RI水分・密度計 厚層用 表示付認証機器 108 MODEL FT-102S2L ■概要 RI水分・密度計(型式:FT-102S2L)は、 (財)原子力安全技術センターより設計認証された、微 少な RI(ラジオアイソトープ)を利用した盛土の品質管理用の水分・密度計です。 FT-102S2L は、盛土の密度と水分を同時に現場“1分”で測定し、材料情報の設定で、即座に、 締固度、空気間隙率、飽和度、平均値を計算しますので、リアルタイムに施工へフィードバックす ることができます。 ■特長 1.現場1分で乾燥密度・含水比が得られます。さらに、最大乾燥密度の設定で締固度、土粒子の 密度(比重)の設定で空気間隙率および飽和度が測定終了と同時に得られます。 2.計器本体から線源棒を取り外すと、安全のため、ブザーが1秒間隔で鳴り続けます。 3.操作は、メニュー選択式です。操作ミスがあればエラーメッセージを表示します。 4.一般的な FT-102 シリーズ(Z2/K2/S2)の線源深さは 20cm ですが、FT-102S2L は 30cm ですので、 より厚まきの盛土の品質管理に適しています。 5.(財)原子力安全技術センターより設計認証(認証番号 セ 108)を取得しており、文部科学省へ 使用届を提出するだけでどなたでも使用できます。 ■計器の構成 ③ A N N ⑨ ① ⑧ ⑦ ⑤ ② ④ ⑫ ⑥ ①計器本体 ⑦線源筒 ②標準体 ③収納トランク ④ハンマー ⑤打ち込み棒 ⑩ ⑪ ⑥ベースプレート ⑧付属品収納箱 ⑨線源棒収納器 ⑩充電ケーブル ⑪インクリボン ⑫記録紙 株式会社 フィールドテック ■仕様 ■現場測定 項 目 測定方式 測定範囲 測定時間 放射線源 (密封) 検 出 器 計数回路 線源深さ 測定選択 校 正 式 内 容 密 度:ガンマ線透過型 水 分:速中性子透過型 湿潤密度:1.20~2.50 水分密度:0.05~0.90 標準体 現 場 孔あけ g/cm3 g/cm3 :10分 : 1分 ガンマ線:核 種:コバルト-60 強 さ:2.6MBq(メガベクレル)以下 半減期:5.27年 中 性 子:核 種:カリフォルニウム-252 強 さ:1.1MBq(メガベクレル)以下 半減期:2.65年 ガンマ線: GM管 5本 中 性 子: He管 2本 ガンマ線:0~99,999 cpm 中 性 子:0~99,999 cpm 30cm(線源と計器接地面までの距離) 標準本体・標準BG・現場BG・現場 弊社で基本校正試験実施。現場で校正式の変更可 演 算 値 湿潤密度・水分密度・乾燥密度・含水比・締固度・ 空隙率・飽和度・平均値・最大値・最小値・標準偏差 表 示 値 印 字 値 プリンター内蔵 測定年月日・測定番号・材料情報・ガンマ線計数率・ 中性子計数率・演算値 電 内部電源:内蔵バッテリー 6V、7.2Ah 連続通電 13 時間以上(但し、印字 120 回) 外部電源:AC100V 0.3A ■現場測定印字例 FT102S-400 09/04/01 Mo 004 07/07/02 ゲンバ ミツド スイブン cpm STA:A-1-1 Soil:1 83A7 ρt ρd w 2.131 1.898 12.3 Va Sr Gs 6.0 79.5 2.686 Dc ρdmax 98.6 1.925 ミツド スイブン cpm Std 19686(A) 7476(B) StdBG 294 0 Fld 4974 5880 FldBG 320 1 : : : : D365×W310×H160 D395×W330×H407 D500×W500×H645 D685×W440×H595 mm mm mm mm 11Kg 13Kg 33Kg 12Kg 測 定 ■計器の構造 水分検出器 D=365 H=160 寸法・重量 計器本体 標準体 線源棒収納器 収納トランク 置 密度検出器 W=310 300 源 設 測定範囲 線源 *改良のため予告なしに仕様を変更する場合があります。 株式会社 フィールドテック 本社・工場 〒578-0984 大阪府東大阪市菱江3丁目1番19号 TEL 072-965-4188 FAX 072-965-4530 東京営業所 〒110-0016 東京都台東区台東 2 丁目 24-10(ST ビル 1F) TEL 03-6303-2664 FAX 03-3831-5320 福岡営業所 〒814-0153 福岡市城南区樋井川6丁目7番地14号 TEL 092-865-2228 FAX 092-862-3062
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