かざぐるま 第 28 号 (1) 平成 24 年1月 第 28 号 2012. 1月 発行 城里町社会福祉協議会 ☎ 029−288−7013 FAX 029−288−7021 ホームページ http://www.shirosato-syakyo.com 編集 広報ボランティアグループ 大網 朝日堂にて(撮影:盛田守 氏) 希望 さまざまな問題や課題を抱えている時だからこそ 新しい年が始まるいま、未来の希望を信じて! 広報紙「かざぐるま」は、赤い羽根共同募金配分金で、年 4 回発行しています。 新年のごあいさつ 社会福祉法人 城里町社会福祉協議会 お い て、 心 豊 か に 自 立 し た 生活が継続できるよう、「共 助」の仕組みを再構築する で、助け合い、支え合う「共 で し た。 あ ら ゆ る 困 難 の 中 役職員一同努力して参りた 会 福 祉 協 議 会 を め ざ し て、 本年も町民の皆様から期 待され信頼される城里町社 社会福祉協議会重点目標 組織を強化し、社会福祉協議会活動の浸透を図ります。 こ と が、 今 求 め ら れ て い ま す。 こ の よ う な 地 域 づ く り を 計 画 的 に 推 進 す る た め、 本会では地域福祉活動計画 る 現 状 と 課 題 を ふ ま え、 住 民 の 皆 様 が 主 役 と な り、 活 助」の精神がいかに重要で いと存じます。 心に残る思い出がある。 歳 を迎えると永年の県職員を定 年退職。残した宝は子供3人、 孫8人。共に歩んできた女房 に感謝。 ●昭和 年生まれ つねひろ 中尾常洽さん(石塚) 御多分に も れ ず、 足 腰が弱って 約 年、 運 動 不 足 は、 百 も 承 知 で 勝 手 気 ままな毎日です。 歳になり 未だ1歳未満の孫二人、遅れ ばせな感と、可愛さも加わり、 足の痛みをこらえベビーカー を押し乍らの日々。ただただ 孫達に感謝。すこやかに人を 思いやる子供にと、願いつつ 今日も押しています。 ●昭和 年生まれ 飯村 望さん(阿波山) あっとい う 間 に、 八 度目の年男 を迎えまし た。私は「歳だから」という 言葉が好きではないので、使 わないことにしており、歳を 聞かれると「まだ だよ」と 答えることにしています。 身体は何か所もガタがきて い ま す が、 気 持 だ け は パ ワ ー とユーモアのある生活を心が け、 い つ ま で も 万 年 青 年 の 気 持で、これからの人生をエン ジョイしたいと思っていま す。 15 3 会長 阿久津藤男 あけましておめでとうご ざいます。 動できる地域づくりを皆様 社会福祉協議会としまし て も、 今 後 一 層 地 域 に 密 着 あ る か を 学 び ま し た。 復 興 人が被災しました。私もその 辰 年 一人ですが、この地に立てて 負は い る 喜 び を 感 じ て お り ま す。 今年の抱 この教訓を活かし、今年は「生 ●平成 年生まれ きる喜び」を感じられる、充 かりん 川井華林さん(石塚) 実 し た 年 に し た い と 思 い ま す。 今 年、 六 ●昭和 年生まれ 年生になる 入野和彦さん(石塚) 私の目標は 「六年生と 『 年 男 の 今年の抱 してしっかりとしたお手本に 負』という なりたい」という事です。学 原稿の依頼 校の行事は、運動会など、六 を頂いて、今年 歳になる現 年生が下級生を引っぱってい 在の自分が、 歳、 歳、 く事がたくさんあります。良 歳 の 過 去 の 自 分に、改めて問 いお手本になれたと思える一 いかけてみました。 年間にしたいです。 ●昭和 年生まれ 反省しなければと思わせる 川崎 護さん(石塚) 返答ばかりでしたが、『自由』 『情熱』『勇気』など、忘れか 年男でも けていた事も思い出す事が出 あ り、 厄 年 来ました。 でもある年 辰年だからといっても、 『天 で す。 仕 事 翔ける龍が如く』の様に格好 にスポーツ、遊びや人との交 いい生き方は出来ませんが。 流が多くなる年だと思ってい ます。今年の抱負は、仕事に 過去の自分に教えられ、未 来の自分に恥じないために 関して力を入れていきたいと も、これからの一年を、出来 考えています。今までは人に る限り自分らしく生きて行き 言われてから行動していたの たいと思います。 で、今年は自ら考え、進んで ●昭和 年生まれ 動けるように意識し努力して 小松﨑 誠さん(阿波山) いきたいです。 これまで ●昭和 年生まれ の年男を振 高野祐一さん(塩子) り 返 る と、 昨 年 は、 東京オリン 東日本大震 ピック、第一子(長女)の誕 災に見舞わ 生、時代が昭和から平成へと、 れ、 多 く の 39 27 を策定しているところであ 皆様方におかれましては お健やかに新年をお迎えの とともにすすめて参りたい り ま す。 本 会 の 置 か れ て い ことと存じます。 な る ご 支 援、 ご 協 力 を い た し た 活 動 を 行 い、 多 く の 方 と考えております。 だき謹んで感謝を申し上げ に福祉への関心を高めてい ま た、 平 素 か ら 社 会 福 祉 協 議 会 に 対 し ま し て、 多 大 ます。 を展開していきます。 に 向 け て 地 域 の 皆 様、 企 業、 最 後 に な り ま す が、 こ の 新 し い 年 が、 皆 様 に と っ て ただけるよう積極的に事業 昨 年 は、 東 日 本 大 震 災 を 経 験 し、 自 然 の 力 の 脅 威 を 団 体、 ボ ラ ン テ ィ ア の 方 々 よき年になりますよう心か 改めて痛感させられた一年 の共助の精神がますます必 ご挨拶といたします。 ら お 祈 り 申 し 上 げ、 新 年 の 誰もが住み慣れた地域に 要となってきています。 48 12 10 71 84 12 63 51 (2) かざぐるま 第 28 号 平成 24 年1月 24 36 60 あ い に く の 冷 た い 雨。 に も 開 催 さ れ ま し た。 1 日 目 は んと歩くのにも気をつけな に水溜まりが出来、だんだ 朝からの雨は少しずつ強 さ を 増 し、 地 面 の い た る 所 さすがに昨日よりは人の 出が早く、あっという間に 館で開かれている美術展の 分ほど経つとキャラク ターショーも終わり、公民 ってきました。 うという人達の気持が伝わ 候に負けずまつりを楽しも のよい声が飛び交い、悪天 トのあちこちからは威勢の じました。 た方々の熱気と力強さを感 したが、老若男女参加され 時頃からは、吐く息も 白くなる程冷え込んできま いようでした。 元の悪さなど気にしていな 強く生きていくことが大事 さ、皆んなで前を向いて力 人と人との繋がりの大切 11 いう気持になりました。 3・ の 悪 夢 が あ り ま し た が、 こ の ま つ り を 通 し て また来年もお願いしま す、と心の中でお願いをし りたいと思います。 た。 であることなどを感じまし 11 て会場をあとにしました。 国 しろさと⑪ いわやさん 仏 寺 谷 山 清 浄 院 仏 国 寺 は、 岩 塩子から 号線で御前山に 向 か い1 キ ロほ ど 杉 林 を 抜 けた右側の高台にあります。 千三百年以上の歴史を持 つ真言宗の古刹で、本尊の 十一面千手観音菩薩像は室 町時代末期の作と言われて います。