公 募 平成20年度 「九頭竜川下流(二期)農業水利事業 大口径パイプライン流動化処理土低コスト製造工法の開発他業務」の委託先の公募について 北陸農政局 九頭竜川下流農業水利事業所では、平成20年度「九頭竜川下流(二期)農業水 利事業 大口径パイプライン流動化処理土低コスト製造工法の開発他業務」について、実施予 定者を下記のとおり公募します。本業務の受託を希望される方は、下記に従って応募願いたい。 記 第1 委託事業名 九頭竜川下流(二期)農業水利事業 大口径パイプライン流動化処理土低 コスト製造工法の開発他業務 第2 1 委託事業の目的及び場所、概要 目 的 本事業は、国営かんがい排水事業九頭竜川下流地区で施行している大口径パイプライ ン工事の円滑な実施、かつ、事業の円滑な推進を図るため種々の検討を行うものである。 特に、大口径パイプラインの安全を確保しつつ、可能な限り低コストな施工を行うと いう観点から、現地発生土を最大限に活用した場合における基礎材としての流動化処理 材の特性とこれを踏まえた適正かつ簡易な施工方法等について検討するとともに、浅埋 工法時における限界埋設深の確認を行うことを目的としている。 2 委託事業の場所 福井県坂井市丸岡町地内他 3 概 要 大口径パイプラインは厳密な設計と施工方法が十分確立されておらず、特に、基礎材 料の選定や締め固め方法等について課題がある状況であり、建設発生土を利用した流動 化処理土を基礎材とするパイプラインの施工方法について、安全性を評価するため基礎 的な試験と施工試験を実施し、流動化処理土の品質ならびに施工上の問題点を解決する 対策等について検討するものである。 1)項 目 (1)流動化処理基礎の特性と施工方法の確認 ①流動化基礎材料の配合試験 ②流動化基礎材料の充填性能試験 (2)大口径パイプラインの限界埋設深の確認 2)調査項目及び内容 (1)流動化処理基礎の特性と施工方法の確認 ①流動化基礎材料の配合試験 資源の有効活用の視点に立った場合の流動化基礎の性能を満足する材料の適正な品 質、配合について試験を実施し、基礎材料としての有効性を提示するとともに、低コ スト製造工法について実証的に検討する。 ②流動化基礎材料の充填性能試験 パイプライン工事を実施する予定地区の近傍の現地土(粘性土)を用いた流動化基 礎材料の施工性を判断するため、大口径パイプ下部への充填性能を室内試験により確 認する。 (2)大口径パイプラインの限界埋設深の確認 クラッシャーラン等の砕石基礎による大口径パイプラインの埋設試験を行い、重車 両走行時における限界の浅埋設深(限界埋設深)を確認する。 3)報告書の作成 受託者は、試験の成果を取りまとめ、報告書3部(A4版 薄手製本)を提出する。 また、報告書の電子データを電子媒体(CD−R)で2部提出する。 第3 契約限度額 本委託事業の契約限度額は、以下のとおりとする。 ¥21,777,000−(消費税込み) 第4 契約予定期間 委託契約締結の日から平成21年3月13日までとする。 第5 参加資格 本事業に応募できる者は、次の1及び2の各号すべてに該当する者とする。 1 参加資格 (1)予算決算及び会計令(昭和22年勅令第165号)第70条の規定に該当しない者で あること。なお、未成年者、被補佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な 同意を得ている者は、同条中、特別の理由がある場合に該当する。 (2)予算決算及び会計令第71条の規定に該当しない者であること。 (3)平成19年・20年・21年度農林水産省競争参加資格(全省庁統一資格)の「役務 の提供等(調査・研究)(東海・北陸地域)」に格付けされた者であること。 (4)北陸農政局長から製造契約、物品の購入契約及び役務等契約指名停止等措置要領に基 づく指名停止を受けている期間中でないこと。 2 必要とする要件 (1)土地改良事業計画設計基準設計「パイプライン」に精通しており、当該事業所の技術 的課題に対し適切に対処しうる者。 第6 参加表明書に関する事項 応募要領の第6「企画参加表明書に関する事項」のとおりとする。 第7 企画提案書に関する事項 応募要領の第7「企画提案書に関する事項」のとおりとする。 第8 応募要領の配布期間及び場所 (1)配 布 期 間 平成20年9月17日(水)∼平成20年9月29日(月)ま での土曜日、日曜日及び祝日等の行政機関の休日を除く毎日9時か ら16時までとする。 (2)配 布 場 所 第9の「問い合わせ先」 なお、北陸農政局ホームページから印刷することも可能。 第9 問い合わせ先 北陸農政局九頭竜川下流農業水利事業所 工事第一課 工務官 番詰 憲彦 〒910-0301 福井県坂井市丸岡町愛宕2番 TEL(代表) (0776)68-5500 FAX (0776)68-5505 第10 その他 本掲示に記載なき事項は、応募要領によるものとし、必要に応じ第9問い合わせ先 に照会願いたい。 平成20年9月17日 分任支出負担行為担当官 北陸農政局九頭竜川下流農業水利事業所長 川端 正一 お知らせ 農林水産省の発注事務に関する綱紀保持を目的として、農林水産省発注者綱紀保持規程(平 成19年農林水産省訓令第22号)が制定されました。この規程に基づき、第三者から不当な 働きかけを受けた場合は、その事実をホームページで公表することなどの綱紀保持対策を実施 しています。 詳しくは、当省のホームページ(http://www.maff.go.jp/j/supply/index.html)をご覧下さ い。
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