海外調査やフリーペーパーの作成など多様に FlP「国際協力 - 中央大学

代から
代の外国人観光客をメイン
セプトで、主に個人旅行で短期滞在
にした観光サポートという編集コン
︻平澤敦
︵商学部助教授︶
ゼミA︼
これは、調査を通して、観光業界の
訪日外国人旅行者向けのフリーペー
と い う 視 点 か ら、﹁ 観 光 ﹂ に 着 目 し、
来日する外国人観光客も年々増加、
マーケットサイズが拡大するにつれ
発表では、実際に東京の下町︵浅
草・両国・築地など︶と鎌倉、渋谷・
その大半が個人で短期滞在型が多い
という分析に基づいている。
形に残すことも可能なので、旅行者
原宿といった東京の観光エリアを取
もとにサンプル紙を作成し、国内外
に日本文化を伝える手段として有効
﹂ は、
DISCOVERY
料で気軽に手に取れ、思い出として
パ ー﹁ TOKYO DISCOVERY
﹂を作
成準備中だ。フリーペーパーは、﹁無
の観光客を対象にしているという。
ゼミでは、グローバリゼーション
によって異文化交流が増大している
外国人旅行者向け無料誌
20
りあげた構想を紹介。今後は構想を
TOKYO
10
中国へのODA停止が議論されてい
るという時事的な動きにも注目して、
調査対象を中国に選んだ。フィール
ドワークのなかでは、北京大学で学
生と交流を行い、盧溝橋などの歴史
的 な 場 所 も 訪 問。﹁ 現 在、 調 査 を も
とに、
2万字に及ぶゼミ論を作成中﹂
と報告した。滝田教授は、国際政治
が専門のため、ゼミ生は対中ODA
を中心に各自の関心に沿って論文を
書き進めているが、期日が迫ってい
る た め に、﹁ 笑 顔 が 消 え て き た ﹂ の
ベトナム、モンゴル⋮⋮
︻ 緒 方 俊 雄︵ 経 済 学 部 教 授 ︶ ゼ
大学との交流は、自分たちにとって
のセミナーに参加したゼミ生は、﹁他
を考慮せずに開発を進めるのではな
な開発という概念を紹介した。現状
レスター・ブラウンの﹃エコ・エ
コ ノ ミ ー﹄ を 教 科 書 に、 持 続 可 能
ミA・B︼
刺激になった﹂と語る。2年次の演
く、生態と調和した、新しい経済を
を報告した。1年間を通して、多く
習Aのみ開講している滝田ゼミでは、
言い換えると環境コストを反映させ
具 体 的 に は、﹁ 市 場 に 生 態 学 的 真 実、
再構築することを目的とした概念で、
日本からの距離の近さとともに、
ワークを行った。
昨年の夏、中国の北京でフィールド
ドで、今年度︵昨年度︶の活動内容
滝田
ゼミ生曰く﹁ドS先生﹂ ――
教授の似顔絵イラスト入りのスライ
︻滝田賢治︵法学部教授︶
ゼミA︼
の外国人にチェックしてもらったう
総
合
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年
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だそうだ。
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えで、発行する予定だという。
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Faculty- Linkage Program
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だ﹂という発想から生まれたそうだ。
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「Hakumon ちゅうおう」'07 年春季号
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般
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生
の
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も
見
ら
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ことを目指す﹂ものだという。
ることで、経済システムを再編する
れているそうだ。
との関わりは限ら
の異なる少数民族
のうち9割がキン族で、言葉や文化
ベトナムは多民族国家だが、総人口
少数民族のモン族と共に植林した。
地域になりつつあるという事情から、
ジア地域において政治的にも重要な
つきが強いうえ、モンゴルが北東ア
日本はモンゴルのトップ・ドナー
国であるため、政治・経済的な結び
報告書の内容について発表した。
ルドワークをもとに、作成中の調査
理由から、生活に最低限必要な衣食
す人々は、インフラの未整備などの