境内の崖の途中に 観音堂があり、石像が安置 されています。県内でも屈 指の霊場でもあります。 本堂へは狭い坂道か急傾 斜の階段を登ります。本堂 も庭もよく手入れされてお り、古刹の風情を漂わせて い ま す。 参 詣 さ れ る 方 は、 静寂のなかで、住職の都合 がつけば、お話をお聴きす るのもいいでしょう。 39 会場全体が人の波で埋めつ くされていました。 出店もその勢いに押され て呼び声も一段と高く、店 内の人達の動きも非常に活 発にみえました。 お昼近くには、あちらこ ちらから良いにおいが漂っ て、まさに“おまつり”と 来 客 も 加 わ っ て、 人 出 も 2 日 目 は 前 日 と う っ て 変 わって、カラリと晴れ渡り ま た2 日 間 に わ た り 会 場 の整備や駐車場の案内に携 ければならない状態になっ 益々多くなり、水たまりだ ましたが、大雨のなごりで わ っ た 方 々 に『 大 変 ご 苦 労 テントとのぼり旗が並び早 いう雰囲気でいっぱい!そ らけになった会場を大小色 会場の真ん中辺りは大きな 様でした』という言葉を贈 て き ま し た。 そ れ で も テ ン とりどりの傘やカッパ姿の 水たまりが出来ていました。 こに居るだけで自分もまつ た。 子 供 達 が、 行 き 来 す る よ う 30 りに参加しているんだ、と 特にメイン会場のテント の下には大勢の子供達がつ になりました。皆、お目当 昨日と同様、メイン会場 の キ ャ ラ ク タ ー シ ョ ー は、 キャラクターショー いい掛け声と女性陣の元気 時から始まるキ て の 食 べ 物、 飲 み 物 を 口 に 非常に賑やかに子供達の大 め か け、 したり手に持ったりしなが ぬかるみの中で賑わう 声が響いていました。 くも賑わいをみせていまし かかわらず会場には沢山の かと待っていました。 ャラクターショーを今か今 城里町民まつり 月 日(土) ・ 日(日) の2 日 間 常 北 運 動 公 園 を 会 20 場として城里町民まつりが 11 ら、 右 に 左 に 歩 い て い て 足 仏国寺(常陸第 33 番結願寺) 19 10 平成 24 年1月 かざぐるま 第 28 号 (3) 社会福祉協議会重点目標 住民及び地域のニーズを理解し、心の通った「対人福祉サービス」の向上を図ります。 第7回城里町表彰式典 した。 受彰者への心からの感謝と ◆ボランティア 富田 敏江、興野 芳惠 磯部 和子、仲田 昭子 水井 英彦、大塚 隆士 飯村ひろ子、川又 誠子 小野瀬廣元、大髙 一夫 細谷 貞好、園部 靜 期待を述べました。 浅野 徹、石川 久枝 西野あきの、山口 和枝 今後の変わらない活動への 受賞者は以下の方々です。 鯉渕 廣四、芝谷 英夫 塩沢つや子、 阿久津千枝子 ◆自治表彰 且技 富田 英子、福田 利子 羽根石ミヨ子、和氣 陽銀行、群馬県町村会 寺門 茂雄、入野きみ子 ㈶水戸法人会城里地区会 水 戸 農 業 協 同 組 合、 ㈱ 常 ㈲ジェイエイ水戸グルー 檜山 裕子、須藤 公子 城里町長表彰受賞者 小林 利信、青栁 輝夫 プ サ ー ビ ス、 ㈳ 茨 城 県 自 園部 道代、稲冨 典子 社会福祉の分野で表彰を うけた方々は、一人暮らし 動車整備振興会水戸支 萩谷きよ子、大森 久子 常 北 公 民 館・ 体 育 室 で お こ 仲田 一司 部、龍谷院檀信徒一同 大越みつ子、菊地 敬子 の高齢者の安否を気遣って ◆一般表彰・表彰状 茨城県猟友会城里支部 な わ れ、 会 場 は 暖 か く 和 や を作り届けた 茨城中央農業協同組合 ㈱筑波銀行、㈱カクライ グ㈱、㈱サイネックス 入野 百壽、大越 功 髙松 富子、林 たい子 仲田いつ子、阿久津幸子 社会福祉協議会重点目標 住民参加による「地域の福祉力」の充実を図ります。 