TCP/IP企業内・企業間通信ミドルウエア HULFT−SAN for Mainframe Type VOS(VOS3 版) (Ver.6.0.5) ソ フ ト ウ ェ ア 添 付 資 料 SP-SAN6-MV-01-01 目 次 1.適用機種 …………………………………………………………………………………………… 1 2.適用OS …………………………………………………………………………………………… 1 3.前提プログラム …………………………………………………………………………………… 1 ……………………………………………………………………………………… 2 …………………………………………………………………………………………… 2 4.機能追加内容 5.訂正内容 6.一時的制限事項 7.使用上の注意事項 …………………………………………………………………………………… ………………………………………………………………………………… 8.システム作成上の注意事項 ……………………………………………………………………… 9.ソフトウェアマニュアル一覧 …………………………………………………………………… 10.メモリ所要量およびディスク占有量 3 4 4 5 ディスク占有量 …………………………………………………………………………… 10.2 5 メモリ所要量 ………………………………………………………… 10.1 11.提供媒体 2 ………………………………………………………………………… 6 ………………………………………………………………………………………… 6 11.1 ボリューム通番 ………………………………………………………………………… 6 11.2 提供媒体の内容 ………………………………………………………………………… 6 1.適用機種 HITAC Mシリーズ、AP8000 2.適用OS VOS3/LS、VOS3/FS、VOS3/AS 3.前提プログラム 本ソフトウェア製品を動作させるためには、次に示すプログラムが必要です。 (1)VOS3/LSを使用する場合 項番 1 前 提 プ ロ グ ラ ム 使 用 条 件 S-1114-43 VOS3/LS-JSS3 01-00 以降 または − S-1114-44 VOS3/LS-JSS4 01-00 以降 2 S-1141-32 XNF/AM/ES E2 02-00 以降 − 3 S-1141-B1 XNF/TCP 03-02 以降 − 4 S-1317-11 COBOL85 07-02 以降 − 5 S-1148-21 TIOP3 03-00 以降 対話処理プログラムを使用する場合 6 S-1227-12 MODE/BS E2 01-03 以降 対話処理プログラムを使用する場合 7 S-1293-12 LIME E2 05-01 以降 対話処理プログラムを使用する場合 (2)VOS3/FSを使用する場合 項番 1 前 提 プ ロ グ ラ ム 使 用 条 件 S-1114-33 VOS3/FS-JSS3 01-00 以降 または S-1114-34 VOS3/FS-JSS4 01-00 以降 2 S-1141-32 XNF/AM/ES E2 02-00 以降 − 3 S-1141-B1 XNF/TCP 03-02 以降 − 4 S-1317-11 COBOL85 07-02 以降 − 5 S-1148-21 TIOP3 03-00 以降 対話処理プログラムを使用する場合 6 S-1227-12 MODE/BS E2 01-03 以降 対話処理プログラムを使用する場合 7 S-1293-12 LIME E2 05-01 以降 対話処理プログラムを使用する場合 1 − (3)VOS3/ASを使用する場合 項番 1 前 提 プ ロ グ ラ ム 使 用 条 件 S-1114-23 VOS3/AS-JSS3 02-00 以降 または S-1114-24 VOS3/AS-JSS4 02-00 以降 S-1141-31 XNF/AM/ES 03-02-/D 以降 S-1141-61 XNF/NETD 03-02-/D 以降 3 S-1141-32 XNF/AM/ES E2 01-00 以降 4 S-1141-B1 XNF/TCP 03-02 以降 − 5 S-1317-11 COBOL85 07-02 以降 − 6 S-1148-11 TIOP2 06-00 以降 S-1148-21 TIOP3 03-00 以降 S-1227-12 MODE/BS E2 01-00 以降 または 対話処理プログラムを使用する場合 S-1227-11 MODE/BS 05-02 以降 S-1293-12 LIME E2 03-00 以降 2 7 8 4.