施工・使用上のご注意さくれ、入り皮、割れ、若干の反りが生じる場合があります。特に柱に関して、割れたものと割れていないもので強度に差はないことが試験機関により証明されています。木製品の特性上避けられない現象であることをご了承ください。 ●ささくれなどが生じた場合は、ケガ防止のため、速やかにヤスリがけやサンドペーパーによる処理、木製品用パテによる補修を行ってください。また塗装されている場合はサンドペーパーで処理後、当社「木製ペイント缶」で上塗り塗装をしてください。 ●経年変化により表面に細かい割れが生じる場合がありますが、強度に大きな影響はありません。 ●使用強度上、差し支えのない範囲で（貫通していない）ヒビが生じる場合があります。〈抜け節について〉 ●表面に節や抜け節が出ている場合や、それらにパテ補修を施している場合がありますが、木の強さに影響はありません。 ●天然木のため、節の多いものと少ないものがあります。〈工場塗装品について〉 ●お届けした商品によっては、塗装の濃淡がある場合があります。これは木材の持つ表面の個体差を生かした浸透性塗装（ホワイト塗装を除く）によるもので、木の軟らかい部分と節などの硬い部分では色味に濃淡が生じます。特に硬い部分では色が浸透しにくく、工場塗装品であっても全く均一にならないことを、あらかじめご了承ください。すべての色を合わせる必要がある場合は、素材を確認しながら現場塗装をおすすめします。 ●塗装のツヤの有無は塗料の浸透度の差によるもので、数カ月ほどで馴染んで落ち着いていきます。 ●工場塗装品であっても定期的なメンテナンスが必要になります。ウッドデッキは約半年から1年。その他の商品は、1∼3 年程度での再塗装をおすすめします。膜がはがれたり、割れたりする場合があります。その場合は塗装をすべてはがしてから再塗装をしてください。〈タンモクウッド、タンモクスプルースについて〉 ●タンモクウッド、タンモクスプルースのデッキは床面にキズがつきやすいので、ガーデンファニチャーを引きずったり、重くて硬い物体を落下させないでください。 ●雨や紫外線の影響により、色あせが生じますが、防腐性能等に影響はありません。 ●無塗装の場合、屋外に設置後1年以内で紫外線などによる表面の色あせが発生しますが、木材の性能には影響ありません。また降雨後などに、ビス周辺に黒シミが発生する場合がありますが、すみやかにサンドペーパーなどで軽く削れば簡単に除去することができます。〈タンモクウッド枕木について〉 ●タンモクウッド枕木は無塗装品です。紫外線による色あせが生じます。 ●タンモクウッド枕木を塗装する際は、必ず油性の浸透性塗料を使用してください。〈カナディアンシリーズについて〉 ●カナディアンシリーズは木の性質上、樹液が出ます。雨などにさらされて木材から流れ出た樹液が、モルタル部分と反応して壁面などを汚す恐れがあります。また木材に含まれる成分（タンニン等）が、金属（鉄分）やアルカリ成分と反応して黒ずむことがあります。これらは木材が腐朽などの害から自らを守るための抵抗成分です。高い耐久性を維持する特性としてご理解ください。〈メンテナンスについて〉 ●雨や紫外線による色あせ、含水率減少によるヤセや割れといった経年変化が生じます。長く使っていただくために、定期的なメンテナンスをおすすめします。 ●ウッドデッキは歩行による摩擦や、紫外線や風雨による影響を受けやすくなっています。使用頻度や環境条件にもよりますが、約半年から1年ごとに再塗装することをおすすめします。メンテナンスがデッキをより一層長持ちさせます。 ●その他の商品は、約1∼3年を目途に再塗装してください。補修塗料には当社「木製ペイント缶」をおすすめします。〈色漏れについて〉 ●天然木製品は雨等により、樹液やACQが漏れ出す可能性があります。塗り壁化粧材やブロック、床面などにシミ状の汚れを引き起こす可能性がまれにあります。特に薄い色の塗り壁の場合は汚れが目立ちますので、可能な限りそのような場所への施工を避けていただくか、濃い色味の塗り壁材をご選択いただくなどの対処をお願いいたします。製造において十分な管理をしていますが、天然木製品の特性上、避けられない現象ですのでご了承ください。〈e-ウッドのホワイト塗装について〉 ●ホワイト塗装の場合、内部から木材本来の成分が表面に出て、塗装成分と反応し、青緑色の模様が浮き出ることがあります。木材の特性上、避けらなれない場合がありますが、商品の使用には差し支えありません。 ●ホワイト塗装は発色をよくするために、木の表面に塗膜を作るタイプの塗料です。経年変化による木材の変形により、塗 913