新規スキャン-20090318170501-00001

特集巨がん対策について
ぃ我が国のがん対矧こついて/健康局総務課がん対策推進室
国立がんセンターがん対策情報センターについて/国立がんセンターがん対策情報センター
がんに関する普及啓発懇談会について/健康局総務課がん対策推進室
インタビューこの人・素敵な詰問谷亜矢子軋[フリーアナウンサー]
お知らせ(薬 物)
我が国における薬物乱用の現状と厚生労働省における薬物乱用対策のための啓発活動について−4d
(女性の健康週間)女性の健康週間について
(労災保険率) 労災保険率等の改定について
(労働保険) 平成21年度から年度更新の申告・納付時期が変わります
昭和館特別企画展の開催について
(福祉・医療) 「メイコのいきいきモーニンク」のお知らせ
(昭和館)
(広 報)
振り込め詐矧ここ注意下さい
(地域保健福祉)平成21年度市町村職員を対象とするセミナー
(年間行事予定)①平成21年度年間行事予定(週間・月間)−
①平成21年歴年間行事予定(大会・その他)
③平成20年度国際会議等開催予定一覧
連載(若者支援子育て支援=地域からの発想]沖縄県
(医 療)
[医療の現場から]より良い外傷医療を提供するために
(溝端廣光・大阪市立大学大学院医学研究科教授救急生体管理医学)
へき地の「いのち」を守り、育む。一第二の人生を地域診療室で
(笹井平・田子診療所所長)
(国 際)
[海外時報]インドネシアの雇用・労働事情
(う つ)
明日のチカラ竜最終郎一人との出会いが心の支えになる
(土井智史・在インドネシア日本国大使館一等書記官)
データブック 平成19年医療施設(動態)調査・病院報告の概況
3
′○
厚生労働の主な指標 人口動態総覧/医療費の動き/労働経清の動き(国内・海外)
3
4
平成20年賃金引上げ等の実態に関する調査結果の概況
1 3
つ▲ つー
4 つ▲
24
(男性育休) 厚生労働省 男性職員の育休日記
書 評 アンデルセン、福祉を語る
淋
誉
∽
今月の表紙一関省亜矢子ごん(p36参照、Pho10山本縮之)
CoverDeslgn▲小林哲哉(lくIS)本文Desigれ・KIS
【空去戴自由】COPYく⇒FRE亡くマクの記事は出典を明記の上御自由にお使いくたさい
特集がん対策について
−︰︰︰⋮卜駄⋮叫掛蒸⋮︰−−紬−抹叫、点㌦㍍幣・■㌦
がんは・我が国において昭和56年より日本人の死因の第1位で、現在では・年間30万人以上の国民が、がんで亡くなっています。ま
取り組むことにより・﹁がん患者を含めた国民が・がんを知り・がんと向き合い、がんに負けることのない社会﹂の実現を目指すことを
た、生涯のうちにがんにかかる可能性は・男性の2人に一人、女性の3人に一人と推測されています。・
厚生労働省としては、国・地方公共団体・また・がん患者を含めた国民・医療従事者及びマスメディア等がl体となってがん対策に
最大の目榎として、様々ながん対策を講じているところです。
喪潜琴野軍丸対策について
ます︵図1−−︶。これは、すべての死
は年間釣34万人の国民が亡くなってい
51%、女性で39%であり、﹁日本人男
らかのがんにかかる可能性は、男性で
また、国民が一生涯のうちになん
がんに罷る者は現在約59万人とされ
されているとともに、1年間に新たに
がん息者数は142万人程肢と推計
さらに、継続的に医療を受けている
斑のうち30%を占めており、﹁日本人
がんになる﹂といえます。
性の2人に1人、女性の3人に1人が
働省では、平成15年7月に、文部科
このような状況を踏まえ、厚生労
がん対策︵表1・・︼一1・︶
職鴨﹂の軍産とこれまでの
2﹁第3次対がん柑か隼総合
ています。
の3人に1人ががんで亡くなっている﹂
また、食生活の欧米化等により、
は、死亡率や羅息率が増加傾向にあ
肺がんや大腸がん、乳がん等について
るなど、人数のみならず、種類につい
その一方で、乳がんと前立腺がんの
います。
最近10年間で増加が頭打ちに転じて
と言うことができます。
健康局総務課がん対策推進室
1我が国におけるがんの現状
がんは、昭和56年から我が国の死
亡原因の第1位となり、平成19年に
政府は、昭和59年定から﹁対がん
10カ年総合戦略﹂を、平成6年皮から
死亡率・雁息寧については依然として
ても変化が見られています。
﹁がん克服新10か年戦略﹂を策定し、
がん対策に取り組んできました。この
増加傾向が続いており、さらに、高
このように、がんは、国民の生命及
齢者人口の増加により、多くの部位
0
昭和33 37 41 45 49 53 57 61平成2 6 10
√
開発や、全国
社会環境の整備﹂の3つを柱とし、が
及び﹁がん医療の向上とそれを支える
﹁がん研究の推進﹂、﹁がん予防の推進﹂
ん対策に総合的かつ重点的に取り組
どこでも標準
を受けること
んできました。
この稔合戦略では、がんに関する基
ができる体制
平成19年4月 がん対策基本法の脚〒
がん対策推進協済会の靂受覆
平成19年6月 がん対策推進基本計画の闇講決定
碇研究やその研究成果を幅広く応用
公表
く求められて
の整備が強
