1 - 大学設置室 - 文部科学省

別記様式第2号(その1)
(用紙 日本工業規格A4縦型)
基 本 計 画 書
基
事
計
項
画
フ
の
リ
設
区
ガ
置
フ
大
リ
学
分
の
名
学
の
目
名古屋文理大学 (Nagoya Bunri University)
愛知県稲沢市稲沢町前田365番地
本学は,教育基本法ならびに学校教育法に基づき,かつ自由と責任を重んずる立
学の精神に則って,幅広い教養を養成し,健康生活学,情報メディア学に関する教
育研究を行い,もって学識深く心身健全にして社会有為な人材の育成を目的とし,
学術の振興と科学文化の増進に寄与し,ひいては国家の発展と世界平和の実現に貢
献することを使命とする。
的
情報の持つ社会的役割を多面的に教育研究し,情報化社会で不可欠な情報システ
ムやネットワークに関する知識と技術を身につけ,情報活用能力,コミュニケー
ション能力,創作能力を磨き,社会で実践的な活動ができる人材を育成する。
修業
年限
年
情報メディア学部
入学 編入学
定員 定 員
年次
人
人
情報メディア学科
400 学士
4
100
400
講義
90科目
情報メディア学部
開設する授業科目の総数
演習
実験・実習
26科目
4科目
教
の
概
既
設
情報メディア学部 情報メディア学科
計
健康生活学部 健康栄養学科
フードビジネス学科
分
計
要
合 計
職 種
教
員
以
外
の
職
員
の
概
要
事
務
職
員
技
術
職
員
図
そ
書
の
館
所 在 地
平成24年4月
情報文化学部情報メディア学科・PR学科 学生募集停止
新設学部等の名称
織
開設時期及
び開設年次
年 月
第 年次
愛知県稲沢市稲沢町
平成24年4月 前田365番地
(情報メディア学)
第1年次
100
[Department of
Information and Media
Studies]
新
設
分
学位又
は称号
4
学 部 等 の 名 称
組
収容
定員
人
[Faculty of Information
and Media Studies]
計
員
備
ナゴヤブンリダイガク
称
同一設置者内における
変
更
状
況
( 定 員 の 移 行 ,
名 称 の 変 更 等 )
欄
学校法人 滝川学園
ナ
新設学部等の名称
教育
課程
入
ガッコウホウジン タキカワガクエン
新設学部等の目的
新
設
学
部
等
の
概
要
画
大学の設置
ナ
者
ガ
計
記
大 学 本 部 の 位 置
大
本
専
他
門
の
計
職
職
員
員
卒業要件単位数
計
120科目
124単位
専任教員等
兼
任
教授 准教授 講師
助教
計
助手 教 員 等
人
人
人
人
人
人
人
8
11
-
2
21
0
8
(10) (11) (-) (2) (23) (0) (8)
8
11
-
2
21
0
8
(10)(11) (-) (2) (23) (0) (8)
9
5
-
5
19
6
15
(9) (5) (-) (5) (19) (6) (15)
7
3
-
0
10
1
20
(7) (3) (-) (0) (10) (1) (20)
16
8
-
5
29
7
35
(16) (8) (-) (5) (29) (7) (35)
24
19
-
7
50
7
43
(26)(19) (-) (7) (52) (7) (43)
専 任
兼 任
計
23
0
23
人
人
人
(23)
(0)
(23)
0
0
0
(0)
(0)
(0)
3
0
3
(3)
(0)
(3)
4
0
4
(4)
(0)
(4)
30
0
30
(30)
(0)
(30)
-1-
考
校 舎 敷 地
33,277.68㎡
- ㎡
共用する他の
学校等の専用
- ㎡
運 動 場 用 地
13,532.00㎡
- ㎡
- ㎡
13,532.00㎡ 5,070.00㎡
小
計
46,809.68㎡
- ㎡
- ㎡
46,809.68㎡ 借用期間:20年
他
1,925.00㎡
- ㎡
- ㎡
1,925.00㎡
計
48,734.68㎡
- ㎡
- ㎡
共用する他の
学校等の専用
- ㎡
48,734.68㎡
区 分
校
地
等
そ
の
合
専 用
共 用
