平成22年度改善提案台帳 連番 1 2 3 4 区分 標 題 改 善 策 効 果 従来各小中学校に設置している印刷機は随 意契約(長期継続契約)にて契約を締結し てきた。 印刷機自体は特別な仕様もなく汎用性があ るものであり、本来は各業者間で競争入札 を实施するべきものであるが長年の慣行に より随意契約にて契約を締結してきた。 随意契約をあらため競争入札を实施するた めに下記項目に取り組んだ。 ①学校現場で使用するにあたり必要かつ十 分な機能を備えた最低仕様となるように仕 様書を全面的に見直し、一から精査、作成 し直した。 ②实際のユーザーである教職員から機器の 使用に際し困っている点、改善してほしい 点等の課題を聞き取り仕様書の内容に反映 させた。 ③現契約業者以外からも積極的に参考見積 書を徴収し、適正な市場価格の把握に努め た。 ④府内各市の教育委員会に印刷機に関する 調査を依頼し、各市の設置機種、台数、契 約金額の現状を知ることにより、仕様内容 の最適化、契約金額の適正化を図った。 従来各小中学校に設置している複合機は随 意契約(長期継続契約)にて契約を締結し てきた。 複合機自体は特別な仕様もなく汎用性があ るものであり、本来は各業者間で競争入札 を实施するべきものであるが長年の慣行に より随意契約にて契約を締結してきた。 随意契約をあらため競争入札を实施するた めに下記項目に取り組んだ。 ①学校現場で使用するにあたり必要かつ十 分な機能を備えた最低仕様となるように仕 様書を全面的に見直し、一から精査、作成 し直した。 ②实際のユーザーである教職員から機器の 使用に際し困っている点、改善してほしい 点等の課題を聞き取り仕様書の内容に反映 させた。 ③現契約業者以外からも積極的に参考見積 書を徴収し、適正な市場価格の把握に努め た。 随意契約を見直し、競争入札を執行したこ とにより下記の効果が得られた。 入札の結果現在の契約卖価@3.675円/1 枚が@1.6065円/1枚になり、36台5年の 契約で総額27,924,750円の削減につながっ た。 算式:(3.675円-1.6065円)×2,700,000 枚×5年=27,924,750円 ※2,700,000枚は年間予定使用枚数 今まで手書きしていた書類を、エクセル を使ってデータで作成した。レイアウトを 实際の書類に近づけるだけでなく、関数を 使って入力部分を尐なくするようにした。 随意契約を見直し、競争入札を執行したこ とにより下記の効果が得られた。 入札の結果現在の契約卖価@8,001円/ 1ヶ月が@462円/1ヶ月になり、12台5 年の契約で総額5,428,080円の削減につな がった。 算式:(8,001円-462円)×12台×12ヶ月 ×5年=5,428,080円 所属長の意見 受賞 特別賞 随意契約を競争入札に改め ることで契約価格が大幅に 下がり市の財政負担の削減 につながったことは評価で きる。 今後も契約事務の適正な執 行に努めてもらいたい。 特別賞 書類のデータ化 日常業務の中で、「土地価格等変更伺」 という書類を作成しているが、これまでは 専用の用紙に手書きしていた。そのため、 書類作成に時間と労力を要していた。ま た、手書きの為、書類の字の見やすさに個 人差があった。さらに、専用の用紙の購入 費がかかっていた。 今までよりわかりやす 書類作成にかかる時間が短縮され、手書 く、使い易く改善され、 きしていたことによる手や腕の疲れが無く 又、経費削減することが出 なった。また、誰もが見やすいようになっ 来たことは、素晴らしいと て、専用の用紙の購入費を削減できた。 思います。 努力賞 「クリーンカレン ダー」の配布方法 「寝屋川市クリーンカレンダー」を事務审 玄関のラックに置くことに 「寝屋川市クリーンカレンダー」を市民セ 市民センター玄関横のラックから「寝屋川 カウンターに置き、必要な人から希望があ より、隣にある農協のAT ンター玄関横のラックにも置くようにし 市クリーンカレンダー」を持ち帰る人が増 ればその都度、職員が手渡ししていまし Mの稼動している午後9時 て、必要な人に自由に取ってもらえるよう えて、窓口でカレンダーを手渡しする回数 た。 (平日)まで利用でき、市 にしました。 が減り作業が効率化されました。 民に喜ばれている。 努力賞 仕様書及び契約内 グループ 容の見直しによる 複合機の契約事務 グループ 状 随意契約を競争入札に改め ることで契約価格が大幅に 下がり市の財政負担の削減 につながったことは評価で きる。 今後も契約事務の適正な執 行に努めてもらいたい。 仕様書及び契約内 グループ 容の見直しによる 印刷機の契約事務 個人 現 1/74 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 現 状 善 策 以前から使用していた縦1m横1mの業務 案内看板には1番から17番まで当市民セ ンターで取り扱っている業務が記載されて いますが、土・日・祝日に取り扱う業務の 番号に赤丸のシールを貼り、赤丸シールは 土・日・祝日に取り扱う業務ですと注意書 きを付け加えた。 効 果 所属長の意見 受賞 市民センター入口を入った 正面の壁に設置した業務案 内看板を利用したもので、 市民から見て判りやすいの で、開庁を始めて知る人も 多い。 努力賞 6 グループ 登録方法の質問が多く、説 市民が印鑑登録したいと市民センターに来 印鑑登録の申請手続き方法や登録に必要な 印鑑登録について説明するとき登録に必要 明しても聞き違い等もあり 所された場合、印鑑登録は本庁の市民課に ものを箇条書きにした説明書を作成して、 なものがよく判り、説明時間が短縮されて 説明書を渡すことにより市 なることや登録に必要なものを説明します 説明するときに渡すようにしました。 事務処理が効率化されました。 民に登録申請する方法も良 が、説明に時間がかかっていました。 く判り喜ばれている。 努力賞 7 介護保険料については製本された納付書に 1年分の保険料を10期に分けて納付する ように10枚の期別納付書がついています 保険料納入者からの要望も 平成22年度介護 コンビニエンスストアーでも保険料を納付 市民が近所や通勤途中のコンビニエンスス が、金融機関や市民センターでの納付用で 多く市民の利便性のために グループ 保険料[バーコード できるようにバーコード入りの納付書を作 トアーで早朝や深夜でも保険料の納付がで す。 もバーコードの導入をお願 付]納付書 成する。 きて市民の利便性の向上が図れる。 保険料の納付に来られた市民からコンビニ いしたい。 で納付できないのは不便で困ると苦情を受 けています。 努力賞 5 8 9 10 グループ グループ フルオープンに伴 う業務案内看板 印鑑登録の手続き 説明書の作成 「広報ねやがわ」 の配布方法 旅券(パスポー グループ ト)申請書の配布 方法 剪定枝等の再利用 グループ とごみ減量・リサ イクルの啓発 当市民センターは22年度から土・日・祝 日も開庁しました。 市民が土・日・祝日の業務は何ができます かと質問された場合は口頭で業務の案内を していました。 改 業務案内看板を見れば一目で土・日・祝日 に取り扱う業務が分かり、不必要な説明を する手間が省けて事務処理が効率化されま した。 「広報ねやがわ」を事務审に置き、必要な 玄関横のラックから「広報ねやがわ」を持 人から希望があればその都度、手渡しして 「広報ねやがわ」を市民センター玄関横の ち帰る人が増えて、窓口で「広報ねやが いました。 ラックにも置くようにして、必要な人に自 わ」を手渡しする回数が減り作業が効率化 「広報有りますか?」と尋ねる人も多く手 由に取ってもらえるようにしました。 されました。 間が掛かっていました。 玄関のラックに置くことに より、隣にある農協のAT Mが稼動している午後9時 (平日)まで利用でき、市 民に喜ばれている。 5年用と10年用の旅券(パスポート)申 請書を事務审に置き、必要な人から申請が あればその都度、5年用か10年用か尋ね て申請書と窓口用の大封筒と一緒に手渡し していました。 申請書は置いていますかと尋ねる人も多く 手間が掛かっていました。 5年用と10年用2種類の旅券申請書と窓 パスポート申請用紙の希望 口用大封筒を窓口の横のラックに並べて置 窓口で旅券申請書や大封筒を手渡しする手 者がかなり多く、対忚する き、必要な人に自由に取ってもらえるよう 間が省けて作業が効率化されました。 手間が省けて他の窓口事務 にしました。 作業の効率が良くなった。 ・剪定枝等は可燃ごみとして焼却してい る。 ・クリーンセンター敷地内には空いたス ペースがある。 クリーンセンター内の利用できない場所 を使い、持込まれる剪定枝等の一部をかぶ 廃プラスチック投下ステージの下で、臨 と虫の幼虫の餌にすることにより焼却処分 時ごみとして搬入されたタンスやロッカー しなくて済む。又幼虫の糞は肥料になるた 子供たちがクリーンセン でかぶと虫の飼育小屋を作り、また可燃ご めゴーヤ栽培の肥料に利用する。 ターに興味を持つ事につな みとして持込まれる剪定枝等を利用し、か がり、ごみの減量・リサイ ぶと虫を飼育している。 広報・ごみ通信などに掲載して、(子供 クルや自然環境について考 今後繁殖させ、来年度以降は、資源リサ に渡すことを限定)成虫になったかぶと虫 える契機となると考えら イクル等の取組みした子供達にプレゼント を、アルミ缶・新聞紙・牛乳パック・ごみ れ、取組みの効果は大き する。 に関する作文等と交換することにより、ご い。 み減量とリサイクルに興味を持ってもらう とともにカブトムシを飼育する事により、 自然を大切にする気持ちを育てる。 2/74 奨励賞 平成22年度改善提案台帳 連番 11 12 13 14 区分 標 題 個人 グループ 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 クリーンセンター内の利用できない場所 を使い、持込まれる廃材の一部をかぶと虫 の餌にすることにより焼却処分しなくて済 廃プラスチック投下ステージの下に、ク みます。又かぶと虫の糞は肥料になるため 子供たちがクリーンセン リーンセンターへ搬入されるタンスやロッ 来年のゴーヤ等に利用します。 ターに興味を持つ事につな カーでかぶと虫の飼育小屋を作成し、また がり、ごみの減量・リサイ クリーンセンターへ持込まれる木材や落ち 広報・ごみ通信などに掲載して、(子供 クルや自然環境について考 葉を利用してかぶと虫の養殖をしていま に渡すことを限定)成虫になったかぶと虫 える契機となると考えら す。 をクリーンセンターや治水緑地公園に来て れ、取組みの効果は大き もらい、アルミ缶・新聞紙・牛乳パック・ い。 ごみに関する作文等と交換することにより 興味を持ってもらい、ごみ減量の啓発に効 果が見込まれます。 奨励賞 計量スペースに、 足場設置。 トラックスケールと建屋と の間が非常に狭く、計量の 際に、車両に接触しそうに 持込みゴミの計量において、職員が計量器 足場を設置してからは、足が計量器に架か なり危険だったが、安全に の隅に立って計量しているところ、立ちス 計量器より一段上げた、足場を設置した。 る心配がなくスムーズに計量を行うことが できるようになった。ま ペースが狭く、足が計量器に架かりそうに 出来た。 た、トラックスケールに足 なっていた。 が乗り誤差が発生する事を 防止できた。改善の効果は 大きい。 努力賞 総合設計制度適用 チェックシートの 作成 総合設計制度許可の適用にあっては、国 の示す許可準則に則り、定められた基準や 数式により算出した結果に基づき許可の適 否を判断することとなる。しかしながら、 基準や数式等も非常に難解であるため、設 計者等との折衝を行うことができるレベル になるまでには多くの時間を要していた。 また、設計者等から具体的な計画に関す る相談を受けた場合であっても、回答を行 うまで一定の期間を要していたため、設計 者等にも時間的な負担を強いていた。 総合設計制度の許可に係る基準や数式等 の専門的な知識が必要となる部分につい て、必要最小限の条件を選択・入力するこ とにより許可の適否を判断することができ るシステムをエクセルを活用して作成し た。 職員誰もが、共有できるシ ステムであり審査時間等が 大幅に短縮され効率化が図 られる。 努力賞 不在者投票用紙等 の郵便料の節約 都道府県選挙管理委員会が指定する不在 者投票施設(病院・老人ホーム等)では、 入所者に対して施設内で投票(不在者投 票)を行わせることができる。 不在者投票施設は入所者に投票の意思を 確認して、選挙管理委員会に対して不在者 投票用紙等を請求することができる。 選挙管理委員会は請求を受けると請求を 審査して、不在者投票施設に不在者投票用 紙等を交付するが、交付方法は郵送による ことが多い。 不在者投票施設の協力抜き ではなしえないものではあ るが、入所者(請求数)は 寝屋川市内の施設及び近隣の施設に対し 不在者投票施設が直接に選挙管理委員会 近隣の不在者投票施設の方 ては、交付方法を郵送にするか、また、選 から不在者投票用紙を受け取ることによっ が遠隔地の不在者投票施設 挙管理委員会に直接受け取りにくるかを確 て、郵便料の節減の効果がある。 に比べて多く、1件あたり 認することによって、郵送の件数を減じる 約500件以上の不在者投票用紙を郵送に の郵送料は大きくなる傾向 ように努めた。 よることなく交付することができた。 があるため、直接に不在者 投票用紙を受け取ってもら える効果は小さくない。 努力賞 クリーンセンター に搬入される廃材 グループ を利用し、子供達 に4Rの認識して もらう。 グループ 現 ①クリーンセンターに搬入される物はリサ イクル出来る以外の物は全て適正に焼却又 は埋立て されています。 ②クリーンセンター内の廃プラスチック投 下ステージの下はステージを支えるための 鉄骨があ るため場所が狭く重機等も入れないため、 利用価値がありません。 3/74 システムの活用により、専門的な知識や 経験が浅い職員であっても、総合設計制度 に係る許可事務を支障なく行えるように なったことで、職員育成に要する時間の大 幅な短縮を図ることができた。 また、設計者等からの相談についても、 迅速な回答を行うことができるようにな り、設計者等の時間的な負担も大きく解消 されている。 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 15 投票管理者の民間 グループ 人起用と投票立会 人数の削減 投票立会人数が減ったことにより、報償 費の削減の効果があった。 従来、選挙当日の投票所の投票管理者は 投票管理者に民間人を任命し、また投票 (投票管理者)(30,000円-15,000円) 職員を任命し、また投票立会人は民間人を 立会人の数を法定の最尐数である2人とす ×46投票所=690,000円 3人配置していた。 ることとした。 (投票立会人)12,000円×46投票所= 552,000円 合計 1,242,000円 16 投票用紙交付機の グループ 電源確保の変更 従来、投票所で使用する投票用紙交付機 交付機の電源を投票所内のコンセント の電源は電池を使用していた。 (電源)で使用することとした。 17 投票受付システム グループ の使用方法の簡略 化 従来、選挙人名簿対照として用いる投票 受付システムは、投票の区分として「代理 投票」及び「点字投票」を一般の投票と区 別して、チェック項目を設けて管理してい た。 18 19 20 個人 絵本に関する情報 をデーター化して 管理する 代理投票及び点字投票は、代理投票申請 書や投票録等により管理できているため、 投票受付システムで二重管理することをや め、投票受付システムの使用方法の簡略化 を行った。 幼稚園には多くの絵本がある。今までに も、絵本台帳というものがあり、絵本管理 をしていたが、手書きであったり、パソコ ンに入力してあっても、作成者によって、 形式がばらばらであった。それゆえ、園内 絵本に関する情報を全て、同じ形式の一つ のどこに、どの絵本があるかという情報を のデーターにまとめ管理する。 把握出来にくい状態にあり、異動で職員が 変わると、すでにある絵本をまた購入して しまうといったこともおこっていたよう だ。 所属長の意見 各自治会のご協力を賜 り、投票管理者の民間人の 起用及び立会人の減を行う ことができ、報償費の総支 給額を減じることができ た。 乾電池の購入費用がなくなり、また使用 済の乾電池の廃棄物を失くすことができ コスト及び環境に配慮し た。 た改善となった。 予算効果112,000円 従来は、国等が行う調査 に備えるための代理投票及 び点字投票のシステム管理 であったが、選挙後に投票 投票事務従事者の作業手順が減り、投票 録等を確認することによる 調査回答とすることとし 事務が円滑に行えることとなった。 た。 なお、投票事務従事者の 作業手順を減らすことによ り、ミスの軽減に役立っ た。 絵本に関するデーターを一 本化したことは、情報がひ 絵本の情報を、登録番号順、あいうえお と目でわかるようになり管 順、絵本审内における色別番号順の三つの 理しやすくなった。同じ本 表を作り、管理することにより、園内の全 を購入することもなくな ての絵本の状況が一目でわかるようになっ り、予算の中で一冊でも他 た。 の種類の本が購入できる利 点につながったと思われ る。 受賞 特別賞 努力賞 努力賞 グループ スペース利用 以前から衛生面で気になっ 年長クラスの手洗い場の横は狭くコップ入 水道蛇口の上のスペースを利用して簡易の 子どもたちが尐々手荒く水を使ってもコッ ていた場所です。一箇所に れのカゴを置いても汚水が跳んで不潔であ 棚を作り、そのうえにコップを入れるカゴ プに汚水が跳ばず清潔であり、手洗い場の 固まらず子どもたちもス る を置く スペースも有効に利用できる ムースにコップの出し入れ ができています。 努力賞 グループ スペース利用 年長クラスの部屋は物の置き場所がなく プールバックを汚物袋と一緒にかけるとポ 廊下の壁を利用してフックをつけてそこに 本当に狭い部屋を尐しでも 部屋にはカバンと汚れ物いれを掛けるだけ ロポロと落ちて危険だった。寒くなると防 プールバックをかける。寒くなると防寒具 使いやすくすることができ ですっきりし、危険も尐なくなる。 寒具も掛けたり置いたりするスペースがな も掛けられる ました。 く不便だった 努力賞 4/74 平成22年度改善提案台帳 連番 21 22 23 区分 個人 グループ 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 ① 24時間水質状況が把握でき、水質の 安定度が明確となった。 ② 上記①の安定度認識により、市民に対 して一層安心な水道水をアピールできるよ うにな った。 ③ 水質異常が発生した時、即時発報され るので水質監視体制が強化された。 ④ 水質自動測定装置設置に伴ない、業務 委託費予算額削減の推移 平成21年度決算額 1,430,100 円(未整備5箇所採水委託) 平成22年度予算額 464,625 円(未整備2箇所採水委託) 平成23年度予算額 0 円(水質測定装置整備完了) ⑤ 環境への配慮 採水作業に伴なう公用車の使用 が不要となり、排気ガス(CO2)の削減及び 燃料の削減 所属長の意見 ○自動水質測定装置の導入 により、末端給水装置の水 質について24時間監視体 制が確 立されたことは、画期的 な成果である。 ○担当職員にあっては、測 定装置設置に対する市民へ の重要性や環境への配慮に つい ても認識が進んでおり、 改善報告に値する。 受賞 水質監視体制の強 化及び採水作業の 廃止 水道法規定の毎日必要である水質検査 は、採水作業、自動水質測定機器を利用し て検査をしています。この自動水質測定装 置は、配水区7系統のうち2系統は設置さ れていましたが、残り5系統については、 平日は直接職員で採水して持ち帰り、土日 祝祭日は委託業者で採水し、一日一回の水 質検査を实施しています。 平成21年度事業では、これまで未設置であ る対象配水区5系統のうち3系統新規設置 し、水質データが香里浄水場で集中監視が できるようになり、従来の一日一回の水質 データでなく、一時間卖位の水質データが 送られるようになりました。平成22年度に は残り2箇所も整備し、毎日の採水作業に 係る職員の減員、委託業者の業務内容を削 減させ、併せて水質監視体制の充实化を図 るものです。 タオルかけの配置 変更 手洗いの両サイド(すぐ近く)に子どもた ちの手拭タオルかけがあったため手を洗っ た子どもたちと洗いにきた子どもたちで混 雑していた。保育士がつくが、せまい場所 で体同士があたりトラブルになっていた。 子どもたちがぶつかることによるトラブルが 1歳児はトラブルが多く噛み付 タオルかけの位置を変更し、一箇所にまと 減り、じっくり広いスペースで手を拭くこ きでのトラブルが頻繁です。無 めて配置する。手を洗った子どもたちが手 とができるようになった。子どもにとって 駄なトラブルは避けたいです 拭タオルの方に移動。食事の机へとうまく 広々じっくり広いスペースを確保すること ね。保育の見直しもできて 流れた。 は大切と痛感する。 よかったと思います。 努力賞 市ホームページにおいて、特に啓発を实施 したい事業についてトップページ「市から のお知らせ」に掲載。しかし、このコー ナーは文字情報のみであり、また、年度当 初などの時期によっては掲載件数が15件程 度に増加し羅列することから、PR効果が 薄れていることがあった。 ホームページトップページリニューアルに 伴い、トピックスコーナーを新設。本コー ナーはイベントの写真や文字画像(例:国 ホームページのPR力向上に 勢調査に協力を)などをトップページ左上 貢献できる提案であり、今 に掲載し、その画像をクリックすることで 従来は文字のみの啓発であったが、写真や 後、「ワガヤネヤガワ」プ トピックス一覧のページに移行し、そこか 文字画像にすることで視覚的効果が高まり ロジェクトの進展を積極的 ら各課ページに移行するものである。な PR効果が期待できる。 に情報発信する手段として お、本コーナーはホームページの画面を更 活用できる。 新するたびに写真等の掲載情報が入れ替わ る仕組みになっており、事業を偏ることな く一律に啓発できる。 努力賞 ホームページト ピックスコーナー の新設 5/74 特別賞 平成22年度改善提案台帳 連番 24 25 26 27 区分 個人 個人 個人 グループ 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 市ホームページトップページのリニューア ルにともない、ライフイベントで探すに 「引越し」「結婚・離婚」「妊娠・出産」 「子育て」「入園・入学」「死亡」、項目 別で探すに「届出・証明」「くらし・環 市ホームページを利用する市民は自身に 境」「税・保険・年金」「健康・福祉」 とって必要な手続きがあるときのみ閲覧す 「教育・スポーツ」「救急・火災」のそれ ることから初めて利用する人でも検索性の ぞれ6項目を設け、更に検索しやすいよう 高いホームページづくりが必要であった。 にそのカテゴリをイメージするイラスト画 像(入園・入学は学校など)を掲載した。 なお、分類区分の作成にあたっては、府内 22市や全国的にホームーページで高い評価 を受けている5市の分類区分を参考として 決定した。 イラスト画像の挿入や生活場面での検索方 法を採用することで、初めて利用する人で も必要な情報を検索しやすいホームページ となる。 ホームページにおける情報 の検索性向上は、大きな テーマとなっていたが先進 各市の状況調査を踏まえた 本提案は、市民ニーズに合 致したものである。 特別賞 携帯サイトに子育 て情報を掲載 携帯サイトを活用し情報を入手する世代は 10代~30代を中心としており、この世代は 携帯サイトの掲載情報が「施設案内」など 現在子育てを行っている人たちが多く該当 の静的情報中心であったため、リピーター する世代でもある。そのため、新しいカテ を確保するための動的情報が必要であっ ゴリに「子育て情報」を設けて、市内の子 た。 育て施設のイベント案内や子育てに関する 募集記事を掲載する。 掲載以降、市携帯サイトのアクセスランキ ングにおいて「子育て情報」は常に上位に あることから利用の需要が高いことが効果 としてあげられる。また、赤ちゃんの駅設 置場所や虐待相談・虐待通告連絡先電話番 号も掲載していることから、今後、携帯電 話の利点の一つである外出先からの本サイ ト活用も期待できる。 掲載前、携帯サイトトップページのアクセ ス数898件が、掲載後、1280件に増加し た。 サイト利用者の世代に必要 とされる情報を掲載する提 案であり、情報を提供する 媒体に忚じた、掲載内容の 工夫はサイト全体の利用促 進に繋がっている。 努力賞 携帯サイトを携帯 各社公式サイトに 登録 市携帯サイトを携帯大手3社(ドコモ、a u、ソフトバンク)の公式サイト(iモー 平成20年4月から市携帯サイトの運用を開 ドなど)に登録し、「行政」等のカテゴリ 始し、広報やホームページにおいて利用啓 に登録してもらうことで、日ごろから携帯 発を図っているがアクセス数の増加が進ま 電話を活用して情報を入手している人たち なかった。 を対象とした啓発を行いアクセス数の増加 を見込む。 登録前、携帯サイトトップページのアクセ ス数1173件が、掲載後、2567件と約2倍近 く増加ししており、登録以降もそのアクセ ス数を一定維持している。なお、本登録は いずれも費用が無料であるため新たな予算 費用は不要である。 多くのアクセスのある各携 帯キャリアの公式サイトに リンク設定を行なうこと で、市携帯サイトの認知度 の向上が図れ、コストをか けず大きな効果を生むこと ができている。 努力賞 取材報告書の提出 方法の改正 情報共有は、マスコミ対忚 所属長の押印を廃止し、所属長または担当 従来の報告書は様式に所属長印を押印し、 の基本となるが、今回の提 係長のパソコンから直接広報広聴課にメー 押印を省くことで、時間の短縮ができ、迅 広報広聴課に提出していたため、特に出先 案により一層の迅速化を図 ルを送信する仕組みとする。また、関係課 速な情報収集・共有体制を図ることが可能 機関などは提出が遅れ、情報収集・共有に ることができるとともに、 へメールを転送することで情報共有の迅速 となった。 時間がかかることがあった。 出先機関等の事務軽減にも 化を図った。 繋がっている。 努力賞 ホームページにラ イフイイベント等 の新設 6/74 平成22年度改善提案台帳 連番 28 29 30 区分 個人 標 題 中吊り広告風ポス ターの作成 し尿処理等に利用 グループ している工業用水 の契約水量の削減 工業水用受水配管 グループ の布設替え 現 状 広報紙ではさまざまな行政情報や地域情報 を写真などとともに掲載し、市民のみなさ んへの情報発信を進めているが、学生など の若い世代については行政情報への関心は 薄く、広報紙を読む機会がない方が多い。 改 善 策 手続きなどで来庁される学生から高齢者ま での様々な世代の方がその待ち時間を利用 して、より一層行政情報へ関心をもつきっ かけづくりになることを目的に広報紙に掲 載している主な内容が一目で分かる中吊り 広告風ポスター(A3判・カラー)を制作 し、広報紙のPRを实施。 工業用水は、責任水量制(申し込んだ基 本使用水量分の料金を支払う。)のため減 量が一般的には認められないが、し尿処理 量の減尐に伴い府と協議し工業用水の変更 し尿を処理後、工業用水で23.3倍に (減量)を認められた。また、府が希釈倍 希釈して公共下水道へ放流している。 率の見直しを検討されていることがわか り、平成22年度から23.3倍から18 倍への変更になった。 現在、緑風園では主に希釈水として工業 用水を使用していますが、受水配管は昭和 47年当時に設置した300φの大口径の 配管で受水量が時間当たり200㎥が可能 な配管です、現状は時間当たり35㎥を使 用しています。 し尿処理の減尐に伴い、工業用水の使用量 も減尐し受水量の減量をしました。受水量 の減量に伴い大口径の受水仕切弁(300 φ)を絞り受水量の調整をしているが大口 径の仕切弁の為、微調整が難しく1時間当 りの契約水量を超過することが度々あり、 時間当たりで超過水量だすと超過料金の支 払いが発生する、改善策として既設配管に 新設配管を接続(80φ)し、既設仕切弁 を調整をしながら新設配管に仕切弁も設け 調整しやすくした。配管については、現 在、使用していない各施設から配管を撤去 し緑風園で改造加工しながら使用して対処 した。 7/74 効 果 所属長の意見 受賞 電車等に掲示されている中吊り広告の形式 にすることで、親しみがあり興味を引き広 報紙や行政へ関心をもつきっかけづくりと して期待できる。なお、本ポスターは職員 による製作のため新たな予算費用は不要で ある。 広報紙の硬いイメージを和 らげる取組み提案である。 新聞にも取組みが掲載され るなど、対外的にPRにも繋 がっている。 努力賞 契約変更では、日量1,000㎥から8 55㎥にしたため145㎥分の減量負担金 (513万円)が必要になったが、希釈倍 率の変更に伴い下水道使用料・排水処理業 務委託料が減尐し、工業用水の減量に伴う 費用効果は、工業用水使用料が約250万 円・下水使用料が約305万円・排水処理 業務委託料が約90万円で合計が645万 円になり、費用効果は約132万円になっ た。 工業用水(250万円)+下水使用料(3 05万円)+排水業務(90万円)= 645万円-(工業用水減量負担)513 万円=132万円 希釈倍率を下げても、下水 道法に基づく放流水の水質 を遵守しており、経済的に も十分効果が認められる。 特別賞 使用していない施設の既設配管及び仕切 弁を利用し、配管接続・設置は職員の手で 施工したので費用はかからなかった。 ※参考同程度の配管施工に約80万円(配 管材料込み)がかかった。 1時間あたりの超過料金92㎥/円×超過 水量です。 超過料金については、今年 度発生していない。現場で の調整も容易になってい る。 特別賞 平成22年度改善提案台帳 連番 31 32 33 34 区分 グループ 標 題 希釈水配管の新規 布設 グループ ゴミの分別収集 グループ 文書管理の見直し と職場環境の改善 「報告から送信 グループ へ」 現 状 改 善 策 し尿処理では投入されたし尿等を希釈し 下水放流していますが、希釈水として利用 している工業用水の契約水量が41.7㎥ から35.2㎥に削減になり、また、希釈 水として使用する時間帯は9時から17時 で時間あたり約110㎥使用しています。 現在、工業用水を利用し希釈水等に使用 工業用水は24時間均等給水で、下水放流 しています、第1受水槽に貯留しながら第 終了後の17時から9時の間又土曜・日曜 2受水槽にも工業用水を貯め主に希釈水と に第1受水槽及び第2受水槽を満水状態に して使用している。 しながら希釈水として使用しています が、、給水量が減尐したため第1受水槽を メーンで使用することが困難になったこと により第2受水槽をより有効利用するため 現状の1系列の希釈配管だけでは第1受水 槽の必要量が不足するので新規配管が必要 になり配管及びポンプの設置をした。 効 果 新たに、新設配管及びポンプを設置した ことでし尿処理として使用する希釈水の運 転が楽になった。また、費用効果につて は、ポンプは現在休止している施設から移 設し、また、配管も一部使用していない物 を改造使用し足らない配管材料は購入、費 用は約5万円でした、施工については職員 にて行ったので費用はかからなかった。業 者施工の場合には、材料込みで約70万円 程度がかかったと思う。 大型のゴミ箱を用意し、分別を明記するこ 皆さんの職場にゴミ箱はいくつあります とにより各自がゴミの分別を意識し収集す か? る手間も省けました。 ・毎日出るゴミをいつも決まった人が集め ・毎日のゴミを各自がゴミ箱に捨てに行 ていませんか? 現在、業務ちーむにはゴミ箱は3個です。 く。 ・ゴミの収集をする際手が滑って散らかし 内訳は《可燃ゴミ・廃プラ・不燃ごみ》 ・手が滑って失敗して、ゴミが散らかるこ た経験はありませんか? 大型のゴミ箱が3個 とがなくなった。 ・気持ちよくゴミを収集する気になります ・自分の出したゴミは自分でゴミ箱へ。 か? ・職場の足元がすっきりして、ゴミ箱で足 ・ゴミ箱が足に引っ掛かって躓きそうに を引っ掛けて躓きそうになることが無くな なった経験はありませんか? りました。 例年、文書取扱規則に基づき、文書の整 文書の管理・整理による事務の適正かつ 理・保管を行っているが、小中学校36校分 書類等を整理して配置を工夫し、生み出 能率的な作業の改善に努めることができ の関係文書は大量かつ種類が多く、ファイ した空間に不用となった書棚(保管換え) た。 リングキャビネットに収納できない状態が を設置して、分散されていた文書を整理・ また、元来、余分なスペースが無く手狭 続いている。 収納した。 であった職場で、新たな書棚の設置を行う ダンボール箱や紙袋に収められた文書 また、設置に際しては、スペース上の問 ことで、再度問題点の検討・整理を行った は、山積みされ、いざ文書を見る際には、 題から、事務作業の効率的な動線を考慮し ことで、職員全員の職場環境の美化意識の どこにあるのか分かりにくく、見た目にも た事務机・機器の配置も勘案しながら行っ 向上にもつながった。 きれいとは言い難く、来庁者にも不快感を た。 与えかねない。 市立幼稚園の園児募集は、園児募集要項に 則り10月1日から入園願書交付を各園で行 ・担当者が、メールを見るので電話を受け い、受付日は、13日~15日としている。交 た者が担当者に引き継ぐといった作業が必 付件数は、1日~15日までの4時~5時の間 交付件数及び受付件数の報告を各幼稚園か 要なくなり、事務の効率化に繋がった。 各幼稚園から電話連絡を学務で受けて、担 らメールで、学務課に報告してもらうよう ・メールとして記録が残るので、聞き間違 当者に報告をしている、受付件数も同様に にした。 いがなく、正確な人数把握ができるように 13日~15日同じように、毎日4時~5時の間 なった。 に各幼稚園から電話連絡があり、電話を受 け継いだ者が担当者に報告している。。 8/74 所属長の意見 現在、使っていないポン プ、配管を利用したもので あり、安価な経費である。 職員間で意見を出し合って 行っている。 受賞 努力賞 地球温暖化防止の一環とし て、以前から環境カレン ダー等に取り組んでおり職 場の環境改善、労働改善か らも大切な取組であると評 価する。 限られたスペースを有効利 用し、効率的に業務が遂行 できるよう工夫改善でき た。さらに、所属職員全員 の美化意識の向上につな がった。 努力賞 メールでの連絡は、発信・ 受信の双方にとって、正確 な記録となり、さらに事務 の効率化も図られた。 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 35 個人 36 37 38 39 40 個人 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 課運営等に必要と思ったものは小さな事柄 ペーパレス化と情報の共有化のみならず、 コスト意識の醸成と目標管 でも記載することで、連携、報・連・相が 局内(庁内)のスケジュール調整、承認 理、進行管理の定着化に寄 しやすくなった。 等、効率的に行えるようになった。 与している。 庁内OAシステム の有効活用 庁内OAシステムのスケジュールの活用 年間スケジュール の作成 それぞれの職種、職階で、 日々スケジュール確認を行 進行管理を行う上で、文書ファイルで確認 課運営事業の年間スケジュール表を作成し 事務執行、付議案件等、スムーズに進行管 いながら今何をすべきか、 していた。 た。 理していけるようになった。 果たすべき役割は何かを常 に意識する職場風土の貢献 に顕著。 案内標識の設置 市民から場所を尋ねられる 12番窓口(軽自動車税)付近の見やすい2箇 ことが多い現状を改善する 12番窓口(軽自動車税)では、保険事業审か 所に、案内標識を設置した。 ため、案内標識の設置とい ら市民課・りそな銀行へ行く方、受付・市 ※市民課方向への案内標識は黄色テープで 案内する件数が減ったことにより、仕事の う工夫をすることは、仕事 民課から保険事業审へ行く方への案内で時 枞を囲い、市民課の窓口の説明も表記 能率アップにつながった。 の能率アップだけでなく、 間を取られていた。 ※保険事業审方向への案内標識は赤テープ 市民サービスの向上にもつ で枞を囲い、わかりやすく表記 ながるものである。 平成19年1月16日に改訂した「文書事務の 手引」について、次のように見直しを図 り、文書管理の更なる適正化を図った。 1 起案文書の作成について、内容の充实 を図った。 2 告示文書の形式例を新たに追加した。 3 電子メール送信の際の確認事項を新た に追加した。 努力賞 「文書事務の手 引」の改訂 適正な文書の取扱いについては、従前から 「文書事務の手引」を作成・配付し、指導 及び助言、研修等を行っているが、平成21 年7月に公文書管理法が公布され、文書の ライフサイクル全般について統一的な規定 が定められる等文書管理の重要性が改めて 認識されるようになった。 文書事務については、国に おいても重要なこととして 法律も公布されており、タ イミング良く手引を改正し 職員への周知も十分されて おり、評価できる取組みで ある。 努力賞 合議時における文 書の取扱い及び事 務決裁手続きの指 導 文書の取扱い及び事務決裁手続きのより一 層の適正化を図るため、合議を求められる ことが多い関係6課(企画政策課、財政 適正な文書の取扱い及び事務決裁手続きに 課、総務課、契約課、人事审及び会計审) ついては、文書事務研修、通知文書、個別 関係課が連携して全庁的に指導を行うこと 今までにない文書の適正化 により、文書、事務決裁等の指導につい 指導等により周知徹底を図っているが、一 により、文書の取扱い及び事務決裁手続き に向けた取組みであり、非 て、共通認識を持って取り組むため、会議 部において、不適切なものが見受けられ のより一層の適正化を図ることができた。 常に評価している。 を行った。また、関係課に対し、文書の取 る。 扱い、事務決裁手続き等指導に際して取り まとめた資料を配付することにより、徹底 を図った。 努力賞 市民情報コーナー へのコインキット の設置 市民情報コーナーにおいて、開示請求者等 から行政資料の写しの交付を求められた際 には、1枚当たり10円を徴収し、コーナー 内設置の複写機により複写し、交付してい る(平均約2,200枚/月)。 これについて、勤務時間中はアルバイト が、また昼休みの間は職員が实費の徴収を 行っている。 努力賞 市民情報コーナー設置の電子複写機にコイ ンキットを附属・設置することにより、費 用の徴収、写しの交付に係る作業の省略化 を図った。 9/74 約3年ぶりに「文書事務の手引」を改訂 し、課等ごとに所属長用1部、文書主任用 1部、課等用1部の計3部(合計約180 部)を配付し、周知徹底することにより、 全庁的に起案文書作成等についての改善を 図った。 上記の改善策により、アルバイト又は職員 の費用の徴収等に係る手間を省くことがで き、大幅に業務の改善を図ることができ た。 事務の効率化が図られてお り、また、利用者からも好 評を得ており、非常に良い 結果となっている。 平成22年度改善提案台帳 連番 41 区分 個人 標 題 市役所クリーン週 間の实施 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 市役所のイメージアップを図るため、平成 21年度12月及び3月に「市役所クリーン週 間」を定め、市役所内の各職場の事務审や 廊下等の整理・整頓について啓発・推進を 図った。 ※ 市役所クリーン週間の取組み 関係課(管財課、クリーン業務課、ブ ランド戦略审等)と連携し、庁内放送、庁 事務审や廊下等の整理・整頓については、 内ネット 市役所の執務审が大変きれ クリーン週間を設けたことにより、職場の 各所属において随時实施しているが、整 ワーク等を利用し、一定の期間集中的に いになり、市のイメージ 整理・整頓が進み、市役所全体の大幅なイ 理・整頓が徹底されていない職場が一部見 職場の整理・整頓について啓発を図った。 アップにも大きな役割を果 メージアップを図ることができた。 受けられる。 また、整 たした取組みである。 理・整頓の結果不要となった物を回収・ 廃棄し、市役所内のイメージアップを図っ た。 受賞 努力賞 平成22年度には、各所属に新たにクリーン チェックシート(職場の整理・整頓の状況 をチェックするシート)を配布し、より一 層の啓発・推進に努める。 42 43 44 個人 議案「指定管理者 の指定」に係る研 修及び個別説明 担当課が指定管理者選定の公募手続き等を 指定管理者制度については 行うまでに、議案「指定管理者の指定」に 見直しが必要であるとの共 係る過去の指摘事項、議案書の作成方法及 平成22年12月市議会定例会に、12件もの 各担当課が指定管理者の指定に対して共通 通認識のもと、率先し研修 び注意事項等について企画政策課と連携し 「指定管理者の指定」に係る議案の上程が の認識をもつことにより、より統一性を を实施してくれた。各所管 て研修を行い、また、その後各課個別に 予定されており、懸案事項となっている。 もった適正な議案書等の作成に繋がる。 との共通の認識が図れ、ス フォローアップとして説明を行うことによ キルアップにも繋がり、評 り、12月市議会定例会への早めの対忚を 価の高い取組みである。 図った。 個人 指定管理者制度の 専決権者等につい ての通知 「募集要項の制定」、「年度協定書の締 結」等指定管理者制度に係る事務におい て、専決権者の設定が一部において不適正 に処理されているものが見受けられる。 指定管理者制度に係る事務の専決権者につ いて、全庁的に統一した取扱いとするた め、総務課と企画政策課で連携して各所属 に通知を行った。 従前からの課題でもあった 選定委員会設置要綱の制定、市議会への付 が、今回の取組みにより関 議、实績検証の作成等、一つ一つの事項に 係課からわかりやすくなっ ついて専決権者を定めたことにより、事務 たと聞いており、よく取り の適正化を図ることができた。 組んでくれたと思う。 努力賞 効果的な事務機器 の設置等 総務課において管理している本庁舎、総合 センター、保健福祉センター及び教育委員 会事務局庁舎の電子複合機については、平 成22年5月末に契約期間を満了する。機能 については、コピー機能、ファクス機能及 びプリンタ機能を有し、また、契約金額は 1.85枚/円である。 1 一部の電子複合機には、新たな機能と してスキャナ機能を追加した。 2 国勢調査が实施される年度であること から、総務課統計分审に新たに電子複合機 を1台設置した。 3 一般競争入札を实施し契約金額の引下 げを図った。 改善策1及び2により、より効果的な事務 機器の設置等事務処理の効率化を図ること ができた。また、改善策3により、契約金 額を1.85円/枚(税込み)から1.68円/枚 (税込み)に引き下げることができた。 仕様の見直しや統計分审へ の設置等効率的な事務機器 の設置を行っており、契約 金額も安価となっているこ とから、評価できる取組み である。 努力賞 個人 10/74 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 45 46 47 48 49 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 各課に対する文書管理の指導・助言につい ては、随時行っているが、それを強化する ものとして各所属の实地調査を行ってお り、平成21年度は15課(审)を対象に实施 した。 文書管理の实地調査について、事前に各所 属の文書主任を対象としたアンケート調査 を全庁的に行い、その回答内容から、現在 の文書管理の問題点をより的確に把握する とともに、实地調査の实施対象課を選定し た。 また、対象課を昨年度の21課から31課へと 大幅に拡大し、文書管理の徹底を図った。 文書管理の实態及び意識に関する調査を实 施したことにより、全庁的な文書管理を实 態を把握することができ、实地調査の際の 指導・助言に反映できた。 また、实地調査の対象課を拡大することに より、より多くの課(审)の实態に即した 指導・助言を行うことができ、文書管理の 適正化に結びつけることができた。 合議時等で起案文書の確認 時に、以前に比して、文書 が適切に処理されるように なっており、取組みの成果 は大であると思っている。 保存期間満了文書 リサイクル溶解処 グループ 理業務の实施時期 及び契約金額の見 直し 保存期間満了文書リサイクル溶解処理業務 委託については、年5回(4月、6月、9 月、12月、3月各1回)实施しており、平 成21年度契約金額は11円/kg(税込み)で ある。 業務の实施時期について、業者及び関係課 と調整し、市議会定例会が開会される繁忙 期を避けるとともに、实施回数を1回減ら し(予定)、効率化を図る。また、廃棄文 書を地下書庫から地上に運び上げていた が、業者の積載用ワゴンを書庫前に降ろし て積み込む方法に変更する(10月から实施 予定)。 契約金額については、近隣他市の調査を行 うとともに業者と交渉を行うことにより、 引き下げを図る。 实施時期や搬出方法を見直すことにより、 業務が効率化し、職員の負担を軽減でき る。 契約金額について、業者との交渉の結果等 により、11円/kg(税込み)から9.87円/ kg(税込み)に引き下げることができた。 事務の効率化を図りなが ら、契約金額についても見 直しをしており、評価でき る取組みである。 郵便サービスに係 る効果的な通知 郵便サービスの内容の詳細については、庁 内OAシステムのライブラリに登録してお り、郵便サービス内容の変更に係る通知 時、また、文書事務研修や文書主任会議に おいて、周知を図っている。 また、他課の職員による郵便物の持参時に おいても、より安価な郵便サービスの利用 について周知を図っている。 平成22年4月1日からの郵便サービスの変 更(「レターパック」サービスの開始)に 伴う通知文書において、他課の職員から郵 便物発送時に質問されることの多い『重量 が100gを超える場合の郵便サービスの料金 比較』について、比較表を明記することに より、より安価な郵便サービス利用の周知 徹底を図った。 効果的な通知文書により郵 郵便について質問されることが多い事項に 便料金の周知を図ってお ついて、関係文書に併せて記載し、通知す り、料金の抑制にもなって ることにより、より効果的なものとなり、 おり、有意義な取組みであ 郵便料金の抑制に繋げることができた。 ると考えている。 赤い羽根募金の際 の所管の明示 毎年9月末から10月末に赤い羽根共同募 金があり、募金の内容や集めたお金を持っ て来庁されるが、福祉事務所のスペースが 広いので、社会福祉課や障害福祉課の付近 で足を止められ、付近の担当者へ福祉政策 課を尋ねることが多い。 福祉事務所の入り口付近から、共同募金 市民がわかりやすく目的の課へたどりつけ 市民、職員とも目的の福祉 (赤い羽根)と掲げた紙ベースの看板を掲 るようになったことと、行き先を尋ねられ 政策課へ迷うことがなく 示し、来庁された市民へわかりやすいよう た職員も案内がしやすくなった。 なった。 にした。 グループ 個人 個人 文書管理の实地調 査の充实 委託検査項目の自 グループ 己検査への変更 過去に淀川水系への流出事故もありました ので、自己検査が可能であるのは事故時に 即時検査が可能となり、危機管理体制の強 現在、水道基準項目であるフェノールです 他団体や、大阪府に協力していただき、技 化となります。 が、技術的に困難で自己検査ができず、委 術の向上を行い自己検査を可能にしまし また、自己検査できることにより来年度か 託検査として対忚しておりました。 た。 らの委託検査料が不要になります。 年間13,400円×5検体=67,000円の削減とな ります。 11/74 水質担当の技術の向上に努 力し、現況の職員配置や、 装備される機器を最大限活 用して経費削減に積極的に 取り組んでいる。 受賞 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 従来の契約金額 2,698,500円 50 51 52 53 木屋取水口清掃委 グループ 託の契約方法の見 直し 卖価契約金額 649,950円/回 取水口清掃委託の契約内容は、年4回作 業で契約を結んでいたが、近年、水源であ 平成21年度は3回清掃实施したため る淀川の水質改善がされたことで、泥の堆 事務の現状把握を進め、 年4回限度で作業毎の卖価契約とし、現 649,950×3=1,949,850円 積量が減尐傾向にあった。清掃回数を減ら 卖価契約により緊急対忚も 場の状況に忚じて清掃作業することとし すことで、契約金額を縮減可能であるが、 含めて経費の適正化を推進 た。 2,698,500-1,949,850=748,650円の効 予期せぬ台風や大雤等の天災に備えるため している。 果を得た。 にも、一定の清掃回数の確保が必要であっ た。 ただし、淀川の水質状況、天候状況によ り清掃回数が増減するため、年度ごとで効 果額は変動する。 『トナー節約』モードにすることで、印 字濃度が若干薄くなるが、1回の印刷にか かるトナーの消費量が70%に抑えることが でき、これにより、例えば、通常約14,000 枚印刷が可能なトナーを使用したとき、約 180,000枚の印刷が可能となり、コストダ ウンが図られた。 また、通知文や積極的な呼びかけによ り、前述のトナー節約モードと合わせた相 乗的な効果が図られた。 特別賞 グループ トナー節約モード の推奨 プリンターのトナーは情報化推進課で予 算計上し、各課へ配付しているが、その印 刷枚数は基本的に各課の自由裁量となって いる。全庁で庁内OAプリンターからの印 刷枚数が増加したことで、トナーの消費量 が大幅に増え、交換用のトナーの確保が困 難になってきた。 個人 汎用機から、保険 事業审の特定検診 システムへのデー タ連携における データ作成処理 汎用機の国民健康保険システムから、保 険事業审の特定検診システムへのデータ連 従来、2時間かかっていた処理時間が、 目に見えた作業等時間短 携におけるデータ作成処理について、夜間 プログラムの変更を行い、検索方法を効 30分となり、4分の1となったため、夜 縮にかかるものであり、有 に国民健康保険データを全件検索するた 率の良い方式に変更する。 間バッチ処理全体への負担も軽減された。 効な取組と考える。 め、処理時間が必ず2時間かかり、夜間 バッチ処理全体の負担となっていた。 努力賞 外国人住民に係る 住民基本台帳制度 に向けて、データ ベースのデータ適 正化 外国人データベースは、過去からの蓄積 が行われてきてはいたが、非常にあいまい なデータが多く存在した。その原因は、過 去の歴史的経過や古いデータのため、正確 な届け出が行われてこなかったこともあ る。ただ、現状の事務が決して間違ってい るというわけではなく、外国人登録証の発 行に影響の尐ないデータは、曖昧であった と言ってよいかもしれない。 しかし、平成24年度からは、外国人に対 しても住民票を発行することになるが、住 民票は公的な証明であり間違いは許されな い。 そのため、現行の外国人システムに使わ れているデータベースを現場担当者と共 に、チェックと修正するために、多数のプ ログラムを作成した。 努力賞 個人 個人及び各課に配付している庁内OAパ ソコン内のプリンタの設定を『トナー節 約』モードに切り替えてもらった。また、 全庁的に不必要な印刷を行わないように通 知を行うとともに、トナー交換時における 積極的な呼びかけ等を行った。 ・外国人の特別永住許可該当の有無をプロ グラムを作成し、現場と調査した。(住民 票出す、出さないの在留資格を明確にする ため) ・外国人、日本人との同居人調査を实施す る。(世帯住民票を外国人を含めて正確に 出せるようにするため) ・外国人世帯構成リストを作成し、原票と データが正しいかチェックを行っている。 (データを正しくするため) ・外国人、次回確認日の切り替えができて いない人の一覧を作成する。(データを正 しくするため) ・外国人、増異動日と住民となった日を全 件調整して合わせる作業を行う。(住民票 を正しくするため) 12/74 平成24年7月頃に外国人が住民基本台帳 で管理され、住民票が作成される予定と なっている。これに伴い、市民課の外国人 登録担当者と情報化推進課において、極力 データの整備を行うことにした。これによ り、正確なデータを事前に用意できること で、非常にスムーズに实施に向けて作業が できることであろう。 トナー節約モードへの切 り替え等については、コス トダウンのみならず、印刷 枚数抑制による環境政策に も繋がるものであり、有効 な取組と考える。 特別賞 データ整備等にかかる作 業であり、また、これによ り、今後想定される事項へ の事前準備ともなることか ら、有効な取組と考える。 平成22年度改善提案台帳 連番 54 55 56 区分 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 年金申請免除は平成17年4月より若年者 猶予制度、平成18年7月より多段階免除制 度が追加された。それに伴い利用件数が膨 大となり申請件数は毎年1万件を超えてい るが、事務処理は旧態依然のやり方のオン ラインシステムのみでの入力であった。し かも、日本年金機構を通じて数千件卖位で 免除結果が返却され、それらを一件ずつオ ンライン入力することは事務効率が非常に 悪かった。また、免除決定の市民からの問 い合わせがあるため、短期間で処理する必 要があり職員の負担が大きく、オンライン 延長入力の残業も多々あった。このことか ら、現場担当者と情報化推進課の担当によ り、免除結果をパンチ処理により自動的に 年金申請免除の決定をオンラインに反映す るようにシステムを改修することが必要不 可欠と判断した。 日本年金機構より戻ってきた、申請免除 の決定結果をパンチにまわし、バッチプロ グラムにより一括処理にて、データベース へ申請免除の結果を反映するように組み込 んだ。申請免除の申請や、決定に矛盾があ るかなど、チェックは大変難しいものが あったが、大量の処理をオンラインで行う ことよりも非常に効率的であることから、 現場とともに何度もテスト作業を繰り返し た。 それにより、日本年金機構から申請免除の 決定が帰ってきたデータは、数日後にはオ ンラインで検索できるようになった。この ことで、市民からの申請免除の結果に対す る問い合わせに対して、迅速に対忚できる ようになった。 1件のオンラインによる申請免除の入力 に最短30秒程度はかかるものと思われ、 件数から卖純に計算すると、約100時間 分の作業時間の削減は实現できたと思われ る。しかも、入力に手間取らない為、申請 免除の決定に対する市民からの問い合わせ 回答が、短期間でオンライン画面にて確認 できることは、市民サービスの向上と、事 務処理の効率化に役立った。 業務の効率化を促進し、 且つ、市民サービスの向上 に繋がるものであり、有効 な取組と考える。 特別賞 公園墓地台帳の データ化 5700件ものデータが公園墓地台帳と して手書きで管理されている。台帳処理で はデータの管理は更新、検索に手間取る。 そのため、市民生活の担当者より、何とか データ化できないか問い合わせがあり、日 本語の漢字データが大量にある問題の中、 試行錯誤を行いデータ化することとした。 5700件といっても、一件のデータ量 が非常に大きく、最大800文字程度に相 当する。これだけの量が紙ベースの台帳で 管理されていることは、検索などの事務効 率の悪化をきたしていることは容易に想像 できる。そのため、台帳をリレーショナル データベースとして活用出来るよう、各項 目を調査し、共通項目の最大値を設定し た。それをもとにパンチ入力することで、 情報化推進課としてはデータベース化の基 礎データ提供に成功した。今後は、現場担 当者によって検索・更新できるシステムを 構築されるということで、公園墓地という 一つの事務が最小の費用で作成できること は良いことである。 紙台帳のシステム化が行えたことは、事 務効率上非常に効果があると考えられる。 また、情報化推進課と現場担当者のスキル が密に結びつき、良いものができるという 事例になった。 紙ベース台帳のデータ化 は、管理の効率化だけでな く、务化や毀損、万一の火 災等による紛失からも情報 を守ることとなるため、有 効な取組と考える。 特別賞 選挙抄本のPDF化 選挙処理は、選挙時だけというイメージ があるが、定時登録などを含めると年4回 は最低処理がある。しかも、選挙処理はも とより、定時登録でも大量の帳票が現行印 刷されている。大量の帳票の中でも、抄本 は選挙資格のある全員を出力するため、忚 用用紙2000枚/箱を4箱も出力してい る。その用紙代と、出力した帳票の製本作 業が必要であった。 忚用用紙定時登録分だけで、年間16箱 担当課への電子化による の節約となる。また、帳票のカッティン 抄本をPDF化し、選挙管理委員会の専用 配付は、印刷枚数の抑制に グ、製本にかかる時間の節約により事務効 フォルダへ処理後自動配信する。また、い 繋がり、結果、コストダウ 率が図られる。そのうえ、抄本の量は大量 つでも抄本の实物が出力できるよう、デー ンや環境にも寄与すること であり、管理と廃棄が問題であった。ま タを世代管理で保存することとした。 となるため、有効な取組と た、PDF化することで検索等も容易に行え 考える。 ることとなった。 特別賞 年金申請免除決 定、却下のオンラ イン入力からパン チによるバッチ処 理化 13/74 平成22年度改善提案台帳 連番 57 58 59 60 区分 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 メディア不良によ るデータの損失防 止 汎用機で処理しバックアップやデータの 受け渡しを行っているテープ(CT)に対 し、媒体の不良によりデータが取り出せな くなると困る。 汎用機でのチェックツールを新たに使用 することとし、現在使用しているテープ (CT)の使用のたびに当該ツールによる 調査を行い、不良テープがあれば新品の テープ(CT)に交換する等の対忚を取 る。 チェックツールを使用することで、ほぼ 日次、月次で使用するテープ(CT)は、 不良テープの対忚ができ、信頼性が向上し た。今後も年次のテープ(CT)や現在使 用しているテープ(CT)について同様に 監視し、信頼性を維持する。 テープの欠陥による不測 の事態の可能性を無くす取 組であり、信頼性向上に繋 がるものであるため、有効 な取組である。 庁内OAシステム のメール活用につ いて 業務の報告を行う場合、紙及び口頭で報 告してたので、紙を紛失し情報が伝わらな い、迅速に作業ができない等の事例があっ た。また、役職者以外にメールアドレスが なかったり、庁内OAメールソフト(チー ムウェア)のメールにおいても「TO」(他 者に送ったメールも全ての受信者にわかっ てしまう)機能しかなく、業務連絡事項の みに限定した使い方をするには不便であっ た。 庁内OAメールソフトのバージョンアッ プにより、「BCC」(他にどこに送ってい 庁内OAメールソフト(チームウェア) るのかを受信者にしらせたくない場合に仕 のバージョンアップ行うとともに、これま 様)や「CC」(参考送付として仕様)等の で役職者だけであったメールアドレスを役 新機能を活用できるようになり、また、個 職外の職員にも付与した。 人アドレスの配付により、それらの諸機能 を活用した迅速な連絡・情報等の伝達等が 可能となった。 連絡や情報伝達における ツール機能の向上にかかる ものであり、事務効率の促 進効果が図れるものであ り、有効な取組と考える。 古い専用帳票の整 理 マシン审の倉庫内に、担当課が使用する 大量の専用帳票が保管されている。その中 には、古い年度が印字されていたり、差出 使用不能となった帳票は、随時、担当課 返却、処分することにより、倉庫内のス 人欄が変更となっていること等が原因で使 へ連絡し返却するか、処分した。 ペースを有効に活用することができた。 用不能となり、放置されている専用帳票も 多数ある。そのために倉庫内を有効に活用 できずにいる。 積年的に蓄積される資料 等の整理を行ったものであ り、資料等の整理整頓は事 務の効率化にも繋がること から、有効な取組と考え る。 磁気テープの利用 本数を削減し、コ ストダウンを図る これまで、国民健康保険や税など、年度 が変わるごとに大規模な処理を必要とする 業務については、新規に購入した磁気テー プにデータを保存していた。 しかし、毎年数百本に及ぶ磁気テープの 購入はコストがかかる上、磁気テープ自体 が現在使われなくなりつつある媒体である ことから、金額も割高になっているのが現 状である。 再利用を行うことで、磁気テープの新規 購入回数が減り、コストの削減につながっ た。 实際、大規模処理の見直しを併せて行っ たことで、磁気テープの使用本数を削減す 再利用可能となった磁気テープを積極的 ることに成功している事例もある。 使用の可否を見極めた上 に利用するようにした。 での再利用や、処理の見直 また、再利用運用と並行して、磁気テー 【具体例:国民健康保険の大規模処理にて しに伴う削減にかかるもの プを使用している大規模処理の見直しを行 使用した磁気テープ本数】 であり、コスト削減に繋が い、使用本数を減らす、あるいは使用しな 平成20年度:107本 ることから、有効な取組と いようにするなどの改善を行った。 平成21年度: 92本(前年比:-1 考える。 5) 平成22年度: 83本(前年比:- 9) (平成23年度は80本以下への削減を目 指す予定) 14/74 受賞 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 61 62 63 64 65 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 所属間にまたがる 契約行為の一本化 ・一業者が両業務を实施するので、総合計 画書作成の際に使用する写真やイメージ図 第五次総合計画の策定に際し、総合計画 本市では、所属ごとに人を配置し、予算 の広報特集号への転載が、著作権の関係上 审の計画書作成業務と広報広聴課の広報特 を持ち、業務を行っている。このため、所 容易になり、総合計画に対するイメージの 事務の効率化と経費の削減 集号作成業務の印刷製本について契約を一 属卖位での業務は行いやすいが、全体的な 統一と経費の削減が図れる。 が図られるものである。 本化し、一業者が両業務を行うこととし 視点からの業務の効率化を進めにくい。 ・両業務についての打ち合わせを一業者と た。 行えば済ますことができ、事務の効率化に 資する。 努力賞 職員による市民意 識調査の实施 平成20年度に实施した第五次寝屋川市総 合計画策定に関する市民意識調査に際して は、その調査設計、調査票の作成、結果集 計及び分析、報告書作成をコンサル業者の 援助を受けて实施した。 平成22年度市民意識調査については、平 成20年度の調査より簡易な調査内容ではあ るが、調査に関する一連の事務の中で、調 査票や封筒などの印刷、封入・封緘業務に ついてのみ、民間の能力を活用した。 ・調査業務の内容を仕分けすることによ り、民間を活用する部分と市職員が行う部 分を明確にし、コストの削除が図れた。 職員のスキルアップと直接 ・業者の援助を受けていた業務を市職員の 経費の削減につながる。 みで行うことで、職員の能力の向上が図れ た。 努力賞 家屋敷均等割課税 グループ についての文書に ての説明 事務所、事業所又は家屋敷を有する個人に 対しての個人市民税・府民税の均等割の課 税について、新規課税時に納税通知書を送 付するときにその課税に対しての趣旨説明 がなされていない。 事務所、事業所又は家屋敷を有する個人に 対しての個人市民税・府民税の均等割の課 税について、新規課税時に納税通知書を送 付するときに、課税内容の趣旨説明文を納 税通知書に同封することによって、市民に 対して説明責任も果たせて問い合わせの電 話も尐なくなる。 事務所、事業所又は家屋敷を有する個人に 対しての個人市民税・府民税の均等割対象 者(9月処理分)、22件中、問い合わせは1 件だったので、市民に対しての説明責任も 果たし、市民サービスの向上につながっ た。 尐しの事務改善を行うこと で、市民への説明責任や事 務の効率化につなげたこと は、とても評価できること である。 納税通知書の返戻 処理 納税通知書を送付した後、あて先不明とし て納税通知書が郵便局より市に戻ってくる のがある。戻ってきた納税通知書の課税資 料を調査し、給与支払先へ電話をして本人 がまだ勤めていたら事業所で渡してもらえ るか、退職していたら、退職後の住所を教 えてもらえるか聞いて処理していた。個人 情報保護の関係で、住所を教えてもらえな い事業所が増えて処理ができなくて、公示 送達になる納税通知書もあった。 毎年、同じ人もいるので事業所に同じこと (事業所で渡してもらえるか、住所を聞く 等)聞く手間が省けた。また、当初課税時 (6月)は、事業所・個人の問い合わせの 事業所あてに、納税者が1月1日の賦課期 電話も多く、文書で問い合わせをするの 日の住所等を尋ねる文書を出した。事業所 で、日中電話をする時間も省略でき、市民 からの回答で住所が判明したら、その住所 からの問い合わせの対忚の事務に専念でき へ納税通知書を再送した。 た。また、事業所への問い合わせ件数93件 に対して、判明した件数28件で、30.1%と 高く、納税通知書を速やかに納税者本人に 届けることができた。 毎年、同じ方法で事務処理 していたものを「何か工夫 できることはないか」と考 え、事務改善を行ったこと は非常に評価できることで ある。 努力賞 災害時対策につい て 大規模災害及び緊急時に備え、市内5箇所 の小中学校に耐震性貯水槽が設置されてお り、耐震性貯水槽を作動させた实技研修を 毎年行っているが、研修回数が尐ないため 災害、緊急時に操作等に手間取る可能性が ある。また、災害時に耐震性貯水槽の緊急 遮断弁が作動し、復帰作業を行う場合、設 置場所がピット内にありピット内は酸素欠 乏作業であるが、マニュアル等が整備され てなく危険な状態であった。 耐震性貯水槽1施設で年間3回、5施設で計 15回の点検作業を行い、耐震性貯水槽の構 造、操作方法を習得する。また、点検作業 はピット内での危険作業であるため、マ ニュアルを作成し点検作業を行い、酸素濃 度計等の測定機器については、实技研修を 行い操作方法を習得する。 危機管理体制の強化として 職員相互のスキルアップ、 技術伝承には必要不可欠で ある。 努力賞 グループ グループ グループ 個人 15/74 点検作業を通じて、技術を習得し事故対忚 能力の強化及び向上を図り、災害時に迅速 に対忚を行うことができる。また、ピット 内での作業は酸素欠乏危険作業であること を認識することで、災害時に冷静に対忚す ることができる。 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 66 グループ ブランコ 公園に設置してるブランコの乗り板部分 FRP製に交換する事で、安全性の向上 は、ほとんどが木製で出来ていますので、 が図れ、又、耐用年数が向上したことによ 材質変更により安全で安心 老朽化に伴いささくれたりして、使用者に ブランの乗り板部分を木製からFRP製 り取替えサイクルが長くなったことによ な公園づくりとなっていま 棘が刺さったりすることもあります。又、 (強化プラスチック)に変更する。 り、修繕料の軽減と安全性の向上が図れま す。 耐用年数についても木製の為短くなってい した。 ます。 67 グループ 水景 委託料の軽減などを検討する中で、冬期 寝屋川市駅東側にある水景施設は、毎月 は水景施設の水質汚濁も尐ない事から、清 1回委託業者による清掃作業を行なってい 委託料の軽減が図れた。約5万円 掃回数(年12回から年10回)に減らし ました。 た。 年間の清掃回数を減らして も、適切な維持管理が図れ ている。 努力賞 グループ バーク堆肥 剪定枝からバーク堆肥を作成することに 公園や街路樹の剪定時に発生した剪定枝 剪定枝をリサイクル施設に搬入するよう より、エコとなり、又、エコ・フェスタに 市民の方にもエコ意識の啓 は業者による自由処分で、大半が焼却処分 に業者を指導し、剪定枝からバーク堆肥と て来場者に配布することにより市民に対し 発となっています。 となっていた。 してリサイクルさせる。 てもリサイクルの意識向上に寄与していま す。 努力賞 69 グループ 各種団体 事業内容などを再度検討する中で、他団体 都市公園事業に伴って各種団体に加盟し と重複事業などを精査した結果、日本公園 負担金の削減が図れた。 ており負担金についても支出しています。 緑地協会を脱退することに決定いたしまし 9万5千円 た。 各種団体の加盟について精 査することにより経費の削 減が図れた。 努力賞 70 グループ 年間管理 樹木の年間管理委託については、従来は 市内・準市内の業者を入札に参加させる 市内・準市内の造園で登録されている業 委託事業の透明性や公平性 实績のある業者での指名競争入札としてい 事により、透明性、公平性の確保が図ら 者全てを入札に参加させた。 がより確保できた。 ました。 れ、又、経費の削減となった。 努力賞 68 71 72 グループ 公園使用許可書の 発行を月末に統一 公園使用許可については、申請を常時受付 し、速やかに許可書の発行をしていた。し かしながら、このように事務処理すること 許可書の発行を原則前月の20日以降とし により公園によっては使用が重複した際、 た。 許可書発行後では調整ができないため、申 請が早い団体が優先となり、公平性に欠け る点があった。 個人 市のイメージアッ プにつながる取組 事項についての課 題提案の实施 本市において、平成21年度に新たに「ブラ ンド戦略审」が設置され、「寝屋川市ブラ ンド戦略基本方針」が策定される等、「市 役所イメージ」「市役所ブランド」を職員 の創意工夫でつくりだすことが今まで以上 に求められている。 職場、職員のイメージアップを図るため、 平成22年5月に「寝屋川市のイメージアッ プにつながる取組事項」を課題とする職員 提案(課題提案)を募集した。 16/74 毎月定例的に使用される許可書の発行を原 則20日以降と統一することにより、公園で 公園利用者の利便性の向上 使用が重複する箇所について、事前に調整 にもつながっている。 ができるようになり、公平性が保たれるよ うになった。 募集の結果、「環境整備、設備等に関する こと」、「職員の接実、服装、心構え等に 関すること」、等、258件もの提案が提出 された。 これらの提案内容を活用し、今後の市のイ メージアップに役立てていくものとする。 实施機関も、昨年の反省を 踏まえて7月から5月へと 改善されており、課題提案 が新聞にも取り上げられ、 成果があった。良い取組み である。 努力賞 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 73 74 区分 個人 個人 標 題 寝屋川斎場におけ る「ペットの火葬 の流れ」の作成 付帯する手続き受 付後の済印の押印 現 状 寝屋川斎場におけるペットの火葬につい ては、一旦、死骸を預かり保冷庫で一時保 管し、一定の数が集まった段階で火葬を 行っているが、市民より「火葬に立ち合わ せて欲しい」、「本当に寝屋川斎場で火葬 を行っているのか?クリーンセンターに 持って行ってるのでは?」といった疑問・ 要望があった。 市民課の住基係、戸籍係に出生・死亡・ 転入・転出等の申請があった場合、それに 付帯する関係手続き(出生→子ども手当の 申請・転出→学校の転校の申請等)が必要 なため、住基、戸籍係でアコーダ(別紙) の右上の該当箇所に○をし、それぞれの担 当係に回ってもらっていた。市民課の市民 生活担当係で子ども手当等の手続きが終了 すれば、アコーダの児手欄や就学欄の○に ☑し、次の手続きとして、乳児医療、国民 健康保険に○があれば、アコーダを持参の もと保険事業审へ行ってもらうよう促して いた。 改 善 策 動物の火葬炉は機械审内にあるため、施 設の安全上、機械审内に市民を立ち入れる ことはできない。 しかし、市民側からすれば、どのような 場所で可愛がっていたペットが一時保管さ れ、どのような炉で火葬を行っているの か、また、その後の焼骨の処分は?といっ た疑問が生じるのも自然であり、それに対 忚するため、①保冷庫の写真②火葬炉の写 真③焼骨後の納骨場所の写真を撮影し、 「ペットの火葬の流れ」を作成した。 市民課の住基係・戸籍係で出生、転入・ 転出手続きが終了すれば、次の手続きの流 れとして、本来、市民課の市民生活担当係 で子ども手当等の申請を行うのだが、稀に 市民生活担当係に足を運ばず、先に別フロ アである保険事業审に赴き、乳児医療等の 手続きを終え帰宅される市民がいる。保険 事業审では、これまで子ども手当等の手続 きが終了しているかどうかのアコーダの☑ まで確認をしていなかったため、アコーダ の児手欄や就学欄に☑が入っていなくて も、保険事業审での手続処理が終了すれ ば、アコーダを回収し市民がそのまま帰宅 しているケースがあった。後日、子ども手 当の振込みがなかったことにより、市民が 子ども手当ての申請をしていなかった事に 気づき、「職員より、子ども手当の申請を してください」といった一言もなかったと いうクレームが数件寄せられた。そこで、 ボールペンでの☑は見落とす可能性がある ため、アコーダに済印を押印することによ り手続きの未処理を防ぐよう改善した。 17/74 効 果 所属長の意見 写真付で「ペットの火葬の流れ」を説明 することにより、ペットも手厚く火葬に付 市民の視点に立った取組で されていることが理解され、安心して最後 あり、市民サービスの向上 のお別れを惜しむことが可能となり、市民 に資するものである。 サービスが向上した。 他課との連携を密にし、アコーダの児手 欄や就学欄に済印の押印がなければ、「ま だ、子ども手当等の手続きが終わってない ので、市民課8番窓口に行ってください」 といった声かけをしてもらうよう依頼し 卖純なミスを回避し、的確 た。 な公務遂行に資するもので 他課との調整を密にすることにより、市 ある。 民の手続き漏れを防ぐことが可能となり市 民サービスが向上した。 受賞 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 75 76 77 78 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 個人 公園墓地区画図面 詳細図の作成 墓地の公募倍率については、15倍~20倍 と非常に当たりにくい状況であることなど から、長期間にわたって实際に石碑を建立 していない使用者の調査「今後、墓地を使 用する意思があるのか?(墓地を返還すれ ば還付金がある旨を知らせる)、住所変更 公園墓地は現在、5,733区画の墓地が存 等は適正に行われているか?等の通知の発 在するが、これまで区画ごとのおおまかな 送」を行なうため、公園墓地全体の現地調 図面しか存在せず、石碑の未設置区画数等 査を行った。 の把握ができていなかった。 現地調査を行なうことにより、区画の詳 細な形状、石碑の建立状況等を詳細に図面 (別紙)としてまとめ、色分けを抜き出す マクロを設定することにより、石碑の未設 置区画数、建立区画数を正確に把握でき た。 個人 公園墓地内水汲み 場における桶及び ひしゃくの返却改 善 お盆、お彼岸時には多数の方がお墓参り に来られ、桶やひしゃくを利用されるが、 利用後、適当な近い場所に返却されること が多く、個々の水汲み場で桶等の数がバラ バラであった。 公園墓地には30箇所の水汲み場が設置さ れているため、それぞれの水汲み場ごとを 色分けし、同じ色のシールを桶とひしゃく に貼った。 公園墓地全体の面積は10.1haあり、桶 等の片付けや移動も大変な手間であった が、桶とひしゃくに色のシールを貼り、そ 市民の利便性の向上及び公 の色と同じ水汲み場に返却を促すことに 園墓地の適正な管理に資す よって無駄な作業と時間が省け、適正な維 るものである。 持管理に努めることができた。 努力賞 納骨堂使用区画図 面詳細図の作成 納骨堂の区画数については、3段式納骨 壇396区画、6段式納骨壇1500区画、短期 使用納骨壇600区画がある。納骨堂の維持 管理上、納骨堂管理システムには、区画番 号、使用者等の情報は電子化されている が、ひと目でどの納骨壇が使用されている か把握する図面がなかった。 納骨堂の使用区画図面詳細図を作成(別 紙のとおり)し、ひと目で納骨堂の使用状 況、年度別公募区画等が把握できうよう努 めた。 詳細図の作成、色分け等により、年度別 の販売場所、使用状況等がひと目で把握で 納骨堂の適正な管理及び効 きるようになり、効率のいい維持管理に努 果的・効率的な運営に資する めることができた。 ものである。 努力賞 これまで使用者の所在等が不明な場合 は、他市に住民票の公用請求や戸籍の附票 の確認等で使用者の居所を確認していた が、大変な時間と手間を費やしていた。公 園墓地では定期的に墓地内を巡回している ため、雑草の生え具合等から無縁墓は存在 しないと把握している。そこで、お盆・お 彼岸時の前に、使用者がお参りに来られる ことを想定し、住所変更がなされていない 場合については、使用者の墓地に「この墓 地の使用者は住所変更手続きをお願い致し ます。」(※写真添付)といった、啓発文 (雤天にも対忚)を設置した。 住所変更等がなされていない多数の使用 者が、お盆時においてお墓参りに来られた 際にこの啓発文を見られ、自ら管理事務所 公園墓地の適正な管理及び に足を運んでもらうことにより、住所の変 効果的・効率的な運営に資す 更等の手続きを完了することができ、事務 るものである。 の効率化及び墓地台帳の適切な維持管理に 努めることができた。 特別賞 個人 個人 公園墓地使用者 における住所変更 等の確認作業 公園墓地の使用者については、名義変 更、住所変更等が生じた場合は、条例に規 定される住所変更等の手続きを行う必要が あるが、正規の手続きを踏まず住所変更等 が行われる使用者が多い中、市内から市 外、市外から市外に転出している場合など は、住基端末で確認することができず、重 要なお便りが郵送できない状態であった。 18/74 墓地の詳細な区画図を把握することによ り、緊急時に速やかに現地確認を行えたこ とや、また、長期間にわたって石碑が未建 立の使用者に対し、墓地を返還されると還 付金が発生する旨の通知を行ったことによ り、前年度より墓地の返還数が増加した。 墓地の返還数が予定年度より早く確保でき たため、平成22年度に墓地の公募を行うこ とが可能となり、歳入の増加及び墓地を必 要とする市民に対し、多くの墓地の供給を 行うことができた。 地道で労を多とする取組で あり、公園墓地の適正な管 理及び効果的・効率的な運営 に資するとともに、ひいて 市民サービスの向上に寄与 するものである。 特別賞 平成22年度改善提案台帳 連番 79 80 81 82 83 区分 グループ 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 使用していない靴 箱の再利用 創立当時6クラスあり、当時からの備え付 けのくつ箱(240人分)があり、現在は4ク ラスで80個分をあまり使用しないままおい てある。80個分(40ずつ)背中合わせに くっついていて大きくて移動できない。下 足場が全体が狭く暗い。子どもが靴の着脱 をする下足場が、使用していないくつ箱に 囲まれ、挟まくて子どもの様子が見えにく い。 