平成18年6月 がん対策姜本法の成立
平成18年10月 がん対無情報センターの開設
推進するとともに、新しいがんの予防
(−平成25年1
転化する研究などのがん研究を一層
平成17年5月 がん対策推進本部の書笠置(厚生労働省)
平成17年8月 がん対剰巨進アクションプラン2005の
いるところで
第3次対がん10か年譜合戦晦
平成16年
がん克服新10か年戦略(∼平成15年)
平成6年
対がん10カ年総合戦時(∼平成5年)
昭和59年
悪性新生物が死亡原因の第1位となる
昭和56年
ニ、ノ▲
㌢中小ーつ々
的ながん医療
記合戦略﹂を策定し、平成16年度から
50
学省と共同で、﹁第3次対がん10か牢
一令一 男
女
万 杢100
、
トト肘ケ
†、
200
す。
05●厚生労働3月弓2009年トFR【tト⊂OPY
ん、子宮繋がんなどの死亡率は大き
[]
び健康にとって重大な間電となってお
ズ150
間、がん対策が大きく進展し、胃が
■−・
のがん死亡数・雁恩赦は増加傾向にあ
50.000、蚤一サ≠
く減少し、これまで増加傾向にあった
100.000
り、がんに対する画期的な治療法の
200.000
表ト1政府におけるがん対策の主なあゆみ
昭和37年
国立がんセンターの毀凛
昭和38年
厚生省がん研究助成金制度の発足
8削
昭和33 37 41 45 4g 53 57 61平成2 6 10 14
0
一ニ 男
女
ります。
150.000
多くの部位のがん死亡率・雁息率は、
囲1−ト1がんの死亡者数の推移
(人) 250.000
図1−ト2」がん年齢調整死亡率の推移
250
ウ}√ごノン√「く−′
特集 がん対策について
てん化﹂︵注全国どこでも標準的ながん医
対策を推し進めつつ、﹁がん医療の均
策基本法﹂が平成18年6月に成立し、
となっている現状をを踏まえ、﹁がん対
民の生命及び健康にとって重大な問題
てきたところですが、なお、がんが国
門的ながん医療機関を整備すること
を図ることとされているとともに、専
及び技能を有する医療従事者の育成
他のがん医療に携わる専門的な知識
て痔痛等に対する績和ケアが早期か
上については、がん患者の状況に応じ
ん診療連携拠点病院の整備を推進す
とされており、対応方策として、が
されていますゥ
ら適切に行われるようにすると明記
がん患者の療養生活の質の維持向
ることとしています。
療が受けられるようにすること︶によhソ、
がんの雁息率と死亡率の激減を目指
平成19年4月から施行され、より一
特に、がん医療の均てん化について
成されており、関係者︵国、地方公共
﹁がん対策基本法﹂は、4章却粂で構
が整備されました。
層がん対策を推進していくための環境
その他の医療従事者の育成
しています。
は、平成16年9月に厚生労働大臣の
に関する検討会﹂が設置され、平成
の責務を明らかにするとともに、がん
団体、医療保険者、国民及び医師等︶
下に、﹁がん医療水準均てん化の推進
医療機関の役割分担とネットワークの
17年4月に、がん専門医等の育成、
が新たに﹁がん対策推進協議会﹂を設
対策の一層の充実を図るために、国
置し、その意見を聴いた上で﹁がん対
構築、情報提供・普及、地域がん診
策推進基本計画﹂を策定し、それを
療拠点病院制度の在り方等、地域格
れました。
することとされています。そして、こ
﹁都道府県がん対策推進計画﹂を策定
基に都道府県が地域特性を踏まえて
差是正について報告書が取りまとめら
また、平成17年5月に、がん対策
労働大臣を本部長とする﹁がん対策
に掲げられた基本的施策を給合的か
れらの計画により、がん対策基本法
全般を稔合的に推進するため、厚生
取組を行うとともに、同年8月、が
す︵図−−2︶。
つ計画的に推進することとされていま
推進本部﹂を設置し、部局横断的な
ん対策の飛躍的な向上を目的とした
5﹂を策定しました。
がんの予防に関する啓発及び知識の
川がんの予防と早期発見の推進
﹁がん対策推進アクションプラン200
このアクションプランは、﹁第3次対が
ん10カ年稔合戦略﹂の推進を一層加速
等を目指し、検診の方法等の検討、
早期発見のため、がん検診の質の向上
普及等必要な施策とともに、がんの
づき、がん対策を戦略的なアプローチ
事業評価の実施、関係医療従事者の
させるために、国民・患者の視点に基
具体的に明示しています。
録﹂に関する取組を支援するために必
らの情報を収集するいわゆる﹁がん登
基づき、﹁がん対策推進基本計画﹂が
の施行後、平成19年6月には、同法に
平成19年4月の﹁がん対策基本法﹂
策推進基本計画﹂です。
その具体化のための方針が、﹁がん対
くこととしています。
手術、放射線療法、化学療法その
刺がん医療の均てん化の促進等
ることとされています。
研修機会の確保等必要な施策を講ず
として再構築し、必要な対策をより
3
我が国のがん対策は、これまでの取
組により進展し、大きな成果を収め
また、がん医療に関する情報の収
集及び提供体制を整備することとさ
的に推進するためには、がんの雁息状
れています。がん対策を効果的効率
況、転帰等を正確に把握・分析するこ
