5月号 - 御宿町

No. 148
平 成 20 年 5 月
●発行/千葉県御宿町議会 ●編集/議会だより編集委員会 ●発行責任者/新井 明
「こいのぼり」が上手に作れました
3月議会
∼ 御宿保育所 ∼
平成 20 年度当初予算を可決 …………………………… 2 P
定例会
人事案件など 33 議案を可決・同意 ……… 6P
一般質問
新規事業計画についてなど3議員が登壇 … 10 P
おんじゅく議会だより 平成20年 5月 No.148
一般会計
平成 20 年度
当初予算
27 億 7,000 万円
決まる
∼限られた予算で創意工夫し最大限の効果を引き出します∼
・町 税
水道事業会計
10 億
493 万円 ( ▲ 4.2%)
・地方交付税
7億 3,000 万円 (
7.4%)
・国庫支出金
9,994 万円 (
24.2%)
・県 支 出 金
1 億 4,932 万円 (
6.3%)
・分担金及び負担金
・資本的 514 万円
支出
・収益的 2 億 9,048 万円 2 億 5,932 万円 ( ▲ 8.0%)
・町 債
・そ の 他
収入
・収益的 2 億 6,833 万円
1 億 5,000 万円 (
3 億 7,649 万円 (
・資本的 4,316 万円
3.2%)
1.4%)
国民健康保険会計
予算総額 10 億 1,904 万円(▲ 2.7%)
歳 出
・議 会 費
6,271 万円(▲10.3%)
・総 務 費
5 億 475 万円(▲ 2.8%)
・民 生 費
5 億 9,038 万円(▲ 0.7%)
・衛 生 費
5 億 811 万円(
0.1%)
・農林水産業費
9,194 万円(
19.3%)
・商 工 費
8,683 万円(▲05.1%)
・土 木 費
7,675 万円(▲17.2%)
・消 防 費
1 億 9,139 万円(
1.8%)
・教 育 費
2 億 3,356 万円(
21.6%)
・公 債 費
4 億 2,052 万円(
2%)
・そ の 他
306 万円(
0%)
老人保健会計
予算総額 9,751 万円
* 平 成 20 年 4 月 か ら 老 人 医
療が後期高齢者医療へ移行し
ました。
後期高齢者医療会計
予算総額 1 億 2,517 万円
介護保険会計
※( )内は前年度比です。
予算総額 6 億 1,069 万円(16.1%)
2
平 成 二 十 年 三 月 四 日 か ら 十 二 日 ま で 九 日 間 の 日 た。
な 要 因 と し て、 御 宿 小 学 校 校 舎 及 び 屋 内 運 動
程 に よ り、 三 月 招 集 第 一 回 定 例 会 が 開 催 さ れ、 平
主
成 二 十 年 度 一 般 会 計 予 算 を は じ め と し て、 人 事 案 場 耐 震 補 強・ 大 規 模 改 修 工 事 や メ キ シ コ 記 念 塔 建
件 や 条 例 の 改 正・ 補 正 予 算 な ど 三 十 三 議 案 を 慎 重 立 八 十 周 年、 サ ン・ フ ラ ン シ ス コ 号 漂 着 四 百 周 年
記念事業関係経費等を計上したことによるもので
審議し、原案の通り可決・同意しました。
成 二 十 年 度 の 一 般 会 計 予 算 は、 前 年 度 に 比 べ す。
平
二千二百万円 前
( 年度比〇・八% の
) 増となりまし
歳 入
おんじゅく議会だより 平成20年 5月 No.148
想 さ れ ま す。 法 人 税 も 同 様
後は減少していくことが予
み で 前 年 度 を 上 回 る が、 今
歳 入 は、 団 塊 の 世 代 が 退
職 期 を 迎 え、 町 民 税 は 見 込
自給率の向上策が実施され
でも農業の担い手支援策や
年 度 で 三 十 九 % と 低 く、 国
が、 食 料 自 給 率 は 平 成 十 八
食の安全が脅かされている
れております。
して生活できる配慮がなさ
の実施等全ての世帯が安心
護 予 防 に 鶴 亀 ク ラ ブ・ 教 室
特定保健指導や高齢者の介
健診においても町独自に健
業 を 新 た に 実 施 し、 妊 産 婦
量 が 増 え る 中、 課 を 減 少 す
の他にも職員が減少し事務
に 進 め ら れ て お り ま す。 そ
予定で安全についても着実
い 対 策 が さ れ て お り ま す。 プ の 配 布 が 全 戸 に 行 わ れ る
診十四回分を助成する手厚
る 行 革 に 着 手 し、 住 民 と の
能 と な り、 町 ハ ザ ー ド マ ッ
時では県レベルの対応が可
無線設備の整備により災害
ます。
行政運営が展開されており
住民協働の推進と創出する
づくり基金条例﹂の制定等、
と す る﹁ 活 力 あ る ふ る さ と
する方々からの寄附を財源
四百周年記念事業や町を愛
サ ン・ フ ラ ン シ ス コ 号 漂 着
協働では先人の偉業を称え
す。
の 傾 向 に あ り ま す。 固 定 資
る 中、 当 町 で は 中 山 間 地 域
瀧口義雄議員
産 税 は、 新 築 家 屋 等 の 伸 び
り、不耕作地の解消と共に、 中 学 校 の 屋 内 施 設 を 断 腸 の
お り ま す。 今 後 の 進 展 に よ
思いで取りやめたことは大
なか将来を見据えた編成と
二十二年にピークを迎える
品 偽 装、 表 示 偽 装 と
食
いった事件が数多く発生し
で 現 状 維 持 の 状 況 で す。 地
方 交 付 税 は、 地 域 再 生 対 策
地産地消での食の安全を期
予算は財政健全化法
本
を 考 慮 し、 公 債 費 が 平 成
設の耐震化の実施にあ
