PDF(403KB) - 富谷町

平成21年第4回富谷町議会定例会
町 長 説 明 要 旨
~
幸せを実感でき
笑顔輝く
あったかい富谷
平成21年12月8日
富谷町長 若 生 英 俊
0
~
本日ここに、平成21年第4回富谷町議会定例会が開催されるにあたり、提出いた
しました議案の概要等の説明に併せ、平成21年9月からこの間までの町政運営の主
な取り組みについて申し述べ、町民皆さん並びに議員各位のご理解とご協力を賜りた
いと存じます。
さて、今日の社会経済情勢は、11月の月例報告によれば、「景気は持ち直してき
ているが、自律性に乏しく、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にあ
る。」とし、当面、厳しい雇用情勢が続くとみられるものの、海外経済の改善などを
背景に、景気の持ち直し傾向が続くことが期待されると発表されました。
しかしながら、12月に入り円高進行で景気の「二番底」への懸念が高まる中、政
府によるデフレ宣言がされ、さらに、「デフレが長引くことがあれば、消費や企業業
績の下振れにつながるデフレスパイラルのリスクが高まる」とのデフレ長期化による
景気下押しへの警戒感が示されています。
このようなことを受け、政府・日銀による金融緩和策や経済危機への補正予算計上
など早期のデフレ脱却が期待されています。
町と致しましても一刻も早い景気の回復・安定と雇用情勢の改善を期待するもので
あり、町民の皆様の生活が安定されるよう最善の努力をしてまいります。
一方、本町の状況に目を向けるとき、平成21年度も終盤にさしかかり、現在は、
来年度を見据えた事業の取組みを行っているところであります。今年度の事業の検証
と反省のもと、現状に甘んずることなく、来年度の取組みが一歩でも二歩でも前進し
たものとなり、富谷町のまちづくりの基本理念である「幸せを実感でき、笑顔輝くあ
ったかい富谷」の実現と更なる町の発展を目指してまいります。
社会経済情勢が混沌とした状況のなかにあって、町政を預かる者として、その責任
と使命を今一度確認し、職員との共通の行動理念である「町民の目線で考える、町民
のために働く、町民と共に行動する」を徹底し、まい進する覚悟でございます。今後
とも町民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げま
す。
8 月 30 日の総選挙による政権交代後、本日をもって100日目を迎えたところで
あります。師走の風物詩となっている「流行語大賞」の年間大賞においても「政権交
代」が受賞するなど今年は政局の転換に関連した新語・流行語が多く選ばれていると
ころです。
そのような中で、昨今実施された、事業仕分けによる富谷町への直接の影響はまだ
図りかねますが、鳩山新政権のもとマニフェストによる各種施策の実施によって、町
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及び町民の生活が今と未来につながる施策となるよう、心から願うものであります。
さて、富谷町の人口は、11月30日現在、人口46,809人、15,683世
帯となりました。1月の人口、世帯数と比較すると、728人、321世帯の増とな
っています。また、前年同期と比べますと、946人、391世帯の増加となってい
ます。
それでは、平成21年度の9月以降これまでの町政運営の一端を申し上げます。
1,子どもたちのための教育環境と未来を創り出すまち・すべての世代が生き生きと
暮らせるまちづくりへの取り組み
はじめに、子どもたちのための教育環境と未来を作り出すまち、すべての世代が生
き生きと暮らせるまちづくりの取組みについて申し上げます。
未来の富谷を担う子どもたちへの教育の充実
富谷町奨学金貸付事業につきましては、貸付対象を拡大する条例改正案を今議会へ
上程しています。現在、町では教育の機会均等の趣旨に基づき、修学の意欲があるに
もかかわらず、経済的理由により就学困難な高校生・大学生に対して学資を貸与し、
広く就学の機会を支援しています。しかしながら、今日の不況により高卒者の就職内
定率は極めて低い水準となっており、就職希望から専門学校進学に変更せざるをえな
い状況も見聞きするところです。
現在の規定では専門学校進学希望者は、奨学金貸与の対象外となっていることから
この度、専修・専門学校生も対象とする改正を行うものです。議員各位のご理解を賜
りたいと存じます。
次に、小学校、中学校のよりよい教育環境整備について申し上げます。地震時の人
的被害を小さくするため、あけの平小学校、日吉台小学校校舎ガラスを強化ガラスへ
の入れ替える工事と生活様式の変化に対応するトイレ改修工事を終了し、10月より
使用を開始しております。
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東向陽台中学校においては、昇降口下足入れ取替工事、ダムウエーターから乗用エ
レベーターに修繕する工事を終え、10月より使用を開始しております。
平成23年7月から予定される地上デジタルテレビ放送の本格実施に向け、幼稚園、
小学校、中学校に地上デジタル放送対応テレビを今年中に配置いたします。
また、小学校、中学校に電子黒板を来年 1 月までに配置し、より一層の効果的な授
