その他の乳製品 - 農林水産省

25国際第1173号
関税割当公表第55号
平 成 26年 度 の 「 そ の 他 の 乳 製 品 」 の 関 税 割 当 て に つ い て
とうもろこし等の関税割当制度に関する省令(昭和40年農林省令第13号)第
6条の規定に基づき、「その他の乳製品」の関税割当てに関する事項を下記の
ように定めます。
なお、平成26年度の本関税割当制度は、関税定率法等の一部を改正する法律の
成立及び施行をもって有効となります。
平成26年3月11日
農 林 水 産 省
記
第1
1
割当対象物品、割当数量及び通関期限
割当対象物品
関税暫定措置法(昭和35年法律第36号)別表第1第0401.10号で定
義される「その他の乳製品」であり、以下の各号に該当する物品
第0401.10号
第0401.20号
第0401.40号
第0401.50号
第0403.10号
第0403.90号
第0404.90号
第1806.20号
第1806.90号
第1901.10号
第1901.20号
第1901.90号
第2101.12号
第2101.20号
第2106.10号
第2106.90号
2
割当数量<注>
3
通関期限
第2
別途公表
平成27年3月31日
関税割当申請書受付及び関税割当証明書発給の担当課
農林水産省大臣官房国際部国際経済課
なお、第4の4に係る申請書の受付けについては、平成26年4月21日(月)
に農林水産省本館7階講堂で行う。
第3
関税割当申請書の提出期間及び提出時間
1
提出期間
次に掲げる期間とする。
ただし、(3)に掲げる期間については、それ以前の期間に行われた申請に対
する割当てに残量が生じた場合及び平成26年11月30日までに返却された関税
割当証明書に未使用部分が生じている場合にのみ関税割当申請書を提出する
ことができる。
(1) 第4の1、2又は3のいずれかに該当する者について
平成26年4月1日(火)から同年4月9日(水)まで
(2) 第4の4に該当する者について
平成26年4月21日(月)から同年4月24日(木)まで
(3) 第4の5に該当する者について
別途公表
2
提出時間
第4
午前10時から正午まで及び午後2時から午後4時まで
関税割当申請者の資格
次のいずれかに該当する者
1
平成25年度において、平成25年度の「その他の乳製品」の関税割当てに
ついて(平成25年3月11日付け24国際第1075号関税割当公表第55号)の第
4の1及び2に基づく「その他の乳製品」の輸入実績を有する者
2
平成25年度において「その他の乳製品」を購入し、使用した実績を有し、
かつ、平成26年度において「その他の乳製品」を使用する者
3
アイスクリームの製造施設を有し、平成26年度内に確実にアイスクリー
ムを製造する者であって、農林水産省生産局長(以下「生産局長」という。)
が適当と認める者
4
平成25年度において、関税率表第1部から第4部までに属する貨物の輸
入実績を有する者であって、平成26年度において「その他の乳製品」を自
ら輸入し、かつ、販売又は使用する者
5
平成26年度において、本公表第4の1、2又は3の資格による割当てを
受けており、平成26年度内に当該割当数量の全量を通関することが確実で
ある者
第5
1
関税割当申請書に添付すべき書類
第4の1に該当する者のうち
(1) 「その他の乳製品」を原料として、食品等を製造する者の場合
ア
平成25年4月1日から平成26年3月31日までの間の「その他の乳製
品」を使用した食品等の製造実績数量等一覧表(別記様式1)
イ
平成26年4月1日から平成27年3月31日までの間の「その他の乳製
品」を使用する食品等の製造計画数量等一覧表(別記様式2)
ウ
下記の書類及び資料
( ア ) 食品等製造工場名及びその所在地を記載した書類
( イ ) 工場配置図(縮尺:千分の一)
( ウ ) 製造機械配置略図(縮尺:百分の一)
( エ ) 工場工程見取図
( オ ) 会社の登記事項証明書(個人にあっては、住民票)
( カ ) 輸入商品説明書(別記様式3)
ただし、平成25年度における割当実績を有する者であって、申請時
点において( ア )から( オ )までの書類の内容に変更のないものは、( ア )から
( オ )までの書類の添付を必要としない。
エ
この関税割当てにより割当てを受けた「その他の乳製品」を輸入時
と同一状態で転売しない旨の誓約書