専 用
校 舎
19,842.42㎡
( 講義室
教室等
共 用
23室
8室
情報処理学習施設
0室
19,842.42㎡
19,842.42㎡)
語学学習施設
9室
4室
(補助職員 0人)(補助職員 0人)
新設学部等の名称
専 任 教 員 研 究 室
図
書
・ 情報メディア学部
設
備
計
実験実習室
33,277.68㎡ 借用面積:
計
19,842.42㎡)
( - ㎡)( - ㎡)
( 演習室
新設学部等の名称
- ㎡
計
室 数
情報メディア学部
32
室
図書
学術雑誌
視聴覚資料 機械・器具
〔うち外国書〕 〔うち外国書〕 電子ジャーナル
冊
種 〔うち外国書〕
点
点
69〔22〕 10,501〔1,475〕 0〔 0〕 69〔22〕 0〔 0〕 0
0
閲覧座席数
収 納 可 能 冊 数
1,974.65
222
100,000
なし
視聴覚資料 31点
なし
開設前年度 第1年次
第2年次
第3年次
第4年次
第5年次
第6年次
140 千円
140 千円
150 千円
150 千円
- 千円
- 千円
- 千円
- 千円
教員1人当り研究費等
と共用
大学全体
体育館以外のスポーツ施設の概要
3,945.05
区 分
138
面積(㎡)
面積(㎡)
体育館
0
0〔 0〕) ( 138) ( 0) ( 0)
(9,026〔1,475〕) ( 69〔22〕) (
図書館
点 フードビジネス学科
0
0〔 0〕) ( 138) ( 0) ( 0) 2,403冊〔486冊〕
(10,501〔1,475〕) ( 69〔22〕) (
9,026〔1,475〕 138
標本
経費
1,000 千円 1,000千円 1,000千円 1,000千円
の見 共 同 研 究 費 等
積り
図 書 購 入 費 7,000千円 7,000千円 7,000千円 7,000千円 7,000千円
- 千円
経費の
25,000千円
25,000千円
25,000千円
25,000千円
25,000千円
設
備
購
入
費
-
千円
- 千円
見積り
及び維
学部学科
第1年次
第2年次
第3年次
第4年次
第5年次
第6年次
持 方 法 学生 情報メディア学部
1,300千円
1,100千円
1,100千円
1,100千円
- 千円
- 千円
の 概 要 1人 情報メディア学科
当り 健康生活学部
1,350千円
1,150千円
1,150千円
1,150千円
- 千円
- 千円
納付 健康栄養学科
金 健康生活学部
1,300千円
1,100千円
1,100千円
1,100千円
- 千円
- 千円
フードビジネス学科
学生納付金以外の維持方法の概要
大
既
設
大
学
等
の
状
況
学
の
- 千円
私立大学等経常経費補助金、資産運用収入、寄付金収入等
名
称 名古屋文理大学
修業 入学 編入学
学 部 等 の 名 称
年限 定員 定 員
年次
年
人
人
健康生活学部
-
健康栄養学科
4
80
-
フードビジネス学科
4
70
情報文化学部
-
情報メディア学科
4
100
PR学科(募集停止)
4
-
-
収容
定員
人
学位又
は称号
定 員
超過率
倍
開設
年度
320 学士(栄養学)
280 学士(フードビ
ジネス学)
1.05
0.66
平成15年度
400 学士(情報文
化学)
0.73
平成17年度
-
平成20年度
- 学士(PR学)
既 大 学 の 名 称 名古屋文理大学短期大学部
学位又
定 員
設 学 部 等 の 名 称 修業 入学 編入学 収容
年限 定員 定 員 定員
は称号
超過率
大
年次
年
人
人
倍
学
人
等 食物栄養学科
の
-
栄養士専攻
2
150
300 短期大学士
0.83
状
-
製菓専攻
2
50
100 (食物栄養学)
0.7
況
該当なし
附属施設の概要
-2-
平成17年度
開設
年度
平成17年度
平成21年度
所 在 地
愛知県稲沢市稲沢 ※平成24年度より
町前田365
学生募集停止(情
報文化学部)
所 在 地
愛知県名古屋市西
区笹塚町2-1
(注)
1 共同学科等の認可の申請及び届出の場合,「計画の区分」,「新設学部等の目的」,「新設学部等の概要」,「教育課程」及び「教員組