業での活用が期待されるところです。
11月15日に開催予定した「とみや子どもまつり2009」は、準備も計画どおり
進められ、実施を待つばかりでしたが、小学校、中学校における新型インフルエンザ
の感染拡大の広がりを受け、子どもたちの「健康第一・感染防止」を最優先に検討し
た上で、中止することとしました。
まつり開催に向け準備を進められて来られた皆様、そして開催を楽しみにされてい
た皆様には誠に申し訳なくご理解を賜りたいと存じます。
平成 18 年から 20 年の 3 か年で取り組んだ学校評価の取組みの実践報告を、小中高
校の先生方と、教育委員会職員を対象とする「平成 21 年学校評価指導養成研修」に
おいて、実践発表する機会を得ました。これは、文科省及び、茨城県つくば市にある
独立行政法人教員研修センターの依頼をうけ、富ケ丘小学校教務主任、富ケ丘小学校
外部評価委員、教育委員会職員が東日本で唯一の事例を発表する機会を得たもので、
参加された先生方から高い評価を得ることができました。
このような学校評価の取り組みが評価されたことは、地域から信頼され地域ととも
に育つ「確かで魅力のある学校づくり」が着実に進展している現れだと存じます。
新学校給食センターにつきましては、12 月 4 日から木材の伐採に入り、地面が見え
始めたところですが、平成23年度秋の供用開始に向け 3 月 25 日を目途に造成工事
に着手いたしました。
また、設計業務につきましては、富谷町学校給食センター整備基本方針に定める
「高い衛生水準と安心・安全でおいしく栄養バランスを考慮した給食の提供」と「食
の学びの場と情報発信機能の充実強化」などを柱として取り組んで参ります。
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学び続けることのできる環境の整備
今年で3回目を迎えた「十三夜魂のふるさとまつり」はこれまで 11 月に開催して
きましたが、過去2回の反省を踏まえ、多くの子ども達が参加できるよう、秋休み期
間中の10月10日、11日の2日間に時期を変更して開催しました。好天に恵まれ、
お陰さまで2日間で3万8千人にご来場いいただき昨年以上の賑わいとなりました。
祭りの新たな取組みとして、富谷小学校の校庭での町内小中学生の参加による
「夢・愛・宇宙」をテーマとしたランタンアート、そして44町内会の皆さんに作っ
ていただいた笹竹ランタン飾りと、しんまち通り(「奥州宿場通り)の灯りの回廊は、
幻想的な雰囲気を醸し出し、ご観覧いただいた皆さまから「きれいだ・あったかい・
感動でした」などの声が聞かれ、オリジナルなまつりとして高い評価をいただきまし
た。「笑顔輝くあったか富谷」のまちづくりの中核を担う祭りにまで導いていただい
た、白木実行委員長の「十三夜魂のふるさとまつり実行委員会」に対し、11月3日
文化の日の「富谷町功労者表彰式」の場で感謝状を送らせていただきました。
また、この祭りの実施にあたっては、議会の深いご理解と併せて議長には組織委員
会委員長として格別のお力添えを賜りましたこと厚く御礼申し上げます。
過日開かれた組織委員会において、来年の第4回「十三夜魂のふるさとまつり」は、
10 月第二週の土日にあたる、10 月 9 日、10 日に開催することが決定されました。引
き続きご理解とご協力をお願い致します。
次に、「とみやマーチングエコーズ」が、11月1日に開催されたマーチングバン
ド東北大会において、見事金賞の栄冠に輝き、来る12月13日、さいたまスーパー
アリーナで開催される全国大会に12年連続13回目の出場が決まりました。去る、
5 日夜、全国大会壮行式が行われ、多くの方にご来場頂き今年の演目「ドン・キホー
テ」の演奏と演技が披露されました。今年も、東北ナンバーワンの実力を出し切るこ
とを期待し、町民の皆さまとともに声援を送りたいと思います。
次に9月議会以降に開催された各種スポーツ大会について申し上げます。
9 月 6 日「第 46 回町民体育祭」が開催されました。絶好の晴天に恵まれ44町内会す
べての参加のもと、大いにお楽しみいただきました。
役員はじめ参加された皆さんには心から感謝申し上げます。テレビ放映もあり、テ
レビ局には「素晴らしい」「こんなのはうちの町にはない」等の沢山の電話があった
ことを担当記者からお聞きしました。
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9 月 25 日の行政区長会において、来年度も同じ時期に開催することにご理解をいた
だき、平成 22 年 9 月 5 日(日)に開催を決定致しております。
12月6日に開催された「第 23 回富谷町民バドミントン大会」は新型インフルエ
ンザの感染が拡大防止のため、一般参加者だけとなりましたが、バトミントン競技の
魅力いっぱいで長年バドミントンを愛好する多彩なメンバーが集う大会となりまし
た。
また、12月13日には「インドアソフトテニス大会」、年が明けて2月7日は「卓
球レクリエーション大会」をそれぞれ開催いたします。
町民の皆さまにスポーツに親しんでいただくため、そして、交流の輪を広げていた
だく目的で、年間を通して種目別に大会を開催しているところでありますので、ぜひ
