オートゲート(門柱レス樋門) - 茨城県

A-1
新技術等 申請資料(1/5) 表紙(概要)
登録No.
新技術等の
□1.工法 □2.機械 □3.材料 ■4.製品 □5.その他
区分
B--04010
4
番号:
収受受付年月日
新技術等名称 オートゲート(門柱レス樋門)
キャッチコピー 無動力自動開閉ゲート
処理区分
2005/3/18
積極活用
開発年
1998
・形式はフラップ形式で、ゲートにバランスウェイトが取り付いているため、扉体の開
閉力が小さく僅かな水位差で自動開閉するゲートです。
・柔構造対応、景観重視、非常時における操作人の操作が不要。
概要
(簡潔に箇条 ・通常時の状態で扉体は、約10°開いている。
書きとする) ・扉体の内水位側にフロートを取り付けているため、内外水位が同時に上昇しても浮力
が働き、ウェイトの作用と合わせすばやく閉動作を行います。
・1㎡以下のオートゲートの場合は、オートゲートジュニアと称する。
■1.軟弱地盤対策
□5.その他
配慮事項
□2.舗装関係
(県の地域
特性等) □3.バリアフリー・ユニバーサルデザイン
□4.省スペース化
NETISへの登
録状況
工種区分 (レベル1,2まで記入)
登録年月日
1
番号:
登録番号
機械設備-水門設備
1999.10.27
TH-990145
小形水門(ローラーゲート)
従来技術名:
1.経済性
2.工程
新技術等の 3.品質・出来型
効果
4.安全性
5.施工性
6.環境
7.その他
■1.向上(24.5%) □2.同程度 □3.低下( %)
■1.短縮(42%) □2.同程度 □3.増加( %) ■1.向上 □2.同程度 □3.低下
■1.向上 □2.同程度 □4.低下
■1.向上 □2.同程度 □5.低下
■1.向上 □2.同程度 □6.低下
□1. ( )
開発体制
■1.単独 □2(1)共同研究(民民) □2(2)共同研究(民官) □2(3)共同研究(民学)
開発者名
株式会社 旭イノベックス
会社名:
技術
□1.県内
■2.県外
2
問合せ先
(所在地が
県内or県外
を必ず選
営業
択)
□1.県内
■2.県外
2
株式会社 旭イノベックス
担当部署:
設計部
担当者名:
立崎 裕康
会社名:
株式会社 旭イノベックス
担当部署:
営業推進部
担当者名:
伊藤 伸彦
施工実績
県内現場
番号:
番号:
番号:
番号:
番号:
番号:
番号:
評価結果
フィールド事業
1
1
1
1
1
1
番号:
24.50%
42%
1
住所:
北海道北広島市共栄542番地
TEL:
011-372-2213
(内線)
011-372-0915
FAX:
[email protected]
E-mail:
住所:
札幌市厚別区大谷地西3丁目11-15
TEL:
011-893-1522
(内線)
011-893-1522
FAX:
[email protected]
E-mail:
4 件 ←自動計算のため入力しないこと
当該新技術等に関する説明会・現地見学会等の開催の可否(県内開催に限定)
新技術等の ■1.発注者側の希望日・希望場所で開催可能
PR
□2.開発側で日程等を準備する。
□3.実施しない(県内での開催は無理,又は,個別に対応する,など)
1
番号:
A-2
新技術等 申請資料(2/5)
新技術等名称
オートゲート(門柱レス樋門)
登録No. B-04010
(特 徴)
・門柱及び管理橋が不要なことから、工事費用が低減する。
・内外水位差で自動的に開閉するので、水位変動が激しくても出水時の開閉タイミングを逃が
さない。
・自動開閉により操作人が必要なく、電気等の動力源が確保できない場所に設置できる。