織の概要」の「新設分」の欄に記入せず,斜線を引くこと。
2 「教員組織の概要」の「既設分」については,共同学科等に係る数を除いたものとすること。
3 私立の大学又は高等専門学校の収容定員に係る学則の変更の届出を行おうとする場合は,「教育課程」,「教室等」,「専任教員研究
室」,「図書・設備」,「図書館」及び「体育館」の欄に記入せず,斜線を引くこと。
4 大学等の廃止の認可の申請又は届出を行おうとする場合は,「教育課程」,「校地等」,「校舎」,「教室等」,「専任教員研究室」,
「図書・設備」,「図書館」,「体育館」及び「経費の見積もり及び維持方法の概要」の欄に記入せず,斜線を引くこと。
5 「教育課程」の欄の「実験・実習」には,実技も含むこと。
6 空欄には,「-」又は「該当なし」と記入すること。
-3-
別記様式第2号(その2の1)
(用紙 日本工業規格A4縦型)
教育課程等の概要
(情報メディア学部情報メディア学科)
単位数
科目
区分
授業科目の名称
専
門
基
礎
科
目
選
択
自
由
講
義
演
習
教
授
准
教
授
講
師
助
教
助
手
備考
1・2・3・4前
2
○
芸術
1・2・3・4後
2
○
心理学
1・2・3・4前
2
○
兼1
人間関係論
1・2・3・4後
2
○
兼1
現代日本史
1・2・3・4前
2
○
海外事情
1・2・3・4後
2
○
日本国憲法
1・2・3・4後
2
○
兼1
法学
1・2・3・4前
2
○
兼1
経済学
1・2・3・4前
2
○
兼1
経営学
1・2・3・4後
2
○
社会学
1・2・3・4後
2
○
自然科学Ⅰ
1・2・3・4前
2
○
1
自然科学Ⅱ
1・2・3・4後
2
○
1
日本語力Ⅰ
1前
1
○
1
※演習
日本語力Ⅱ
1後
1
○
1
※演習
数的処理Ⅰ
1前
1
○
1
※演習
数的処理Ⅱ
1後
1
○
1
1・2・3・4前
2
1
1
兼1
1
兼1
1
○
1
兼1
※演習
1
プラクティカル・イングリッシュⅠ
1前
2
○
1
1
プラクティカル・イングリッシュⅡ
1後
2
○
1
1
プラクティカル・イングリッシュⅢ
2前
2
○
1
1
プラクティカル・イングリッシュⅣ
2後
2
○
1
1
フランス語Ⅰ
1・2・3・4前
2
○
1
フランス語Ⅱ
1・2・3・4後
2
○
1
中国語Ⅰ
1・2・3・4前
2
○
兼1
中国語Ⅱ
1・2・3・4後
2
○
兼1
健康と栄養
専
門
教
育
科
目
必
修
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
哲学
統計学
基
礎
教
育
科
目
配当年次
授業形態
1前
2
○
兼1
スポーツ科学
1・2・3・4後
2
○
1
スポーツⅠ
1・2・3・4前
1
○
1
スポーツⅡ
1・2・3・4後
1
○
1
アウトドアスポーツⅠ
1・2・3・4前
1
○
1
アウトドアスポーツⅡ
1・2・3・4後
1
○
1
ボランティア活動
1・2・3前後
2
○
1
集中
情報リテラシー
1前
2
○
1
1
ICT基礎
1後
2
○
1
1
プレゼンテーション
2前
2
○
フレッシュマンセミナーⅠ
1前
1
○
5
5
2
フレッシュマンセミナーⅡ
1後
1
○
5
5
2
基礎演習Ⅰ
2前
2
○
4
9
1
基礎演習Ⅱ
2後
2
○
4
9
1
キャリアデザインⅠ
2後
1
○
キャリアデザインⅡ
3前
1
○
小計(42科目)
-
24
社会調査入門
1前
2
○
1
データ解析
1後
2
○
1
社会調査方法
2前
2
○
1
量的データ解析
2後
2
○
社会調査実習
2後
2
情報管理
2後
2
○
1
情報と職業
2後
2
○
1
48
兼1
兼1
-
0
8
10
1
○
-1-
メディア
2
1
0
2
0
兼8
-
別記様式第2号(その2の1)
(用紙 日本工業規格A4縦型)
教育課程等の概要
(情報メディア学部情報メディア学科)
単位数
科目
区分
専
門
基
礎
科
目
専
門
教
育
科
目
授業科目の名称
配当年次
必
修
選
択
授業形態
自
由
2
講
義
演
