OPEN MIDDLEWARE 時代が変わっても決して変わらない「信頼性」への要求。 EP8000×HiRDB 高信頼データベースサーバ 従来メインフレーム集中型が主流だった業務システムの形態は、 C/Sシステムを経て、 Webシステムへと大きく変化 しています。 しかし、 どんな状況になろうと決して変わらない信頼性への厳しい要求。 たとえ１日数時間という短い稼 働時間でも、 ビジネスの根幹を支えるデータベースサーバにシステムダウンは許されません。 このようなミッションク リティカルなビジネスに、 日立はハードウェア、 ソフトウェア、 サービスすべての領域で 「信頼性」 にこだわったベストプ ハイアール・ディービー ラクティススイーツ 「EP8000×HiRDB 高信頼データベースサーバ」 を提供します。 すべては、 お客さまのビジネスの ために。 日立がこだわり続ける 高信頼化への取り組み このようなビジネスの根幹を支えるべく誕生 障害ではとまらないノンストップ志向のデー した「EP8000×HiRDB 高信頼データベー タベースサーバを構築。さらにホットスタン スサーバ」は、高信頼UNIXサーバ「EP8000」 バイ構成では待機系サーバへの切り替え とノンストップデータベース「HiRDB」 、そしてシ 時間十数秒という世界最高速レベルを達 24時間365日稼働し続けなければならな ステムコンサルティングからサーバ設計・構 成する一方で、ビジネスへの影響を最小限 いシステムはもちろん、1日数時間、1週間に 築を短期間で実現する「プラットフォームソ 度に食い止める高速リカバリ機能やサポー 十数時間しか使わないシステムでも、それ リューション」を組み合わせたベストプラク トサービスを充実させました。 が企業の経営戦略を支え、コアコンピタン ティススイーツです（図1） 。 時代やシステム形態が変化しても、求め スを維持するシステムならば、それらすべ 日立の長年にわたるメインフレーム開発 られる信頼性は変わらない−−お客さまの てが「ミッションクリティカルシステム」にほか で培った、基幹製品の自社開発にこだわる 一貫したニーズに、日立は「EP8000× なりません。 技術。その技術が、EP8000×HiRDB高信 HiRDB 高信頼データベースサーバ」でお 例えばお客さまにサービスを提供する 頼データベースサーバにも受け継がれてお 応えします。 システムの基盤となるデータベースサーバ り、メインフレームクラスの安心感をオープ がダウンすれば、その瞬間にビジネスは停 ンシステムでも実現しています。そんな日立 止し、企業を支えるサプライチェーンの流 だからこそ、仮にシステムに障害が発生し れも停滞してしまいます。それは、単純にビ たときにもワンストップで迅速に復旧できる ジネスチャンスを失うだけでなく、企業価値 のです。例えば万一のシステムダウンに備 検査」 の低下にもつながってしまうでしょう。 え、データベースリソースを冗長化し、単一 お客さまの納入構成での厳しい品質検 止めないための、 高信頼化への取り組み ■トラブルを未然に防止する「厳しい品質 HAモニタ 障害 EP8000×HiRDB HA Booster 実行系 系切り替え 系切 待機系 EP8000×HiRDB 系切替機構 障害 動通知 障害自動通知 系切替機構 HA Booster HAモニタ 共有ディスク 共有 SANRISEシリーズ SANRISE ハードウェア ●オープン&ミッションクリティカルサーバEP8000 ソフトウェア ●ノンストップデータベースHiRDB ストレージ サービス ホットスタンバイ構成 ●日立ディスクアレイサブシステムSANRISE ●高信頼データベースサーバを支える プラットフォームソリューション DBServer 日 立 の 高 信 頼 プ ラットフォー ム 図1 日立のベストプラクティススイーツ「EP8000×HiRDB高信頼データベースサーバ」 19 はいたっく2004-12 All Rights Reserved,Copyright ©2004,Hitachi,Ltd. OPEN MIDDLEWARE ■エラートレース機能強化よる迅速な障 査により、導入初期段階のトラブルを未 イング（保持）することで、お客さまがシ 然に防止。さらに、ハードウェア障害時に ステムダウンに気づくことなく業務継続 害原因究明 は、故障個所の早期検出・診断により障 できるシステムを提供します。 