品の重量に耐えるリフトを使用してください。 注意:サーバーを取り付ける場合は、製品と床面が平行に なるようにしてください。製品が傾いていると、スライド 時に損傷する場合があります。 注:ラックの前面のスペースが狭い場所でサーバーをラックに設置 する場合は、レールリリースレバーを押して、レールを内側にスラ イドさせてください。 ケーブルマネジメントアームの取り付け 重要:ケーブルマネジメントアームをラックの背面右側で ヒンジに固定する必要がある場合は、ラックにアームを取 り付ける前に、「ケーブルマネジメントアームの反対側搭 載への変換」にある手順を参照し、この手順を実行して アームを右スイングに変換してください。右スイングに変 換したら、取り付け手順の左右を反転させて、ラックの背 面右側に取り付けます。 ケーブルマネジメントアームの反対 側搭載への変換 ラックに搭載して輸送するための レールの準備 ケーブルマネジメントアームは、右開きにも左開きにも対応してい ます。アームは右スイング用に変換できます。 重要:スライドマウント用ブラケットアセンブリをネジ穴 ラックに固定するためのネジを準備する必要があります。 重要:ケーブルアームを変換する場合は、必ず、ケーブル トラフが上を向くようにアームの向きを確認してください。 注:製品の背面にある一部のコンポーネントにアクセスするため に、ケーブルマネジメントアームを取り外す必要がある場合があり ます。 重要:丸穴ラックに搭載して輸送するために準備するに は、371482-B21キットが必要です。 注:角穴ラックに搭載して輸送するために準備するには、このキッ トに付属している輸送用ハードウェアを使用してください。 「ラックへの製品の取り付け」の項の手順1に戻ります。 ラックの移動や搭載した状態で輸送 するための製品の準備 これで、ケーブルマネジメントアームをラックに取り付けることが できます。 注:ケーブルマネジメントアームは、正しく取り付けると、サー バーとラックレールに固定されます。 以上で取り付けは完了です。 製品をラックに搭載した状態で輸送する場合は、「ラックの移動や 搭載した状態で輸送するための製品の準備」にある追加手順を参照 してください。 ラック内の製品を保守したり、ラックから製品を取り外したりする には、この項の手順を逆の順序で実行してください。 1. 背面のスライドロック用ネジと前面のレールロック用ネジを取 り外します。ネジは、将来使用できるように保管しておいてく ださい。 2. オレンジ色の結束バンドを切断し、捨てます。
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