要な施策を、国と地方公共拭体が講
策定︵閣議決定︶されました。この基
とが必要と考えられることから、これ
ずることについても明記されています。
成19年度から平成23年産までの5年
策の基本的方向について定めるととも
かつ計画的な推進を図るため、がん対
間を対象として、がん対策の稔合的
本計画は、長期的視点に立ちつつ、平
㈱研究の掩進等
がん研究については、まず、がんの
に、都道府県がん対策推進計画の基
本態解明が重要であるとともに、革
る方法を開発・推進することが重要で
新的ながんの予防、診断・治療に関す
具体的には、今後のがん対策の全体
本となるものです。
につなげるため、研究の成果を広くが
すが、がんの雁息率や死亡率の低下
︵がんの年齢調整死亡率︵75歳未満︶の
20%減少︶﹂と﹁すべてのがん患者及び
目標として、﹁がんによる死亡者の減少
また、それらの観点からも、特に
活の質の維持向上﹂を掲げるとともに、
その家族の苦痛の軽減並びに療養生
ん医療に活用できるようにすることも
必要性が高い医薬品や医療機器の治
①放射線療法及び化学療法の推進並
望まれています。
に、がん医療に係る標準的な治療方
の育成
びにこれらを専門的に行う医師等
験が迅速かつ確実に行われるととも
えるように環境を整備することも明
L他
②治療の初期段階からの穏和ケアの実
法の開発に係る臨床研究が円滑に行
示されています。
③がん登録の推進
川基本方針
の3点に重点を置きつつ、各分野別施
体制の整備﹂について規定きれ、がん
者の意向を尊重したがん医療の操供
立場に立ったがん対策の必要性が謳わ
対策の基本理念として、がん患者の
がん対策基本法においては、﹁がん患
の今後のがん対策の進むべき道を体系
に立って、捻合的かつ計画的に推進し
策を、がん患者を含めた国民の立場
3︶。
ていくことを内容としています︵図1
的に示した﹁がん対策基本法﹂に基づ
このように広範囲にわたって我が国
(⊃がん予防の推進
き、そこに示された考え方、目標等
を具現化する各種施策について、政府
としてより一層の充実強化を囲ってい
−阜﹂−
がん対策の恩恵を享受すべきは、が
れています。
ん患者を含めた国民であることから、
基本方針の一点目として、﹁がん患者
の推進﹂が掲げられました。
を含めた国民の視点に立ったがん対策
ちl
(コ医療機関の整備等
(ニーがん患者の療養生活の質の維持向上
COPY耶RE【1厚生労働3月号2009年●06
07●厚生労働3月号2009年 トFR【Eト⊂OPY
医療職関 原臥すべての2次医療圏に拠点病院を設置し
の整備等 5大がんの地域連携クリテイカルバスを整備
制の整備等
地方公共団体
石汗究の瞳遥等
都道府県
都道府県がん対策推進計画 r⊃がんに関する研究の促進
り研究成果の活用
がん医療の提供の
・⊃医薬品及び医療機器の早期承書忍に資
状況等を踏まえ策定
する治験の促進
・⊃臨床研究に係る環境整備
0%
l=■専門的な知識及び技能を有する医師
がん対策推進基本計画
閣議決定・国会報告
0がん医療に関する情報の収集提供体
すべての2;欠医療圏に
○がん検診の実の向上等
厚生労働大臣
がん対策推進基本計画冥の作成
かん医療の均てん化の促進等
重点的に坪ミり組むべ吉事‡真
放射線療法・化学療法
がんの早期発見 の推進、これらを専門的治療の初期段帽からの
鍾和ケアの実施
に行う医師等の育成
受診率
50%
すべての拠点病院で「放
すべてのがん診療に携
がん医療に関する
わる医師に穏和ケアの
射縛療法・外来化学療法」
を実施
茎本的な研修を実施相談支援・情報提供
がん予防及び早期発見の摺造
画
すべての患者・家族の安心
すべてのがん患者一家族の
がんによる死亡者の減少
(20%減)
苦痛の軽減・療養生活の貨の向上
連携
相談支援センターを
がん豊丘の推進
設遺し、研修を修了し
た相談員を配置
院内がん登録を行う医療機関数の増加
がんの予防
未成年者
の喫煙率
図ト2 がん対策基本法
園ト3 がん対策推進基本計画
特集 がん対策について
また、がん患者を含めた国民に対
して安心・納得できるがん医療を提供
また、がん対策を実効あるものと
してより一層推進していくためには、
を図っていくためには、がん対策の企
するなど、がん対策のより一層の充実
における取組に重点を置いて実施して
がん対策の中でも特に不十分な分野
がん患者を含めた国民が、進行・再
発といった様々ながんの病態に応じて、
安心・納得できるがん医療を受けられ
るようにすること等を日精し、今後
10年間の全体目標として、
①がんによる死亡者の減少
◎すべてのがん患者及びその家族の苦
痛の軽減並びに療養生活の質の維
持向上
なお、﹁がんによる死亡者の減少﹂に
が掲げられました。
ついては、その日棟値として、﹁がんの
年齢調整死亡率︵75歳未満︶の20%減
少﹂とされていますが、ここで﹁75歳未
的に推進するために
必要な事項として、
﹁がん患者を含めた
国民等の努力﹂、﹁必
要な財政措置の実施
及び予算の効率化・
がん情報さがしの10力柔
かん・i評点ニ‡責がすとジに.