機能追加内容 なし 5.訂正内容 「バージョンアップ詳細情報」を参照してください。 6.一時的制限事項 なし 2 − 通信管理に XNF を使用する場合 通信管理に XNF E2 を使用する場合 または 対話処理プログラムを使用する場合 対話処理プログラムを使用する場合 7.使用上の注意事項 (1)UNIX、Windows、LINUX側で設定する詳細ホスト情報のホスト名称は、すべて小文 字で指定するか、またはすべて大文字で指定する必要があります。システム内でどちらか一方に統一 して指定してください。ホスト名称を大文字で統一する場合、以下のXRSYSIN定義カード内で 指定する「HSTCHA」パラメータをすべて「HSTCHA=U」に設定する必要があります。 ①対話処理起動コマンドプロシジャで参照するシステム動作環境設定ファイル内 ②送信要求(XRRCVREQ)XRSYSIN定義カード内 ③再送要求(XRRSNDRQ)XRSYSIN定義カード内 ④配信(XRSND)XRSYSIN定義カード内 ⑤要求受付からの集信(XRACCPT)XRSYSIN定義カード内 ⑥ジョブ実行結果通知(XRSNDRC)XRSYSIN定義カード内 ⑦リモートジョブ実行(XRRJOBEX)XRSYSIN定義カード内 (2)ジョブ入出力サブシステムにJSS4を使用する場合、HULFTシステムファイルを使用するジ ョブは常駐空間と同一のプロセサで実行するようにしてください。 (3)集信、配信、要求受付の各プログラムは空間に常駐するため、OSによる待機時間監視の対象外と なるようにしてください。 (4)COBOL85ライブラリ(SYS1.COBLIB)がSYS1.LINKLIBに連結されて いない場合、HULFTの各プログラムJCLのSTEPLIBにCOBOL85ライブラリを連結 してください。TSS対話処理の場合には、起動用コマンドプロシジャ中のLIB文に連結してくだ さい。 (5)XNF/TCPライブラリ(XTCP.LINKLIB)、XTCPDFテーブルライブラリ (XTCP.CMDLIB)がSYS1.LINKLIBに連結されていない場合、集信、配信、要 求受付、送信要求、再送要求、受信可能通知、ジョブ実行結果通知、リモートジョブ実行の各プログ ラム起動用JCLのSTEPLIBにXNF/TCPライブラリ、XTCPDFテーブルライブラリ を連結してください。TSS対話処理の場合には、起動用コマンドプロシジャ中のLIB文に連結し てください。 (6)HULFTのロードモジュールを格納したライブラリは認可ライブラリに登録する必要があります。 このため、HULFTが参照・ローディングするテーブルやモジュールを格納している以下のライブ ラリは全て認可ライブラリにする必要があります。 ・COBOL85ライブラリ(実行時ライブラリ) ・XNF/TCPライブラリ ・XTCPDFテーブルライブラリ ・その他、上記ライブラリとJCL中でDD連結が必要なライブラリ (7)HULFT4またはHULFT5からのバージョンアップ時におきましては、「導入マニュアル」 および「非互換説明書」の記載事項を参照の上、行ってください。 (8)集信プログラム起動ジョブの TRUST 権限により、集信管理情報で異常時の処置に「復元(R)」を 指定しているにもかかわらず、集信異常時に復元が行えない場合があります。 この場合には、システムユティリティ(JSFCTLG)を使用して、集信ファイルのアンカタログ、 復元ファイルを集信ファイルにリネーム、集信ファイルのカタログを実施するようにしてください。 3 (9)集配信後のジョブ実行または、リモートジョブ実行のJCLで、コメント行(//*)に指定した HULFTの環境変数は、変換されません。 (10)MT集配信では、装置の妥当性チェック時と転送時にマウント要求が行われます。 このため、1配信要求につき2回、1集信につき2回のマウント要求が行われます。 (11)JSS4環境でMT集配信を行う場合、装置が他のジョブで使用中の時は、ファイル割当エラー となり集配信処理は行われません。 (12)転送状況画面で集信状況を表示する場合(HULFT管理画面および要求受付プログラムのXR SYSIN定義カードにてSTATUSDISPLAY=1を指定)、集信プログラムに接続を行い ます。集信プログラムの実行パラメータ「最大同時集信数(MAX-CON)」を指定する際に、転送状況表示 で使用される接続分を考慮した値を指定してください。 (13)複数ファイルの結合(XRJOIN)、結合ファイルの分解(XRBREAK)には、以下のフ ァイルは使用できません。区分ファイルまたは順編成ファイルを使用してください。 ・マルチボリューム上のファイル ・VSAMファイル ・LIMEファイル (14)アクセス権限のないファイルを配信ファイルに指定すると、配信サブタスクがシステム完了コー ド(913)で異常終了することがあります。 8.システム作成上の注意事項 (1)インストールの手順につきましては、「導入マニュアル 第2章 インストール方法」を参照し てください。 (2)COBOL85及びMODE/BS E2(又はMODE/BS)のバージョンアップを実施し た場合は、HULFTのオブジェクトモジュールの再リンケージを実施してください。リンケージ のJCLにつきましては、JCL見本ライブラリ内のLNKEDTを参照してください。 4 9.ソフトウェアマニュアル一覧 項番 マ ニ ュ ア ル 名(CD-ROM 内ファイル名※) 1 HULFT Mainframe Type VOS (VOS3 版)Ver.6 導入マニュアル (hulft6ins.vos3.pdf) 2 HULFT Mainframe Type VOS (VOS3 版)Ver.6 アドミニストレーション・マニュアル (hulft6adm.vos3.pdf) 3 HULFT Mainframe Type VOS (VOS3 版)Ver.6 オペレーション・マニュアル (hulft6ope.vos3.pdf) 4 HULFT Mainframe Type VOS (VOS3 版)Ver.6 コマンドリファレンス (hulft6cmd.vos3.pdf) 5 HULFT Mainframe Type VOS (VOS3 版)Ver.6 エラーコード・メッセージ (hulft6err.vos3.pdf) 6 HULFT-SAN マニュアル 発 行 年 月 2007年 1月 2007年 1月 2007年 1月 2007年 1月 2007年 1月 2006年 4月 ※:CD-ROM 内の Document フォルダ内に格納されています。 10.メモリ所要量およびディスク占有量 10.1 メモリ所要量 (1)集信処理(XRRCV) ①ジョブ固有領域 (888[基本域]+852[拡張域])+((96[基本域]+300[拡張域])×最大コ ネクション数)KB ②システム共通領域(CSA) 使用せず (2)配信処理(XRSND) ①ジョブ固有領域 (1044[基本域]+720[拡張域])+((96[基本域]+600[拡張域])×起動 タスク数)KB ②システム共通領域(CSA) 使用せず 5 (3)要求受付処理(XRACCPT) ①ジョブ固有領域 (a)要求を実行していない状態 ( 432[基本域] + 696[拡張域])+((24[基本域]+ 48[拡張域])最大コネ クション数)KB (b)各要求毎に必要な記憶域 ・送信要求を実行した場合 (336[基本域] + 456[拡張域])KB ・再送要求を実行した場合 (144[基本域] + 336[拡張域])KB ・リモートジョブ実行を実行した場合 (180[基本域] + 324[拡張域])KB ・ジョブ状態通知を実行した場合 (132[基本域] + 324[拡張域])KB ・HULFTマネージャを実行した場合 (696[基本域] + 1872[拡張域])KB ②システム共通領域(CSA) 使用せず 10.2 ディスク占有量 (1)ロードモジュールライブラリ 30CYL (2)パネルライブラリ 6CYL (3)システムファイル 「導入マニュアル 1.2.7HULFTの構成とディスク容量について」を参照してくださ い。 11.提供媒体 11.1 ボリューム通番 HUL605 11.2 HULFT提供媒体の内容 「導入マニュアル 1.2.7HULFTの構成とディスク容量について」を参照してください。 ―以上― 6
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