総合整備事業が進められて
施
た っ て は、 町 長 公 約 で あ る
費 と し て 追 加 交 付 さ れ、 特
次 に、 町 新 年 度 予 算 に つ
い て、 近 年 郡 市 の 中 で も 遅
算事業を提唱されてまいり
は 協 働 の 町 づ く り、 ゼ ロ 予
変 わ り、 こ の 間、 井 上 町 政
らソフトウエア中心に移り
ド ウ エ ア 中 心、 箱 物 中 心 か
い ま す が、 裏 を 返 せ ば こ れ
材育成について言及されて
実 施 計 画 を 見 ま し て も、 人
事 も 増 え る、 給 料 は も
仕
ら え な い、 こ う い う こ と で
す。
能力を超えるものが必要で
には今まで養ってきた事務
は職員の意識の低下が懸念
どと聞いております。
を と り ま し た。 三 百 万 円 ほ
宿町だけが支給しない処置
といたします。
率的な運営を望み賛成討論
あ た っ て は 無 駄 を 省 き、 効
別交付税では頑張る地方応
ます。
な っ て お り ま す が、 執 行 に
え、 小 学 生 の 入 院 医 療 費 の
い に 評 価 で き ま す。 前 年 度
援 プ ロ グ ラ ム 分 の 増 加 は あ 待いたします。
社 会 保 障 費 に つ い て は、 に 引 き 続 き 児 童 や 町 民 の 安
る が、 過 去 に 比 べ る と 相 当
乳幼児医療費助成事業に加 全のための推進をお願いし
減少しています。
れていた働く若い世代への
ました。
を さ れ ま す。 こ の 際、 副 町
域 消 防 で は、 総 合 救 急
広
医 療 費 の 助 成 制 度、 小 学 生
職 員 の 能 力 が 試 さ れ ま す。 ま で 必 ず し も 成 功 し て い な
長のことを真剣に考慮すべ
補助を行う児童医療対策事
ま ず、 国 に 対 し て 一 言 述
べておきたいと思います。
の入院時の助成や妊産婦健
いあらわれと言えるのでは
きではないでしょうか。
歳 出 は、 安 全 と 安 心 の 視
点から見た予算だと思いま
方の時代と言うのな
地
ら、 そ れ に 見 合 う 財 源 を 地
診 へ の 助 成 制 度 な ど、 こ れ
国から昨年度でも包括支
ないでしょうか。
ば財源はあります。
方交付税として手当てをす
は大いに評価するものであ
援センターなどさまざま
石井芳清議員
る、 地 方 を 元 気 に し て こ そ
り ま す。 さ ら に、 こ れ ら の
緒になって町づくりを進め
化 の 中 で、 さ ら に 町 民 と 一
昨 日 の 給 与 の 改 定 で は、 御
さ れ て お り ま す。 さ ら に、 ただきます。
年度比で六千万円の減額と
ま す。 事 務 の 高 度 化 と 多 様
な け れ ば な り ま せ ん。 そ れ
て、 反 対 の 意 見 と さ せ て い
年度予算では職員が八
金を生かすのは人だ
な仕事が町におりてきてい
新
お
名 の 減 員、 人 件 費 で も 対 前 と い う こ と を 強 く 申 し 上 げ
真に国が栄えるのではない
施策を中心に定住人口を増
でしょうか。
ージス艦の事故に見ら やしていく創意工夫が求め
イ
れ る 防 衛 費 の 見 直 し、 大 企 られます。
し か し、 財 政 も 厳 し く
業 減 税 の 見 直 し、 道 路 特 定
なっている中で時代がハー
財源の見直しなどを進めれ
3
賛成討論
反対討論
おんじゅく議会だより 平成20年 5月 No.148
おもな質疑応答
更新を急務とすることか
の中に折り込みを入れて
広 報 に つ い て は、﹁ 国 吉
病院だより﹂という冊子
指令装置は指令システ
います。
ら今回改修します。
本年度予算における
ム の 中 枢 装 置 で あ り、 新
歳入について
地方交付税の減額措
減という通知をいた
対 前 年 度 比 四・二 %
置 と
) 連動することによ
り、 一 一 九 番 通 報 の 受 付
ステム 車
( 両運用端末装
ているところです。
布 し、 病 院 の 利 用 を 促 し
置について伺います。
だ い た と こ ろ で す。 そ の
けから出動指令までの指
表示システムやAVMシ
御宿町としては防災無
線や後期高齢者医療の地
後、 平 成 二 十 年 度 は 地 方
令 管 制 業 務 の 迅 速 化、 円
者会議で伺っています。
滑化が図れると企画担当
スの運用状況及び周
民生費
子育て支援について
伺います。
一で二回までとされてい
タナゴ生息地の自然観察
会において子供達が大変
興 味 を 持 ち、 現 在、 小 学
校 と 相 談 中 で す が、 今 年
度以降も観察をしていき
たいという話も出ていま
す。
現 在 進 め て い る の は、
花の植栽やタナゴの日を
設 け て、 地 域 住 民 や 保 存
会にも協議をさせていた
の清掃等をして環境整備
だ き、 月 一 回 程 度 の 周 辺
ミヤコタナゴ保護増
を行ったらどうかという
衛生費
殖事業及び今後の保存
検討もしているところで
す。 今 の 時 点 で は、 保 護
について。
現状では、昔からの水
委 員 会 や 保 存 会、 地 域 の
農 地・ 水・ 環 境 保 全
農林水産業費
いきたいと考えています。
合いをしながら実施して
方々と何ができるか話し
路の復元作業を行っ
ています。
今 後、 水 の 流 れ を 変 え
る と い う こ と で、 田 越 し