サーバとストレージをつなぐFCアダプタ やディスクドライバにおいて、障害原因を特 害部位の動的な切り離しを行うなど、さ まざまなシーンにおいて高可用性を実現 します。また、サービスを継続したままの 迅速な復旧も可能です。 ■業務を止めない 「高速ホットスタンバイ」 「EP8000×HiRDB高信頼データベース サーバ」では万一のシステム障害に備え、 ホットスタンバイ構成により十数秒という 世界最高速クラスの系切り替え性能を実 現しています。例えば日立のクラスタソフト ウェア「HAモニタ」との連携による障害検 知時間の短縮に加え、ハードウェアレベル での切り替え時間も短縮するEP8000の 「 系 切 替 機 構 」や AIX 拡 張 機 能「 HA Booster Pack for AIX」を独自開発。日 立だけの最先端技術により、ミッションクリ ティカルシステムの安定稼働を支えます。 ■ダウンタイムをゼロにする「トランザク ションキューイング機能」 ■高性能と高可用性を両立する 定するためのきめ細やかなトレース情報を 「Active-Activeクラスタ」 取得できるだけでなく、お客さまのサーバ サーバ障害が発生しても、残りの実行 が検知したイベント（事象）を「日立ソリュー 系サーバに負荷分散できるActive-Active ションサポートセンタ」に 自 動 通 報 する クラスタ（スタンバイレス系切り替え）に 「ASSISTシステム」を提供。万一の際、十分 も対応でき、高性能と高可用性を両立で な情報に基づいたタイムリーな対策で、復旧 きます。 時間を短縮します。 迅速かつ確実な クラスタ構成を実現 迅速な復旧への取り組み ■圧倒的なスピード感でシステムを復旧 高信頼データベースサーバの基盤となる 万一の際、各システム要素がブラック クラスタシステムの構築において、要求され ボックス化したオープンシステム環境にお る高信頼性を実現するためには、ハード、 いて、障害部位を切り分け、原因を究明す OS、ミドルウェアと多岐にわたり複雑な設 ることは容易ではありません。EP8000× 定やチューニングが不可欠です。 HiRDB高信頼データベースサーバは、ハー 日立では、高度化、複雑化するクラスタ ドウェア、ソフトウェアの主要コンポーネン システムの設計、構築に精通し、EP8000と トを日立で開発しているため、 障害情報を HiRDBによるシステム構築の勘所を押さえ すみやかに開発技術者へ展開し、ハード、 たスペシャリストによるプラットフォームソ 十数秒オーダーというごくわずかな系 OSだけでなく、複雑なデータベースのロ リューションをご提供。より短時間で、よ 切り替え時間でも、極めて大量のトラフィッ ジックまでも考慮した原因究明と対策が り高品質なプラットフォームの安定稼働 クを処理する必要のある業務では多数の 可能です。お客さまへの迅速なワンストッ が可能となり、お客さまは本来の業務に 集中していただけます。 トランザクションがエラーになります。 プサポートをご提供しますので、復旧ま この間の新規トランザクションをキュー 導入事例「営業支援システム」 サーバ障害さえも気にせずにすむ、その安心 感と性能が魅力です。 全国の端末から一斉にデータを送るピーク時 点でも期待どおりのレスポンスと抜群の安定 性能を示しました。平日のコア・タイムのシ ステムダウンは全国の窓口サービスを混乱さ せ、多大な損失を招いてしまいます。実行系 サーバに障害が発生した場合でも、十数秒と いう速さで待機系にフェイルオーバーできる ので、業務停止を最小限に抑えられます。 での所要時間を大幅に短縮できます。 支店A 本社 支店B Web/APサーバ 支店C WAN ●顧客が窓口で記入する伝票の読み 取りから承認までをワークフロー化 ●全国100店舗、1,700台の端末か ら利用され、ピーク時には4万件/時 の取引を処理 ●平日9時から17時までのシステム ダウンが許されない 秒数オーダー ↑ ス ル ー プ ッ ト 実行系 待機系 時間→ お問い合わせ先 （株）日立製作所 エンタープライズサーバ事業部 第一マーケティング部 TEL（03）5471-3270 ■ 製品ホームページ http://www.hitachi.co.jp/EP8000 http://www.hitachi.co.jp/hirdb/ はいたっく2004-12 All Rights Reserved,Copyright ©2004,Hitachi,Ltd. 20
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