W Y O R K fro m O L U M N の川口ッシーマ NE カワグチマサヨ「NY 在住のフリージャーナリスト。95 年に渡米し、日本での取材番組のキャリアを生かして、テレビや NE W Y K fro m OR W Y O R K fro m NE NE C NewYork W Y O R K fro m from 「唐沢さんとトニー賞を取材！」の巻ラジオ、インターネットにNY からリポートを発信している。4 月からはNHK のBS「新真夜中の王国」でNY レポートを担当するほか、毎日放送でも土曜深夜のラジオ番組（＆ウェブ）に登場している。 masshy.com 舞台を何度か休んでたけれど、当日はとても元気そうでよかったワ。受賞時のスピーチでは彼が舞台でダンスや歌を唱うのを見るのを願い、彼をずっと応援してきた母親が昨年亡くなったが、その母にぜひこの舞台を見せたかったという話をして泣けちゃったよ。ところで、この「プロデューサーズ」の舞台はチケット取得がすこハロー！今月はトニー賞の話題。トニー賞はブロードウェイで上ぶる困難よ。私がトニー賞の取材をすることが決まった5 月の最初演されたミュージカルやお芝居のなかから毎年優秀な作品に贈られの週に観ようと思って、オンラインでチェックしても、チケットマスるもので、今年で55 回目。6 月 3 日にラジオシティーで開かれた授ターに問い合わせても、すでに来年の2 月まで予約はいっぱい。ひえ賞式では「プロデューサーズ」が圧勝！ユダヤ人やゲイやヒットラー ∼∼。で、今回のコーディネイターに聞いたら、な、なんと正規のなど、タブー中のタブーを風刺たっぷりのコメディーに仕上げた舞台 6 倍の600 ドルのプレミアチケットが取れるか取れないかという状況。なんだけど、これまでの記録を破り作品賞のほか振り付け賞、作詞／それで翌朝 6 時半に劇場前に並んで10 時にオープンするチケット窓作曲賞、脚本賞など計12 部門で15 ノミネートを受け、助演とか主口に賭けた。私の前には朝 4 時半に来た建築家とカリフォルニアか演賞で重複しているのを除くと全部門を制覇したの。らの看護婦さんがいて私は3 人目。結局この日はキ主演は映画「バードケイジ」のオカマ役で優れたャンセルチケットも1 枚もナシでガクッ。だけど、翌演技を見せたネイサン・レインと映画「ワーゲーム」日のマチネー（昼公演）の「パーシャルビュー」との子役からバリバリの俳優に成長したマシュー・ブいう少し舞台の横が観えにくい2 階のボックス席をゲロードリック。作者のメル・ブルックは元コメディアットできてラッキー！この席も他の席と同様ブロンで、1968 年に映画化した作品を今度はミュージカードウェイ史上最高値の1 枚 100 ドル。帰りに念押ルで再現して、またまた大成功を収めたわけ。めちしで、ウォルドフアストリアホテルのチケット窓口にゃ面白いよ＠＠！見る価値アリ。も依頼して帰宅。これがいけなかった。翌日、昼の公演を観て感激してうちに戻ったら、実は今回私はNHK-BS の2 時間番組でトニー賞取材のお仕事があり、日本から来た俳優の唐沢寿明さなんとウォルドフから電話があり、いい席が169 ドルんと一緒にマンハッタンの劇場などを3 日間ロケしてで取れたがキャンセルはできないという。郊外からまリポートする機会があったの。唐沢さんはトレンディたタイムズスクエアに逆戻り。それでも今度は正面ー俳優というイメージだったけれど、お会いしたら飾らない自然体の、話しやすく役者魂の強い仕事熱心 e-mail : [email protected] な真面目な人という印象。スタッフ共々楽しくお仕事できました。のいい席で観れたから大満足だったけど。とにかく、笑える3 時間なのだ。おすすめよ。ところで、リバイバル部門のベストミュージカルに選ばれた「42nd この番組のおかげで、授賞式は会場で生で観ることができたのよ！ street 」には日本人のダンサーの女性が出てるよ。プロデューサー以前グラミー賞の授賞式をマジソンスクエアガーデンで観たとき以来のエドにインタビューできたけど、彼のおかげで、ここの舞台裏を公の興奮！入場者は正装が基本なので、唐沢さんもタキシード姿。私演時間ぎりぎりまで取材させて頂いた。作品のほうも、見応えたっも淡い桜色のシルクのドレスと透けるショールで、髪もアップにして、ぷりのタップダンスに魅了されるよ。