水素エネルギーシステム Vo 1 .35, No. 4( 2 0 1 0 ) 特集 液体水素の 安全性につ いて 神谷祥二 川崎重工業株式会社 兵 庫 県 明 石 市 川 崎 町 1番 1号 S a f e t yc o n s i d e r a t i o nonl i q u i dhydrogen S h o j iKamiya 1 1, Kawasaki-cho, Aka s h iC i t y ,673・8666 L i q u i dhydrogen(LH2)hasbeenproducedf o rs p a c et e c h n o l o g i e ss i n c e1950s,andc u r r e n t l y i t sdemandi si n c r e a s i n gf o rc h e m i c a lm a t e r i a l s .Fromt h ebeginning, wehavebeenawareo f t h ehazardousp o t e n t i a lo fLH2,andi t shandlingwasaccomplishedbys a f e t ymeasuresi n compliancewithc o d e sands t a n d a r d s .Withr e g a r d st oa c c i d e n t ss c e n a r i owhereLH2i n v o l v e s us,v a r i o u sexperimentshavebeendemonstratedt or e d u c et h ehazardousp o t e n t i al .Anda l s o a c c i d e n ts t a t i s t i c sonLH2havebeeni n v e s t i g a t e d .Theirr e s u l t sshowedt h a tLH2wass a f e t y comparedt ocompressedhydrogeng a s( G H 2 ) .T h i spaperd e s c r i b e st h ecomparisono fLH2and GH2ons a f e t y ,a c t i v i t i e so ft r a n s p o r t i n gLH2i nUSA,t h es t a t i s t i c so fhydrogena c c i d e n t s, v a r i o u sdemonstratingt e s t sands a f e t yhandlingonLH2. Keyw o r d s :Hydrogen, Energy , L i q u i dhydrogen, S a f e t y . 1 . はじめに 加え断索明彰張する冷凍サイクルで、水素ガスは液化する。 LH2は飽和温度(@大気圧)20.3Kで フk 素ガスより非常 液体水素 ( L H 2 ) の需要は、 1 9 6 0年前後から宇宙技 に低いエノレギー状態にある。室温の水素ガスから LH2 術の発展と共に急激に増大してきた。最近では貯蔵輸送 までの冷却の状態を、圧力をパラメータとして温度とエ 効率が高いことから産業用の化学原料としても増大して ントロピの開系、温度と内部エネルギーの関係を夫々図 おり、将来の大量水素導入を想定した水素社会のエネル 1と図 2に示す。図で LH2は臨界圧(1.28MPa)、臨 ギー媒体としても期待される。 LH2の着火爆発リスクを 界温度 ( 3 2 . 9 K ) 以下で荊主し、任縮)水素ガスの状態 最小化にする安全性評価は、 1 9 6 0年頃から宇宙技術分野 は室温付近にある。水素ガスを等圧冷却するとエントロ を対象として行われ 1 )、その成果は基準及び法規に反映 ピは低い状態になり、また LH2の内部エネルギーは圧 されてきた。 2 000年前後から燃料電池自動車及び水素ス 縮水素ガスより非常に小さい状態になる。 LH2も蒸発し テーションを対象とした小規模な安全性試験が行われた。 て加温されると水素ガス状態になり発熱量 ( k J l k g )は 安全性試験は主に圧縮水素ガスを対象としており LH2 共に同じである。水素の斬敷として、原子核の核スピン は少ない。村高では、安全「生から見た LH2の物性特性、 の結合の仕方で、パラ水素とオルソ水素がある O 平衡状態 米国の LH2輸送の実績例、 LH2の安全性試験例、及び の LH2は 9 9 . 8 % パラ水素、常温水素はノーマル水素(パ LH2の安全な取り扱いについて述べる。 ラ水素 25% 、オルソ水素 75%) となる。 