城里町 社 会 福 祉 大 会 25 定期的に訪問したり、弁当 り、高齢者と絵 萩谷 晃、 一郎 善意あふれる和やかな雰囲気のなかで 11 標記表彰式典及び社会福 祉 大 会 が 月 日( 金 )、 │ か な 雰 囲 気 に 包 ま れ てい ま 手紙などで心の 和田 順子、橋本千惠子 飯村 子、卜部 和子 磯 部 材 木 店、 ヤ マ ト 運 輸 杉山 フサ、和田 明美 交流をはかった 細谷 敬子、所 好夫 ㈱ 茨 城 主 管 支 店、 ㈶ 日 本 大門洲美子、大越 房枝 り、運転で移動 の環境美化、例 鯉渕 善子、髙野 靜 自動車研究所 瀬谷 博子、加藤 三郎 磯部 長司、加瀬 えば公道を花壇 三村 壽子、小林 通代 を助けたり、街 でうめたり、と 関口惠美子、袴塚 隆雄 仲山 節子、小山 輝子 森 島 珠 江、 常 北 保 育 園 父母の会、みどり保育園 萩谷 進、永山 純子 表彰受賞者 磯部 長司、仲田 一見 園部 豊三、 一郎 ◆社会福祉協議会役員 茨城県立あすなろの郷 大越わくり 羽部 輝子、線引 幸年 城里町社会福祉協議会長 助川 義雄、添田 昭 いった活動をボ 興野 正江、小林 彦一 ◆一般表彰・感謝状 ◆民生委員児童委員 ランティアで行 邦浩 なっている人た 名。 広沢 松島 典子、根本 清美 一団体と よいまちづくり 根本 一雄、清水 誠 小山司農夫、㈱カスミ の一翼を担って いる方々です。 町長は挨拶で 綿引 芳紀、小堀 正敏 福田 定夫、浅野 益男 街の福祉と住み ち で す。 総 勢、 (故) 広沢クリニック 院長 エスティコンサルティン 大越 孝啓、磯部 長司 阿久津春雄、 飯村幾子 │ 99 (4) かざぐるま 第 28 号 平成 24 年1月 猿田 道夫、関 合志 246 いも煮会とかかし祭り 月 日( 日 )、 県 道 号 線に隣接する広場で、第2回 いも煮会とかかし祭りが開催 されました。 20 大 宮 支 店、 城 里 町 商 工 会 女 性 部、 茨 城 県 布 教 師 会 城里町歯科医師会 上圷フラワーボランティ 茨城県社会福祉協議会長 表彰受賞者 アの会 つくし 10 ◆福 祉 団 体 園部 豊三、山㟢 勉 桑野 光三、飯田 博 関野 節子、川井 昭 小林 芳藏、所 治 笹島 弘平、小林 利信 所 好夫 ◆善 意 銀 行 城里町花いっぱい運動 コンクール入賞団体 12 17 添田 郁子、仲根 昭友 ◆地域の部 23 関野 寿、森田 育穂 最優秀賞 錫高野生産クラブ 飯村 一則、 檜山 弘 大畠 宗夫、山崎 秀雄 稲川 武夫、森 健一 飯村八重子、大越 正子 優秀賞 勝 見 沢 区、 上 圷 フ ラ ◆学校の部 上圷長寿会 ワーボランティアの会 久野美代子、邊見亜津子 桐原 元、田上 修 三 村 信 明、 城 里 町 文 化 協 会、 青 山 ふ る さ と 祭 り 与 三 郎 庵、 第 9 回 那 珂 川 最優秀賞 四季 の 月 日( 土 )、 常 陸 太 田 市にあるパルティホールにて ナイスハートふれあいフェス テ ィ バ ル が 開 催 さ れ ま し た。 この催しは、毎年茨城県民文 化センターで開かれる福祉の イベントで、各々の施設の製 品、産物、展示・展覧、そし てステージ発表などで毎回賑 わっています。今年は、地震 の影響で場所が変わりました。 つくしも、通所者8名、指 導者6名、ボランティア3名、 総勢 名が団体として初めて 参加しました。 