・門柱レス構造なので、門柱による流下の妨げがなく、自然に合った景観を作ることが出来る
・門柱レス構造なので、門柱・管理橋が不要となり、コスト低減・工期短縮につながる。
・自動開閉機構がシンプルであり、維持管理が容易でメンテナンス費用が軽減する。
・非常開閉装置により、異常時の開閉操作が可能である。
・開度指示計により遠方にてゲート開度が確認できる。
(施工方法)
ゲート設備をユニット化する事ができ、この場合は工場で組立・調整を行い現場に一括搬入す
る。
①水切り及び築堤掘削 ②樋門部の鉄筋組立及び底部コンクリート打設
③ゲート設備据付 ④樋門部のコンクリート打設 ⑤扉体吊り込み
戸当りの設置
コンクリート打設
扉体吊り込み
完成
(施工単価等) □1(1).歩掛あり(標準) □1(2).歩掛あり(独自) ■2.歩掛なし
門柱引上げ式ゲート(管理橋長さ 15m)とオートゲートの単価比較(1門当り)
ゲートサイズ 純径間×呑み口高さ:2.0×2.0~1門
項目
ゲート設備
管理橋(L=15m)
上屋設備
据付
一般管理費
合計
2
オートゲート
従来型ローラーゲート
10,500,000
12,000,000
0
3,000,000
2,500,000
3,000,000
3,000,000
3,500,000
2,500,000
3,000,000
18,500,000
24,500,000
(適用条件)
・ゲート設置部の水路敷に段差が必要となる。
・従来の剛構造のほか、柔構造の樋門にも設置できる。
・土砂堆積の少ない現場
A-3
新技術等 申請資料(3/5)
新技術等名称 オートゲート(門柱レス樋門)
(施工上・使用上の留意点)
特になし
登録No.B-04010
(残された課題と今後の開発計画)
特になし
(実験等作業状況)
実験用水路を作成し、実物大オートゲート(純径間1.5m×吐口高2.0m)、模型オートゲート
(同30cm×30cm)で実験を行った。また、施工現場においても同様の実験を行っている。
(添付資料)
実験資料等
添付資料の内
1.模型ゲートによる比較実験 2.然別樋門フィールド実験
3.増水時における自動開閉状況の調査 4.台風10号通過後のゲート設備の点検報告と増水時の
ゲート挙動時についての推察について
積算資料等
歩掛はなし。ゲートの積算は見積で、その都度積算
施工管理基準資料等
ダム・堰施設検査要領(案)の河川用ゲート(樋門)及び機械工事施工管理基準(案)の水門
設備を準用
その他
門柱レスゲート形式の性能比較及び一般図
特 許
実用新案
その他の
制度等に
よる証明
■1.有り(番号: )□2.出願中 □3.出願予定 □4:無し
□1.有り(番号: )□2.出願中 □3.出願予定 ■4:無し
制度名、番号
制度名、番号
証明年月日
証明年月日
証明機関
証明機関
証明範囲
証明範囲
番号
特許番号
番号
新案番号
3500388
A-4
新技術等名称
実績件数 県内現場数→
施
工
実
績
発 注 者
新技術等 申請資料(4/5) 施工実績
オートゲート(門柱レス樋門)
4
工 期
件 県外現場数→
工 事 名
及び
路河川等名称
登録No.B-04010
73
工事請負者
県江戸崎土地改良事務 2004/10/8~
所
2005/2/28
湛水防除事業小野川地区旧北部
機場付帯工事
㈱吉田推進土木
県江戸崎土地改良事務 2004/12/14~
所
2005/3/15
湛水防除事業小野川地区旧南部
機場付帯工事(その2)
㈱サンヨウ建設
県
内 花室西部土地区画整理 2004/9/28~
組合
2005/3/15
茨城県住宅供給公社
別紙シート参照
シート名:A-4(AG別紙)
2004/10/8~
2005/2/28