通常、水素ガスは常温で、高い圧力(例 2 0 ' " ' ' 7 0 M P a ) 2 . 液体水素の物性特性と安全性 状態で貯蔵されるが、 LH2は臨界圧以下の低温低圧状態 で貯蔵される。 LH2と圧縮水素ガスでも重量あたりの発 室j 匙伏態 ( 3 0 0 K ) の水素ガスに仕事(圧縮仕事)を -13 熱量は変わらないが、 LH2は常温の水素ガスに比較して 集 ) 0 1 0 2 4( .No. 5 .3 1 水素エネノレギーシステム Vo 特 内部エネルギー(分子運動エネルギー)が小さいので、 容積あたり蒸発潜熱も小さい。表 1に LH2と他液化ガ 貯蔵容器の水素脆性に繋がる水素アタックの影響は小さ スとの比較を示す。 LH2は容積あたりの潜熱 (KJι) い。また貯蔵容器が崩壊する最悪状態を想定する事故で 8であり、貯蔵容器から外に流出した場 / が LNGの約 1 は、大気放出した時の流体の外部仕事は小さく周囲に対 合、流出液は短時間に蒸発拡散するので着火リスクが小 する破裂エネルギーが圧縮水素ガスより小さくなる。 さく安全性が高い。 山 t f 90 300 80 ・ 同 h ト』同 司 、 ト ¥、 70 、 通 250 M 60 一一血圧縮水素ガ E 50 桂 " ' ' ' ' r ぷ 200 40 主 目 曲 150 Mta I 3 30 V 20 居 住 時 A 10 100 酬~・4 附' 0 0.10 1 0 . 0 50 .00 1 圧力 (MPa) 10.00 100.00 . 液体水素と圧縮水素ガスの密度比較@ 図3 G 20 o 40 20 60 エントロピハー (kJjkg.K) . 水素と他液化ガスの物性比較 表1 項目 300 加) a ,1 c " 5 2 @ ( 吟 n l g k ガ 常Eガス密度( ス 高圧力。ス密度 ( 田油引 ,3 C ' 5 男 喜 ( 内 町 l l g k 態 状 3) 刷m 容積あたりの低位発熱量(MJ 250 液の沸点駒 200 状 液 態 。 c 同) l l g k 満期密度 ( ) g k l J k 液の苦熱(kJlL)( (ピ﹀樹閥 150 水素ガス ) 同 ( O.ω824 天然ガス ) t 1 C' ( 7 5 6 . 0 4 . 3 2 2 3 2 プロパン 吋 弓 ( 4 5 8 . 1 8 . 0 1 9 . 5 3 933 ) 3 5 2 ( .3 0 2 ) 1 6 1 ( 2 1 1 ) 1 . 2 4 ( 1 3 2 8 . 0 7 5 . 2 4 4 ) 5 . 0 1 訓5 5 2 ) 2 4 凶4 . 1 3 ‘ 2 5 5 ) 6 2 4 ( 容積あたりの低位発熱量仰Jι) .印 8 1 . 2 2 6 . 5 2 重量あたりの低位発熱量仰Jlkg 0 . 0 2 1 0 回. 4 . 6 4 100 a P M l . O I 帽開閉困問 柵 輔 情 50 5MPa O. a P M 0 . 5 3 ! ' 園 田 . 米国における液体水素の輸送と安全性 3 0 500 500 1500 2500 3500 液化基地から需要地までの LH2輸送はローリ・コン 内部エオリレギ (kJ/kg) テナ等のトラック輸送が一般的である。その 1回の輸送 量は容器重量が軽いためトレーラによる圧縮水素ガス輸 . 水素の内部エネノレギーと温度の関係 8 図2 0倍である。海外では 1 ' ' " ' 送量 (20MPaクラス)の約 7 水素の長距離輸送として LH2輸送が一般的である。図 4 次に LH2と水素ガスの密度と圧力の関係を図 3に示 。 LH2の密度は、水素ガスと異なり圧力が増加すると す に液化基地から米国 NASAのロケット射点設備まで 0 0 .lMPaの水素ガスの約 8 減少するが、大気圧状態で O s社の大型 LH2ローリ(内 t c u d o r LH2を輸送するAirP 、 35MPaの圧縮水素ガスが約 3倍となり、低圧貯蔵 倍 3 0年間以 s社は約 5 t c u d o r )心を示す。AirP 容積約 56m で多量の水素が貯蔵できる。 上にわたり宇宙産業、化学産業等へのローリ・コンテナ LH2は、一般に流通する他の可燃性液化ガス(天然ガ 5台の LH2ローリ・ による LH2供給実績がある。現在 7 、 LPG等)に比較して沸点温度、密度が共に小さく、 ス 5万 m3) . 6 コンテナを保有し、年間約1.9万トン(約 2 -14一 水素エネルギーシステ ム Vo 1 .35,No. 4( 2 0 1 0 ) 特集 の LH2を供給 し 、 その延べ走行E 間 住1 3 0 0万 kmI年とさ E 仁 r e i s e r 8 )らは水素災害の 2 8 7件を調査し LH2と圧縮 5年間で見ると約 9 . 1万 トンを輸送してい れる。