ファイルボックス の標記の改善 ・日程依頼表や案内文書を、当月・翌月・ 翌々月に分けファイルボックスに収納して いる。 ・月初めに翌月の中身を当月に、翌々月の 中身を翌月に日程の入替を行っているが、 ファイル ボックスには「当月」「翌月」「翌々 月」の標記のみの為、日程の入替を行った かどうかわか りにくく、誤って違う月のファイルボッ クスに収納してしまう事もあった。 改 善 策 効 果 ○背中合わせのくつ箱を真ん中から離して 使用することが可能だとわかり、分離させ て、園舎の外側の屋根ありの場所に移動し て、危険の無いように固定してもらった。 地域の子ども達や保育所児などの来園時の 靴入れなどに利用している。外遊びで作っ た泥だんご入れにもしている。もう1箇所 は、夏には、プールのバスタオル入れや水 筒いれに利用した。さらに利用方法を考え る事にしている。 ①くつ箱を移動することで下足場が広くな り、出入りがしやすくなった。子どもの動 きも良くわかり、下足場が明るくなった。 ②以前からくつ箱の周りのすのこに隙間が 生じていて牛乳パックで埋めていたが、移 動させたことで、すのこを計算しながら 切っていくことで隙間をなくすことが可能 になった。その結果、隙間でつまづかない ですむようになった。 ・ファイルボックスに当月・翌月・翌々月 の標記以外に、「4月」「5月」「6月」 というよ うに見出しを作成し、日程の入替の際に は、月の標記も入替を行うようにした。 ・月の標記はクリップを利用して作成し、 容易に入れ替えられるようにした。 ・日程の入替を行ったどうか誰が見てもひ とめでわかるようになり、文書を誤って収 納してし まうこともなくなった。 ・収納している月が把握できる為、日程依 頼表や案内文書を探し出しやすくなった。 所属長の意見 受賞 無理だと思っていた事で も、再度考えてみる事、小 さな事かもしれないが、こ んな事に利用出来たらと思 う気持ちが大切だと思う。 身の回りの事でこんなもの は出来るかな?と常に考え ながら改善していければと 思う。 特別賞 市政協力団体などから送付 されてくる各種記念式典、 イベントの案内状の整理に 関しては、理事者のスケ ジュール管理に直結するも のであり、細心の注意が必 要である。 細かな改善で はあるが、間違いを犯さな いためには有効である。 努力賞 ・データとして送信されるため、文字のつ ぶれ等がなくなり、見た目が改善された。 ・郵便局でレタックスのインターネット ・FAXでのレタックスに比べ、インター サービスが開始。サービスの登録を行い、 ネットのレタックスは一通あたり80円割安 市長审のレタックス送信についてインター である。 ネットでの対忚にすることとした。 (580円→500円、900円→820円) 年間で およそ12000円削減(※平成21年度レタッ クス送信状況を基に計算) 経費の削減のために、新 サービスを積極的に利用す ることは望ましいことであ る。 努力賞 関係団体資料入手 時のメール通知 ・市長会等の関係団体より資料を入手した 際、庁内OAシステムの「ライブラリ」― 「各課所管情報」内に資料一覧を掲載・更 新している。資料一覧内に各課にとって必 要な資料があれば、随時貸出せる体制を とっている。 ・現状、関係団体資料の貸出し制度の認知 度がまだまだ低いため、貸出し件数が伸び ていない。 ・メール通知を行うことにより、市長审で の関係団体資料の貸出し制度の各課におけ ・関係団体資料を入手した際、OAシステ る認知度が向上した。 ム内の資料一覧の更新を行うだけでなく、 ・また、認知度の向上とともに、関係団体 庁内メールで各課に新たな資料の入手が 資料を入手した際の資料貸出し件数の増加 あったことの通知を行った。 を見込むことができる。 →これにより各課においても必要資料・関 係資料を入手することができる。 理事者が出席する市長会等 の会議などでは、各省庁及 び大阪府の動向の最新情報 が提供される事が多い。こ の情報を全庁的に活用する ことは非常に有益である。 後援名義使用事業 一覧表の作成 ・後援名義使用申請に係る使用許可通知を 発行し、申請団体等に本通知文を渡した後 は、データベースの使用許可リストに記入 しデータを残しているが、审内での情報共 有は行っておらず、問い合わせ等に対して 迅速に対忚できない場合があった。 特定の業務において、担当 ・後援名義使用事業を開催日順に一覧化 者以外の職員は何も把握し し、毎年の傾向や市内での開催状況を把握 ・市長审内全員で、後援名義使用事業を情 ておらず、問い合わせに対 するとともに、月末に翌月の事業開催状況 報共有できるようになり、問い合わせ等に 忚できないという事態を回 を审内で情報共有し、問い合わせ等に迅速 迅速に対忚できるようになった。 避するためには必要な改善 に対忚できるようにした。 である。 レタックスのイン ターネット対忚に ついて ・祝電や弔電を送る際、開催時期まで時間 的に余裕のあるものは、電報に代わり、郵 便局にFAXでレタックス送信の依頼を 行っている。 ・FAX方式のレタックスは、電報より安 価であるため利用しているが、何度も転送 が行われるため文字がつぶれるなど見た目 の問題がある。 19/74 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 84 85 86 区分 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 会場の配席等の工 夫 ・登壇者の配席を変更したことにより、登 壇者の移動がスムーズになり、式典の進行 ・市政感謝会当日の配席において、登壇者 の迅速化を図ることができた。 席を通路側に縦に並べて配席していた。 ・座席図右側最前列に登壇者を配席し、登 ・登壇者の座席位置を右側最前列にするこ ・登壇者に足の不自由な方がおられた場 壇用の階段の前とすることで式典中の移動 とによって、登壇者の配席がわかりやすく 合、舞台まで歩く距離が長くなるケースも をスムーズにした。 なり、座席への案内がスムーズになった。 あり、登壇に支障をきたす等の課題があっ ・足の不自由な登壇者の方について、可能 た。 な限り登壇していただきやすい配慮を行う ことができた。 細かな改善ではあるが、基 本的に高齢者の出席者が多 い当該式典においては必要 な改善措置である。 努力賞 祝電のハンドメイ ド ・平成21年度の電報等(祝電のみ)の送信件 数は147件、レタックス(580円または900 円)と電報(平成21年度の平均卖価:2,939 市長が公務の都合により欠 円)を合わせた費用は135,484円である。 席した記念式典等におい て、祝意を表する手段とし ・平成22年度8月から電報等に係る経費の ・ハンドメイド1件の作成費用は、台紙・ て「祝電」を当然のように ・祝電については、市が祝意を表すため 節減を図るために、台紙や用紙を別に購入 用紙等で230円・定形外郵便の送料140円の 利用していたが、電報であ に、日本郵便のレタックス(580円または し、审のプリンターで文面を印刷するな 計370円であり、平成21年度实績(147件)に る必要はなく、むしろメッ 900円)かNTTの電報(平成21年度の平均 ど、ハンドメイドで祝電を作成し、送付先 換算すると、370円×147件の54,390円とな セージカード的なものを郵 卖価:2,939円)を利用している。 に郵送している。 る。 送する方が市長の祝意を表 現しやすく、かつ経費削減 ・1年間の費用削減効果見込額:135,484 になりにもつながり、有益 円ー54,390円=81,094円である。 な改善である。 (卖純計算の効果額であるが、概ね7~8万 円の効果が見込める。) 特別賞 業務並びに課題 にかかる進捗報告 シートの導入によ る組織力の向上 ○ 業務処理の流れを次のように構築し た。 ① 担当業務並びに課題の処理にか ○ 各担当が処理している業務並びに課題 かる処理スケジュールを上司と作成する。 の進捗を共有していないため、問合せが ② 翌週にかかる作業日程を「進捗 あった場合に 報告シート」に記入する。 明確に受け答えができない。 ③ 朝礼時にシートに基づき、各自 で報告し合い、共通認識を深めるととも ○ 業務や課題を処理にかかる人材育成と に、注意事項 して、その進捗を管理する能力を向上させ や提案などを行う。 ることが重 要であり、そのためには、自ら進捗管 ○ 「進捗報告シート」は、各業務卖位毎 理を行い、経験することが必要となる。 に週間スケジュール並びに今後の予定や報 告事項が記 入できるように設定している。(1 シートに4事業が記入できる) 20/74 ○ 業務や課題の処理について、自ら見通 しをもって取り組むという仕事の仕方が一 人ひとりの 特定の業務において、担当 職員に習慣化された。 者以外の職員は何も把握し ておらず、問い合わせに対 ○ 週に一回互いに状況を報告しあうこと 忚できないという事態を回 で、進捗や同僚の状況について审内の共有 避するためには有益な改善 意識が高ま である。 り、市民はじめ他課とのやりとりにつ いてもスムーズに対忚できるなど、組織力 の向上が図 れた。 特別賞 平成22年度改善提案台帳 連番 87 88 89 90 区分 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 市制施行記念式典 進捗状況日誌の作 成 ・毎年の市政感謝会や周年行事(市制施行 記念式典)の際には、事務作業に係る文 書、資料等をファイルやデータにきちんと 保管していたが、詳細な業務日誌等は作成 しておらず、主担当者でなければ事務の進 捗状況や物品購入及び関係各課との打合せ の状況がわかりづらいことがあった。 ・問い合わせ等に対しても、主担当者が席 を外している場合に対忚が遅れることが あった。 貸し出し台帳の作 成 ・市長审が所有している、賞状盆やテープ 貸し出しの頻度がさほど多 カットのはさみ等を他課へ貸し出しを行っ ・どこの課に何を貸し出しているかが明確 くないため、これまで貸し ているが、 になった。 どの課に何を貸し出したかは、忚対した ・审内で共有の台帳を作成し、貸し出しと ・台帳を確認することにより、返却があっ 出し記録等を残すことは無 職員が個別にメモに残すのみで、管理台帳 返却の際に台帳に記入するようにした。 たかどうか容易に確認できるようになっ かったが、公費で購入した 備品である以上、管理は明 等はなか た。 確する必要がる。 った。 弔電のハンドメイ ド ・平成21年度の電報等(弔電のみ)の送信件 数は33件、レタックス(580円)と電報(平成 21年度の平均卖価:2,939円)を合わせた費 市長が公務の都合により参 用は52,166円である。 ・弔電については、市が弔意を表すため 列できない葬儀において に、日本郵便のレタックス(580円)かNT は、これまで「弔意電報」 平成22年度8月から電報等に係る経費の節 ・ハンドメイド1件の作成費用は、台紙・ Tの電報(平成21年度の平均卖価:2,939 を当然のように利用してき 減を図るために、台紙や用紙を別に購入 用紙等の計158円であり、平成21年度实績 円)を利用している。 たが、電報である必要はな し、审のプリンターで文面を印刷するな (33件)に換算すると、158円×33件の5,808 ・印刷作成した電報型の弔慰文を各葬祭場 く、弔意文を作成し葬儀会 ど、ハンドメイドで弔電を作成している。 円となる。 に預け、必要なときに連絡の上、対忚をお 場に届ける方が経費の削減 願いしている。 になり、有効な改善であ ・1年間の費用削減効果見込額:52,166円る。 5,808円=46,358円である。 (卖純計算の効果額であるが、概ね4~5万 円の効果が見込まれる。) 市政感謝会被表彰 者管理システムの 作成 過去受賞者の詳細データの一括管理が可能 となった。 ・市政感謝会の過去の受賞者については、 ・本年度の市政感謝会被表彰者の過去の受 整理した状態で管理されておらず、過去の ・過去の受賞者の詳細について検索が可能 賞歴や詳細について即座に検索が可能と 受賞歴及び受賞状況の詳細を把握しようと となる市政感謝会被表彰者管理システムを なった。 した際、再度調査し直さなければならな 作成した。 ・詳細をデータ入力するため、同姓同名の い。 方がおられても判別が容易となった。 →市政感謝会事務の進捗の効率化を図るこ とができた。 ・来年度に予定されている市制施行60周年 記念式典の事務作業を進めていく中で、エ クセルで進捗状況日誌の様式を作成し、事 務の動きや今後の課題、特記事項等の詳細 を記入していくようにした。 ・適宜、業務日誌をまとめたものを配布 し、主担当者・副担当者間で業務の進捗状 況を確認し、意思統一をはかるようにし た。 21/74 特定の業務おいて、担当者 以外の職員は何も把握して ・担当者同士の連携向上や事務作業の効率 おらず、問い合わせに対忚 化につながるとともに、問い合わせ等に迅 できないという事態を回避 速に対忚できるようにした するには有益な改善であ ・事務の動きを詳細に記入していくこと る。また、5年、10年に で、今後の市政感謝会(特に、周年行事)の 一度という式典の記録を残 際の参考資料となる。 しておくことは次回の参考 資料として役立つものと考 える。 例年、表彰者を選定する際 に過去の受賞歴を確認する ことがあるが、いざ確認と なると非常に手間がかかる 作業であった。管理・検索 システムを作成したことで これまでの手間が省け、来 年度以降の業務の効率化に つながるものである。 受賞 努力賞 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 91 92 93 94 95 96 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 個人 市政感謝会被表彰 者名簿のデザイン 等の見直し ・名簿中、市政功労者等の該当条文の該当 号数を記載していたが、号数は削除し、市 民の方々によりわかりやすい表記として表 ・昨年度から被表彰者名簿に新寝屋川八景 彰内容の詳細を記載した。 を掲載する等デザインの改善や、情報の充 ・新たに寝屋川市のロゴマーク及び寝屋川 实を図っている。 市イメージアップキャンペーンロゴを掲載 し、その意味や意図する点について記載 し、市民周知の向上を図った。 個人 冊子等の保管場所 一覧の作成につい て ・関係団体等から入手した資料・冊子等の 保管場所が明確でないため、急にそれらが 必要になった際、どこに保管しているかわ からず、調べる必要があり即座に冊子等が 出てこない。 ・冊子等検索にかかる時間が短縮され、事 ・冊子等保管場所一覧の表を作成すること 務効率が向上した。 により、必要冊子等について検索をかけれ 細かな改善であるが、事務 ・また、冊子等保管場所一覧を作成する ばどこにあるか一目瞭然となるよう改善を の効率化が図られた。 際、冊子等の整理を行ったことで审内の整 行った。 理整頓が図れた。 ・市長宛に郵送される郵便は市長审の連絡 箱へ入るが、文書の内容によっては担当課 へ原本をお渡ししている。その場合はコ ピーをとり、写しにどの課に原本を渡した か忚対を記録し、該当ファイルへ収納して いた。 ・文書の受付は担当課になるため、受発件 名簿で検索することができず、文書が届い たのか、またどの課に渡したのかは、写し を綴じたファイルから探し出し忚対の記録 を確認する手間がかかっていた。 ・エクセルで一覧を作成したため、検索す ることによって容易にどの課に原本を渡し たか確認できるようになり、探し出す時間 ・エクセルで一覧を作成し、文書の内容、 を大幅に短縮できた。また同様に情報提供 原本を渡した課名を記録するようにした。 をどの課に行ったかも確認できるように 細かな改善であるが、業務 ・情報提供として、写しを関係各課に渡す なった。 の効率化が図られた。 場合も一覧に入力するようにした。 ・データを検索することによって、過去に 同様の郵便が届いていたかどうかも確認で きるようになった。 個人 文書等回送一覧の 作成 ・名簿をより見やすい構成に改め、また、 表記も今まで以上にわかりやすいものとす ることにより、来場者の満足度向上を図る ことができた。 ・ロゴマーク等の掲載により、現在市が力 を入れて取り組んでいる内容について市民 の方々に周知を図ることができた。 細かな改善であるが、現在 市が取り組んでいる「ワガ ヤネヤガワプロジェクト」 の周知拡大につながる有益 な改善である。 予算差引簿(エク セルデータ)の作 成 ・A4用紙の印刷枚数が減尐した。 ・エクセルで各事業・事務ごとに予算差引 ・予算執行状況の確認や決算事務等の際に ・各担当者以外でも、审の予算執行状況等 簿を作成し、各担当者が予算を執行する際 は、財務会計システムの予算差引簿照会や を簡卖に把握できるようになった。 細かな改善であるが、業務 にデータを記入していくようにし、財務会 歳出執行状況照会のデータを印刷し、予 ・財務会計システムを操作する時間を削減 の効率化が図られた。 計システムを利用しなくても、予算・支出 算・決算の状況を確認していた。 でき、業務の効率化をより進めることがで の状況を簡卖に確認できるようにした。 きた。 個人 個人 個人 受賞 努力賞 努力賞 予算科目の整理 より分かりやすい予算書の作成を検討す る中で、歳入歳出の項・目の区分について も、事業の内容に忚じて再編するなど、よ り適切な内容とすることが必要となってい る。 財政調整基金や公共公益施設整備基金、 市民福祉向上基金など、市の行財政運営に より分かりやすい予算書 係る基金への積み立てをそれぞれ一つの目 開発公社費、基金費など、新たに項・目 の作成につながったと考え として区分するとともに、土地開発公社へ を作ることで、その名称から事業内容が容 る。今後も他市の状況等を の貸付金等についても新たに項・目を作る 易に判断できるようになった。 参考にするなかで、必要に など、他市の予算書をも参考にする中で、 忚じて見直しを行う。 予算の項・目の再編を行った。 努力賞 各事務における リーダー制度の導 入 各事業の分担による1人当たりの負担軽減 事務体制の見直しにより、 平成20年度に主担二人制を導入し、主担事 各事務の取りまとめと、課長・係長との調 に加えて、事務の調整の効率化を図ること 一定の時間外勤務の減尐に 務量の分散を図ったが、事務遂行における 整等の役割を担うリーダー的な職員を設け ができた。また、1人当たり年間時間外勤 つながったと考える。今後 課長・係長との調整等については、なお改 た。 務の時間数が前年度に比べて97時間減尐し もさらなる事務の改善に努 善の余地があった。 た。 めていく。 特別賞 22/74 平成22年度改善提案台帳 連番 97 98 99 100 101 102 区分 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 予算書の部数の削 減 予算書については、議会への配布ととも に、各課1冊、及び各部局卖独次長以上の 過去の予算書の在庫を再確認するととも 平成21年度決算における予算書作成経費 職員に1冊配っているが、それ以外でも関 に、改めて関係機関等の配布見込み数を精 は、前年度に比べて56,700円の削減となっ 係機関や各部局への追加要望への対忚など 査した結果、各予算書40冊ずつ削減した。 た。 で、一定の部数(一般会計 310冊、特別会 計 250冊)を印刷してきた。 予算書の財源内訳 の記載 予算書において、歳出の各目の財源内訳 より分かりやすい予算書 欄は、国府支出金・地方債・その他・一般 歳入の中でも構成比の大きい国府支出金 財源内訳を国庫支出金と府支出金に分け の作成につながったと考え 財源に区分しているが、歳入科目のどれが について、国庫支出金と府支出金に区分し ることで、財源内訳に入っている歳入科目 る。今後も内容の充实に努 財源内訳に入っているか、分かりにくい所 て財源内訳に記載することとした。 を調べやすくなった。 めていく。 があった。 連結財務書類の公 表 平成15年度決算から市の資産と負債等の 状況を示す資料として、普通会計のバラン スシートと行政コスト計算書を作成し、公 表している。しかし、普通会計の場合、公 関係団体も含めた市全体の資産と負債等 よく分かりやすい財政状況 平成20年度決算から、特別会計や一部事 共下水道などの特別会計が含まれておら の状況を一覧表として示すことで、より適 の公表につながったと考え 務組合、第三セクター等を含めた連結ベー ず、また、一部事務組合、第三セクター等 切な財政状況の公表ができるようになっ る。今後も内容等の充实に スでの財務書類を公表した。 の財務内容についても、市とのかかわりが た。 努めていく。 密接なことから、これらを含めた連結ベー スでの財務書類が求められるようになって きた。 努力賞 ファイル名をつける時に、毎回この方法で 作成すれば、フォルダ内でひと目でどの内 容のファイルかを探すことができ、ファイ ルを探す手間が大幅に短縮できました。ま ファイルを検索するうえで た、卖に「起案」「開催要項」などのファ 手間がかからなくなりよい イル名をつければ、フォルダ内では探しや 提案である。 すいですが、フォルダから出すと何の事業 のファイルかがわからなくなるので、事業 名を後ろに付けておくことで、ファイルの 迷子も防止できます。 努力賞 経常経費の抑制につながっ たと考える。今後も在庫と 配布先を精査するなかで、 必要に忚じて見直しを行 う。 努力賞 見やすいファイル 名のつけ方 パソコン内に各事業ごとにフォルダを作成 していますが、事業が進むにつれ、フォル ダ内が似たようなファイル名(例えば「寝 屋川音楽祭 起案」「寝屋川音楽祭 開催要 項」など)でいっぱいになり、必要なファ イルを探すのに時間がかかっていました。 ※添付写真あり ファイル名を「事業名 + 内容」から 「【内容】+事業名」(例えば「【起案】 寝屋川音楽祭」「【開催要項】寝屋川音楽 祭」など)にして、フォルダ内で一覧表示 または詳細表示にします。内容に「【 】」をつけることで大変見やすくなりま す。 ※添付写真あり 個人 整理整頓で快適な 職場空間を! 狭い事務所に多くの事務机にファイリング 棚などがあり、行き来しにくかった。ま た、事務所の中央箇所に背の高いファイル 棚なども置いてあり、せせこましい空間で あった。 そうすることにより、前よりスペースも確 保ができ、そのおかげで通路も広くなり行 そこで、もう一度書類などの整理整頓を行 き来しやすくなるとともにファイルも取り い、不用な物は処分するなどできるだけ書 やすくなり、また中央部分に背の高い棚が 類や棚を減らすとともに、背の高い棚は壁 無くなった分広く感じられ、空調の風周り 際に置くなどした。 も良くなり快適に業務が行えるようになっ た。 従前は中央にラックがあ り、内部で別々の様相で あったが、整理することに より、事務所の一体感がえ られ、空間的にも広く感じ るようになった。 努力賞 個人 整理整頓で快適な 印刷审兼会議审 を! 狭い部屋に会議审兼印刷审兼更衣审と兼ね ており、物や棚も非常に多く置いてあるが ため狭く、印刷や会議をしていたら見えて しまい着替えられない状態であった。 そこで、もう一度物などの整理整頓を行 い、不用な物は処分するなどできるだけ物 や棚を減らすとともに、印刷機や机、ロッ カーのレイアウトなどを変えて配置した。 不要物の整理整頓は業務を 行ううえで必要不可欠であ り、常に心がける必要があ る。 努力賞 個人 23/74 そうすることにより、前よりスペースも確 保ができ、そのおかげで印刷や会議を行う スペースも広まるとともに、平行して着替 えることもできるようになった。 平成22年度改善提案台帳 連番 103 104 105 106 区分 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 文書の提出締切日 を守ろう! 他課や他団体からの照会文書の回答につい て、日常業務以外に多くの照会文書がひっ きりなしにくる中で、多くの職員そして文 化とスポーツの二手にも分かれており、さ らには本館事務所と体育施設側事務所とも 分かれており、文書を回覧すると非常に時 間がかかってしまい、その内提出期限が過 ぎてしまい依頼先へ迷惑を掛けてしまうこ とがあった。 そこで、文書を受付した時に回答期限があ る文書に対し、「提出書類状況確認表」を 作成し、受発件番号、受付日、件名、提出 締切日、担当者、確認日、処理日を入力 し、一目で文書名及び提出締切日が分かる ようにし、庶務担当者が常にチェックを行 い、2日前までに処理がされていなけれ ば、( )さん 受発件番号 番 の回答 月 日( )締め切り分が近づい ています!という提出確認書(別添)を手 渡し、提出締切日が近づいていることを担 当者と確認を行うようにした。 分かりやすい案内 表示を! 各種实行委員会会議の開催において、初め て市立池の里市民交流センターに来られる 市民の方や業者の方が、建物が本館4階と 別館まであり、それぞれの階にいろいろな 関係団体の部屋があったり、建物の外にも 部屋があるため分かりにくく、事務所まで 尋ねて来られる方が多くいた。 そこで、正面玄関から入ってすぐ見える所 市民サービスの観点、ある に、その日行われる会議の会場までの案内 そうすることにより、初めて来られる方も いは、気持ちよく市民の方 標示を貼り、廊下をどっちに行けばいいの わざわざ事務所で尋ねることなく会場まで に施設を利用していただく か、また何階まで階段を上がるのか、どの 行ってもらえるようになった。 ために有意義なことであ 部屋が会場なのかの分かりやすい案内表示 る。 を館内の至る所に貼るようにした。 はちかづきちゃん のポーズ集をパン フレット・チラシ に使おう! はちかづきちゃん生誕20周年を迎えたが、 はちかづきちゃんのイラスト(ポーズ)の 数が限られていたため、パンフレットやチ ラシに載せる際も同じカットのイラストが 使用されていることが多かった。 時間外の受付にひ と工夫を! 池の里市民交流センターの多目的审の使用 ための受付業務は午後5時30分以降、受付 管理委託業者と交代となる。業者が巡回の ために席を空ける時間もあり、職員が残っ ている場合は受付を行うことができるが、 職員が退庁したあとは受付に人がいないこ とも多く、巡回中は市民を待たせていた。 そうすることにより、担当者がうっかり忘 れていた文書にも気づくことができ、大幅 事務処理の効率化、確实性 に提出締切日までに回答を済ませることが の観点から大変望ましい対 でき、回答先へも迷惑を掛けることが尐な 忚である。 くできた。 ポーズ集を作成したことで、紙面で使用で きるバリエーションが・回数が増えた。結 果、紙面でのアクセント・ポイントとなっ た。また、彩りや見栄えが良くなった。は ちかづきちゃんのPRにも繋がった。課の はちかづきちゃんをPRす 子ども対象の事業で配布した際もはちかづ るうえにおいて役立つと思 きちゃんが載っていることで子どもたちの われる。 受けが良く、はちかづきちゃんを知っても ※ポーズ集、パンフレット・情報誌をデー らうきっかけとなった。今後は、様式集で タで別添します。 ダウンロードできるようにし、庁内で使用 できるようにしたい。 はちかづきちゃんの着ぐるみによる様々な ポーズ撮影、データ加工を行い、はちかづ きちゃんポーズ集を作成し、文化振興条例 パンフレット・文化スポーツ情報誌「つな がる」にて使用した。(市民活動振興审の 許可あり) 「只今、巡回中です。しばらくお待ちくだ さい。」という札を作成し、業者の人が部 屋の巡回に行く際は受付に札を立ててもら うようにした。 24/74 時間外の多目的审の利用受付の際、業者の この札1枚で窓口受付の行動 受付担当者が巡回等で受付の窓口を離れた が把握でき、窓口トラブル 際も、札があることで受付によるトラブル も減尐すると思われる。 を防止する効果がある。 受賞 努力賞 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 107 108 109 110 区分 個人 標 題 チラシの情報をわ かりやすくする一 工夫 文書管理と地方自 グループ 治法に関するコー ス研修の实施 個人 グループ レタックス利用に 伴う事務改善 建築基準法の取扱 い整理 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 池の里市民交流センターの入り口に、市内 外の情報チラシを設置している。基本的に カテゴリー分けをしたことでラックが見や チラシのラックの上段スペースを利用し、 カテゴリーを分けることに は、右側に市内の情報チラシ、左側には市 すくなった。情報が一目で分かるように 「市内の情報」、「市外の情報」というカ より、ラックが見やすく 外の情報チラシを設置していた。しかし、 なった。情報が交錯することもなくなっ テゴリー分けをした。 なった。 市民が無断でチラシを設置することもあ た。 り、情報が交錯していた。 文書管理研修については、新規採用職員研 修(前後期の2回)、新任係長研修等を实 施するほか文書主任会議を毎年度实施し、 適正な文書の取扱いについて周知徹底を 図っている。 法規事務研修については、新規採用職員研 修、新任係長研修、新任課長研修を实施し ている。 慶弔用のメッセージの送信には、電報より 料金の安いレタックスを利用し、ファクシ ミリによって申し込んでいた。料金支払い については後納郵便料に含まれて請求され てる。 建築基準法では詳細な内容まで記載され ていないため、申請者等からの相談等では 判断に苦慮する場合がある。そのため、回 答者の知識量や経験により、回答内容に差 異を生じる可能性がある。 組織の中核となる職員(採用5年目の職 員)の早期育成を図るため、主に採用5年 目の職員を対象として、文書管理と地方自 治法に関して、次のとおり年3回のコース 研修を行った。 1回目 平成22年8月11日(2時間) 2回目 平成22年8月18日(2時間) 3回目 平成23年1月12日(3時間)(予 定) なお、講師は職員のほか、外部講師による ものとした。また、研修に当たっては、積 極的な取組みを促すため、事前課題を提出 させた。 文書管理事務、法規事務について継続的に 学習する場を設けたことにより、採用5年 目の職員のフォローアップを図ることがで きた。また、一部外部講師に依頼したこと により、研修をより専門的なものとするこ とができた。事前課題についても、研修参 加者の積極的な取組みを促すことにつな がった。 これらのことから、文書管理事務及び法規 事務の研修のより一層の充实化を図ること ができた。 コース研修については、初 めての取組みであり、対象 者も5年目の職員と中核と なる職員であることから、 有意義な研修で評価してい る。 努力賞 21年度レタックス利用件数 177件 115,080円 Webレタックスを利用した場合 年間 削減金額 14,160円 事務の効率化が図られ、経 費の削減にも繋がってお り、評価できる取組みであ る。 努力賞 従前からも一定の資料整理 苦慮する相談事例等を基に建築基準法の は行っていたが、改めてマ 取扱いについて、課内で打合せや他の特定 建築基準法の取扱いが明確化され、相談 ニュアル化に向けた取り組 行政庁に意見照会等を行い審査資料の作成 事例に対して判断し易くなる。また、回答 みが行われれば、さらに情 を行う。作成した資料を共有することによ 内容も差異を生じないこととなる。 報の共有化が図られ、担当 り、回答内容も明確に統一される。 者のレベルアップにつなが るものと思われる。 努力賞 郵便事業㈱が平成22年2月1日から「We bゆうびん」サービスを開始し、レタック スがインターネットにより申し込めること となった。また、レタックスをファクシミ リで申し込む場合よりも料金が一件につき 80円割安となることから、Webレタック スを料金後納により利用できるよう手続き を行った。なお、支払いについては後納郵 便料と分けて請求書が送付され、利用した 課が把握できるように月利用件数の報告を 総務課長あてに提出するよう依頼した。 25/74 平成22年度改善提案台帳 連番 111 112 113 114 区分 個人 個人 個人 グループ 標 題 各種医療証、保険 証のパソコンによ る作成 現 状 乳幼児医療証については、以前より庁内パ ソコンで作成・交付をしているが、医療証 更新時期には、当年度分に加え次年度分も 交付する必要があり、変更すべき項目を改 めて入力しなおしていた。また、高齢受給 者証、国民健康保険遠隔地証を交付する場 合は手書きをしていた。 改 善 策 乳児医療証については、一度の入力で当年 度分と次年度分をあわせて作成できるよう 改善した。また、高齢受給者証、遠隔地に ついては、表計算ソフトを利用し、入力・ 作成できるようにした。 効 果 所属長の意見 改善した事により事務の 2年度に亘る医療証の作成作業が1回の入 簡素化と迅速化が図られ、 力ですみ、交付に要する時間の短縮が図れ 加えて事務処理上のミスも るとともに、手書きより見映えがよくなっ 減尐されるといっいた望ま た。 しい方向となった。 市民課は本より、教育、 福祉、環境等幅広い業務を 扱っている関係から、連絡 データとして保管しておくことで、連絡簿 の緊密性もさる事ながら、 が担当課から返還されていない場合でも、 書類の散逸や手違い等でト データ検索ができ、市民や担当課からの問 ラブル等に発展する場合い い合わせに対して速やかに対忚できる。 も、まま見受けられる事か ら、事務の省略化と確实性 という観点で大事な事だと 認識している。 各種申請書等受付 書類連絡簿の作成 方法の改善 日々窓口にて受け付ける各種申請書等を担 手書きしていた連絡簿を庁内パソコンに 当課に引継ぎをするため、手書きで連絡簿 データとして保管した。 を作成していた。 納付書を年度分ま とめて綴じる 現行の納付書はコンビニ 市税、国民健康保険料等の納付書は、コン 納付の関係もあり、綴じる ビニでの支払いができるように、期別ごと 多くの市民(特に高齢の方)から、保管が 事が不可能のため、上記の バラバラとなっているため、例えば納期が し易く、納付書の順番が判りやすい、領収 ような状況がしばし、発生 来ている3期分をとばして4期分を納める 1期分の納付に来られたときに、納付書の 書の紛失も防げるとの声をいただいてい している事に鑑み、窓口対 など間違いが生じやすく、結果として金額 領収部分と賦課内容部分をホッチキスで綴 る。ただ、賦課明細部分の綴じ方向と領収 忚としては止む負えずこの 的には正しく納付しているにもかかわらず じてあげるようにした。 書の配置の関係で背中合わせに綴じなけれ ような処理を施している。 督促状を送ってきたとの苦情を市民から ばならないものがあり、その点で苦情を言 難しい事案ではあると思う 度々受ける。また、領収書の保管がしにく われた方も有りました。 が担当課の賢明な改良と対 いとの苦情もある。 策を是非望みたいと思いま す。 資料保管棚につい て 確定申告書など各種課税資料を保管する棚 があります。 この棚には、保管している内容が分かるラ ベルを貼っていませんでした。 ラベルを貼っていない理由は、慣れてくれ ば資料がどの辺りにあるかある程度判断で きるためです。 しかし、当然のことながら、新しく入って きた職員にとっては探している資料をすぐ に見付けることは難しい状況でした。 資料を保管している棚に、内容を明記しま した。 1年目の職員より、経験年数の長い職員が 多かったため、簡卖に改善できることが改 善されずそのままの状態になっていまし た。 26/74 本改善内容は、経験年数 の長い職員には気付かない 新しく入ってきた職員も資料を探しやすく 視点だと思うが、誰もが資 なりました。 料の保管場所が分かる、と 市民対忚時もすぐ資料を見付けることがで いう基本に立ち返っての改 き、スムーズな窓口対忚をすることができ 善であり、事務の効率化に ました。 繋がるため、有意義なもの である。 受賞 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 115 116 117 118 119 区分 グループ グループ 個人 個人 グループ 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 ・経過を保存することで、年度を越えた事 案の共有を図ることができ、1年以上前の 事案についても、即座に把握することがで きる体制になった。また、担当内での情報 共有が図れたことで、同様の事案に対忚す る際に、スムーズに対忚することできる。 苦情対忚は担当者以外が 状況を把握できていない ケースが多く、そのことが 市民の不信感に繋がる事も ある。 そのため、今回の改善内 容は、情報共有を図るとい う点で有意義なものであ る。 特別賞 連絡待ちの案件情 報の共有化 ・以前対忚していた職員が不在のときに、 市民等から再度連絡があった際、誰が対忚 していたのか、所属として把握していない ことがあった。対忚していた職員を把握す るのに時間がかかり、市民等を待たせてし まうことがあったり、把握できずに終わっ てしまうことで、市民より苦情が出ること がしばしばあった。 ・電話対忚経過を記録できるよう、必要事 項を記載した「問合せ用メモ」を作成し た。 ・誰が対忚しているのか、誰もが即座に把 握できるよう「掲示板」を用意し全員に、 自分が対忚している案件で再度電話がある と分かっているもの、また連絡があると予 想されるものについては掲示するよう周知 した。 ・担当内での情報共有の方法が統一された ことにより、伝達の時間短縮と効率化が図 られた。 ・誰が対忚していたかを即座 に把握することにより、市民からの苦情も 減り、信頼性を高めることが出来た。 事前に対忚していた職員 の名前を覚えていない市民 から電話があったとき、そ の職員を探索するのに手間 取り、市民を待たせること がしばしばあった。 その状況を改善するため に、問合せメモを掲示する ようにしたことは、市民 サービスの視点からも有意 義なことである。 努力賞 文書ファイルの月 別整理+目次設置 他部署から送付を受けた文書を各々のファ イルに収納しているが、年間の保管文書量 を勘案すると大量な為、的確に必要として いる書類を捜すのに時間が掛かる。 コンパクトに収納できたので、見た目も綺 受発した書類を月別に整理し、タグを貼 麗になった。 る。 事務の効率化を果たしてい 文書庶務担当以外の職員でも、人目で必要 また、各月初ページに目次(受発件番号と て、評価に値できる。 とする書類が判別出来るようになった。 文書タイトルを記載)を付けた。 努力賞 苦情対忚経過簿の 作成 市民等から苦情があり、通常の対忚だけ ではなく特殊な対忚をした場合などについ ては、対忚した担当者以外が状況を把握で きないため、不在時に対忚できない。ま た、半年ほど経過した場合、対忚経過が 残っていないと再度状況を確認することに なる。 「問合せ経過書」を作成し、案件の経過 概要を課内供覧することとした。また、事 案によっては職場内供覧を行い、同様の事 案が発生した場合に対忚できるよう、情報 共有を促した。 ※ 経過書を作成する事案は、係長等に相 談し、経過を保存すべきものに限定した。 業務用共有フォル ダの管理 共有フォルダ内に、業務毎にフォルダを作 成し、担当者が必要データを保存している 業務フォルダ内に、年度フォルダを作成 が、ファイルが無作為に保存されており、 し、さらに月毎のフォルダを作成する。 担当者が異動された場合、どこに必要デー 業務を实施した月にデータを保存する。 タが保存されているか、非常にわかりにく い状態であった。 剪定した樹木の再 利用方法 小中学校の樹木を剪定するときは、委託 により全て処分費込みで实施していまし た。そのため、委託の場合は予算枞の範囲 に限られるためどうしても剪定の時期には 限られた学校数しか剪定をすることができ ないし、樹木の枝や幹を処分するための費 用も委託料に占める割合が大きかった。 