今回は、よさこいやフラダ ンスなど踊りが多く他に印象 に残ったものでは、南京玉簾 です。いっけん簡単そうに見え て難しく、一つ感じたのは仮 装の原形ではないのかなとい うことです。何だか歴史を感 じさせられた日になりました。 また、テーマは茨城県の有 名なもので、竜神橋や袋田の 滝、偕楽園の梅など地元の人 にとってわかりやすかったの でとても楽しめました。 それから 月 日(水)は、 クリスマス会がありました。 スペシャルゲストにイオン 笠間店からサンタクロースと トナカイとスノーマンが来て 14 11 ミドリネット錫高野と子供 会の共同主催。会場の準備と いも煮作りは、錫高野いき生 きクラブの会員が担当。小雨 の中準備に大忙しでした。 かかしは各自治会(9自治 会)ごとに出品、また各種団 体の出品もあわせ 体が展示 され、道行く人達の目を楽し ませていました。 また三世代の交流会も行わ れ、ペットボトルの水ロケッ トを打ち上げました。子供も お年寄りも大喜びでした。 地区の活性化のために区民 総意で始まったお祭りなの で、今後も続けていきたいと 三村区長は語っていました。 く れ ま し た。 一 緒 に 歌 を 唄 っ た り、 レ ク リ エ ー シ ョ ン を し てとても楽しく過ごすことが できました。最後には、プレ ゼントとケーキをいただきま した。 サンタクロースさん、トナ カイさん、スノーマンさんあ りがとうございました。 ま た、 イ オ ン 笠 間 店 の み な さん、毎年ありがとうござい ます。 今年は、地震など悲しいこ とがありましたがめげずにこ こまで走り続けてきました。 そんな悲しいことがあった 分、また良いことが戻ってき ます。 このかざぐるまが発行され る 頃 は、 も う 年 が 明 け て い ま すが、良いお年と良いお正月 をお迎えください。 それから今年もよろしくお (加藤直) 願いします。 作業所でのクリスマス会 実行委員会、増井一区 鮎 釣 り 茨 城 大 会20 10 城里町立石塚小学校 優秀賞 城里町立七会小学校 城里町立沢山小学校 実 行 委 員 会、 水 戸 ヤ ク ル ト 販 売 ㈱、 城 里 町 く ら し の 会、 常 北 女 性 会、 輪 を 広 げ る 会、 城 里 町 ダ ン ス スポーツ連盟、利根コカ・ コーラボトリング㈱常陸 12 (故) 平成 24 年1月 かざぐるま 第 28 号 (5) 社会福祉協議会重点目標 広報紙等の充実展開により住民に理解される、見える社会福祉協議会の確立を図ります。 き らっと 生 き る 4 月 頃 に は か な り 茂 っ た 草取り作業です。およそ2 います。しかし水やり、草 道往く人の目を楽しませて す」と語っておられました。 ており、 「ありがたい限りで 城里町七会保 健センターの玄 関を入ると、正 面の大きな箱の 中に沢山の動物 がいました。ペ ーパークラフト の動物たち、キ リ ン、 ゾ ウ、 コ アラ、パンダの 親子、美しい羽根を広げた 孔雀、それは見事で、とても ファンタスティックでした。 今年も楽しい作品を作っ て公民館まつりに出品しよ うと、社協デイサービス利 用者約 名の方達と、職員 のみなさんがいろいろな意 見 を 出 し あ い 計 画 を 練 り、 動物園を作ることになりま した。 昨 年 に 続 き2 回 目 の 作 業 な の で 少 し 手 際 よ く な り、 紙 を 切 る 人、 色 を ぬ る 人、 色 紙 を ち ぎ っ て 貼 る 人 等、 それぞれ手のあいた時間を 利用してみんなで製作に励 みました。 最初は無関心だった人も、 時間がたつにつれてそれと なく参加して作業の仲間に 入ってきました。