W Y O R K fro m W Y K fro m OR W Y O R K fro m NE NE C O L U M N の 川口 ッシー NE カワグチ マサヨ 「NY 在住のフリージャーナリスト。95 年に渡米し、 日本での取材番組のキャリアを生かして、テレビや NE マ W YORK f NewYork rom from 「ニューヨークで車の免許をゲット」の巻 ラジオ、インターネットにNY からリポートを発信 している。現在は、Bloomberg TV の株式リポート で活躍中。 Jump masshy.com カーチューターのY 先生の本業はアートカメラマン。自宅まで向かい に来てもらい、そこから郊外の練習しやすい場所まで移動し、マン ツーマンで実際の路上試験のポイントをレッスンしてくれます。 ここでわかったことは、路上試験に合格するにはただ運転ができ るだけじゃダメってことね。日本よりシンプルな試験とはいえ、試験 ハロー!ニューヨークの夏は涼しい日々が続いてたけど、今週か の内容も違うし、交通標識の確認の仕方や道路の優先順位の考え らは猛暑だぁ∼。ところで、郊外ライフに必要なのは車!これがな 方も違うから、プロのご指導が必要だワ。たとえば4 つ角の手前のス きゃ生活しにくいモンね。 トップサインがないところで、用心深くしたつもりで少しでも停車し そこで、私もマンハッタンの生活では、必要なかった車の免許を ようものなら、追突の原因になるということでダメがでる。また、自 取ることにした。日本の免許は帰国した際に更新しているものの、 分のほうが優先順位があるときはトットと行かないと相手車両は譲 国際免許の1 年有効は旅行者のみに適用だし、車を運転したければ、 ってくれたと思って容赦なく進んでくる。アメリカでは何でもはっき 居住者はニューヨーク州の免許が必要なわけ。 りメリハリつけるのがコツ。ま、それは日本でも同じかな、 ^^) ; まず、筆記試験の受験からスタート。マンハッタンに2 か所ある陸 2 度目の路上レッスンでは、路上試験のリハーサル。試験内容は 運局は混んでいて、なんと完了までに「4 ∼5 時間待ちも珍しくない 基本的に住宅街の走行。 「No Turn On Red 」のサインがない赤信 よ」と、聞いてたので郊外の試験場を選んだら大正解。少々電車に 号で左右をよく確認して進む練習。右折、左折のハンドルさばきと 時間がかかってもすべての行程が1 時間未満で終了したよ。さすが 走りをチェック。それからK ターンと縦列駐車の練習、と約 1 時間 日本人が多いニューヨークだけあって日本人向け のレッスンはアッという間。ココで落ちたらかっ の自動車学校も2 つあり、そこのサイトで模擬試 こわるいし、もともと運転がうまいわけでもない 験の問題もダウンロードできるという便利さ。 のでもっと練習しなきゃ! 試験自体もすこぶる簡単。しかも日本語でも受 そして迎えた路上試験当日。日本の免許学校 験できるのヨ。ここでの注意はID 証明の書類をき に依頼したら、あのY 先生が朝8 時半に自宅まで ちんと揃えていくこと。試験時間は約 10 分!そ 迎えに来てくれた。マイカーに乗り換えて最後の れも、小さな部屋の入り口で答案用紙と問題を ポイントレッスン。試験内容のおさらいをして、9 渡されるので、適当に空いている机で答えを書い て渡すだけ。全20 問のうち17 問以上正解なら合 時半に試験場に並ぶ。ちなみにその日のレッスン e-mail : [email protected] 料は受験料込みで118 ドル。試験場といっても一 格。試験費用は約 40 ドル。ちなみに日本語以外にもいろんな国の 般道。ずらりと思い思いの車で集まった生徒とインストラクターの 言語で受験可能よ。あとは日本同様、視力検査をしたら解散。後 先生たち。もちろん個人で車を持ち込んで、親や配偶者や友人と来 日、ラーナーパーミットという日本でいう「仮免」が送られてくる ても受験できるけれど、結局車の学校に頼んだ方がスムースみたい ので、これがあれば隣に免許を持っている人がいれば、車の実技練 で、ほとんどの受験者が業者に依頼してたね。 習ができるのだ。 優しそうな黒人の試験官は、なんと日本語で指示を出すのでした。 さて、次はニューヨーク州陸運局が必修と定める4 時間の講習を 「ソコミギネィ」 。 「ジュレツチューシャシテクラサイ」 。 