ビオトープ _a2d 1003 クロス FM_ 響北九州トークウィズユー北九州メモリアルストーリー奇跡の楽園 Vol.26 ∼響灘ビオトープ月、若松区の響灘地区に日本最大級のビオトープが開園しました。昨年それは、長い年月をかけて自然が創りだした〝生き物たちの楽園〟。生物の多様性や生態系を学ぶことができる、環境未来都市を象徴する﹁響灘ビオトープ﹂です。ビオトープとは、ドイツ語で生物・生命を表す﹁bio︵バイオ︶﹂と空間・場所を表す﹁topos︵トポス︶﹂を組み合わせた言葉で、多種多様な生き物が生息する空間のことを指します。２３７種の鳥類や２８４種の植物、響灘ビオトープでは、これまでに種のトンボなどが確認されています。この中には、メダカやベッコウトンボ、タカの仲間であるチュウヒなど、絶滅危惧種に指定されている希少な生物の姿も見ることができます。年に廃棄物処分響灘ビオトープがある場所は、もともと海でした。昭和年から響灘地区の埋立事業に年、北九州市は﹁響灘・鳥が園﹁響灘ビオトープ﹂を拠点に、構想た魅力ある街となるように、奇跡の楽には北九州市が、産業と自然が調和しあう緑の回廊づくり﹂。響灘地区、さらテーマは、﹁産業、人、自然がひびき定しました。さえずる緑の回廊創成基本構想﹂を策平成いでいきたい﹂と話します。任。人と自然が共生できる環境をつななら、絶滅危惧種を救うのも人間の責絶滅や絶滅危惧に追いやったのが人間ガイド岩本光徳さんは、﹁生き物たちを携わってきた響灘ビオトープのチーフ昭和新しい生態系が生まれました。してそれらを捕食する鳥などが集まり、め多くの水生生物が誕生しました。そた卵がかえり、メダカやカエルをはじした。鳥の身体に付着して運ばれてき多くの野鳥が飛来することも好条件でまた、〝渡り鳥の十字路〟と言われ、帯が生まれました。シやガマなどの水生植物が生える湿地られます。くぼみに雨水が溜まり、ヨ由の一つに、〝デコボコの地形〟が挙げこの地にビオトープが形成された理るようになりました。境が育まれ、さまざまな生物が生息すい年月が経過するうちに豊かな自然環業用地として整備していましたが、長場として埋立てを開始し、その後、産 55 北九州市時と風の博物館 ●アーカイブをご覧になりたい方は crossfm ポッドキャスティングドキャスト ●放送音源を聴いてみたい方は crossfm ポッ北九州市市政ラジオ番組「北九州トークウィズユー」は毎週月∼金曜日の午前11時よりcrossfmで放送中。本文章は、9月27日に放送された内容を元に制作しています。 ※「北九州メモリアルストーリー」は毎週金曜日に放送。 30 響灘ビオトープ 10 53 17 は今も進められています。企画：（株）読売広告西部制作： cross fm