vol.4 ワインサロン参加者募集

かな食感とクリーミーな味わいだ。合わせるのなら
text by Atsushi TOGAMI photographs by Koumei KADOWAKI
13 万 1000 円(税別)
く﹁蒸し上げた函館産エゾアワビと鹿児
島 産タケノコのソテー。木の芽バター和
〝北の迎賓館〟
に、遅めの春が訪れよう
としている⋮⋮。この時期ならではの北
氏。なるほど、タケノコのほろ苦さを包
を、ぜひ﹂と、シェフソムリエの髙島 也
いもの〟
。両者を取り持つバターのクリー
北海道の旬の食材が主役
春の滋味あふれる新メニュー
海道の山海の恵み。さらに、﹁もちろん道
んでくれる感じもいい。さらにここで、﹁ル
え﹂は、いわばニッポンの北と南の〝出
産へのこだわりは強いです。しかし、他
アンジュ Koo﹂
特製、具材の味わいを生
メニューがお披露目された。
各地から名脇役をスカウトした春の新作
かくして北 海 道の食 材を主 役に、日 本
考えていますね﹂とシェフの山田友弘氏。
そう口福な時間を楽しんでいただけると
いただき方は自由だが、まずそれぞれを
ギならではの清冽で冷たいスープが並ぶ。
なカニのスープと、無 農 薬 栽 培のタマネ
ウリで食 感にアクセントを効かせた温か
ネギの冷製ポタージュ﹂は、トマトとキュ
室産ズワイガニのコンソメと、北見産タマ
かすコンソメを用いた一品が登場する。﹁根
ミーなところに﹁ 樽の効いたシャルドネ
合わせることで、味わいが昇 華し、いっ
﹁函館産アスパラガスのボイル。富山産
の少ない短角牛は、西洋ワサビのソース
の芳醇なミソとともに味わう前菜だ。続
を、生ハムの塩味やマリネしたホタルイカ
冷水に取ったシャキシャキのアスパラガス
堪能してもらおうというものである。
もに優雅にディナーを味わい、北海道を
メインは﹁襟裳産短角牛のローストと
静岡産葉ゴボウのソテー﹂
。サシ︵脂身︶
ない食し方だろう。
できることだろう。
れば、シャンパーニュの奥深さをより実感
﹁熟成シャンパーニュの世界﹂
。これから歴
代表する造り手として注目を集めている
の三澤彩奈氏がスタンバイ。現在日本を
クー
レストラン ルアンジュ Koo
の地域から選りすぐった旬の食材を組み
ホタルイカのマリネを添えて﹂は、春らし
で。噛みしめるたび肉本来の凝縮した旨
引き続いての第2部には、﹁中央葡萄酒
㈱グレイスワイン﹂取締役兼栽培醸造家
いさわやかさを堪 能できる。さっと茹で、 味わった後、合わせてみるのが、後悔し
味が感じられる。さらに添えられたロッ
その 栄 え あ る 初 回 の 開 催 が、 5 月
・ 日に決定した。第 部のテーマは
史を重ねていく〝ワインサロン〟の幕開け
三澤氏ならではのワイン造りの哲学を直
味わいが深化する。
﹁赤身でしっかりした肉ですから、ワイン
にふさわしい気 品あふれるアイテムだ。
クフォールチーズが、適 度なコクを加え
はブルゴーニュの赤で。できれば古酒と楽
アミューズとして供されるのは、ロシア産
ドリンクラストオーダー
接聞ける貴重な機会となるはずだ。
の最 高 級キャビア。この至 福のマリアー
TEL:011-205-0765
講 師を務めるのは、阿 部 誠 氏。200
ーニュ・ヴィオニス﹂を銀座に開業。実力
ーの先駆けである﹁サロン・ド・シャンパ
ジュの後には、山田氏渾身の料理と三澤
22:00
しんでいただきたいですね﹂︵髙島氏︶
派ソムリエとして活躍すると同時に、シ
氏が育んだワインを含む髙嶋氏厳選のワ
お申し込みは下記メールアドレスまでご連絡ください。
[email protected]
30
❶ + ❷ + ❸ のみ
5 万 3000 円(税別)
面で発表。いよいよ実現する
“ワインサロン”の最新情報とともにお届けする。
『ドン ペリニヨン(750ml)』とのセット
「襟裳産短角牛のローストと
静岡産葉ゴボウのソテー」
アラカルトラストオーダー 23:30 (一部除く)
その後は講師の二人を囲んでのディナ
ータイム。再び﹃ドン ペリニヨン﹄で乾杯。
地いい。
ャンパーニュスクールやツアーなども主宰
合計 9 万 8000 円 (税別)
http://www.louange-sapporo.com/
コースラストオーダー
長い眠りからワインが目を覚ますまで、 2年﹁第3回全日本最優秀ソムリエコン
ゆったり流れる時間に身を委ねるのも心
クール﹂