「ハヤクハヤ 受けマス。日本人向けの自動車学校に行けば、これも日本語でOK。 ク!イソイデヨォ」なーんて、うまいんだなあ。日本に住んでいたこ 講習費は40 ドル。お弁当を持参して、午前中からうちの近所のホ とがあるそう。緊張しながらも、なんとか落ち着いてできて、試験 ワイトプレインズで受講。ベテランの日本人の先生は話がおもしろ はパス!ホッ∼。 く、彼の独演を聞いていると時間が経つのもアッという間。最後に ところで、うちから40 分のマンハッタンに行くときは、駐車する 軽く試験をして終了。落ちたら再試験だけど、まず落ちる人はいな たびにハンドルに「クラブ」という盗難防止ツールを取り付ける。ラ いような試験だよ。そして、いよいよ路上テストの予約をして帰る ジオやCD は、取り外して持ち運ぶのが常識。盗まれないようにする のだけど、運良く1 か月後をゲット。混雑時は3 か月以上待つこと 努力はかかせないよ。だから保険が高いのだけれど、車があるとやっ もあるというからラッキー! ぱり楽しいね。では、この辺で。ババイ。マッシー:) いざ、路上テストとなると日本で車を持ってた私もちょっと心配 になってきた。5 年間まったくハンドルに触れたこともないし、ドラ 今月の関連サイトはココ! イバーのマナーも悪いアメリカの左側通行ですぐ運転できるかどう 日本人のための自動車学校。ここにだいたいの情報は載ってるよ。 か、自信もナシ…。そこで、路上試験までの1 か月間に新しく購入 ■アクトドライビングスクール Jump 01 www.nymenkyoact.com したマイカーで練習しつつ、自動車学校のレッスンを2 回ほどお願い することにした。1 時間半のレッスンは1 回 60 ドル。親切で優しい ■安全自動車学校 Jump 02 www.driveanzen.com Illust : Kido Satoko インターネットマガジン/株式会社インプレスR&D ©1994-2007 Impress R&D INTERNET magazine 2000/10 385 [インターネットマガジン バックナンバーアーカイブ] ご利用上の注意 この PDF ファイルは、株式会社インプレス R&D(株式会社インプレスから分割)が 1994 年~2006 年まで 発行した月刊誌『インターネットマガジン』の誌面を PDF 化し、「インターネットマガジン バックナンバー アーカイブ」として以下のウェブサイト「All-in-One INTERNET magazine 2.0」で公開しているものです。 http://i.impressRD.jp/bn このファイルをご利用いただくにあたり、下記の注意事項を必ずお読みください。 z 記載されている内容(技術解説、URL、団体・企業名、商品名、価格、プレゼント募集、アンケートなど)は発行当 時のものです。 z 収録されている内容は著作権法上の保護を受けています。著作権はそれぞれの記事の著作者(執筆者、写真 の撮影者、イラストの作成者、編集部など)が保持しています。 z 著作者から許諾が得られなかった著作物は収録されていない場合があります。 z このファイルやその内容を改変したり、商用を目的として再利用することはできません。あくまで個人や企業の 非商用利用での閲覧、複製、送信に限られます。 z 収録されている内容を何らかの媒体に引用としてご利用する際は、出典として媒体名および月号、該当ページ 番号、発行元(株式会社インプレス R&D)、コピーライトなどの情報をご明記ください。 z オリジナルの雑誌の発行時点では、株式会社インプレス R&D(当時は株式会社インプレス)と著作権者は内容 が正確なものであるように最大限に努めましたが、すべての情報が完全に正確であることは保証できません。こ のファイルの内容に起因する直接的および間接的な損害に対して、一切の責任を負いません。お客様個人の 責任においてご利用ください。 このファイルに関するお問い合わせ先 All-in-One INTERNET magazine 編集部 [email protected] Copyright © 1994-2007 Impress R&D, an Impress Group company. All rights reserved.
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