CEI 環境国際会議 2011 In Hungary - 富山県立大門高等学校

CEI 環境国際会議 2011
In Hungary
平成 23 年 7 月 1 日(金)~7 月 11 日(月)
参加生徒:富山県立大門高等学校
3 年生 8 名・2 年生 3 名
引率教諭:角間教頭先生・小野田先生・上田先生
★日程★
7月1日
高岡駅出発、大阪のホテルに宿泊
7月2日
出国、ハンガリー到着、ブダペストのホテルに宿泊
7月3日
デブレツェンへ移動・宿泊先のユースホステルに到着
7月4日
開会式、講義、ワークショップ、市街散策
7月5日
フィールドトリップ、(ホルトバージ・トカイ)
7月6日
プレゼンテーションⅠ、講義、ポスターセッション、第 25 回記念式典
7月7日
講義、プレゼンテーションⅡ、ワークショップ、文化交流会
7月8日
世界に向けてのメッセージ(写真撮影)、種子交換、閉会式、ディスコ
7月9日
ブダペストへ移動、市内観光、ブダペストのホテルに宿泊
7 月 10 日
ハンガリー出発
7 月 11 日
帰国
★内容★
私たちは 7 月 1 日から 10 日間にわたって、
ハンガリーで行われた CEI2011(環境国際会議)
に参加してきました。3月から出発までの間、英語力をつけるために English Camp を行っ
たり、プレゼンテーションに向けて現地調査に出かけたり実験を
したりといった事前準備をすすめてきました。
デブレッツェンに到着し、いよいよ CEI のプログラムがスター
トしました。はじめのうちはカルチャーショックの嵐でした。寮
での食事は、スープにメインの肉料理とたまにデザートといった
感じで、その量の多さと独特な味に慣れるまで時間がかかりまし
た。生活面では時間のアバウトさに戸惑うことが多々ありました。予定の時間よりも 30 分
遅れたり、その日の予定自体が変わってしまったり… 日本人の私たちには歯がゆく感じ
ることもありましたが、普段よりもゆったり生活できて、時間に追われるストレスは感じ
なくてよかったです。
5 日に行われたフィールドトリップでは、ハンガリーの
観光名所 2 ヵ所を訪れました。世界遺産でもあるホルト
バージでは馬車に乗って広い牧場を回り、珍しい動物や
馬術ショーを見ました。また乗馬体験もさせてもらいま
した。また、トカイではワインセラーを見学しました。
ワインセラーには様々な年代のワインの樽やビンが並ん
でおり歴史を感じました。広大な斜面に広がるブドウ畑
がたいへん美しかったです。これらの素晴らしい自然と触れ合い、自然を守っていかなけ
ればならないという気持ちが一層強くなりました。
6 日・7 日に行われた、メインイベントであるプレゼ
ンテーションで、私たちは「Natural Heritage and
Tourism through Biodiversity」のテーマに基づき、富
山の人々が富山のきれいな水をどのように利用し維持
しているか、この水を守っていくために私たち高校生に
できることは何なのかを、世界各国から参加している高
校生に伝えることができました。質問タイムでは CEI の会長から「水はとても身近なテー
マであり、水を守るために誰もが実行できる提案をしている素晴らしいプレゼンでした。」
と言われ、いろいろな調査を重ねてまとめた甲斐があったと一同大変嬉しく思いました。
今回は CEI の開催 25 回目ということで、記念式典がありました。CEI を立ち上げ今日ま
で続けてきた各国の方の熱意が、私たちにも伝わってきまし
た。また、ハンガリーの歌をみんなで歌ったり、一緒に踊っ
たりしてとても盛り上がりました。式典後、記念の大きなケ
ーキのケーキカットや立食パーティーもあり、私たちはでき
るだけ多くの国の人たちとコミュニケーションをとろうと
頑張りました。
今回の CEI2011 で私たち 11 人は
大きく変わりました。実は現地では英語力不足の為に他の国の生
徒と思うように会話ができず、悔しい思いをしました。でもだか
らこそもっと英語力をつけたい、いろいろな話題について知識を
広げたいという向上心を持つことができました。また、10 日間異
国の地で過ごしたことにより、自立心や協力してくれた家族への
感謝の気持ちを持つことができたように思います。これからはこ
の経験やこの思いを自分の糧にして、何事にもチャレンジする国
際人になれるように努力したいと思いました。