多くの町民の皆さんに引き続き生涯スポーツへの参加を促して参りたいと思います。
次に、新年早々の催しとなりますが、成人式を1月10日、日曜日、午後1時30
分から富谷武道館において開催し、町をあげて「大人の門出」をお祝いすることとし
ています。なお、対象者は平成元年 4 月 2 日から平成 2 年 4 月 1 日生まれの方で約 500
人となっています。
また、午後3時からは富谷中央公民館に会場を移し、
「新年祝賀会」を開催します。
年頭にあたり町民の皆さまと共に新年をお祝いし、富谷町の一年が明るい年となる
よう皆さんで一堂に会す場にできればと思います。
公民館の事業の集大成となる「公民館まつり」は、10月18日の「成田公民館ま
つ」を皮切りに開催されました。年内に4つの公民館で開催を予定して進めていまし
たが、新型インフルエンザが児童生徒に感染拡大したため、11月7日のあけの平公
民館まつりは、規模を縮小しての開催いたしました。
さらに、11月に開催を予定していた「日吉台公民館まつり」と「富ケ丘公民館ま
つり」は、小学生を中心にさらに感染が拡大傾向にあることから、それぞれの実行委
員会で協議された結果、やむを得ず中止の判断をさせていただきました。
年明け2月には、東向陽台及び富谷中央公民館でそれぞれで開催すべく準備をして
おりますが、こちらも新型インフルエンザの状況を見ながら開催内容を検討する予定
としています。
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安心して子育てのできる環境の整備
新型インフルエンザなどによる罹患者拡大に伴い乳幼児の医療費助成費の増加が
見込まれ、12月の補正予算を提出しているところです。
子育て支援事業におけるインフルエンザ対策としまして、乳幼児健診など各種健診
において、受付時間をずらすなどの方法で集団感染防止に配慮し通常通り実施してお
ります。
また、富谷町の保育所では、インフルエンザによる閉所はしない方針ですが、幸い
これまでは、保育所での罹患者の拡大はなく平常保育を実施しております。なお、1
1月にシルバー人材センターと「新型インフルエンザ緊急対策協定」を締結し、職員
に感染拡大した際の保育職員の確保に備えたところです。
今後もうがい、手洗いの励行はもちろんのこと、保育所内でも1日1回以上の検温
を行い、発熱や体調の変化に迅速な対応をしてまいります。
平成22年 4 月、開所予定の認可保育所「明石台若樹の森保育園」につきましては、
現在のところ20%程度の工事進捗状況となり予定通り進んでいるところです。
保育環境の整備につきましては、成田保育所では8月にエアコン設置が完了してお
りますが、東向陽台保育所・富ケ丘保育所・富谷保育所も年度内に工事を完了するた
め作業を進めているところです。
地域における育児支援につきましては、育児サークルや・母親クラブの代表者会を
11月20日に開催し、地域での子育て活動の支援を行うと共に、子育てについての
情報提供を行いました。
誰もが健康で生き生きと生活できる環境づくり
新型インフルエンザの感染状況につきましては,町内でも小中学校を中心に9月か
ら感染が拡大し、学級・学校閉鎖が行われたところです。
本日現在の発生状況は、幼稚園2園で12名、小学校5校で53名、中学校5校で
25名、成田東小学校が12月1~3日4学年で学年閉鎖措置をとりました。
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今後、季節性のインフルエンザの流行も予想されますので,町民の皆様には、今後
も外出後のうがいや手洗いの励行、マスクの着用など引き続きお願いします。
10月30日の臨時会でご可決いただきました、国が定めた優先接種対象者への新
型インフルエンザワクチン接種費用の全額助成につきましては、町民のご理解を得て、
大きな混乱もなく順調に進めております。
経済危機対策における未来への投資につながる子育て支援施策として実施してお
ります女性特有のがん検診につきましては、対象者に受診票及び無料クーポン等を送
付して検診を実施しているところでございます。
次に特定健康診査につきましては、9月に実施した個別検診をもって終了いたしま
した。特定健康診査受診率は55%ととなり今年度の目標数位に達する結果となりま
した。
個別健診につきましては、初年度ということもあり申込者は予想を下回りました。
現在は、健診結果を基に特定保健指導を実施しております。
富谷町国民健康保険につきましては、療養給付費の伸びが当初の予定より大きく今
回、補正予算を計上しているところですが、今後インフルエンザの感染拡大など療養
給付費がさらに増大することも懸念されます。
今後とも国民健康保険の運営につきまして、医療費の適正化対策や国民健康保険税
収納率の向上等を図り、適正かつ効率的に進めてまいります。
次に長寿福祉課所掌の事業について申し上げます。
介護予防事業については、92名の特定高齢者の方々に、10月より開催した運動
機能向上のための「筋造教室」、認知症予防のための「クリニカルアート教室」、口腔
機能向上のための「歯つらつ教室」、低栄養改善のための「考えよう教室」の各教室
等にご参加頂いております。
今年度から「筋造教室」で新たに取り入れた運動機械を活用した「パワーリハビリ
