資料1 実 施 要 領 1 趣旨 社会福祉法人十愛療育会は、従来の「重症心身障害児者施設」 (※)を新設するにあた り、その設計業務委託をプロポーザル方式により受託候補者を特定することとし、この 要領に基づいて手続きを進めます。 (※)平成 24 年4月からは、児童福祉法の医療型障害児入所施設及び障害者自立支援 法の療養介護を行う施設の二つの施設を併せたものとなりました。 2 委託業務の概要 (1) 委託する業務の名称 社会福祉法人十愛療育会重症心身障害児者施設(仮称)新築工事に伴う設計業務 (2) 委託内容 新築工事に伴う設計業務 (3) 履行期間 契約締結日(平成 24 年 12 月頃)から平成 26 年1月末頃までの予定 (4) 新築する施設の概要 ア 場 所 横浜市港南区港南台四丁目6 イ 用途地域等 市街化区域 北側 第一種中高層住居専用地域(60%・150%) 市街化区域 南側 準住居地域(60%・200%) ウ 敷地面積 エ 延床面積 オ 構 造 準防火地域 11,846 ㎡ 約 15,000 ㎡程度 鉄筋コンクリート造り カ 階 数 キ 定 員 ク 施設種別 未定 200 人程度 医療型障害児入所施設、療養介護を行う施設 (5) 新築する施設の内容 ア イ ウ エ 児童福祉法に規定する、医療型障害児入所施設 障害者自立支援法に規定する、療養介護を行う施設 障害者自立支援法に規定する、短期入所を行う施設 医療法上の入院受入施設 【ア~エについて、利用人員の合計は 200 人程度で、医療法に規定する病院とし ての設備を有することが必要です。】 オ その他 外来診療、リハビリテーション、相談支援事業、地域交流、在宅支援等の事業を 行います。 3 プロポーザルについて (1) プロポーザルの種類 このプロポーザルの種類は、横浜市こども青少年局の「民間児童福祉施設建設等整 備に係る契約指導要綱」第2条の「公募型プロポーザル」とします。 (2) 提案書の提出者の資格 単体の企業で、次の各号の全てを満たすものとします。 ア 横浜市一般競争入札有資格者名簿(設計・測量等)に登録されている者で、かつ、 その内容が次の(ア)~(ウ)の条件を全て満たすこと。 (ア) 「所在地区分」が「準市内」又は「市内」で登録されていること。 (イ) 「営業種目」が「901:建築設計(監理含む)」を1位の順位で登録されているこ と。 (ウ) 「細目」が「A:庁舎、学校、病院等の設計」を含み登録されていること。 イ 業務の履行期間を通して、当法人との打合せ等において、一級建築士免許取得後5 年以上の経験を有する管理技術者を配置すること。なお、管理技術者は、提出者の組 織に所属していること。 ※管理技術者の定義については、下記の横浜市ホームページ「横浜市建築局建築設 計業務共通仕様書」及び「設計・測量等委託契約約款」(下記 URL 参照)を参照 して下さい。 http://www.city.yokohama.lg.jp/kenchiku/archi/itaku/ ウ 上記イの管理技術者が、次の(ア)及び(イ)の条件を満たす建築物の設計を行った実績 があること。 (ア) 一棟で延床面積が 10,000 ㎡以上の病院又は延床面積が 5,000 ㎡以上の重症心身 障害児者施設)の新築工事又は増築工事(既存部分の床面積を除く。)であること。 (イ) 平成9年4月1日から平成 24 年3月 31 日までの間にしゅん工していること。 ※規模、しゅん工時期等が確認できる書類(計画通知書、設計契約書、雑誌掲載 記事等の写しなど)を添付して下さい。 エ 「参加意向申出書」の提出期限(平成 24 年 10 月 29 日(月))から受託候補者と して当法人が特定した日までの期間中に、 「横浜市一般競争参加停止及び指名停止等 措置要綱」(下記 URL 参照)の規定による停止措置を受けていないこと。 http://keiyaku.city.yokohama.lg.jp/epco/keiyaku/kitei/kitei/ippankyosos ankateishi_youkou.pdf (3) 業務執行体制について 新たな施設のしゅん工へ向け、短期間での設計となるため、円滑かつ迅速な業務執 行体制を必要とすることから、以下の条件を満足する組織体制を整えることを求めま す。 