ppt - 村田研究室

advanced network architecture research group
advanced network architecture research group
研究背景
z
A Study on Routing Algorithms
with Delayed Link State Information
for Distributed Lightpath Network
分散型光パスネットワーク
z
z
各ノード間で同一波長からなる
光パスを設定し、
を設定し、
各ノード間で同一波長からなる光パス
データ伝送
z ノードそれぞれが経路
・波長を選択し波長を予約
ノードそれぞれが経路・
予約の競合により、光パス設定要求が棄却
z
リンク利用情報を配布し、競合を回避する必要
λ1
λ2
村田研究室
徳 隆宏
N1
N4
2:N4への転送要求
棄却
e-mail: [email protected]
[email protected]
N5
2:N4への転送要求
2005/2/18
1
2005/2/18
N2
N3
advanced network architecture research group
advanced network architecture research group
z
分散環境に起因する問題
z
z
z
分散型光パス設定の構成要素
z
伝搬遅延により情報が古くなる
伝搬遅延により情報が古くなる
頻繁に情報配布すると負荷が増大
z
リンク利用情報の配布・波長予約方式(光パス設定
でのシグナリング)・経路選択方式
研究内容
z
古いリンク利用情報による棄却性能への影響を調査
z
新しい経路選択方式を提案・評価
新しい経路選択方式を提案・評価
z
GMPLS標準に従い実装
GMPLS標準に従い実装
z
z伝搬遅延・情報配布の頻度が
z
棄却性能に及ぼす影響の評価
z古い情報による影響が小さい光
パス設定方式の検討
目的
2005/2/18
z
z
3
advanced network architecture research group
光パス設定完了まで、経路選択・パス設定を繰り返す
z
従来方式
z
z
z
z
評価指標:パス設定要求到着時からパス設定完了までの時間
z
z
最小ホップ数経路選択
最小負荷経路選択
z
z
負荷 : 経路におけるリンクの予約波長数の最大値
ハイブリッド型経路選択:1
ハイブリッド型経路選択:1回目を最小ホップ、2
回目を最小ホップ、2回目以降を負
荷の低い順に選択
z
z
4
リンクごとの波長多重数
リンクごとの波長多重数 : 8(+1 制御用)
光パス設定要求 : ノードペアごとに均等にポアソン到着
ノードペアごとに均等にポアソン到着
光パス保持時間:指数分布
光パス保持時間:指数分布 平均 1.0 [ms]
ノードでの処理遅延時間:0
ノードでの処理遅延時間:0
リンク利用情報広告:15
秒ごと、または変化があるたびに広告
リンク利用情報広告:15秒ごと、または変化があるたびに広告
パス設定失敗時のバックオフ時間:0.1
[ms]
パス設定失敗時のバックオフ時間:0.1[ms]
z
提案方式
z
リンク利用情報配布方式の検討
波長多重度のスケーラビリティの調査
advanced network architecture research group
棄却時は光パスを再設定
z
リンク利用情報の配布間隔が大きい場合の性能低下を評価
リンク利用情報の配布間隔が大きい場合の性能低下を抑制
評価モデル
評価モデル
z
z
光パス設定時に情報収集可能な波長予約方式を評価
2005/2/18
経路選択方式の提案
z
2
研究内容
問題点と研究の目的
問題点と研究の目的
問題
1:N4への転送要求
1回目:遅延の影響が少なく、かつ利用波長数が少ない
2回目以降:負荷分散の効果
N2への転送要求
N4
N1
高負荷
中負荷
N6
49ノードネットワークトポロジー
49ノード・91リンク・平均ノード間距離 6.06
平均リンク伝搬遅延時間: 0.59 [ms]
低負荷
2005/2/18
5
N2
N3
2005/2/18
6
N5
1
advanced network architecture research group
advanced network architecture research group
ハイブリッド型経路選択の性能評価
ハイブリッド型経路選択の性能評価
z
定期的な
定期的な 情報交換による性能への影響評価
情報交換による性能への影響評価
リンク伝搬遅延による性能への影響の評価
z
z
z
Ideal case :情報を遅延なしに取得
その他:予約状況に変化があるたびに交換
情報交換頻度による影響を評価
z
z
定期的に情報を交換(15
秒ごと):T=15sec
T=15sec
定期的に情報を交換(15秒ごと):
予約状況に変化があるたびに情報を交換:T=0
予約状況に変化があるたびに情報を交換:T=0
200
120
ハイブリッド型経路選択
average setup time [ms]
160
200
100
80
遅延なしで情報を得た
最小負荷経路選択と
ほぼ同等の性能
60
40
20
最小ホップ数経路選択
180
average setup time [ms]
140
最小ホップ数経路選択
最小負荷経路選択
最小負荷経路選択 (ideal case)
180
最小負荷経路選択 T=15sec
最小負荷経路選択 T=0
ハイブリッド型経路選択 T=15sec
ハイブリッド型経路選択 T=0
160
140
120
100
80
リンク利用情報への依存が
小さいため、性能低下を抑制
60
40
20
3.0
2.5
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
request rate [requests/ms]
2005/2/18
3.5
4.0
4.5
5.0
request rate [requests/ms]
7
2005/2/18
8
advanced network architecture research group
まとめと今後の課題
z
分散型光パスネットワーク
分散型光パスネットワーク
z
古いリンク利用情報による棄却性能への影響を調査
z
z
z
新しい経路選択方式を提案
z
z
z
リンク利用情報の配布間隔が大きい場合の性能低下を抑制
従来方式よりもパス設定時間を短縮
GMPLS標準に従い実装・評価
GMPLS標準に従い実装・評価
z
z
z
従来の経路選択方式では性能が低下
バックワード型波長予約方式での情報収集が有効
閾値型情報配布は頻繁な配布より最大パス設定到着率を改善
波長多重度のスケーラビリティを評価
今後の課題
z
2005/2/18
耐故障性を備えた経路制御方式の検討
耐故障性を備えた経路制御方式の検討
9
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