指定管理者 平成23年度 総合評価書 <施設名 多治見市旭ヶ丘保育園

指定管理者 平成23年度 総合評価書 <施設名 多治見市旭ヶ丘保育園 >
0.指定管理者
(1)指定管理者名
社会福祉法人 前畑育英会
(2)指定期間
平成22年 4月 1日 ~ 平成27年 3月 31日
(3)業務の範囲
・通常保育 ・延長保育 ・土曜休日保育 ・一時保育
1.報告書類の提出状況
事業計画書
月報
指示及びその対応
指示の内容
実績、実施状況
評価項目
提出時期
適正(3月)
内容
予算書・事業計画書
在園児数は市において作成。園だよ
園だより
りは毎月提出。
対応
特になし
特になし
年報
良好
事業評価書
適正(6月)
総合評価書
特になし
決算報告書
適正(5月)
決算書・事業報告書
特になし
依頼の都度すみやかに提出
調査等に必要なデータ等
特になし
その他既定の書類
2.運営・利用状況
(1) 利用状況
評価項目
① 施設の利用率
5段階評価
添付資料:( 平成23年度 事業報告 )
実績
分析と指示等
<平成23年度>
利用時間/日数×営業時間=100%
実定員160名に対して入所決定園児数137人(月平均)
入所申請児童は実定員数以下であるため、すべて受け入れ対応されてい
る。
規定の開所日数及び時間数について、きちんと対応されている。
<平成22年度>
利用時間/日数×営業時間=100%
実定員160名に対して入所決定園児数147人(月平均)
利用率(利用人数)の減少は、5歳児卒園児数と在園児数の差による。3歳
児の入園者数については減少なし。
5段階評価
<平成23年度>
月初日在籍児童数 延べ 1,641人
月途中入所児童数 延べ 12人
月途中退所児童数 延べ 8人
② 利用人数
低年齢児(1,2歳児)の受け入れは、年を通してほぼ定員一杯となっている。
園全体では、平成22年度定員に対し92%程度であったものが、平成23年
度定員に対し86%程度の入所となった。
良好
利用人数の減少は、上記理由による。
<平成22年度>
月初日在籍児童数 延べ 1,765人
月途中入所児童数 延べ 8人
月途中退所児童数 延べ 6人
(2) 市の事業の企画・運営・実施状況(仕様書内)
事業名
平成23年度の実績、実施状況
評価と指示、その対応
指定管理者の意
評価及び指示
見、対応等
5段階評価
<平成23年度>
7時~8時半、16時半~19時で実施。
年間延べ利用児童数は 931人
① 延長保育
<平成22年度>
7時~8時半、16時半~19時で実施。
年間延べ利用児童数は 1,011人
延長保育利用希望者は多く、保護者の希望に
継続して実施
応じて対応している。
<平成23年度>
個別記録児童 5歳児6名 4歳児6名 3歳児6名
2歳児5名 1歳児3名 計26名
② 障害児保育
<平成22年度>
個別記録児童 5歳児10名 4歳児6名 3歳児5名
2歳児1名 1歳児2名 計24名
<平成23年度>
年間利用児童数 3人
③ 一時保育
④
休日保育(土曜
午後)
<平成22年度>
年間利用児童数 16人
<平成23年度>
土曜午後の休日保育
年間利用児童数 延べ 291人
月あたり延べ平均24人利用
<平成22年度>
土曜午後の休日保育
年間利用児童数 延べ 184人
月あたり延べ平均15人利用
平成22年度と比較すると、個別記録児童数は
増加しているが、個々の状況に応じて対応して 継続して実施
いる。市に準じて職員を配置。
希望に応じて対応している。
緊急利用が必要となった場合は、共栄子育て
支援センターを利用される方が多い。
継続して実施
土曜休日保育についても、保護者の希望に応
じて対応している。
利用人数の増加に伴い、職員1名を増員。
継続して実施
良好
⑤ 園庭開放
<平成23年度>
年間利用児童数 延べ29組
1回あたり5組程度参加
※年5回開催
※ホームページやチラシで事業を周知。
市の提示する園庭開放事業を理解し、未就園
児の受け入れや保護者の相談等に対応してい 継続して実施
る。
<平成22年度>
年間利用児童数 延べ25組
1回あたり10組程度受け入れ可。
※年5回開催
(3) 自主事業の企画・運営・実施
事業名
評価と指示、その対応
5段階評価
評価及び指示
定管理者の意見、対応
平成23年度の実績、実施状況
