平成25年度 JA越後ながおかエコ・5-5「コシヒカリ」栽培暦(長岡地区)

平成25年度
環境に配慮した米づくりで品質向上!
めざせNO.1!
【エコ・5-5 コシヒカリ目標値:1 等米比率 95%以上、整粒歩合 75%以上、玄米タンパク質 5.5~6.0%】
お客様から品質と安全性で信頼されるエコ・5-5 米運動を推進しましょう!
5
10
4月
15
20
浸種開始 4月8日頃
25
5
10
浸種約 10 日間
生
育
ス
テ
ー
ジ
と
作
業
ス
ケ
ジ
ュ
ー
ル
催芽
耕起時に「作土スケール君」
で作土深 15cm を確認
作土
20
25
5
20
25
5
10
耕盤にあたると、
止まる
根 12
2
草丈(cm)
葉令(葉)
深さを
測定
7月
15
10
20
25
肥料名
カラースケールによる穂肥診断
最
高
分
げ
つ
期
7
中干し
開 始
6/30 頃
幼
穂
形
成
期
【
穂
肥
診
断
】
7/13 頃
飽水管理のイメージ
イボ竹
アイアンパワーソイル
土づくり
ワールドエース
稚苗苗代配合
育 苗
中苗苗代配合
クミアイ液肥2号
田植前追肥
べんとう肥
味好2号
基 肥
エコ・5-5専用元肥
フレーバーペースト
ケイ酸肥料 マルチサポート
の追肥
スーパーシリカ
毛細根活性 ファイト・アップ
味好2号
穂 肥
エコ・5-5 専用穂肥
選
択
いずれか
1資材
いずれか
1資材
選 択
いずれか
1資材
選
択
20~40kg
選 択
500g(1袋 10 錠)*
出穂 25 日前
20kg
0~20kg
出穂 18 日前
穂肥診断により 0~8kg
合計 18 ㎏*
原則 10kg
出穂 10 日前
★特に砂質圃場の基肥や穂肥に「味好2号」の補完をお奨めします。*;上限値
お問い合わせは最寄りの地域営農センターまたは支店の営農指導係へ
区分
種子病害の予防剤
初期害虫の予防剤
初期除草剤
水
田
除
草
剤
5
10
9月
15
一発処理剤
ヒエ専用
中期除草剤
広葉雑草
中期除草剤
いもち病・紋枯病
墨黒穂病の予防剤
20
25
92
【稈長】
22
【穂数】
【葉令】
田面の高い部分がしっかり
湛水する程度に入水
1回目
穂肥
2回目
穂 肥
7/18 頃
7/26 頃
8/5 頃
水
位
自然に減水し、足跡や溝に
水が残っているうちに再び入水
自然減水
3~5 ㎝
選択
こんな状態は乾かし過ぎ !!
自然減水
水
位
3~5 ㎝
この水管理を
繰り返す!
● その後も過高温が続きそうな場合は、完全落水日を出穂後30日頃まで延ばしましょう。
水 管
成熟期の判定 9/15 頃
理
8月
9月
□飽水管理継続、暗渠栓は閉状態 □刈取適期予測を参考に、籾黄化
□フェーン予想時は深水にする
率 85~90%を確認し刈取る
□クサネム等の雑草は抜き取る
□フェーン時は胴割れに注意しゆ
□最終かん水の目安は8月末以降
っくり乾燥し 15.0%に仕上げる
□スタークルでカメムシ防除、畦畔除草
10月
剤の体系的使用で着色米防止
□稲わらを深耕カルチですき込む
決められた農薬を予防重点で使用してください。
使 用
農薬名
使用回数の制限
基 準
タフブロック
必須
―
フェルテラ箱粒剤
必須
1回
ソルネット1キロ粒剤
選択
いずれかの薬剤1回
エリジャン乳剤・ジャンボ
クサトリーDX
必須
いずれかの剤型1回
1キロ粒剤 51・フロアブル L・ジャンボ L
クリンチャー
選択
いずれかの剤型1回
1キロ粒剤・EW・ジャンボ
バサグラン
選択
いずれかの剤型1回
粒剤・液剤
オリブライト1キロ粒剤
8/末以降
期
カラースケール
1回
スタークル液剤 10
無人ヘリ防除区
必須 1回
個人防除区
スタークル粒剤
稲こうじ病防除剤 Zボルドー粉剤DL
選択
―
いもち病防除剤
カスミン粉剤DL・液剤
