2.リサイクル説明書等 契約締結に必要(500 万円以上) 1.提出書類名 『説明書(第 12 条関係様式)』 『別紙3 解体工事に要する費用等』 出典:建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法) 第 12 条第1項に基づく参考様式 平成 14 年5月 30 日付け事務連絡 建設工事に係る資材の 再資源化等に関する法律の施行に伴う事務手続きについて 2.関係条文等 ○建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法) (対象建設工事の届出に係る事項の説明等) 第 12 条 対象建設工事(他の者から請け負ったものを除く。 )を発注しようとする者から直接 当該工事を請け負おうとする建設業を営む者は、当該発注しようとする者に対し、少なくと も第 10 条第1項第1号から第5号までに掲げる事項について、 これらの事項を記載した書面 を交付して説明しなければならない。 (第2項 省略) (対象建設工事の請負契約に係る書面の記載事項) 第 13 条 対象建設工事の請負契約(当該対象建設工事の全部又は一部について下請契約が締結 されている場合における各下請契約を含む。以下この条において同じ。 )の当事者は、建設業 法(昭和 24 年法律第百号)第 19 条第1項に定めるもののほか、分別解体等の方法、解体工 事に要する費用その他の主務省令で定める事項を書面に記載し、署名又は記名押印をして相 互に交付しなければならない。 (第2項∼第3項 省略) 3.提出時期(期限) ・別紙3を契約書に添付するため、落札者決定後から契約締結の間となる。 ・上記の期間は、愛媛県会計規則第 149 条の規定により7日以内となる。 4.チェックポイント ・土木工事で対象となるのは、請負金額 500 万円以上の工事である。 ・別紙3は、解体工事及び再資源化等に要する費用が0円であっても、契約書に添 付するため、提出が必要となる。 ・説明書には、別表3(土木工事の場合)、工程の概要を示す資料を添付しなけれ ばならない。 中予地方局建設部運用 1.松山市内の工事の位置図には、住宅地図を利用したものが必要。 2.別紙3及び説明書は、7日以内に調うように工事担当者に提出すること。 1-8 (第 12 条関係様式) 説 明 書 平成 中予地方局長 ○○ ○○ ○年 ×月 □日 様 氏名(法人にあっては商号又は名称及び代表者の氏名) ○○ 建設 (郵便番号○○○−××××)電話番号○○○−×××−○○○○ 住所 愛媛県 松山市 ○○町 ○○ ××番地 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律第 12 条第 1 項の規定により、対象建 設工事の分別解体等の計画等に係る事項について下記のとおり説明します。 記 1.工事の名称 ×××× 2.工事の場所 愛媛県 3.説明内容 第○○○号 松山市 ○○○○線 ○○町 ○○ ○○○○工事 ××番地 添付資料のとおり 4.添付資料 ①別表(別表 1∼3 のうち該当するものに必要事項を記載したもの) □ 別表 1(建築物に係る解体工事) □ 別表 2(建築物に係る新築工事等(新築・増築・修繕・模様替)) □ 別表 3(建築物以外のものに係る解体工事又は新築工事等(土木工事等)) ②工程の概要を示す資料(できるだけ図面、表等を利用する。) □欄には、該当個所に「レ」を付すこと。 1-9 建築物以外のものに係る解体工事又は新築工事等(土木工事) 別表3 記載例 分別解体等の計画等 工作物の構造 □鉄筋コンクリート造 (解体工事のみ)※ □新築工事 工事の種類 工作物に関する 調査の結果 工事着手前に実施 する措置の内容 □ガス □電話 ) − 県道上、民家なし 県道上にて時間帯通行止めで施工 現況道路を使用するので問題なし − 搬出経路の確保 その他 ( ) 別添搬出経路図のとおり 予告標識及び沿道住民に工事内容を広報・周知 安全施設の設置が必要 道路使用許可 平成○○年××月▲▲日 作業内容 仮設工事 ①仮設 □有 土工事 ②土工 ④本体構造 □無 □有 基礎工事 ③基礎 □無 □有 □無 本体構造の工事 □有 本体付属品の工事 ⑤本体付属品 その他の工事 □無 □有 □有 □無 □無 □上の工程における⑤→④→③の順序 □その他( その他の場合の理由( ②土工 ) ) トン 特定建設資材廃棄物の種類ご 種類 との量の見込み(全工事)並 びに特定建設資材が使用され □コンクリート塊 る工作物の部分(新築・維持・ 修繕工事のみ)及び特定建設 □アスファルト・コンクリート塊 資材廃棄物の発生が見込まれ る工作物の部分(維持・修繕・ □建設発生木材 解体工事のみ) ①仮設 □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ 分別解体等の方法 (解体工事のみ) 手作業 手作業・機械作業の併用 手作業 手作業・機械作業の併用 手作業 手作業・機械作業の併用 手作業 手作業・機械作業の併用 手作業 手作業・機械作業の併用 □ 手作業 □ 手作業・機械作業の併用 ) 工作物に用いられた建設資材の量 の見込み(解体工事のみ)※ (注) □鉄道 工作物の状況 周辺状況 作業場所の状況 搬出経路の状況 付着物の有無(解体・ 維持・修繕工事のみ) その他 ( ) 作業場所の確保 工事の工程の順序 (解体工事のみ) 廃 棄 物 発 生 見 込 量 □解体工事 □下水道 工程 ⑥その他 ( ) □コンクリート □コンクリート及び鉄から成る建設資材 □アスファルト・コンクリート □木材 工事着手の時期※ 工 程 ご と の 作 業 内 容 及 び 解 体 方 法 □維持・修繕工事 □電気 □水道 □その他( 使用する特定建設資材の種類 (新築・維持・修繕工事のみ)※ □その他( ③基礎 ④本体構造 発生が見込まれる部分又は使用する 部分(注) □① □② □③ □④ トン □⑤ □⑥ □① □② □③ □④ 457.8 トン □⑤ □⑥ □① □② □③ □④ トン □⑤ □⑥ ⑤本体付属品 ⑥その他 量の見込み 備考 ※以外の事項は法第9条第2項の基準に適合するものでなければなりません。 □欄には、該当箇所に「レ」を付すること。 1-10 別紙3 解体工事に要する費用等 建築物以外のものに係る解体工事又は新築工事等(土木工事等) 1.分別解体等の方法 工 程 工 程 作 業 内 容 分別解体等の方法 ご と ①仮設 仮設工事 の 作 □ 有 ②土工 □ 有 ③基礎 □ 有 ④本体構造 び 解 ⑤本体付属品 体 方 ⑥その他 法 ( ) □ 手作業・機械作業の併用 □ 手作業 □ 無 基礎工事 容 及 □ 無 土工事 業 内 □ 手作業 □ 手作業・機械作業の併用 □ 手作業 □ 無 □ 手作業・機械作業の併用 本体構造の工事 □ 手作業 □ 有 □ 手作業・機械作業の併用 □ 無 本体付属品の工事 □ 手作業 □ 有 □ 手作業・機械作業の併用 □ 無 その他の工事 □ 手作業 □ 有 □ 手作業・機械作業の併用 □ 無 (注)分別解体等の方法については、該当がない場合は記載の必要はない。 2.解体工事に要する費用(直接工事費) ¥○○,○○○円(税抜き) (注) ・解体工事の場合のみ記載する。 ・解体工事に伴う分別解体及び積込みに要する費用とする。 ・仮設費及び運搬費は含まない。 解体工事のみとは、工事請負の内容が解体工事のみとなっているものであり、 新設工事を含むものは該当しない。 (解体工事のみに該当しない例) ・ブロック積の取り壊しと重力式擁壁の設置が計上されている場合 ・舗装のやり直しに、既設舗装の取り壊しが計上されている場合 3.再資源化等をするための施設の名称及び所在地 特定建設資材廃棄物の種類 施設の名称 所 在 地 コンクリート (株)○○工業 愛媛県○○市××町△−□ アスファルト・コンクリート □□工業(株) 愛媛県▲▲市□×町○−▲ 書ききれない場合は別紙に記載。 4.再資源化等に要する費用(直接工事費) ¥○○,○○○円(税抜き) (注) ・運搬費を含む。 1-11 建設リサイクル法に関する事務手続等フロー 入 札 建設リサイクル法 第12条に関する 手続き ○ 土木事業係から落札業者へ、建設リサイクル法第12条及び第13条に 基づく協議実施及び書面の提出を求める指示あり (書類の提出は、設計担当者へ) ○ 落札業者は、設計担当者へ書類の提出等を行う 提出書類 ・ 説明書(第12条関係様式) ・ 別表 分別解体等の計画届等(土木工事別表3) ・ 工程の概略を示す資料(概略の工程表) ※ 生コン車に残る余ったコンクリートについては、生コン会社で処理する ものは、建設リサイクルの対象とはならない ○ 決済後、土木事務所より書面等について同意する旨、連絡があるとと もに、別紙様式の提出を求める指示あり 建設リサイクル法 第13条に関する 手続き 契 約 再生資源利用 (促進)契約書 ○ 別紙(土木工事の場合:別紙3)を設計担当者へ ○ 協議に時間を要し、落札決定日から7日以内に契約が困難と認められ る場合は、落札者は契約締結期限の延期を求める書面を提出する ○ 特記仕様書に従い、様式−1の再生資源利用計画書及び様式−2の 再生資源利用促進計画書の提出 (リサイクル法対象工事は、すべて提出) 現場施工 ○ 請負者は、標識の掲示を行う(下請業者を含む) (建設業の許可票又は解体工事登録表) 内容変更 ○ 当初契約時に建設リサイクル法の対象外の工事 ・ 現場条件の変更等により、新たに建設リサイクル法の対象となる場合 は、すみやかに第12条及び第13条の手続きを行う ○ 当初契約時に建設リサイクル法の対象となっている工事 ・ 第13条の手続きのみを行う 変更契約 工事完了時 ○ 特記仕様書に従い、様式−1の再生資源利用実施書及び、様式−2 の再生資源利用促進実施書の提出をする 並びに 再資源化等 報告書の提出 ○ リサイクル法第18条に従い、再資源化完了について書面により報告 提出資料 ・ 様式−1 再生資源利用実施書 ・ 様式−2 再生資源利用促進実施書 1-12 契約締結後、法第11条の規定により、発注者は、通知書により、知事(松山市・今治市・ 新居浜市内の工事の場合は市長)へ、工事着手前に届け出なければならない。 ●分別解体・再資源化の発注から実施の流れ 1-13
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