おしゃれして入場。さすがに演劇の世界ね。女性は黒や色とりどり私がここんとこ観た作品をいうと、以前、私も日本でサンドラ役のドレス、男性はタキシードという華麗な装いで、これこそアメリカで舞台をやったことのある「かっこうの巣の上で」は、映画「フォのエンターテインメントの世界！という感じのエレガントな夜でしレストガンプ」の船長役の役者、ゲーリー・シニースが主役。これた。席も左のブロックの前から6 番目で、ノミネートされている俳優も泣けた。また「コーラスライン」の音楽を手がけたエドという作曲や女優さん達のすぐ近くで、名前を呼ばれた受賞者が歩いていくの家の生涯を描く「クラスアクト」はCD も買って入れ込んだし、おが目の前という格別の場所。馴染み「ロッキーホラーショウ」もNY らしい舞台。警官に扮したス受賞の発表は夜 8 時スタートで、まずは振り付けや脚本、音楽、トリッパーが真っ裸になる「フルモンティー」は照明の逆光効果で照明や舞台装置、オーケストラなど、制作スタッフに焦点を当てた見えなくしてあるけど、ラストは本当にパンツまで脱いじゃうの。ト賞の発表。合間に舞台からの抜粋のダンスや歌、または芝居の一部ニー賞の舞台でもマジで脱いじゃったのよ！なにはともあれ、トニーを見せてくれる楽しい演出で、11 時までの3 時間も意外に短く感じ賞のおかげでいろいろ体験できたのでした。じゃ、またね。マッシーてしまうの。アメリカの生放送の司会はこのあと主演男優賞を獲得することになるネイサン・レインとノミネートはされたけど受賞は逃したマシュー・ブロードリックのコンビ。いかにもという演出だよね。ネイサンはこのところ体力的に相当お疲れで、トニー賞の前には今月の関連サイトはココ！ ■トニー賞のオフィシャルサイト Jump 01 www.tonys.org ■ PLAYBILL の情報サイト Jump 02 www.playbill.com Illustration : Kido Satoko インターネットマガジン／株式会社インプレスR&D ©1994-2007 Impress R&D INTERNET magazine 2001/8 389 ［インターネットマガジンバックナンバーアーカイブ］ご利用上の注意この PDF ファイルは、株式会社インプレス R&D（株式会社インプレスから分割）が 1994 年～2006 年まで発行した月刊誌『インターネットマガジン』の誌面を PDF 化し、「インターネットマガジンバックナンバーアーカイブ」として以下のウェブサイト「All-in-One INTERNET magazine 2.0」で公開しているものです。 http://i.impressRD.jp/bn このファイルをご利用いただくにあたり、下記の注意事項を必ずお読みください。 z 記載されている内容（技術解説、URL、団体・企業名、商品名、価格、プレゼント募集、アンケートなど）は発行当時のものです。 z 収録されている内容は著作権法上の保護を受けています。著作権はそれぞれの記事の著作者（執筆者、写真の撮影者、イラストの作成者、編集部など）が保持しています。 z 著作者から許諾が得られなかった著作物は収録されていない場合があります。 z このファイルやその内容を改変したり、商用を目的として再利用することはできません。あくまで個人や企業の非商用利用での閲覧、複製、送信に限られます。 z 収録されている内容を何らかの媒体に引用としてご利用する際は、出典として媒体名および月号、該当ページ番号、発行元（株式会社インプレス R&D）、コピーライトなどの情報をご明記ください。 z オリジナルの雑誌の発行時点では、株式会社インプレス R&D（当時は株式会社インプレス）と著作権者は内容が正確なものであるように最大限に努めましたが、すべての情報が完全に正確であることは保証できません。このファイルの内容に起因する直接的および間接的な損害に対して、一切の責任を負いません。お客様個人の責任においてご利用ください。このファイルに関するお問い合わせ先 All-in-One INTERNET magazine 編集部 [email protected] Copyright © 1994-2007 Impress R&D, an Impress Group company. All rights reserved.