VOC 塩化ビニールは一般に酸やアルカリなどの薬品への耐性は良い方 ですが、雰囲気中に有機溶剤やオゾン、 フロンなどが存在するとご 半導体産業における加工技術の微細化に伴い、 クリーンルーム内 では塵状物質のみでなく、 ガス状化学物質による汚染の制御が非 く短期間に劣化する場合があります。 《アキレスセイデンFシールド +》は、 このような環境下で使用されるクリーンルーム用ソフトパー ティションとして開発されました。防炎性塩化ビニール・フィルムに導 電塗工を施し、 その表面をフッ素フィルムで覆うことにより、 通常の塩 化ビニールより優れた耐薬品性を実現いたしました。 常に重要視されています。 《アキレスピロファイン》は揮発性有機化 合物(VOC)の発生を抑制するために基材としてフッ素フィルムを 採用、 アキレス独自の導電性ポリマー加工により、 透明でしかも優れ 6 た電気的性能(表面固有抵抗率10 Ωレベル) を持った優れた次 世代クリーンルーム用ソフトパーティションです。 代表的性能 代表的性能 ●帯電圧減衰時間 (5000V→50V) ●防炎 2 級( JIS A-1322 ) ●表面固有抵抗率 10 6Ω ( JIS K- ● VOC 発生量 1. 24 秒( MIL-B-81705D ) ●消防法施行令第 4 条の 3 に適合 ●酸素指数 29( JIS K-7201) 6911 ) ●消防法施行令第 4 条の 3 に適合 ●帯電圧減衰時間 (5000V→50V) ●防炎 2 級( JIS A-1322 ) 0. 01 秒以下( MIL B-81705D ) ●酸素指数 38 以上 ( JIS K-7201) 《セイデンFシールド+プラス》滴下試験 J I SK7114に準ず23℃×120h r s 官能評価 異常なし◎>○>△>×膨潤変形 試薬 塩酸 35%溶液 S/Fシールド+ 一般塩ビ ◎ ◎ 硫酸 30%溶液 ◎ ◎ 硝酸 40%溶液 ◎ ◎ 水酸化ナトリウム40%溶 ◎ ◎ エチルアルコール 50%溶液 ◎ △ 《ピロファイン》アウトガス測定値(VOC 測定結果) VOC測定物質 検出結果 DEM:マロン酸ジェチル ND DEP:フタル酸ジェチル ND DBP:フタル酸ジブチル ND DOP:フタル酸ジオクチル ND 検出限界 0.5 測定方法 SIM法* 60℃×60min. 単位:ng/200mg ND:検出限界以下 * SIM法:Selected lon Monitorring の略。 ガストロマトグラフの一種で、予め登録し た分子量の物質のみを高い精度で定量分析するもの。 アセトン 95%溶液 ◎ × 酢酸エチル 95%溶液 ◎ × 四塩化炭素 95%溶液 ◎ △ ベンゼン 95%溶液 ◎ × 試料名 灯油 ◎ △ ピロファイン 0.1mg/m2 セイデンF・UVガード 1.0mg/m2 塩ビとの VOC 発生量比較データ VOCトルエン換算値 セイデンF 73mg/m2 セイデンクリスタル 37mg/m2 上のデータは比較を目的とした測定値であり保証値ではありません。他の条件、測 定方法により数値が変わることがあります。 設計施工、ご使用時の注意→個別カタログを参照してください。 9●
© Copyright 2024 ExpyDoc