①
公立園事業に準じて事業を実施。
(4) その他 ① その他
3.施設管理状況
添付資料:( 平成23年度事業報告 )
(1) 施設管理業務の実施状況
評価項目
実施状況
職員対応により、毎日実施
評価
③ 保安・警備
④ 小規模修繕
⑥ その他
5段階評価
特になし
業務委託契約に基づき、外部業者に 適正に実施されている。
委託して実施
特になし
業務委託契約に基づき、外部業者に 適正に実施されている。
委託して実施
特になし
指定管理者において適正に実施されてい
<平成23年度>
る。
側溝泥揚げ、テラス水道カラン取
替、給茶機撤去、トイレ漏水修理、
各部屋蛍光灯取替、プール日除け
修繕、畑改良。
延長保育室照明改修は市において
実施。
畑が畑と用として機能しない
⑤ 危険箇所の把握
対応
適正に実施されている。
① 清掃
② 保守・点検
指示
良好
特になし
危険箇所発生については、随時市に連絡あ
畑の整備については、指定管理者において実
り。
施。
シンボルツリー周り整備、慈愛母子 指定管理者において、園庭等の改善整備を
実施。
像、ポール建立、害虫駆除委託
指定管理者において実施。
適切に対応。
随時市に連絡あり。市と密
接に連携し対応。
(2) 備品管理の実施状況
評価項目
実施状況、評価
指示
対応
① 管理状況
年1回の台帳整備、毎月の教材等棚卸しを実施し、適切に管理している。
特になし
適正に管理されている。
② 備品台帳
備品台帳を備え、定期的(年1回)に内容を確認している。
特になし
適正に管理されている。
③ 補充等
<平成23年度>
破損や老朽化した備品については、必要に応じて補給している。
印刷機、下駄箱、未満児プールの取替など
5段階評価
良好
特になし
適正に管理されている。
(3) その他管理業務の実施状況
評価項目
実施状況、評価
良好。ファイリングシステムで管理。毎年4月初旬に入れ替え実施。
指示
特になし
対応
5段階評価
適正に管理されている。
① 文書管理
<平成23年度>
正規職員 13名
良好な保育を保持するために 可能な限り 良好な保育実施のため、正規職員の配置に努 適正と認める。
正規職員を配置する努力をしている。
力されている。引き続き体制の充実をお願いす
る。
<平成22年度>
正規職員 13名
<平成23年度>
臨時職員 11名
<平成22年度>
臨時職員 15名
② 従業員
<平成23年度>
パート職員 5名(短時間勤務)
・保育2名 ・調理3名
<平成22年度>
パート職員 4名(短時間勤務)
・保育1名 ・調理3名
<平成23年度>
嘱託医 3名
<平成22年度>
嘱託医 3名
③ 環境への配慮
特になし
<平成23年度>
・資源回収を年10回程度実施し、資源化に努めている。
実のなる樹【ザクロ、ミカン、なつめ、姫リンゴ、キウイ、ブルーベリー、サンショ】や
松、クロガネモチノキ等の常緑樹が植樹され、花壇やプランターに各種の花を植え
ている。夏は緑のカーテン作りをしている。地域の環境を知る為各種の会に参加
し連携を深めている。平成23年度に畑を改良し、農作物栽培を通して食育に繋げ
ている。
良好
適正に実施されている。
④ バリアフリー
⑤ 喫煙対策
⑥ 個人情報保護
<平成23年度>
引き続き対応をお願いする。
玄関から園庭がやや急なものの車椅子の出入り可能。障害を持つ子、支援の必
要な子もみなひとつのクラスでの生活を保障し、心のバリアフリーを目指す保育を
している。
統合保育による保育を実践し、ハード面のフォローは職員て対応している。
適正に実施されている。
引き続き敷地内禁煙を依頼。
適正に対応されている。
敷地内禁煙の徹底。職員には喫煙をしないないように指示。
個人情報は鍵のかかるキャビネットに保管し、個人情報の廃棄はシュレッダー処 特になし
理等を徹底。プライバシーポリシー、個人情報保護法の遵守については、朝礼で回
覧し職員周知。平成23年度はシュレッダー買換
入院あるいは死亡に関わる事故なし。
適正に管理されている。
特になし
園児の安全に細心の注意を
払い対応されている。
⑦ 事故等の有無
⑧ その他
4.収支状況
評価指標
平成23年度の実績
添付資料:(収支報告書、決算報告書 )
<平成23年度>