選択
いずれかの剤型1回
※農薬を使用する際は、必ず最新の使用登録を守ってください。
カメムシ類の防除
千粒重
(g)
22.0
出
穂
■使用可能な農薬と使用基準
使用基準
25
登熟歩合
(%)
87
最 終
かん水日
9.5
水管理⇒
10a 当り施用量
砂質
中間
粘土質
60~100kg
0~105kg
0~45kg
0~15kg
30g/箱×18 箱*
35g/箱×23 箱*
270g(18~23 箱)*
360g(18~23 箱)*
30kg
0~20kg
30kg*
30kg*
20~30kg*
36kg*
36kg*
25~36kg*
20
11.5
保温的水管理→活着後は浅水管理
小ヒビ中干し
飽
4月
5月
6月
7月
□浸種は4月8日頃から開始
□田植4~5日前に弁当肥
□田植後 30 日を目安に中干し開始 □幼穂形成期前に飽水管理を開始
□作土深 15cm を確認し耕起
□田植前にフェルテラ箱粒剤処理 □溝切り作業を実施
畦畔除草 □1回目穂肥は草丈 78cm・群落でカラー
□催芽はハト胸、発芽率 80%以上で終了 □50 株/坪、3~4本/株植え
□中干しは、小ヒビが入る程度
スケール 3(SPAD32)以下を診断し散布
□出芽は 0.5cm 以上出揃ったら終了 □田植後は、やや深水で苗を保温
※強すぎる場合は、一時かん水
量を判断、低地力ほ場は味好追加
□緑化は茎が 3cm になったら終了
□活着後は、浅水管理で分げつ促進
□6月下旬にケイ酸肥料を追肥
□2回目穂肥は出穂前 10 日前に
□硬化期は、こまめな温度管理
□5月下旬に水の更新(ワキ対策) □中干しは出穂1ヶ月前(7/5 頃)迄に終了
エコ・5-5 穂肥を原則 10kg/10a
区分
8月
15
㎡当り籾数
(千粒)
26
26
50
6/10 頃
■使用肥料と施肥の目安
5
1穂粒数
(粒)
77
13
30
4
数
(本/株)
22
78
茎数(本/株)
根域が拡大され高温
に強くなります!
■目標収量と収量構成要素
収量
穂
(kg/10a)
(本/㎡)
480
340
30
15
耕盤
管
理
の
ポ
イ
ン
ト
6月
15
10
溝切りにより、効果的な
中干しが可能になります。
4月 18 日頃
播 種 4月 20 日頃
※浸種籾 175g/箱を均播
育苗日数 20 日間
定
規
等
5月
15
田植えは
5月 10 日以降
田植え苗
JA越後ながおか
長岡農業普及指導センター
JA越後ながおかエコ・5-5「コシヒカリ」栽培暦(長岡地区)
イネアオムシなど本田初期害虫は、
「フェルテラ箱粒剤」で予防を徹底!
農薬が育苗ハウスに残留しないよう注意願います。
カメムシによる斑点米は、
スタークル共済防除で
発生させない!
■ 注 意 事 項 ■
①生産工程管理において、著しくJAの栽培指導を逸脱した場合は、
「J
A米以外の一般米」として扱われます。
②栽培管理における各作業や、肥料・農薬の使用日・使用量等は「栽培
管理記録簿」に記帳しJAへ提出してください。
③「栽培管理記録簿」の提出時期は、1回目(中間検証)8月上旬、2回
目(最終提出)10月末です。
④「栽培管理記録簿」とあわせて、種子の保証票や生産資材の購入伝票
を保管しましょう。
⑤JA米としての要件は、JAと出荷契約を締結、種子更新 100%、2
等以上に格付けされた米穀、栽培管理記録簿を確認した米穀、です。
対象品種:コシヒカリ BL、こしいぶき、五百万石、たかね錦、越淡
麗、こがねもち、わたぼうし。
⑥JA米と一般米は区分して収穫・出荷をお願いします。
⑦JA米として出荷された米穀は、JAでの確認後、JA米印が押印さ
れ、一般米と区分して扱われます。
⑧なお、JAの確認により、JA米の要件を満たさないと判断された場
合は、一般米として扱われます。