心かけ乱用個のポイント壱まとぬて壱苺した。
7情矧ま‘力∴,あねたの療養を左右すること
iがあり末す。活用しましよう。
・いのち、生活の賃、費用などに遠いが生じ
ることもあります。
・盲あなたにとって、いま必要な情報は何か、考
′ えてみましょう。
・解決したいことは7 知りたいことは?悩み
は?メモに書き出して。
▲)あなたの情報を一番多く持つのは主治医。
liよく話してみましよう。
・質問とメモの準備をして。何度かに分けて相
談するのもよいでしょう。
▼;別の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」
′;「を活用しましょう。
・他の治療法が選択肢となったり、今の治療
に納得することも。
−医師以外の医療スタッフにも相談してみま
iしょう。
・看護師、ソーシャルワーカー、薬剤師なども
★重な情報源です。
4 がん拠点病院の相談支援センターなど、質
\き問できる窓口を利用しましょう。
・がん病院、患者団体などに、あなたを助け
る相談窓口があります。
/インターネットを活用しましょう。
・わからないときは、家族や友人、相談支援
センターに頼みましよう。
i)手に入れた情報が本当に正しいかどうか・考
!盲えてみましょう。
目棟を踏まえ、﹁がん医療﹂を中心と
して、﹁医療機関の整備等﹂、﹁がん医
療に阻する相談支援及び情報提供﹂、
﹁がん登録﹂、﹁がんの予防﹂、﹁がんの早
策を、総合的かつ計画的に実施してい
期発見﹂、﹁がん研究﹂という分野別施
ぺき課題﹂に掲げる3項目については、
くこととし、特に﹁重点的に取り組む
重点的な取組を推進していくことと
例えば、個別目標については、地域
しています。
﹁がん診療連携拠点病院﹂において放
のがん医療の中核的医療機関である
る体制を整備することや、すべてのが
射線療法と外来化学揺法を実施でき
ん診培に携わる医師が揺和ケアに関
が具体的に掲げられています︵表1−
する基礎的な知識を習得すること等
また、がん対策を総合的かつ計画
2︶。
療保険者、学会、患者拭体を含めた
なってがん対策に取り簸み、がん患者
患者団体及びマスメディア等が一体と
を含めた国民が、進行・再発といった
得できるがん医療を受けられるように
様々ながんの病悉に応じて、安心・納
がんを知り、がんと向き合い、がんに
するなど、﹁がん患者を含めた国民が、
09●厚生労働3月号2009年 トFR亡EトCOPY
重点化﹂、﹁目標の達
うがん対策に賞する研究をよウ一層推進
負けることのない社会﹂の実現を目指
こ」がん検診の受診率について、509る以上とする15年以内】
・7がん研究
成状況の把捏及び効
6力iんの早期莞罠
すこととしています。
やめたい人に対する禁煙支援【3年以内】
果に関する評価﹂等
ヒ、禁煙支援プログラムの更なる普及をはかりつつ、喫煙を
を記赦しています。
国民がその日常の生活圏域の中で高
5がん診療連携拠点病院
い水準のがん医療を受けることができ
る体制を確保することを目的に、平
小すべての国民が喫煙の及ぼす健康影主割こついて十分に
今後は、本基本計
画に基づき、国及び
必要な研憧を受講【5年以内】
地方公共団体、また、
がん患者を含めた国
民、医療従事者、医
‘一院内がん登録を実施している医療機関数を増加
満﹂というのは、高齢化の影響を権力
日 本
取り除いた精度の高い指標とするとい
英 国
う理由によるものです。
ドイツ
基本計画においては、上記の全体
米 国
何分野別施策等
0
地声篇3周がん対弟,農道躍会における中川惣一要員く舞戻大字)かうの縫出資料を
認識する【3年以内】
〔、未成年者の喫煙率を0%とする【3年以内】
データが必要ですが、当該データを系
25
画立案や評価に際しての基礎となる
56
いくことが有効であることから、基本
60
20
療開始から終了までの全体的な治療計画
5がんの予防
方針の二点臼として﹁全体目標の達成
40
■3がん医療に関する相談支援及び情報提供
もとに作成
ウ原則としてすべての二次医楳陶において、相談支援セン
ターを概ねlか所程度整備r3年以内J
¢すべての相談支援センターにおいて、がん対策用報セン
pすべての拠点病院において、がん登録の実務を担う者が
統的に蓄積していく仕組みであるがん
60
所程度拠点病院を整備【3年以内】
ゥすべての拠点柄院において、5大がん(肺がん、胃がん、肝
がん、大腸がん、乳がん)に関する地域連携クリテイカル
バス(当りを整備【5年以内】
(※)地域内で吾医療健闘が共有する、各春着に対する治
4ガ;ん登録
に向け、重点的に取り組むべき課題
a原則として全国すべての二次匿綬厨において、概ね1か
国と比較しても遅れているという状況
†2ノ医凄機関の聖屍等
こうした状況を踏まえ、重点的に
冥施している患者の軌合
にあります。
がん患者のうち放鼻⇒線治環(併用も含む)を
80
取り組むぺき裸鞄として、
応じて更新
①放射線療法及び化学療法の推進並
10D(咄
びにこれらを専門的に行う医師等
についての吉舎環ガイドラインを作成するとともlこ、必要に
の育成
りがん愚者の意向を踏まえ、住み慣れた家庭や地域での療
養を選択できる患者数の増加
④給療ガイドラインの作成
ゆ科学的根拠に喪ブいて作成可能なすべてのがんの棲類
園ト5恵放射線治療の国際比較
㈲全体目標
の医師に対する娼和ケアの知識や技術の普及
運用上は5年以内)J
ターによる研修を修了した相頼員を配置【5年以内】
登録の整備が、我が国においては諸外
昼運墾していくために、がん診軌こ携わる互ゴ三
③在宅医療
■1
策の推進﹂が掲げられました。
アについての基本的な知識を習絹【10年以内(ただし、
を定めた総合的かつ計画的ながん対
全国どこでも緩和ケアをがん診療の早期から適切
nすべてのがん喜多屍に携わる医師が研修等により、緩和ケ
㈲重点的に取り組むべ哲票惑
(WHO1990)
我が国のがん医療については、手術
死亡
給断時
放射線穣法静門及び化学療法部門を設置【5年以内】
の水準が世界の中でもトップクラスで
叫少なくとも都道府県拠点病院及び特定磯隋病矧こおいて、
②堵和ケア
あるのに対して、胃がん等主に手術に
緩和ケア
②治療の初期段階からの穏和ケアの実地
がん治療
適したがんが多かったこともあり、相
〔今削
法を実施【5年以内】
対的に放射線療法及び化学療法の纏
l;・すべての拠点病院において、放射線療法及び外来化学療
が掲げられました︵図−−4、1−5︶。
死亡
③がん登録の推進
緩和ケア
がん治療
①倣射線療法及び化学療法の推進並びに医療従事者の育成臣節時
供体制等が不十分であるとともに、
〔現 状]
く1がん匡暮雪
凌和ケアが必ずしも治療の初期段階
れていないという状況です。
の主な個別目標 (がん対策推進基本計画)
から積極的な治揺と並行して実施さ
園ト4巨ヨ治療の初期段階からの緩和ケアの実施
表ト2i、;分野別施策及びその成果や達成度を計るため