昨年から小中学校の樹木を剪定するとき は、業者委託をする場合と、職員で实施す るものに振り分けて剪定する学校数を増や している。職員で实施した場合は、処分で きる樹木の枝や幹と処分できない樹木の枝 や幹に分けて、処分できないものは薪に加 工して再利用するように整理・保管してい る。要望があれば学校や他の施設で利用す るよう無料で引渡している。 27/74 担当が代わった場合も、容易に書類を検索 する事ができ、他課へ異動された職員の手 を煩わせる事が尐なくなる。 いつ、何をすればいいのか、一目でわかる ようになり、早期に書類の作成ができるよ うになる。 過年度のデータも、容易に検索できるよう になり、文章を探す時間が大幅に短縮され る。 担当だけでなく、職場全体 で今どのように作業を進め ているか容易に把握する事 ができ、事務の効率化を図 る事ができ、評価できる。 剪定できる学校数が増えることにより学 校の環境をより多く整備することができ た。今まで委託により処分していた樹木の 枝や幹の処分費の軽減につながった。また 薪として再利用することが有効活用につな がり環境面からエコ活用に貢献することが できた。 従前は、処分していたもの であっても、発送を転換さ せて、資源としてリサイク ルする取組みは、環境面か らも有効であり、評価でき る。 特別賞 平成22年度改善提案台帳 連番 120 121 122 123 124 区分 個人 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 各課には事前に通知をしていたため、ス ムーズに調査できた。また、教育総務課長 庁舎を担当する課として、教育総務課長の 立会いの下で行ったことにより、「そのま 立会いのもと、収納状況の調査を实施し ま収納するもの」、「廃棄するもの」、「執務 た。調査においては、「そのまま収納する 审で保管するもの」の分別がより、明確に もの」、「廃棄するもの」、「執務审で保管す できた。このことにより、収納スペースが るもの」等に分類した。 確保され、一時的に執務审に保管していた 物品等を倉庫に収納することができた。 所属長の意見 受賞 庁舎内倉庫の収納 調査の实施 教育委員会事務局の周りには、13個の倉庫 (各課1~3個所有)があるが、整理がさ れていないものが多く、本来、倉庫に収納 すべきものが倉庫に収納できない事態と なっていた(執務审にて一時保管してい た)。 倉庫をすぐに購入するので はなく、既存の倉庫を整理 することにより、収納ス ペースを生み出したこと は、評価できる。 努力賞 学校事務職員(府 職員)への予算研 修の实施 小中学校の児童・生徒にかかる学校配当予 算(市費)については、各学校に配属され 学校における市費予算に係 従来、实施していた予算説明会といった大 ている大阪府の職員が事務処理をしてい る事務については、現状で 規模なものではなく、研修としたことで他 る。学校配当予算の事務処理方法について はOJTで行っているが、 学務課が毎年、实施している新人の学校事 課にも迷惑をかけず、教育総務課の職員の は、従前から変更されていないことから、 一定の期間ごとに、採用年 務職員研修の1コマに予算研修を組み込ま みで円滑に实施できた。研修では、事前に ここ数年、市教育委員会としては、予算に 数が浅い職員を対象とした せた。(今回のみ) 質問を受けるとともに、こちらからの確認 関する説明会は行っておらず、今後も实施 研修を实施することは、事 事項、要望もしっかりと伝えることがで する予定はない。しかしながら、新規の学 務の再確認を行う上でも、 き、双方ともに満足のいくものとなった。 校事務職員も多く、OJTのみでは限界が 有効である。 あった。 努力賞 技能職員研修にお ける新たな研修科 目の追加 学校の用務員である技能職員に対しては、 毎年、学校が休みの夏季休業中に教育総務 課主催で实務研修を实施している。テーマ としては、基本的な事項である剪定が中心 であるが、受講者からは、新しいテーマに も取組んでほしいとの要望も多かった。 今年度から、従前までのテーマに加え、 水道局に依頼して、忚急修繕についての研 修を实施してもらうことにした。 ※水道関係の事案をテーマに選んだ理由 ・学校からの修理依頼が多いこと ・初期対忚力を身につけることにより、 いざという場合に、迅速な行動が期待でき ること。 学校用務員が1人体制と なっている現状において 自分たちにも身近なテーマであったこと は、实務研修の必要性はま から、受講者の関心も高く、内容の濃い研 すます高くなっている。そ 修となった。研修アンケートでも受講者か の中で、研修科目を工夫 らの評判は良好であった。 し、受講者の参加意欲を高 めようとする取組みは評価 できる。 努力賞 公用自転車の集中 管理の实施 昨年度までは、各課において、公用自転車 を保有しており、教育委員会全体の公用自 転車は15台程度あった。そのため、通勤用 バイク、自転車のスペースが減り、結果と して、区域外や来庁者用スペースに駐車す ることもあった。 本庁の例を参考にし、また、日ごろの稼働 率等を勘案して、公用自転車5台を教育総 務課で集中管理することとした。なお、管 理にあたっては、公用自転車管理台帳を作 成し、効率的な管理を实施している。 自転車が10台減ったことにより、一定台数 の駐車・駐輪スペースの確保が可能となっ た。(平成22年9月現在、各課からの苦情 等もなし) 集中管理方式により、効率 的な運用が可能となってい る。また、たった10台であ るが、駐車・駐輪スペース が確保できたことは、一定 の評価ができる。 努力賞 提出書類の年間ス ケジュール表の作 成 各学校に勤務している学校用務の毎月の休 暇状況及び超過勤務報告については、毎月 年間スケジュールを作成す 決まった締め切り日を設けるているが期日 毎月の締切日と当該日の提出書類を把握す 未提出校の減尐につながり、各学校への督 ることで学校側及び人事担 が守られない場合が頻繁にある。また、提 ることを目的に、締切日及び書類を記載し 促連絡をする時間を減らせたので業務が効 当側双方の業務の効率化に 出書類についても多くあり、誤った書類が た年間スケジュールを各学校に送付 率的になった つながる提案である。 届くことも見うけられ、その都度学校に連 絡しなければならなかった。 28/74 平成22年度改善提案台帳 連番 125 126 127 区分 個人 個人 グループ 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 フラットファイル の再利用 年度末や文書保存時にでる多量の使用済み 使用済みのフラットファイルは処分するか のフラットファイルを 時間に余裕のある 再利用するつもりで保管していたが使用し 時に全部、裏返しに閉じなおして、職員に 新しいファイルの使用が減った。 ないでそのままになっていた。 なるだけ再利用したファイルを使ってもら うようにした。 ビニールパッチの 使用方法について ビニールパッチの輪になっている部分に一 箇所切れ込みを入れて、綴じ紐(留め金) ファイルに綴じていた文書が途中でパンチ を尐しゆるめて切った部分から綴じひもを ファイルに綴じていた文書が途中でパンチ ファイリングの時間が短縮 穴が破れて1枚でも外れた場合、全部をは 越えさせてパンチ穴に貼り穴を補強する。 穴が破れて1枚でも外れた場合、全部をは し、事務効率があがるので ずして綴じ替えるのに時間を要していた。 できればビニールパッチ2枚を切れ込みの ずして綴じ替えるのに時間を要していた。 評価できる。 場所をかえて使用した方が強度が増して敗 れにくい。 定期監査基本マ ニュアルの充实 監査事務局において、定期監査は重要な業 務のひとつであり、各局員が法令や規則等 に基づいて統一の見解を持たなければなら ないのはもちろん、同じ目線、同じ価値観 で監査を行う必要もある。それは細かな点 まで統一化を図る必要がある。 所管図書の整理 データベース 出版社名、発行年月日も入力することで書 籍の個別化を図り、あわせて、目的の書籍 図書整理簿は存在するものの、出版社や内 をキーワード検索ができるように設定を 容が違うが同じタイトルの書籍、同書籍で し、図書をより活用しやすいようにデータ あっても改訂版等新旧混在しているものも ベースを作成する。 ある。 また、財務会計システム上の備品番号とリ ンクすることで、所在等の確認もしやすく した。 これまで使用していた定期監査基本マニュ アルを全面的に見直し、着眼点等細かい点 まで精査した。チェックリスト的な機能を 備えているとともに、よく見る法令や規則 なども抜粋参照することにより、調べる時 間が短縮できる分より監査業務そのものに 集中できるようになった。 資源の再利用に適してお り、評価ができる。 本マニュアルによって職員 の業務にも統一化が図れる どの職員でも共通の認識をもって的確な監 と同時に、マニュアル内に 査に当たることができると同時に、異動一 法令等を参照することで検 年目職員にとっても監査業務の細かい流れ 索時間の短縮にもつなが や認識まで早期に伝えることができた。 り、監査そのものに時間を かけることができ、監査報 告書の充实につながった。 奨励賞 今後も見る機会がないであろう書籍、法令 や制度の改正等による旧版の整理がしやす くなり、キーワードから目的の書籍を探し やすくなった。 発行年月日を記入することにより、関係す る法令が改正後に発行されたものであるか どうかなどの目安にもなり、目的の図書を 探しやすくなった 努力賞 監査事務局、公平委員会事 務局いずれの所属において も図書が多い。これまであ まり手にとられなかった本 でも活用できるようにな り、図書の有効利用が促進 された。 128 個人 129 グループ ホームページの更 新 電話での問い合わせがあっても、忚対のス 市民サービスの向上に尐し 申請書などがわかりにくく問い合わせの電 ホームページに申請書等を掲載し、ダウン ピードアップが図られ、市民サービスの向 でもつなげることが出来た 話がある。 ロードが出来るようにした。 上と事務の効率化になった。 と思う。 130 グループ 制限付一般競争入 札の实施 業務委託を指名競争入札で行っていた。 要綱等のファイリ ング整理 背表紙の厚いキングファイルを用い、背表 ○法令が探しやすくなった それぞれのファイルで保管していたため、 紙には法令ごとに見出しをつけた。 ○ファイルをキングファイルにしたことで ファイルが扱いにくくなっていた。 中はラベルを使った大きなインデックス 扱いやすくなった。 (カラー厚紙)で仕切った。 131 グループ 制限付一般競争入札が可能な業務委託につ 適正かつ合理的な入札の確保。 いては制限付一般競争入札で实施した。 29/74 受賞 より公正かつ適正な入札執 行の一助とすることが出来 た 努力賞 保存文書、特に要綱及び規 則等については変更、改正 等を繰り返すことが頻繁に あるため、誰もがわかりや すく見易いファイルとなっ た。 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 132 133 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 家屋を新築した年には、通 知を送付し、丁寧に市民へ の説明責任を果たしていた が、新築軽減がきれる3~5 年後には説明等は忘れてい て当たり前なので、納付書 が手元に行くまえに、家屋 の軽減が切れる通知を送る ことで市民の方からの苦情 電話が尐なくなった。 グループ 案内文の送付 新築後5年を経過したマンションは固定資 今年度、軽減がなくなるマンションの所有 電話の問い合わせが減尐した。 産税の軽減がなくなる。 者に案内文の送付を行った。 グループ 土日の開庁 5月のゴールデンウィーク明 けに固定資産税納付書を送 付したが、去年までは、 送ったその週についても土 納付書の送付に伴う問い合わせは平日に受 納付書の送付を行った1週目の土日のみ開 問い合わせの電話があり、平日の電話対忚 日の電話忚対等はしていな 付を行っている。 庁し、問い合わせに対忚した。 が軽減された。 かったが、本年より土日の 電話及び窓口対忚をするこ とにより、市民から喜ばれ た。 受賞 努力賞 努力賞 小さな打ち合わせの出来る テーブルを準備することに 固定資産税担当で不要になったテーブルを すぐに会議等が出来ることにより、業務が より、誰もが気軽に打ち合 利用し、課長の隣にスペースを確保し、会 スムーズに行えるようになった。 わせが出来るようになり、 議等が行えるテーブルとして利用した。 コミュニケーションの促進 につなげることができた。 134 グループ 会議等が行える テーブルの設置 会議等を行うテーブルがない。 135 グループ 市民相談スペース の拡大 他課の不要になった間仕切りを貰うことに 個人の面談や、納税課滞納 周りの目を気にすることなく市民相談を受 間仕切りが尐なく、周りに見えてしまう。 より、周りから見えにくくするとともに、 相談等に頻繁に使用され、 けることができた。 スペースも拡大することが出来た。 非常に重宝している。 努力賞 センター内外の整 理整頓・環境整備 を通して「仕事 力」のアップを! ○センター内では、庁内各課からのチラ ○常に新しく見やすい情報整理に努めた 常に市民の立場にたつとと ○センター内では、パンフレットスタンド シ・ポスター、消費者関係団体・機関から 為、来庁者自らが必要な資料を探し出せる もに、市民とのコミュニ や雑誌架の配置の工夫と見出しを付けるこ のリーフレット・冊子等々が混在してお ようになったと、喜ばれている。 ケーションを大切にした業 とにより、必要な資料を見つけ出しやすく り、見つけ出しにくい状況であった。 務遂行に努めることによ した。 ○毎朝の周辺清掃により環境美化につな り、自らの「仕事力」の ○センター外周辺では、タバコの吸殻やご がったとともに、季節の花や天候のことな アップにつながるので、今 ○センター外周辺では、毎朝始業前の周辺 みの散乱等々で見苦しい状況であった。 どを話題に、住民とのコミュニケーション 後もこの姿勢で業務に取り 清掃に取り組んだ。 の機会を数多くもつことができた。 組んでいってほしい。 努力賞 136 個人 30/74 平成22年度改善提案台帳 連番 137 138 139 140 141 区分 個人 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 サーベイランス事 業の効率化 年間で4枚×42校・園×53週=8,904枚 分の用紙削減 各学校への情報提供が、速 く、確实に行えるように 大阪府医師会より毎週「学校における感 結果を1回情報提供するのに4枚×42 なった。より効率的な対忚 染症サーベイランス事業の結果報告」(A 紙媒体での情報提供から、FAXで一斉 セットの印刷・ホッチキス留めに約20分、 が図れるよう自らの担当外 4サイズ4枚)がFAXにて送付され、学 送信するようにした。 連絡箱投函に約5分の計25分 の業務にも目を向け、提 務課より42校・園へ紙媒体で情報提供して 結果を1回情報提供するのにFAX一斉 案・改善が行われたことに いた。 送信なら約1分 より、課の全体の意識向上 年間で25分×53週-1分×53週=1,272 につながった。 分≒21時間作業時間を削減 裏紙印刷時紛れ込 み防止 裏紙印刷時、通常印刷の紛れ込み防止の ためトレイに裏紙を入れ、裏紙印刷中であ ることをその都度、課内で声掛けをしてい た。 しかし、声掛けの際、離席中や電話対忚 等、完全な周知は難しく、しばしば紛れ込 みが発生していた。 昨年度末に交換されたプリンターは、手 差し印刷トレイに用紙を複数枚挿入するこ とができる。(これまでのプリンターは1 枚ずつ挿入する必要があった。)手差しト レイを頻繁に使用することはないため、裏 紙印刷は手差し印刷することにすれば、ほ ぼ完全に紛れ込みを防止することができ る。 学校・園医委嘱事 務の効率化 各小・中学校・幼稚園に延べ373人の学 校・園医を配置している。年度当初に373 枚の委嘱状を交付していた。眼科医、耳鼻 科医の中には最大6校・園を兼務してお り、1人に6枚委嘱状を交付していた。 延べ人数は373人いるが、担当校・園の 兼務もあり、实人数は271人である。 従来の対忚を効率的な観点 373枚(延べ人数)-271枚(实人数)= 委嘱状のレイアウトを見直し、兼務校・ から見直し、改善が行わ 102枚分印刷、押印、送付の作業を削減 園のある学校・園医には1枚の委嘱状に全 れ、コスト削減につながっ ての学校・園名を記載し、1人1枚の委嘱 た。 状交付とした。 用紙の再利用 庁内文書のミスプリントとFAXに送信さ れてくる出版社からの用紙をストックして 再利用する用紙を庁内文書のミスプリント 再利用している。しかし、庁内文書用のプ はFAXに補充し、FAXから送信された 再利用用紙を交換することで必要な文書 リンターに庁内文書のミスプリントを補充 ものは庁内文書プリンターに補充する。 (面)がわかりやすくなる。 すると、どちらが必要な文書かわかりづら い。 職場のエコについ て 図書館では、全国から寝屋川市に所蔵して いる本の貸出依頼があります。去年は15 63冊の依頼がありました。 裏紙印刷に通常印刷が紛れ込むことがな くなった。 また、手差しトレイに常時裏紙を挿入し ておけば、紛れ込みの心配もないので、こ れまで以上に裏紙印刷を積極的に行い、コ ピー用紙の削減にもつながる。 その書籍を送るとき、使用済みの封筒を使 用し、リサイクル活用している。 不要になった封筒の有効利用となる 31/74 受賞 積極的な裏紙使用を図るよ う課で努めているが、紛れ 込みの防止の具体策とし て、非常に有効であり、効 率化が図れた。 従来、反故側の面にハンコ を押すなどして対忚してい たが、その手間をかけるよ りもFAXで届く文書の特 徴的な傾向を利用すること で効果をあげようとしてい る。 封筒の再利用は各所属で進 んでいるが、図書館におい ても实施している。届く封 筒の数と必要な封筒の数と の需給バランスがとれてお り有効である。 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 142 143 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 個人 職場のエコについ て その利用法として、毎年図書館まつりでリ 図書館で購入している雑誌には、たくさん サイクル市を開催しています。その時の来 雑誌の付録の有効利用になる の付録が付いてきます。 館利用者に、封筒に入れた付録を配布して います。たいへん好評です。 雑誌の付録は一度使用する と使えないようなものが多 く貸出には適さないため、 はずしている。これを利用 者にリサイクル市で提供し ているので有効利用とな り、またこれを楽しみにリ サイクル市に来る人も増え ている。 個人 職場のエコについ て 図書館利用者が自宅のパソコン等から本の 予約ができるようになり、翌日の朝、その 本の状況を把握して、それぞれの所蔵館・ 分审等に本を依頼します。 予約件数は年々増え事務量 としても多いため、この部 分で用紙削減すると効果が 大きい。 幹部会議資料の配 布について これまで配布に約1時間3 理事者及び全部局長に事前に資料を配布す 出先庁舎(教育、福祉、環境)の各部長宛 効率的に配布することができるとともに、 0分かかっていたものが、 る必要があり、出先庁舎については、公用 の配布フォルダを作成し、総務課の連絡 資料配布による企画政策課職員の業務停滞 5分に短縮でき、時間の有 車により回り、配布していた。 ボックスを通じて配布することとした。 を防ぐことが可能となった。 効活用が図られた取り組と 考える。 その際、メモ代わりに本の詳細レシートを 打ち出していましたが、レシート用紙節減 レシート用紙の大幅な節減になる。 のため、レシートは打ち出さずに、一覧表 を元に確認するようにしました。 受賞 努力賞 144 グループ 145 指定管理者制度の グループ 専決権者等につい て 制度導入から5年目を迎える中、基本協定 書、仕様書、年度協定書等の決裁におい て、所管課で専決権者や合議先が異なる事 例が多く見られた。 指定管理者制度導入所管課に対し、これら 指定管理者制度導入所管課が、決裁時に専 指定管理に関して、事務処 の決裁時における専決権者及び合議先が明 決権者及び合議先が明確となり、円滑な業 理の統一化が図られた取組 確となるよう、総務課と合同で通知を行っ 務遂行が可能となった。 と考える。 た。 努力賞 146 部長スケジュール グループ の把握について 部長の担当所管のスケジュールを統一 部内課長以上の職員の行動 部長日程の把握が容易ととなり、日程調整 部長の担当所管が多数にわたるため、スケ フォーマットを作成し、それぞれに記入を が一覧で把握でき、行動日 や他課等からの問い合わせ対忚が円滑にで ジュールの把握が困難な状況であった。 依頼し、取りまとめたものをフィードバッ 程をたてるのに役立つ取組 きるようになった。 クする。 と考える。 努力賞 新聞切り抜き供覧 の改善 ・「若干読みにくくなるかも」という懸念 課で購読している新聞について、交代で担 改善前は「両面印刷」で対忚していたが、 はあったが、それほど気にはならずに供覧 当者が行政に関する情報等をピックアップ 「環境基本計画」に則った 裏紙の保管量が増えていることから、今年 できている。 し、切り抜き、課内供覧することで、効率 取組であると考える。 度からは「裏紙利用印刷」に変更した。 ・紙の利用枚数を減尐させ、裏紙の有効活 的に情報共有に努めている。 用が図れた。 147 148 グループ グループ 公募補助金制度 募集方法の工夫 ・制度を知らなかった団体への周知も一層 図ることができ、市民活動の活性化に寄与 補助金の交付は1事業につき3回までとい 従来からの募集案内方法「広報、ホーム できた。 協働を積極的に進めるため う制限があるため、創設当初からの忚募団 ページ、ポスター・チラシ」に、市民活動 ・改善前(21年度事業)⇒改善後(22年度 に有効な方法であると考え 体からは忚募が減尐し、新たな市民活動団 センター登録団体へ「チラシ郵送」も加え 事業)の申請件数 る。 体への周知が課題となっていた。 た。 27件⇒42件 32/74 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 149 150 151 152 153 区分 標 題 公募補助金制度 グループ プレゼンテーショ ン審査改善 現 状 ・5万円以上の額を申請する団体はプレゼ ン審査が必要。 ・プレゼン方法に特段の制限はないが、パ ソコン等を使用する団体には、すぐに利用 できる媒体でのデータ持参を依頼してい た。 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 ・データを事務局まで事前に送付いただく ・プレゼン審査開始までにデータの大半を よう変更した。 会議をスムーズに進行する 利用できる状態にすることができた。 ・事前にデータを送付できない団体は、当 のに有効な取組であると考 ・プレゼン審査の時間短縮につながった。 日、審査開始までにデータを確認。 える。 タイムリーな話題以外にも、継続して行っ 月2回、市職員向けに市政のトピックス ている取組や各担当課で力を入れている施 市の取組等を職員に知らせ や、市内の行事等、その時々のタイムリー 新コーナー「頑張ってます!元気都市づく 策の周知・紹介など、实際に職員が参加し るのに有効な取組であると な話題を中心に掲載したメールマガジンを り」「ぐるっと寝屋川」を開設した。 た行事や市内スポットの紹介等をすること 考える。 配信している。 で、職員としての有意義な知識の充实を 図っている。 努力賞 各種調査・照会等 グループ 取りまとめ起案 フォーマット改善 ・企画政策課は、業務内容から各種照会を 庁内に発信することが多く、国や大阪府か らの照会等の庁内取りまとめなどする機会 が多い。また総務担当課であることから部 内の取りまとめも担当している。 ・文書量が多いことから、各種の取りまと めについては起案決裁の際に、わかりやす さが求めれていたところである。 努力賞 取りまとめメール 送信時の表題改善 ・企画政策課は、業務内容から各種照会を 庁内に発信することが多く、国や大阪府か らの照会等の庁内取りまとめなどする機会 が多い。また総務担当課であることから部 内の取りまとめも担当している。 ・回答期限まで期間が短い文書は、急いで 関係各課へメールを送信するが、受信する 課はメールの表題だけでは至急処理が必要 とわからず、結果、期限までに回答が得ら れない場合が多かった。 文書起案時の グループ チェックシートの 作成 文書起案する際に、仕事が立て込み、一度 に複数の文書を起案した時など、それぞれ の文書の締め切りがいつだったか忘れてし まったり、文書起案時に受発件番号や日付 を未入力のまま送信してしまうなどミスが あった。 グループ グループ 市職員メールマガ ジンの充实 ・今年度から、各種の取りまとめをする際 には、各部局別・部内各課等別にその提出 状況・回答状況等がわかるフォーマットを 作成し、起案決裁の1枚目に掲示すること で、一目で提出・回答状況がわかるよう改 善した。 ケースごとに、メール表題の先頭に【 】をつけて注意を促す。 (例) ・期限の短い文書をメールで照会する場合 は【至急】 ・全庁的にとりまとめる文書をメールで送 信する場合は【○月○日期限】 ・部内でとりまとめる場合は【部内取りま とめ○月○日期限】 ・情報提供など、供覧や周知を依頼する文 書には【部内周知】 エクセルでチェックシートを作成した。 (具体的なチェック内容) ・日付 ・受発区分 ・文書名 ・照会、 通知、回答などの分類 ・起案文書の作成 ・供覧/決裁 ・メー ルの送信 ・受発件番号 ・施行入力 ・収納入力 ・締め切り日 等 33/74 ・起案決裁の1枚目を見るだけで、取りま とめの全体像が把握でき、決裁における確 事務処理の効率化に資する 認・チェックもスムーズに行われるように 取組であると考える。 なることで効率化が図られた。 ・各課では、毎日たくさんのメールを受信 されると思うが、わざわざメールを開けて 依頼文を読まなくても、受信メールの表題 を見ただけで急ぎかどうか、回答期限がい つなのかをわかってもらえるので、取りま 事務処理の効率化に資する とめる際の遅れが減尐した。 取組であると考える。 ・回答を受ける際、表題はそのままで返信 されてくるので、回答の期限が一目でわか る。受信側・送信側の両方にメリットがあ り、効率よく処理できるようになった。 毎日チェックシートのエクセルを立上げ、 確認する癖が付き、締め切り日に遅れた 事務処理の効率化に資する り、受発件番号や日付の入力漏れがなく 取組であると考える。 なったり、自己の起案文書の適切な管理が できるようになった。 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 154 決行判に準ずる標 グループ 記をした紙の事前 作成 155 グループ 工事随意契約内容 公表の見直し 現 状 文書起案する際に、何も書いていない決行 判に準ずる標記をした紙(以下、決行判 紙)にファイル表題や保存年など記入し、 押印して回付しています。 改 善 策 よく使用するファイルについては、決行判 紙に事前にファイル表題、保存年を記入し たものをエクセルで作成し、文書起案した 際に記入する箇所を供覧・決裁箇所、日 付・押印箇所に限定しておく。 効 果 所属長の意見 受賞 文書起案時に記入する箇所を省略している ため、速やかな文書起案が可能となった。 事務処理の効率化に資する (長いファイル表題などいちいち書く手間 取組であると考える。 が省ける) 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に 公共工事の入札及び契約の 現在、公表しているが、理由については、 根拠法令のみではなく、具体的な理由も明 関する法律をより遵守することになり、契 適正化の促進に関する法律 根拠法令のみを掲載している。 確に掲載するように見直しを行った。 約の透明性の確保につながった。 施行令に規定されている。 契約課ホームペー ジ「契約課掲示 グループ 板」の全面リ ニューアル これまでの契約課専用のホームページ 「契約課掲示板」は、 ・建設工事 ・建設コンサルタント等 ・物品納入等 ・その他 の情報が規則性なく掲載されており、入札 情報や入札の結果を閲覧したい市民・事業 者・職員にとって、閲覧しにくいページと なっていた。 「契約課掲示板」の全面リニューアルを 行った。トップページの項目は ・建設工事 ・測量・建設コンサルタント等 ・物品納入等(物品納入・印刷・リー ス・役務の提供(委託)業務) ・入札参加資格関係 ・電子入札関係 ・入札・契約関係様式 ・寝屋川市の入札制度 の7項目のみとし、全体の構造をツリー構 造とした。 閲覧する人が確認しやすくなっただけで はなく、電話での問い合わせ等でホーム ページについて案内する際、職員も説明し 事務の効率化、省力化に効 やすくなった。 果があった。 結果、今までより短い対忚時間で案内で きるようになった。 努力賞 157 財務会計システム と電子入札システ グループ ムのデータ連携 (案件登録) これまで、電子入札に案件情報を登録す る際、すべて手入力で行っていた。 手入力だったため、時間を要するだけでは なく、入力ミスの発生リスクも高いので、 内容のチェックにも時間を要していた。 財務会計システムの案件情報をCSVデー タで取り出し、そのデータを電子入札シス テムに取り込む(連携する)ことで案件登 録が行えるようにした。 また、契約担当の職員が誰でも連携によ る案件登録ができるよう、マニュアルを整 備した。 連携の結果、1案件当たりの登録に要す る時間が短くなっただけではなく、チェッ クすべき項目も減ったので、チェックに要 事務の効率化と正確性の確 する時間も短くなった。 保に効果があった。 また、マニュアル化したことにより、職 員ではなくアルバイトでも案件登録を行え るようになった。 特別賞 158 財務会計システム と電子入札システ グループ ムのデータ連携の 改善(開札結果登 録) 昨年度より、電子入札システムの開札結 果をCSVデータで取り出し、財務会計シス 忚札者が70者にものぼるような案件で テムに取り込む(連携する)ことによっ も、連携で開札結果の入力ができるよう改 て、入力作業及び内容チェックの軽減化を 善した。 図ったが、忚札者が70者にものぼるような 案件は連携することができなかった。 入力に要する時間が短くなっただけでは なく、内容チェックに要する時間も短く 入札者が多数ある案件での なった。 効率化と正確性の確保に効 また、この改善をおこなったことで、基 果があった。 本的に電子入札の全案件で、連携による開 札結果の入力が可能となった。 156 34/74 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 159 入札审のプレート グループ の整理整頓 入札時、ドアの横に入札時間等を表示す るプレートを掲示するが、その時間表記用 お菓子のプラスチックトレイを再利用 のプレートが一つの箱に一緒に入ってお し、種類毎に時間表記用プレートを整理し り、整理整頓が全くなされていなかった。 た。 その結果、必要なプレートを取り出すの に時間を要していた。 160 制限付一般競争入 グループ 札(建設工事)の 電子入札の拡大 平成21年度は土木・建築・電気・管・舗 平成22年度より、土木・建築・電気・管・ 契約事務手続きの競争性、透明性、公平性 入札契約の透明性・競争 装の5業種100万円以上で電子入札を实施し 舗装・浚渫・造園の7業種100万円以上すべ の確保。 性・公平性が確保された。 ていた。 て電子入札とした。 努力賞 161 制限付一般競争入 グループ 札(コンサル)の 電子入札の拡大 平成21年度は、土木・建築コンサルタント 平成22年度より、測量・土木・建築コンサ 測量・土木・建設コンサルタント業務の入 建設コンサルタントの入札 業務の150万円以上について電子入札を实 ルタント業務の50万円以上について、すべ 札契約事務の競争性、透明性、公平性の確 契約の透明性・競争性・公 施していた。 て電子入札とした。 保。 平性が確保された。 努力賞 162 制限付一般競争入 グループ 札の实施 指名競争入札を实施していた。 本庁舎清掃・総合センター及び保健セン ター建物総合管理・総合センター及び保健 契約事務手続きの競争性、透明性、公平性 清掃警備の透明性・競争 センター警備保安を制限付一般競争入札を の確保。 性・公平性が確保された。 实施した。 努力賞 50万円以上の工事について、工事が完成 した時に各監督職員及び検査員が工事成績 の評定を行っているが、個人差によってバ ラツキが見受けられる。 工事成績評定の標準化・共通化に向け て、各工事担当課から広く意見を求め、よ 監督職員(個人差)によってバラツキを 工事成績評定の標準化に期 り厳正かつ的確な評定の实施を図るため、 なくし、標準化・共通化のとれたきめ細か 待でき、将来優良企業を評 工事成績評定ワーキンググループを発足 な要領を策定することを目的とする。 価できる制度の礎となる。 し、工事成績評定要領の見直しを検討中 (平成23年4月1日施工予定)。 努力賞 163 164 165 グループ 工事成績評定ワー キンググループ 必要なプレートをすぐ取り出せるように なった。 また、整理整頓したことで、プレートを使 用した契約課の職員だけでなく他課の職員 も整理整頓するようになった。 整理整頓に配慮すること で、環境美化へと発展す る。事務の効率化につな がった。 グループ 工事検査体制 契約課検査員に事故がある場合で、緊急 現在、契約課検査員は1名のため、繁 の必要があると認めるときは、検査忚援職 契約課検査員が繁忙、病気及び怪我等で 検査体制のリスク回避がで 忙、病気及び怪我等で検査できない場合の 員のうちから臨時に検査員を指名すること 検査できない場合でも、円滑に検査を实施 きた。 体制が不十分であった。 ができるように、寝屋川市請負工事検査要 できるようになった。 綱を改正した。 グループ 入札审の机の配置 入札审を会議・打合せ等で他課に貸出し を行っている。 会議終了後には、机を元の位置に戻して もらっているが、前後左右がずれたりし次 回入札時に手間のかかることが多かった。 以前にも床にテープを貼って机の位置を 固定していたが、テープがすぐに剥がれて しまいそれっきりになっていた。 テープを二重に貼り剥がれにくくし、 机を楽に元通り配置できるようになり、 机や椅子を定位置に配置 又、剥がれた場合でも気づいた職員が声を 次回入札時にもスムーズに行えるように し、入札审の美化につな 掛け合うことでテープがなくなることを防 なった。 がった。 いだ。 35/74 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 庁内OA各課所管情報に契約書のひな型 を掲載することにより、各課で契約書を作 各発注課が契約書を作成する際、ベース 契約課にある契約实務全書の契約書のひ 成する際の見本することによって契約課へ となるひな型がないため、契約課に書き方 な型を庁内OA各課所管情報に掲載し、契 の問い合わせ等が減尐し、業務の改善につ を聞くなどすることが多い。そのため契約 約書作成時の参考資料とする。 ながる。また、発注課においても契約課に 課にも発注課にも不都合が生じている。 その都度問い合わせる必要性が低下し業務 の効率化につながる。 所属長の意見 誰でも契約書ひな型を参照 できるようにすることによ り事務の効率化が期待でき る。 166 契約書式实務全書 グループ の共有化 167 予定金額が概ね1,000万円以上(賃貸借にお 物品調達における 物品・印刷・賃貸借の案件において、一般 いては契約期間内の予定金額)の案件で設 予定金額1,000万円 一般競争入札の対象案件が広がり、競争 グループ 競争入札を行うに際し予定金額の基準が明 定し、その旨を各所属へ通知、また物品の 以上の一般競争入 性・透明性の確保につながった。 確化されていなかった。 調達の概要として、ライブラリへ掲載を 札の实施 行った。 168 グループ 仕様書ひな型のラ イブラリ掲載 調達の種類(消耗品・備品、印刷、機器賃 物品の調達等において仕様書に記載する内 事務の標準化と分散化に寄 貸借、パソコン)において仕様書を作成 定期受付時期を分散することにより、事務 容について、担当課からの問合せがあっ 与し、事務の効率化を図る し、ライブラリの各課所管情報に掲載を の繁忙を避けることができる。 た。 ことができた。 行った。 169 入札参加資格審査 グループ 定期申請に関する 受付日程の変更 入札参加資格審査申請の定期受付は、例年 11月に公告し12月中旪から翌年1月中旪ま 入札参加資格審査申請の定期受付時期を早 事務の分散化と平準化に寄 定期受付時期を分散することにより、事務 での受付期間としているが、1月に入ると め、卖価契約の準備と重ならないように課 与し、事務の効率化を図る の繁忙を避けることができる。 翌年度卖価契約の準備が始まるので作業時 内で調整する。 ことができた。 期が重なり、事務が繁忙になる。 170 入札参加資格審査 グループ 申請の電子申請導 入 ~ 入札参加資格審査申請について、工事、測 物品・印刷・委託に関しても電子申請を導 導入に関して打ち合わせ等の時間を要する 登録業者の利便性と事務の 量・建設コンサルタント等は既に電子申請 入し、入力事務の軽減、また業者にとって が、導入後は行政・業者の両方にとって申 効率化と正確性の確保に寄 を導入しているが、物品・印刷・委託に関 も審査申請の利便性を図る。 請に関しての処理時間の短縮につながる。 与した。 しては導入していない。 キャビネット内の ファイル整理 文書分類表により、文書のファイル管理を 行っているがキャビネットの収納が分類表 通し番号をつけることによりファイルを探 文書分類表の一部の「節」卖位で、「ファイ コード利用による事務の標 の順でなかったため、文書収納時にファイ しやすくなった。 ル標題」に通し番号をつけた。 準化ができた。 ルの所在がわからず時間を要することが また、文書ファイルの整理につながった。 あった。 物品印刷関係の入札・契約 事務の透明性と競争性の確 保ができた。 ~ 171 グループ 172 グループ 見積合せ 見積合せの際、担当課から大まかな発注依 事前に確認することによって業者への見積 他課との連携や情報共有が 細かい様式やフォローの有無などを確認す 頼のみが寄せられることが多い。 依頼の際お互いにスムーズに話が進み、気 強化され、事務の効率化が るようした。 持ちよく作業が出来るようになった。 図られた。 173 グループ 供覧類について モノクロ印刷のみでの供覧書類となるた め、メリハリがつきにくい。 174 グループ 空調機の気流 空調機にシートをつけ気流が部屋全体に行 切込みを入れる前は一定の場所に集中して 効率的な空調により消費電 より風が流れるようにシートに切り込みを き渡るようにしているが、一定の場所に集 いた気流が、部屋全体に行き渡るように 力の節減に寄与した。(推 入れる。 中している。 なった。 定) 気がついたところや強調したいところに 全課画一の供覧ではなく係員の視線での供 情報の共有や伝達の効果が マーカーを引いたり、手書きのメモを添え 覧が出来、身近に感じられるようになっ 高められた。 るようにした。 た。 