テーション」は、参加者から好評を得ている状況でございます。今後も委託事業者と
の連携を密にして、要介護等認定状態への移行防止に努めてまいります。
福祉健康センターにおきましても、7月から新たにスタートした「転ばぬ先の足腰
教室」、「脳力アップ教室」などの介護予防事業が順調に進んでおり、高齢者の元気・
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健康づくりの一助となっておるところでございます。
また、10月から見直しがなされました要介護認定については、厚生労働省が実施
するブロック研修に参加すると共に、内部の研修を実施した上で訪問調査に臨んだた
め、調査に大きな混乱はございませんでした。見直しがされた認定調査項目に基づい
た認定結果については、今のところ、介護度に大きな差はなく、サービス利用に支障
はない状況です。
老人クラブ連合会と町が共催し、実行委員会を組織してご準備いただいた「第10
回
健康フェステバル」は、10月15日に開催し、例年を大きく上回る658人の
方々に参加頂きました。
当日は、これまでにない盛り上がりと、次年度に向け更なる期待の高まり、単位老
人クラブ活動への理解と健康の保持増進、仲間づくりの機会となったところでありま
す。
また、2年目となる地域敬老行事「あったか・ほっとな地域づくり事業」については、
新型インフルエンザの流行の影響を懸念し内容を変更した地区もありましたが、10
月18日に実施された「あけの平二丁目行政区」
、
「東向陽台三丁目行政区」、
「富ケ丘
南部行政区」を最後に、すべての町内会にお取り組みを頂きました。参加者の皆様か
ら「次年度が待ち遠しい、盛大に祝ってもらい感謝しています。皆さんとゆっくり話
しができた」 等、概ね満足を頂いたようでございます。
町内会の皆様のお取り組みに厚く御礼を申し上げます。今後も敬老事業の支援に努
めてまいります。
「敬老祝い金等事業」については、80 歳以上の1,288名の方々(そのうち 100
歳になられた 3 人含む)に総額2千9百2万円の敬老祝い金をお届けしたところでご
ざいます。
さらに、95歳以上の方 38 人のうち、ご都合のついた 11 人をお訪ねし、お祝いを
申し上げましたが、健康長寿を支えるご家族のご努力と思いやりに感銘を受けたとこ
ろでございます。
しかしながら、平成4年から開始された「敬老祝い金事業」については、平均寿命
の延びや、対象高齢者が増加の一途をたどることが見込まれることから、高齢者福祉
施策のあり方を検討する中で、支給対象年齢や祝い金額の見直し等検討が必要となっ
ておるところでもございます
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障害者福祉につきましては、地域活動支援に取り入れる事業内容を見極めるため、
9月から「すまいるサロン」を土日に実施しながら、求められる事業内容の確認をし
てまいりました。その検証内容を含め、心身障害者通所援護施設「TOMOTOMO」、
精神障害者小規模作業所「YOUYOU」を障害者自立支援法に基づき、地域の仲間
と気軽に交流もできる「地域活動支援センター」に移行をしてまいります。
ついては、今議会に設置条例案を上程させていただいておりますので、よろしくお
願い申し上げます。
障害者の就労支援については、持続性と将来性のある自立支援の事業展開に向けて、
先進事例の視察調査や設置基準の再確認などを実施してまいりました。今後は、事業
者の選定に向けた作業を進めてまいります。
社会福祉事業の推進の一つといたしましては、10月より「赤い羽根共同募金運動」
や「歳末たすけあい募金運動」を展開しているところです。皆様のあたたかい善意に
対して、宮城県共同募金会から、これまで
町内31行政区への防災・防犯用機材や
テント等の配分をうけ、さらには、翌日開催された「赤い羽根大会」において、善意
功労として「赤い羽根特別大賞」の贈呈を受けたところであります。
今回で第10回を迎えた「地域福祉フォラーム」は,9月26日に、地域の皆様5
00名の参加を頂き、10年の歩みを振り返りつつ、明日への飛躍の足がかりとする
ために、企業の地域貢献活動にも着目し、企業の参加を得るなど、内容を大幅に変え
開催をいたしました。
今後は、町民の皆様、町内事業所の皆様とのネットワークづくりに務め、「とみやの
新たな地域福祉の風」を興してまいりたいと思います。
2,ゆたかな自然環境と活力ある地場産業を自慢と誇りにできるまちづくりへの取
り組み。
次に、ゆたかな自然環境と活力ある地場産業を自慢と誇りにできるまちづくりの取
り組みについて申し上げます。
企業誘致による新たな就業の場の提供
企業誘致活動につきましては、11月に名古屋市内において、7月の東京に続いて
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今年度2回目となる「宮城県企業立地セミナー」が開催されました。当日は、一般企
業及び関係団体152社、236人の出席があり、企業立地に向けて準備が進む「高
屋敷地区」
「成田二期地区」そして、
「北部道路の進捗状況」等富谷町の優位性をPR
し、富谷町への進出を積極的にアピールしてまいりました。