過去 2 水素ガスの安全性比較を整理解析 している。 この統計に るが、その間重大事故は一件もなく LH2輸送の高い安 よると LH2の関連災害は全件数の約 3 0% ( 8 6件)で、 )。輸送中の L H2は、定置式タンクで 全性を示 している 5 6件中の 1件で、あった。一方圧縮水 この内人身災害は 8 l l 1 a ls t r a t l l i c a t i o n J 形成も 見られる LH2の熱劇言(古田r 0 1件中の 1 9 9件が人身災害に至った。圧新首水 素ガスは 2 なく 外乱に よる液撹祥から圧力と温度が熱的平徐予伏態に 素ガスと LH2の夫々の災害割合を図 5に示す。同図に o d u c t s社は LH2ロー なり安定性が高まる。また A止Pr よると LH2と圧縮水素ガスともに災害原因の大多数が 3 リの液充填、液払出の回数を年間 2万回行っており、 2 液 ・ガスの流出獄曳である。圧縮水素ガスの場合、着火 年間 ( 1 9 7 0 ' "1 9 9 3年)における液充填 ・払出時の着火 但r e )、爆発( d e f l a g r a t i o n )に移行する割合が増加 している ( Sll1a l lf i r e ) 事故は配管継ぎ、手等からの漏れによる 2件と が 、 LH2は着火に至る確率は圧縮水素ガスの約半分で、あ 。 される ω る。圧縮水素ガスは噴出圧力が高く、ガス流速も早いた 一方、我が国でも関西 ・関東地区に 2基の液化基地が めガス運動量が大きくなり着火爆発に至る確率が高くな 建設され、LH2供給量が 5年前の約 4倍(約 0 . 2万 トン し 、こと る。LH2の場合、放出の運動量も小 さく温度が低 /年)に増加 しているが 7)、安全に LH2が輸送供給され が未着火の要因と考えられる。また温度の低し 、 漏洩ガス ている。 は大気中の水分を紹精するので漏れの状況(水素と空気 可燃性混合物の拡散領域)が目視でき漏洩後の対策が容 易になる。 4 . 液体水素タンクの事故を想定した安全性試験 LH2は圧縮水素ガスより統計上からも安全性は高い rPr o d u c t sネ 1 ダ 図 4 大型液体水素ロ ー リ仏i が 、 LH2の災害リスクを減らすために事故時を想定した 熱流動量験が内外で実施されてきた。米国 NASAのアポ 9 5 0年代よ り大規模な LH2漏洩誤験がなさ ロ計画では 1 70 ユーロケベック 、1 9 8 8 " ' 1 9 9 6 れ、また欧州、 防 EQHHPP( 区2 5 c ]漏 洩 年)、我が国の WE NET (水素利用国際クリ ーンエネル 災 合 割 害 50 40 ギ技術、 1 9 9 3" ' 2 0 0 2年)プロジェク トでも LH2漏洩試 . . . .30 0 0 0年前後から LH2ステーション 験が行われた。また 2 号 令 . . _ . .20 及び水素自動車の車載用 LH2タンクを対象とした誤験 10 が欧州を中心に進められてきた。以下に LH2の安全性 。 試験例を紹介する。 未着火 着火 爆燃 爆ごう 4 . 1 . 車載用液体水素タンクの安全性試験 70 60 災 合 割 害 50 40 扇 C = J未 漏 洩 匿歪Ql漏 洩 │ 液体水素 │ 災人害身の災全 害件 割 数 合 8 約 6 0 件0 1件/件 水素自動車の安全性に関する研究のーっとして車載用 LH2タンクの安全性確認は重要である。BMW社は、故 障 ・事故の分析手法( F a 叫t T r e eAna l y s i s )に基づ、 き、タ ンクへの過度な外乱揺動振動、内槽と外槽間の真空断熱 . . . .30 % . . _ . .20 層の破壊、外部荷重によるタンク変形 ・崩壊、及び最悪 1 0 事故シナリ オである車火災を想定した安全性試験を実施 。 した 9)。 これらの想定状況の模式図を図 69)に示す。変 未着火 着火 爆燃 爆ごう 図5 . 液体水素と圧縮水素ガスの災害別割合 形、貫通、火炎試験で小さい着火が見られたがいずれも 爆発に至っていない。 1 5- 水素エネルギーシステム Vo .35, 1 No. 4( 2 0 1 0 ) 特集 との温度差に関係して、温度差により自然対流、核沸騰、 特性を示す。LH2が地面に接触すると 一部が蒸発し液と 地面の聞に蒸気膜が介在し膜沸騰状態になる。蒸気膜は 断繋効果を有するが不安定で LH2が地面に再櫛虫し液 揺動試験 振動試験 真空試験 がダンスするような複雑な挙動を示す。 この挙動は液へ の黙り荒束に関係するため地面と水面とでは大きく異なる。 地面への液漏洩では蒸発量は徐々に減少するが、水面へ 瞳主 変形試験 貫通試験 漏洩の場合、蒸発量は一定になる傾向になり液の蒸発時 間は短い。