計算方法: 収入132,983,903円-支出127,058,620円=5,925,283円(※当期資金
収支差額合計欄の額)
対前年比(%): 325 %
(事業全
① 事業収支
体が黒字か)
分析
5段階評価
事業収入が増加し、590万円程の黒字となった。
<平成22年度>
計算方法: 収入114,284,742円-支出112,461,075円=1,823,667円(※経常収支
差額欄の額)
*平成22年度から指定管理委託開始。
<平成23年度>
計算方法: 利用料金収入5,544,390円/収入(委託料)104,524,000円*100=
5.30%
※(私的契約利用料収入+その他の事業収入+寄付金収入+雑収入)/(運営
費収入+経常経費補助金収入)
対前年比(%): 109%
延長、土曜休日、一時保育、広域保育、私的保育の保護者負担分を指定管
理者により徴収。この利用料は、市と同じ料金表により取り扱っている。
利用料金比率(収
② 入に占める利用料 <平成22年度>
計算方法: 利用料金収入5,289,351円/収入(委託料)108,826,370円*100=
金の割合)
4.86%
※(私的契約利用料収入+その他の事業収入+寄付金収入+雑収入)/(運営
費収入+経常経費補助金収入)
良好
利用者あたり管
③ 理コスト(利用者1
人に対してどれだ
けのコスト?)
利用者あたり自
治体負担コスト
④ (利用者1人に対し
<平成23年度>
計算方法: 支出(人件費を除く事務費と事業費)18,157,080円/延べ利用者数
1,641人=11,064円
※(事務費支出+事業費支出)/延べ利用人数
対前年比(%): 110 %
1人1ヶ月あたりのコストは、昨年度と比較すると増加している。
<平成22年度>
計算方法: 支出(人件費を除く事務費と事業費)17,610,018円/延べ利用者数
1,765人=9,977円
※(事務費支出+事業費支出)/延べ利用人数
<平成23年度>
計算方法: 指定管理料104,524,000円/延べ利用者数1,641人=63,695 円
※(運営費収入+経常経費補助金収入)/延べ利用人数
対前年比(%): 103 %
1人1ヶ月あたりの市の財政負担は微増。
<平成22年度>
てどれだけの市の 計算方法: 指定管理料108,826,370円/延べ利用者数1,765人=61,658 円
財政負担?)
※(運営費収入+経常経費補助金収入)/延べ利用人数
5.市民・利用者の声の反映
評価項目
①
ニーズの把握・事
業への反映
② 苦情対応
③ その他
アンケート結果、対応記録等
・保護者会・公民館・児童センター等と連携し、ニーズ把握に努めている。
・意見箱を設置。保護者役員会に同席し、意見聴取。
・公民館だよりや園だより等を活用した公民館や児童センターとの情報共有や、
直接情報連絡等を行っている。
対応状況
適切に実施されている。
指示
指示後の対応 5段階評価
特になし
・水分補給で水筒を持たせたい。
園により対応。
→衛生管理を考え、口に入る物については園の全責任の立場を貫く旨保護者に
説明。
園における対応。
その後市に対す
る苦情申し立てな
し。
・地域や公民館から、駐車場でルールを守らない保護者がいるとの苦情。
園により対応。
→再三に渡り呼びかけをする.園便りクラス便り、降園時の放送等で保護者のモ
ラル向上を図った。
園における対応。
その後市に対す
る苦情申し立てな
し。
良好
6.ヒアリング
指定管理者からの提案・要望 等
対応、回答 等
5段階評価
提
案
要
望
・耐震化・老朽化からも園舎建て替えを要望する。
老朽化した保育園・幼稚園施設については、市全体の整備計画を検討する
予定です。
7.管理運営(事業執行)に対する全体的な評価
良好
5段階評価
指定管理2年目となり、保育環境を向上させるため、職員の配置、畑の改修など環境整備などを行い、保育を実施されている。保育の質を維持向上させるため、保護者からの意見聴取およ
びその対応、正規職員の配置や資質向上に配慮されており、この状況を継続し運営していただくことを期待します。
良好
8.来年度の管理運営(事業執行)に対する指示事項等
指
示
要
請
市全体の取り組みである「親育ち4・3・6・3」、「習慣向上プロジェクト(いきいきあそび)」に沿った保育の実施を要請します。