10月23日に、町内に立地する製造業の企業の代表者をお招きし、立地企業懇談
会を初めて開催いたしました。この懇談会は、企業を取り巻く現在の経済情勢や富谷
町で企業活動を行っていることについて、要望や意見をお聴きするとともに、富谷町
から今後のまちづくりの方向性をお示しするなどして相互理解を図り、今後の町政に
おける産業振興の参考とするために開催したものです。
当日は8社9名の企業関係者の方々の参加があり、企業関係者と町長以下町担当者
との間で率直な意見のやりとりがあり、大変有意義であったと感じております。
町内企業動向については、平成21年度4月から11月までのセーフティネット5
号認定(緊急保障制度)の申請件数は27件であります。依然として資金需要が増し
ている状況であると認識しています。
11月14日には、セントラル自動車労働組合主催の「さようなら相模原!サンク
スフェスティバル」にお招きを受け、職員ともども富谷で生産された野菜の販売や町
内への移住についてPRを行うなどして参加された従業員やその家族の方々約25
00名の皆さんと交流を図ってまいりました。
仙台第二北部工業団地に移転するセントラル自動車㈱は、新聞報道のとおり、工場
建屋が完成したところであり、平成 22 年秋以降本格的に社員家族の移動が始まり、
平成 23 年年明け以降には、移動のピークになるとのことです。
移転される皆さんを温かくお迎えしたいものと改めて感じてきたところです。
地域資源を活かした魅力の向上
米の収穫量につきましては、宮城県の平成21年度産水稲の予想収穫量は、作況指
数99となり10アール当たり529kg の見込みとなっておりますが、富谷町は、1
0アール当たり514kg となっています。
富谷町の予想収穫量は、約1,862トンであります。このうちJAあさひなへの
買い入れ契約数量は1,195トンであり、JA の取扱量は町内で生産される量の 65%
程になっています。
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この富谷産米の一等米比率は、97.59パーセントであり、JAあさひな管内6
地区において「2番目」との報告を受けております。なお、宮城県内14箇所のJA
の平均は92.10パーセントになっておりますが、「JAあさひな」としての一等
米比率は94.50パーセントとなっております。
平成 22 年生産調整につきましては、まだ確定値の通知はありませんが、ほぼ前年
並みの生産数量になるのではないかとの見込みです。
次に、学校給食での新米試食について申し上げます。
「21年産富谷の米を、いち早く子どもたちへ」と10月5日、今年度におきまし
ても志戸田地区産の環境保全米「ひとめぼれ」を、富谷町みやぎ原種苗連絡協議会よ
り約600キロの提供いただき、町内の保育所5所、小学校7校、中学校5校の給食
で新米の試食を実施いたしました。次年度も継続実施することとしております。
また、協議会からは、各町内会のお祭りやスポーツ少年団の行事などに「もち米」
「うるち米」をご利用いただき大変喜ばれているところです。今年度は13団体に3
00㎏を提供しPRをしたところです。
引き続き、地産地消の推進と米の消費拡大を進めてまいります。
農業振興事業につきましては、現在、「ホームセンタームサシ」で直売を行ってい
ます「おんないん会」が、今年 7 月より泉パークタウンにあるスーパー「キャラウェ
イ」でも直売をはじめたところです。これは、
「キャラウェイ」の関係者が「ムサシ」
での直売の活況を見て、直接出店依頼を受けたとの報告を受けております。
「おんないん会」には本年会員3名が増え、総勢18名で活動しており、安全で安
心な富谷産の野菜が認められ普及しているものと、さらに大きな広がりを期待するも
のです。
11月1日に開催した「さあ!歩効果ウォーキング大会」におきましても地元産野
菜のPR、販路の拡大に繋がるよう、おんないん会の協力を得て、「参加賞」として
白菜と大根を提供いたしました。参加された皆さんには、地元産という話題性も手伝
い大変喜ばれたところであり、引き続き、地産地消、産直を支援してまいります。
また、大童町内会の皆様には、昨年に引き続き大童会館において、新米のひとめぼ
れ「おにぎり」と「納豆もち」が振る舞われ、ウォーキングに参加された130名の
皆さんは、団地部と農村部の心温まる交流を楽しみ、そのもてなしに感謝する機会と
なりました。「おんないん会」や「大童町内会」の皆様に深く感謝申し上げます。
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野菜の栽培量の拡大、通年栽培による量の確保など、ハウス栽培推進への助成事業
として既に本年6農業者へ助成しましたが、新たに2名への助成として補正予算を計
上しております。これにより、本年8農業者へ助成されることになり、今後もハウス
栽培推進を図って参りたいと思います。
明石生産組合飼料部会では、転作作物として取り組んでいる飼料作物の生産性の向
上を図るため、今年度におきまして、宮城県の市町村振興総合補助金を活用し、「播
種機(追播機)・収穫機(ロールベーラー)」を導入いたしました。
仙台・宮城観光キャンペーン事業につきましては、10月から12月末までの3ヶ