LH2が水から熱を吸収した分だけ水面は冷却 火炎試験 され表面に薄氷が形成される。 図 6 車載用液体水素タンクの安全性試験 ω ー 自然対流 4 . 2 . 液体水素の漏洩流失試験 ,. 抜沸騰 1 卜 遷移沸騰 、 │ 膜沸騰 臨界熱流東 MR 慌桜 LH2が貯蔵容器から漏洩 ・ 流出する状況として以下の ケースが想定される。 ①容岩部尉員から地面等に流出し急激に蒸発する o G酒己管等の欠損穴から液とガスの二相流が噴く 。 飽和点 ③容器が完全崩壊して一瞬に全液が流出する。 LH2と地面との温度(差) 特に大型貯蔵タンクでは③が重大事故に繋がる可能性が ある。流出した LH2は、地面 ・液面と接し急激に蒸発 図8 . 液体水素のイ湖特性曲線 した後、外気の空気との熱交換により膨張し空気中の水 崩宿した蒸気雲( V a p o rc l o u d )状態で、拡散する。着火 分をJ 米国 NASAは、世界最大の LH2貯蔵タンク(内容積 源あればそこで着火し、地面(液面)上の漏洩液にも着 3) が破壊した事故シナ リオを想定した大規模な 3000m ω 1 に示す。蒸 火伝播する。この勲茄動メカニズムを図 7 LH2流失詐建設を行っている 気雲の形成は、漏洩量、風向き及び LH2と地面(液面) で約 5 110m の伝索l 状態に関係する。地面との伝索l 状況は、液と地面 ガスの濃度を測定している。図 9は流出開始後 2 1秒後 蔚弗騰状態に刻々変化する。図 8にその伝熱 遷移沸騰、 1 の水素ガス濃度分布である。液のガス化は早くガス化後 1 1 ) 。詐搬は LH2を 38秒間 3を砂面に流出し蒸発拡散した大気中の水素 の上方拡散が大きし L この試験から、 LH2を大量貯蔵す るタンクにおいて、 日~G タンク等で法的に適用される 防壁(液が周囲に流出しないようタンク周囲の壁)は水 素拡散を阻害するので好ましくないとの興味ある知見を 得=ている。 20 亙 水素濃度(%) 高 さ 10 、 円 5 0 o 5 1 0 1 5 20 25 30 35 距 離 (m) 図7 . 液体水素が流出した時の流体挙動模式図ω 1 図9 . 米国 NASAの大量繍曳試験結果 11) -1 6- 40 水素エネルギーシステム Vo 1 .35, No. 4( 2 0 1 0 ) 特集 次に、 LH2、液体窒素 (LN2)、液体酸素 (LOX)、 LNGが瞬時に流出したとき(流出量 3 40m ) 、地面に溜る 圧力上昇と配管内の閉塞時の管内圧力上昇を防ぐ安全弁、 配管の不純物による閉塞を防ぐガス置換ライン、漏洩ガ ω 1 に示す。 液( p ∞1l i q 凶d )直径の変化の計算例を図 10 ス検知器、及び瀞電気発生防止等を設置する。取り扱い LH2は溜る液の直径は約 18秒で最大約 18mになるが、 では、凍傷、漏洩時の酸欠防止に注意が必要である。 他液化ガスに比較して蒸発速度が早く地面に滞留する時 詳細は他文献等 12)を参照して頂きたし、。 間、量とも小さい。 6 . まとめ 40 3 5 材高では、安全性から見た LH2 の物性特性、水素事 30 樹充計から見た LH2の安全性を解説し、またそれを実 月士会 富w 証する砂トの安全性試験例を紹介した。将来の水素社会 液 w 内 の 直 1 5 m 1 0 - 径 において、現在の LNGに匹敵する LH2が導入されるこ とが予想される。その規模に応じた液化設備、輸送貯蔵 設備、及び利用系機器ごとに安全と経済性が両立する総 ~ 4 合的な安全性評価が必要となろう。この評価には LNG I n s l a n i日neousr 骨l e a s 骨o f40013 産業の拡大過程で安全性が確立した経緯、経験が参考と 経過時間 ( s e c ) なろう。最後に LH2、圧縮水素ガス共に他の石油、天然 図 10 液体水素と液化ガスの滞留液の直径変化 1ゆ ガスと同様に正しく扱えば安全であり、誤って取り扱え ば危険であることを十分に認識することが重要である。 5 . 液体水素に関する安全5 宣言十と取り扱い 参考文献 LH2 は圧縮水素ガスに比較して安全性が高いと考え 。例えば、 M . G . Z a b e r t a k i se ta l , "E 叩l o s i o nHazardo fL i q u i d るが、 LH2機器設計及び取り扱いには十分な安全対策が Hydroge n " ,A dvancei nc r y o g e n i c 必要である。例として図 11 に内槽と外ヰ曹から構成され e n g i n e e 出1 9 , vo . 1 6, p1 8 5・1 9 4( 19 6 ω る LH2 コンテナタンクのフロー図を示し、設計上の留 2 )NISTRe f e r e n c eF l 凶 dTh ermodynamicand T r a n s p o r t 意点を概略述べる。 