地盤崩壊危険担保特約

請負賠償責任保険・地盤崩壊危険担保特約
施設賠償責任保険・生産物賠償責任保険
オプシ
補償の内容
ョン
地盤崩壊危険担保特約
ご希望により下記3つのコースからご選択いただけます。
第三者賠償にオプション加入することにより、さらに補償の幅が広がります!!
ご加入コース別給付限度額(保険金額)
第三者賠償制度では、組合員またはその下請負人が行う地下工事、基礎工事または土地の掘削工事に伴う以下の
事由に起因する賠償責任については、保険金のお支払いの対象とはなりません。
A コース
B コース
C コース
従来型コース
充実補償コース
エコノミーコース
1 名
1 億 円
2 億 円
5000 万円
●土地の沈下、隆起、移動、振動もしくは土砂崩れに起因する土地の工作物、その収容物および付属物、
植物ならびに土地の損壊
1事故
3 億 円
5 億 円
1 億 円
●土地の軟弱化または土砂の流出もしくは流入に起因する地上の構築物(基礎・付属物を含む)
、その
収容物および土地の損壊
財 物 賠 償
3000 万円
1 億 円
1000 万円
●地下水の増減
自 己 負 担 額
3 万 円
なし(0万円)
3 万 円
被害者対応費用
1名
10万円
1事故 100万円限度
ご加入コース
身体賠償
1名
10万円
1事故 100万円限度
特約
付帯
1名
10万円
1事故 100万円限度
地盤崩壊危険担保特約では、工事に伴い不測かつ突発的に発生した以下の事由に
起因する賠償責任を補償します。
●土地の沈下、隆起、移動、振動、軟弱化、土砂崩れまたは土砂の
流出もしくは流入(=地盤の崩壊)に起因する、土地、土地の工作
物(基礎・付属物・収容物を含む)もしくは植物の損壊、または動物
の死傷(=財物の損壊)
※被害者側にも過失がある場合は、お支払いする給付金からその過失分が差し引かれます。
※被害者対応費用は限度額となっており、定額が支払われるものではありません。
お支払いする給付金(保険金)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
被 害者に支 払うべき損害 賠 償金。ただし、1 回の 事 故について損害 賠 償金は 、損害 賠 償金の 金 額が免 責金 額を超 過する金 額とし、加入者
証記載の保険金額を限度とします。具体的には、
●身体賠償の場合
イ 治療費
ロ 休業損失(死亡の場合は本人が得べかりし利益の喪失)
ハ 慰謝料
●財物賠償の場合
イ 財物の滅失の場合 ─ 滅失時の時価額
※イ、
ロとも財物の時価額を超えない
ロ 財物の汚損・き損の場合 ─ 修理費用
範囲でお支払いします。
被害者に対する応急手当、病院などの緊急措置に要した費用
損害が発生した場合、損害の拡大を防止または軽減するために必要または有益であった費用
引受保険会社の承認を得て支出した訴訟費用、弁護士報 酬(必ず事前にご相談ください。なお、損害賠 償金の金額
が保険金額を超える場合の争訟費用は、保険金額の損害賠償金に対する割合によりお支払いします。
)
賠償責任が発生しない傷害事件で、被災者に支払った次の費用(被害者対応費用)
・ 見舞金 ・見舞品購入費
新民事訴訟法(98 年1月施行、少額訴訟制度等)により、
・ 応訴のため相手方または裁判所に提供する文書の作成に要する費用
・ 超過勤務手当などの人件費、交通費、宿泊費
・ 事故再現実験、原因調査費用
※ 加入コースを問わず1000万円がお支払いの限度となります。 など
※賠償責任保険では、法律上の損害賠償責任が生じていないにもかかわらず、被災者に支払われた見舞金等は保険金のお支払い対象となりません
(被害者対応費用を除きます)。
●地下水の増減によって生ずる地盤の崩壊に起因する財物の損壊
(地下水の増減自体やその利用にかかる賠償責任は対象外です。
)
ご加入コース
財物賠償
自己負担額