月間にわたり、昨年の「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」を引き継ぐ形
で「仙台・宮城【伊達な旅】キャンペーン」が開催されており、「十三夜魂のふるさ
とまつり」もこのキャンペーン関連事業として位置づけらております。
また、キャンペーン関連イベントとして仙台市勾当台公園で11月11日・12日
の2日間の日程で仙台管内12市町村が参加して開催された「仙台鍋まつり」におい
ては、昨年に引き続き「十三夜吟醸鍋(とうみやぎんじょうなべ)」を出店し、12
市町村中松島町の「かき鍋」、名取市の「閖上浜やのあんこう鍋」に次いで販売数量
で3位となる2日間合計で460杯提供するほどの売れ行きとなり、美味しさに大き
な評価をいただきました。
映画ロケ地決定についてご報告申し上げます。
せんだい・宮城フィルムコミッションより宮城県観光課を通じて、内ヶ崎醤油店と
内ヶ崎酒造店の建物、敷地が映画のロケ地候補になっているとの連絡がありましたが、
去る10月16日に監督自らスタッフ 7 人と内ヶ崎醤油店と内ヶ崎酒造店を訪れ決定
したとのことです。
映画のタイトルは、現在のところ仮の題名となっておりますが「エクレールお菓子
放浪記」で、映画のコンセプトは、お菓子のもっている魅力を通じての「平和な未来」
と「人が人を支える地域づくり」と聞いております。
舞台は悲惨な戦争時代、原作は西村滋著「お菓子放浪記」、監督は代表作が「ふみ
子の海」を製作した近藤明男監督です。
撮影は来年春からはじまり、キャストには、女優の「いしだあゆみさん」、と「高
橋恵子さん」が決定しているとのことであります。
これを機に、一層の「しんまちの振興」
「まちおこし」
「富谷町の観光」のきっかけ
につながればと期待しております。
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居住の場として選択されつづけるための環境づくり
仙台北部道路につきましては、東北自動車道、穀田川、及び町道穀田線を跨いで国
道4号に接続する北部道路本線橋の架設工事が10月17日より開始されておりま
す。また、利府しらかし台インターチェンジから富谷ジャンクションまでの6.6キ
ロメートル区間の本線道路部及び東北自動車道に接続するA,B,C,Dの各ランプ
部分におきましても、一斉に舗装工事が施工されており、来年3月の開通に向けて、
工事が順調に進捗しているところです。なお、四号タッチ工事は、当初の予定通り平
成 24 年度供用開始に向け、工事が進められるとの報告を受けた所であります。
次に町道関係について申し上げます。
大童今泉線道路改良工事は、道路本体築造を終了し、現道との擦り付け区間を安全
確保を最優先に施工中です。
沼田線道路改良工事につきましては、本年度発注分工事は、年内中には終了する予
定です。
学校前線(学校前橋から西沢十字路間)道路整備につきましては、今月より改良工
事を開始し、年度内には全区間完了する予定となっております。
穀田線歩道整備事業につきましては、用地協力に係る地元説明会においてほぼご了
解を得ましたので用地契約交渉を進めており、一部仮契約の整った大清水地区の接続
地点から北へ約400メートル区間において、歩道新設工事を発注しております。
道路側溝の有蓋化工事につきましては、本年度計画している 5 箇所
(東向陽台地区、
太子堂地区、富谷12-1号線、常春5-1号線、栃木沢8号線)全て完了いたしま
した。
町営清水沢住宅の建替工事につきましては、基礎工事の施工が間もなく終了し、今
月から5棟10戸の建設工事に着手します。
環境美化事業につきましては、10月18日に秋のクリーン作戦を町内一斉に実施
いたしました。
当日は秋晴れに恵まれ、早朝より富谷町全町内会から約8,400名の皆様、そし
て町職員137名のボランティアの協力のもと、公園や道路沿線のごみ拾い、落葉清
掃、側溝にたまった泥土の除去などにより、約24トンものごみが収集されました。
ここに改めまして、皆様のご協力に感謝申し上げます。
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なお、10 月 1 日より役場庁舎内にゴミ情報メールポストを設け、職員によるゴミの
早期発見、早期除去に努めています。
地球温暖化防止対策事業につきましては、クリーンエネルギーカーの購入及び住宅
太陽光発電システムの設置に対する助成事業を創設いたしました。10月15日から
それぞれ申請受付を開始し、住宅太陽光発電システム設置補助に関しましては、受付
開始から2日目で予定助成数に達しました。
引き続き、住宅太陽光発電の補助申請に対する問い合わせが多く寄せられておりま
すので、当初予定していた地球温暖化対策推進事業補助金のそれぞれの数量配分を見
直し、対応を検討してまいりたいと考えております。
緊急雇用創出事業を活用した取り組みといたしまして、町内約800ヶ所にわたる
ごみ集積所を実地調査し、その一つひとつの規格・形状等をデータベース化した台帳
整備を9月末で完了しました。今後の集積所の維持管理や整備等に活用していきます。
次に住居表示案内板等整備事業につきましては、住所地番が不規則で不便をきたし