妊 婦 健 診 の 助 成 は、
国吉病院行きの直行
ま し た が、 平 成 二 十 年 度
従来までは千葉県統
便は、平成二十年二月
からは千葉県統一で五回
知等について伺います。
区説明の際に行程表を配
再生対策費という地域活
性化対策に必要な歳出の
国吉病院への送迎バ
特別枠を創設するという
こ と で、 町 配 分 金 と し て
四千四百万円が配分さ
れ る よ う で す。 こ れ は 暫
一日から試行運転を開始
までとなります。
定的な措置とされており
から総額では対前年を上
しています。
ま す が、 こ の よ う な 状 況
回っています。
歳出について
でどの程度の水量を確保
は医療機関で健診したほ
できるかが問題です。
況 で す。 一 カ 月 間 の 利 用
ま だ、 利 用 者 は 残 念 な 厚 生 労 働 省 で は、 妊
がら多いとは言えない状 婦 は 十 四 回 ぐ ら い ま で
状 況 は、 御 宿 町 八 名、 い
ま た、 貝 の 生 育 が な い
うがよいという指針が示
限りミヤコタナゴの増殖
ができないということで
全についてお聞きします。
る高山田地区の農地の保
向上対策事業におけ
す の で、 貝 の 増 殖 も 一 つ
さ れ て い ま す の で、 そ の
策 に 沿 っ て、 残 り の 九 回
の ポ イ ン ト と な り ま す。
すみ市と合わせて総勢
は御宿町の独自事業によ
法 の 事 業 で す。 目 的 は、
広域消防の操作卓の
り、 一 回 当 た り 三 千 円 を
平 成 二 十 年 度 は、 保 護
委員会と相談しながら進
平成十九年度から国
給 付 し、 子 育 て 支 援 を し
地域は地域で守っていく
ま た、 昨 年 度 は ミ ヤ コ
ます。
めていきたいと考えてい
うちの五回は千葉県の対
総務費
▲ミヤコタナゴは何匹産まれたかな?
∼御宿小学校∼
ていきたいと考えます。
八十名でした。
概ね1年間運転試行
で創設された時限立
という一つの基本的な考
えの中で農家以外の地域
4
A Q
改修について具体的
にどういう整備内容に
なっていますか。
現在稼働している指
令 シ ス テ ム は、 平 成
二 年 か ら 運 用 し、 既 に
十六年近く経過している
ことから老朽化が目立ち
Q
A
Q
A
Q
A
Q
A
Q
A
▲
おんじゅく議会だより 平成20年 5月 No.148
新年度予算
形で高山田地域保全会と
六十三ヘクタールという
ク タ ー ル、 畑 が 約 〇・ 〇
今回の高山田地区につ
い て は、 約 二 十 六・一 ヘ
路沿いに花の植栽などで
管 理、 景 観 事 業 と し て 水
修、 農 地 の 草 刈 等 の 維 持
て水路の清掃や農道の補
事 業 内 容 は、 大 き く 分 け
を保全していく事業です。
住民が主体になって農地
ていきたいと考えていま
セービング協会と話合っ
と し て、 こ れ か ら ラ イ フ
イフセービング発祥の地
いう中で御宿の海岸をラ
に岩和田地区であったと
大 会 を 考 え て い ま す。 特
大会やライフセービング
の冠としてビーチバレー
て は、 四 百 周 年 関 連 事 業
そのうちの百万円につい
とで県も進めていますの
置の対策を取るというこ
に有利な税制上の優遇措
が、 進 捗 状 況 に つ き ま し
げさせていただきました
行っているところです。
は 現 在、 県 が 用 地 買 収 を
成 し て い ま す が、 そ の 他
場前の六〇〇mが既に完
続するまでの間でゴルフ
の町道〇一〇六号線に接
皆様と関係機関が協力し
準に各地区自主防災会の
る た め に、 防 災 の 日 を 基
いつ起こるか分からな
て は、 で き る だ け 地 権 者
い災害から被害を軽減す
い て は、 四 百 年 前 の 史 実
今回の補正予算でも県
の負担金ということで上
にライフセービングにつ
でご理解をお願いします。
ます。
制の確認をお願いしてい
目が生じないよう組織体
等 が あ っ た 際 に は、 自 主
を通じて地区役員の交代
す。 町 で 毎 年 度 区 長 会 等
方を中心に構成していま
自主防災会組織です
町とが地域の協定書を作
す。
が、 地 区 役 員 の 皆 様
て各種防災訓練を継続し
わい教室、児童館で読み聞
室 は、 既 に 公 民 館 で わ い
ます。現在、子供放課後教
防災会役員の体制に切れ
教育費
RAC レ
( クリエー
ションアフタークラ
ブ 事
) 業とは。
子供放課後教室と同
て実施していきたいと考
等の事業と考えてい
予算上なかなか見通し
もつかないというような
かせ教室、B&Gでは夏に
と こ ろ も あ り ま す が、 止
えています。
町道〇一〇六号線の道
め て し ま う と い う よ う な ま た、 災 害 時 に お け る 水 泳 教 室、 親 子 体 験 教 室
災 害 協 定 に つ き ま し て は、 等を実施していますが、そ
めている事業について
現 在、 町 が 整 備 を 進
今後の進捗状況により工
て 町 内 の 商 工 会、 商 店 振
地 買 収 は し て い ま す の で、 現 在 物 資 の 面 に つ き ま し
と思います。RAC事業の
して考えていただければ
の中の一つの位置付けと
きる状況です。毎週木曜日
興会等と契約をしていま
の放課後に小学校一年生
事に繋がるというような
当に関する協定書を千葉
から三年生を対象に行っ
は、 平 成 十 六 年 か ら 五 ヵ
