第十七回 高強度コンクリートを用いた鉄筋コンクリート構造小委員会 議事録(案) 日時:2006 年 12 月 12 日(火)、14 時 00 分~16 時 45 分 場所:建築会館 会議室 出席者:主査:平石久廣(明治大学) 委員:和泉信之(戸田建設)、柏崎隆志(千葉大学)、木村 匡(都市再生機構) 木村秀樹(竹中工務店)、熊谷仁志(清水建設)、小室 努(大成建設) 勅使川原正臣(名古屋大学)、寺岡 勝(呉高専) 、西山峰広(京都大学) 濱田 、津田和明(大林組)、渡邊朋之(前田建設工業) 真(熊谷組) 、:丸田 誠(鹿島建設)記録 森本敏幸(錢高組) WG 委員:石川裕次(竹中工務店)、稲井栄一(山口大学)、真田暁子(鹿島建設) 杉本訓祥(大林組) 、杉山智昭(東京理科大学)、林 和也(フジタ)、 、渡辺英義(大成建設) 村上秀夫(鴻池組) 下線は、欠席者 提出資料:17-01:前回小委員会議事録(案)(津田幹事) 17-02:2007 年度委員会活動計画案(丸田) 17-03:2007 年度構造部門(RC構造)(丸田) 17-04:(仮称)コンクリート技術の現状 2007 (RC運営委員会パワーポイント) (丸田) 17-05:2 章 構造材料としての力学性状(渡邊委員) 17-06:<担当者と頁数案>3.4 初期剛性・ひび割れ性状、3.7 靱性、7.2 高強 度コンクリートのヤング係数(木村委員) 17-07:「6 章 適用建物」の担当者案と頁数(和泉委員) 17-08:2006AIJ 大会論文「超高強度コンクリートを用いた RC 梁部材のせん 断・付着性状に関する実験的研究(その1)」 (杉山委員) 17-09:2006AIJ 大会論文「超高強度コンクリートを用いた RC 梁部材のせん 断・付着性状に関する実験的研究(その1)」 (杉山委員) 17-10:3.5 曲げ性状、7.3 杭-担当者案-(西山委員) 議事内容: 1)前回小委員会議事録(案)の確認(資料 16-01):津田幹事(丸田代読) ・ 誤字脱字類は修正する。 ・ RC-N(原子力)規準作成時にスケール効果の資料は収集したが Fc60 程度まで であった(木村委員)。基礎スラブのデータや東北大・秋山助教授(土木)の高強 度柱のデータもあるので、広範囲にスケール効果は調査するのが望ましい。 ・ 構造規定式の一致度が良くないのは、ストレスブロックを一定と考えた簡易式であ ることが原因であろう。 ・ 担当者から希望ページ数を幹事まで伝えてもらい、200~300 ページに収まるよう に調整する。 ・議事録案は承認された。 2)2007 年度委員会活動計画案(資料 17-02):丸田 ・資料 17-02 は、AIJ事務局に提出した来年度の本小委員会活動計画案である。別 途WGの活動計画案も提出している。 3)2007 年度構造部門(RC構造) (資料 17-03):丸田 ・資料 17-03 は、AIJ事務局に提出した来年度の大会PD案である。 ・ 細部の決定(メンバーや発表順序)の最終は来年 4 月頃となる。見直しを行なうの で、幹事までメールなどで意見をいただきたい。 4) (仮称)コンクリート技術の現状 2007(RC運営委員会パワーポイント)(資料 17 -04):丸田 ・資料 17-04 は、RC運営委員会で報告したパワーポイント配布資料である。 ・ 運営委員会での反応は好意的であったが、「7 章その他」は他の章に分散させたほ うが良いとの意見があった。 ・ 7 章は分割し、どこにも入らない項目については付録として書くこととする。ヤン グ係数の調査などは付録とする。 ・ 本パワーポイントのファイルが欲しい委員は、丸田まで連絡のこと。(CD,宅フ ァイル便など)いずれかの手段で送る。 