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
○
准
教
授
講
師
助
教
情報と社会
1後
情報メディア論
1前
情報と教育
2前
情報学概論
1前
ソフトウェア基礎
2後
2
情報処理演習
1後
2
情報と法律
2後
2
コミュニケーション論
1後
CAD
2後
2
○
映像制作論
2前
2
○
ブランド論
2前
2
○
オーラルコミュニケーション演習
1後
2
リスクマネジメント
3前
2
○
ソーシャルネットワーク論
3後
2
○
1
デジタルサウンド入門
1前
2
○
1
デジタルアート入門
1前
2
○
マーケティング概論
2前
2
○
1
メディア・イングリッシュⅠ
3前
2
○
1
1
メディア・イングリッシュⅡ
3後
2
○
1
1
文章作成演習Ⅰ
2前
2
文章作成演習Ⅱ
2後
情報メディア学入門
1前
2
情報メディア学演習
1後
2
情報フロンティア
2前
2
2
2
2
1
○
1
○
1
○
1
1
兼1
1
○
2
○
2
○
2
3
11
2
オムニバス
1
3
1
オムニバス
○
5
9
1
オムニバス
○
1
○
2
インターンシップ
2・3前後
2
54
兼1
1
○
2・3前後
12
1
1
○
基本情報技術
1
1
○
2
○
-
0
集中・※メディア
兼1 集中
小計(33科目)
-
Webデザイン
2前
2
○
専 マルチメディア
門
科 デジタルエンタテインメント
目 アニメーション
コンピュータミュージックⅠ
3前
2
○
1
1後
2
○
2
1前
2
○
1後
2
○
1
コンピュータミュージックⅡ
2前
2
○
1
サウンドクリエーション
2後
2
○
サウンドプロデュース
3前
2
○
サウンド理論
3後
2
○
コンピュータグラフイックス
2前
2
○
コンピュータグラフイックス演習
2後
2
8
11
0
2
メディアクリエーション
2前
2
○
3Dテクノロジー
3後
2
○
アートデザイン
3前
2
○
1
インタラクティブメディア
3後
2
○
1
プログラミング入門
1後
2
○
プログラム演習I
2前
2
プログラム演習Ⅱ
2後
2
オブジェクト指向
3後
2
○
システム開発論
3前
2
○
Webプログラミング
1後
2
○
コンピュータネットワークI
2後
2
○
1
コンピュータネットワークⅡ
3前
2
○
1
0
兼3
兼1
1
1
兼1
兼1
1
2
○
-2-
備考
1
○
○
2
助
手
2
1
1
1
兼1
○
2
○
2
1
1
1
1
-
別記様式第2号(その2の1)
(用紙 日本工業規格A4縦型)
教育課程等の概要
(情報メディア学部情報メディア学科)
単位数
科目
区分
専
門
教
育
科
目
授業科目の名称
配当年次
データベース
専 モバイル情報論
門
科 モバイルシステム演習
目 アルゴリズムとデータ構造
知識情報学
必
修
選
択
授業形態
自
由
講
義
演
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
師
助
教
助
手
備考
3前
2
○
3前
2
○
3後
2
2前
2
○
3後
2
○
PR概論
1後
2
○
新聞論
2前
2
○
メディア分析演習
3前
2
出版メディア論
2後
2
○
放送論
1後
2
○
マスコミュニケーション論
2前
2
○
マーケットリサーチ演習
3前
2
マーケティングコミュニケーション論
2後
2
○
1
企業広報論
2前
2
○
1
広告概論
2後
2
○
1
広告表現論
3前
2
○
1
現代メディア文化論
3後
2
○
1
ネットPR
2後
2
○
専門演習I
3前
2
○
6
9
1
専門演習Ⅱ
3後
2
○
6
9
1
卒業演習I
4前
2
○
6
9
1
卒業演習Ⅱ
小計(45科目)
4後
2
6
9
-
8
0
○
-
8
10
0
1
0
兼6
-
0
-
8
11
0
2
0
兼17
-
合計(120科目)
学位又は称号
卒
業
-
44
学士(情報メディア学)
要
件
及
び
履
82
修
184
1
1
○
1
1
1
1
1
○
1
兼1
兼1
1
○
1
兼1
学位又は学科の分野
方
1
1