土建の一般労働組合夷隅
て い ま す。 平 成 二 十 年 一
参加については、募集をし
支部と協定を結んでいま
す。 土 木 に つ い て は、 災
す。 避 難 所 に つ い て も 町
時間設定になると思いま
これからの町自主防
月 か ら 試 行 期 間 で 実 施 し、
年計画により平成二十年
災会の組織体制は。
内の保養所や宿泊業者と
現在三十四名が参加して
て希望者には全員対応で
ま た、 災 害 時 に お け る 防
の協定を今後の検討課題
います。
消防費
災協定について。
として考えています。
害時における災害応急手
話 で は な く て、 順 次、 用
路改良事業について平
を 基 に 人 類 愛 が 御 宿、 特
成して事業を行います。
土木費
す。
商工費
▲第1回の RAC 事業
∼ B&G 海洋センター∼
す。
田地先からの関連道路と
い う こ と か ら、 二 分 の 一
は国庫補助となっていま
す。
六 百 万 円 で、 昨 年 よ 全 体 計 画 と し て は、 い
り 百 万 円 減 と な り ま す。 す み 市 山 田 地 先 か ら 今 回
Q
5
Q
A
A
度に利用できる予定で進
成二十年度の工事内容は。
Q
A
め て い ま す。 C 地 区・ 山
▲ライフセービング大会
観光企画作成委託費
の内容は。
全体予算としては
Q
A
おんじゅく議会だより 平成20年 5月 No.148
審議しました
新しい条例施行
・町活力あるふるさとづくり基金条例
地方分権の進展に伴い、協働による町づくりが求められています。
御宿のもつ豊富な資源と魅力を後世に継承していくとともに、特色のあるふるさとづくりを
進めるため、寄付を通じて多くの方々が自治発展の担い手として積極的に参加できるように条
例を定めました。
「ふるさと御宿」を愛する方々からの寄付金を元に活力ある協働の町づくりを目指すことを目
的としています。
・町地区計画等の案の作成に関する条例
御宿台地区において現在定められている建築協定が平成 20 年 3 月 31 日で期間が満了するこ
とに伴い、建築協定によって整備された住環境を今後も継続していくため、地区計画への移行
が必要とされています。都市計画法の規定に基づき、地区計画等の案の内容となるべき事項等
の手続きを条例で定めました。
・長期継続契約を締結することができる契約に関する条例
長期継続契約については、翌年度以降にわたり電気、ガスの供給を受ける契約等について、
債務負担行為を定めることなく、締結できるものとされています。こうした契約に加え、翌年
度以降にわたり契約を締結しなければ事務の取り扱いに支障を及ぼすようなもののうち、条例
で定めるものについては長期継続契約として締結できるよう地方自治法が改正され、内容、期
間についてを条例で定めました。
・町後期高齢者医療に関する条例
平成 20 年 4 月から高齢者の医療の確保に関する法律の施行に伴い、御宿町が行う後期高齢
者医療に関する事務、保険者 (75 歳以上並びに 65 歳から 74 歳までの障害認定を受けた方 ) に
係る普通徴収すべき保険者の資格、納期、罰則等について事務条例を定めました。
平成 20 年 4 月から保険証が
新しくなりました
後期高齢者医療被保険者証
有効期限
○○○○○○○○
被保険者番号 平成 21 年 7 月 31 日
住所 千葉県夷隅郡御宿町○○○
氏名 御宿 太郎
性別 ○
生 年 月 日 大正 ○ 年○月○日
資 格 取 得 年 月 日 平成 20 年 4 月 1 日
発 効 期 日 平成 20 年 4 月 1 日
交 付 年 月 日 平成 20 年 4 月 1 日
千葉県後
一部負担金の割合 ○割
期高齢者
医療広域
保 険 者 番 号 39124433
連合印
保 険 者 名 千葉県後期高齢者医療広域連合
6
おんじゅく議会だより 平成20年 5月 No.148
3月招集 第1回定例会
その他の条例改正
千葉県市町村総合事務組合の共同処理す
る事務の変更及び千葉県市町村総合事務
組合規約の改正 県内消防救急無線の広域化、共同化を図るため、千葉
県内全市町村組合が構成団体である千葉県市町村総合事
務組合に新たな事務として、消防救急無線設備の整備及
び管理について組合規約に事務を追加しました。
町国民健康保険条例の改正
国民健康保険法の一部改正及び高齢者の医療の確保に
関する法律の制定により、七十五歳以上の老人医療保険
の加入者は国民健康保険を脱退し、後期高齢者医療制度
に加入します。そのため、出産育児一時金、葬祭費の支
給対象外になります。
ま た、 従 来 の 老 人 保 健 法 の 住 民 基 本 健 診 か ら 高 齢 者 の
医療の確保に関する法律の特定健診、特定保健指導を保
険者が実施することが義務化されました。
町事務分掌条例の改正
平成二十年四月から後期高齢者医療や特定健診など、
新たな制度がスタートしました。
町では新たな行政運営として、現行の八課を七課とし、
限られた職員を効率的かつ効果的に配置するため条例を
改めました。
*その他、税条例等の改正について可決されました。
町長等の給料の特例に関する条例の改正
現在、平成十七年四月から平成二十年三月まで、町長
及び教育長の給料を三十%減額していますが、その期間
を平成二十年十二月二十三日まで延長するため条例の改
正を行いました。
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の改正
農家組合長の年額報酬について、近隣市町との均衡を
