未来情報解析センター - 三菱総合研究所

事
業
概
要
ソリューション部門
-未来情報解析センター-
ソリューション部門 未来情報解析センター
ビッグデータを活用した新たな市場の発見と創出
競争優位確立コンサルティング
Mission
BtoC系の企業では、すでにカスタマーリレーションシップマネジメント(以下、CRM)を実施しているに
もかかわらず、会員募集やシステム導入ばかりが先行し、膨大なデータベースの有効活用がうまくい
っていないという会社が少なくありません。一方で、経済全体が縮小傾向にあるなか、従来のサプライ
ヤプルだけではなく、デマンドプルの商品・サービスでなければ、もはや消費者からの支持は得られ
にくくなっています。すなわち、データ分析に基づいて、優良顧客を育成していく手法は、過去になく
重要性が増しているのです。
三菱総合研究所のアプローチの特長は、シンクタンクならではの社会経済環境の将来予測情報を踏
まえ、企業の保有する膨大な顧客データをさまざまな角度から分析し、地域や年齢・性別などの顧客
プロフィールを再生させ、効果的な商品開発や販売戦略をシミュレーションできることです。
昨今はVolume、Velocity、Varietyに代表される、いわゆる“ビッグデータ解析”に着目が集まっていま
すが、これらにとどまらず、利活用が十分されていない社内データ、シェアデータ、オープンデータも
含め、さまざまな角度からデータに基づく意思決定を支援できることが当社の特徴といえるでしょう。
また、当社オリジナルデータである3万人の消費者調査結果を活用した顧客の深層心理の分析を通
じ、トップラインを伸ばすための新市場創出戦略立案も重要な業務です。
これらの予測・シミュレーションは、経営や営業現場の“納得できるシナリオ” に基づくモデルを踏まえ
たものでなければ実現しません。当センターでは、お客様と一体になりながらマーケティング戦略を立
案、施策・システムに反映することで、顧客企業の業務効率の改善・収益向上を支援することを目標と
しています。
当センターは当社各部門において従来個別に行われていたカスタマーリレーションシップマネジメン
ト(CRM)のコンサルティングを、1つの組織としてまとめあげることを目的に、2010年10月に新設され
ました。メンバーの中には、統計解析はもちろん、機械学習等の専門家も擁し、データ解析力は国内
随一と自負しております。2012年12月現在の人員規模は33名ですが、データ統合力、人材力(優れ
た解析力、豊富な知見、鋭い推計力)、システム開発力、常駐型継続対応力を生かし、それを上回る
需要の強さに対応していきます。
組織図
未来情報解析
センター
データコンサルティンググループ
デジタルマーケティンググループ
Service
未来情報解析センターでは、商業銀行、クレジットカード、エアラインなど多くの業界で顧客育
成マーケティングによる効果を実感いただいています。
そのほか、シミュレーションマーケティング、インサイト高度化サービスを通じ、民間企業の業務
効率の改善・収益向上を総合的に支援しています。
【研究テーマ例】
①顧客育成マーケティング
・優良顧客囲い込み策/離脱防止策の展開支援
・取引遷移を加味した顧客収益最大化策支援 等
②シミュレーションマーケティング
・適正価格による収益向上実現支援
・WEB行動解析モデル構築
・スマートメータデータの需要モデル構築(社内横断)
・気候変動に基づく新規ビジネスモデル創出
(社内横断) 等
③インサイト高度化サービス
・注目セグメントからみるプラチナマーケット
将来天気図(社内横断)
Service
(1)ビッグデータを活用した競争優位確立のための「診断サービス」
(1)ビッグデータを活用した競争優位確立のための「診断サービス」
ビッグデータの活用に関する悩みをQ&A形式にて整理、解決方法を提案
・期間: 2週間~
・金額: 150万円~
(2)顧客育成マーケティング
(2)顧客育成マーケティング
・対面(店頭等)取引・非対面(WEB等)取引の連動による顧客への効果的な情報提供・提案
(Online to Offline)
・自社顧客データの解析・モデリングによる一人別行動予測・一人別嗜好予測に基づく
one to oneマーケティング
(3)インサイト高度化サービス
(3)インサイト高度化サービス
・三菱総合研究所オリジナルデータ「生活者定点観測データ」と連携、「ライフスタイル」「ライフ
コース」といった生活者目線での市場の再定義
・MROC、SNS解析等によるスピーディな流行・口コミ解析(バズリサーチ)とシミュレーション、
戦略立案・実行へと総合的に支援
(4)シミュレーションマーケティング
(4)シミュレーションマーケティング
・マクロ動向変化による市場への影響シミュレーション
・市場変化に応じた資源配分計画と収益シミュレーション
・適正価格による収益シミュレーション
(5)MRO(Maintenance,
(5)MRO(Maintenance, Repair,
Repair, Overhaul)の高度化
Overhaul)の高度化
・異常検出によるリスク予測・予兆管理の高度化
(6)マーケティング実践のための人財力・組織力・解析基盤強化
(6)マーケティング実践のための人財力・組織力・解析基盤強化
・マーケティング所管役員(CMO:Chief Marketing Officer)による戦略的意思決定、データ
サイエンティストの育成
・スピーディな解析・施策企画を可能とするマーケティングDBと分析・施策、実施環境構築、
施策PDCAの仕組み
(7)試分析による効果の体験
(7)試分析による効果の体験
上記(2)~(5)について、試分析をご提供。
利活用したいデータを提供いただき、目的にあわせアウトプットをご提示。
お問い合わせ先
株式会社三菱総合研究所 未来情報解析センター
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
TEL:03-6705-6085
FAX:03-5157-2158
Email:[email protected]