ていた仏所常春地区の住居案内板設置工事を9月末に完了しました。
また、成田地区内にある大小の街区案内板等の部分修正業務についても9月末で完
了し、移管後に整備された街区や公共施設を新たに案内板に標示いたしました。
上下水道事業関係につきましては、まず、上水道事業といたしまして先の9月定例
議会に補正予算に計上した「給水タンク車」については、購入契約締結に至り、来年
3月末までに納車となる見込になっております。
町民バスにつきましては、4月から10月までの7カ月間の利用状況を見ますと、
利用者総数は34,663名となり、月平均では4,382名の利用者となっていま
す。昨年の同時期と比べ全体で1,599名、月平均では300名の増加となってい
ます。また、高齢者や障がいをお持ちの方など無料乗車証の利用者は20,098名
で全体の65.5%となり、無料乗車証を活用して多くの皆様に町民バスを利用して
いただいている状況が伺われます。今後は、路線別、便別の利用状況などの分析を行
い、来年度の運行につなげてまいります。
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安心して生活できる環境づくり
消防防災対策につきましては、「秋の全国火災予防運動」が、11月9日から15
日までの7日間にわたり実施されました。この期間、富谷町消防団・地区婦人防火ク
ラブにおきましては、町内巡回広報・火災予防運動チラシの配布・消防施設・設備の
点検を実施しております。
なお、町上地区の 60 トン防火水槽に鋼板製の蓋かけ工事が完了し、安定した防火
用水確保に寄与することと思います。
富谷町消防団の団長、副団長の異動について申し上げます。
松田賢前団長・浅野鐵夫前副団長は、平成21年11月30日の任期満了を持って
退任され、後任の団長には、穀田好光・第1分団長が、副団長には、松田勝幸・第1
分団副分団長が新たに就任し、団長には12月1日任命辞令を交付いたしました。今
後のご活躍と消防団発展のためにご尽力賜りたいと存じます。
交通安全対策につきましては、長年の要望事項でありました、明石台六丁目の交差
点信号機が、11月6日午後2時から供用開始になりました。
秋の交通安全運動を9月18日から9月30日までの期間、実施いたしました。各
関係機関・団体はじめ多くの方々ご理解とご協力を賜り、交通安全啓発活動が実施で
きましたことに御礼申し上げます。「秋の交通安全県民総ぐるみ運動の取り組みと成
果」にまとめ、関係者及び関係団体等にお届けし、引き続きご理解とご支援をお願い
するものであります。
また、大清水地区においては9月26日に親子交通安全教室を開催し、大和警察署
並びに富谷町交通安全指導隊の協力のもと、子どもたちが道路の横断の仕方など親子
で学ぶ機会となりました。
今後とも、より一層安全で安心して利用できる交通環境を目指し、皆さんと協力し
ながら即時対応してまいりたいと存じます。
年末年始特別警戒取締り出動式を、平成 21 年 12 月 15 日午前 9 時から役場芝生広
場で開催致しますので、ご参加とご協力をお願い致します。
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3,町民と町が直接つながるあったかいまちづくりへの取り組み。
次に、町民と町が直接つながるあったかいまちづくりの取り組みについて申し上げ
ます。
住民との協働によるまちづくり
先の9月定例議会で議決をいただきました部制の導入につきましては、庁内プロジ
ェクトとして「部制移行推進プロジェクトチーム」を設置したところです。富谷町は
県内 22 町村の中で部制を導入する初めての町となりますので、4月1日の部制移行
に向けて、関係規則等の整備、効果的な執務環境整備など部制移行に向けた条件整備
を行ってまいります。
また、町民の皆様にも部制移行後の業務案内などについて適切にお知らせしてまい
りたいと考えています。
10月25日実施の宮城県知事選挙におきまして、期日前投票所を従前の役場3階
会議室から、役場1階町民交流ホールに変更し投票所を開設しました。期日前投票に
こられる皆様、特に身体の不自由な方々のご負担を軽減することができました。
引き続き投票しやすい投票所環境になるよう、改善して参ります。
次に自治振興関係につきましては、大清水二丁目会館が完成し、9月15日に大清
水二丁目町内会に引渡しを行いました。
今後の地域の輪を広げる場として大いに活用していただければと思います。
町下会館新築工事につきましては、来年の1月完成・引渡しを目指し、工事が順調
に進捗しております。
また、東向陽台第一会館改修工事につきましては、12月の完成、1月の引渡しを
目指し、工事が順調に進捗しているところです。
富ヶ丘南部町内会の会館につきましては、平成22年9月完成を目指すために、今
議会において、会館新築設計及び地質調査委託料を補正予算に計上しております。
ご審議のほどよろしくお願いいたします。
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定額給付金事業につきましては、9月25日に申請期限を迎え、全15,409世
帯中15,032世帯から申請があり、給付を行いました。最終的な給付率は99.