図るため見直しを行い、年額一万二千円から一万円に減
額しました。
町職員の旅費に関する条例の改正
行政改革の一環として、旅費の種類である日当を廃止
しました。
これに伴い、関係条例についても改正しました。
・議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例
・特別職の職員の給与及び旅費に関する条例
・町証人等に対する実費弁償に関する条例
町防災行政無線事業に係る分担金条例の
改正
)
千葉県が防災行政無線戸別受信機の補助制度を廃止し
たことにより、平成二十年四月から新たに設置を希望す
る方に町が二分の一を補助します。
※一台
三万九千円
町
( 負担一万九千五百円・受益者負担一万九千五百円
7
おんじゅく議会だより 平成20年 5月 No.148
補正予算
国民健康保険特別会計補正予算
第
( 四号︶
主 な 内 容 は、 国 民 健 康 保 険 税 の 減 額、 保
険者の医療費確定に伴う精算をしました。
四 千 五 百 七 十 二 万 六 千 円 を 追 加 し、 補 正
後の予算総額を十一億五百七十一万円とし
)
一般会計補正予算 第
( 五号
)
歳 入 で は、 決 算 見 込 み を 踏 ま え 国・ 県 支
出金を中心に各項目の予算額を調整しまし
た。
ま た、 歳 出 に お い て は、 河 川 等 災 害 復 旧
事業に係る事業費の確定並びに将来財政へ
の 安 定 運 営 を 考 慮 し、 財 政 調 整 基 金 へ の 積
立等について補正しました。
七千五百五十七万二千円を追加し、補正後
の予算総額を二十九億四千二百十四万一千
円としました。
議員発議
町議会委員会条例の改正
地方財政は依然として厳しい財政状況の
も と、 町 行 政 に お い て 町 事 務 分 掌 条 例 が 提
出 さ れ、 今 回 の 三 月 定 例 会 に て 可 決 さ れ ま
した。
こ れ に よ り、 各 常 任 委 員 会 が 所 管 す る 事
項 等 に つ い て、 町 議 会 委 員 会 条 例 を 改 め ま
した。
提出者
松﨑啓二
賛成者 瀧口義雄・貝塚嘉
伊藤博明・中村俊六郎
人
事
※平成二十年三月三十一日の
期 満 了 に 伴 い、 各 委 員 が
任
選出されました。
○選挙管理委員︵当選︶
水上一夫氏︵六軒町︶
加藤惠次氏︵岩和田︶
井上賢一氏︵上布施︶
屋代榮治氏︵久保︶
○選挙管理委員補充員︵当選︶
山口秀雄氏︵須賀︶
櫻井榮子氏︵上布施︶
大野元嗣氏︵岩和田︶
西脇あさ氏︵御宿台︶
○教育委員会委員︵任命︶
柳
郁亮氏︵六軒町︶
○固定資産評価審査
委員会委員︵選任︶
河﨑修政氏︵久保︶
8
ました。
介護保険特別会計補正予算
第
( 三号
介護施設入所者や居宅サービス利用者の
増加に伴う保険給付費の増額をしました。
五 百 八 十 二 万 七 千 円 を 追 加 し、 補 正 後 の
予算総額を五億七千三百六十一万八千円と
しました。
▲介護予防事業
∼ほっとサロン∼
おんじゅく議会だより 平成20年 5月 No.148
平成20年3月28日付けで町民の方より議会議長及び町長あてに手紙が届きました。
その内容は、裾無川の河川にゴミが散乱し、生活環境上支障をきたしていることから、
町議員においても現地調査を実施し、環境保護に尽力をつくしてもらいたい旨の依頼文で
した。
議会では、河川環境を所掌している産業建設委員会にて現状を把握するため、徒歩で現
地調査を実施しました。
下流の数箇所にゴミが散乱していましたが、川岸にはクレソンやせりが繁殖していると
現地調査の様子
▲
ころもあり、上流では小魚やフナなども見られました。
●調査日 平成20年4月15日 ( 火 )
●場 所 裾無川終点 ( 月の沙漠記念館地先 ) 夕月橋 から起点の浅間神社下溜池 ( 幸保池 ) まで
●参加者 産業建設委員会 式田孝夫 委員長
〃 小川 征 副委員長
〃 伊藤博明 委 員
〃 瀧口義雄 委 員
町 議 会 議 員 石井芳清 議 員
〃 白鳥時忠 議 員
*町建設環境課により、 4月21日 ( 月 ) に河川の清
掃を行い、軽トラック1台分 ( 約 240kg) のゴミが収集
されました。
河川の環境整備について、周知徹底が望まれます。
▲ペットボトルや空き缶などのごみが
溜まっていました
意 見 書
「清徳丸」衝突事故の原因究明と再発防止対策を講じること等を求める意見書
<意見書提出者> 松﨑啓二 <賛成者>瀧口義雄・貝塚嘉 ・伊藤博明・中村俊六郎
平成 20 年 2 月 19 日、海上自衛隊のイージス艦「あたご」と勝浦市の漁船「清徳丸」が千
葉県野島崎の沖合いで衝突するという大変痛ましい海難事故が発生しました。
同様の産業形態をもつ当町におきましても人ごととは思えない重大な事件であり、一日も
早い原因究明と再発防止策を講じるよう関係行政機関への対応が望まれるところであり、こ
のような事態が二度と起こらないような対策を強く要望し意見書を提出しました。
*平成20年3月12日第1回定例会において、全員賛成で可決され各関係行政機関へ意見書を送付
しました。
提出先: 内閣総理大臣 農林水産大臣 国土交通大臣 防衛大臣
9
おんじゅく議会だより 平成20年 5月 No.148
輝きに満ちた活力ある町づくりに向け
3 名の議員が
一般質問
*一般質問の内容は、要約して掲載していますので、全文 ( 会議録 ) をご覧になりたい方は、
町ホームページをご利用ください。
新 年 度 予 算 が 可 決 さ れ、
成を行います。
え、小学生の入院について助
