国際ソロプチミストは（私た ちは）、管理職、専門職に就い ている女性の世界的組織で、 人権と女性の地位を高める奉 仕 活 動 を し て い ま す 。世 界 125の国と地域に3,000以上 のクラブがあり、約９万人の 会員が女性のために変化をも たらす奉仕活動を行っていま す。 ＊ロゴマークがかわりました。女性と女児を サポートする団体のイメージを表してい ます。 ■発行 2005年12月 ■発行所 国際ソロプチミスト沖縄 〒900-0015 那覇市久茂地２-10-20-301号 ■発行責任者 中 村 澄 子 祝 国際ソロプチミスト沖縄認証30周年記念式典・祝賀会 国際ソロプチミスト沖縄認証30周年記念式 典・祝賀会が10月25日、沖縄ハーバービューホテ ル「彩海の間」で開かれました。日本財団、日本南 リジョンの役員の方々のご出席も賜り、また遠 く北海道や山形、郡山等の姉妹クラブからの参 加もあり215名の参加者でにぎわいました。 式典では、貴重なご来賓 の祝辞を頂戴し、30年を振 り返る「パワーポイント」で は、映像で映し出されるこ の会の息の長い活動と社会 的にも意義のある役割を 担ってきたことを再確認し 記念事業実行委員長 花 城 貞 江 ました。 若杉日本南リジョンガバナーより30周年記念盾を授与 来賓のお出迎え 会長 中村 澄子 パワーポイントによる 「会活動歩み」 祝辞を述べられる稲嶺惠一知事 国際ソロプチミスト沖縄は、1975年10月25日当時、 日本本部会長でおられまし た千 嘉代子様と、 国際ソロプチミスト鹿児島の皆様方のご尽力と、 ご指導のもと に日本で49番目、 南リジョン8番目のクラブとして認証されました。 初代翁長君代会長をはじめ30名の会員が、沖縄で初めてソロプチミストとし て「奉仕と友情の扉」を開くことができました。以来30年「人権と女性の地位向上」を目指し て友情の輪を広げながら地域のニーズに耳を傾け、地道な奉仕活動に努めて参りました。多 くのチャリティー講演会等を開催し奨学金、アメンボキャンプ、アメラジアンスクールの健 康診断、DV被害者支援、仁愛養護園の訪問など、一歩一歩地域に根ざした奉仕活動を継続 して参りました。 さらに、スポンサーしている組織として、沖縄ベンチャークラブ、沖縄キリスト教学院大 学シグマソサエティー・沖縄尚学高等学校Ｓクラブを認証し若い人達に奉仕の尊さと喜び を深める目的で、共に交流会を持っております。私達、36名の会員は、伝統ある沖縄クラブと して国際ソロプチミスト理念と新しい時代に合った地域社会の為に奉仕活動にまい進して いく所存でございます。 （要旨） 30周年記念事業 日本南リジョンユースフォーラム 青少年健全育成 「防犯パトロールカー」 出発式 今、世界平和を考える∼女性として、 地域社会から出来る事は何？ 沖縄尚学高等学校 1年 千 玄 室 大宗匠講演会 11月１日、南部合同 庁舎の広場で「防犯パ トロールカー」の出発 式がありました。式の 後玉の子保育園の園児 達と国際ソロプチミス ト会員、県民会議傘下 の市町村青少年育成関係者の見守る中、青色灯を点滅させ ながら、出発しました。 DV被害者支援「樫の木」 募金創設 「樫の木BOOX』設置 那覇空港ロビー歓迎 エンブレムの設置 ୳ܣɈင 「防犯パトロールカー」贈呈 羽地 和枝 沖縄県青少年育成県民会議 会長 御座楽演奏 ベンチャーOGによる「四つ竹」 様 アメラジアンスクール健診に参加して 第二奉仕委員会 委員長 又 吉 博 子 2001年から実施さ れたアメラジアンス クールの健康診断も 今年で５回目となり、 10月17日同校で沖 縄 県総合保険協会の協 力で実施されました。 尿検査・蟯虫・視力・聴 力・心 電 図・貧 血 の ６ 項目を70名の児童が健診を受けました。 ブァドマイケル校長先生は「アメラジアンスクールは、フ リースクールと云う事で学校保健法による集団診断が受けら れないので大変困っていましたが、国際ソロプチミスト沖縄の 援助により、児童達の健康チェックができて感謝している」と お礼のご挨拶がありました。 又、検査にくる児童達は礼儀正しく「こんにちわ」、 「ありがと うございます」と笑顔であいさつ。瞳はキラキラと輝き、喜んで いる姿に、改めて奉仕の尊さを実感しました。 〈参加者 根路銘幸子・宮城聖子・又吉博子〉 講師のゆたかはじめ先生を囲んで 沖縄YMCA「アメンボキャンプ」へ昼食ボランティア 奨学金贈呈 チャーターメンバそろって 重信 真央 世界平和を考えた時、真っ先に思い浮かんだのが戦争と武力 の放棄を謳っている「日本国憲法第九条」だった。世界に誇れる 平和憲法。この憲法を取り入れているのは世界でも日本とフィ リピンの二カ国のみである。