3%(未申請 110 世帯)となりました。現在は、国への実績報告、交付を受けた補助
金の清算手続きを行っているところです。
効果的・効率的な行政経営
現在、来年度に向けた予算編成作業を行っているところですが、予算編成作業に先
立って、部制を視野に入れた予算編成と各課の課題や重要施策の方向性を協議するオ
ータムレビュー(主要課題調整会議)を10月初旬に行ったところです。
これは、町長による各課長及び補佐の直接ヒアリング方式により実施したもので、
平成20年度各種会計決算書、行政実績報告書、さらには議会一般質問での答弁内容
等をもとに重要施策に対する充分な検討時間を確保し、予算編成作業に反映させてい
くことを目的に行ったものです。来年度に向けて協議内容を反映した予算編成に取り
組んでいるところです。
選挙人名簿12月定時登録者は、男17,194人、女17,964人
、合計3
5,158人で、前回登録34,929人より229人の増加であります。
以上についてが、現在までの取組みです。
それでは、今回提出しております議案につきまして、その概要をご説明申し上げま
す。
議案第1号「富谷町税条例の一部改正について」は、町民税の均等割を納付する義
務がある控除対象配偶者又は扶養親族に対する均等割の税率の軽減を廃止するため、
所要の改正を行うものであります。
議案第2号「富谷町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について」は、
一般廃棄物処理手数料の見直しにより、所要の改正を行うものであります。
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議案第3号「富谷町地域活動支援センター条例の制定について」は、障害者自立支
援法に基づき、富谷町地域活動支援センターを設置するものであります。
議案第4号「富谷町介護保険条例の一部改正について」及び議案第5号「富谷町後
期高齢者医療に関する条例の一部改正について」は、厚生年金保険料等に係る延滞金
の軽減措置との均衡を図るため、所要の改正を行うものであります。
議案第6号「富谷町都市公園条例の一部改正について」は、都市公園の区域変更等
に伴い、所要の改正を行うものであります。
議案第7号「富谷町奨学金貸付条例の一部改正について」は、奨学金の貸付対象を
拡大するため、所要の改正を行うものであります。
議案第8号「暴力団の利益となる公の施設の使用等の制限に関する条例の制定につ
いて」は、暴力団の利益となる公の施設の使用等を制限するため、所要の規定整備を
行うものであります。
議案第9号「平成21年度富谷町一般会計補正予算(第6号)」は、歳入歳出予算
の総額からそれぞれ4千9百37万1千円を減額し、総額101億7千5百89万6
千円とするものであります。
議案第10号「平成21年度富谷町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」は、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ6千8百5万円を追加し、総額30億3千43万5千
円とするものであります。
議案第11号「平成21年度富谷町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」は、
歳入歳出予算の総額からそれぞれ2千百3万7千円を減額し、総額8億4千5百90
万3千円とするものであります。
議案第12号「平成21年度富谷町介護保険特別会計補正予算(第2号)」は、歳
入歳出予算の総額にそれぞれ23万円を追加し、総額13億5千2百60万6千円と
するものであります。
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議案第13号「平成21年度富谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」
は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ31万1千円を追加し、総額1億6千4百51万
9千円とするものであります。
議案第14号「平成21年度富谷町水道事業会計補正予算(第2号)」は、収益的
収入及び支出において収入に110万4千円を追加し、資本的収入及び支出において
収入に8百40万2千円を追加するものであります。
議案第15号「和解及び損害賠償額の決定について」は、町道宮沢根白石線におけ
る自動車の損傷事故について、和解及び損害賠償額を決定するものであります。
議案第16号「黒川地域行政事務組合規約の変更について」は、消防の事務に要す
る経費の負担方法を改正するため、組合規約を変更するものであります。
以上、提出議案の説明を申し上げましたが、議案審議の折には、なお詳細にご説明
申し上げますので、慎重審議を賜り、全案件ご可決くださいますようお願い申し上げ
ます。
平成21年12月8日
富谷町長
19
若
生
英
俊