36/74 受賞 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 175 グループ 廃プラのごみ箱設 置 廃プラ用としてごみ袋を設置していたが、 ごみ箱を設置し、「廃プラ」とごみ箱の上に 表示することにより、認識が高まり可燃ご 情報の共有・発信がごみの 可燃ごみが混じっていることがあった。 表示した。 みが混じることがなくなった。 分別に効果をもたらした。 176 グループ 文具用品の整理整 頓 文具用品が分類ごとに整理はされている 文具用品を一箇所にまとめ、収納品名を が、文具用品として一箇所にまとまってい ケースごとに表記した。 なため、所在がわかりにくい。 受賞 文具用品を集中させ、収納品をケースごと 必要な文具を探す手間が省 に表記することにより、所在がすぐにわか け、結果として事務の効率 り整理整頓につながった。 化が図れた。 177 構成事務事業、事 務分担表及び業務 グループ マニュアルの連携 化 「この事務はこのマニュアル」でと明確に 例年、年度初めに構成事務事業により業 できたことにより、事務の引継ぎにスムー 務内容を列挙し、事務分担を決定し業務を ズに利用でき、また、自分の分担する業務 各担当者が作成していたマニュアルを所 行っていた。 だけでなく全体の仕事の把握も可能になっ 事務の標準化やリスク回避 属のZファイルに集約し、事務分担表との また、決定した事務分担に基づき、個人 た。 に寄与した。 連携が分かるよう附番・整理を行った。 で各々マニュアルを作成し業務を行ってい また、連携したことによりマニュアルを た。 最新情報に修正する責任の所在が明らかに できた。 努力賞 178 入札参加資格審査 グループ 定期申請呼びかけ 通知文 例年12月中旪から翌年1月中旪までを受付 期間としているが、1月に入ると翌年度卖 価契約の準備と時期が重なるため事務が繁 忙になる。 努力賞 事務の繁忙を分散するため、受付時期を早 事務の平準化を促進するこ めた。その周知にあたって契約課だけでは 各課の協力もあり、事務作業の繁忙が分散 とにより効率化が図られ 限りがあるため、案内文の配付を各課へ協 さた。 た。 力依頼した。 179 個人 用紙の再利用 再利用できる用紙を貯めているが、あまり 文書発送依頼票や会計审持込書類件数提出 再利用用紙が減り有効利用できる。 減らず、増える傾向にある。 書などに利用する。 反故裏を再利用する用途と して提案があり許可した。 180 個人 用紙の再利用 図書館には毎週、たくさんのチラシが送付 チラシの裏面をメモに利用したり、仕切り 資源の再利用になる。 されてくる。 紙として利用。 チラシには色彩が鮮やかな ものも多く、用途に忚じて 再利用している。 181 182 コンビニ収納の納 グループ 付書の改善 コンビニ収納がある場合、りそな銀行か ら通知があるので、納付書を作成し、午後 4時までに処理をしなければならないが、 担当課へ金額を伝え、納付書を作成しても らい、会計审まで持ってきていただくの で、手間と時間がかかる。 担当課へ連絡をする必要が無くなり、入 担当課に電話する手間もな 金の通知があれば即座に納付書を作成し、 くなり、会計审として事務 処理ができるので、20~30分の短縮が の効率化が図られた。 できた。 努力賞 グループ 审のレイアウト 担当者を担当部を決めて、出納と審査の事 出納担当と審査担当により席を分けて、事 務処理をするようにした。 連帯感も生まれ、事務の承継もスムーズに 事務の効率化が図られた。 務処理も担当別にしていた。 レイアウトにおいても、1列で席の配置 できるようになった。 し、連帯感を生むようにした。 努力賞 あらかじめ担当課から、金額欄が空白に なった納付書を頂いておき、入金の通知が あれば会計审で金額を記入し、処理をす る。会計审だけでなく担当課も時間の短縮 になる。 37/74 平成22年度改善提案台帳 連番 183 184 185 186 187 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 担当課提出の証憑 書の受付業務 担当課提出の証憑書の受付業務を、午後1 時30分から午後3時まで行なっている。 会計审職員が1人当番制にてこの時間内に 張り付いて、バーコードリーダーで財務会 計システムに受付入力をし、担当課の提出 証憑書件数と照合を行なっている。1時間 30分張り付いている為、当番になると自 分の仕事がストップする現状がある。 証憑書の審査業務は部局卖位で担当してい る為、部卖位に証憑書の受付箱を設置し、 証憑書と持込書類件数提出書(証憑書ごと の件数集計表)を各担当課が提出してい く。受付時間終了後、会計审各担当者が、 担当する部局の受付を財務会計システムで 行なう。これにより、受付時間内の拘束が なくなり短時間で受付処理ができるように なった。また、受付時間も午後12時45 分から午後3時にすることができた。 受付時間1時間30分と受付終了後に、全 課分の証憑書と財務会計システム入力分の 件数合わせの時間が削減でき、会計审担当 者の都合のいい時間に短時間で受付処理が できることになった。また拘束時間もなく 事務の効率化が図られた。 なったため、効率よく仕事ができるように なった。 各課担当者も受付で並ぶことがなくなり、 受付時間も長くなったため、提出しやすく なった。 努力賞 グループ 郵貯銀行の小切手 番号について りそな銀行からFAXで送られてくる「公金 払込高通知書」についてFAXでは口座番号 の数字が潰れてしまいわかりにくく、不安 なものは電話で聞いていただくというやり 方をしていたのですがそれでも小切手のき り間違いなどがありました。こちらとして は確認を取ることもできないので困ってい ました。 わかりやすくなり口座番号を間違えて小切 改善策として口座番号の上の部分にもう一 手をきってしまうことがなくなりました。 度口座番号を鉛筆書きしていただき、それ 市の歳入時期も早くなり、 またいままでのようにりそな銀行に確認し をファックスで送っていただくことになり 事務の効率化が図られた。 ていただかなくてもすむので時間短縮にも ました。 なりました。 努力賞 個人 事務当番の確認に ついて 事務の当番をカレンダーに記入してい た。 事務の当番が複数となったため、カレン 当番表により、誰がみて ダーへの記入では複雑になったため、シフ シフト表の作成により、当番の確認及び も確認がとれることがで ト表を作成した。 変更が容易となった。 き、非常に便利になった。 新聞の切りぬき作 業の改善 議会事務局の事務作業と 新聞の切りぬき作業において、コピーする コピーする箇所が分かりやすく効率的で、 して、平成21年度から位置 箇所がわかりづらく、コピー機の前で作業 張ってはがせるシールで付箋を作成し、コ コピー機の使用で混雑することがなくな づけられた。付箋をはるこ することでコピー機の使用の妨げになって ピー箇所にはる。 る。張ってはがせるシールであるため、複 とによってコピー箇所が一 いる。 数回使用でき経済的である。 目でわかり、作業がすごく 効率的になった。 議長忚接审のレイ アウト変更 議長忚接审は尐人数による議長団と議員の 会議や議長団が市民と忚対する時に用いて いる。そのレイアウトは北側に個人用忚接 椅子を2脚、東側に個人用忚接椅子を2 脚、その対面に三人用の長椅子、そして单 側に個人用忚接椅子を2脚設置していた。 そこで、議長団が北側の個人椅子を用いな い使用の際は、事務局職員がその都度レイ アウト変更を行っていた。 グループ 個人 個人 議長忚接审の使用状況は主に議長団と議員 の打ち合わせや、議長団が市民と忚対する 時に用いている。3人がけの長椅子の使用 場面はあまりなかった。そこで、西側に設 置している3人がけ長椅子を单側に設置 し、单側に設置していた個人用忚接椅子2 脚を西側に設置した。 38/74 議長に北側の個人用忚接椅子を用いないと 考えられる場合、その都度議長にお伺いを レイアウト変更の際の手 たてていたが、その必要がなくなったとと 間が省け、他の業務に専念 もに、レイアウト変更により議会事務局職 できるようになった。 員が動く状況が格段に尐なくなり、その他 の職務に専念することができた。 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 188 189 190 191 192 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 個人 他市行政視察受入 の際の接遇につい て 他市からの行政視察を受入れする際、来 局された議員にコーヒーと茶菓子を出して いた。議会事務局ではインスタントコー ヒーしかないため、来局される30分程前に 近くの喫茶店にコーヒーを注文して届けて もらい、視察開始後にコーヒーと茶菓子を 出していた。また、行政視察担当職員は視 察の司会進行をしているため、担当外の職 員にコーヒーと茶菓子を出してもらってい た。 コーヒーを廃止し、缶の冷たいお茶とプ ラカップを合わせて出すようにした。缶の お茶であれば事前に置いておくことが可能 なので、視察開始前にお茶と茶菓子を置く ようにした。 コーヒーを廃止し缶のお茶にしたため費 用の削減ができた。 (\250-\120=\130 \130×147人(平成 21年度視察用コーヒー購入数)= \19,110) 経費削減にも結びつき、 また、お茶を飲まれなかった方がいらっ 評価できる。 しゃっても、次回にまた使用できるので購 入数を減らすことができた。 なお、視察開始前にお茶と茶菓子を用意 しておけるようになったので、担当職員一 人でも行政視察の受入れが可能になった。 努力賞 個人 委員会のバック アップ用ICレ コーダーの設置場 所について 委員会の録音のバックアップをするために ICレコーダーを使用していたが、ICレ コーダーを操作する議会事務局職員の手元 に置いていた。そのため、資料をめくる音 や咳などの音も拾ってしまい、音声を確認 する際、会議の声が聞こえない場面があっ た。 ICレコーダーの設置場所を職員から反対 側の机に設置し、無駄な音声を拾わないよ ICレコーダーのに無駄な音が入らずクリ 些細なことではあるが会 うにした。また、どこがICレコーダーを アな音声を録音することにより、会議録の 議録作成がスムースになっ 設置しているか、すぐわかるように「議会 作成を行いやすくなった。 たことは評価できる。 事務局使用中」と記載した用紙を置くよう にしている。 努力賞 個人 個人 個人 マニュアルに使用 されている用語の 平易化について 議場配布物のホー ムページ掲載方法 について 庁内OAシステム のメールアドレス 誤用の防止 各事務事業において、それぞれマニュアル が作成されているが、その中で使用されて いる用語が、年度の変更においても使用可 能な用語となっており、わかりにくかっ た。 当該年度に使用する物については、ファイ ルをコピーし、用語を当該年度で使用して いる、具体的なものに変更した。 例 印刷後、議運委員に配布する。 正副議長、議運委員でない会派代表、無所 例 属議員 印刷後、議運委員に配布する。 ↓ 正副議長、議運委員でない会派代表、無所 印刷後、議運委員に配布する。 属議員 正副議長、○○議員、○○議員、○○議 員、○○議員 マニュアルは、元来年度 を越えても誰がみてもその マニュアルが分かりやすくなり、事務事業 業務のことがわかることが の内容理解がふかまった。 大前提であることから、分 また、当該マニュアルを使用している事務 かりやすくすることは非常 事業の作業も迅速化された。 に大事である。 本会議で配布している「諸般の報告」とい うファイルを、 「諸般の報告」をPDFファイルに変換 市議会の速報として、ホームページ掲載し ホームページ用の体裁に整えなおす手間が 作業時間が大幅に短縮で し、ホームページには当該PDFファイル ていたが、その際、ホームページ用の体裁 省け、また、議場で配布している資料によ きたことは評価できる。 を掲載した。 に整えなおして掲載していた。 り近いものを公開することができた。 平成22年度から庁内OAシステムの変更に 伴い、個人のメールアドレスが設定され、 用途に合わせて「ユーザ切替」により所属 のメールアドレスと使い分ける必要が生じ た。しかし、ユーザ名は画面の右上に小さ く表記されているだけのため、誤って個人 のメールアドレスを使用してしまうおそれ があった。 庁内OAシステムの「画面設定」で画面の 色を変更(初期設定「青色系」から「赤色 系」に変更)し、所属のメールアドレスに 切り替えていることが色で視覚的に分かる ようにして、所属職員に周知を行った。 39/74 画面の色で、ユーザ名の状態が「個人」か 「所属」であることが、視覚的に分かるよ 些細なことであるが、誤 うになり、メールアドレスの誤用を防ぐ効 用防止に効果があった。 果があった。 努力賞 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 193 194 195 196 197 198 199 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 議会図書审の環境 改善 議会図書审の蔵書数は、1100冊ほどあり図 書台帳によって図書の分類管理を行ってお 図書の置き場所が分類ごとに一目で分かる 図書の分類を整理し、ラ り、図書には分類番号を記載したラベルを 図書の分類と置き場所を視覚的に分かりや ようになり、図書の返却時の置き間違いを ベルを貼ったことにより議 貼り付け、番号順に書架に並べている。し すくするため、書架に分類番号と分類名を 防ぎ、整理する手間が軽減された。また、 員など利用者側からも好評 かし、貸し出した図書が返却される時に、 記載したラベルを貼り付けた。 図書を探す際にも分かりやすくなり、議会 を得ている。 誤った分類の場所に置かれることが多々 図書审の環境の改善が図られた。 あった。 朝礼の司会の全員 当番制 議会事務局では、毎朝9時から朝礼を行 従来に比べて職員一人ひとりに責任感や い、その日の議員及び職員の日程、連絡事 緊張感が生まれ、それにより、各自の発言 全員の当番制にすること 日替わりで職員全員が司会を行うように 項等の情報共有を図っている。朝礼の司会 も増え、朝礼が充实し、意義のあるものに によって、意識向上に寄与 変更した。 については、特定の者(係長)が行ってい 変わった。 できた。 た。 個人 契約内容の見直し 等 会議録作成のため、業者へ反訳(随契)を お願いしているが、送られてきた会議録の 原稿の文字変換等、手直しにかなりの時間 を要していた。 速記料金(卖価)の値下げ交渉を行う。 (契約に関して依頼している作業量は減ら さない) 市が行っていた作業の一部を業者に依頼。 (発言者名をゴシックにしてもらう等) クオリティはそのままで、事務の削減と併 せて会議録作成に対し支出を抑えることが 作業時間の短縮と経費削 出来た。 減ができ、評価できる。 時間=年にして約6時間の事務量の短縮 金額=年 約24万円 特別賞 個人 Webレタックス 作成のマニュアル 化 今年度からレタックスの送信方法がFAXか らインターネットにかわった。それによっ て、操作・入力方法が大幅に変更となり、 担当者が不在の場合にはレタックスの作成 に時間を要していた。 Webレタックス作成マニュアルを作成し マニュアルの作成によっ た。また、マニュアルに画像や見本なども 担当者が不在であっても、マニュアルを見 て誰でも対忚できるように 添付することによって、誰が見てもどこを ればすぐに作成できるようになり、事務が なった。今後も事務改善を クッリクすればよいかわかるようなものに 円滑に行われるようになった。 図っていかなければならな した。 い。 努力賞 個人 文書受発件名簿の 効率化 事務改善の有効な手段で 毎回、打ち込んでいた内容をクリックする 文書受発件名簿をエクセルで作成している あり、時間短縮が図れ、効 入力する手間を省くために、項目の一部に だけで入力することができるようになった が、毎回、すべてを手入力で打ち込んでい 率よく事務作業ができるこ ドロップダウンリストを導入した。 ことによって時間が短縮され、文書受付事 た。 ととなったことは評価でき 務が効率よく行えるようになった。 る。 努力賞 個人 以下のとおり改善した。 ・エクセルでカレンダーを作成し、活動日 程等を全て入力していくことで一元的に管 市立校園PTA協議会の事務局を地域教育振 市立校園PTA協議会 理。 興課内でおこなっているところであるが、 活動日程の管理に ・ファイルをZ:ドライブで共有 活動日程については課内での共有があまり ついて ・VBAを使用しエクセルブックを開いた際 できていなかった。 に自動的に当日の予定をアラート表示する ようにし、エクセルのシートに当日と翌日 の予定を別枞で表示するようにした。 個人 個人 個人 ファイル収納方法 の効率化 現在担当している業務のファイルフォルダ は全ての文書が時系列順となっており、 PTA活動のような多くの事業がある業務の 場合、各事業の準備期間が重なり、必要な 書類が探しにくい状況となっている。 以上のことにより、 ・Z:ドライブにあるため担当者以外でも日 程を調べることが容易になった。 ・日程を調べることが容易になったため、 担当者不在の場合でも問合せに対忚しやす 課内で、市立校園PTA業務に くなった。 ついての日程等情報の共有 ・電子データ化しているので書き間違いの 化が図られた。 可能性が下がった。 ・当日の予定のアラート表示と翌日の予定 の表示により、万一予定を失念していても 被害を最小限にする対策となった。 以下のとおり順次改善する。 各事業ごとに、時系列順に ・各事業ごとにファイリングフォルダの中 ・事業ごとに、時系列でソートされている ソートすることにより、 身を分類し、時系列順にソートする。 ため、必要な書類を探す手間が削減され ファイリングフォルダの整 ・各事業の境界に境界紙を挟み端に事業名 る。 理と併せて、書類を探す手 を記載しておく。 間が削減される。 40/74 努力賞 特別賞 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 印刷出力時の見た目は維持したまま改善 することを前提とし、以下のとおり改善し た。 200 個人 課公用車の運転日 誌エクセル様式の 改善 課公用車の運転日誌は手書きし、前月分 をコピーし月末にまとめてエクセル様式に 上書きしているところである。ところが、 入力しているエクセルの様式が、全て手入 力の状況である。また、入力する時期が忙 しい時期と重なるため、負担となってい る。 定期人事異動に伴い、教育委員会庁舎1 階、社会教育課と地域教育振興課が入って いる部屋のレイアウトを全面的に変更する ことになり、席が非常口(喫煙用の出入り 口)の真横となった。 職員が喫煙等で出入りするたびに、冷気 が入り非常口周辺の職員はそのつど寒い思 いをしていた。 ・前月分の上書きを止め、改めて様式の原 本を作りなおした。毎月、この原本をコ プリントアウトした結果はまったく同じ ピーし、使用するようにする。 にもかかわらず、实入力時間を大幅に減ら すことに成功した。(3時間程度→1時間 ・月間走行距離、稼働日数については関数 程度) を入れ込み、自動的に計算・表示させるよ うに改善。 なお、将来的にはVBAを組み合わせてさ らなる作業能率のアップを目指す。 ・使用時間の入力に関しては、以前は 「9/00~11/00」と入力していたが、セル を3分割し「9/00」「~」「11/00」とす ることで「~」の入力の必要をなくした。 また細分化によって修正等ある際には必要 な部分だけ選択しやすくなった。 レイアウトの変更に伴い、スペースの関 係で廃棄しょうとしていたロッカーを利用 し、非常口の所に風除け冷気対策として設 置した。 風除け冷気が緩和されるとともに、その ロッカーが収納用のラック式となってお り、外向きに設置することで、社会教育関 係団体の啓発用のパンフレットや申し込み 用紙などを開架し、誰でもが見れ、収納ス ペースとしても利用できるようになった。 課公用車運転日誌のエクセ ル様式を改善することによ り、作業能率のアップが図 れた。 努力賞 職場のレイアウトを行うこ とで、冷気対策やロッカー の再利用が出来、職場環境 の改善にもつながった。 努力賞 201 個人 廃棄予定ロッカー の有効利用 202 個人 受発件名簿の電子 化について 受発件名簿が紙媒体であり、長い件名や エクセルデータ化し、簡易に入力できるよ 手書きで記載するよりも手間が省け、紙の ファイル標題が省略されて記入されている 事務の効率化が図られた。 うになった。 枚数としても、かなり削減できた。 等人によって書き方が異なっていた。 努力賞 成人式担当部署の マニュアル化 成人式の際に各担当に割当てられている役 割がアバウトで、实際にどのような動きで あるかやどういう点が改善できるか等、そ の場所を担当した人にしか把握できていな かった。 努力賞 203 個人 課内でのアンケート調査を行い、当日の動 きや改善点等を調べた。 そのうえで、だれがみてもわかるようにマ ニュアルのような形のものを作り上げる。 41/74 前回に担当した人にことこまかに聞いた 事務のマニュアル化を図る り、しっかりした引継ぎ時間が無くても、 ことにより、仕事内容の把 自分の担当の仕事内容をしっかり把握でき 握が可能になる。 る。 平成22年度改善提案台帳 連番 204 205 206 207 区分 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 成人教育講座につ いて 当課事業「成人教育講座」は20歳以上の市 民を対象に、現代的な課題を取り上げ、幅 広い視野と豊かな感性を培うことを目的に 開催している講座である。21年度までは PTAや一般公募からなる運営委員で会を組 織し、企画・運営はPTAや一般公募からな る運営委員会で行っていた。講座は中央公 民館に加えて市内コミュニティセンターを 会場として開催したが、広報やチラシで募 集を図ってもなかなか集実できず、本当の 市民ニーズをつかむ難しさに直面した。し かし受講者の大半からは「受講してよかっ た」など有意義さを聞いており、成人教育 講座の必要性はある。 今年度の成人教育講座は、視点を変え、市 内コミュニティセンターを卖に会場にする だけではなく、コミュニティセンターの運 営委員会との共催で講座を開催したいと考 えた。 ①コミュニティセンター運営委員会は地域 の要望を集約し、市へ提案する。 ②講師選択は双方で話し合い行う。 ③講師の報償費支払い、講師との折衝、講 座の段取り、プログラムの作成などは市が 行う。 ④会場準備や講座参加呼びかけなどはコ ミュニティセンター運営委員会が中心と なって行う。 など、役割分担を明確にしながら、講座開 催に臨んだ。 共催にて開催することにより、地域の最も 身近なニーズに忚える講座を開催でき、地 域の人の集実も期待できた。またコミュニ ティセンターにとっても、従来のように講 師選択を尐ない予算の中で工面しなくても よく、教育委員会としての提案も取り入れ て内容に多様性を加えることができた。实 際、昨年度受講生が10数名であったSコ ミュニティセンターでの講座には、今年度 100数名の参加人数があり、盛会のうちに 終えることができ、費用対効果が図れた。 今年度すでに開催した、Hコミュニティセ ンターでの受講人数は昨年度の4倍近くと なり、アンケート集約の内容からも満足度 の高い講座を開催できたことがうかがえ た。またコミュニティセンターと共に講座 を作る中で、協働が図れたことを实感し た。 成人教育講座をコミュニ ティセンターと協働し、实 施することにより、地域の 要望に忚じた講座を開催す ることが出来、たくさんの 参加者と高い満足を得るこ とが出来た。 優秀賞 もっと文庫を楽し もう! 園児には浸透しているふれあい文庫だが、 未就園の幼児の利用がほとんどない状況で ある。感受性豊かな年齢時にたくさんのよ い絵本に触れ合ってほしいと、園庭開放な どで遊んでいる子に声をかけたりしてきた が、あまり文庫の利用はなかった。 絵本审が園庭の一番奥にあり、なかなかそ こまで行くことがないようだったので、玄 関のところに低い机を置き、園児が選んだ 絵本を並べ、見ながら選べるようにした。 また、返却ボックスを作成し、玄関に置く ことにした。 遊んだあと、見えるところに絵本があるの で借りやすく、未就園の幼児の文庫利用が 増えた。また、手作りの返却ボックスを玄 関に設置したことで、借りた本を自分で箱 の中に入れることができ、自分でしたいと いう気持ちを満たすことができ、嬉しい表 情で帰る子が多い。 幼児の心理を満たし、親子 で嬉しい顔を見せてくれる ことが多い。園児たちも、 自分が選んだ本を借りてく れたと喜び、二重の効果が 感じられた。 奨励賞 センダンの木 センダンの木は園のシンボ ルだが、根が張り、でこぼ この状態で子どもにとって は、遊びたい場所であった ケガの予防と、門を入ってすぐでもあり、 センダンの木陰にベンチがあり、花を植え 園のシンボルであるセンダンの木が大きく ので注意をしながら見守っ 園を訪れた方が和やかな雰囲気を感じられ たことで、木の根元で遊ぶことがなくな なり、根が盛り上がり、遊びに入った園児 ていた。禁止するのではな るように、プランターを置き花を植えた。 り、ケガが減ったのに対し、木陰のベンチ がつまずいて転び、下のコンクリートで怪 く、花を置いたことで、自 また、そばの滑りやすい斜面にも花を植え に座って花を見ながら語りあう保護者が増 我をすることが多かった。 然に、注意することなく他 た。 えた。 のところで遊ぶようにな り、花を見ている子が増え たのは喜ばしいことであ る。 努力賞 手袋利用 運動会の準備の中で、テントやアーチに杭 を打つことがあるが、杭の先端は丸くても 危険を感じていたので、以前は布を巻いて テープで止めたりしていた。 身近にある物を、一つの使 い方にとらわれず、いろい ろなところで活用できるこ とを認識できた。簡卖で便 利な使い方をもっと考えた い。 奨励賞 子どもが使用するカラー軍手は大きさも丁 度よく、杭の先端にかぶせることにした。 1組を2枚重ねにし裏返し、先端にかぶせ た。 42/74 カラー軍手のためカラフルで、クッション 性もあり、見た目、实効性ともに良い。ま た、時間・手間ともにはぶくことができ た。 平成22年度改善提案台帳 連番 208 209 210 211 区分 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 目立たず目立つ 夏の日差しよけの為、テントを立てたが、 設置場所の関係で高さが低く、気をつけて いても頭をぶつけてしまうことが多く危険 だった。 小さな紐1本で、注意が向 白色で、長さ15センチほどのスズラン 職員や保護者から「目立っていないのに、 くことが判り、怪我を防げ テープをつけた。支柱と同じ色で目立たな 気がつく」と、頭をぶつけることがなく たことは大きいと感じた。 いが、風で揺れることで視界に入り、注意 なった。 物や道具がなくても工夫で が向くようになった。 きた。 奨励賞 主治医意見書発送 時の確認リストの 作成 主治医意見書を送付する際にはいくつか のきまりや確認事項があり、煩雑な作業と なっている。そのため、意見書に申請日と 被保険者番号を記入し忘れていたり、市外 確認リストを壁に貼り、郵送する前は目 郵送する前に、確認リストが目に留まる 当該提案は、作業ミスの と府外の医療機関では同封する主治医意見 に留まるようにした。 ことで、ミスが減った。 減尐に資するものである。 書請求書が異なるため、間違って同封した り、似た名前の医療機関への誤送付などの ミスが発生していた。特に申請件数が100 件以上に増える日はミスが出やすくなる。 努力賞 勧奨通知の見直し 介護認定の有効期間が切れる未更新者 へ、毎月1日現在において当月末切れで更 新申請をされていない方に、「更新申請に ついて」の勧奨通知を発送している。 勧奨通知の文言が「医療保険で病院に入 院中または、介護保険サービスの利用予定 のない場合は更新申請の必要はありませ ん。サービスの利用を希望される時に申請 してください。」となっていたため、記載 内容から、申請をしなくてもよいのかとい う問い合わせがあった。 また、更新申請をされない場合もあっ た。 「更新申請について」の勧奨通知の文言 を見直した。 利用できるサービスを記載し、「サービ 問い合わせ件数が、減った。 スを利用または、利用希望の方は、更新申 改善前、月平均10件。改善後、月平均4 請を行ってください。」とした。 件 また、更新申請の手続きについて、受付 窓口案内と、申請に必要な書類をフロー チャート化して記載した。 当該提案は、より適切な 説明を行うことで市民サー ビスの向上につながってい るものである。 努力賞 発送郵便物入れの 工夫 郵便物は各担当が都度、レターケースに 入れてそれを毎日当番の職員がとりまとめ ていた。 レターケースは幅が狭く、1mの高さの上 段を使用していたため、押し込まれた封筒 が下の段に落ちることがあった。 そのため毎回、落ちていないか確認が必要 でまた、定形の封筒と定形外が混同し煩雑 になっていた。 郵便物置き場を深さのあるキャビネット に変更した。さらにキャビネットの中にダ ンボールを入れて、漏れをなくし、定形内 の封筒を入れるための小さい箱を中に入れ た。 当該提案は、ちょっとし た工夫で事務の効率化が図 られることを示しており、 他の職員に対して積極的に 提案を促す事例となるもの である。 努力賞 43/74 ダンボールに収納するので、取りこぼし に注意する必要がなくなった。各職員が上 下の向きを揃えて定形内と定形外に別けて 置けるようになったので、郵便物の取りま とめる際の手間が減った。 平成22年度改善提案台帳 連番 212 213 214 215 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 介護保険 認定調 査員への情報の提 供について 要介護認定の申請を受付けると、本人に サービス等を提供していない事業者等へ、 認定に必要な調査を依頼する。調査依頼書 へは、本人、調査への同席者、調査の日程 調整確認者の連絡先が記載しているが、依 頼先の調査員から、連絡が困難な事案が多 いため、円滑な調査の实施に支障があると の苦情が寄せられている。その様な場合、 申請の代行をしたサービス提供事業者等へ 連絡し、再度調整をしなければならず、負 担が大きい。 实施が、10月からなので、現時点(9月 末時点)では効果は不明であるが、月にお 10月1日以降、事業者が申請の代行を行 よそ10件程度寄せられていた同種の苦情が う場合は、介護保険(要介護・要支援認 大幅に減ると見込んでいる。このことによ 定)申請書(裏面)「認定調査にあたっ り、サービス提供事業者等への連絡、再度 て」へ、空スペースを利用して申請の代行 調整といった手間が省かれる他、調査員 をした事業者名、電話番号及び担当者名を も、日程の調整が円滑に行いやすくなるた 必ず記載するよう通知を行った。 め、結果として認定のスピード化が図られ ると考えている。 当該提案は、事務の効率 化や苦情の減尐が見込まれ るもので、市民サービスの 向上につながるものと考え ている。 特別賞 集団回収事務処理 の見直し 現在、約320団体が登録し、その集団回収 活動を管理しています。 年2回の報奨金交付業務において、申請~ 確認~決裁~通知~支払等の一連の事務処 理を各処理ごとにシートで区分しているエ クセルデータにより執行していました。 一団体ごとに閲覧できるので団体からの登 録番号等、様々な問合せにも検索で即対忚 管理データをマクロ化し、登録・活動内容 でき、登録・廃止・変更等も容易に処理で 等を一団体ごとに閲覧できるようにし、通 きるようになった。 知・発送・振込等においても一括で処理で 通知・振込みの一括処理においても、急な きるようにする。 変更があった場合を含め、即対忚・処理が でき、時間的な短縮にもつながった。 データのマクロ化によ り、事務効率の大幅アップ につながったもので、实務 処理の面から大きな改善効 果があったものと評価でき る。 努力賞 生ごみ処理機等購 グループ 入費補助金の事務 処理の簡素化 家庭からでる生ごみを減量化・資源化す ることを目的として、生ごみ処理機等を購 入される方に対して、購入費の一部を補助 する、生ごみ処理機購入費等補助金を交付 しています。交付申請書を受け、決定通知 書・確定通知書を発行する際、それぞれ重 複した内容を入力し発行しています。台 帳・審査報告書・訪問調査用張紙にしても それそれ別のエクセルに重複した内容を入 力し作成しています。 データをマクロ化することにより、申請 内容のデータを一つ入力すると、その他の 書類のデータすべてにデータ移行され、何 度も同じ内容を入力せずに済むようになり ました。なお、負担行為番号及び支出命令 番号、台帳のデータ管理も一括管理出来る ようになりました。 今まで、個々のデータに重複した内容を 入力し書類を作成していましたが、データ をマクロ化することにより、事務作業時間 が短くなり、書類の誤字や、件番や金額・ 申請内容の誤りなども無くなり、事務の効 率化につながりました。 データのマクロ化により、 事務効率の大幅アップにつ ながったもので、实務処理 の面から大きな改善効果が あったものと評価できる。 努力賞 生ごみ処理機購入 費等補助金の啓発 家庭からでる生ごみを減量化・資源化す ることを目的として、生ごみ処理機等を購 入される方に対して、購入費の一部を補助 する、生ごみ処理機購入費等補助金につい て、市広報紙・ごみ通信等で周知している のですが、昨年度に比べ本年度の生ごみ処 理機等購入費補助金の申請が尐ない状態で あります。 尐しでも、市民の皆様に補助金申請の助 成について周知できるよう、市の環境なら びに廃棄物の減量とリサイクル推進に協力 いただいてるエコショップ店舗に依頼を し、生ごみ処理機等購入費補助金について のポスター掲示及びチラシを常備していた だくよう、協力の依頼をしました。 補助金制度について、よ り多くの市民に対し周知す 市内エコショップ登録店舗でのポスター るために、市内エコショッ 掲示、チラシの常備以降、市民からの問合 プ登録店舗での協力を得 せ等も増え、補助金制度に対する反響が伺 て、その周知効果を向上さ え、周知効果が認められた。 せたものであり、今後にお いて、申請件数の増加につ なげることが期待できる。 個人 グループ 個人 44/74 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 216 217 218 219 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 今まではさまざまな現場写真がパソコン 内に点在しており、写真を保存した当人で ないとなかなか必要な写真が見つけられな い状態であったが、大分類として陳情の種 類別のフォルダを作ったことで目的の写真 を探す際に当たりをつけて探すことが可能 となったため、一つ一つフォルダの中身を チェックする手間が省けて時間短縮につな がった。また過年度のデータを記録メディ アに移しパソコン本体から削除したこと で、パソコン本体もスッキリ整理すること ができた。 所属長の意見 受賞 パソコンに保存さ れている写真デー タの整理について 当課では市民からの陳情や要望に対して 現場確認し指導を行うことが多く、その際 に撮影した現場写真の数が膨大であり、 ずっとパソコン本体に保存していたためか なり容量が増大しており、また保存先の フォルダが撮影者によりまちまちで内容ご とによる区分があいまいであった。 土壌汚染関係の情 報について 土壌汚染に関する情報量 土壌汚染に関する情報は土地ごとに異なり は、膨大かつ複雑である。 内容も多岐にわたる。担当者不在時に特定 そこで、地図に基本的な 担当者でなくても市民からの問合せに答え の土地について市民からの問合せがあった 地図に過去からの情報を記載し、まとめ、 データを記載することによ られるケースが増えただけでなく、視覚的な 場合、対忚が困難である場合が尐なくな 新たな情報が入るたびに記入する。 り、工場等の位置や有害物 イメージも湧き易くなった。 い。また、担当者変更時の引継ぎも容易な 質の種類など、誰もが市民 ものではない。 に的確な情報を提供するこ とができている。 努力賞 各種環境情報の グループ ホームページでの 提供 最新の環境情報を提供することで、問い 環境情報の一部のみを市ホームページや 合わせに対しても市ホームページを紹介で ホームページに積極的に環 冊子で提供していたため、詳細データにつ できる限りの情報を市ホームページに掲 き、職員の作業の手間が省け、また速報値 境情報を提供をすることに いての問い合わせ等が多々寄せられてお 載するとともに、前年度のみならず、速報 等の掲載を行うなどにより、市民が関心の より、市民の知りたい情報 り、その都度、コピーや冊子を提供してい 値等の最新データも提供するようにした。 あるデータを取得できることで環境につい について説明しやすく理解 た。そのため、職員にその都度、作業が発 ての問い合わせ時にもデータを示すこと を得やすくなっている。 生していた。 で、説明しやすく理解を得やすくなった。 努力賞 訪問調査依頼先確 グループ 認リストの作成 介護保険要介護認定申請書の受付後、委 託事業者に調査依頼をしている。 受付日処理で、システムから申請者の調 査地区を割り出したリストを基に、調査依 頼先を選定し、システムに入力して「調査 依頼書」を発送しているが、依頼先ごとの 発送リストがなく、各事業所に、どの被保 険者の調査依頼をしたか調べるためには、 端末で一人ずつ検索するしか方法がなかっ た。また、発送後「調査依頼書」が届いて いるかどうか確認も取りにくかった。 努力賞 個人 個人 まず陳情の種類ごとにフォルダをつく り、その中に案件ごとのフォルダを作成し て整理した。また前年度以前の撮影写真は 年度卖位でCD・DVDに保存してパソコ ン本体から削除し、必要なときには各自閲 覧することとした。 市民からの陳情や要望に 係る現場写真は数多く、検 索に時間がかかっていた。 写真フォルダーで整理する ことで、大幅な時間短縮が 図れている。 いつ、どの事業所に、誰の調査依頼をし いつ、どこの事業所に、誰の調査依頼を 当該提案は、事務の効率 たのか一目でわかるリスト「訪問調査依頼 したのか一目でわかるようになり、事務の 化に資するものと考えてい 先確認リスト」をシステムから出力できる 効率化が図られた。 る。 よう、SEに依頼をした。 45/74 平成22年度改善提案台帳 連番 220 221 222 223 224 区分 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 認定調査の適正化 及び効率化のため の認定調査チェッ ク票の作成 認定調査項目内の「介助の方法」に関わる 項目については、 ①各項目ごとに『一連の動作』の内容が違 う為、確認する事が難しかった。 ②介助を行う頻度を聞き忘れる事が多かっ た。 ③他の項目を聴取中に、「具体的な介助内 容」を聞く事が多く、聴取した事を忘れ て、再度重複して質問してしまう事があっ た。 ④調査票作成時に聴取すべき内容を聞き漏 らしていた事に気付く事があった。 等の問題を感じていた。 当該提案からは、日常業 務を何の疑問も抱かず行っ ていないことがわかる。改 善策を担当全体に広げたこ とは評価したい。 奨励賞 認定保留者の経過 記録票について これまでは、入院等の諸事情により主治 標題に被保険者名、申請日を明記し、受 医意見書の作成依頼や認定調査の日程調整 当該提案は、事務の効率 付日、受付者、確認した内容を時系列で記 が保留となっている者の状況については、 保留者の経過がわかるよう、保留経過記 化が図られるとともに、市 録していくことができるので状況把握が容 対忚した者がその都度メモや付箋を用い、 録票を作成した。 