学校だより 二中の窓 をよろしくお願いいたします。 7月号 平成 26年(2014年)7月4日 箕面市立第二中学校 今の自分、未来の自分「生き方」を考える 二中では、将来にわたってたくましく「生きる力」をもった生徒の育成をめざし、3年間を通じて「生 き方」を考える総合的な学習のプログラムを展開しています。各学年、各クラスで仲間づくりと同時に、 6月には、各学年で「生き方学習」が本格的にスタートしました。3年生では「進路学習」 、2年生で は「職場体験学習」 、1年生では「地域学習」を軸として学習を進めています。とりくみはさまざまで すが、どの学年でも、地域社会と連携して体験的な学習を行うことによって、生徒が興味をもってとり くめる内容になっています。 1年生 『地域学習』 1年生は、2学期の11月1日(土)に、 地域学習の一環として“出会い・つながり・元気になる”をテーマに、地域 から学ぶ「かやのお宝人権まつり」へ1年全員で参加します。この“おまつ り”は、地域のさまざまな人権課題の解決を目的に、 地域の誰もが楽しく参加できる“おまつり”として 開催されています。地域学習のスタートとして、6月5日(木)の6限総合 の時間に、 「地域のこと、どれだけ知っている??」という学習をしました。 続いて、6月6日(金)1限道徳の時間には、 「地域の人の思い」という 教材を使い、太鼓という文化を保存しようと地域の人たちが立ち上がり、 学校と地域が一緒になって太鼓をメインにしたイベント『地域のふれ愛フェスティバル』を開いたと いうお話を通じて地域の人の思いを知りました。さらにこの2時間の学習を受けて、6月19日(木) 6限の総合の時間を使い、らいとぴあ21に出向いて、おまつりの主催者であるNPO法人「暮らし づくりネットワーク北芝」の中村ひとみさんと中村雄介さんから地域を支えるための様々な活動のと りくみやお宝人権まつりの意義、目的について聞き取りし、翌日20日(金)の1限道徳で、 「地域の 中で自分たちができること」 、また、お宝人権まつりで、 「自分たちでやってみたいこと」を考えまし た。 《生徒の聞き取り感想より》 ・らいとぴあ21は人の役に立つことをやっていて、しかもボランティアでやっていると聞いてすご いと思った。らいとぴあ21の人は優しくて、面白いし、勉強とかも教えてくれるし、いろんな教 室もやっていて、僕も人の役に立つ大人になろうと思う。 ・夢コンテストやあおぞら教室などいろいろな行事があったけど、知らなかったことが多く、 「こんな ことをしているのか」 と驚きました。 こんな風にどんな人でも楽しめるお宝人権まつりにしたいです。 今年も、生徒自身が「何ができるのか?」を考えて、参加して楽しむという“お宝人権まつり”から、 一歩進んで、自分たちが地域とともに創っていくという積極的なイメージを持ってとりくみを始めてい きます。将来、地域の色々な行事に興味を持ち、参加していくきっかけにしてほしいと思います。 1学期もあと約3週間となりました。期末考査も終わりましたが、どの学年もテスト前には多くの生徒が、 放課後等の学習会に積極的に参加し、勉強している姿が見られました。また、花の会や菜の花プロジェクト とのお手伝いや更生保護女性会との協働での挨拶運動など二中生が、地域の方々とともに二中を良くしよう と頑張っている姿を随所に見ることができました。今月18日(金)終業式の日に実施予定のボランティアタ イムでは、二中生全員がボランティア活動に参加します。活動を通じて、 “生徒自身の自己肯定感を高め、 社会貢献している方々の生き方に学ぶ”ことをねらいに、地域のボランティア13団体の方々にご協力をい ただき、準備を進めております。今後も生徒の“頑張り”が少しでもお伝えできるよう学級通信を始め、学 年・学校だより等様々な方法で発信していきたいと思います。今後ともご支援よろしくお願いします。 2年生 『職場体験学習』2年生は10月28~30日(水~金)の3日間で行われる職場 体験学習の事前学習に取り組んでいます。6月5日(木)の5・6限の総合の時 間を使って、今年来られた4人の教育実習生から「仕事について」のお話をして いただきました。 「夢を叶えることの大切さ」 、 「職場体験では今まで考えていなか ったことが発見できる」 「美術の面白さや大切さ」 「夢を探すために色々な体験を すること・前向きに考えること」など、2年生の皆さんに多くのメッセージが送 られました。 《生徒の聞き取りの感想より》 ・夢を叶えるためには努力を怠らず、その夢が叶ったら終わりでなく、その後も努力することが大切。 ・ 「嫌やな~」ではなく「こういう世界もあるんだ」という考え方に変える発想 がなかったので、すごくためになるお話でした。 ・職場体験が楽しくなった! 話を聞いて経験を積みことが大切だと思った。 真剣に聴いていた2年生の皆さんへの心に届いたメッセージになり、働くこ との意味について考えられる良い機会になったと思います。今後の進路選択の 一助になることでしょう。その後、6月19日(月) ・23日(木) ・30(月)6限学活・総合を使 い、約90近くの事業所の体験場所決めや訪問のアポイントにむけてのとりくみを行いまいた。引き 続き、7月14日(月)の週で、各事業所にアポイントとり、正式決定する等、職場体験にむけて着 実に準備が進められています。 3年生『進路学習』 3年生は、自分の「生き方」を考えることから、中学校卒業後の進路 を考える学習へとつながることをめざして、聞き取り学習や体験学習などさまざまなとりくみを行って います。その一環として、5月29日(木)5限総合の時間に「先生、15歳を語る」という企画で学 年の先生方が15歳のころを振り返って、進路を決めた思いや当時の悩みや生き方を語りました。また 「先輩、15歳を語る」という企画で教育実習生の4人とお話をしていただきました。そして、 「未来 の自分への手紙」を書き、6月5日(木)5限総合の時間に書いた手紙を発表しました。 「未来の自分はライバルと闘いながら、楽しく太鼓をうっていますか?新し いことに挑戦できていますか?・・太鼓で自分の思いを伝え、たくさんの人 を感動させられるような大きな人になっていますか?未来の自分はそんな人 になってください。 」 、 「15歳の自分は、今色々悩み事があり、お母さんにさ えも言えないことがあります。進路のこと、将来のこと、いっぱいあります。 でも、何でも言える友だちがいるから、毎日が楽しいです。あなたは、今で もそんな大切な友達がいますか?」等、みんなの思いが詰まった素敵な手紙 を聞き、どのクラスも大きな拍手で応えてくれ心に残る意味のある有意義な 時間となりました。6月12日(木)5・6限総合の時間を使い、第1回進 路説明会を行い、今年度の入試の仕組みや奨学金等の説明を行いました。こ こ数年、大阪府公立高校の入試制度が毎年変わっています。今年度は、エン <お詫び・訂正> パワーメントスクール(総合学科)の設置や普通科総合選択制の改編があげ 「二中の窓」6月号の「給食にも沖縄料理が登場」の記事に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。 られ、近隣の箕面東高校や福井高校が変わります。 5月15日(木)の給食は沖縄本土復帰記念日に合わせた献立でした。42年前の1972年5月15日、 これからも高校入試のことで新しい情報が入り次第、3年生には進路だよりを通じてご連絡します。 戦争でアメリカの領土になっていた沖縄が、日本に返還されました。 ・・・ 生徒会による震災支援の第一弾、募金活動スタート 総額28042円の募金、ご協力ありがとうございました ) 本校の生徒会が東日本大震災の被災地支援活動を始めて4年目になります。昨年に引き続き、今年 も東日本震災支援のとりくみをスタートし、6月9日(月)~13日(金) の一週間、挨拶運動とともに震災支援のための募金活動を行いました。 二中教職員や生徒の皆さん、更生保護女性会の皆さんの協力もあり、 総額28、042円の募金が集まりました。ありがとうございました。 6月16日(月)の全体朝礼では、生徒会副 会長の柴田君から、震災支援の募金活動のお礼 があり、今年度のとりくみ説明を行いました。 今年度も生徒会で「何が出来るか」話し合った結果、日程が合わず、現地へ の訪問は出来ませんが、引き続き、義援金や被災地の方々が必要といている 物資を送るために、募金活動を行うこととなりました。今後も街頭や夏祭り などのさまざまな場所で募金活動を行っていきますので、みなさんの温かい ご支援・ご協力よろしくお願いします。 いじめ防止箕面市生徒会交流会 二中生徒会参加 6月18日(水)箕面市教育センターで「いじめ防止に係る箕面市生徒会学習会」が開催され、本校 からも生徒会役員の白木佑佳さん、柴田泰生さん、宮本憲侑さんの3名 が参加しました。各中学校の生徒会役員と小・中学校の生徒指導担当及 び生徒会担当の先生方と「いじめ事情」などの意見交流を行い、各中学 校の生徒会役員から「いじめ防止」に向けた意見がたくさん出されまし た。 「二中では生徒相談という限られた機会だけでなく、日頃の『班活動』 や『班長会議』で困っている仲間のことをしっかりと考え、一人になる 仲間がいないようにしている」という発表がありました。