・信頼できる情朝清か、商品の売り込みでな
いか、チェックして。
iラ健康食品や補完代替医療は、利用する前に
・‘よく考えましよう。
・がんへの効果が証明されたものは、ほぼ皆
無。有害なものもあり要注意。
…もぅ芸芸志望雲≡警に行動する前に、周囲の
・主治医は?家族は?患者仲間は?あな
たの判断の助けになります。
作成 国立がんセンターがん対詩情郎センター
〔OPYくFR狂く 厚生労働3月号2009年●08
程度を目安として﹁地域がん診療拠
成ほ年度から、二次医療闘に1か所
書を受け、平成17年7月に﹁地域が
均てん化の推進に関する検討会﹂報告
の検討会では、質の高いがん医療体制
しなどについて検討を進めました。こ
を整備することなどが示されており、
図りつつ、都道府県単位でがん医療に
確保するために、がん診療の連携を
都道府県におおむね1か所の﹁都道府
ついての指導的役割を担う医療機関
対する相談支援機能についても強化す
医療圏に1か所程度の﹁地域がん診療
県がん診療連携拠点病院﹂と、二次
を確保するとともに、地域の医療横
都道府県で計304病院となっていま
す︵図−6︶。
6がん検診
るという観点から、新たな拠点病院
ん診療拠点病院のあり方に関する検
この結果、がん診療連携拠点病院数
相談支援
ゝ
は、47都道府県で286病院となり
その後、﹁がん対策推進基本計画﹂
ました。
﹁がん対策推進基本計画﹂において
月に﹁がん診療連携拠点病院の整備に
連携拠点病院﹂を整備することとさ
平成18年7月と12月に、この節た
れました。
な指針に基づく﹁がん診療連携拠点病
がん対策にユ1て(厚生労働省)
質の高いがん医療を提供できる体制を
がん情報サービス(国立がんセンターがん対策情印センター)
この指針により、各都道府県は、
関する指針﹂を定めました。
胃がん損害多 肺がん横言今 子宮がん検診 乳がん模書多 大陽がん横言仝
欧米諸国に比べ低い受診率となってい
と、がん検診を受診しない理由につい
﹁がん対策に関する世論調査﹂による
また、平成19年9月に実施された
ます︵図−7︶。
において、科学的根拠に基づいて検討
成される﹁がん検診に関する検討会﹂
いない﹂を挙げた者の割合は30代で、
て年齢別に見ると、﹁たまたま受けて
感じないから﹂﹁心配な時はいつでも医
﹁健康状態に自信があり、必要性を
て随時見直しを行ってきました。この
の対象年齢︵何歳以上か︶、受診間隔
の割合は70代以上で、﹁時間がなかっ
療機関を受診できるから﹂を挙げた者
検討会での試論を踏まえ、がん検診
︵何年に1回か︶、項目︵どのような検
カーなどが、賀間や相談をお卦ルています。ご相談は、相
厚生労働省は、がん検診の受診率
代で、それぞれ高くなっています。
度に﹁がん検診事業の評価に関する委
柏純
情鴇利用
(適l死▲入院)
出典「相書炎支援センターにこ相談ください」(国立かんセンターが
ん対策情報センター作成)から一部抜粋
受診勧奨や企業・マスメディア等を巻き
=∴  ̄、
員会﹂を開催し、兼愛診者に対する
薮績凄簸
別に見た場合、乳がん検診の20・3%
ターを訪ねてください。
から、男性の胃がん検診の32・5%と、
向上に向けた取組として、平成19年
ません。患者さんやご家族の生の声を、がんの専門家たち
実施された﹁国民生活基礎調査﹂によ
がん検診の受診率は、平成19年に
に聞かせようというぐらいの気持ちで、安心して相談支援セン
ると、市区町村が行うがん検診、人間
いただいた個人的な内容が外に漏れてしまうことは一切あり
ドック等を含めて、男女別・がんの種類
がんに関するさまぎまな悩みや、自分の体のことを打ち明
我が国のがん検診制度は、昭和57
治療について判断するところではありません。
たから﹂を挙げた者の割合は30代、40
います。
査方法か︶等に関する指針を作成して
相談支闇センターほ患者さんやご家族のほか、地域の
﹁子宮がん検診﹂﹁肺がん検診﹂﹁乳が
ただ、相談支援センターは、あなたの担当医に代わって
ん検診﹂﹁大腸がん検診﹂の5種類が、
療にかかわる質問や相談におこたえしています。
全国の市区町村で行われています。
伺う方法があります。
始されたのが始まりです。その後、検
方々はどなたでもご利用いただけます。
相談支援センターは、医療機関によって「医療相談室」、
の改正を経て、現在では﹁胃がん検診﹂
て詳しい看護師や、生活全般の相談ができるソーシャルワー
−阜∽−
けたり相談することには抵抗があるかもしれませんが、ご相談
年度から老人保健事業の一環として、
相談支援センターは、がんのことやがんの治療について
診を行うがんの種類の追加や、制度
ることもあります。多くの相談支援センターでは、がんについ
胃がん検診、子宮頸部がん検診が開
す。指定された施設は、がん医療の内容や設備、がん関
療連携拠点病院が44都府県で計47病
「地域医療連携室」、「よろず相談」などの名称で呼ばれてい
ついて検討を進め、本検討会の提言を
医療が受けられるように、厚生労働大臣が指定した施設で
平成20年4月1日現在、がん診療
連の情朝提供などについて、一定の基準を満たしています。
連携拠点病院は全国計351病院で
は全国の「がん診席連携拠点病院」にあります。がん診療
あり、その内訳は、都道府県がん診
連携拠点病院は、全国どこにお住まいでも質の高いがんの
院、地域がん診療連携拠点病院が47
知りたい、今後の穣薫や生活のことが心配なと、がんの医
を行いました︵▼
がんについていろいろな相談ができる「相談支援センター」
踏吏え、平成20年3月に指針の改正
以内に50%以上とすることなどが個
を行うとともに、最新の知見に応じ
門家やがん医療の専門家などから構
検査方法等については、がん検診の専
市区町村で行うがん検診の種類や
固ト7がん検診の受診率
別目標の一つとして掲げられています。
は、我が国のがん検診の受診率を5年
制度を設けることとし、平成18年2
点病院﹂の整備を進めてきました。
がん患者に対する柑芸当宣支援及び眉葦戸提供
において、がん診療連携拠点病院の更
Il一
間との診療連携を推進し、患者等に
‡一⋮二。コLh
訴権痛緯拉
院の指定に関する検討会﹂を開催し、
協力・支揺
一洲委や旦を寝支援、悪者の受入i召プ「等)
その後、先に述べた﹁がん医療水準
・・匡師、志払師、茶利師寄に
なる機能強化に向けた検討を進めて
け05)
(+76)
213
211
(+29)(+90)
325 −一
、ゝ・・ ∴・て … ∴■
地域のがん書安房の達携協力体制の構築
r手札故郷晃頑追及び化苧環法を効果的に組み合ゎせた異字
的冶撮の実施や冶厚の7刀期提唱からの娼和ケアの邑膵賢
いく等とされたことから、﹁がん診療
S巧
討会﹂を設置して、指定要件の見直
よるチーム匡庶の】雇供
− ̄ ̄▲ ̄ル ̄ ̄ ̄一
連携拠点病院の指定に関する検討
http//WW〉〉一mhwgojP/b=nya/kenko=/g引1htm
なりたい方は?