(2) 「その他の乳製品」を自ら輸入し、かつ、販売する者の場合
ア
平成25年4月1日から平成26年3月31日までの間の「その他の乳製
品」の輸入実績及び販売実績等一覧表(別記様式4)
イ
平成26年4月1日から平成27年3月31日までの間の「その他の乳
製品」の販売計画等一覧表(別記様式5)
ウ
下記の書類及び資料
( ア ) 会社の登記事項証明書(個人にあっては、住民票)
( イ ) 輸入商品説明書(別記様式3)
2
第4の2に該当する者の場合
(1) 平成25年4月1日から平成26年3月31日までの間の「その他の乳製品」
の購入実績表(別記様式8)及び「その他の乳製品」を使用した食品等
の製造実績数量等一覧表(別記様式1の2)
(2) 平成26年4月1日から平成27年3月31日までの間の「その他の乳製品」
を使用する食品等の製造計画数量等一覧表(別記様式2)
(3) 下記の書類及び資料
ア
食品等製造工場名及びその所在地を記載した書類
イ
工場配置図(縮尺:千分の一)
ウ
製造機械配置略図(縮尺:百分の一)
エ
工場工程見取図
オ
会社の登記事項証明書(個人にあっては、住民票)
カ
輸入商品説明書(別記様式3)
(4) この関税割当てにより割当てを受けた「その他の乳製品」を輸入時と
同一状態で転売しない旨の誓約書
3
第4の3に該当する者の場合
(1) アイスクリーム製造機械施設等一覧表(別記様式6)
(2) 平成25年4月1日から平成26年3月31日までの間の「その他の乳製品」
を使用した食品等の製造実績数量等一覧表(別記様式1)
(3) 平成26年4月1日から平成27年3月31日までの間の「その他の乳製品」
を使用する食品等の製造計画数量等一覧表(別記様式2)
(4) 下記の書類及び資料
ア
アイスクリームの製造工場名及びその所在地を記載した書類
イ
工場配置図(縮尺:千分の一)
ウ
製造機械配置略図(縮尺:百分の一)
エ
工場工程見取図
オ
会社の登記事項証明書(個人にあっては、住民票)
カ
輸入商品説明書(別記様式3)
ただし、平成25年度における割当実績を有する者であって、申請時点
においてアからオまでの書類の内容に変更のないものは、アからオまで
の書類の添付を必要としない。
(5) この関税割当てにより割当てを受けた「その他の乳製品」を輸入時と
同一状態で転売しない旨の誓約書
4
第4の4に該当する者の場合
(1) 第4の4に掲げる輸入実績を証する書類でいずれかのもの
ア
平成25年度の「その他の乳製品」の輸入実績を有する者にあっては、
平成25年度の「その他の乳製品」の関税割当証明書の写し
イ
輸入申告書(税関の輸入許可通知書を含む。)の原本及びその写し
(注)海上貨物通関情報処理システムにより輸入申告を行った者にあ
っては、税関の通関証明を受けた輸入許可通知書
(2) 下記の書類及び資料
ア
「その他の乳製品」を自己の名と計算において輸入することが確実
であることを証する書類〔別紙1〕
イ
輸入後販売する者にあっては、販売予定先の者からの購入の意図を
証明する書類、輸入後使用する者にあっては、商品等製造工場名、そ
の所在地を記載した書類及びこの関税割当てにより割当てを受けた
「その他の乳製品」を輸入時と同一状態で転売しない旨の誓約書
5
ウ
会社の登記事項証明書(個人にあっては、住民票)
エ
輸入商品説明書(別記様式3)
第4の5に該当する者の場合
(1) 平成26年度の「その他の乳製品」の関税割当証明書の写し
(2) 2回目以降の関税割当申請を行う必要が生じた理由を示す書類
(3) 第5の1、2又は3に定める書類
ただし、その記載内容が1回目の関税割当申請のときと変更のないも
のについては、その提出を要しない。
第6
割当基準
1
平成25年度の割当数量、輸入実績数量、製造実績数量、在庫数量等を勘
案し、第4の1の申請者ごとの数量を定めるものとする。
2
平成25年度の購入実績数量、製造実績数量、在庫数量等を勘案し、第4
の2の申請者ごとの数量を定めるものとする。
3
平成25年度の製造実績、平成26年度の製造計画数量等を勘案し、全乳換
算で22,940トンを超えない範囲で第4の3の申請者ごとの数量を定
めるものとする。
4
関税割当数量(全乳換算数量)から第4の1、第4の2及び第4の3に
該当する者に割り当てた数量を差し引いて得られる数量の範囲内(1申請
者当たり製品重量で20トンに相当する全乳換算数量を上限とする。)にお