道料金の引き上げを抑止する
その他、防災対策としての
津波ハザードマップ作成、水
減を図ります。
を産み育てる家庭の負担の軽
妊婦健診については、助成
の回数を大幅に拡大し、子供
厳しい財政状況の中、他
町には見られない町独自の
予算が組まれているようです
が、
﹁御宿らしい﹂事業の展
開について説明願います。
平成二十年度の当初予
算総額は、前年度に比べ
二千二百万円の増となりまし
ための水道会計の繰り出しも
業と併せて地域資源を生か
大幅な増額としました。
主な要因は、御宿小学校の
校舎及び屋内運動場の耐震補
光産業の振興に向け基盤づく
御宿町の活力を生み出せる
た。
強大規模改修の実施によるも
りに取り組みます。また、観
ような政策を展開していきま
これらはいくつかの例です
した各産業の力を結集した観
が、 地 方 分 権 の 進 展 の も と、
のです。
光の一つの拠点であるウォー
す。
る経費圧縮に努めました。
らの取り組みや協働運営によ
を受継ぐための町民カレッジ
の改修やスペイン写真展の開
は、メキシコ記念塔及び周辺
ら、町単独の負担金補助の見
サ ン・ フ ラ ン シ ス コ 号 漂
着四百周年記念事業について
で、
取り上げられております。
寄附条例の制定﹂ということ
聞の見出しなどに﹁御宿町が
す。
引き続き厳しい財政状況で
はありますが、産業の活性化
開催等の費用を計上し、学校
また、町活力あるふるさと
づくり基金条例は、今日の新
や町づくり、子育て支援など
の授業にも取り入れる等、史
直しや人件費の抑制、職員自
町独自で取り組むいくつかの
実の伝承と史実を活用した地
域 づ く り、 交 流 人 口 の 増 加、
町の活性化を図ります。
業に着手し、農地の生産基盤
拡大することが決定した県の
や農地・水・環境保全対策事
次に、少子化子育て支援対
の実施に向けて実施計画策定
策として、入院以外の対象を
産業振興に関する事業で
は、中山間地域総合整備事業
催、記念公募展の実施、史実
事業について説明します。
る負担金の増加を踏まえなが
財源を創出する中では、公
債費や広域事務処理に関わ
ターパークの改修も行いま
▲地域住民と一体になって
産業振興に取り組みます
乳幼児医療制度への対応に加
10
町長
活力を生み出せるような取組みを展開していきます
Q
A
整備と保全に取り組み、水産
▲記念事業シンボルマーク
貝塚嘉 議員
「御宿らしい」行政運営をお願いします おんじゅく議会だより 平成20年 5月 No.148
家庭、学校、地域の皆様と連携を取って教育環
境づくりに取り組みます
りません。
指導主事の配置はしてお
学区に対する制度が緩和
社会情勢の変化の中で通
保健福祉課長
動 が 進 め ら れ て い ま す。 安 心 し て 産 み 育
各小中学校においてもこ てられる町に
れを実行するため、家庭
への協力を呼びかけてい
院についてはゼロ歳から
十二歳までの助成が実現
いたします。
究指定や分野ごとの学習
等にあたり、その他の研
指導のもとに学校の指導
委員会の職員は教育長の
学を認めるという文部科
のについては、区域外就
の活動等を理由とするも
環境問題または学校独自
徒の身体上の故障、家庭
など地理的要因や児童生
●区域外就学とは・・
予算化されました。
院費の助成というものが
したが、これが千葉県下
る受診券は二回でありま
妊婦健診の助成につい
新年度予算で妊婦健
ては、現在、町が発行す
指導については、東上総
回となります。
さらに御宿町では、九
乳幼児の医療費助成
回分を一回当たり三千円
今後の事業展開につい
て方向性を伺います。
診、 ま た 小 学 生 の 入
教育事務所の指導主事を
学省の通達が出ていると
ます。
特別要請して対応を図っ
本 来、 住 所 地 の 小
中学校に就学するこ
統一で二十年度からは五
ています。
ころです。
る中でいろいろな問題を
教育環境の整備につい
ては、社会情勢の変化す
し、 相 手 先 の 教 育 委
の学校に就学を希望
保護者が住所地以外
とになっていますが、
るところです。
院のみの助成を行ってい
母子の健康確保はもち
就学前児童については入
ろんのこと、この制度に
助成しており、四歳から
ら四歳児までの入通院を
す。
の経費を上限に助成しま
事業は現在ゼロ歳か
抱えています。環境づく
員会から承諾を得た
対象に入院にかかる費用
平成二十年度からはこ
れに加えて小学校児童を
と考えます。
らせる町づくりをしたい
誰もが快適で安心して暮
安全な出産体制の構築と
よ り ま し て、 よ り 安 心、
りにおけるハード面、施
の一部の助成を開始いた
します。
▲
慣が欠けていることが言
といった基本的な生活習
食べないで登校してくる
因が睡眠不足とか朝食を
るなどといった現象の要
ちつかない、すぐにキレ
行くこと。
まま他市町の学校に
活の本拠地は親元の
住民基本台帳を書
類上だけ移動して、生
●越境入学とは・・
ていただきます。均等割
入院一日四百円を負担し
自己負担金として町民
税 の 所 得 割 課 税 世 帯 は、
められること。
場 合、 住 所 地 の 教 育
設整備だけでなく、ソフ
ト面での対応として家庭、 委 員 会 が 同 意 を し て
区域外への就学が認
学校、地域の連携協力が
非常に重要なことである
る英語教育の充実、小学
また、少人数指導の実
門職員の配置による教育
施、外国語指導助手によ
で、社会教育主事等の専
校の英語教育の先行導入
われています。
内容は入院にかかる医
療費のうち、患者が負担