ならばその日本から世界平和に努 めるべきだ。戦争が無くならない限り、本当の世界平和は訪れな いのだから、とそう思っていた。 しかし、このフォーラムでゆたかはじめ氏の講演を聞いた時、 私は自分の視野が急に広がったのを感じた。 「憲法第九条そのも のではなく、それを扱う人間の心が大切なのだ」という、これま での私とはまた別の視点から「憲法第九条」を見ているゆたか氏 の話から、私の頭にふとひらめいた事があった。 「女性として地域社会から出来ることは、実際に憲法第九条を 扱う人々の心の改革だ。」 私はこの考えから、次の事を実践すべきだと思った。それは、 これからの日本を担う子供達の心の改革だ。例えば、私の知人の 女性教師の活動がそれに当たる。彼女は、自分の母親の戦争体験 を元に絵本を作成し、それを地域の母親達と読み聞かせしてい る。地域の女性と協力し合い、子供達に戦争の悲惨さ・恐ろしさ を教え、そして世界平和の尊さを感じさせる。ここから、子供達 が自発的に世界平和について、何が出来るのかを模索していく 「きっかけ」を作ってあげる事が本当に大事なのだと、彼女の活 動から知った。私も、これからこういう「きっかけ作り」を子供達 にしてあげたいと強く感じた。 平和な時代を作るためにはもちろん、男性の力も必要なので、 女性の方から男性に働きかけて、一緒に世界平和を行っていく べきだと私は思う。 「女性として」、 「一人の人間として」何ができ るか。いろいろな面から考え、行動を起こせる人間になろうと考 えている。 沖縄国際大学 親 泊 史 枝さん 与那嶺 美 希さん 乾杯のご挨拶 富永一子様 （1990∼92日本南リジョンガバナー） 来賓祝辞 尚 弘子様 SOLT 1泊研修 「かしかけ」玉城節子 赤い羽根募金に参加 「まみとーまー」石垣クラブの皆さん 沖縄大学 ノートテイクサークル 代表者 最後はかちゃーしーで… 田 中 息 吹さん アメリカ連盟から獲得したベンチャー グラント（助成金2,500＄）贈呈 城 東小学校 六 年一組 大城 知世 ̶城東小学校 ̶ 一年生の時 大きい校舎だなぁと思った 二年生の時 六年生のろうかを歩いてみたいと思った 三年生の時 卒業するまで城東小がいいと思 っ た ちえ先生と おわかれした校舎 城東小学校 二年一組 ひが りか子 お母さん ちか子おばちゃん まさ子おばちゃん もと子おばちゃん おせわになった校しゃ みんなみんな ちえ先生と おわかれした校しゃ べんきょうしたり そうじをしたり 先生におこられたり わたしは あなたのことを わすれない … 楽しいドロジューが 出来た 。 城東小学校 三年二組 西田 太地 楽しい思い出の校舎 楽しいドロジューができた。 楽しいなわとびができた。 楽しい体育ができた。 楽しい本を読んだ。 楽しいあそびをつくった。 楽しいゲームをした。 ありがとう校舎 30周年記念式典、祝宴の後に“おつかれさまでした” 城東小に来て三年間 いろんな事を思った ̶職員室に入ってみたいな ̶ ̶放送室ってどんなだろう ̶ 四年生の時 父が城東小出身だと知った 五年生の時 城東小が新しくなる事を知った そして六年生 職員室にも放送室にも入った 五年半 運動会 学芸会 そして部活 いろいろな思い出をありがとう！ いろんな ハプニングがあった 城東小学校 六年一組 島 友莉華 ゴキブリが出たり けが人が出たり 賞状のガラスがわれたり ゆかのタイルがはがれた り せんぷうきがはがれたり いろんなハプニングが !! あったけどみんなで笑ったり おもしろい事を言ったり とっても楽しかった いままで６年間ありがとう 1975年30名でスタートした沖縄クラブ、多くの姉妹クラブを育て沖縄の女性と子供たちの為に歩 んだ30年でした。 30周年記念式典・祝宴は、有形、 無形の財産をたくさん実感したまさに喜びの日となりました。 稲嶺惠一沖縄県知事、若杉順子日本南リジョンガバナー初め県内外から215名が集いおごそかな 中にも和やかな時間を過ごしました。 30周年実行委員会 事務局 各地からお祝いにかけつけてくださった友情に感激し地域社会のニーズがある限りさらに奉仕 崎 原 末 子 の輪を拡げていきたいと新たなスタートを誓いました。 真摯なる友情…いつまでも サヨナラ城東小学校校舎 今回は城東小学校の皆さんの登場です。 城東小学校では、校舎の新築が始まりました。校舎建て替えの前に、思い 出の校舎との借別の気持ちを全校生徒が詩に、書き残しました。 その貴重な作品を、大嶺順子校長先生のご好意で「青い窓」に掲載させ て頂きました。素直な心と感性豊かな詩心に触れることができました。
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