民サービスの向上に資する 易となり、問い合わせやその後の対忚が迅 依頼書等に添付していたので状況把握が繁 ものと考えている。 速に行えるようになった。 雑となっていた。 努力賞 主治医意見書郵便 物振り分け方法の 改善について 郵便料を削減するため、同一医療機関へ の主治医意見書の作成依頼書は一つの封筒 にまとめて発送している。そのため、更新 申請が集中する時期は一日の依頼件数が 160件ほどにもなり、先に準備された封筒 の中から依頼する病院やクリニック宛の封 筒を探し出す作業に時間を要していた。 当該提案からは、工夫を して事務の効率化を尐しで も図っていきたいという提 案者の意識の高さが表れて いると感じている。 努力賞 死亡者への認定結 果通知について 介護保険の認定結果を通知する際に、死 サービスを利用している場合は、家族か 亡されている方が含まれている場合、通知 当該提案は、事務の効率 介護保険の認定結果通知に死亡されてい ら直接、担当ケアマネジャーに連絡して手 を申請代行しているケアマネジャーに電話 化が図られ、市民サービス る方用の文章を新たに作成し、送付するこ 続きをしてもらうよう促していることで、 で確認をしたり、家族に直接サービス利用 の向上に資するものと考え とにした。 電話での問い合わせの手間が減り、自主的 されていたかどうかの確認をしてから、処 ている。 に手続きをしてもらうことができた。 理をしていた。 努力賞 介護保険法により、介護認定申請後30日 が経過しても認定結果がでない場合は、理 由を記載した延期通知を申請者に送付して いる。延期理由には意見書または調査票の 遅延があり、延期通知発送前に書類が届い ているかをチェックしているが、チェック 漏れがあった。また、通知を受取った申請 者から状況や市の対忚について説明を求め られることが多かった。 特別賞 介護保険要介護認 グループ 定に係る延期通知 事務の見直し ①調査項目のうち「介助の方法」のみを抽 出し、各項目ごとに区分けした。 ②各項目の『一連の動作内容』を明記、頻 度を記入する欄を設けた。 ③「介助内容」を記入する空欄を設け、聴 取した内容をできるだけ多く記載できるよ うにした。 ④調査中は「介助の方法」のみを分けて聴 取するようにした。 ①医療機関の名称毎に50音順に3分割して 収納できるラックを作成した。 ②特に依頼件数の多い医療機関について は、専用の収納ボックスを準備した。 申請から23日目に意見書及び調査票が提 出されているかのチェックを行い、未提出 の場合は医療機関もしくは事業所へ問合せ て状況確認と提出を督促する。また、延期 通知書の説明文を見直し、申請者に状況が 分かりやすい内容に修正した。 46/74 ①特記事項の記載に要する時間が短縮でき た。 ②聴取した内容の中で「介助の方法」のみ をチェック票に記載していく事で、整理で き、重複した質問がなくなった。 ③聴取漏れがほとんどなくなった。 ④他の調査員にもチェック票を紹介し、市 全体の認定適正化を推進する一助となっ た。 業務多忙の折、目的の医療機関宛の封筒 を容易に見つけることができるようにな り、また、ボックスに収納された依頼書を 一括して封入することで作業時間が大幅に 短縮された。 意見書及び調査票未提出に対する問合せ 時期を早めることで、書類提出の遅れを短 縮することができ、チェック漏れも減っ た。また、延期通知書に対する問合せに対 しても適確に状況説明ができるようになっ た。 当該提案は、作業ミスの 減尐を図るとともに、市民 サービスの向上に資するも のと考えている。 平成22年度改善提案台帳 連番 225 226 227 228 区分 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 現金管理の徹底 休日診療業務における金 銭管理業務に「つり銭金種 票」を設けることで、事務 休日診療所の窓口収入の現金管理は、現 新たに、つり銭金種表を作成し、点検者 点検者と精算者の名前を記入すること 処理に対する時間が短縮さ 金とレシートのみの照合で、一人で確認を と精算者の複数で管理することを实践し で、お金を扱う意識が高まり徹底した現金 れるとともに事務効率を図 行っていた。 た。 管理を行うことができ改善できた。 ることが期待される。 また、公金を取り扱う職 員の意識付けの手段として 有効的であると考える。 努力賞 大阪府への判定依 頼にかかる期間短 縮 自立支援法による補装具費支給判定申請者 に対し、大阪府の判定が必要な補装具があ ります。 ○1週間分の申請をま ○大阪府に判定依頼を出してから判定書が とめて月曜日に大阪府へ判定依頼。 届くまでの各補装具の日数の把握。 ○月曜日と金曜日に申請された方への支給 ○申請から2日以内に大阪府に判定依頼。 ○最大7日間の申請者への支給券交付の通 券交付の通知発送までの日数のずれが生じ 知発送までの期間短縮。 る。 ○申請日から支給券交付の ○申請者から催促の電話の減尐。 通知発送まで約4週間。 ○申請者から催促の電話。 ・事務処理の都合上、週ご とにまとめて行っていた事 務を、利用者本位の事務処 理に改めたことにより、市 民サービスの向上を図るこ とができており、細かいが 重要な事務改善報告であ る。 努力賞 職場一斉整理整頓 日の設置 職務が煩雑なためか、個人差はあるが、机 の上や中が書類等で雑然となりがちであ る。効率的に職務を遂行するためにも、防 犯上も職場として意識的に整理整頓に取り 組む必要を感じる。 ・現在、全庁的に年2回 月(あるいは週)1回、職場の整理整頓 「市役所クリーン週間」が 職務の効率化がすすむ。情報流出等の事故 デーを決めて、各自が机の周りを整理整頓 設定され取り組まれている の防止につながる。職員の精神衛生上の効 することを朝礼等で周知し、職員に整理整 が職場において整理整頓を 果も期待できる。 頓を意識づける。 さらに意識付けることに主 眼を置いた提案である。 努力賞 受給者証の作成時 間短縮 自立支援医療(更生医療)申請者に対し、更 生医療受給者証を渡しています。 ○A4用紙1枚(横向き)に3ページ分を3 等分にして片面印刷。 ○受給者証の大きさは、寝屋川市の国民健 康保険証の約75%程度 ○作成は、3つ折りにして余白を切り落と す。3つ折りについては、微調整が必要で 作成時間が平均5分。 ○表面に申請者の住所、名前等を記載。 ○中面に申請内容等の記載。 ○裏面に注意事項の記載。 ○レイアウトの見直し、印刷を横印刷から 縦印刷に変更。二つ折りの上半分に両面印 刷を行うように変更。 ○受給者証の大きさを寝屋川市の国民健康 保険証とほぼ同じに変更。 ○表面を表紙、中面に申請者の住所・名前 等を記載・注意書き、裏面を白紙に変更。 47/74 ①作成時間の大幅な短縮 平均作成時間5分が1分と4分の短 縮。 年間申請約250件に対して、年間の短 縮時間は16.7時間 ②寝屋川市の国民健康保険証とほぼ同じに 変更 文字が大きくなり、見やすくなったた め読み間違いが減った。 ③表面を表紙にする事によって、個人情報 等が中ページになり、個人情報等が容易に 見られなくなった。 ・様式全体(レイアウト、 大きさ等)の見直し等によ り、作成時間の短縮ととも に、何より利用者にとって 使いやすくなるなど、尐し の見直しで大きな効果を生 んでいる貴重な改善報告で ある。 奨励賞 平成22年度改善提案台帳 連番 229 230 231 232 233 区分 標 題 現 状 改 善 策 個人 更生医療上限額管 理票の作成時間短 縮及び用紙の削減 更生医療申請者に対し、月々の負担上限管 理を行う票を渡している。 ○A3用紙4枚(横向き)に各月合計12か月 分、表紙及び注意書きを片面印刷。 ○受給者証の大きさは、寝屋川市の国民健 康保険証の約75%程度 ○作成は、4つ折りにして余白を切り落と す。4枚作成するのに平均5分。 ○レイアウトの見直し、印刷を横印刷から 縦印刷に変更。両面印刷を行うように変 更。 ○受給者証の大きさを寝屋川市の国民健康 保険証とほぼ同じに変更。 ○表面を表紙、中に申請者の住所・名前・ 月の上限管理額票等を記載・注意書き、裏 面を白紙に変更。 個人 留守家庭児童会が、学校の空き教审を利用 していることから、児童用ロッカーは作り 児童用ロッカー(カ つけの棚を利用していた。 幅が狭いの バン入れ)の改善 で、ランドセルを無理やり押し込んでいる (北小留守家庭児 ことから、ランドセルが傷つき、また、手 童会) 提げカバンも入れることが出来なく不評で あった。 個人 職場での挨拶を大 切にし、職場のコ ミュニケーション をはかる 効 果 ①作成時間の短縮 平均時間5分が1分となり、4分の大 幅な短縮。 更生医療の年間申請約250件に対する 年間の短縮は16.6時間 ②用紙の削減 A3用紙4枚がA4用紙2枚となる。 年間申請約250件に対する用紙削減数 は、A4用紙に換算すると年間1,500枚の 用紙削減。 ③寝屋川市の国民健康保険証とほぼ同じに 変更。 文字が大きくなり、見やすくなったた め読み間違いが減った。 所属長の意見 受賞 ・様式全体(レイアウト、 大きさ等)の見直し等によ り、作成時間の短縮ととも に、何より利用者にとって 使いやすくなるなど、尐し の見直しで大きな効果を生 んでいる貴重な改善報告で ある。 奨励賞 ロッカーの横広を利用し4段あった棚の、1 段目と3段目の棚板を外し、その棚板を今 度は元からあった縦仕切りの間に縦仕切り 板として利用、横広のロッカーをランドセ ルが入れやすいように縦型ロッカーとし て、組み直した。 ランドセルが傷つくことなくスムースに出 し入れが出来、また手提げカバンも入れら 安価な費用で子どもの生活 れるようになった。 環境を整備でき、よい成果 をあげている。 既存の棚板をそのまま使用したので、金額 的には板をとめたビス代のみで済んだ。 奨励賞 今まで職場に出勤した時など、課のみんな にわかるような声であいさつしていません でした。自分から積極的に職場のみんなと コミュニケーションをはかっていませんで した。 自分が職場を出退勤する時や課の人の場合 も、はっきりした声で挨拶を笑顔でするよ うにしました。初めはテレもありました が、今では普通にできるようになりまし た。 こうした挨拶をすることで、職場(課)の みんなからも挨拶を返してもらえて、一日 基本的なコミュニケーショ 仕事を気持ちよくできるようになりまし ンツールについての提案な た。また、市民の方が来られてもあいさつ ので、全職員に拡大する。 できるようになり、笑顔で対忚できるよう になりました。 個人 留守家庭児童会次 年度入会事務の引 き継ぎ この年度末で退職される職員の担当業務 (次年度入会事務)の引き継ぎにおいて、 引き継ぎ書をもらっていたが、思っていた よりも業務が複雑で实際に業務を進めてい く中でわからないことが出てきた。他機関 との連携が必要なので失礼のないよう、こ まめな確認が必要である。 今年は前担当者に確認しながら業務を進め られるが、年に一度の業務なので一度の経 験では記憶も曖昧でこころもとない。教わ りながら業務を経験するだけでなく、次年 度以降に向け、誰もがわかるようにできる だけ手引書として残すようにした。 实際に業務を進めていく中で、適宜修正し ながら手引書を修正中。手引書修正の作業 マニュアル化することで事 で、自分にとっても業務の再確認ができ 務改善につながっている。 る。次年度以降の担当者につなげていきた い。 努力賞 個人 留守家庭児童会協 力金の還付日につ いての連携 留守家庭児童会協力金の還付に関して、該 当保護者から還付日についての問い合わせ があっても、担当者不在の日はその場で回 答できず、保護者や児童会指導員、課内職 員に迷惑をかけることがあった。 直近の還付該当者と還付日を一覧表にまと め、担当者不在日に問い合わせに備えて課 内職員にお願いするようにした。また、還 付該当者が多い時には、児童会指導員にも 連絡を入れた。 保護者からの還付についての問い合わせ に、担当者以外でもその場で対忚できるよ 市民サービスの向上策とし うになったので、保護者に迷惑をかけるこ て位置づける。 とが減った。問い合わせの有無に係わら ず、今後も継続していきたい。 努力賞 48/74 平成22年度改善提案台帳 連番 234 235 236 237 区分 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 留守家庭児童会協 力金の納入通知書 受付機関の保護者 への通知 留守家庭児童会協力金の未納者に対して、 納入通知書と同封の未納通知では「金融機 関にて納入できます」、または「口座開設 されている金融機関以外でも納入できま す」と表記している。各市民センターや サービス処ねやがわ屋でも納入できること を現場指導員や問い合わせのあった保護者 には伝えてきたが、全体への周知としては 弱さがあったかと思われる。 ファイルリングの 整理について ・個人への配布資料は尐なくし、関係書類 ・尐しは誰が見てもわかるようにし、個人 ・ファイリング標題に書類を収納。 等もファイリングするようにした。 への配布資料提供を減らすことで紙の使用 標題が無い書類や関係書類等は個人でフ わかりやすいよう、インデックスで区分 も減った。 ペーパーレスと職員の情報 ラットフアイル等で収納。 し整理した。 共有を同時に図れた。 ・担当外の書類確認をすることで、お互い ・担当しかわからない書類が多い。 ・担当外の書類も見るようにし、確認にす の仕事内容も確認され協力し合える。 るようになった。 個人 Zホルダーのマ ニュアル化 個人 児童用椅子を障害 者用補助具付椅子 に改造(池田小留 守家庭児童会) 各年発行の情報誌発行事務は、その全行 程の概要は仕事のチャレンジシート(補助 シート②)で把握できるというものの、初 めての担当や担当外ではマニュアルがな かったため、具体的な進め方や留意点、ま たZホルダー内データの相関性やスムーズ な事務処理方法の把握がしにくかった。ま た、担当外では事務処理の進捗状況の把握 などは困難であった。 1年生の入学時より1年間、幼児期から 使っていた保護枞付椅子が、身体の成長と ともに幾分窮屈になってきました。不安定 になり、安全面からも気になってきまし た。 留守家庭児童会在籍児童の保護者にとって より納入しやすい機関を通知することで、 留守家庭児童会協力金の未納削減、徴収率 納入通知書の受付を、各市民センターや アップにつながっていくと思われる。ま 協力金納入について、市民 サービス処ねやがわ屋では土日や晩8時ま た、まったく私的ではあるが、一職員とし の利便性を図る情報提供の で行っていることを各機関に確認の後、文 て市他機関についてもっとこまめに情報を 方法を改善した。 書で現場指導員や保護者に伝えた。 つかんでおく必要性を強く感じた。(各市 民センターが土日開庁であることを今年度 に入ってから確認したため) 改めてのマニュアル作成にはかなりの時 間を要すため、仕事のチャレンジシート (補助シート②)を基本に、Zホルダーに本 事務に係る全行程のホルダーを改変しこれ をマニュアルとした。 具体的には、メインホルダーの中の各ホ ルダーを例 「4月作業1原稿依頼」、 「5月作業2原稿校正依頼」、「5月下旪 作業3冊子原稿作成」、「6月上旪作業4 印刷校正」、「6月下旪作業5冊子配布・ ホームページ更新」とし、事務の完了時点 で「○月作業1原稿依頼済」と入力した。 また、併せて、要点を記した「情報誌発行 事務の留意点【参考マニュアル】」をホル ダーに入れ事務処理上の留意点、課題や問 題点の対忚方法をメモにし補助的に使用し ている。 なお、、Zホルダーの改革に当たっては 事前に係長、副担とも方向性などについて 十分協議し、試作案について未経験の職員 の意見も反映しながら誰もが何時でも担当 できるような分かりやすいホルダーとする ように取り組んだ。 ・改めてマニュアルを作成する必要がなく なった。 ・仕事のチャレンジシートと連動した事務 処理がスムーズに实施できるようになっ た。 ・効率的な事務処に向けた改善点や課題な どが行程ごとに把握しやすくなった。 ・Zホルダーを見るだけで管理職、課員と も事務の進捗状況が一目で把握できるよう になった。 Zホルダーの改革により、課 の業務が容易把握でき、事 務の効率的な執行が改善さ れた。 2年生になり、安全の確保の面からも考慮 身体の成長に合わせて、不安なくこれまで し、作り替えることにしました。 通り児童会での生活と活動ができていま 障害児の生活環境の改善に 廃校の児童椅子から、児童の身体に合った す。 つながっている。 椅子を選び、廃材も利用しながら木製保護 枞を作成し取り付けました。 49/74 受賞 特別賞 奨励賞 奨励賞 平成22年度改善提案台帳 連番 238 239 240 区分 個人 標 題 車椅子での移動の 安全の確保と介助 の軽減(石津小留 守家庭児童会) シュレッダーの グループ 取扱いに関する注 意喚起の实施 市営住宅内水道 グループ メーターの取替工 事の見直し 現 状 指導員と一緒に車椅子で移動して、運動場 で友だちと遊ぶことを楽しみにしている児 童ですが、が、通路と運動場には、ほんの 数センチの段差とグレーチングがあり、時 にはバランスを崩して転倒の危険がありま した。 業務の特性上、個人情報を扱うことが多 い。 そのため、課内でシュレッダーを使用し て、個人情報が記載された書類の処分を 行っていたが、ゴミがすぐに溜まることと 大量の書類を一気に裁断しようとしていた こと等により、目詰まりによるシュレッ ダーの故障が起きていた。 また、課内のシュレッダーが使用できな い間、本館地階の大型シュレッダーを利用 しなければならず、円滑な業務の執行に支 障が出ていた。 改 善 策 数センチの段差の危険性と不自由さを担当 指導員と確認し、建築資材の残りのコンパ ネを段差に合わせてゲレーチングボルトで 固定しスロープにする。 効 果 所属長の意見 スムーズに移動できるようになり、児童だ けでなく、介助する指導員の負担の軽減に 障害児の安全確保及び指導 なり、これまでよりも安全に遊べるように 員の負担軽減が図れた。 なりました。 受賞 努力賞 現課の親睦会で購入した シュレッダーを利用しての シュレッダー上部の目立つ位置に、テプ シュレッダーのゴミがトレイの中に溜ま ことだが、ゴミ処理のつい ラで打ち出した「使用前に必ずゴミ捨て」 ることがなくなった。 でに処分でき、地下の公用 「5枚まで」という注意事項を記したテー それにより、シュレッダーが故障しなく シュレッダーの利用頻度の プを貼り、取扱いへの注意が常に目に入る なり、業務が滞りなく行えるようになっ 低下や、故障による移動時 ようにした。 た。 間等のロスもなくなり、業 務執行時間のロスがなくな ると考える。 事務の簡素化(工事発注の事務が不要)及び 工事費が安価になる。 〔概算〕 水道メーター総個数 約 600 個 これまでの工事費 1個当り 約 13,000円 市営明和住宅・下木田住宅内の水道メー 水道局と市営住宅の水道供給に関する協定 水道局に依頼することにより、約1/2の工 事務の簡素化及び工事費の ターについては、8年周期で随時メーター とメーターに関する覚書を締結し、水道局 事費となり 削減を行なえた非常に良い の交換の工事を毎年発注している。 に水道メーター取替を依頼する。 600 個 × ( 13,000 * 提案である。 1/2) = 3,900,000 円也 年間 3,900,000 ÷ 8 = 487,500 円也 奨励賞 ※ 平均1年間、約50万円程度減額 できる。 241 個人 用紙のセット数の 増加 給与明細書は、連続用紙500枚1,000セット で1箱であった。そのため毎月全職員の給 与明細を印字(約2000枚)すると2箱にな 情報化推進課の大型プリンターに用紙を 用紙発注の仕様を変更する り、情報化推進課の大型プリンターに用紙 セットする回数が半分になりローディング だけで、用紙の無駄を減ら 1箱あたり連続用紙1000枚2000セットに変 をセットするごとにローディングで先頭か による用紙の無駄にが半分になった。また すだけでなく、作業量と作 えた。 ら約20枚程は無駄になっていた。また圧着 圧着器に用紙をセットする回数も半分に 業時間を低減することがで 器を試用する際にも用紙が途切れる度に なったので、作業時間が短くなった。 きた。 セットし直していたため時間がかかってい た。 50/74 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 242 243 244 245 246 区分 個人 個人 標 題 債権者及び人数の 抽出作業のシステ ム化 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 大半の事務をシステム化 できている中で、長年固定 毎月給与の支出命令書を会計ごとに作成し 化していることもあり盲点 ているが、その際に債権者と人数の記載が システム化したことにより毎月の作業時間 抽出作業をシステム化し、債権者及び人数 となっていた事務につい 必要になっている。今までは毎回人事給与 が10分程度減り、手作業によるミスもなく を自動で算出できるようにした。 て、改善の視点で見直した システムから出力されたデータリストの紙 なった。 ことにより、事務の効率 上で債権者と人数を数えていた。 化・迅速化に資することが できた。 PDF化によるメール 今までは特定の人事审配布物を紙ベースで PDFに変換してメールで配布した。 送信 配布していた。 仕分けの手間が省けた。また、配布の時期 を原課の日程を考慮して書類の作成をして いて時間外勤務が発生していたが、人事审 内で日程を調整できるようになり時間外勤 務がなくなった。 PDF化の作業が増えることに なるが、連絡便の日程に縛 られることなく、当初のス ケジュールどおりに効率的 に作業できるようになっ た。また、担当課に出先機 関の連絡箱への配布作業を してもらうことが不要と なった。 個人 エクセルマクロの 有効活用 大半の事務をシステム化 できている中で、長年固定 毎月の作業が2分程度になり、一年で13分 化していることもあり盲点 毎月の月例処理で特定のデータベースの ボタン一つを押せばすべて必要な条件で抽 ×12ヶ月=156分省力化できるようになっ となっていた事務につい バックアップは手作業でひとつひとつして 出してくれるようにエクセルマクロを作成 た。 て、改善の視点で見直した いて、毎月15分前後時間がかかっていた。 した。 ことにより、事務の効率 化・迅速化に資することが できた。 個人 テンキーの有効活 用 庁内OAパソコンを使用していて数字の入 テンキーを導入した。 力にストレスを感じていた。 各種手当のマニュ グループ アルと周知徹底の 充实 住居手当、通勤手当、扶養手当等、各手当 の手続きに係る手引書等を庁内OAのライ ブラリに登録していますが、周知が徹底さ れていないため、申請漏れや手続きが遅れ たりするケースがある。 現在の各手当の手引書の充实と職員への周 知を図る。(手引書の更新の都度、メール 等で周知徹底を行なう。また定期的にメー ル等で周知徹底を行なう。(人事異動の際 (3月末)等) 51/74 導入することによって数字の入力が速くな り、ストレスもなくなった。 また入力ミスも減尐したために仕事の精度 が向上した。 受賞 努力賞 特別賞 努力賞 テンキー使用により、数値 の入力作業の効率化と労力 の低減を図ることができ た。 諸手当に係る申請書は、従 前から庁内OAのライブラ 職員の各手当への理解も深まり、申請漏れ リに登録していたが、手引 や申請の遅れを減らすことができる。ま 書の充实を図るとともに、 た、各手当に係る問合せ対忚等も減尐し、 諸手当に係る文書を定期的 事務量の軽減にもつながる。 に通知することにより、職 員への周知を図ることがで きた。 特別賞 平成22年度改善提案台帳 連番 247 248 区分 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 業務アプリケー ション手引きの共 有化 当該業務アプリケーション のマニュアルは、当初は メーカー作成のものは、技 術者向けの内容のため分か り難かったため、独自に職 今までは業務アプリケーションの使い方は 手引きをいつでも誰でも見れるようにな 員が作成していたが、新た 業務アプリケーションの手引きを共有ドラ 先輩職員から教えてもらったり、職員作成 り、今まで知らなかった使い方が勉強でき にメーカーからWEB形式 イブに入れて誰でも見れるようにした。 の手順書を使って使い方を勉強していた。 業務に生かせ省力化ができた。 の分かり易いマニュアルが 出されたので、それを活用 することにしたことで、よ り効率的にアプリケーショ ンを利用することができる ようになった。 庁内OAシステム のメールの自動振 分け機能の活用 人事审では、メール文書による照会を行う ことが多く、照会時には、受信フォルダが 回答の返信メールでいっぱいになるため、 受信の都度、受信フォルダから保存先の フォルダへ移動しなければならず、その操 作は難しくはないものの、多尐の手間がか かっている。 受賞 庁内OAメールの「自動振分け設定」機能 既存の機能を活用しただけ を利用し、同一のメール表題を受信した場 受信フォルダから保存先のフォルダへの移 のことであるが、事務の効 合に、自動で受信フォルダから保存先の 動作業が不要となった。 率化を図ることができた。 フォルダに移動するようにした。 249 研修報告様式の変 グループ 更 現状では、エクセルデータで作成していた 提出後、再度確認する必要が無く、入力の 印刷後、再確認する必要が ため、入力中のレイアウトと印刷後のレイ 様式をワード形式に変更し、記入者目線で 際にも手間が省けるようになり、作業効率 ないため、対忚がスムーズ アウトが違うため、提出後に再度確認する 書きやすいように全体の構成を変更した。 が向上した。 になった。 作業が発生していた。 努力賞 250 庁内OAシステムに グループ よるお知らせ欄の 活用 全庁的に周知する通知や依頼などを行った 募集期間や全庁的に周知が必要な依頼につ メールなどを開く際、庁内OAシステムで見 際、締切日の期間が開いている場合には、 啓発機会の拡大に繋がり、 いては、庁内OAシステムのお知らせ欄に る機会が増加し、啓発機会の拡大に繋がっ 各所管で提出日などがあいまいになり、忘 有用だと考えられる。 データを登録。 た。 れられてしまうことがあった。 努力賞 251 252 253 個人 被服の在庫管理 在庫管理が行えるようにな 被服貸与については、在庫の細かい管理は 在庫管理表をエクセルデータで作成し、毎 在庫管理が行えるようになり、被服の数の り、被服の数の把握が可能 行っていなかった。 回申請時にチェックできる体制に整えた。 把握が可能になった。 になった。 研修の決定通知を グループ 庁内個人メールア ドレスへ通知 庁内サーバーのeラーニング研修の決定通 知は、ID・パスワードを記載しているの 個人メール用に、電子データを加工し、 で、当初は、通知文書及び、「eラーニン 「eラーニング研修の手引き」を庁内OA グ研修の手引き」を印刷し封筒に入れ個人 のライブラリの各課所管情報に登録した。 へ送付していた。 グループ 研修会場の管理 研修会場として借りる部屋の空き状況を研 修ごとに、その都度電話で問い合わせを し、複数日仮押さえしていた。(研修講師 エクセルで各部屋の管理を行った。 との日程調整が必要なため。) 複数の研修の日程調整が重なった場合、事 務が複雑となり管理が難しかった。 52/74 印刷製本の手間が省けた上、用紙・封筒の 節約ができ、本人への通知が確实にでき 本人への通知がスムーズに た。 行われ、事務処理時間の短 また、連絡箱での通知より時間短縮も図れ 縮が図れた。 た。 講師との日程調整がスムーズに行え、仮押 情報の共有ができ、無駄な さえ分を他の研修に使用出来た。 仮押さえが無くなった。 努力賞 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 254 255 256 257 258 259 区分 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 共済組合貸付限度 額・貸付可否判定 エクセルの作成 貸付限度額の算出および貸付額可否の判定 をする際、①給与・在職年数②既借受返済 額③共済組合既借受金額の3点について、 上記①~③額を入力することにより、限度 それぞれ所定の計算方法に基づき計算し確 額の算出および貸付額可否の判定が総合的 算出・判定にかかる時間の短縮。 認していたため、煩雑な業務となってい に行えるエクセルのフォーマットを作成。 た。 作業を削減することができ た。 努力賞 庁内メールの処理 市職員メールマガジン『CHALLENGE』、自 市職員メールマガジンなどの課内供覧に時 治体セキュリティだより、財務会計システ 事務処理の簡素化が図れ、 間がかかり、情報が古くなっていた。 急を要するもの連絡が、漏れなく行えた。 ムの運用停止など課内供覧を、人事审内職 事務連絡等漏れなく行え 急を要する連絡が、席をはずしている職員 供覧文書処理の簡素化が図れた。 員のメーリングリストを作成し、個人へ転 た。 などに伝わらないこともあった。 送した。 努力賞 定年退職者個別説 明会の開催方法の 変更 毎年1月中旪に年度末定年退職者を対象に 全体の説明会を行った後、概ね3日間で一 人当たり10分程度の個別説明会を開き、 各々の質問にお答えしたり、提出書類の確 認等を行っていた。 ①対象者の都合のよい時間に比較的参加し (問題点) てしてもらえるため、時間の組み換えが尐 ①退職者が増加し、一人当たりにかけられ 全体説明会の後、2週間の期間を設け、一 なくなった。 説明会にかかる作業を大幅 る時間が尐なくなった。 人当たり最大20分程度とし、対象者の都合 ②必要のない人への時間の割り当てがなく に削減することができ、担 ②退職者の業務の関係で、時間の組み換え の良い時間を予約してもらう方法とした。 なった。 当者の負担も軽減された。 が多々発生していた。 ③個別説明の空き時間に他の業務を行うこ ③個別説明会の必要がない人にも時間が割 とができた。 り振られていた。 ④個別説明会を行っている間、丸々そちら に時間をとられ、他の業務に負担がかかっ ていた。 気軽に立ち寄れる グループ 福利厚生情報コー ナーの設置 人事审には、共済組合・健康保険組合・職 員共済会のパンフレット等を設置している が、職員が気軽に立ち寄ることができな い。 また、職員に周知されていない事業等があ るため、利用率が向上していない。 共済組合・健康保険組合・職員共済会の情 報を集約した「情報コーナー」を職員会館 に設置し、職員には気軽に元気回復のため の情報収集をしてもらう。 職員が人事审だけでなく職 職員会館に情報コーナーを設置すること 員会館で気軽に福利厚生に で、職員が気軽に情報を収集することがで 関する情報の収集ができ、 き、事業内容の周知、使用率の向上が図れ 職員の元気回復につながる た。(設置してから間もないので見込み) と思われる。 努力賞 個人 「人事担当ニュー ス」の発行 担当内では、週に1度ミーティングを行う こととしているが、電話による問い合わ せ、来実等から、勤務時間内に担当全員が ミーティングを行うことがあまりできず、 しばしば短時間での業務連絡のみになりが ちである。 不定期に係長が「人事担当ニュース」を発 行し、实務上便利なこと、文書の書き方の 基本、知っておくと得する知識など、本来 担当職員同士の知識向上、人材育成及び業 効率的な人材育成につなが ミーティング等で伝えると担当職員のスキ 務の効率化につながる。 る。 ルアップにつながる事項を記載したニュー スを、分野を限定せず作成し、担当職員に 配布した。 努力賞 個人 アルバイト職員 の制服の管理につ いて 人事审の倉庫にアルバイト職員用の制服が 保管されているが、数量も多く保管スペー スが尐ないため一部ダンボールに入れて管 理しているものがある。そのため制服を探 す際にすぐに取り出しにくい状況にある。 クリーンセンターにまだ使用できる布団干 ダンボールに入っていた制服を、布団干し しが粗大ゴミとして出されていたので、そ 实務の大幅な時間短縮につ にサイズごとにハンガー掛けすることで、 れを再利用し、制服のハンガーラックとし ながるようになった。 すぐに探せるようになった。 て利用した。 努力賞 53/74 平成22年度改善提案台帳 連番 260 261 区分 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 公務災害関係事務 の管理 公務災害申請における申請に必要な書類 には多くのパターンがあり、申請書類が不 明な場合は過去の同じパターンの事例を過 去の膨大な申請書類の中から探し出して参 『公務災害等経過記録簿』様式を作成 考とする為時間がかかる。質問があっても し、公務災害申請における相談や申請時に すぐ回答できない。 必ず記入し(1件につき1枚)、区切りで 供覧する。 公務災害申請における相談や手続き等に 公務災害等経過記録簿の保存にOAシス ついて件数が重なると、それぞれの事案の テム、Zフォルダを使用し、「申請前」、 手続きがどの段階か把握できなくなる。 「申請中」、「終了」のサブフォルダ内で また、人事审の公務災害担当者と被災者 保存・管理する。 や原課の庶務担当者とのやりとりが多い が、上司に状況を把握してもらう手段が申 『公務災害状況件数一覧と詳細』を平成 請書提出の決裁しかない。 21年度分から作成する。 公務災害における休暇申請において、休 暇担当が別であるため、情報の共有ができ ない。 事情聴取職員抽出 のプログラム化 [事情聴取対象職員の抽出] 人事审では分限処分の指針に基づき(半年 間で遅刻・早退を概ね20回以上取得した等 の)職員に対して事情聴取等を行ってい る.この事情聴取対象職員を抽出する場合 以下の手順を行うことになる.(※作業時 間-計1時間程度) ①任意の期間における遅刻・早退・病気休 暇の回数などのデータをDBからKEYSQL(DB からデータを抽出するためのアプリケー ションソフト)を使ってEXCELファイルに 落とし込む.(20分程度) ②事情聴取の条件に合わせて対象職員を抽 出する.(25分程度) ③抽出された対象職員のデータをKEYSQLを 使ってEXCELファイルに落とし込む.(5 分程度) ④落とし込まれたデータを加工する. ⑤加工データの体裁を整える.(④⑤計10 分程度) 上記のように事情聴取対象職員を抽出する 場合,EXCELとKEYSQLの2つのソフトを使 うことになり,作業時間も1時間程度かか る.またKEYSQLにおける条件も細かく指定 する必要があり,ミスを犯す可能性も高 い. [事情聴取職員抽出のプログラム化] KEYSQLで行う操作及び取り込んだデータか らの対象職員の抽出作業は,エクセルの VBAを使って,自動的に行うことができ る.よって期間や休暇の回数などを指定 し,あらかじめ決まったルーティーン作業 である①~④をVBAを用いてプログラム化 することで前述の作業を自動的に行うこと ができる. 具体的には以下の作業を行うことになる. (※作業時間-計10分程度) ①抽出する期間・病気休暇の回数・遅刻・ 早退の回数を指定して,プログラムを实行 する(1分) ②作成されたEXCELの体裁を整える(9 分) 54/74 効 果 所属長の意見 『公務災害等経過記録簿』に記入し事例 を管理することで相談や申請が重なっても 手続き段階が把握できるようになった。ま た、OAシステム内で管理することで休暇 担当が公務災害申請・認定状況をすぐに確 認できるようになった。さらに、上司に供 覧することで決裁では把握できない被災者 効果的な情報共有・問題発 等とのやりとりを把握していただくことが 生時の対忚ができるように できるようになった。 なった。 過去の膨大な申請書から同じパターンを 探しださなくても『公務災害状況件数一覧 と詳細』を確認することでどの年度の何を 見れば参考となるかがすぐ把握できるよう になった。 [作業時間の短縮] 上記①~④までの作業を自動化することに よって作業時間が1時間から10分程度に短 縮される. [ミスの減尐] 手作業で指定していた細かい条件をプログ 効率的な業務の運営ができ ラム化することにより,謝った条件指定に るようになった。 よるミスが減尐する. [引継ぎの簡易化] 細かい作業をプログラム化することで抽出 のために必要な手順が卖純化され,引継ぎ がスムーズになる. 受賞 奨励賞 優秀賞 平成22年度改善提案台帳 連番 262 区分 個人 標 題 滞納保育料への子 ども手当充当 現 状 滞納保育料の納付相談時に「児童手当 (現:子ども手当 ※)で支払います」と 口頭での約束を交わすも、守らない者が多 かった。守られない大きな理由が「振り込 まれたら、振り込まれた分だけ生活費の一 部として使ってしまう」というものであっ た。 ※ 平成22年4月1日より、従来の児童手 当に代わって子ども手当が支給され、中学 校修了までの児童1人あたりにつき月額 13,000円が支給されることとなった。 263 264 改 善 策 効 果 所属長の意見 平成22年10月支給分についての充当結果は 次のとおり。なお、今回の充当処理を行う 手当担当と協力し、滞納者からの申請に基 にあたって、アルバイトを一人雇用してい づいて、子ども手当のうち一部又は全部を る(平成22年9月1日~平成23年3月 支給前に滞納保育料に充当する方法を考え 31)。 た(※)。一部充当の場合は差額を支給す る(指定口座に振込み)。なお、あくまで 充当申請数 59件 滞納者からの申請に基づく自主納付の一環 充当金額 3,554,750円 であり、差押え等を禁ずる子ども手当法第 申請者滞納額 19,545,700円 14条(受給権の保護)の規定には抵触しな (将来回収見込 ※) 以前も債権回収には積極的 い。 ※ 今後も子ども手当を充当し続けた場 に取組んできたが、この 度、子ども手当支給におい 合の回収見込額 また、9月には「子ども手当充当のご案 てそれを滞納債権に充当す 内」という通知を子ども手当を受けている 【今後の展望】 るという画期的な手法で、 滞納者に一斉送付し、滞納保育料への子ど 子ども手当パンフレットに「万一、子ど 非常に多くの回収が見込ま も手当充当を促した。 もの育ちに要する費用である学校給食費や れた。 ※ 具体的には、滞納者が指定した金額 (手当額の一部又は全額)を現金支給扱い とし、別途作成した保育料の納付書で納付 (充当)する。滞納者には充当申請書と、 指定した金額分の領収書(会計処理上必 要)を提出してもらう。 グループ 放置自転車削減 子ども自転車運転 免許証交付講習会 グループ における保護者参 加 昨今、大人の自転車乗用中のルール違反や マナーの低下(信号無視や携帯電話使用、 傘差し等)が目立ってきており、今年に 入って自転車乗用中の死亡事故も市内で2 件発生している。(自転車乗用中の事故 19年480件、20年410件、21年 422件 内死亡事故はいずれも1件ず つ) 55/74 優秀賞 保育料等などを滞納しながら、子ども手当 を子どもの健やかな育ちと関係のない用途 に用いることは、法の趣旨にそぐいませ ん」との記載があるため、今後、幼稚園保 育料や学校給食費、学童保育の協力金等に ついて、担当各課と連携し、体制が整えば 子ども手当充当の範囲を広げることも可能 であると考えている。 放置自転車の減尐を図る方法のひとつとし 駅前における放置自転車は平成21年度 て、子どものころからの教育が必要との認 7、201台(撤去台数)と依然多く、住 識から、「子ども自転車運転免許証交付講 放置自転車の減尐が期待できる。 民の通行等に支障をきたしている。 習会」での座学時にビラを生徒たちに配布 し呼びかけている。 