http//g∂nJOho,jp/
がんについて、
さらにお知りに
女平成16年 女平成柑年
253 257
30
男平成16年、甥平成19年
(+49)
●都連府県がん紛療連携拠点病院 47病院
●地域ガん眩療達牒瀾点病院 3ロ4病院
硝惑菰野−−−一㌦
国立がんセンター かん対策情報センター
専門的ながん医擾の提供等
会﹂において、指定要件の見直し等に
談支援センターに直接お越しいただく方法と、電話でお話を
47都道府県(351か所)平成20年4月現在
図ト6がん診療連携拠点病院制度
相談支援センターと
がん診療連携拠点病院
COPY一疇FR[El厚生労働3月胃2009年●10
11●厚生労働3月弓2009年トFR【EトCOPY
地域がん診療連携拠点病院
ゝ \ 相談支援センター 情報提供
相談支援センター
地域がん診原遵隅拠点病院
【都道府県がん珍硬連携協扶余の投謳】
患者の 受入
相談支援センターセカンドオピニオンを行う監頑狼関の一誌作成
・紹介
王巴度風発ク」テイカルバスの−コ作成共有
診療 患者の 支援呂†望研惜計画の作成
受入
琴
・紹介
地域力てん診滞連携拠点病院
「も
相談支援センター
研修
、情報提供
拙域の医渾観閏等(病院、昌妾屠所(例在
相談支援
宅穣環支損害多掃所)、かかりつけ匡など)
J
特集 がん対策について
車Jタ蓋がん対策情報牽∵褒章
観や普及啓発等に対する支援を行い、との連携等によるがん検診
込んだ普及啓発など、受診率を向上により、各地域の実情に応じた、が 受診率の向1に努めてきましたが、上に向けた広報活警、全国的に展
させるための取組について報告書をん
取検診の受診率向上に係る事∼的取 今後はこれらの取組に加え、企業等 関していくこととしています。
りまとめました。また、予算事業等
に代■J・折吋も,
国立がんセンターがん対策情報センタ1
国立がんセンターは、我が国全体棟
の、病院棟、予防検診棟のなかに分汗ホームページ﹁がん情竜亘−ビス
雪コ吉富.jp;ttミ\雪コj早戸号︶﹂
がん対策を行う中核機関として昭和散しています。このようなこじんまり
︵囲2−2︶
とした組織ですが、国立がんセンター
37年に東京築地に設立されました。
の対外支援機能を一手に引き受け、 がん対策情報センターががん情報を
日夜、精力的に活動しています。 発信しているホームページで、一般の方
センター東病院が開設され、Zつの病
平成4年には、千葉県柏に国立がん
各種がんの解説/予防と検診/
診断・治療方法.がんとつき合う/統
援機能、がん研修支援機能、情報シ報︶
療け、医療間藤の方向け、がん診療
院と研究所を有し、がんの診旅、研 がん対策情報センターは、がん医向
連携拠点病院向けの3つの入り口があ
究の進歩に大きな責献をしてまいり情
ま報提供機能、がんサーベイランス機
能、多施設共同臨床研究支規模能、ります。一般の方向け情報サイトに
した。
がん診療支援機能、がん研究企画支は、トピックス︵お知らせ+イベント情
平成18年10月、我が国のがん対策
を稔合的かつ計画的にt層推進する
に掲載されており、まず、トピックス
ステム管理機能の7つの機能を有して
ために、がん対策情報センターが開設
されました。組線的には、国立がんいます。これらの機能について、ご計紹 Q&A関連リンク/病院を探すの
大項目に分かれています。▼トップペー
センター中央病院や国立がんセンタ介
ーします。
ジの下部には、﹁トピックス﹂として、
研究所と横並びの位置に置かれていま
お知らせ、イベント情報が、新しい帳
0名のスタッフで構成される国立がん
すが、2部2課で定員35名と、130 ﹂jがん出掠摘祁毘供掩漕
絞りこむことができ、特に、イベント
、新規掲載情報をチェックすることが
センターの中では、大変小さな組織とがんに関する正確な情報を収集しで
一きます。トピックスに右側の﹁お知ら
なっています。センターと名前がつ整
い理
てした内容を患者さん・ご家族・で
般の方及び医療従事者に対して様々せ一覧へ﹂、﹁イベント一覧へ﹂をクリッ
クすることで、お知らせ、イベントに
の方向けにグラフを使っでわかりやす
く解説しています。がん対策基本計
では、我が国のがんの統計情報を一般
種がんの解説しには、約70がん種につ
た﹁75歳末浦の年齢調整死亡率﹂の都
画の2つの全体目標の一つにあげられ
一覧では、イベントの開催予定日順に
いて、診断から治療までのがんの枕論
道府県別比較や、重点的取り組むべ
についての一般の方向け解説が掲載さ
き課避としてあげられた﹁がん登録﹂
には、がんの発生原因、がん予防、が
ん検診、がんを防ぐための12カ粂、
レット・参考図書/関連リンク集など
が掲載されており、﹁パンフレット・参
がんに関するQ&A/用譜集/ハンフ
ついての解説、部位別の検査項自に関
発行しているパンフレットをダウンロー
考図警﹂からがん対発情報センターで
