平成19年12月(PDFファイル:148キロバイト) - 岩倉市

平成19年12月 岩倉市児童課
冬野菜のおいしい季節になりました。野菜の旬がわかりにくくなっていますが、こ
れからダイコン、白菜、カブ、ネギ、ニンジン、ほうれん草、小松菜、みず菜など多
くの冬野菜が旬を迎えます。旬の野菜は植物が自然に従って熟したもの
を収穫するため、栄養も味も優れていますし、たくさん出回るので安く
購入することができます。昔からニンジン・カブ・ダイコンなどの根菜
類は体を温めてくれるといわれており、ネギは漢方では風邪のひき始め
に体を温め、発汗作用があるといわれています。
野菜は収穫後も呼吸をするなど、活動を続けています。このため、な
るべく育った状態を維持する保存が望ましいといわれています。冬が寒
い地方では畑や庭に土室を作って埋めておく保存方法があります。この
知恵をアレンジして発泡スチロールやプランターに砂を混ぜた土を入
れ、泥つきゴボウやニンジンは寝かせて埋め込む、泥つきネギは斜めに植え込むとい
いようです。
白
菜
丸ごと購入したときは新聞紙で包んで冷暗所に葉を上にして立てて
保存します。切ってあるものはラップに包んで冷蔵庫の野菜室に。ビタミン C や食物
繊維が多く含まれています。
小 松 菜
一年中出回っていますが、寒い時期が旬。ほうれん草より日持ちせず、
黄色くなってしまうのでなるべく早く使いましょう。カルシウム、カロテン、ビタミ
ン C が多く含まれ、アクが少ないので下茹でせずに使えます。
ダイコン
淡白な味わいでいろいろな料理に使われます。ダイコンの根にはでん
ぷんの消化酵素やビタミン C が多く含まれ、葉にはビタミン C をはじめとしてカロテ
ン、カルシウム、鉄分も含まれます。葉つきのダイコンが手に入ったら、すぐに葉と
根を切り離し、葉は日持ちしないのですぐに茹でて使いましょう。
*鶏団子汁(子ども5人分)
<材料>
鶏ひき肉
片栗粉
卵
生姜汁
150g
小松菜
150g
ダイコン
150g
1/2 個
白菜
150g
少々
だし
600ml
大さじ 1
しょうゆ 大さじ 1 と 1/2
<作り方>
1.鶏ひき肉に片栗粉と卵、生姜汁を加えてよく混ぜる。
2.小松菜は熱湯で茹でて、水にとり、水気を絞って食べやすい長さに切る。ダイ
コン、白菜も食べやすい大きさに切る。
3.なべにだしとダイコン、白菜を入れて煮る。やわらかくなったらしょうゆで味
付けをし、①のひき肉をスプーンですくって入れる。
4.団子が煮えたら、茹でておいた小松菜を入れて、ひと煮する。
*大根もち(直径15センチのもの2枚分)
<材料>
白玉粉
40g
万能ねぎ
5本
上新粉
80g
塩
少々
サラダ油
適量
大根
桜えび
150g
10g
<作り方>
1.大根は皮をむき、2センチ長さのせん切りにする。ボールに入れ、塩を小さじ
1/2杯を振ってしばらくおき、水気を絞る。
2.万能ねぎは小口切りにする。
3.白玉粉に水大さじ2~3杯を加えて混ぜておく。
4.①のボールに上新粉を入れ、全体に混ぜ、水大さじ4~5杯を加えて混ぜる。
5.さらに③の白玉粉、万能ねぎ、桜えび、塩少量を加えて混ぜる。
6.フライパンに油をひいて⑤の半分を入れて、焼き色がついたら裏返す。2分焼
いたら水を大さじ2杯入れて、ふたをして蒸し焼きにする。残りを同じように
焼き、切り分ける。