平成20年度より「子ども自転車運転免許 証交付講習会」を小学校3・4年生を対象 に全小学校で实施しているが、今年10月 1日からの講習時に保護者の方にも参加・ 見学してもらい、生徒といっしょに勉強し てもらうよう働きかけた。周知方法につい ては、学務課・小学校長会に協力いただ き、学年だよりや学校だよりに掲載しても らった。 受賞 自転車乗用中の事故の減尐につながること が期待される。(小学生の自転車乗用中の 事故 19年52人、20年34人、21 年33人) 子供のころから放置自転車 に対する認識を持ってもら うことは、非常に重要であ る。 保護者の方々にも参加いた だいて、自転車マナーの再 認識をしてもらうことは、 事故削減にも繋がる。 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 265 266 267 268 区分 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 窓口業務の改善 道路交通課の窓口業務は、主に道路の明示 申請事務・開発協議・道路占用協議等であ るが、現状の配席では、担当が窓口と離れ ているため、別担当が一度、窓口対忚し 窓口等の迅速対忚について 窓口の迅速な対忚が図れるよう、窓口対忚 て、当該担当を呼び出す状況であった。そ 今まで以上に窓口の迅速な対忚が可能にな は、職場目標でもあり、市 の多い明示担当・管理担当を窓口近くに配 のため、窓口対忚にタイムラグが生じてい り、市民サービスの向上につながった。 民サービス向上の観点から 席移動した。 た。 業務改善された。 (明示担当が明示申請事務、開発協議を担 当し、管理担当が道路占用協議を主に担当 している) 努力賞 クイック窓口 道路交通課維持担当の席から事務所入り 口を見た際、道路占用システムの高さ約35 cmのプリンターが高さ約125cmのパソ 窓口等の迅速対忚について 占用担当者に事情を説明し、道路占用シ 見通しが利くようになり、誰が入ってき コンラック上に置かれており、当該プリン は、職場目標でもあり、市 ステムのプリンターを別の場所に移動し、 たのかが一目で確認出来れば、速やかな窓 ターが邪魔をして見通しが利かず、お実さ 民サービス向上の観点から 見通しが利くようにしました。 口対忚が出来ます。 んが事務所に入ってきたのか、職員が事務 業務改善された。 所に戻って来たのかが、直ぐには確認出来 ず、非常に負担になっておりました。 努力賞 スケジュール管理 グループ の効率化 現在の口頭によるスケジュールの報告に加 えて、Zドライブにカレンダー及びスケ ジュールを登録できるソフトを設定し、担 各担当のスケジュールはその都度担当内も 当内の職員のスケジュールをそのソフトに しくは係長に口頭で報告し、各々が個別に 各担当がその都度登録し、かつ中長期的な カレンダー等に記載し管理していた。 業務については、スケジュールを色分けし て、効率よく担当内全体のスケジュールを 管理する。 ①各担当が随時スケジュールを登録でき、 かつ、いつでも担当内全体のスケジュール を容易に確認できるようになった。 ②業務ごとにスケジュールを色分けするこ とにより、より分かりやすく管理できるよ うになり、休暇管理・担当内忚援体制管理 の効率化につながった。 ③Zドライブの共通ソフトを利用している ため、各担当がその都度自分のスケジュー ルを登録するだけでよいため、スケジュー ル管理の簡素化が図れた。 納骨堂使用者申込 み管理の効率化 エクセルの機能を活用し、申込の受付時の データを活用して区画抽選後の当選区画の 申込み時のデータ、当選区画のデータ、財 データを作成し、当選区画のデータから封 務会計の債権内訳のデータを別個に作成 筒宛名印刷・財務会計の複数債務者データ し、また、システムへの登録する際は、作 の作成・納骨堂管理システムへの一括登録 成したデータをコピーしてシステムの各項 ができる仕組みの構築。 目に貼付して入力しており、事務が煩雑 また、区画抽選後の当選区画のデータを作 だった。 成する時は、申込者の受付番号を入力すれ ば申し込み受付時に作成したデータを容易 に活用できる仕組みにする。 ①1回入力したデータを次の作業時に利用 していくことで、重複入力が不要となり作 業の効率化が図れるとともに、入力間違い 等の防止にもなった。 ②納骨堂管理システムへ1件ずつ登録する パソコンの創意工夫による 作業が全く不要となり、作業の効率化・作 活用で、事務処理の効率化 業時間の短縮が図れた。 に資するものである。 ③作成データから自動的に封筒の宛名印 刷、財務会計での複数債務者用データを作 成できるため、作業の効率化・作業時間の 短縮が図れた。 グループ 受賞 56/74 担当間で各職員が業務遂行 の状況等を把握でき、仕事 のスムーズな進行及びコ ミュニケーションの醸成に 資するものである。 努力賞 優秀賞 平成22年度改善提案台帳 連番 269 270 271 272 273 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 封筒宛名印刷エク セルの導入 エクセルに長3、長4の封筒に印字位置が 合うような雛形をつくり、宛先住所・氏 封筒の宛名は専用ラベルシールに印字後封 名・郵便番号をデータシートに入力(名簿 筒へ貼付または手書きで記入していた。 等からコピー可能)すれば、一括で希望の 封筒へ宛名を印刷できるエクセルを作成す る。 ①封筒へ直接印字できるため、ラベル専用 用紙が不用となった。 ②データシートに入力(コピー)すれば誰 事務処理の効率化及び事務 でも利用できるため、担当内のどんな名簿 経費の節減に資するもので 等にも容易に対忚して封筒宛名印刷が可能 ある。 となり、担当内全体の事務効率化につなが る。 奨励賞 公園墓地使用者申 込み管理の効率化 エクセルの機能を活用し、申込の受付時の データを活用して抽選当選者のデータを作 成し、抽選当選者のデータから封筒宛名印 申込み時のデータ、当選者のデータ、財務 刷・財務会計の複数債務者データ作成・使 会計の債権内訳のデータを別個に作成し、 用許可証及び管理台帳の印刷ができる仕組 また、使用許可証は手書きであり、事務が みの構築。 不効率だった。 また、抽選当選者のデータを作成する時 は、申込者の受付番号を入力すれば申し込 み受付時に作成したデータを容易に活用で きる仕組みにする。 ①1回入力したデータを次の作業時に利用 していくことで、重複入力が不要となり作 業の効率化が図れるとともに、入力間違い 等の防止にもなった。 パソコンの創意工夫による ②一連の作業の中で必ず作成するデータを 活用で、事務処理の効率化 活用して自動的に封筒の宛名や許可証等の に資するものである。 印刷、財務会計システム用の複数債務者 データを作成していくため、作業の効率 化・作業時間の短縮が図れた。 優秀賞 個人 「職員コード・氏 名のゴム印」の並 べ方の改善 市民課の職員数は、平成22年4月1日現 在で46名であるが、「職員コード・氏名の 「職員コード・氏名のゴム印」をあいう ゴム印」を並べる順序が特に決まっていな 探したい職員のゴム印をひと目で探すこ えお順に並べ替え、”あ行・か行・さ 事務処理の効率化に資する かったため、どこに誰のゴム印があるのか とが可能となり、事務の効率化が図れた。 行・・・”の行ごとに、しきりを設けた。 ものである。 がわかりづらく、探すのに時間がかかって いた。 個人 部内の予算編成要 領の作成 予算編成時に部局枞経費、対象外経費の要 求方法が統一されていなかったり、附表が 揃っていなかったりと総務担当課で取りま とめる際に不備がたくさんあった。 予算編成に係る留意事項、作成方法、提出 部数及び部内提出期限などを記載した簡卖 な部内要領を作成し、部内の担当課へ配付 する。 部内で部局枞経費と対象外経費の要求方法 が統一されたことにより、総務担当課での 正確な書類作成及び事務処 部局枞経費の集計時間及び確認時間が短縮 理の効率化に資するもので でき、事務の効率化が図れた。 ある。 努力賞 平成15年度~18年度の間に、市全域で街 区表示板の張替を行ったが、経年により务 化が目立ってきました。破損を発見した際 や市民からの通報の度に街区表示板の張替 を行っていました。 街区表示板の耐久年数が作成メーカーに よると15年程度となっているため、今年度 から平成34年度までの13か年で町別に張替 を行うといった、計画性をもって維持管理 していく「街区表示板維持管理計画」(別 シート参照)を作成した。 破損を発見した際や市民からの通報に よってのみ街区表示板を張替を行う従来の 方法では、どの町の街区表示板を何時張替 たか長期的には把握できず計画的ではあり 場当たり的な対忚をやめ、 ませんでした。街区表示板維持管理計画を 長期・計画的に仕事を進める 作成し、これに基づいて管理していくこと よう改善するものである。 で、寝屋川市全域の街区表示板を計画的に 管理することができました。 特別賞 グループ グループ 個人 街区表示板維持管 理計画の作成 57/74 平成22年度改善提案台帳 連番 274 275 276 277 278 279 区分 グループ 標 題 斎場予約システム による寝屋川斎場 における24時間の 火葬予約受付 現 状 改 善 策 効 果 これまで夜間に葬祭業者に葬儀申込があ る場合においては、火葬場が翌朝まで閉館 しているため空き状況の確認ができず、告 別式の時間が設定できない状態であった 携帯電話、パソコンでインターネットを 寝屋川斎場における火葬炉の予約につい が、24時間予約システムを導入することに 利用できる環境があれば、24時間火葬場の ては、元旦をのぞく午前9時から午後5時 よって、夜間での火葬予約が可能となり、 予約が可能となるシステムを構築・導入 までの間、電話でのみ受付をしていた。 葬祭業者及び市民の利便性が向上する。 し、24時間の火葬予約受付を行う。 また、システム機能により、火葬炉の稼 働率・年間火葬件数(市内、市外)等のを データ化が簡易となり、寝屋川斎場を効率 的に管理することができました。 所属長の意見 市民の利便性を飛躍的に向 上させるとともに、事務処 理の効率化に資するもので ある。 デザイン性が優れ グループ た消毒液置き台の 設置 インフルエンザ対策のために設置している 消毒液の置き台に、小学校の机を代用して いた為、場所をとり、通行に支障が出るこ とがあった。 また、消毒液置き台を設置したために、東 館1階に設置していた消火器が見えづらく なっていた。 ピロティ喫煙ス グループ ペースでの喫煙者 マナーの改善 ピロティにある喫煙スペースでは、灰皿を ピロティの喫煙スペースで灰皿を動かす喫 自由に移動し、喫煙スペース以外の場所で 煙者の方はいなくなり、喫煙者のマナーが 市民の方にも本庁舎の分煙 喫煙する喫煙者の方が見受けられた。 ピロティの喫煙スペースに灰皿を動かさな 向上した。 の徹底と、受動喫煙の防止 また、喫煙スペース以外で喫煙している人 いよう注意を促す貼り紙を貼った。 結果として、分煙の徹底と、受動喫煙を防 を図られるものである。 が多数いたため、受動喫煙が発生し易い状 止できる適切な環境となった。 況であり、他の方に迷惑がかかっていた。 市民駐車場身体障 グループ 害者優先駐車ス ペースの改善 市民駐車場の身体障害者優先駐車スペース である事を示す看板に、車椅子のマークし か明示されておらず、身体に障害を持つ方 に対して、やさしい駐車場といえず、健常 者による駐車も目立っていた。 グループ 個人 省スペースで設置できる為、通行に支障を きたすことがなくなった。 防火意識に基づく改善であ また、コンパクトにしたため見えづらく る。 なっていた東館1階の消火器の視認性が大 幅に向上した。 身体障害者優先駐車スペースである事を文 章で明示した。 また、車椅子マーク以外に、ハートプラス マークやマタニティマークなどを新たに付 け加え、身体に障害を持つ方だけではな く、妊婦の方など幅広い人に対して、快く 利用できるよう工夫した。 駐車スペース確保の目的外の駐車が減尐 市の姿勢をしめし、あらゆ し、身体に障害を持つ方をはじめ不自由の る市民の来庁用駐車の利便 ある方が優先して駐車できる環境を整える 性に役立つものである。 事ができた。 東館前ゴミ集積所 のネコ対策 ネコとのイタチごっこで 以前は、東館前ゴミ集積所にネコが侵入 ネコの侵入を防ぐことに成功し、内部のゴ あったが、今回の措置で職 し、内部のゴミが荒らされ、ネコの餌場と 東館前ゴミ集積所にネコ侵入を防ぐための ミが荒らされることはなくなった。 員が知恵を出し合い完全に なり、周囲の衛生環境も悪化していた。 ネットを設置した。 結果として、周囲の衛生環境も向上した。 侵入の防止が図られ衛生環 境の改善につながった。 文書受付事務の改 善 ・総務担当課における依頼・照会文書等を 部内各課への配布(送信)済みであること を上司に一目瞭然に知ってもらうには?と 右記のゴム印を作り改善。 困っていた。 ・送信等されてきた依頼・照会文書等の回 答期日忘れ。 58/74 依頼・照会文書等を部内各課への配布 (送信)済みであることを上司に一目瞭然 に知ってもらえるようになった。また、回 回答期日を把握し、回答の 答期日までに部内のとりまとめを行え、依 遅延を防ぐ改善である。 頼元への回答をスムーズにできるように なった。 受賞 優秀賞 努力賞 特別賞 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 280 281 282 283 284 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 グループ 施設改善 今までの看板が腐敗し、また小さかったの ひなぎく保育所は、道路に面しているが、 でサイズを大きくし、保育所がよくわかる 明るく地域の方にもよくわかる。 施設がわかりにくい為 ように手作り看板を作成 地域の方々にも保育所施設 がよくわかり、施設がきれ いに見える。 努力賞 返信用封筒を業者 グループ での印刷から担当 での印刷へ 医療証の更新に当たり、事前の健康保険 証の確認のため、関係世帯に書類を郵送 し、来庁してもらうか返信用封筒で返送し てもらっている。返信用封筒の作成・印刷 を業者に依頼しているが、来庁する市民も 多くあり、その分返信用封筒が無駄になっ ている。 従来の返信用封筒を廃止し、A4用紙の 記入説明用用紙の裏面に、切り取って使用 できる封筒(添付ファイルの「封筒A4書 式」参照)を作成し、尐数の郵送の場合は、 市役所の輪転機で印刷する。 コスト減につながる。返信 用封筒の担当での印刷は、 職員同士の議論の中で出て きたアイデアであり、職員 の意識改革にもつながって いる。 奨励賞 寝屋川斎場予約シ ステム管理業務マ ニュアルの作成 寝屋川斎場予約システムは平成22年2月 に稼働した、携帯電話、パソコンでイン ターネットを利用できる環境があれば、24 時間火葬場の予約が可能となるシステムで すが、操作マニュアルのみで、買取を行っ ているPCやサーバー等の機器を維持管理 していくマニュアルがありませんでした。 月々の定期保守、消耗品の交換時期や物品 これにより、長期わたって安定した寝屋 場当たり的な対忚をやめ、 の購入方法、PCやサーバー等の機器の耐 川斎場予約システムの運営を行うことがで 長期・計画的に仕事を進める 久年数を考慮した今後の対忚等を定め、マ きました。 よう改善するものである。 ニュアル化した。 努力賞 寝屋单二丁目住居 表示整備事業の实 施 寝屋川单二丁目地域は、住所を、「寝屋单 二丁目○○○○番地」のように、町名と地 番で表していました。地番が順序良くなら んでいない所もあり、今後宅地開発が進ん だ場合、配達や緊急車両の到着などに不便 が生じる恐れがありました。 平成22年10月1日に、寝屋单二丁目全域に おいて住居表整備事業を实施し、「寝屋单 二丁目○番○号」のように、順序良く建物 等の一つ一つに対して、新しい住所を定め ました。 これにより寝屋单二丁目内で宅地開発が行 われた場合、順序良く建物一つずつに対し 分かりやすく住みよい街づ て住所を定めることができ、分かりやすく くりを行い、市民生活の向 住みよい街づくりを行うことができまし 上に資するものである。 た。 努力賞 空スペースに選挙管理委員会で不要と 受付混雑時のための空き なった、個人情報保護用のスクリーン(つ 受付の場所を間違える市民がなくなり、 窓口を活用することによ い立50cm×30cm)を譲り受け設置し 人の流れがスムーズになったことにより受 り、市民サービスの向上に 「受付の番号札を取ってお待ちくださ 付業務が円滑にできるようになった。 つなげたことは有意義なこ い。」という案内を掲示した。 とである。 努力賞 個人 個人 個人 受付カウンターの 空スペースへのス クリーン(つい 立)設置について 個人担当と法人担当との境界部分の受付 カウンターは、コンピュータ端末等が設置 されておらず空スペースとなっていた。 そのため繁忙時に、その部分から审内を 覗いたり、受付窓口と間違えてカウンター に設置してあるイスに座る市民がいて業務 に支障をきたしていた。 59/74 作成費用が紙代・印刷のインク代等で済 み、コスト減につながる。仮に印刷を業者 に依頼した場合でも、従来の返信用封筒よ りコスト減になる。 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 新型インフルエン ザ発生状況の迅速 な集計・周知・報 告様式の設定 新型インフルエンザが猛威をふるい、感染 の拡大を防止し適切な対忚をとるために、 各学校園における患者の発生状況や学級休 業等の状況を毎日正確に、把握する必要が あった。各学校園のクラスごとの状況を細 かに把握しつつ、関係部署へ情報提供し、 寝屋川保健所・大阪府教育委員会へ指定さ れた様式で報告する必要があった。そのた め、各学校園からの個別の電話連絡や質問 に全員で対忚し、担当が情報を整理し、報 告用の資料を作成したが、時間を要し、迅 速な情報の集約とはいいがたく、さらにこ の業務のために課の業務が滞る状況であっ た。 緊急事態の中で、必要な情 報を迅速に把握することと 同時に、各機関が求める内 容の情報を安定して定時に 提供できたことは、非常に 有効であり、また効率的に 業務改善が図れたと考え る。 優秀賞 裁判書面等の様式 集の作成 裁判所に書面を提出するに当たり、当該様 裁判所に書面を提出する際、これまで作成 式集にあるデータを利用して作成すること 費用を要することなく、速 した書面や書籍を調べた上で当該書面を作 裁判所に提出する書面について様式集を作 ができるようになったため、時間を短縮す やかで正確な事務事業を实 成しなければならず、多大な時間が必要と 成した。 ることができるようになるとともに、内容 施することができるように されていた。 もより正確を期することができるように なった。 なった。 特別賞 個人 書籍の収納棚の明 記 総務課が管理する書籍は内容別に収納棚に 簡易な方法により、速やか 収納されているが、使用した書籍をどの収 書籍を使用した後、どの収納棚に収納する すべての書籍に収納されるべき棚の名称を で正確な事務事業の实施が 納棚に収納すればいいか考える時間が必要 べきか速やかに明らかとなり、また、適切 書いたシールを添付した。 可能となる改善内容である であった。また、誤った棚に書籍が収納さ な棚に書籍が収納されることとなった。 と思われる。 れることがあった。 288 個人 訴訟事務委託料の 計算システムの構 築 寝屋川市における訴訟事務委託料は旧大阪 弁護士に訴訟事務を委託するに当たって委 費用を要することなく、速 弁護士会報酬規程に定める額としている 旧大阪弁護士会報酬規程に定める委託料を 託料を計算する時間が短縮されるととも やかで正確な事務事業を实 が、当該規程に定める委託料の算定方法は 算定するためのシステムを構築した。 に、正確な委託料の計算をすることができ 施することができるように 極めて複雑であり、この計算を正確に行う るようになった。 なった。 ためには多大な時間が必要であった。 奨励賞 289 個人 廃止例規の管理簿 の作成 廃止された寝屋川市の例規はファイルで保 存しているが、統一的な管理簿は存在しな 廃止された寝屋川市の例規について統一的 廃止された寝屋川市の例規の検索を速やか かったため、検索に多大な時間を要してい な管理簿を作成した。 に实施することができるようになった。 た。 簡易な方法により、速やか な事務事業の实施が可能と なる改善内容であると思わ れる。 努力賞 個人 例規審査案件の事 前供覧 例規審査の依頼は法規担当職員ごとに提出 簡易な方法により、情報共 例規審査を实施する前に例規審査の依頼文 されるため、例規審査の決裁をまわすまで 依頼のあった例規審査の内容を直ちに総務 有の速度を向上させること の写しを総務課長まで供覧することとし の間、どのような例規審査依頼がなされて 課長が把握できるようになった。 のできる改善内容であると た。 いるかわからなかった。 思われる。 努力賞 個人 歴代の機構図の データ化 費用を要することなく、速 これまでの歴代の機構図は紙媒体のみで保 歴代の機構図をスキャナで読み込み、デー 歴代の機構図の検索を速やかに实施するこ やかな事務事業を实施する 存していたため、検索に時間を要した。 タ化した。 とができるようになった。 ことができるようになっ た。 努力賞 285 286 287 290 291 個人 個人 各学校園からの報告様式を1枚のエクセ ルシートに簡潔に整理して作成しなおし、 その日の午後一番に関係部署へ情報提供で きるようにした。 また、寝屋川保健所・大阪府教育委員会 への報告様式についても、エクセルのコ ピー&ペーストやシートの串刺し集計機能 を利用する方式で手間を省いた。 また、個人情報にかかわる内容について は、報告様式を分けて報告を受けるように した。 60/74 最初は学務課の内部資料でとして様々な 情報を収集していたものを、報告様式を簡 潔に整理することによって、集計等に係る 時間と人員を減らし迅速に関係部署・関係 機関へ提供できるようになった。 平成22年度改善提案台帳 連番 292 293 294 295 区分 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 ○資料が各部・各課に整理され、資料をさ がしやすくなった ○閲覧しやすくなったため、市民の活用が 増えた(平成20年度利用者数11,624人→平 成21年度利 用者数12,947人) ○背表紙を付けるようにしているので、何 のファイルかすぐ分かるようになった ○情報の更新が素早く行われるようになっ た ・畑の土づくりの為土をふるうにあたり一 ・子どもたちも畑の土壌づくりに楽しく参 回一回スコップでふるいに土を入れ、ふる 加できるようになった。 い、石を取り除く作業をくり返し行ってい ・折りたたみ式の鉄棒を使い、ひもをつけ ・土を入れたふるいを足の上に落とすこと た。 て簡卖に動かせる様改善した。 がなく、安全に行えた。 ・重労働の為非常に時間がかかり、子ども ・改善前より2,3日作業がはやく終え たちが積極的に参加できなかった。 た。 ○各部・各課ごとに棚を整理した ○審議会のコーナーを設置した ○担当課の判断により資料を配架していた ○教育委員会の定例会の議案書・会議録を ○資料の整理ができていない部分があった 設置した ○各部・各課に分かれておらず、資料を探 ○各課に資料を精査してもらった すのが難しかった ○最新の情報を提供するよう通知等を行っ た 所属長の意見 手間のかかる作業であった が、利用者も増加し、利用 者の評価も良く、評価に値 する取組みである。 努力賞 栽培活動に取り組んでいる 中、子ども達が効率的に楽 しく活動できる工夫となっ た。 奨励賞 くつ箱の改善 園児が教師に借りたいことを伝え、自分で くつ箱(18cm×22.5cm×38cm)に、園児が サイズを探し、貸出しできるようになっ 費用もかからず、探す手間 忘れた時に貸し出す上ぐつ、園児ぐつを3 サイズごとに1足ずつ入れる棚(牛乳パッ た。 も省けすっきりと気持ちよ 足ずつ入れていた。貸し出し時に探しにく ク)をつくり、色分けもした。 整理がしやすく、見た目もすっきり美しく くなった。 いことがあった。 なった。 努力賞 正門前に大時計を 設置する。 正門前に設置したことにより、親子とも登 園庭から見える時計は一階廊下にあるが、 園時の時間を気にするようなった。登園時 大きさも小さく意識してみなければ時間も 間に登園する園児も増え、時間を守り規則 時間を守る習慣をつけるた 正門前に大時計を設置してもらい、園外か 把握しにくい現状にある。 正しい生活リズムを身につける意識につな め、幼稚園の時から取り組 らも見えるようにした。 登園時間(9時から9時10分)を守らない がった。 むことは大切だと思う。 保護者が多い。 園庭での活動中園児自ら時間を見て行動す る姿も多く見られるようになった。 特別賞 溝フタ交換 毎日園児の送迎にベビー 通園門を入ってすぐにある溝のフタの間に ベビーカーがはさまってしまうことがなく 幅1mにわたり、溝のフタをすき間のない カー連れで来る保護者も多 ベビーカーのタイヤがすっぽりとはまって なり安全になり、スムーズに登降園できる 物に交換した。 く、通りにくさが解消さ しまい危険であった。 ようになった。 れ、保護者から喜ばれた。 努力賞 ゴミの分別とリサ イクル 留守家庭児童会にて、子どもは、燃えるゴ 児童会では、よく出る古紙のゴミの分別も ミとプラスチックの分別をしてもらいゴミ 専用のゴミ箱を設置して子どもたちにもし リサイクルの促進と教育 を出す際に、大人が分別して出していた。 てもらうようにした。 市民情報コーナー における配架資料 の整理 ふるいの考案 296 個人 297 グループ 298 グループ 整理整頓 同じ性質の物や、一連の作業を考えた上で 常に整理整頓に心がけるこ 書棚や物置棚等、何がどこあるのかわかり 物の出し入れや、事務作業がスムーズにで 整理し、また、後で見ても分かる様に、棚 とは効率的な運営につなが ずらかった。 きるようになった。 にラベルをつけた。 ります。 299 グループ くつ箱前の改善 古いよしずをもらう事ができたので、天井 雤が降ると子ども達のくつ箱前が水びたし からぶら下げ雤が入りにくくなる様にし 子ども達が濡れずに通れる様になった。 になり、通りにくくなっていた。 た。 300 個人 受賞 ボール入れにキャ スターを付ける ボール入れを移動する度に大きくて重たく ボール入れの底に4ヶ所キャスターを付 困っていた。 け、取っ手も付けた。 61/74 子ども達にエコの関心を喚 起させる取り組みです。 費用をかけることなく、効 果がえられた。 努力賞 転がして移動できるようになり、軽くてと ちょっとした工夫で負担が ても楽になった。 軽減された。 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 301 個人 情報共有 職員間の連絡を口頭で伝えたり、メモで知 ホワイトボードに内容を分類して記入する 全員で見ることが出来て、メモだと紛失す 情報の共有化が図られると らせていた。 ようにした。 る場合もあったのでよかった。 りくみ 302 個人 えんぴつ削り えんぴつ削りの削りカスの受け皿がすぐに 尐しかたむけてもゴムが散らばることもな 本体と受け皿が合体する部分に輪ゴムをか ちょっとしたアイデアが生 すべってはずれて、削りカスが散らばった く、ゴミを捨てる時も手間取ることなく捨 けた。 かされている。 りして困っていた。 てれる。 303 個人 保護者と話をする ために 保護者と話がしたいと思っていても、タイ 学童の部屋の入口横にホワイトボードを設 こちらも気をつけていますが、保護者の方 ミングを逃したり、帰られてしまったりし 置し、”○○さん、指導員の所まで、お願 から、声をかけていただけるようになりま 視覚に訴えて効果的です。 ていました。 いします”と書きました。 した。 304 個人 ポールを立てた 夕方、自動車での出入りがある為、ポール ポールを立てたため、車の出入りがなく がなかった。 なった。 特別障害者手当 等の現況届ついて ・本来なら出来ていて当た り前と思われるようなこと でも、案外気付かずに処理 8月初旪に特別障害者手当らの現況届に 8月初旪に特別障害者手当等の現況届に している事務もあると思わ ・記入についての問い合わせが減尐。 ついての案内を送付。 ついての案内の裏面を利用し、記入例をつ れるが、今回の報告提案で ・記入漏れの減尐により、提出者への再確 送付書類…案内(記入の説明含む) けて送付。 ある「記入例の送付」は、 認作業が減った。 現況届 それに気付くことで事務改 善が図られるなど、「気付 き」の大切さを再認識させ られた好事例である。 努力賞 市民情報コーナー のレイアウトの変 更 市民情報コーナーの入口のドアを取っ払 い、入口を大きくし、外から市民情報コー 市民情報コーナーの入口が狭く、何のため ナーの中の様子を外から見えるようにし の部屋なのか分かりにくく、市民が入りづ た。また、市民がよく利用するコピー機を らい雰囲気だった。 入口の近くに置く等、市民がより利用しや すいように市民情報コーナーのレイアウト を変更した。 来庁者の市民情報コーナーの認知度が上が り、利用しやすくなった結果、市民情報 コーナーの利用者が増えた(平成20年度利 用者数11,624人→平成21年度利用者数 12,947人)。 市民、利用者に対し入口を わかやすくし、入りやすく したことで、問題の解決が 図れ、利用者の増加にもつ ながっており、非常に良い 取組みと評価する。 奨励賞 議事録確認文書の 簡略化について 審議会議事録の市ホームページ公開にあ たっては、審議会委員に議事録の内容確認 をした後、公開している。現在、各委員か ら議事録の修正の意見がない場合も、改め て審議会委員に「修正がないので公開しま す」旨の文書を送付した上で、市ホーム ページに議事録を公開している。 審議会運営事務の中で、 事務の効率化、郵送代の削減を図ること 小さな「気付き」から作業 ができた。また議事録を市ホームページへ の簡素化を図り、事務の効 早く公開できるようになり、市民サービス 率化と経費の削減に繋がっ の向上につながった。 たもので評価に値する。 努力賞 305 306 307 308 個人 個人 グループ 標 題 もったいない市・ グループ エコやんの宠伝活 動 現 状 改 善 策 審議会委員から議事録に係る修正の意見 がない場合に限り、改めて審議会委員に 「修正がないので公開します」旨の文書は 送付しないでよいことを審議会で取り決 め、確認文書の簡略化を図った。 効 果 受賞 努力賞 ポールを立てた、子どもの安全確保が保た 車の利用者への配慮も検討 れる。 して下さい。 宠伝効果もあり、より多くの市民への周 今回第1回目の開催という事もあり、よ 知が出来、来場者も多く、第1回もったい ごみの減量の取組の一つ「リユース(再 り多くの市民に周知出来るよう、クリーン ない市・エコやんは、大盛況に終わりまし 利用)」をしようと、「第1回もったいな センターのパッカー車の左右に宠伝ポス た。 い市・エコやん」を、広報掲載・ごみ通信 ター及び、ごみの収集時に「宠伝放送」の また、今後の開催にも役立て、さらにご で開催のお知らせを行いました。 テープを鳴らし宠伝活動を行いました。 みの減量と資源再利用により、環境にやさ しい社会に努めていきます。 62/74 所属長の意見 ごみ収集車が市内全域を 日常的に走行していること に着眼し、周知・啓発活動 の効果に結びつけた画期的 な改善策であり、評価に値 する。 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 プロポーザル審査 について 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 部局内3計画の策定業務委 本年度、環境部において3件の計画策定 本来なら、3つの審査委員会が個々にプ 託について、発注行為に関 プロポーザル審査委員会を委託事業ごと 委託の発注を予定しており、それぞれプロ ロポーザル審査を行うが、1つの審査委員 する一連の事務が効果的に に立ち上げず、3件のプロポーザル審査を ポーザル方式による事業者選定を予定して 会にて实施することにより、日程調整等の かつ効率的に实施でき、多 1つの審査委員会にて行った。 いた。 事務など効率化が図られた。 くのメリットがあったもの と認められる。 努力賞 309 グループ 310 職場に「花の皿」 グループ を設置 職場で「花の皿」を目にすることで、ほっ 養育困難家庭の保護者の支援など、ストレ ゼリー容器などの廃品を利用し、水をはっ 尐しのアイデアで職場の雰 と、やさしい気持ちになることができ、気 スの大きい仕事の中で、気持ちの切り替え て、きれいな花や葉をうかべ、「花の皿」 囲気づくりに努めることが 持ちを切り替えて、仕事に向き合うことが が難しかった。 を作り、職場の空きスペースに設置した。 できた。 できるようになった。 努力賞 事業の進捗状況メ モの共有 ・利用者や関係機関等との対忚において、 事業を進めるにあたり、利用者や、他機関 当初対忚した本人が不在であっても、他の 市民サービスの観点より、 ・Zファイルにおいて、事業別に、進捗状 との調整事項、指摘されたことなど、日々 対忚者が状況を確認し、対忚することがで 担当者不在でも情報共有が 況を日誌形式で記入できるメモを管理し、 の業務執行の中で、細部まで、事業担当者 きる。 なされ、事業等が滞りなく 担当者間で共有できるようにする。 間で情報共有することが難しかった。 ・事業の進捗状況を、時系列で把握するこ 進んだ。 とができる。 努力賞 311 312 313 グループ 個人 個人 子ども手当等認定 処理業務委託料の 削減 子ども手当現況届 様式の見直し 仕様書の中に「常駐1名」が示されていた ことや、作業場所が十分に確保できないな ど、委託としての条件が整わなかったため に指名業者が辞退し入札が執行できなかっ た。 業務内容についても委託作業と職員の業務 が明確でなかったため、委託料の算出が困 難だったと思われる。 それぞれの業務の種類ごとに年間処理件数 を提示し、業者が価格を算出しやすいよう にした。 「常駐1名」を明記していたが、これを削 除、従事する人数については業務責任者に 一任することとした。 委託業務から受付業務を削除するなど、業 務内容を精査し、職員が行う業務と委託す る業務を明確にした。 業務従事者の作業場所を確保し、業務以外 での職員との接触がなるべく尐なくなるよ う配慮した。 現況届には加入年金の種類によって保険証 の写しの提出が必要になる場合があり、従 来の様式は年金の種類の記入欄と、添付書 類が必要な旨の説明のみであった。そのた 届出用紙に保険証の写し貼付欄を設け、 め、以下のような問題点があった。 「ここに○○○の面をコピーして貼り付け てください。」と表記した。 ・添付書類の提出もれ ・保険証の原本を持参されることも多く、 窓口でコピーをとらなければならない。 ・書類整理の際、届出書の欄外に添付書類 を貼る作業が生じ、時間と手間を要する。 63/74 予算に対し入札価格が大幅に下回り、経費 の削減となった。作業場所を確保したこと により、業務の遂行がスムーズになった。 過年度において实施してい 22年度当初予算(委託料) 634,667円/ た委託仕様書を大幅に見直 月×10ヶ月=6,346,670円 し、大きく行財政改革にも 落札価格 366,450円/ 貢献できた。 月×10ヶ月=3,664,500円 努力賞 年間 2,682,170円の削減 貼付欄を設けることによりわかりやすくな り、保険証コピーの提出もれを大幅に減ら すことができた。また、提出された添付書 類を切り貼りする作業にかかる時間が減 り、処理時間を短縮することができた。 過年度の様式を見直し、市 民の利便性の向上に努める と共に、事務に要する時間 や経費も大幅に削減するこ とができた。 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 314 315 区分 標 題 現 状 家庭児童相談审では要保護児童対策地域 協議会の開催事務局となり、要保護児童台 帳整備等の事務運営や虐待対忚を行ってい る。その中で要保護(虐待重症ケース)に こども审支援連絡 は至らない要支援(虐待疑いのグレーゾー 会(CSA)の設置及 ンケース)世帯で、今年1月に虐待により グループ び共通台帳システ 死亡に至る事件が発生した。 ムの構築 要支援ケースについては、こども审内で の情報共有・連携を図っていたが、共通の 台帳システムがなかったため、审内連携が 不十分であった。 食育媒体における グループ インターネットの 活用 子ども向けの紙芝居やエプロンシアター、 パネルシアターなどの媒体は、1つあたり の値段も高価で、その数もテーマに忚じた 媒体が必要になる。また同じテーマであっ ても、年齢により指導方法が異なったり、 同じ年齢であっても1つの媒体を使用し続 けると、子どもたちに飽きがくるので、バ ラエティ性を求めるため、複数の種類の媒 体が必要になってくる。 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 审内連携を強化し、児童虐待等で悲惨な 事件に巻き込まれる子どもをなくすため に、平成22年6月にこども审支援連絡会 (CSA)を発足した。 CSAでは、要保護児童対策地域協議会で 検討する前段階の要支援ケース(虐待疑い のグレーゾーンケース)について、审内の 各係(保育所入所担当、保育所担当、手当 担当、こんにちは赤ちゃん訪問などの養育 支援担当)が把握している情報を共通台帳 システム構築により一括管理した。共通台 帳で情報共有を行うことで、审内連携を強 化した。 平成22年9月に共通台帳システムを構築 し、9月28日に第1回ケース検討会議を開 催した。その内深刻であると判断した3件 を要保護ケースとして要保護児童台帳に載 せて対忚していくこととなった。 要支援ケースとして把握している各係の 情報を、共通台帳で一括管理し、毎月月末 に行うこども审支援連絡会(CSA)を開催 し、ケース検討会議を行うことで、こども 审全体で情報共有し、連携や協力体制を強 化し、児童虐待に対して協働対忚を行うこ とができる。 また、児童虐待について家庭児童相談审 だけが主担で行なうだけではなく、こども 审全体で要支援・要保護児童の情報共有を 行い連携することで、各係での児童虐待対 忚への意識変化をもたらし、こども审全体 として虐待の早期発見・早期対忚を行うこ とができる。 【今後の対策】 現在は事務担当のみがシステムを扱って いるが、共通台帳システムのマニュアルを 作成し、必要な時は各係のCSA構成員が要 支援児童の情報を検索し、速やかに対忚で きるようにしていく。 本市における虐待死事件を 受け、「検証のまとめ」を 参考にしながら、こども审 内での支援体制の教科に取 り組み、本市における児童 虐待防止に努めることがで きた。 優秀賞 食育基本法の施行以降、その活動は全国的 に活発になり、インターネット上では食に 関するサイトが多数ある。その中には子ど も向けの食育媒体も掲載されており、使用 可能(許可)なものもある。それをダウン ロードし、紙芝居なら一度に多数の子ども が見れるよう大きく印刷→ラミネート加工 して、紙芝居として使用できるよう工作し た。 媒体を購入するなら、1セット6~8冊入 り紙芝居で10,000円強ほどかかる。 この方法なら印刷インク・紙・ラミネート フィルムとなり購入より金額は低くなると 思われる。ただしインターネット上に、子 どもたちの活動に合う媒体があるかどう か、情報を収集しなければならないし、保 育所児向きより小学生向きの方が多くある ため、販売されている媒体に頼る部分も多 くある。 物品を購入という発想から 尐し手を加えれば経費削減 につながった事業として考 えられる。 