﹁がん検診﹂には、がん検診の評価方
断・治療方法﹂では、がんの基礎知
では、がん診療連携拠点病院︵351
ドすることができます。﹁病院を探す﹂
95施設︶を地図から探したり、病院
施設︶、緩和ケア病棟のある病院︵1
識/がんの診断方法/臨床試験につい
ス/がんの治療に使われる薬について
が、診療の手引等として、がん痔痛
は/各種がんのエビデンスデータベース
理解されていることが少ないと思われ
究者向け/地域がん登録/リンク集
ミナー・学会/予防・検診/統計/研
学情報/コミュニケーション/研修・セ
認薬使用開港検討会譲で取り上げら
スとして、がんの臨床試験一覧/未承
理診断の手引などが、情報データベー
の治療/麻藁管理マニュアル/外科病
に注意すべきこと等が記観されていま
医療関係者の方向けのサイトは、医
で、﹁臨床試験について﹂では、多くの センターのー匪も掲貌されています。
の情報を参照できるほか、相談支援
とき注意したいこと/バスデータベー
て/がんの治療方法/治療を受ける
する評価等が掲載されています。﹁診
法、﹁科学的根拠があるがん検診﹂に
査について等の情報が掲載されており、 れています。﹁Q&A関連リンク﹂では、
﹁中皮腫登録の研究﹂のための健康調
が掲載されています。﹁予防と検診﹂
表示され、探しやすくなります。﹁各
てまとまった部署があるわけでなくな
、肢体を通して提供しています︵図
211︶。
築地キャンバスの、管理棟、管理棟別
いますが、がん対策情報センタ1とし
copYくFRE【く 厚生労働3月号2009年●12
IC︶、社団法人日本医師会治験促
拭法人日本医薬情報センター︵JAP
関する臨床試験をピックアップして、
進センターのデータベースより、がんに
データにリンクをはったポータルサイト
領域別にリスト化してオリジナルの
﹁未承認薬使用問題検討会放で取り
として、掲載されています。また、
とのよりよいコミュニケーションに役立つ
ニケーション﹂では、患者さんやご家族
から利用することができます。﹁コミュ
関連する医薬品のリンク集であり、薬
上げられた薬剤の情報﹂は、厚生労
掲載されています。﹁各種がんのエビデン
スデータベース﹂は、各種がんの診療ガ 働省の未承認薬使用問題検討会議で
国内の協床統験情報が登録されてい
取り上げられた薬剤のうち、がんに
イドライン等へのリンク集となっており、
め、ある程度の基硫知接が必要とな
ることも想定しています。ただし、専
ケーションのために/生活の支援が必
る大学病院医療情報ネットワーク研究
センター︵通称︰UMINセンタ⊥、財
ります。﹁医学情報﹂には、診療ガイ
的な診療計画を参照することができ
レンスデータベース/バスデータベースが
れた薬剤の情報/がん診療画像レファ
正しいがん情報の普及
品別、領域別、開発状況偵のリスト
きます。また、﹁がん臨床試験一覧﹂は、
係者向けといっても、アクセス制限を
インターネット
診療ガイドラインを確認することがで
ん拠点連携病院で使われているクリニ
P『ソ8【力○〉◆1∵J浩■ −▼.__r一
、取■、色・、り血皿と頁昼Ⅷ=けノIl
けに書き直すことは実施していないた
より詳しい情報を見たい方が利用す
_  ̄しノ
門用語等を含め、内容を一般の方向
かけでいるわけではなく、一般の方で
’−’二∴tご=±∴ヒ止ごノユト呪Lりト¶・川■リp ▲ ̄l
㌧mlY士11コ
、†小一8t.トIL畏エ __ ∴一__▼こ」二⊥
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111t71
L巳」llトト ・厄 _L一一
,4月.8トト】ヒ岨‖,‥_【トF F
がん情報
データベース
l ̄llの■
とがん/心のケア/よりよいコミュニ
バスが掲載きれており、入院後の標準
の大項目に分かれています。医療関
す。また、﹁パスデータベース﹂には、が
る臨床試験について、解説、参加の際
患者さんが関心を持っているが正しく
等の情報が掲載きれています。この中
雲やⅦ仏者の方\ が」レこ∧♯−fヨ†賃Alポニのキ\
ます。﹁がんとつき合う﹂には/食生活
カルバスとそれを元に作成された標準
−
【
′㍍ 3▲1言』上+___
、−伊R√J8t⊥J,ら】二道ご 三三ニ⊥エ=_・ワ1▲誉し
、芦 ■ R宜∴h∈=汁什号=  ̄
∴一
1l−■■▼
〔訂員■帽l芦恥てl「 ̄ 一口揮−
Lゝ 乙へql沌 t■ 】■コこl慧t
図2−1がん医療情報提供機能
巨頭望遠芦諾毘㌫∵∴∵1∴し
・乍餅1㌧.ミy.エ、■/,・・⊥し⊥⊥∴・ト・バ
咽」1”l仲■
ご二
い『f=■
11ヒ い
肥萱」
し旦⊥二二丈」土ユt
∈ほぃ人.ノセンターかへ・対頂信†㌢ヒンづ一がん情寄サービス垂叫
要なとき/緩和ケア/様々な症状へ
の対応等が掲載されています。﹁統計﹂ ドライン等として、ガイドラインと
−∽○−