思いがけ な い ア イ デ ア を 出 し た り、 楽 し く 作 業 が 続 き ま し た。 まわりは、縞馬の模様にし ようと、それぞれの思い入 れがあり、縦縞にしたり横 縞に描いたりしました。 動物園に入園する人達を 歓 迎 す る 可 愛 い6 匹 の リ ス も、飾りの花も彩とりどり で、大きさや取りつける位 置等、みんなで考え、意見 をきいて飾りました。 作 品 は8 月 初 旬 の 頃 か ら つくりはじめて、 月の公 民館まつりに出品すること が出来ました。昨年に続き 今年の動物園も好評でした。 現在は城里町常北保健福 祉 セ ン タ ー1 階 の 正 面 に 置 かれ、来所者の目を楽しま せています。 社会福祉協議会重点目標 地域福祉活動計画に基づき事業の展開及び評価を行います。 花 いっ ぱ い 運 動 で 優 秀 賞 一秀さん︵上圷︶ 学校で収穫祭が行われ、 また花いっぱい運動花壇 づ く り で は、 旧 圷 小 学 校 の ヶ月ごとに行います。朝8 時頃から開始するのですが、 通りの向い側に、道路に沿 ㍍の花壇を作って 興野さんが着く頃には、既 って約 おり、パンジー、サルビア、 に 取りなど花壇の手入れは大 そんな陰の苦労の甲斐あ って「 年度城里町花いっ 数名の方が作業を始め 水 仙 な ど の 四 季 の 花 々 が、 20 変です。 優秀賞を受賞しました。 親睦を深めるため「そば 打ち」 「研修旅行」など色々 企 画 し て い ま す が、 「皆さ んが協力してくれますか ら」と控え目に語る興野さ んに、やさしさが溢れてい ました。 11 興野 あります。昨 年 も5 月 の 田 米 作 り の 三世 代 交 流 事 業 が 興野一秀( 歳)さんは、 上 圷 長 寿 会 の 会 計 を6 年 間 植えに始まり、 月に稲刈 つ と め、 昨 年 か ら 会 長 に 就 月には旧圷小 同級生である幼なじみの添 名ほどが参加し賑やかに行 り、 そ し て 田 通 さ ん、 佐 川 勉 さ ん が 副 任 さ れ ま し た。 小・ 中 学 の 9 いました。 の会の運営がなされていま 皆で花壇の草取り ぱい運動コンクール」では 23 す。 ま た 昨 年 9 月 に は 、 県 老人クラブ連合会のモデル 老人クラブとして表彰され てい ま す 。 会員数 名の上圷長寿会 に は、 健 康 づ く り・ 仲 間 づ 奉仕活動として神社境内の 清掃などの活動がありま す。ま た 子 供 会・ 長 寿 会・ 120 泥んこになって田植え 動物園へどうぞ 40 11 会 長 と な り、 息 も ぴ っ た り 興野 一秀さん 区 民 が 一 緒 に な っ て 行 う、 20 72 くりとしてのスポーツ活動、 77 (6) かざぐるま 第 28 号 平成 24 年1月 城里町の 挨拶の表し方 里 町 を 含 む 近 隣 の6 市 町 の ボランティア活動パネル展 (中央ブロックボランティ ア活動推進会議主催)とボ ランティアミニ体験が行わ れました。多くの親子連れ に 見ていただき、又、ボ ラ ンティアミニ体験に参加し てもらえました。 と同じ表現がある事に参加 した人も驚いていました。 盲導犬体験では、城里町 在住の浅野さんによる盲導 えてもらい、日頃から何気 ネルを使って手話表現を考 せ て も ら え ま し た。 普 段、 らい、特別に盲導犬に触ら 犬の育成の現状を教えても シルバーリハビリ体操を し たり、手話体験では、パ ボランティア活動パネル展 18 イオンモール水戸内原で城 11 なくしている仕草に、手話 盲導犬には触れる機会がな かなかありませんが、盲導 犬への理解を広める為にご 協力いただきました。 