いて、第4の4に該当する者に割り当てる数量を定め、申請者(委任状に
よる申請は原則として認めない。)の申請順に割当予定数量に達するまで
申請数量を割り当てるものとする。
ただし、申請書の提出初日の10時までに受付場所に到達した申請者は
同着とみなし、本抽選を行うための予備抽選及び本抽選により当該日の申
請順位を定め、翌日以降の申請順位は、前日までの累計申請者数に申請者
の到着時刻を考慮して、順次加算される。
5
関税割当数量(全乳換算数量)から第4の1、第4の2、第4の3及び
第4の4に該当する者に割り当てた数量を差し引いた数量及び返却された
「その他の乳製品」の関税割当証明書のうち未使用の数量を合計して得ら
れる数量の範囲内において、平成25年度の割当数量、輸入実績数量、製造
実績数量及び在庫数量、平成26年度の輸入実績数量等を勘案し、第4の5
の申請者ごとの数量を定めるものとする。
第7
関税割当証明書の発給
関税割当証明書の発給は、申請者が「その他の乳製品」の関税割当てに関
して法令等に違反した場合、報告をしない場合又は虚偽の申告若しくは報告
をした場合には行わないものとする。
第8
報告
割当てを受けた者は、各四半期の終了後、1ヶ月以内に割当てを受けた物
品の輸入・使用状況報告書(別記様式7)及び輸入申告書(税関の輸入許可
通知書を含む。)の写しを生産局長に1部提出するものとする。
なお、第2四半期終了以後の報告においては、報告前月までの輸入・使用
状況と併せて、以後の輸入・使用予定数量を報告すること。予定数量は備考
欄に(予定)と記入すること。
第9
その他
1
関税割当申請書の提出部数は2通(とうもろこし等の関税割当制度に関
する省令(昭和40年農林省令第13号)第1条)とし、その他の添付書類の
提出部数は1通とする。
2
関税割当申請書等の記載方法等については、関税割当申請書等の記載要
領について(平成15年6月30日付け15総合第1316号(平成25年3月11日付
け24国際第1072号により一部改正))による。
3
関税割当証明書の有効期間の延長は、自然災害等関税割当てを受けた者
の責によらない理由により貨物の到着が遅延した場合に行うものとする。
(とうもろこし等の関税割当制度に関する省令(昭和40年農林省令第13号)
第3条第2項)
4
割当てを受けた物品の輸入を希望しなくなったとき又は通関期限を経過
したときは、関税割当証明書を速やかに返納しなければならない。(とう
もろこし等の関税割当制度に関する省令(昭和40年農林省令第13号)第5
条)
5
第4の3に基づく申請に対して割当てを行う物品は、関税率表第19類
又は第21類に分類され、全重量に占める割合が水分3%以下、乳脂肪分
25%以上40%以下、乳固形分50%以上65%以下、しょ糖50%以
下の加糖されたもので、かつ、着香料を加えた物品に限る。
6
生産局長は、必要と認めた場合は、食品衛生法(昭和22年法律第233号)
に基づく指定検査機関の発行する割当てを受けて輸入した物品の成分分
析表の提出を求めることがある。
7
関税割当証明書の発給を受けて「その他の乳製品」を輸入しようとする
者は、輸入申告時に関税割当申請時に提出された輸入商品説明書に基づき
作成された〔別紙2〕を関税割当証明書に添付し、税関に提出すること。
なお、やむを得ない理由により当該商品説明書と異なる物品を輸入しよう
とする者は、物品の変更理由説明書と新たな輸入商品説明書を農林水産省
生産局畜産部牛乳乳製品課に提出し、新たな〔別紙2〕の交付を受けなけ
ればならない。
8
関税割当てに当たり必要な書類の提出を別途求めることがある。
9
平成26年度内に割当数量の全量について通関すると認められない者に
対して、関税割当証明書の返却(残存数量の全部又は一部)を求めること
がある。
第10
関税割当てを受けた者の氏名等の公表
農林水産省は、本公表に基づき関税割当てを受けた者の氏名(名称)及び
住所を、農林水産省のホームページ、経済産業公報及び通商弘報において公
表する。
<注>
本公表による関税割当ては、全乳換算数量により行うものとし、全乳
換算数量は、当該物品の全重量のうちに占める乳脂肪分の割合に15.
12を乗じて得た数に当該物品の全重量のうちに占める無脂乳固形分の
割合に6.59を乗じて得た数を加えて得た数を当該物品の全重量に乗
じて得た数量とする。
成
分
乳 脂 肪 分
無脂乳固形分
係
数
15.12
6.59