東大阪ラグビースクール 1年生指導案

東大阪ラグビースクール 1年生指導案
1年生の発育発達
身体的特徴
心理的特徴
・すぐに疲れ、素早く回復する。
・繰り返し行うことで、上達する。
・主に大きな筋を動かす運動を
する。
・少年と少女の能力は等しい。
認知的特徴
・個人でも他の者と同じように動く。 ・他人の評価や感情を考えること
・簡単に動機づけられ、初歩的な ができる。
活動を楽しむ。
・注意力は散漫である。
・集中力の限界は、15∼20分。
・大胆な行動から慎重になる。
・すぐにストレスを起こしてしまう。 ・興味を抱くものがすぐに変わる。
・大人からの愛情を強く願っている。 想像的、自発的、創造的である。
指導目標
ラグビーが好き。というプレーヤーを育てる。
スピードと動作(調整力)の習得。
コミニケーション能力を高める。
簡単なゲームの実践により、ルールを覚える。
彼らを褒めて、勝つ喜びを体験させる。
練習メニュー
Ⅰ.ウォームアップ
①軽いランニング
②ストレッチ (杉田整骨院HP参照)
Ⅱ.ランニング
①ピックアップ&プットダウン
ピックアップ ラン
→
A
Θ
←
プットダウン
→
←
Θ
B
(留意点) コーリング、ボールは両手で持つ。ピックアップ及びプットダウン時の姿勢。
②スラロームラン
コーンの間をスラロームする。
(留意点) 体重移動。方向の変化とスピード。
③逃走 ゴール
Aは、Bにタッチされないように、ゴール
目指し思いっきり走る。慣れればボール
を持たせる。
(留意点) ランニングメニューなので、
Aが成功するように、Bとの距離を考慮
する。
B
Θ
A
NO.1
④1VS1の抜きあい
B
AとBが向き合いボールを保持している
るAが、タッチに来るBをかわしてゴール
する。
(留意点) 接近・間合い・スピードの変化
Θ
A
Ⅲ.ハンドリング
①転がっているボールへの対応
(留意点) ボールから目を離さない。
②スタンディングパス
Θ
A
Θ
B
横に3人並びパスし5往復で中央の者と
と交替する。
(留意点) ハンドアップ・ボールから目を
離さない。レシーバーを見る。コーリング。
Θ
C
③ランニングパス
2名からランニングパスの練習を行う。
状況に応じ人数を増やす。
(留意点) ハンドアップ・ボールから目を
離さない。レシーバーを見る。コーリング。
腕の振り方、キャチィング。
④三角パス・カット
B
A
A,B,Cは三角に立ちパス。Dは中央に立ちパス
をカットすれば交替する。
D
(留意点) コーリングと早いパス。
C
Ⅳ.コンタクト
①輪の中の鬼
3人が手を繋いだ中に1人が入り、外に出よう
とする。3人はそれを防ぐ。
(留意点) ヘッドキャップ着用。
倒れる方向に注意する。
②1対1でのボールの奪い合い
最初はどちらかにボールを持たせる。状況に応
じボールを置き、走らせてから奪い合いをさせる。
Ⅴ.タックル
①コーチへ対してのタックル
(留意点) ヘッドキャップ着用。
ボールを奪う時、押しながら奪
う。腕、体を使い奪う。
(留意点) あごを上げ、目を上げる。背中を真っ直ぐ
させる。頭の位置、逆ヘッドの防止。
バインドのチェック。
NO.2
Ⅵ.アタック&ディフェンス
①狭い範囲での 2対1
②狭い範囲での 3対2
(留意点) A−スピードの変化。間合い。周辺視。
コーリング。ハンドリング。
B−集中力。間合い。コンタクト。
③5対5でのAD
簡単なゲーム方式でラグビーの (留意点)
イメージを摑む。SHからパスを
受けた者は相手を抜きトライを
狙う。ディフェンスに捕まったら
直ちに後ろを向きサポートに来
た者にボールを出す。
・スペースとポジショニングの確認。
・ハンドリング
・コンタクト
・前進・サポート・継続
・コーリング
・相手をかわす
・皆が参加しているか
Ⅶ.クールダウン
整理体操とストレッチ
NO.3