り組みを説明願います。
など、学校と連携を図り
担を無料とします。
や非課税の世帯は自己負
します。
する費用を一部助成いた
御宿町教育委員会に
ながら検討・実施してお
正 し い 発 音 を 教 え て も と考えております。
らいます
昨今、学校で生徒が落
∼御宿中学校∼
は、学校における教
環境の整備についての取
育課程、学習指導、その
外就学が見られる中
Q
A
こ の 制 度 に よ り、 入
11
されています。就学を認
教育長が指導主事の経
験 が あ る こ と な ど か ら、 める理由として通学距離
教育課長
町内小学校から区域
石井芳清 議員
他学校教育に関する専門 ります。
現 在、 全 国 的 に 早 寝・
的な指導事務に従事する 区域外就学については、 早起き、朝ご飯という運
▲布施小学校入学式
子供の夢・希望を伸ばす教育環境の整備をして
下さい
Q
A
おんじゅく議会だより 平成20年 5月 No.148
地上デジタル放
送の進捗状況は。
住民と協働による環境と文化
の創出を目指します
環境整備課長 教育課長
御宿町にはいろいろ
な 自 然 資 源、 文 化 資
源がありますが、これら
の資源を創意工夫された
活性化施策が新年度予算
に対してどのように具体
化されているか、主に環
境及び文化面について伺
います。
環境面での事業とし
て、 清 掃 活 動 に つ き
ましては、環境整備委員
の配置により行っていま
す。
日により作業内容を区分
夏季以外は清掃セン
ターに三名が常駐し、曜
石田義 議員
村説明会が開催されまし
た。
企画財政課長 十月には、第一、第二
岩和田共聴施設組合の説
地上デジタルテレビ
し、検討に入るというこ
の見通しについて確認を
放送の開始に伴う協 明会が開催されました。
議の経過及び今後の状況 そ し て 今 年 一 月 に は、
NHK千葉支局へ現状
について伺います。
平成十九年四月以降
の協議経過と動向に
視聴地域解消施策への要
とでありました。
ついて説明します。
二月、千葉テレビ放送
四月に町役場庁舎に お い て、 総 務 省 関 東 通 へ井上町長、共聴施設連
絡協議会会長と合同で難
信局及びNHK千葉放送
Q
A
等を企画して住民の関心
を高めました。昨年度は
御宿の仏像の冊子を作成
して文化の継承に取り組
んでいます。
史実の継承については、
町民にその史実が浸透し
ていないとも考えられま
すので、伝承するための
取り組みを実施していま
す。
歴史民俗資料館で特別
めます。夏季はほぼ毎日
企画として﹁ドン・ロド
清掃しています。
Rしてきました。
リ ゴ 展 ﹂ な ど を 企 画 し、
文化面での主要事業と
して伝統文化については、 御宿の史実を町内外にP
地域活動をしている神楽
また、御宿小学校では、
ばやし、子供ばやしや民
児童による紙芝居を作成
し、授業や学習成果発表
話の伝承などの団体があ
ンターのリサイクル業務、 ります。
の場が広がってきていま
す。
イベントがある場合には
宿の文化財﹂
料館では﹁御
でいます。
会などで、四百年前の人
類愛と命の大切さを学ん
作業、草刈などの環境整
備を行います。
び海岸清掃について毎日
行います。
掲載して周
知 を 図 る 他、
一週間前程から清掃を始
よ り 月 に 五 日 程 度 行 い、 歴 史 民 俗 資
海岸の機械による清掃
は、ビーチクリーナーに
の広報誌に
ま た、 文
人体制でトイレの清掃及
化財は御宿
夏季につきまして
は、四名を臨時募集し七
やしを披露するなど発表
トイレ清掃及び海岸清掃 御宿小学校の学習成果
発表会において、祭りば
けしております。清掃セ
▲ビーチクリーナーで海岸を清掃します
▲
紙芝居を披露しました
∼御宿小学校∼
12
局、千葉テレビ放送株式
接電波で受信ができる中
会社による御宿町の十三 望活動を行いました。
共聴施設組合役員などを 御 宿 町 で は 高 齢 化 が
進んでいることなど、直
対象に共聴施設のデジタ
ル化に関する説明会を開
しながら住民の皆様方に
りますので、的確に把握
化してきている状況にあ
継局の整備が望ましいた
催いたしました。
め、今後も要望活動をし
六月には、町内の共聴
施設十三組合の代表者に ていきたいと考えます。
よる地上デジタルテレビ 地上デジタル放送につ
いては、刻々と環境が変
放送対策連絡協議会を発
足しました。
九月には、山東昭子参
議院議員副議長に井上町
長から御宿中継局の設置 は周知をしていきたいと
要 望 書 を 手 渡 し ま し た。 考えています。
また、千葉県庁で地上
デジタルテレビ放送及び
共聴施設デジタル化市町
新年度予算にみる町活性化施
策について ▲現在使用されているテレビ
共聴施設
Q
A
おんじゅく議会だより 平成20年 5月 No.148
知恵と工夫を凝らし
地方分権改革による
その他の公共施設につ
いても、指定管理者への
手段に挙げられます。
況等を踏まえると、現段
階における協議、歩み寄
りという面では非常に厳
しい状況ではないかと判
検討していませんが、記
用や施設使用料収入の拡
は現段階では大きな
市町村合併に関して
できる安定した財政基盤
後年度に控える行政需要
金 を 確 保 す る な ど し て、
経費を抑制し、一定の基
断をしています。
プ代表による実行委員会
や分担金及び負担金など
大、さらには各種徴収金
関 係 者 と 協 議 し な が ら、 れ、 町 税 の 適 正 な 賦 課、 す。
念館前の広場の利活用を
その他の自主財源につき