LH2に接する機器には低温脆性(低 温域で脆くなる)を示さない材質(例 SUS304L、アル Pr o p e r t i e s R E P R O P ( 2 0 0 7 )で作成 3 )官 1 町 mo p h y s i c a lPr o p e r t i e sS o f t w a r eL i b r 明 T "GASPAK 3 . 3 "(CRYODATAINC, 1 9 9 9 ) で作成 ミ合金等)を使用し、万一の断熱層破壊等によるタンク 、 、ιτ 4 )A i rp r o d u c t s, Sa 島t ygram 的Li q u i dHydrogen, I i e w W W . a i r p f i 凶u c t s . ∞mlnrlrdonlv陪s/...f1bf .. / s a f e 旬。悶m 9 .凶 f λ告 の“ v 引 i ' 5 )G u t h r i eE ., e ta l ." I n 企a s t r u c t u r eDevelopmentsf o r 4 01 ¥ 40A (BOG ライン) Hydroge n " ,I nPr o c .16 出W orldHydrogenEnergy F H 日 庁 C o n f e r e n c eV ¥ 喧EC16( 2 0 0 6 ) 6 )R i n g l a n dJ . T , " S a f e t yI s s u e sf o rHydrogen-powered 圧払 V e h i c l e s ", R e p o r tSANDA94-8226 , S a n d i aN a t i o n a l 燕出 初 加1し 発 j 器 ! 別 i 羽 L a b o r a t o η ;USA(1994) 7 )ハイドリズム V o 1 3、ガスレビュー社( 2 0 1 ω 8 )Kr e i s e rA . M.e ta l .An a l y s evonSωd 凶l enmit Wasserstoffi nbisherigenAn wendungsbereichen mitb e s o n d e r e rB e r u c k s i c h t i g u n gvonLH2.Reo p tIKE V21 2 1 1 6, I n s t i t u t ef u rKemenergetikundE e r g i e s y s t e m ed e r 図1 1 . 液体水素コンテナタンクの配管フロー図 U n i v e r s i t a tS t u t t g a r t , Germany ( 19 9 4 ) -17- 水素エネルギーシステム Vo 1 .35, No. 4( 2 0 1 0 ) 特集 , “ExperimentalI n v e s t i g a t i o nont h eWorstCase 9)PehrK Be h a v i o r sofLH2ILNGt 紅白色,rP a s s e n g e rC a r ", I n b, ∞11thWor1dHydrogen 昂r C o n f e r e n c e , P2169・2186 ( 19 9 6 ) . Ener , Ke ta l' ' P ∞ ,1SpreadingandV a p o r i z a t i o no f 1 0 )V e r f o n d e r n L i q u i dHydroge n " I n t e r n a t i o n a lJ o u r n a lofHydrogenE n e r g y ", Vo . l P21922197 匂00吟 32, 圃 1 1 )Wi t c o f s k iR .De ta l “ E x p e r i m e n t a landAn a l y t i c a l An a l y s e so ft h eM配 h町並smsG o v e r n i n gt h ed i s p e r s i o no f i q u i dHydrogenS p i l l s ", flammab1eC 1 0 u d sformedbyL I n t e r n a t i o n a lJ o u r n a lo fHydrogenEner g y " , Vo . 19, P 4 2 5 4 3 5( 19 8 4 ) 斤(NEDO事弟、“水素の 1 2 )例えば、エネルギー総合工学研究J 有努坪Ij用ガイドブック" ( 2 0 0 8 ) -18-
© Copyright 2024 ExpyDoc