経済学・文学
法
授業期間等
基礎教育科目:必修科目含め46単位以上
専門教育科目
専門基礎科目:必修科目含め28単位以上
専 門 科 目 :必修科目含め34単位以上
専門基礎科目および専門科目から16単位以上
を修得し、124単位以上修得すること。
(履修科目の登録の上限:半期24単位
(1年次から3年次まで、4年次は制限なし))
1学年の学期区分
2学期
1学期の授業期間
15週
1時限の授業時間
90分
(注)
1 学部等,研究科等若しくは高等専門学校の学科の設置又は大学における通信教育の開設の届出を行おうとする場合には,授与
す
る学位の種類及び分野又は学科の分野が同じ学部等,研究科等若しくは高等専門学校の学科(学位の種類及び分野の変更等に関
す
る基準(平成十五年文部科学省告示第三十九号)別表第一備考又は別表第二備考に係るものを含む。)についても作成するこ
と。
2 私立の大学若しくは高等専門学校の収容定員に係る学則の変更の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場
合,
大学等の設置者の変更の認可を受けようとする場合又は大学等の廃止の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする
場
合は,この書類を作成する必要はない。
3 開設する授業科目に応じて,適宜科目区分の枠を設けること。
4 「授業形態」の欄の「実験・実習」には,実技も含むこと。
-3-
別記様式第2号(その3の1)
(用紙 日本工業規格A4縦型)
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
講義等の内容
授業科目の名称
哲学
哲学とはどのような学問であるかを、いろいろな問題を通
して具体的に概観する。知覚、コミュニケーション、こと
ば、こころといった現代的な主題からはじめて、存在、世
界、神などの古典的なトピックスを考える。特殊研究とし
て、デカルト『方法序説』と西田幾多郎『善の研究』とを尐
し詳しく紹介する。西洋人の思想を知るとともに日本人のも
のの考え方や感性を再認識することも目標である。講義にお
いては、あるテーマについてディスカッションを求め、レ
ポートを提出させることもある。
芸術
様々な表現や発見を通して芸術を愛好する心情を育む。自
然と人間に対するまなざしを学び、スケッチや、水彩画の
ワークショップを通して、環境を捉える「みる力」の育成に
つなげる。また、文化としての芸術を学び、我々の生活をよ
り豊かにする芸術の歴史と心情、技術を学習する。さらに、
生涯教育的な視点から現代美術の基礎を学び、今日の芸術の
理解につなげる。講義では、映像資料によって現代芸術の作
品や活動を紹介したり、作品制作や相互鑑賞によって芸術に
親しむ機会を設ける。
心理学
心理学は、行動の科学的研究によって、人間のこころの働
きを解明しようとするものである。この授業では、人間が環
境とのかかわりにおいて営んでいる生活行動の全体、すなわ
ち、環境からの刺激を知覚する過程、知覚した情報を処理す
る過程、それをもとに環境に働きかける過程という一連の過
程を視野にいれて、こころの働きについて解説する。講義で
は、心理学を概観して学問領域の基本知識を学ぶほか、受講
者が自分のこころの働きを知るための作業課題も取り入れて
自己理解を深める。
人間関係論
人間は人間関係のなかで育ち、社会を形成して生活してい
る。人間の存在は、人間関係の問題抜きには考えられないの
である。こうした人間の社会性を特徴づけるのが、社会的認
知・態度、相互作用、集団行動、群集行動などの諸現象であ
る。人間関係論では、人間関係と自己意識の発達、人間関係
の認知と感情、さまざまな対人的行動、家庭・学校・職場な
ど生活場面における人間関係、人間関係への適応と病理な
ど、人間関係にかかわる人の心の働きと行動について解説す
る。
現代日本史
第二次世界大戦を契機に、日本の社会は大きく変化し、ま
た驚異的な発展も遂げてきた。現代日本史では、第二次世界
大戦前後から今日までの基本的な流れを、政治、経済、国際
関係、文化の視点から概観する。単に、歴史的に起こった事