5)2 章 構造材料としての力学性状(資料 17-05):渡邊委員 ・資料 17-05 は、目次と担当者、想定ページ数を入れた資料と鉄筋の強度分布、機械 式継ぎ手種類などを入れた資料である。 ・ 高強度せん断補強筋なども前回(高強度コンクリートの技術の現状)から変わって 無くても入れておく。 ・ SD490 の圧接継ぎ手のデータは㈶東京都防災・建築街づくりセンターから許可を 得ている。 ・ 機械式継ぎ手はメーカー名は出さずイメージ的なものを載せたい。 ・ 機械式継ぎ手以外の継ぎ手についても調査し掲載する。圧接に関しては圧接協会か ら情報やデータをもらえるように依頼する。(熊谷委員担当) ・継ぎ手もどのようなものが使われているか、現状を読者に示せれば良い。 6)<担当者と頁数案>3.4 初期剛性・ひび割れ性状、3.7 靱性、7.2 高強度コンクリートの ヤング係数(資料 17-06):木村(秀)委員 ・ 資料 17-06 は、目次と担当者、想定ページ数を入れた資料である。 ・ ここでのひび割れ性状は地震時のひび割れを対象としている。長期のひび割れと中 身についても整合性をとることとする。 ・ 武田モデルなどでひび割れ以降、鉄筋降伏前のループは大きく評価されている感が ある。柱や梁の性状というより、骨組全体の性状なので 4 章で減衰の話と絡めて示 すこととする。 7)「6 章 適用建物」の担当者案と頁数(資料 17-07):和泉委員(代丸田) ・ 資料 17-07 は、目次と担当者、想定ページ数を入れた資料である。 ・発行前の最新の建物を紹介したい。 ・建物の高さがビジュアルに分かるポンチエ的なものも載せたい。(世界版、日本版) ・ウエブサイトに(高さのエレベーション図)扱ったものもある。使用許諾が取れる か調査してゆく。 ・日本の超高層建物はエレベーションが四角形なので、パースや鳥瞰図と高さのイメ ージが分かるものを組み合わせてもよい。 8)2006AIJ 大会論文「超高強度コンクリートを用いた RC 梁部材のせん断・付着性状に 関する実験的研究(その1,2)」(資料 17-08、09):杉山委員 ・資料 17-06 は、今年度の AIJ 大会で提出した Fc150 までの梁のせん断付着実験の 概要である。 ・この実験からせん断の最小補強筋量は規定できないか?→データが少なく規定はで きない。 ・両側スタブつきの梁の実験は拘束の影響があるかもしれない。 ・付着について、引き抜き実験は高強度コンクリートでもあるが、部材としては無い もしくは少ないため、貴重なデータである。 9)3.5 曲げ性状、7.3 杭-担当者案-(資料 17-10):西山委員 ・ 資料 17-10 は、目次と担当者、想定ページ数を入れた資料である。 ・ 詳細な項目と担当者を示した。コンクリートσ-εの数式表示と平面保持解析は作 業があり、プログラムを有する小室委員に行なっていただく。 ・ 杭は「JCI 高強度コン」報告書と同程度の内容となる。 10)その他 ・本の書式(章や節の番号振り)は AIJ に標準があるか事務に聞き、ある場合は委員 に送付する。(担当丸田) ・文献は各節ごと(1.1 とか)に纏めることとしたい。 ・本の例文を作ったほうがいい。→検討し次回委員会前にできたら委員に配布する。 ・本会議でページ数を提示していない各章責任者は、12/22(金)までに丸田まで希望ペ ージ数を連絡のこと。 11)次回小委員会 ・本文執筆をすすめ、報告する。 ・次回小委員会は、以下の通り。 2007 年 2 月 6 日(火)、午後 2 時~5 時 以上
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