今後も班活動 を大切にしながら仲間づくりを行っていきたいと思います。 また、昨年度末 2 月 19 日(水)に「ネットトラブル防止に係る箕面市生徒会学習会」が行われ、 その後、各中学校生徒会役員で「ネットトラブル防止」に関する標語を作成し、その中から3つの標語 を推薦しました。なんと、本校の生徒会が作成した標語が2つとも採用され、生徒会役員の3名も喜ん でいました。本校の生徒にも、今後この標語を発表し、ネットトラブル防止に役立てていきたいと思い ます。 ◎第二中学校「ネットトラブル防止」に関する標語 6月21日(土)に恒例の二中校区PTA球技大会が、本校の体育館で開催されました。 例によって例のごとく、全試合、白熱したゲームとなりました。目的は、 「校区のPTAの親睦」ですが、 ・・。北小の角田PTA会長(本校の卒業生) の挨拶から始まり、チーム二中の最初の試合は かやの幼稚園さんでした。(中略)事実上の決勝戦 であろう第四試合は萱野北小さんでした。全四試合、チーム二中は、 山城副会長の冷静かつ適切な選手交代も功を奏し、なんと全勝優勝を勝 ち取りました。応援団も熱のこもる声援をしてくれました。なんといっ ても二中メンバーたちの真剣さと明るさ。メンバーとして参加していた だいた方々、線審をしていただいた方々、応援をしていただいた方々に感謝です。(校長ブログより) 【菜の花プロジェクト】&【PTA花の会】 毎年、ボランティアタイムでお世話になっている団体の中に「菜の花 プロジェクト」があります。去年のボランティアタイムで畑に種子をま き、今春見事な黄色のお花畑になり、6月には、種子の収穫の時期がや ってきました。菜の花プロジェクトのメンバーの方が、学校のお昼休み の時間に都合を合わせて来てくださり、刈り取り作業と脱穀作業を行い ました。テニス部や茶道部、バドミントン部、サッカー部の皆さんと一緒 に作業のお手伝いをしました。今年も、生徒がお手伝いをしてくれ、プロ ジェクトの方々が大変喜ばれていました。7月18日(水)のボランティ アタイムでは、菜の花の種子からの搾油(さくゆ)作業を行います。また、 6月7日(土)に花の会の方々が正門玄関周辺にお花をテニス部1年生と 教育実習生とともに一緒に植えてくださいました。この活動には、大変な労力と愛情がこもっています。 今後も作業のお手伝いをよびかけた時には、ぜひ参加してください。 生徒の感想・・ 『茶道部から参加しました。見たときに「えっ、これが菜の花!?」って感じでした。 茶色くなって、種がたくさん入っていました。何人かがカマで刈って、ビニールシートに持っていきま した。次のボランティアタイムで、これが油になるんやなぁとびっくりしました。 』 (脱穀作業時) =基礎教室= 6月14日(土)箕面市教育研究会支援教育部会中学校(市内中学校支援学級 の集まり)主催の「春の交流会」に行ってきました。今年は、4名の生徒が参加しました。モノレールに 乗り、万博公選へ無事、到着しました。最初は緊張気味だった4名ですが、他校の生徒たちと一緒に遊び、 交流を深め、楽しい一時を過ごすことが出来ました。次は、7月25日(金)に教学の森で行われる「夏 のディキャンプ」での再会を約束して帰路につきました。 未来へキックオフ! 6月28日(土)に京セラドーム 大阪にて、 「吹奏楽の甲子園」がありました。その場で、豊能地区合同バンドが 一生懸命演奏・演技しました。 『感動』 『感激』そして『感謝』です。池田・箕 面・豊中の3市の合同バンドを構成しているのが箕面市立第二中学校(25回出 場)顧問・指導者が青屋智子・中野淳先生です。テーマは「道」でした。様々な 悩みを抱える青春時代。涙をこらえ、喜びや楽しい思い出を胸に、自分の進む道を探しながら、迷い ながら、未来へと進んで行く。ちなみに演奏曲目は、 「GO! WEST フラワー。DIAMONDS。 MY WAY。 」とてもさわやかな時間でした。 (校長ブログより) 第54回3000人の吹奏楽 ・ 『SNS』 『SOS』になる前に ・つぶやきを 消しても傷は 消えません (作成:第二中学校生徒会執行部) <6月クラブ活動報告>(どのクラブも頑張ってます。) 【女子バレーボール部】第58回 箕面市春季市民大会(6人制女子の部2部) 優勝 【陸上部】豊能地区中学校陸上競技大会 ~PTA球技大会、誇り高きチーム二中。堂々。V2達成!! 800m 2分26秒09 第一位 神薗芽衣子 第55回 豊能地区部別大会 2部Bリーグ優勝→1部昇格 2分26秒32 第二位 山地舞 100m 11秒93 第二位 阪上広樹
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