日 曜 日 と い う 事 も あ り、 多くの親子連れの方が参加 していました。この体験を 通して多くの人々に福祉へ の関心と理解を持っていた だけたらと思います。 社会福祉協議会重点目標 社会福祉協議会職員体制の確立を図り、資質向上に努めます。 ボランティアミニ体験 平 成 年 月 日( 金 ) か ら 日( 日 ) の 3 日 間、 23 20 ② 右手の5指を揃えて鼻のところ から前に少し出します。お願い頼む という意味の手話です。 「ありがとう」 左手甲にのせた右手を上にあげ ます。 大相撲で勝った力士が軍配の上 の賞金をもらう動作を取り入れた ものです。 盲導犬をそばに説明をする浅野さん 「よろしくお願いします」 よろしくお願いしますは 「良くお願いします」とい う言葉の意味を手話にして います。 右 手 で に ぎ り こ ぶ し を 鼻 に 当 て、 次に少し軽く前に出します。 ①良い 手 話 を学 ぶ 1 回 目 の「 手 話 を 学 ぶ 」 はど う で し た か 。 手話を少し理解していた だけ た で し ょ う か 。 2 回 目 も1 回 目 に 引 き 続 き「 挨 拶 の 表 し 方 」 を 取 り 左 右 の 人 差 し 指 を 向 い 合 わ せ て、 上げ た い と 思 い ま す 。 下り曲げます。 手 話 は「 目 で 見 て わ か る 言葉(視覚言語)」、相手と 「こんばんは」 き ち ん と 対 面 し て、 ゆ っ く こんばんはは「夜の挨拶」 という言葉の意味を手話に り、 わ か り や す い 様 に チ ャ しています。 レン ジ し て 下 さ い 。 挨拶の表し方 夜は暗くて辺りがよく見えない ということで目の前で両手を交差 させます。 左 右 の 人 差 し 指 を 向 い 合 わ せ て、 下り曲げます。 展示された城里町の活動パネル 「こ ん に ち は 」 こんにちはは「昼の挨拶」 という意味を手話にしてい ます 。 人 差 し 指・ 中 指 の 2 指 を 伸 ば し た右手を顔の中央に当てます。 こ れ は 顔 を 時 計 に 見 立 て て お り、 2指は時計の針を表しています。こ の手を右から顔中央にもっていく と「午前」と言う手話になり、顔か ら左へ落とすと「午後」と言う手話 になります。 ①昼(正午) ②お願いします ありがとう ②あいさつ ①夜 ②あいさつ 平成 24 年1月 かざぐるま 第 28 号 (7) 飯村 豊一 さん 歳 歳 スミエ さん 豊 一・ ス ミ エ さ ん ご 夫 妻 は、 息 子 さ ん の 家 族 と 暮 ら し て い ま す が、 別 棟 で 生 活 し て い ま す。 ス ミ エ さ ん は 病気の後遺症で少し足の不 自由な豊一さんを心配して 毎 日 の 食 事 に 気 を 配 り、 月 1 回、 診 療 所 へ 健 診 に 行 っ て い ま す。 今 は 2 人 共 健 康 で す。 家 の 仕 事 を 息 子 さ ん 達 に 任 せ て、 裏 山 か ら の 湧 歳 水で 年来の趣味である鯉 の 飼 育、 金 魚 を 孵 化 さ せ て 稚 魚 を 育 て、 多 い と き は、 匹にもなり、旧德蔵小学 校に寄贈したり、親戚や近 所 に あ げ た と の 事 で し た。 現在は 匹位いるそうで す。 裏 山 の 木 を 伐 っ て か ら 湧水が無くなり地下水を利 用しているとのことです。 何歳になろうと、趣味を 持 ち、 生 甲 斐 の あ る 日 々 を 送っていることで、若さと 健康を保っているのでしょ 物とカラオケです。 