特別賞 64/74 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 現 状 改 善 策 保育所ごとに同じ媒体を購入していたら、 金額がかさむだけでなく、その保管場所も 必要になってくる。そのため、全保育所を あわせて1つの媒体を購入し、それをこど も审が保管・管理にあたり、各保育所へ貸 し出す形式をとった。 各媒体にナンバリングをふり保管・管理に あたる。貸出であるなら貸出簿へ持ち出し 日や保育所名等を記入する。返却時にも返 却日等を貸出簿へ記入する形式をとり、1 つの媒体をより多くの人数で使用すること とした。 効 果 貸出媒体がない頃は、年齢やテーマに忚じ た媒体を探すことに時間を割いたり、保育 所ごとで媒体を作成しての活動であったの で、子ども達への指導にかかる時間が短く 制限されることもしばしであった。 BOXができた当初は、紙芝居が20冊ほど 絵本が5冊ほどであったが、各保育所で作 成したものを皆で使用できるようにとBOX へ媒体を提供したり、他からの頂き物など もあり、現在紙芝居が78冊、絵本が27 冊、その他の媒体が37個と多数集まり、 多様な食育活動をサポートできるように なってきた。 全保育所にて1つしか媒体がないため、使 用したい時期が重なった場合、保育所どお しで使用期間を決めて次の保育所へ引き継 ぐことにより、計画性を持った活動が行わ れるようになった。 また、過去の改善報告提案において頂いた ほう賞で、絵本等を購入しBOXに保管して 子ども達の活動にあてている。 所属長の意見 受賞 316 子ども向けの紙芝居やエプロンシアター、 パネルシアターなどの媒体は、1つあたり の値段も高価で、その数もテーマに忚じた 媒体が必要になる。また同じテーマであっ グループ 食育媒体 貸出BOX ても、年齢により指導方法が異なったり、 同じ年齢であっても1つの媒体を使用し続 けると、子どもたちに飽きがくるので、バ ラエティ性を求めるため、複数の種類の媒 体が必要になってくる。 317 簡易な課内供覧の 改善 業務上多くの職種が在籍していることから 人数が多いため、課内供覧については、通 常の回覧形式では、その内容を目にする時 期が大きく遅れる職員が存在し、提出期限 のあるものや福利厚生のための申請期間が 超過するなど、不利益をこうむる者がい た。 アルバイトを含む多様な 課内の任意の場所に掲示板を設置し、「本 雇用形態である健康増進課 日のお知らせ」「昨日までのお知らせ」 申請の遅延やお知らせの伝達漏れが減尐し 内で職員のみならず、一人 「まもなく廃棄するお知らせ」の補助掲示 た。 ひとりへの情報の共有とい をし、職員が自分の責任で供覧できるよう う観点から有効的であると にした。 考える。 努力賞 利用者にとって居 グループ 心地の良い施設を めざして 外遊びをしたいというお子さんも多いので すが、日よけはパラソル一つしかなく、暑 くて、なかなか外で遊べないという声を頂 いていて、何か工夫はできないものかと考 え、遮光ネットを縫い合わせて。砂場の上 にネットを張ってみることにしました。 毎日のことなので、安全かつ準備などもで きるだけ簡卖にできるようにと工夫してみ ました。 お庭の砂場のところに遮光ネットを張りま した。幅がいるため、遮光ネットを縫い合 わせ。手製のバイアステープで回りを補強 し、丈夫にしました。また道路側に面して いるので、尐しでもおしゃれな雰囲気づく りをと工夫して作成しました。 ※別紙参照 これで尐し暑くても外であそべるようにな りました。頭上にネットがあると、こんな にも違うのですね。やっぱり涼しいです。 職員が一丸となり、利用者 という声をいただいています。 の利便性の向上を果たせ こどもセンターの砂場だと安心だし、安全 た。 だし、暑い夏もこどもの要求に忚えてあげ られ嬉しいですとお母さん達からの声で す。 努力賞 318 グループ 65/74 最小の経費で最大限の効果 を生む為の事業として非常 に改善されたものとして考 えられる。 奨励賞 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 319 子どもたちが快適 グループ にすごす環境づく りと熱中症対策 ・昨年と比べものにならない暑さの中で、 快適な環境づくりと子どもたちが熱中症に ならないように、どうすればいいか等、 個々に考えて实行する姿につながっていっ た。節水、節電、エコ活動への意識がより 毎年、あかつき・ひばり園では、夏季に 高まった。 おける大事な療育としてプール指導を行っ (外気温のチェック、遮光ネットの設置、 ・家庭で使わなくなった吸水ポンプを再利 实際のCO2削減効果や経 ている。また、衛生上、使用後の水は排水 空調の温度設定等) 用し、プールの水を吸い上げて、最も暑い 費節減には、反映してるか 溝に流していた。 ・ゴーヤや花・木への散水による緑化促 時間帯に園庭、アスファルトの通路、保育 は数値として出せないが、 今年の猛暑に対し、子どもたちが快適に 進。 审前、花壇等に散水した。 職員一人ひとりの節水、節 すごす環境づくりと熱中症対策の一環とし ・公用車にも散水し、車内クーラーの強度 電、エコ活動への意識は確 て、また、モッタイナイという観点から ・屋根への散水は要員が必要なので、方法 をおさえるようにした。 实に高まったといえる。 プールの水の有効活用(リサイクル)はで の検討がいる。 きないか検討した。 ・次年度も引き続き、この取り組みを継続 し、子どもたちが快適にすごす環境づくり と熱中症対策をしていきながら、エネル ギー消費の減尐と緑化促進につなげていき たい。 320 学童の子どもたち グループ が生活を過ごしや すくするために 子どもたちの靴箱の前に、审内に入りやす いようにすのこを敷いているが、長くて重 たいため子どもたちには扱いにくく落とし て怪我をしないか心配があった(運ぶ時は 指導員も一緒に行なう)。 321 322 323 個人 個人 個人 受賞 優秀賞 ・子どもたちが扱いやすい、短いすのこを 敷く。 子どもたちにも扱いやすく、掃除当番をす 尐しの工夫で機能的に改善 ・既製品のすのこでは、端に乗ると反対側 る時などスムーズに行なえ、時間短縮にも できたのは評価できる。 が上がってしまうので、角材を取り付け なり遊ぶ時間が増える。 る。 奨励賞 傘立ての分類 「傘の忘れ物入れ」という籠を用意し、そ ・傘の収納がしやすくなった。 雤の日が続き、帰宅時には雤がやんでいる の日のうちに傘の忘れものは移動させるよ 傘を状況毎に分類して、置 ・忘れ物の傘を探すのが楽になった。 と傘の忘れ物が多く日を追うごとに傘の本 うにした。また、わかりやすいように切り くことでトラブル等が解消 ・大きなラベルを貼ったので、雤の日にも 数が増え傘立てに入らなくなっていった。 絵でラベルをつくり、全員に周知できるよ したのは評価できる。 傘を忘れる児童が減った。 うに配慮した。 努力賞 本の整理 整理整頓は安全な職場環境 本棚の設置場所を確保することには厳し にとって大事な要件であ 寄付していただいた本が、棚に収まらず箱 夏休みを利用し、子どもとキャスター付き かったが、キャスターを付けることで場所 り、子どもといっしょに作 に収納していた。 の本棚を作成した。 をも選ばず、本も綺麗に整理することがで 成したことで、相乗効果が きた。 期待できる。 努力賞 近年、子どもの魚離れが叫 ばれる中、ちりめんじゃこ に興味や関心を寄せること で尐しでも魚料理が好きに なってほしいと思う。保護 者からは、いっしょに買い 物に行くと、自然に魚売り 場に行ったり、ちりめん じゃこもよく食べるように なったとの声が聞かれた。 奨励賞 ちりめんモンス ターを探せ! 食べ物の好き嫌いや偏りがあったりと子ど も達の食生活に乱れがあるように思われ る。 又、上手くおはしが使えなかったり食事の マナー等、家庭での指導やかかわりが希薄 になっていると思われる。 第一段として、魚に焦点を当ててみる事に した。 ちりめんじゃこの中から色々な小さな魚を 探し出す事で魚に興味を持つようにする。 又、探し出した魚の名前を図鑑で調べてみ る。 66/74 ・ちりめんじゃこの中から見た事のない魚 を見つけ出す事が子ども達にとってとても 楽しい活動となり、魚に対して興味を示す 子ども達が増えたように思われる。 ・家でちりめんじゃこを食べたよ!と話す 子ども達もいて、保護者からも好評であっ た。 平成22年度改善提案台帳 連番 324 325 326 327 328 区分 個人 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 廃園の土の利用 昨年まで野菜づくりをして いた畑なので、土の質もよ く、もったいないなと思っ 廃園になった明徳幼稚園では昨年まで野菜 ていた。北幼稚園は畑が尐 ・親子でサツマイモの水やりをし生長を見 の栽培を行っていたため、畑の土も野菜づ ないため、今まで野菜を栽 守り、収穫する喜びを味わう。 くりに適したものである。 培する機会が尐なかった 北幼稚園には畑が尐なく、土もなかった。 ・食育につながる。 職員で87名分の土を本園に運び、土のう袋 が、一人一人のミニ栽培が ・畑がなくても野菜が栽培できる事を知 に入れてサツマイモを育てるのに再利用し でき、保護者にも好評で収 る。 た。 穫を楽しみにされている。 歩道を歩く地域の方にも工 夫しているねと好評をいた だいた。 奨励賞 絵本貸し出し方法 ・保育审に番号をつけた絵本を準備し、こ どもが自分で本をえらび借りる。 ・担任が借りた本の番号を記入する。 昨年まで園児は保護者とともに絵本を選 ・返却後の本は子どもが本立ての前の番号 び、保護者が貸し出し、返却などを当番を の上に並べる。 決めて行っていた。 教師は、 ・絵本名と番号を記録しておく。 ・季節に合った本や、内容を考え、本を 入れかえる。 ・貸し出し・返却を子どもと担任がするの で親の負担が減った。 ・貸し出しカードの削減。 ・本立ての前に番号を書き、その上に本を 置くようにしたので、子どもが自分で本の 整理ができるようになった。 ・返却できていない本の確認がしやすく なった。 保護者の負担が尐なくなっ た。子どもたちが自分で選 ぶことで本を大切にしよう という気持ちが生まれた。 同じ作家の本をシリーズで 選んだり、図鑑ばかりを借 りたりなど子どもの見えな かった個性が見えてきた。 奨励賞 ホワイトボードの 活用 保護者用連絡のホワイトボードが老朽化 し、消し跡が残り、文字が見にくくなって いた。いろいろな洗剤や薬剤でふき取って みたが、一時的にきれいになるだけで、イ レイザー(白板消し)ではうまく消えず 困っていた。 保護者にも「わかりやすい」と好評であ 降園時間や大事な連絡の項目をパソコンで る上に、連絡もよく行き届く。そして丈夫 作り、ラミネートし、裏側にマグネット なので使い勝手がよい。 シートをつけ、ホワイトボードに貼ること 買い換えようと考えていたホワイトボー にした。 ドが美しく蘇った。ホワイトボードの買い 替えをせずに済み、経費の削減になった。 毎日使用するものなので、 ほぼ永久的に使用できるの がよい。 保護者に必ず目を通しても らえるので、口頭だけの連 絡より、周知徹底できてい る。 努力賞 簡易更衣审の仮設 による導線解消プ ラン 幼稚園のプールが園舎から離れている為、 プール遊びの後のシャワー後、園庭を横 切って園舎内へ入り、着替えをしていた。 その際、園舎内へ入る前に足を洗い、くつ 箱のある玄関内にござやウレタンマットを 敷いて、ついたてをたてて、外から見えな いようにして、濡れている水着を脱ぎ、下 着を着て、各部屋まで行き、部屋で体操服 を着ていた。人手がシャワーの所、園舎前 の足洗い場の所、玄関内の着替える所、部 屋(クラス)内の4ヶ所にいる。 プールのすぐ横にテントをはり、目かくし 用の風通しのよいサイドシートで囲い、下 には人工芝を敷いて、次のクラスと入れか えが出来るように、タオル掛けに着替え一 式を入れたバックをかけ、中央に置いて、 その場で水着を脱いで、すべて着替えをす ませ、くつをはいて、園舎内へ直行できる 様にした。 職員は、シャワーの所、テントの所の2ヶ 所につく。 子どもの移動時間、着替え にかかる時間が短縮され、 保育の時間に余裕が生ま ・水の節約 れ、内容も充实したものに ・手順の短縮(時間の節約) なった。 一ヶ所で、すべてがすむことで、子ども 効率よく仕事をするため も段取りが覚えやすい。 に、疑問に思ったことやア ・職員の人手の削減 イデアなどを活発に意見を 出しあっている姿をうれし く思っている。 優秀賞 エコにむけて 暑い日が続いた今夏でした 幼稚園の保育审にはエアコンがなく暑い。 風でとんぼや旗が動き、気分的に涼しく感 保育审や廊下にモビールのようにつりさげ が、涼しげな環境は、子ど 特に今年は残暑がいつまでも続き、冷水タ じる。 型の環境を飾る。 もたちにも保護者にも好評 オルで身体を拭いたりして降園している。 保護者(市民)からも好評である。 でした。 努力賞 67/74 平成22年度改善提案台帳 連番 329 330 331 332 333 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 お散歩もこれで安 心 0歳児の担任です。 保育所には2台の四人乗りバギーがありま す。 バギーには日除け幌がそれぞれついていた のですが、古くなり破れたり金具が壊れた りして使えない状態でした。日差しが強い 日など、まともに紫外線を浴びていました (帽子はかぶっていますが)。 子どもの中には肌の弱い子もいるので所庭 や散歩に出るのも細かい配慮が必要です。 また、バギーの中で眠ったりすると急いで 帰ることになります。 四人乗りバギーの日除け幌は1台11,550円 もします。それを2台分となると23,100円 となりますが、頭上の部分だけで横からは 日差しが入って来るので効果がないのでは …と思い、園芸用支柱(アーチ型)を4つ 用意し、それに遮光ネットをかぶせ、支柱 とネットをチェリングで止める工夫をして みました。 チェリング(輪っかになったもの)を支柱 に止めているので子どもを乗せる時に乗せ やすい様に遮光ネットが動かせる様になっ ています。 バギーの中で子どもが眠ってしまってもま わりが遮光ネットで覆われているので直接 日差しが当ることもありません。また風通 しもいいので、バギーの中の暑さもやわら ぎます。 肌の弱い子も安心して出かけることが出来 ます。 わざわざ高い金額の幌を購入しなくても工 夫次第で子ども達にとって、より快適さを 与えてあげられます。 時々地域の方が「どんな風にされているん ですか?」と質問され、説明することもあ ります。 予算と日よけをする適当な 商品がない中での工夫でし た。見た目には違和感はあ るかもしれませんが今年の ような猛暑では日よけは不 可欠です。 奨励賞 還付金管理事務の 効率化 従前より還付金の管理については、4項目 の処理の内、3項目が紙ベースで残り1項 目のみデータ(Excel)管理しているため、 転記ミスなどが起こる可能性が高く、常に 複数人でのチェックなどを行なう必要性が あるなど、事務効率が良くない状態。 転記する際のミスや手集計による計算ミス 紙ベースの台帳の精査を行い、転記してい が無くなり、事務の効率化を図った。 たものについてはデータ管理へ変更して転 更に複数の科目を自動集計することによ 記元と1本化、元々データで管理していた り、統計を作成する際の事務の効率化に繋 ものも修正した。 がり、更に日々の資金の動きを把握しやす くなった。 紙ベースでの作業をデータ 化することで、事務の効率 化やミスの防止を図るとと もに、関連業務の効率化に つながるなど、相乗効果を 見出すことができ、当初の 目的以上に効果が、データ 化の有効性を再確認した。 奨励賞 電話催告システム の再活用 滞納管理システムの運用開始に伴い、分割 システム変更等の際の不具 などの処理を現行の国保システムから移行 合を的確に解決すること 抽出するデータの精度が上がったため、以 したため、電話催告システム用口座振替勧 電話催告用データの抽出条件を見直し、関 で、結果として従前以上に 前に増して正確なデータを抽出できるよう 奨データ等の抽出時に架電不可対象者が含 係部署と調整を行い抽出条件の追加を行 事務処理の精度が向上し になり、架電時のトラブルを軽減すること まれることが判明、二つのシステムに経過 なった。 た。今後も同様な事由が生 ができた。 記事を入力する必要性が出たり、一部勧奨 じた場合は迅速に対忚して 業務を中断せざるを得なかった。 いきたい。 努力賞 グループ 還付事務の改善 制度改正の際は、システム H20年度より始まった特別徴収による還付 の仕様により非効率な事務 事務について、現行国保システムに消し込 処理を余儀なくされる事案 むことのできない案件があり、還付を行う 関係部署との調整およびプログラム修正、 が見受けられるが、今回の 上で、データ内容の全てを担当者が目で確 作業する人間による間違いを起こすリスク 作業工程の見直しにより、国保システムで 改善策により、事務の効率 認することが必要で、通知書作成までの作 および事務量の軽減が図られた。 の作業に切り替える。 化と安定化が図られたが、 業をシステムで行なえないため、Excelな 国保のシステムは複雑であ どで加工を行うこととなり、事務量が増 るため、適宜見直しに努め 加、間違いのリスクも高い。 ていきたい。 優秀賞 グループ 申出書の様式修正 特別徴収(年金天引き)対象者が口座振替 に変更するための申出書様式の文言につい て、口座振替が不能となった場合、特別徴 収へ戻すことが前提となっているが、記載 されている文章では説明不足と捉えられる 恐れがある。 個人 グループ グループ 申出者に対し、口頭で説明しなくても注意 文言修正を行い、申出の際に口座振替不能 すべき内容を詳しく周知できた。 の際は特別徴収へ戻ることを了承するもの 項目の追加については、申請者に後日問い とし、併せて事務軽減を図るための項目を 合わせなどを行なうことが減り、事務の効 追加した。 率化が図れた。 68/74 事務の効率化を図るととも に市民サービスの向上にも つながり、前例を尐し見直 すことで効果的な事務改善 が可能になることを職員が 自覚できた事例である。 平成22年度改善提案台帳 連番 334 335 336 337 区分 個人 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 国民健康保険限度 額適用認定証の番 号取り台帳の作成 受付後の検索(例えば国保番号の記入を間 違えていた場合や、名前の読み方が難し かった場合は、生年月日の方が検索が簡 受付の際、番号取り台帳に記入(受付日・ 卖)が簡卖になった。住所を記入するよ 国保番号・住所・名前・限度額)し、受付 り、生年月日の方が記入が簡卖だし、受付 各担当者の意見を聞き、受付け後調べ事の 後、新に2冊の台帳に必要事項を記入し台 時間が短縮できた。また、新たに(新規・ 無い様必要事項を台帳に取り入れ、新しく 帳を作成しており、かなりの時間を費やし 更新欄)(長期・非該当欄)(再交付欄) 台帳を作成した。 ており、同じ様な事を何回も記入しており (後期への移行欄)を付け加える事によ 無駄な時間が多かった。 り、申請後、時間を掛けて不足部分を調べ 直して記入していた2冊の台帳の内容をク リア出来たので、台帳の作成が不要になっ た。 従来における番号取表の 更新により、見易く、検索 し易いように改善されこと で、事務の効率化に繫がる ものである。 奨励賞 公費台帳・金銭会 計出納簿をエクセ ル入力して効率よ く作成 台帳が見つけ安くなった。中身についても 簡卖に見たい所が直ぐ見られる様になっ た。又エクセル入力する事により過去の何 ページもあった台帳を2枚の表にスリム化 公費台帳・助産台帳が1冊で、ぶ厚く見辛 する事により、台帳の照合が時間短縮でき く、公費台帳・助産台帳の一覧表も何枚に 公費台帳を2冊に分けてファイルの背中に た。又、金銭会計出納簿も同様、入力する も渡り高額の台帳と照合する為、時間が掛 シールを貼った。又エクセル入力し、解り だけで簡卖に表計算が出来るので、間違い かっていた。又、金銭会計出納簿の作成も 易い表を作成した。 入力も直ぐに見つけられ、コピーするだけ 手書きで行なっていたので最低2回は電卓 で表が作成でき、さらに手書きでは間違っ で計算しており時間が掛かりすぎていた。 て記入すれば、訂正印を押したりしていた ので、後で見た時数字の所が見難かった が、今ではとても綺麗で見やすい表が出来 た。 従来の台帳や、出納簿の 改善により、使い易く間違 いない事務処理が可能とな り、事務の簡素化や、事務 の効率化に繫がる。 努力賞 療養費支給申請書 に郵便番号のスタ ンプを押す 給付担当においては、申 請者に対し予定返還日に必 振込み入力時、申請書に郵便番号の表示が 申請書の住所欄の上部に医療助成から借り 受付の時、郵便番号の漏れが無くなったの ず振込みが出来ることが業 ない為、受付時、記入漏れが多く口座入力 た郵便番号のスタンプ(572- で、口座入力時郵便番号を再度調べる必要 務であることから、返還に する時、記入漏れが有る場所を再度調べ直 )を押した。 が無くなった。 必要な郵便番号を事前に把 していた。 握することより、事務の効 率化に繫がる。 努力賞 卓上電話番号簿の 作成 従来の番号簿の改善によ 手元に置いている病院コードを記入した電 り、病院名を50音に並び 話番号簿が、かなり以前に作成した様で、 調べたい所が直ぐに見つかり、表も見やす 病院名を50音順にし、件数を18件から33 替えることにより事務の簡 マジックや鉛筆で消したり書き直したりで くなった。今後追加が有れば、予備欄に直 件に増やし予備の記入蘭を作成した。 素化となり、備考欄の拡大 あった、字が薄くなっている所があり、見 ぐに記入出来る。 により処理情報の増量し事 難かった。 務の効率化に繫がる。 69/74 平成22年度改善提案台帳 連番 338 339 340 区分 個人 標 題 返信用封筒につい て グループ 国保ガイドの作成 グループ 滞納処分周知の工 夫 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 毎年、公費医療の確認事項 紹介のとき、返信封筒を同 封し、「80円切手をお貼り 市民に対して、事務処理のため確認事項を ください。」と封筒に記入し 照会し、返送を求める場合、返送用の封筒 ていたが、80~100件近く切 (郵送料は、市民が負担)を同封し、送付を 返送用の封筒を同封せずに、記入例の裏に 手を貼らずに出される方が 封筒の無駄がなくなり、郵便料の公費負担 行っていたが、返送時に切手を貼らず返送 封筒作成の型紙をつくり、封筒を作成する あり、予算が尐ない中、大 がなくなりました。 され、公費で負担したり、また、窓口に直 方法に変更した。 変苦慮していた。しかし、 接持参されることもあり、封筒が不必要な 今年度より、封筒作成方法 こともありました。 に変更した結果、今までは 料金受取人払と思っておら れた方が多かったのか、2件 に減尐した。 従前より、被保険者向けの冊子として国 保ガイドを作成している。毎年の被保険者 証の送付時に同封して世帯ごとに送付して いるため、作成部数を減らすことはできな い。 平成21年度よりジェネリック医薬品普及 啓発事業の一環として、ジェネリック医薬 品お願いカードを国保ガイドに貼付するこ ととしたため、作成卖価が増加したが前述 の理由により作成部数を減らすことができ ず、対忚に苦慮していた。 国保ガイドの紙の厚みを薄くし、光沢の ある紙質を光沢なしのものに変更すること により費用を削減。併せて、卖価が増加し ない範囲で、表紙・裏表紙の紙を厚くする ことにより、冊子自体の強度を確保した。 作成費用 H20 @ 12.10 × 53,000件 × 1.05 = 641,300円 H21 @ 19.77 × 53,000件 × 1.05 ≒ 1,100,000円←お願いカードの貼付により 卖価増 H22 @ 11.80 × 53,000件 = 625,400円 474,600円の削減 税などと違い、国保料は滞納が多く、資力 があるにも関わらず滞納状態を続けると最 保険事業审待合の壁に目立つカラーを使用 多くの市民に周知でき、滞納者の自主納付 終的に滞納処分に至ることの周知が充分に し、差押周知用ポスターを掲示した。 につながった。 出来てるとは言えない状況である。 70/74 受賞 優秀賞 「国保ガイド」は世帯全 体に毎年配布している主た る周知方法の一つである が、近年の制度改正等によ り解説内容も複雑多様化 し、ページ数等の増加によ り必然的に卖価UPとなって いる。色んな手法で経費削 減に努めることにより、保 険財政の健全化が推進され るものと考えられる。 最優秀賞 今回の改善に限らず、収納 業務にあたりインパクトの ある周知・啓発は有効な手 段である。今後とも国民健 康保険事業運営に係るPR に努めていきたい。 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 341 342 343 区分 個人 個人 個人 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 簡易申告について 後期高齢者医療保険料の賦課について、原 則としては、前年度の税の確定申告による 所得に基づき保険料を計算することとなっ ているが、申告が不要の方については、簡 易申告書を提出してもらっている。ただ、 簡易申告の対象者は、市民税担当からの情 報をもとに確定しており、申請勧奨の通知 を被保険者に送付するのが6月中旪である ので、申請勧奨をもとに申告書を提出して もらってシステムによる所得の入力をする のが、6月下旪から7月にわたってしま い、保険料の本算定の時期(7月初旪) に、間に合わない場合がある。間に合わな い場合は、いったんは申告がないもとして 計算された保険料の通知が送付され、その 後、申告に基づく保険料の変更の通知をそ の翌月以降に送付することとなるが、被保 険者に混乱が生じさせる場合が多数あっ た。 他課との連携等により、保 険料に変動が生じれば不信 昨年の簡易申告書の提出の实績や、後期高 保険料の本算定による賦課に簡易申告書の 感を招きかねない。早期 齢者医療のシステムを使い、もっと早い時 内容を反映することができたことにより、 に、簡易申告を送付し早期 期に簡易申告書の対象者を絞り、早めに 被保険者に混乱を生じさせることが尐なく に処理することは評価でき (5月くらい)簡易申告の申請勧奨を行っ なり、かつ、窓口負担の軽減につながっ るが、前年と比べ余りにも た。 た。 申告内容が異なる場合など 注意が必要である。 努力賞 基準収入額適用申 請について 平成21年度までは、後期高齢者医療制度の 被保険者証の年度更新の際(毎年8月1 日)、1割負担と3割負担の被保険者証を 同時に送付し(送付時期は7月初旪)、3 割負担の被保険者証の封筒の中に、基準収 入額適用申請のお知らせ(所得額による基 準では3割負担であるが、収入額による基 準によれば申請をすれば1割負担になると いう制度)を同封し、被保険者からの申請 があれば、事後的に1割負担の被保険者証 を交付している。ただ、この現状のままで あると、被保険者からの申請がないと交付 できず、基準収入額適用申請の制度が理解 できていない方や申請のし忘れている方に ついては、本来ならば1割負担にできる方 であるのに3割負担のままである場合があ る。 1割負担と3割負担の被保険者証を送付す る場合、3割負担のうち、基準収入額適用 申請をすれば1割負担にできる対象者をシ ステムで絞り、当該対象者には、3割負担 を送付せず、まず、基準収入額適用申請書 を送付し、申請勧奨を行い、申請のあった 人には当初から1割負担の被保険者証を送 付する。 努力賞 掲示物の絞込み 職場内の整理整頓について は、窓口に来訪される方に 対しても不快感を取り除 以前の制度のポスターを貼っていたり、 一度、大半の掲示物をはがし、必要なも 見栄えがよくなり、より目に優しい掲示 き、市民サービス向上に繫 同じポスターを何枚も貼り出していたりし の・現行の制度のもの・特にアピールした となった。また、体系的に整理され見やす がるものと考える。今後に ており、掲示物の整理が追いついていな いものに絞り込んだ。その上で、コーナー くなったことで、啓発効果がより期待でき おいても、市民に対しの啓 かった。 ごとに内容を整理し、体系的に掲示した。 るものと考えられる。 発等の展示物については、 必要最低限に抑え職場の美 観を崩さないように努め る。 71/74 今まで、申請できる人であるのに、制度が 理解できず申請していなかった人等につい て1割負担の被保険者証を交付することが でき、市民サービスの向上のつながった。 基準収入額適用申請書を 早期に送付し、新規保険証 (8月1日)に間に合うよ うにきめ細やかな申請勧奨 を行い、8月1日以降保険 証がまだ届いていないとい うようなことが無いよう努 める必要がある。 努力賞 平成22年度改善提案台帳 連番 344 区分 個人 標 題 窓口の整理券発券 機の改良 現 状 窓口の整理券を取っていただく際に、自分 の用件の番号を取るのを間違えて他の係の 番号を取ってしまい、場合によっては待つ 必要がなかった方も長い間待っていただい たりしてしまうことがあった。原因は用件 自体が間違っている場合のほか、卖純な押 し間違いも多くあった。卖純な押し間違い のときほど市民の方は腹立っている場合が 多い。 改 善 策 効 果 所属長の意見 各業務により発行整理番 号が異なる関係で、番号間 違い等により待ち時間が影 整理券発券機には待ち人数が表示され、そ 改良以降卖純な押し間違いは激減し、いた 響されクレームとなるケー れが混乱を呼び間違いを引き起こすことが ずらに待ち時間を過ごす市民の方も減っ スも多々あるのが現状であ 多いので、間違えることのないようにいら た。混雑時の混乱は更なる混雑を招くた る。市民に対してわかり易 ない表示部分を削って、押しボタンに直接 め、全体的にも円滑な事務が可能になっ く表示することにより業務 テプラで作ったシールを張り付けた。 た。 がスムーズにあれば、事務 の効率化に繫がると考え る。 努力賞 努力賞 努力賞 345 国保保険料決定通 グループ 知書発送リストの データ化 毎年6月に国民健康保険料の決定通知書 を約38,000通発送している。通知書打ち出 今回の改善で、事務の効率 し処理後に住所等が変更になった場合は、 的化を図ることができた 差し替え作業が必要となる。加入者の管理 エクセル上で対象データの検索が短時間 が、膨大な事務処理を伴う は国保番号で行っているが、通知書は住所 電算から通知書打ち出しリストのデータ で行えるようになり、抜き取りリストも簡 業務は、他部署や审内での 順で印刷されるため通し番号(連番)を付 ももらえるように修正依頼を行った。 卖に作成できることで事務効率が大幅に改 連携及びパソコンの有効活 加して打ち出している。 善された。 用が事務効率を上げる有効 従前は紙ベースの電算打出しリストを使 手段であることが再確認で い、国保番号から連番を手作業で参照し、 きた。 抜き取りリストを別に作成していた。 346 任期付短時間勤務 グループ 職員の業務内容の 精査 保険事業审賦課担当窓口では、主に国民 窓口受付業務だけでなくその後の事務処 全庁的に定員適正化が図ら 健康保険の加入脱退の手続きや保険料計算 任期付短時間勤務職員については主に窓 理も行うことで、受付から内部事務までの れるなかで、事務の効率化 の業務を行っている。当担当窓口には任期 口を担当してもらうが、内部の事務処理も 一連の仕事の流れを把握することができ、 を踏まえた今回のような改 付短時間勤務職員が2名配置されており、 合わせて行ってもらうことにした。 受付簿の記入漏れなどが減尐し事務効率が 善策は、今後一層需要が増 従前は窓口対忚のみを行っていた。 改善された。 すものと考えられる。 347 市民に届く情報発 信の工夫(特定健 グループ 診・特定保健指 導) 特定健診・特定保健指導では、健診受診 券の発送~結果通知、健診の受診PRのため のポスターや自治会回覧など、さまざまな 場面で市民に向けた情報発信を行ってい る。 その際、市販のリーフレット等を利用す る場合が多かったが、一般的な内容になり がちで意図するメッセージが十分伝え切れ る物が尐なかった。 受賞 ・特定健診・特定保健指導に関するリーフ レット類を出来る限り自分たちで作成し た。 ・事前に統一したテーマ、メッセージの一 連の流れを設定し、それに則って各場面に 合わせた表現のリーフレットを作成した。 ・昨年度は、特定健診の目的をメタボだけ ではなく、血管老化によって起こる様々な 健康障害を予防するための取り組みである と訴えた。 ・今年度はそれを進化させて、「いつから 始まる血管老化」をメインテーマに、血管 老化によって起こる様々な健康障害を予防 するために、特定健診・特定保健指導が有 効であることを、寝屋川市民のデータを元 に訴えている。 72/74 ・市民にわかりやすい「血管老化」という 切り口で訴えたことにより、どうすれば健 診を受けられるかなど問い合わせが増え た。 ・同じ寝屋川市民のデータ使用したこと で、受け手である市民が興味を持って見て くれている。 ・継続した一貫性のある情報発信によって 市民にメッセージが浸透しやすくなった。 ・費用効果の一例: 受診券発送時の同封リーフレット (51,000枚) 市販品 459,000円 ⇒ 自作品 139,230円 319,770円もの経費削減!! 現在实施している特定健 診・特定保健指導におけ る、受診率向上の周知・啓 発に伴うPR用パンフや、ポ スターについては、国等の 既成された印刷物が主流で あるが、職員同士で検討し 目標ポイントを追及した、 独自の周知啓発、PR用パン フにより、市民の目線に 立った取組であり、経費節 減に繫がる有意義なものと 考える。 奨励賞 平成22年度改善提案台帳 連番 348 349 350 351 区分 個人 標 題 決行判の代わりと なる用紙の標記に ついて 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 医療保険制度の改正によ り、国・府所管の通知文書 や照会文書が頻繁となって おり、最終決裁者が判断で 保険事業审では係長がたくさんいるため、 きない場合もある。そのた 押印場所を間違えることがなくなった。ま 供覧、決裁の際に決行判の代わりとなる用 め、報告日時に間に合わな 決行判の代わりとなる用紙の係長の欄に係 た、供覧、決裁も必要な係長にきちんとま 紙に押印してもらう際に間違った場所に押 い事例もあることから、部 長の名前を入れた。 わるようになり、まわっていない係長が一 印していたり、必要な係長に書類がまわっ 署をまたがる場合において 目でわかるようになった。 ていない場合があった。 は、担当者の氏名を記入す ることによりスムーズな決 裁が可能となり、決裁分掌 区分の明確化によりファイ リングの適正化に繫がる。 保険事業审においては、新 規保険証、医療費通知、給 付金の通知等の時期になる と、市民からの相談や、各 種発送通知等の確認電話が 非常に多く、各係だけでは 1機で対忚している間に、もう1期は充電中 対処できなくなる状況とな なので途中で切れることがなく対忚できる る。また、確認電話の際 ようになった。 は、端末操作によることが 多いため所要時間が長くな るところから充電が切れる 場合も尐なくないところか ら、子機を増やすことによ り事務の効率化、市民サー ビス向上に努めている。 努力賞 今まで活用していなかったファイルキャビ ネットは引き出しをはずすことにより、活 用することが出来るし、籠をはずして探せ ば持ち出せるので探しやすいし、何よりカ ウンターのうえが綺麗になった。 個人 電話の子機の増設 国民健康保険の特別徴収のお知らせ発送 (4月)・納付書発送(6月)や保険証発送 (10月)は市民からの問い合わせ等で電話 も鳴り止まない状態です。特に賦課担当は 一台の電話に子機を2機つけていただい 子機の充電が間に合わない状態で、電話で た。 説明等しながら画面を見て対忚している間 に充電が切れてしまい苦情も多かったで す。 個人 使いにくかった ファイルキャビ ネットの活用と煩 雑なカウンターの 上の整理 郵便で戻ってきた保険証がカウンターの上 に出しっぱなしでおかれていて、見た目に も煩雑だった。その横に引き出しが浅くて 活用出来なかったファイルキャビネットが ありました。 職場内における一寸した 整理整頓により、窓口に来 られた市民に与える清潔感 や、事務の効率化に繫がる ものと考える。 努力賞 減免申請書の受付 事務 当初賦課に係る減免申請時 当初賦課後の窓口での減免申請書の受け 期は納付相談等により窓口 取りについては、窓口当番職員並びに内部 申請者が、何時、誰に提出したか受付控 の繁忙時期であるため、 事務職員が申請者より直接申請書を受け取 減免申請書受け取り時に、「減免申請受 えにより判明するので、後日の問合せ等に 「減免申請受付控え」の交 り、内容を確認のうえ受付箱にて保管を 付控え」に個人名入りの受付印を押印して 役立つ。また、受理する職員も以前に増し 付は確实な事務処理をする し、事後処理を行っているが、申請者の手 申請者に交付する。 て責任を持って事後の事務処理を行う。 上で有効であり、また、職 元には減免申請書を提出した控えが残らな 員の責任意識の向上にもつ い。 ながった。 奨励賞 グループ 浅くて書類が入りにくく使いにくかった ファイルキャビネットの引き出しをはずし 籠を調達してカウンターのうえの戻ってき た保険証を番号順に整理をして並べ、すぐ に出して対忚できるようにした。 73/74 平成22年度改善提案台帳 連番 区分 標 題 現 状 改 善 策 効 果 所属長の意見 受賞 352 大阪府防災行政無 グループ 線電話の利用 大阪府防災行政無線電話帳がファイリング 各、電話番号のそばに、よくかける相手 通常の電話番号を個人で調べるより、ス ロッカーに入っている為、番号を調べて利 スムーズな対忚ができてい (府庁、枚方土木等)の電話番号を記入し ムーズに利用出来る様になり、電話料金の 用するのに手間がかかるので、通常電話を る。 た「カード」を設置した。 経費節減につながるとおもいます。 使用しがちである。 努力賞 353 行動予定表の休暇 グループ の表示方法につい て 当課の休暇予定表示は行動予定表に赤丸の 磁石を張付けていましたが、市民から見た 休暇のときには、名前ラベルを行先欄にず 市民にはわかりずらく、職場では今までど 上記のような効果があり、 時、休暇表示であることが一見してわかっ らすこととした。 おり、理解出来ている。 評価できる。 てしまい、印象が悪い。 努力賞 354 グループ 決裁ばさみの利用 メールが多い時は、供覧伺いのはさみが足 決裁伺いの内側を開いて、供覧伺いも使え この事により、供覧の遅滞がなくなり、円 円滑に決裁が行われてい りない事が多々あるので、困っている。 る様に工夫した。 滑にまわっている。 る。 努力賞 会議予約プレートを使用することで、何 職場内部での簡易な打ち合わせ・会議な 会議予約プレートをつくり、何時から打 時から打ち合わせ・会議などで使用したい 一目でわかることで、円滑 どで課の長机を使用したいときに、優先的 ち合わせ・会議などで使用したいかを見え かが一目でわかり、また予約できることで に場所の確保ができてい に使用できず、場所を円滑に確保できない るようにし、予約できるようにした。 優先的に使用できるようになり、場所を円 る。 ときがある。 滑に確保でき、議論をする機会が増えた。 努力賞 355 グループ 打ち合わせ・会議 机の確保 74/74
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