で優勝した翌年、シャンパーニュバ
待望の〝ワインサロン〟
は
シャンパーニュで華やかにスタート
インが待っている⋮⋮。
定も。この充実した内容の〝ワインサロ
部氏のレクチャーのもと、﹃ドン ペリニヨン
エノテーク ヴィンテージ 1982﹄﹃ドン
ン〟
に参加が叶うのはわずか 名。早めに
する 華 麗なる 経 歴の持ち 主である。阿
ワインを通じ、多くの人々と交流して
いきたいと願う尊田京子オーナー。その
1995﹄﹃ドン ペリニヨン エノテーク ヴ
ペリニヨン エノテ ー ク ヴ ィンテ ー ジ
❶ + ❷ + ❸ +「往復航空チケット」「宿泊費」
翌 1:30
翌日には、地元のワイナリーをチャー
ターバスで訪ねるオプショナルツアーの設
思いを形にしたのが、
〝ワインサロン〟だ。
≪参加費≫※お土産付き。書籍『ヴェルジィのサン・ヴィヴァン修道院』
Koo」。 今回は、この春、 世界各国の銘醸ワインと味わう新作メニューを誌
食家をうならせるマリアージュが体験できる。
「函館産アスパラガスのボイル。
富山産ホタルイカのマリネを添えて」
北海道に縁のあるトップソムリエやワイン
10:00 ~ バスにて出発
13:00 ~ ❸「北海道中央葡萄酒 千歳ワイナリー」
ワイナリー、畑見学
17:00 ~ 新千歳空港にて解散
北海道・札幌の中心地 「すすきの」 でゲストの来店を待つ 「ルアンジュ
ル感とキャビアの塩味がきれいに溶け合い、美
「ルアンジュ Koo」オーナーの尊田京子氏
検討したほうがよさそうだ。
5 月 25 日(日)
ィンテージ 1996﹄﹃ドン ペリニヨン ヴ
ワインは『ドン ペリニヨン』『甲州』ほか 5 本が供される予定
※祝日は営業する場合があります。お問い合わせください。
札幌市中央区南 4 条西 1 丁目 2-1
ダイワロイネットホテル 札幌すすきの 2F
25
ジャーナリスト、生産者を講師に招いた
※食事は前菜のキャビア 10g を含むコース料理。
ディリルフ氏を通じて、最高級のロシア産キャビ
「蒸し上げた函館産エゾアワビと鹿児島産
タケノコのソテー。木の芽バター和え」
営業時間 18:00 ∼ 翌 2:00
1
第 2 部 「甲州の魅力に迫る」
19:00 ~ ❷ ソムリエ、産者を交えてのディナー懇親会
定休日 日曜・祝日のある場合は月 1 回
〒 064-0804
24
16:00 ~ ❶ ソムリエおよび生産者のセミナー、試飲
第 1 部 「熟成シャンパーニュの世界」
試飲
『ドン ペリニヨン エノテーク ヴィンテージ 1982』
『ドン ペリニヨン エノテーク ヴィンテージ 1995』
『ドン ペリニヨン エノテーク ヴィンテージ 1996』
『ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2004』
ィンテージ 2004﹄
をテイスティングす
5 月 24 日(土)
セミナーで情報交換。その後は講師とと
※変更の可能性もございます
≪スケジュール≫
アを入手している「ルアンジュ Koo」。帯封に
158
No.80 THE WINE KINGDOM
THE WINE KINGDOM No.80
159
三澤彩奈氏
「中 央 葡 萄 酒 ㈱ グレイスワイ
ン」取締役兼栽培醸造家。ボ
ルドー 大 学 ワイン 醸 造 学 部
DUAD 卒業、フランス栽培醸
造上級技術者。南アフリカ ス
テレンボッシュ大学院のブドウ
生 理学コース修了後、ニュー
ジーランド、 オーストラリア、
チリ、アル ゼンチンのワイナ
リーにて研修
阿部誠氏
シャンパーニュ専門店「サロン・
ド・シャンパーニュ・ヴィオニ
ス」オーナー ・ ソムリエ。馬喰
町
「東京ぶどう酒店」プロデュー
ス。2002 年「 第 3 回 全日 本
最優秀ソムリエコンクール」優
勝、04 年「第 11 回 世界最 優
秀ソムリエコンクール」日本代
表。
(一社)日本ソムリエ協会
理事も務める
ルアンジュ Koo
刻印されたロット番号により、品質が保証された
貴重なキャビアは、ひと粒ひと粒が大きく、柔ら
≪講師≫
クー
ワインサロン参加者募集
ロシアのダイヤモンドを輸出する宝石商アリエフ・
第1回
2014 年 5 月 24 日(土)、25 日(日)
vol.4
最高級ロシア産キャビア
×
『ドン ペリニヨン』
Wine Salon
『ドン ペリニヨン』を。シャンパーニュのミネラ