第2号(8月1日) - 新潟県立栃尾高等学校

新潟県立栃尾高等学校
平成26年8月1日号
校長
太 田 洋 一
1 校長挨拶
本校では、7月25日(金)から8月26日(火)ま
での1ヶ月間夏季休業に入りますが、高校生にとっ
て、この7月から8月は非常に大切な期間です。
7月1日にハローワークから求人票が公開され、
3年生の就職希望者はいよいよ志願先企業の具体的
な選択に入ります。8月下旬には履歴書等を作成し、
9月16日(火)から始まる各企業での選考を受験し
ます。進学希望者は、大学、専門学校等のオープンキャンパスに参加するなどし、将来の職業選
択を踏まえた進学先の選定を行います。9月に入ると推薦入試、AO入試等が始まります。こうし
た中、学校では個々の生徒に応じた面接指導や履歴書作成指導、そして進学補習等が行われます。
また、2年生は、7月下旬に多くの生徒がインターンシップに参加しました。小・中学校でも
ほとんどの生徒が体験しているインターンシップですが、本校では、就業体験として将来の職業
を強く意識した参加を促し、勤労観・職業観及び進路選択への積極性の醸成、学習意欲の向上、
「基
礎的・汎用的能力」の育成等を目標に置き、キャリア教育の中で重要な位置づけをして取り組ん
でいます。
一方、1年生は、7月初旬に「上級学校見学」として中越地区の大学、専門学校等を訪問し、
早期から卒業後の進路を意識した学校生活を送ることができるよう指導を行いました。
これら以外にも、7月24日(木)には、全学年一斉の進路学習を実施し、各学年の学習目標に
合わせて、企業人等からの講演や仕事別ガイダンス、大学・専門学校等の個別説明等を行い、進
路に向けての意識啓発や、就職・進学に向けての具体的な準備を促しました。
本校の生徒は、およそ半数が高校卒業後に就職します。また、進学する生徒も、進学先を卒業
した後の職業人としての人生をしっかりと意識して進学先を決定する必要があります。これから
の何十年かの職業人としての人生を円滑にスタートするためには、高校
3年間は非常に重要です。本校は、総合学科としての特色を生かし、入
学時から系統的に継続してキャリア教育に取り組んでいます。もちろん、
キャリア教育は進路学習だけによって成り立つものではありません。部
活動や生徒会活動、奉仕活動等への参加も、「基礎的・汎用的能力」の
一つである人間関係形成能力や自己管理能力を
高める上で極めて有用です。
この1ヶ月間、通常の授業だけでは得られな
い様々なことを体験、習得し、希望する進路の
実現に向けて大きく前進してほしいと思ってい
ます。今後も、地域の皆様方からのご支援・ご
協力をどうかよろしくお願い致します。
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2 主な学校行事等について
(1) 夏季休業日
7/25(金)~8/26(火)
(2) 6、7月の学校行事
・6/3 体育祭
・6/10~17 保護者面談
・6/13 第1回硬筆・毛筆検定試験
・6/18 避難訓練
・6/12 進路ガイダンス(2年)
・6/15 全商珠算電卓検定試験
・6/20 第1回漢字検定試験
・6/26~7/1 第2回定期考査
・7/1 求人開始
・6/25 PTA下校指導
・6/29 全商ワープロ実務検定試験
・7/2 進路ガイダンス(3年)
・7/3 上級学校見学(1年)
・7/9 三条管内合同企業説明会(3年)
・7/12 小論文模試
・7/15 長岡管内合同企業説明会(3年)
・7/24 進路学習(1~3年)、全校集会
・7/29 中学生体験入学
・7/31 第1回学校評議員会
・7/下旬 インターンシップ(2年)
(3) 8、9月の学校行事(予定)
・8/6 県立専門高校メッセ
・8/23 小論文模試・実力模試
・8/27 全校集会、基礎力テスト
・9/4 バイク実技講習会
・8/30 実力模試
・9/21 全商情報処理検定試験
3 協力・調和・連帯感、そして団結力を見せてくれた体育祭
6月3日(火)の体育祭当日は、まさに熱
い一日となりました。学年縦割りの4つの団
に分かれ、スローガンである「力戦奮闘~天
下五冠を目指して燃えまくれ~」のもとに、
「競技、応援、マスコット、衣装、総合」の
5つの部門で競い合いました。全力を尽くし
て努力している姿は、観戦している私たちに
感動を与えてくれました。
また、善昌寺保育園の園児の皆さんからも、
本校生徒と一緒に「アンパンマンレース」に
参加していただき、楽しい時間を過ごしてい
ただきました。
ご来場いただきました保護者や地域の皆
様、ご声援ありがとうございました。
4 校歌CDを贈呈いただきました
7月8日(火)、本校同窓会から1年生に校歌CDが贈呈されました。この校歌CDは、一般財
団法人鶴城奨学会が平成25年度事業の一環として作成し、同窓会に寄贈されたものです。同窓会
では、校歌CDを有効に活用する方法を検討した結果、本校新入生に1日も早く校歌を覚えても
らい、伝統ある栃尾高等学校生としての自覚と誇りを持って学校生活を送ってもらいたいという
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願いから、新入生全員に校歌CDを配付することとしました。
なお、鶴城奨学会は、栃尾高等学校の創立60周年記念事業の一環として、地域社会の有能な人
材育成を目的として設立された一般財団法人であり、昭和50年以降、奨学金の給付を主な事業と
して行ってきました。これまでの奨学金の給付は、平成25年度まで延べ320名となり、人材育成に
大きく貢献しています。この他、平成23年度から教育振興・助成・支援の事業も行っています。
「栃尾タイムス」(H26.7.15)
5 全国大会「いばらき総文祭2014」に参加してきました
平成26年7月27日(日)から31日(木)に、茨城県で開催された「全国高
等学校総合文化祭(茨城大会)」書道部門に、本校3年の梶山侑香さんが参
加してきました。昨年の11月に開催された新潟県総合文化祭の書道展におい
て全国大会への切符を手にし、この度の参加となったものです。
出品した作品の題名は「臨 魏霊蔵造像記」、釈文は「捨百鄣則鵬擊龍花悟
無生則鳳昇」で、出展は「中国法書選 龍門二十品<上>」です。
この作品は、文字の形がまだ完成されていない時代のものであるため、素
朴さと力強さを表現したものとなっています。
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6 「県立専門高校メッセ」に参加します
既に、「橡峰通信」(平成26年6月1日号)でお伝えしたように、8月6日(水)にアオーレ長
岡を会場として開催される「県立専門高校メッセ」(新潟県教育委員会主催、長岡市教育委員会共
催)に本校が参加します。そのリーフレットができました。
本年度は、家庭科と工業科の内容に係わる“ものづくり体験”(香袋、オリジナルキーホルダー
の作成)をとおして、本校生徒が一生懸命、栃尾高校の魅力を伝えていきますので、是非、多く
の皆様、特に中学生の皆様からのご参加をお待ちしています。
栃尾高校
栃尾高校の魅力を体験(香袋・キーホルダー作成)
7 校舎大規模・耐震改修工事が始まりました
本校記念館(同窓会館)の大規模改修工事が7月10
日から始まりました。9月末までの予定で行われるこ
ととなっており、本校にお越しの際は、駐車場の一部
が使用できないなど、ご不便をおかけすることとなり
ますが、何とぞご理解とご協力をお願い申し上げます。
記念館(7月18日撮影)
残暑厳しきおり、皆様方におかれましては、どうかお体にご留意ください。
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