AGC_03章_6-1∼6-28_CID4.1 12.6.21 00:45 ページ55 ③ポイント法の計算例 ポイント法の計算例で用いたガラス品種と熱性能値 表 41 表 40 、 図 14 に 示 す 一 般 地 域 、 窓 面 積 率 2 ガラスの種類 ガラス構成(明色ブラインド付) U値[W/m2K] η 65.5%、延床面積4964m のモデル事務所建 フロート板ガラス FL6+BL 4.5 0.44 物において、 表 41 のガラス品種を用いてポイ 透明複層ガラス(A6) FL6+A6+FL6+BL 2.9 0.46 透明複層ガラス(A12) FL6+A12+FL6+BL 2.6 0.46 赤外線カット合わせガラス FL3+CVL30+FL3+BL 4.6 0.41 熱線反射ガラス SKFC6+BL 4.5 0.40 ける窓の評価点数を 表 43 に、最終的なモデル 熱線反射複層ガラス(A12) SKFC6+A12+FL6+BL 2.6 0.40 建物における窓ガラス別のポイント法評価結果 サンバランスクリア(A6) LA+A6+FL6+BL 2.3 0.39 を 図 15 に示します。 サンバランスクリア(A12) LA+A12+FL6+BL 1.7 0.39 サンバランスグリーン(A6) LU+A6+FL6+BL 2.3 0.30 サンバランスグリーン(A12) LU+A12+FL6+BL 1.6 0.30 ント法の計算をおこないました。モデル建物の 窓以外の評価点数を 表 42 に、モデル建物にお この例の場合、評価点が100点以上となるガ 3 -6 光 ・ 熱 ・ 省 エ ネ ル ギ ー ※ブラインドはすべて明色としています。 ラス構成(明色ブラインド付)は LU6+A6+FL6+BL LU6+A12+FL6+BL となります。(この例では庇による日よけ効果 モデル建物の窓以外のポイント法評価点数 表 42 省エネルギー項目 ①平面計画 係数は考慮しておりません。 ) 遮熱Low-E複層ガラスは、窓面積をが大きい場 合でも窓断熱性能と窓遮熱性能で高得点を得ら れるので、合計100点以上となることが多く、 設計の自由度を広げられるガラスといえます。 点数 方位 南と仮定 6 建物形状 アスペクト比0.58 4 コアの配置 片側コア 6 平均階高 3.8m ④外壁断熱 ⑤屋根断熱 地域区分 評価区分 建物方位 2 15mm以上20mm未満吹付け硬質ウレタンフォーム 15 25mm以上50mm未満吹付け硬質ウレタンフォーム 10 5 一般地域 48 合計 表 56 に地域別、窓面積別に窓のポイント一覧 表を示します。 表 43 表 40 幅 ガラスの種類 モデル建物概要 29.2m 奥行き 17m 高さ 38m 階数 10階 階高 3.8m モデル建物における窓のポイント法評価点数 窓以外 窓断熱性能 合計点 48 0 15 63 透明複層ガラス(A6) 48 10 0 58 透明複層ガラス(A12) 48 10 0 58 赤外線カット合わせガラス 48 0 15 63 熱線反射ガラス 48 0 15 63 熱線反射複層ガラス(A12) 48 10 15 73 サンバランスクリア(A6) 48 10 15 73 サンバランスクリア(A12) 48 20 15 83 サンバランスグリーン(A6) 48 10 45 103 サンバランスグリーン(A12) 48 20 45 113 ガラスの種類 合計点 各評価点 20 図 14 窓遮熱性能 フロート板ガラス 窓以外 40 窓断熱性能 60 フロート板ガラス 63 48 15 透明複層ガラス(A6) 58 48 10 透明複層ガラス(A12) 58 48 10 赤外線カット合わせガラス 63 48 15 熱線反射ガラス 63 48 15 熱線反射複層ガラス(A12) 73 48 10 15 サンバランスクリア(A6) 73 48 10 15 サンバランスクリア(A12) 83 48 20 サンバランスグリーン(A6) 103 48 10 45 サンバランスグリーン(A12) 113 48 20 80 窓遮熱性能 100 120 モデル建物 概観図 延床面積 4964m2 窓面積率 65.5% 図 15 15 45 モデル建物における窓ガラス別のポイント法評価点結果 3-6-18
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