15●厚生労働3月胃2009年トrREEトCOPY
国2−2 ホームページ「がん情報サービス」
鷹準
Ou立村量〃=シー小一」 一−一 に虫 ▲、一口
← ■ 8【一 いq_FLl■−コ′⊥
国立が
特集がん対策について
点∼﹁がん医療用語の理解度調査﹂の
者さんとのコミュニケーションでの注意
情報として、がん告知マニュアル/患
﹁グラフデータベース﹂の他、﹁がん統計
ウンロード﹂、様々なケースに対応した
されている元データである﹁集計表のダ
計では二股の方向けのページで紹介
ター支援﹂に関する情報が掲載されて
﹁院内がん登録支援﹂、﹁相談支援セン
﹁がん診療支援﹂、﹁研修・セミナー﹂、
では、拠点病院向けのサービスである
コンピュータを使えない方にも、情報
院を拝す﹂
か年給合戦略研究事業/厚生労働省
係者向けページと同様にパスワードに
います。本サイトについても、医療関
院の情報を携帯電話から参照するこ
拠点病院と緩和ケア病棟を有する病
を届けることを目的に、がん診療連携
1
がん研究助成金の研究報告書/概要
潮携帯一韻語用ホームページ﹁拐帯苗病
よるアクセス制限をかけていません。
結果から∼が掲載されています。研
﹁研究者向け﹂では、第3次対がん10
の用語集﹂等も掲載されています。
す。
修・セミナー・学会では、がん診療連
セミナー開催情報の他、国立がんセン
がん診療連携拠点病院向けサイト
携拠点病院が開催する医療者向け
ターと17のがん診療連携拠点病院を
ます。地域がん登録で
る地域がん登録事業の
は、都道府県が実施す
説明等が掲載されてい
スの開催情報に加え、過去の開催記
標準化及び体制整備を
催されている多地点テレビカンファレン
録を動画ビデオで参照することができ
情報を届けるために、がんに関する小
ンターなどで無料で配布されています。
がん診療連携拠点病院の相談支援セ
図2−5︶。これらの冊子は、全国の
︵図2−4︶で簡単にアクセスすること
必要な方は、お近くの相談支援セン
ターにおたずねください。なお、これ
21年1月時点で、﹁各種がんシリーズ﹂
︵25種類︶、﹁小児がんシリーズ﹂︵10種
らの冊子は、がん情報サービスの﹁資
患者さんが入手できるようにすること
めた患者必携を作成し、すべてのがん
ん患者さんが必要な情報を取りまと
たがん対策推進基本計画において、が
がん対策基本法に基づいて策定され
仰がん患者必携・弘のカルテ帳
ともできます。
探
多地点テレビ会議システムで結んで開
ます。特に検診のページには、有効性
﹁地域がん登録の手引
1〔∋3 小児の肝腫瘍について
料集・Q&A﹂からダウンロードするこ
地域連携バスを差し込み
支援するものとして、
】
矯︶、﹁がんと療養シリーズ﹂︵1種類︶、
廟
評価に基づく検診ガイドラインとし
王F▼・JJ′.;か蔓弓†1【
﹁社会とがんシリーズ﹂︵3種類︶の39種
A5判 チェックリスト
き﹂等が掲載されていま
后R丑価㍍汗餌・モ†▲雪
顆の冊子が発行されました︵表2−1、
l挿旦・みる応R雲■票て
冊子︵A5判︶を発行しています。平成
ホームページを利用できない方にも
㈹がんに関する冊子
l●「l■、ヽ■†てニー:▼
ができ、地図を参照したり、ページの
談支援センターに電話を掛けることが
できます。
−∽一−
当該がん種の小冊子を差し込み
都道府県
医療機関
支援窓口
生活支援情報
揖ユニニ止址ニ
∋!に‘ご′J
A5シート/冊子
書含療メモ
ダイアリー
A4判 がん診療療薫情報
心のサポート、
/てインタ
図2−3
番号をクリックすることで、直接、相
公開しました︵図213︶。QRコード
平成21年3月試作版完成予定
小児の骨肉鳳こついて
小児の神経芽腫について
小児の腎陸風こついて
小児の脳腫瘍について
’ 冨き込み式
がんと向き合う
ための椅断的消絹
地域情幸畏1
′弘のカルテ帳
携帯電話用ホーム
ページ「携帯版一
病院を探す」
105 膀醸がん
106 胆のうがん
111髄膜贋
112 暦神糧鞘腫
113 喉頭がん
114 舌がん
121中皮腰
122 胸腺歴と胸腺がん
123 肺がん
131悪性リンパ腫
132 多発性骨髄腫
133 慢性骨髄性白血病
141子吉頸がん
142 卵巣がん
151腎孟尿管がん
152 腎細胞がん
153 前立腺がん
154 膀胱がん
161悪性黒色月重
図2−6 がん患者必携
男丘二旦札【しじ】
当該地域の
ページを
差し込み
がん患者必携
て、胃がん、大腸がん、肺がんの検診
1ロ4 肝帯田肥がん
ガイドラインが掲載されています。統
102 食道がん
103 大隠がん
とができる﹁携帯版1病院を探す﹂も
がんに関する小冊子
COPYIFREEl厚生労働3月号2009年●14
15●厚生労働3月号2009年トFRE【トCOPY
表21がん対策情報センターが発行する
図2−5がんに関する小冊子
184
185
186
187
.
特集 がん対策について