平成16年度調整池及びその他工事 清水建設㈱
14国補街改第1-001号藤井橋下部 岡部・白田経常
工事
建設共同企業体
㈱旭鉄工所
県
外
実績数が多い場合は,別添としても可。なお,その際も,件数についてはこの表に記入すること。
A-5
新技術等名称
新技術等 申請資料(5/5) (写真等)
オートゲート(門柱レス樋門)
登録No.B-040100
俵巻樋門(東北地方整備局秋田工事事務所)
昭栄樋門(北海道開発局帯広開発建設部)
下士幌2号樋門(北海道開発局帯広開発建設部)
愛知3号樋門(北海道開発局函館開発建設部)
伊納樋門(北海道開発局旭川開発建設部)
忠志25号樋門(北海道開発局網走開発建設部)
様式B
活用の効果 評価表
新技術名
経
済
性
工
程
調
査
項
目
品
質
・
出
来
形
安
全
性
施
工
性
環
境
オートゲート(門柱レス樋門)
従来技術名
小形水門(ローラーゲート)
単位あたりの関係するコスト(施工費、維持管理費等)と従来技術を使った場合の概算コストを比較する。
従来技術
新技術
コスト差
コスト (
1門設置
当り)
24,500,000
円
18,500,000
円
円
6,000,000
経済性
コスト差
従来技術コスト
=
/
×
100
24.5
6,000,000
24,500,000
=
/
×
100
=
%
従来技術と新技術の対応する施工サイクルについて、施工単位あたりの実施施工日数と従来技術の概算の施工日
数を比較する。
従来技術
新技術
短縮日数
5.00
施工日数(
1門設置
12.00
7.00
当り)
日
日
日
工程
短縮日数
従来技術の施工日数
=
/
×
100
5.00
12.00
42
=
/
×
100
=
%
調査内容
評価
理由
・品質は向上するか
+1
0
-1
僅かな水位差で自動開閉し操作人が不要
・出来形・精度は向上するか
+1
0
-1
扉体・戸当りが一体化で設置することが可能
・耐久性は向上するか
+1
0
-1
水密ゴムが摺動しないためゴムの損傷が少ない
・品質・出来形の管理項目は減少するか
+1
0
-1
従来型は管理項目26項目に対し本ゲートは17項目(年次点検)
・品質・出来形の管理頻度は減少するか
品質・出来形
= 合計点
5
=
調査内容
+1
0
-1
開閉機がない分、部品の磨耗・損傷によるトラブルがない
・墜落・転落事故の危険性が減少するか
+1
0
-1
門柱・管理橋がないため高所作業がない
・重機災害の危険性が減少するか
+1
0
-1
管理橋がないため重機使用の頻度が減る
・飛来・落下物災害の危険性が減少するか
+1
0
-1
・作業環境が向上するか(暗がり、騒音、狭所作業の減少)
+1
0
-1
・危険物等の取り扱いが減少するか
安全性
= 合計点
3
=
調査内容
+1
0
-1
評価
理由
評価
洪水時に樋門を操作する必要がない(維持管理)
理由
・現場での施工が減少するか
+1
0
-1
・仮設工が減少するか
+1
0
-1
・作業員の負担が減少するか
+1
0
-1
・熟練度に依存した作業が減少するか
+1
0
-1
・施工の機械化の程度は向上するか
施工性
= 合計点
=
2
調査内容
+1
0
-1
評価
管理橋、門柱がないため作業工程が短縮される
作業工程が減少する分、負担が減る
理由
・周辺の大気汚染・土壌汚染・水質汚染が減少するか
+1
0
-1
・騒音・振動・粉塵・交通規制等が減少するか
+1
0
-1
・産業廃棄物の発生量は減少するか
+1
0
-1
・周辺の自然・生態環境・景観との調和は向上するか
+1
0
-1
門柱がないため周囲の景観と調和
・省エネルギー・省資源化が向上するか
環境
= 合計点
4
=
+1
0