工事中の作業対象物の損壊に関する賠償責任について(新設/作業対象物担保追加条項)
)の損壊(作業箇所の誤り、寸法の誤り、材料・材質・
組合員の皆さまが直接作業を加えている財物(その作業の対象となっている部分をいい、他人が所有するもの(※)に限ります。
機械設備またはその部品の選定誤り、仕上げ不良は含みません。
)について、組合員の皆さまが法律上の賠償責任を負担することによって被る損害をお支払いの対象とします。
※以下の財物は含みません。
・貨幣、紙幣、有価証券、印紙、切手、証書、帳簿、宝石、貴金属、美術品、骨とう品、勲章、き章、稿本、設計書、ひな型その他これらに類する財物
・仕事の遂行のために他人から支給された資材および設置工事の目的物
・運搬中または積み込みもしくは積み下ろし作業中の財物
工事中の被保険者の範囲(交差責任)について(新設/交差責任担保追加条項(Both-Way))
工事中の被保険者(保険の対象となる方)には、組合員およびその下請負人(請負業者グループ)に加え、工事の建築主等(発注者グループ。下請人となった場合の元
請人は含みません。)を含みます。
また、保険の適用につきましては、発注者グループと請負業者グループ相互間は他人として扱います。
不良完成品損害に関するお支払いについて
不良完成品損害は、1事故につき、ご加入の財物保険金額の10%までのお支払いとなります。
不良完成品損害とは・・・
保険の対象となる生産物または仕事(財物の製造または販売過程における設計、加工、組立、表示等の仕事に限ります。修理、メンテナンス業などの仕事は対象外と
なります。)の結果が、成分、原材料もしくは部品等として使用されている財物である場合、完成品(生産物または仕事の結果を構造上または機能上一体とみなされる
他の財物をいいます。)を損壊したことにより、被保険者が法律上の賠償責任を負担することによって被る損害をいいます
特約の対象となる工事
補償の内容
A・B・Cコース共通
1 事故
保険期間中
2000 万円
4000 万円
1 事故 5万円
ビル工事・機械、装置、鋼構造物の据付けまたは組立工事・道路工事
・鉄道工事・橋梁工事・トンネル工事(沈埋トンネル工事を除く)
・地下鉄工事・上下水道工事・地下街、地下駐車場等の大規模掘削工事
・土地造成工事・河川工事(漁業権侵害による損害を除く)
など
特約の対象とならない工事
ダム工事・砂防工事・海岸工事・港湾工事・沈埋めトンネル工事
埋立工事 お支払いの対象とならない主な事故
※
(1) 無振動工法 によらない工事に伴う土地の振動に起因する賠
償責任
(2) 地下水の増減およびその利用に係る賠償責任
(3) 地盤の崩壊による道路、河川、堤防の滅失等に起因する賠
償責任
(4) 保険期間終了後に発見された地盤の崩壊に起因する賠償責任
(5) シールド工法によらない場合は、地盤の崩壊に起因して掘
削予定地域の外周線より掘削予定深度を水平に置き換えた
距離内で生じた財物の損壊に係る賠償責任
(6) シールド工法による場合は、地盤の崩壊に起因して掘削予
定地域内またはその上下の地域内で生じた財物の損壊に係
る賠償責任
(7) 薬液注入に係る費用
(8) 設計変更または工事変更のための費用
(9) 引き渡し後に発生した事故
など
※ 無振動工法とは杭打ち工事における以下の工法をいいます。
1.埋込み杭工法 2.低騒音打撃工法 3.圧入工法 4.深礎工法 5.アースドリル工法 6.ベノト工法 7.リバース工法 8.PIP工法 9.ソイルバイル工法 など
次の工法は無振動工法には当たりません(補償の対象外となります)。
1.バイブロ工法 2.バイブロ・ウォータージェット併用工法 3.打撃工法
など
地盤崩壊特約の45度免責について
※下図のとおり、掘った深さを半径とした範囲内が免責となります
(45度免責)。
〈掘削工事〉
保険
保険対象外
対象
〈トンネル工事〉
保険
保険
対象
対象
掘削予定深度
45度
保険対象外
保険
対象