チ﹂を提唱した。発展途上国に暮ら
最 初 に 発 表 し た イ ン ド 班 は、﹁ エ
ンタイムメントによる開発アプロー
行ったため、発表も2グループに分
れて、それぞれフィールドワークを
住を満たすために、大半の時間を割
けて行われた。
植林活動を通して、
調査対象国としてモンゴルを選んだ。
発表のなかで、木材を例にあげて
日本とベトナムだ
けではなく、キン
つの目的だという。 もとにスケッチし、企業に関心をも
インドのケーララ州で行われている
かねばならない。しかし、この時間
つグループは、モンゴルにおけるカ
プロジェクトを調査したという。
人のゼミ生が、教育・企業・農
牧畜・国際関係という4つのグルー
実 際 に、﹁ ハ ノ イ
シミヤ産業に着目した研究を行って
族︵ハノイ大学の
大学の学生は最初
い る。 農 牧 畜 グ ル ー プ は、﹁ 市 場 経
フィリピン班は、フィリピンにお
けるストリートチルドレンの問題が、
を短縮することによって、農業生産
は、モン族の人た
済化に伴う農牧業の変容﹂を追い、
なぜ改善されないか、という問題意
プに分かれて調査研究した。教育グ
ちに話しかけよう
国際関係グループはモンゴルの外交
識から出発。社会で意識化されるこ
学生︶とモン族の
としなかったけれ
政策を分析するなど、モンゴルに関
とと、子どもたちのEQ ︵心内知性
の拡大や養鶏を行うため余剰時間を
ど、植林を通して
する包括的な調査報告書の作成を目
と対人知性︶の成長が問題解決の重
ル ー プ は、﹁ モ ン ゴ ル 国 に お け る 教
打ち解けていた﹂
指している。
要な要素であるという認識から、P
友好を深めるとい
とゼミ生は話した。
︻ 田 中 拓 男︵ 経 済 学 部 教 授 ︶ ゼ
育の現状﹂をザブハン県での調査を
この概念を説明し、その実践として
︻西端則夫︵経済学部特任教授︶
うのが、もうひと
昨年夏にベトナムで行った植林活動
が行っている﹁演劇ワークショップ﹂
ETA︵フィリピン教育演劇協会︶
インドとフィリピン2カ国に分か
ミA・B︼
昨年の夏モンゴルで行ったフィー
ゼミB︼
友好の森﹂で、ハノイ大学の学生、
の 報 告 を 行 っ た。 現 地 で は、﹁ 日 越
つくることが可能になる ――
そんな
アプローチを検証するため、実際に
11
新入生&2年生
あらゆるジャンルの取材現場へ。マスコミに通用する取材力、
文章力を鍛えます。
中央大学『Hakumonちゅうおう』編集室
(編集担当:伊藤)
0426−74−2146
行った。また、シンガポールにおけ
る労働者の現状や、賄賂の問題、教
育制度など、幅広い分野での調査活
動を報告した。
﹁スポーツ⋮﹂プログラムも
期末交流会
とし2月1日、多摩キャンパスで行
次後期に行われる選考試験に合格す
学生記者募集
の効果なども検証した。
実際にフィリピンに留学していた
学 生 が、﹁ ス ト リ ー ト チ ル ド レ ン の
数はとても多いのに、このようなア
プローチは有効か﹂と質問する場面
もあり、活発な議論が行われた。
︻中迫俊逸︵商学部教授︶ゼミB・
﹁He llo !
every bo
dy ⋮⋮﹂と流暢な英語でスタート
われた。ゼミごとの活動報告のほか、
C︼
したのは、国際コミュニケーション
外部講師による講演やポスターセッ
FLP﹁スポーツ・健康科学プロ
グラム﹂の 年度期末交流会も、こ
を専門的に学んでいる中迫ゼミだ。
英 語 の 挨 拶 の あ と は、﹁ こ こ か ら は、 ションなどもあって盛況だった。
日本語で﹂という発表者の言葉に笑
いが起こる。
×
×
FLPは﹁環境﹂﹁ジャーナリズム﹂
﹁国際協力﹂﹁スポーツ・健康科学﹂
介と、鍛えた語学力実践の場として、
ると2年次から履修できる。履修の
の4領域があり、学部を越えて1年
シンガポールで行ったフィールド
ためには、各プログラムごとに指定
演習Cの4年生が、ゼミで学んだ
異文化コミュニケーション理論の紹
ワークの成果について報告した。シ
ンガポールでは、商工会議所や
Blue する講義科目群の中から 単位と、
FLPが2年次から開設する﹁FL
︵3年次︶及び﹁FLP演習C﹂の
P演習A﹂︵2年次︶、﹁FLP演習B﹂
20
単位、
計 単位の取得が必要になる。
募集要項
作 ① 私の好きなこと
文 ② ちょっぴり感動した話
(どちらかを選んで800字以内に)
4月27日(金)
締め
切り
若干名
募集
人員
06
32
︵ ワイ ヤ レ ス デ ー タ 通 信 技 術
tooth
の一つ︶対応商品をウエブ販売し
て い る﹁ Excelpoint
﹂や川崎汽船を
訪問し、英語でインタビュー調査を
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