-1
非常時の樋門操作人が不要(維持管理)
※記入要領
①「経済性」「工程」は従来技術との比較を単位あたりの数量で行う。
②その他の調査内容に対する評価は3段階とし該当する番号に○印をつける。
従来技術に比べ優れている(+1)
〃 同等程度である(0)
〃 劣っている(-1)
③(+1)及び(-1)に○印をつけた場合は、理由を記入する。
④減点要素とも、加点要素とも判断のつかない場合は、0に○印をつけて合計点を算出する。
⑤合計点は各項目(5つ)の評価の合計点を記入する。
⑥入力は
箇所のみとする。
開閉機用動力機(エンジン)による大気汚染がない
コンクリート門柱がない分コンクリートの発生量は減少する
様式C
経済性比較表
新技術名称:
従来技術名称:
オートゲート(門柱レス樋門)
小形水門(ローラーゲート)
経済比較する条件
・同寸法のゲートの製作費、据付費 (2.0m×2.0mローラーゲート~1門)
扉体・戸当りの材質は、全てステンレス
○新技術の内訳(直接工事費)
項目
仕様
(1門当り)
数量
単位
単価
金額
摘要
オートゲート
ゲート設備
1.00
門
10,500,000
上屋設備
扉体・戸当り・開閉機
1.00
式
2,500,000
据付
1.00
式
3,000,000
一般管理費
1.00
式
2,500,000
合計
18,500,000
○従来技術の内訳(直接工事費)
項目
仕様
(1門当り)
数量
単位
単価
金額
摘要
小形水門(ローラーゲート)
ゲート設備
扉体・戸当り・開閉機
1.00
門
管理橋
L=15m
1.00
橋
3,000,000
上屋設備
1.00
式
3,000,000
据付
1.00
式
3,500,000
一般管理費
1.00
式
3,000,000
合計
12,000,000 電動ラック式
24,500,000
管理項目比較表
区 分
施設全体
設 備
機 関
機 能
巻上機
(ラック式)
非常用
開閉装置
門 扉
堤 防
項 目
内
容
従来型
樋門
オートゲート
本体
オフ
本体
躯体、擁壁門柱、異常の有無
○
○
水路
法面崩壊、土砂の堆積状況
○
○
整備
除草、伐開等の必要有無
○
○
管理橋・手摺
損傷・錆・各部のゆるみ
○
-
観測施設
水位標の有無
○
○
階段・タラップ他
操作・観測に於ける危険の有無
○
○
始動状態
○
-
発熱異音
○
-
給油の状況
○
-
試運転(ゲート上下 1 回以上)に於ける
異常の有無
○
○
クラッチ作動及び振動の状況
○
-
計器類の表示有無
○
-
ラック棒
曲り、損傷、グリス塗布
○
-
上限ストッパー
位置の確認及びボルトの有無
○
-
ラック ストッパー
ストッパーピンの有無
○
-
操作レバー
位置の確認
○
-
軸受部
オイル量、油漏れ確認
○
-
台座
アンカーボルトのゆるみ
○
-
降下速度
降下時間の確認
○
-
油圧シリンダー
油圧ホース
油漏れ、初期設定位置の寸任確認
-
-
油圧ユニット
油漏れの確認
-
-
開度計
開度計作動の確認
○
-
本体
錆・腐蝕の状況
○
○
水密ゴム
接触・損傷状況
○
○
戸当り
浮遊物・障害物・その他
○
○
吊金具
ゆるみ、割ピンの有無
○
-
コンクリート接続部の沈下・ゆるみ
○
○
法面崩壊天端状況
○
○
26
11
原動機
操作
堤防
点検項目数
合 計
オートゲート
本体
オプション
○
-
○
-
○
-
-
-
○
-
○
-
-
○
-
○
-
-
○
-
-
-
-
○
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
○
-
○
-
○
○
-
○
-
○
-
-
-
○
-
○
-
11
6