特 長 LCDworksとは? 全自動対応

LCDworks
FPD業界向けの統合された
拡張製造進捗管理システム
LCDworksとは?
特 長
LCDworksは、Brooks Automation社が開発した、多様なFPD(フラット・パネル・ディス
プレイ)メーカ向けの統合拡張MES(製造進捗管理システム)です。LCDworksは、TFT、
STN、PDP、OLED、CF、FEDを含むアレイからモジュール工程までをカバーした、はじめ
ての統合MESです。
> 柔軟な全自動化に対応
> マルチチャンバ/インライン装置の
サポート
> 柔軟性の高いWIPおよびプロセス・
フロー設定
全自動対応
LCDworkは、
全自動で動作するように設計されています。Manual
(手動)
、
Semi-Auto
(半自動)
、
Selection Auto(選択自動)
、Full Auto(全自動)の4つのモードが同じ動作シナリオを使用す
るので、異なるモード間での整合性が保たれます。
> 複雑なキャリア管理が可能
> 多種多様な動作シナリオによるセル
工程管理
> 技術移転
4つのモードがすべて同じ動作シナリオで機能するためには、インターフェイス・メッセージ
> 統合ソリューション
のタイプとシーケンスが同じでなければなりません。つまり、サーバー、ユーザ・インターフェ
> 優れた技術でお客様固有のソリュー
イス、装置インターフェイスといったシステム内の各オブジェクトは、動作モードが変わって
も同じ動作を行います。LCDworksは、システムを一切変更せずに、本番稼動環境を手動か
ら自動へ切り替えることができます。
装置インターフェイスとユーザ・インターフェイスは、同じビジネス・ルールを使用します。
両インターフェイスは、同じビジネス・ルールを使用することで、クライアントとサーバー間
の通信を行います。異なるモード間で、
動作が異なることはありません。したがって、
トラック・
インやトラック・アウトを自動モードの装置インターフェイスで実行しても、手動モードでオ
ペレータが実行しても、LCDworksは同じように動作します。
また、LCDworksは、すべての動作モードで同じ情報を共有します。オブジェクトが全自動モー
ドで制御されている場合、そのオブジェクトを手動モードで制御しても、オブジェクトは同じ
動作を行います。
> LCDworksは、3レ ベ ル
のトレーサビリティを
サ ポ ート し て い ま す。
アレイから始まり、ロッ
ト、コンポーネント(ガ
ラス)
、サブコンポーネ
ント(パネル)という3
レベル構造で、ロット
のトレースが可能です。
ションを構築
LCDに固有の要件をすべてサポート
監視システムは、ユーザが事前に描画ツールを用いて作成し
LCDworksは、LCD業界の自動化サポートに第一の重点を置い
た装置レイアウト上に、ラインの詳細状況を表示します。管理
て設計されました。LCDworksのユーザ・インターフェイスは、
者は、ラインにある装置の状況を容易に監視できます。装置
3レベルの追跡・照会に対応しています。また、ロットのトレー
レイアウトは、監視クライアントを変更することなく、簡単に
スと合わせてキャリア管理をサポートします。LCDworksは、
変更できます。また、レイアウトはリアルタイムに更新されま
アレイ、セル、モジュールにおける一次カット、二次カット、
す。このように、監視システムはツール・ベースのシステムな
組立て、インライン装置管理など、LCDに固有の要件をすべ
ので、どこででも使用することができます。
てサポートします。さらに、LCDworksは、3レベルのトレーサ
ビリティに対応しています。ロットは、ロット、コンポーネン
LCDworksのモジュール:
ト(ガラス)
、サブコンポーネント(パネル)という3レベル構
• WIP管理
造でトレースすることが可能です。それらの関係は、ロットの
• ビジネス・ルール管理
トランザクションごとに管理され、コンポーネントの履歴が保
• キャリア管理
存されます。既存の豊富なビジネス・ルールにより、ルール・
• インテリジェントユーザ・インターフェイス
ライブラリからルールを組み合わせて選択することができます。
• インテリジェント装置インターフェイス
• 装置管理&全自動制御
柔軟性
• MHSインターフェイス/ディスパッチング
お客様の多様な要件に対応するためには、LCDworksのような
• エンジニアリング・データ収集(EDC)/統計的プロセス
拡張性のあるMESソリューションが必要です。また、標準機
管理(SPC)
能とユーザ要件のギャップを埋めるためのカスタマイズ機能も
• アラーム管理
求められます。しかし、カスタマイズには、保守の問題や追加
• 電子エンジニアリング・ノート(EEN)
的な開発作業が伴うことが多く、余分なコストが発生しがちで
• レシピ管理(RCP)
す。LCDworksなら、ビジネス・ルールを使用することで、こ
• レチクル管理(MASK)
のような問題を軽減することができます。
• データ・リンク管理
ユーザは、ビジネス・ルールを使用することで、コア・システ
システム要件
ムを一切変更せずに、機能の追加、削除、更新を行うことが
• サポートされるプラットフォーム:
できます。ビジネス・ルールはステップに追加されます。新し
• サーバー側:
いビジネス・ルールをステップに追加したり、ステップから削
• Compaq-UX
除する場合、または既存のビジネス・ルールを変更する場合、
• HP-UX
必要なのはステップの情報を変更することだけです。このタス
• Sun-Solaris
クは稼動中のシステムそのものから分離されているので、変更
• クライアント側:
は、
ビジネス・ルールの内部だけに発生します。これにより、
ユー
• Windows NT/2000
ザは、柔軟な処理を行うことができます。理論的には、追加
できるビジネス・ルールは無制限です。
設定可能なLCDworksのユーザ・インターフェイス
を使用すれば、ユーザは次のような処理を実行で
きます。
> 画面に表示されるデータ項目を選択する。
> 各画面のロット・リストのフィルタリング条件を変更する。
> ホット・キーと機能の対応関係を変更する。
> ポート管理やキャリア管理といった基本機能を有効または
無効にする。
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