レーザー遮光カーテンの開発

レーザー遮光カーテンの開発
◆開発概要
原子炉等の大型構造物を解体するためのレーザー作業は、「JIS C6802 レーザー製
品の安全基準」があり、レーザー光を物理的な境界を設けたレーザー管理区域とし
て運転・使用することが求められています。本研究ではこのフィールドでのレー
ザー作業を容易に行うための「レーザー遮光カーテン」を開発しています。
◆特徴
・耐スパッタ性: JIS A1323 A種相当
・耐レーザー光照射強度: 20 kW/ cm2
・レーザー製品の安全基準(JIS C 6802)
光学濃度 (減衰値): OD値6以上
・防炎性: 日本防炎協会基準「工事用シート」準拠
※現在開発中の商品です。
(平成27年度発売予定)製品の仕様、性能などは変更になる場合があります。
※平成26年度独立行政法人日本原子力研究開発機構敦賀事業本部の成果展開事業にて共同開発した成果です。
レーザー遮光カーテン
第1層: 耐熱層 (カーボン織物)
第2層: レーザー減衰層 (金属酸化物)
第3層: 耐炎層 (カーボン織物)
カーテンの構成図
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岩崎