や 目 標 設 定 の 強 化 な ど、 変 化 が な い の が 現 状 で
を確立し、町民の皆様が
い て は、 観 光 施 設 で
市町村合併問題につ
を立ち上げ、特色ある文
ましても受益者負担の原
さまざまな課題が挙げら す。
これまでの答弁の繰り
れますが、歳入面での取
返しになりますが、分権
における徴収状況の点検
社会型の中での自立かつ
いては、周知の経緯をた
併協議や各市町地域の状
た活力ある地域づくりが
移行に向けた積極的な検
伺います。
強く求められる中で、自
討を行い、民間のノウハ
月の沙漠記念館につ
あると同時に、文化の伝
主財源の確保は非常に重
ウを活用しながらサービ
そ の 他、 文 化 の 創 造
については、公民館を中
三十の自主グループが活
承、伝道施設と考えてい
要な課題であります。
合 併 問 題 に 関 わ ら ず、
効率的な行財政運営を
合併問題の現状認
識を踏まえた町の
方向性は。
動の成果を発表する場と
ますので、指定管理者制
どり現在に至っています
行うことは当然の責任で
化祭づくりへの取り組み
よりよい利用目的に合っ
則を踏まえ、適正な運用
り組みだけでは充分な効
らのボランティアの協力
をいただいて実施してお
り、ゼロ予算に近い活動
をしています。地道な活
動ですが、引き続き、さ
まざまな方々のご協力を
念について伺います。
費の削減を図り、投資的
や少子高齢化に伴い予想
目指していきます。
される住民ニーズに対応
持するために有効な手段
は市町村合併であると考
また、基礎的自治体と
しての役割が充分に果た
歳出面においても、住
民協働による財源の捻出
せる地方自治体を考慮し
行いながら、公有財産の
かつ充実した施策を展開
ますと、二市二町の合併
えています。
することによって、総量
が最良であると考えてい
をはじめ、地域の活性化
的に自主財源の増収につ
ることには変わりありま
有効活用を努めたいと考
活力あるふるさとづく
り基金も、協働による地
ながっていくものと考え
につながるような効果的
域づくりを進める上で自
ます。
えています。
る媒体の検討を全庁的に
新たな発想による自主
財源創出の取り組みにつ
ま た、 自 主 財 源 の 獲 また、御宿町は何を目
徴収、使用料及び手数料
今後も適正な管理によ
得は、町有財産の有効活 指すのか、町づくりの理 る費用の抑制など経常経
においても自立性が問わ
をしており、今年度で三
た検討を行っていきたい
が肝要と考えます。
果は期待できないものと
暮らしやすい町づくりを
心として活動している約
して年一回、文化祭を開
税 源 移 譲 や 国 庫 補 助、 スの向上、運営経費の抑
度の導入は、現段階では
負 担 金 改 革 な ど 財 政 面 制を図っていくことも大
が、これからの町の方向
す。
町長
催しています。各グルー
きな効果であると考えま
性をお聞かせください。
回目の実施となります。
と考えています。
いては、昨年度から運用
安定した行財政運営を維
企画財政課長
行政改革基本方針に
主財源確保の効果的な手
せん。
しかし、これまでの合
法であると考えます。
よる自主財源創出の取り
おける新たな発想に
計画の中に指定管理者制
ださい。
A
これらの事業につい
ては、それぞれ町内外か
を開始しました広告掲載
考えています。
いただいて実施をしてい
きたいと思います。
住民協働の事業として
実施、計画をしていくも
のですので、よろしくご
協力をお願いします。
﹁月の沙漠記念館﹂
の管理運営に関し
新たな発想による
自主財源の創出に
ついて
事業などにより、さらな
A
度の導入の対象になって
て、第五次行政改革実施
▲月の沙漠記念館
組みについて説明してく
また、指定管理者制度
の合理的な活用も有用な
いますがこの点について
▲暮らしやすい町づくりを目指します
13
Q
A
Q
Q
おんじゅく議会だより 平成20年 5月 No.148
夷隅郡町村議会議員研修会
平成20年2月21日、夷隅郡町村議会議長会の
主催による議員研修会が大多喜町中央公民館にて開
催され、御宿町並びに大多喜町の議会議員が参加し
ました。
今回の研修会では、講師に大塚康男氏をお迎えし、
「議会人が知っておきたい危機管理術」をテーマに掲
げ、身分に関する問題や住民訴訟など議員として活
動する上での留意点について講義を受けました。
▲議員研修会が行われました
手続き簡単。
3階で住所と名前を
書くだけです。
次回定例会
予定
6 月 19 日( 木)
*本会議の内容や会議録は、町ホームページに
掲載していますので、ご利用ください。
http://www.town.onjuku.chiba.jp/
14
編 集 後 記
薫る五月の爽やかな風
と は う ら は ら に、 原 油 の
高騰や年金問題など私た
ちの生活をめぐる課題は
多 く 山 積 み さ れ て お り、
まだまだ今後の経済動向
は不透明感が漂うばかり
です。
さ て、 三 月 定 例 会 に お
い て は、 平 成 二 十 年 度 予
算が無事可決されました。
厳しい町の財政状況で
は あ り ま す が、 住 民 の 福
祉・ 医 療 の 充 実 や サ ン・
フランシスコ号漂着四百
周年記念事業など観光や
産業の振興対策として新
しい事業が盛り込まれて
います。
事業の実施にあたって
は困難なことも多々ある
と思われます。﹁協働のま
ちづくり﹂に各種団体や
住民のみなさまのご協力
を切望するところです。
編集委員長
中村
俊六郎
議会事務局アドレス [email protected] ☎0470−68−2515