ア 総合的な建築計画案の比較検討を迅速に行うため、意匠、構造及び積算並びに電気、 機械設備に密接な関係が生じることから、事務所内(又は協力事業所間)で各部門相 互の密な連携を確立すること。 イ 工事発注スケジュールを考慮した設計工程を提示し、確実な工程管理ができる体制 とすること。 ウ 全体事業費を予算内に収めるため、コストコントロールができる体制とすること。 (4) 受託候補者の特定 受託候補者の特定は、 「課題に対する提案」、 「実施体制、業務実績、経験等」及び「ヒ アリング内容」の評価により行います。 また、評価は、2段階で行い、第一次評価(書類選考)において、5者程度を選び、 第二次評価(ヒアリングを実施)で、その5者程度の評価点数の順位付けを行い、当 法人理事会において、受託候補者の特定を行います(応募者の数により、第一次評価 を行わない場合があります。)。 (5) 提案書 提案書は、「業務説明資料」(資料3)及び「提案書作成要領」(資料4)に基づき、 「課題に対する提案」(様式6)、「実施体制、業務実績、経験等」(様式7)について 作成して下さい。 提案を求める課題は、 「先進的障害医療の提供及び質の高い生活環境の提供を行う重 症心身障害児者施設について」とします。 (6) 審議 本プロポーザルの実施及び受託候補者特定等に関する審議は、次に示す理事会、評 価委員会で行います。 名称 社会福祉法人十愛療育会理事会 所掌 事務 プロポーザルの実施、受託候補者の特 提案書の評価・評価結果の報告に関す 定に関すること ること 構成員 社会福祉法人十愛療育会重症心身障 害児者施設(仮称)新築工事に伴う設 計業務委託プロポーザル評価委員会 理事長 理事 理事 理事 岸本 日浦 根津 在原 孝男 美智江 敦夫 和子 委員長 副委員長 委員 委員 高山 和彦 森川 弘敏 大原 一興 井合 瑞江 理事 理事 理事 理事 池森 高山 野崎 渡邊 賢二 和彦 秀次 昌義 委員 委員 名里 晴美 根津 敦夫 (7) 評価方法 ア 評価委員会(敬称略) 委員長 :高山 和彦(当法人理事) 副委員長:森川 弘敏 (当法人監事) 委 員 :大原 一興(横浜国立大学大学院 都市イノベーション研究院 教授) 〃 :井合 瑞江(神奈川県立こども医療センター重症心身障害児施設長) 〃 :名里 晴美(社会福祉法人訪問の家理事長) 〃 :根津 敦夫(当法人評議員) イ 評価基準 「提案書等評価基準」(資料5)を参照して下さい。 ウ 評価委員会は、評価基準に基づき採点を行い、その合計点により順位を決定しま す。評価の採点が同点になった場合には、評価委員の協議による多数決で決定しま す。 エ 第1回評価委員会 (ア) 失格要件に抵触する提案書の確認等を行います。 (イ) 企業名を匿名として採点を行い、5者程度を選定します。(第一次評価)(応募 者の数により、第一次評価を行わない場合があります。) オ 第2回評価委員会 (ア) 第一次評価で選定された5者程度に対し、ヒアリングを行い、評価します。 (イ) 企業名を匿名として採点を行い、採点結果を集計し、順位付けを行います。 (8) 特定・非特定の通知 提案書を提出した者のうち、プロポーザルで特定された者及び特定されなかった者 に対して、その旨及びその理由を書面(「結果通知書」 (様式8))により通知します。 (9) プロポーザルの取扱い ア 提出された書類は、受託候補者の特定以外に提出者に無断で使用しないものとし ます。 イ 提出された提案書については、受託候補者の決定後、今後の業務に資するためプ ロポーザル参加者のうち希望者に対し、所定の期間、提出された全提案書について 閲覧に供します。 ウ 提出された書類は、受託候補者の特定を行うため又は公開等の際に、必要な範囲 で複製を作成することがあります。 エ 当法人の判断により補足資料の提出を求めることがあります。 オ 提出された書類は返却しません。 (10) プロポーザルについての注意事項 ア やむを得ない事由により予定業務の発注が行われない場合は、業務を受注できな い場合があります。 イ 本設計業務の実施に関しては、提案書の内容に係わらず、当法人と協議の上で行 うこととします。 ウ 当該業務を受託した設計事務所等(協力を受ける他の設計事務所等を含む)が製 造業及び建設業と資本・人事面等において関連があると認められる場合、当該関連を 有する製造業及び建設業の企業は、本件業務に係る工事等の入札に参加し、又は当 該工事等を請負うことはできません。 エ 本設計業務については、横浜市の補助制度の関係上、横浜市こども青少年局との 協議が必要となります。また、建設費には国庫補助も入るため、会計検査の対象と なることがあります。 オ 無効となるプロポーザル (ア) 提案書の提出方法、提出先、提出期限に適合しないもの。 (イ) 「提案書作成要領」に指定する提案書の作成様式及び記載上の留意事項に示さ れた条件に適合しないもの。 (ウ) 提案書に記載すべき事項の全部又は一部が記載されていないもの。 (エ) 提案書に記載すべき事項以外の内容が記載されているもの。 (オ) 許容された表現方法以外の表現方法が用いられているもの。 (カ) 虚偽の内容が記載されているもの。 (キ) 本プロポーザルに関して評価委員会委員との接触があった場合。 (11) その他 ア 提案書等に記載した配置予定の技術者は、病気、死亡、退職等極めて特別な場合を 除き、変更することはできません。 イ プロポーザルの実施のために当法人において作成された資料は、当法人の了解なく 公表、使用することはできません。 ウ プロポーザルは受託候補者の特定を目的に実施するものであり、契約後の設計業務 においては必ずしも提案内容に沿って実施するものではありません。 エ 提案書等の提出は、1者につき1案のみとします。 オ 受託候補者として特定された参加者とは、業務委託を締結しますが、業務委託条件・ 仕様等は、契約段階において若干の修正を行うことがあります。 カ 「参加意向申出書」の提出後、契約締結までの手続期間中に指名停止となった場合 には、以後の本件に関する手続きの参加資格を失うものとします。また、受託候補者 として特定されている場合は次順位の者と手続きを行います。 キ ヒアリングの予定日時と場所は次のとおりです。 【予定日時】平成 24 年 12 月 18 日(火)(予定) 【場 所】横浜療育医療センター(予定) ク スケジュール(日程は予定) (ア) 公告 平成 24 年 10 月 22 日(月)~10 月 29 日(月) (イ) 参加意向申出書の受付 平成 24 年 10 月 29 日(月)午後3時 00 分まで (ウ) 参加資格確認結果通知書の送付、 平成 24 年 11 月 1 日(木) 関係書類提出要請書等の郵送、HP への掲載 (エ) 質問書提出期限 平成 24 年 11 月 6 日(火) (オ) 質問書の回答 平成 24 年 11 月 13 日(火) (カ) 提案書の受付 平成 24 年 11 月 19 日(月)~11 月 26 日(月) 午後3時 00 分まで (キ) 評価委員会(第1回・第一次評価) 平成 24 年 12 月 13 日(木) (ク) 評価委員会(第2回・第二次評価) 平成 24 年 12 月 18 日(火) ・ヒアリング (ケ) 当法人理事会 平成 24 年 12 月 21 日(金) (コ) 結果通知 平成 24 年 12 月 25 日(火) ケ 資料と様式(当法人のホームページからダウンロードできます。) 資料1 資料2 実施要領 質問書の提出方法 資料3 資料4 資料5 業務説明資料 提案書作成要領 提案書等評価基準 様式1 様式2 様式3 様式4 様式5 参加意向申出書 参加資格確認結果通知書 関係書類提出要請書 質問書 提案書 様式6 課題に対する提案 様式7 様式8 実施体制、業務実績、経験等 結果通知書
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