う。 お嫁さんとお二人の会話 も和やかで幸せそうでし た。これからも、お健やか と し に年齢をお重ね下さい。 編 後 記 昨年3・ に発生した東 日本大震災からはや、 ヶ 月が過ぎました。未だ町の あちこちには倒れたままの 石垣や青いビニールシート のかかった屋根がみうけら れますが、着実に復興に向 かっていることは確かです。 人は災害に会う度に、驚 く程の早さと力強さで元の 生活を取り戻してきました。 きっと今度も人と人とのつ ながりを通してすぐに普段 の生活が出来るようになる ことと思います。 昨 年 中 は「 か ざ ぐ る ま 」 をご覧いただきましてあり がとうございました。毎号 の編集に当たっては委員一 同神経を集中させ複数の会 議を持ち、より良いものを お届けしようと努力してい ますが、それでも取材や投 稿いただいた方々の気持を 正確に伝えられているのか 常に疑問を持っていること も確かです。これからも『か ざぐるま』をよろしくお願 い致します。 (わ) 集 11 10 介護予防講演会開催のお知らせ 誰でも住み慣れた地域で自 分らしく楽しくすごしていた いものです。 介護はいずれは訪れること で は な く、 身 近 な も の と し て 日頃から考えなければなりま せ ん。 今 回 の 講 演 会 で は シ ル バーリハビリ体操指導士の活 躍により各地で開催している 「ふれあいサロン」をご紹介い た し ま す。 ま た 基 調 講 演 に は 常磐大学教授の池田幸也氏を お迎えいたします。 是非、お越し下さい。 日時 平成 年2月 日(水) 午後 時 分 会場 旧小松小学校 体育館 お問い合わせ 城里町社会福祉協議会 ☎029 ︱288 ︱7013 2 1 3 5 5 6 7 8 阿久津とみ子 さん 15 30 週3 回 の ク ロ ッ ケ ー は 年続けています。 45 次 ●初日の出……………………………… …………………… ●新年のごあいさつ …… ●辰年 今年の抱負は ●城里町民まつり……………………… ●しろさと⑪「仏国寺」 ●城里町社会福祉大会…………… ・ ●いも煮会とかかし祭り……………… つくしの四季㉒ ●きらっと生きる……………………… ●城里町の動物園へどうぞ ●手話を学ぶ ②挨拶の表し方 … ……… ●ボランティア活動パネル展 ●わが町のさわやか元気さん㉔……… ●介護予防講演会のお知らせ ●目次 ●編集後記 4 12 24 目 200 ペ タ ン ク・ グ ラ ウ ン ド ゴ ル フ も、 レ ギ ュ ラ ー 選 手 と して活躍しています。 ご主人は 年前に亡くな られました。戦後の自給自 足の時代、苦労も有りまし たが、それも幸せな思い出 との事です。 買物、運動、女学時代の 旧友との旅行は、すべてお 嫁さんのみさ子さんが送迎 をしてくれるので安心して 外出が出来るとの事です。 今年もとみ子さんにとっ て幸せで、健康な1 年であ ります様に。 25 ㉔ 20 真端 小勝 100 88 89 86 とみ子さんと長男ご夫妻 と の お 住 ま い は、 の ど か な 心安らぐ広い敷地の中に有 りま す 。 月 に 1 度、 地 元 の 診 療 所 で定期健診を受けています がす こ ぶ る 健 康 で す 。 シ ッ ク な 装 い と、 薄 紅 を さしたとみ子さんの表情は 年齢 を 感 じ さ せ ま せ ん 。 年続けている編 趣味は 50 (8) かざぐるま 第 28 号 平成 24 年1月
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