実だけを並べるのではなく、日本の社会がどのように変化し
てきたのか、また将来に向けての課題はなにかについて考察
していく。各時期での基本的な変化を理解したうえで、現在
の社会がどのように形成され、機能しているのかを理解する
ことを目標とする。
海外事情
海外の情勢を知るとともに、その文化的背景を理解する。
世界の各地域には数世代に渡って形成された思考や行動様式
がある。思考や行動様式に大きな影響を与えている言語や宗
教の理解が不可欠なので、言語や宗教の面で世界の文化を概
観する。海外の事情を考える上で必要な日本文化の理解も図
る。達成目標は、文化の持つ統合化の意義を理解し、自国の
事情ばかりでなく他の事情に対する複眼的な視点を獲得でき
るようにし、異文化に対する偏見を排除し、柔軟な対応が出
来るようにすることである。
基
礎
教
育
科
目
-1-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
講義等の内容
授業科目の名称
日本国憲法
日本の統治機構の基礎を学び立法・司法・行政の関係につ
いて理解する。その中で最近の大きな制度の変更である裁判
員制度の目的、内容、問題点を論じる。さらに、人権につい
て学び、人権問題として取り上げられる事柄を中心に、その
原因と考え方について考察する。この講義の目標としては、
憲法の基本的枠組みを理解した上で、憲法上の論点とされて
いる事柄について意見が言えるようにする。また、憲法問題
は特殊な問題ではなく日本人が常識的に判断できるものであ
ることを理解できるようにすることである。
法学
講義を通して「法とは何か」を理解する。法が、社会にお
ける様々な問題を解決するための判断基準・ツールであるこ
とを理解し、その判断のための法常識(リーガルマインド)
を養う。最も身近な法である家族法、契約法さらには刑法の
実例をもとに、どのように判断されているのかを説明する。
この講義では、具体的な紛争事例について考えることによっ
て、なぜ法律がそのように整備されているかの理由を理解す
るとともに、中には改正すべき法律もあることや法律が万能
ではないことについても確認することを目指す。
経済学
経済学入門講座の性格をもつ講義で、近い将来、会社や過
程など実社会で生活していく上で必要な経済学の基礎知識を
解説する。具体的には、「物の価格はどのようにして決まる
のか」「契機はなぜ変動するのかといった、日常生活の中で
何気なく疑問に思ったり、考えたりしている経済現象や問題
について基本的な理解を目指す。「経済学的なものの見方」
や「経済行為の意味」など概念的な理解はもちろん「市場メ
カニズム」や「国民所得」など経済現象にかかわる基本的な
ことがらについての理解を深める。
経営学
企業マネジメントの基本となる経営学の基礎知識を学び、
そのフレームワークやコンセプト、導入手法について理解す
る。20世紀に発達したこの学問は、企業が環境に適用し、ど
のような戦略や行動をとるかを解明しようとしたものであ
り、将来企業人を目指すために必要となる科目と位置付けら
れる。講義を通して、経営理論、経営戦略、経営管理の領域
をヒト、モノ、カネの経営の3要素のマネジメント活動に基
づいて掘り下げ、企業経営の仕組みや成り立ちを理解する。
企業の具体的なケースも紹介しながら、理論との関連性も踏
まえて学ぶ。
様々な社会現象について、普段とは異なる社会学理論の視
点から見ることができるようになることを目指す。社会学に
おける行為論、相互作用論、集団論、遊びと教育について学
び、モンテスキュー、サン=シモン、コントの考えについて
紹介する。また、折に触れて時事問題を事例として取り上
げ、それを通じて、歴史的背景や地理的な知識を補う。人間
とは何か、人間の社会とは何か。これらの問に答えようとす
るのは、社会学だけではないが、社会学理論には、人間が集
まった状態についての独特な視点がある。その面白さを分か
ち合う。
数理科学と物理学を中心に、自然科学について、基礎的な
理解を図るとともに、文化的側面を捉えなおす。数理学と物
理学の有史以来の発展、数理科学の現代生活への貢献や、身
近に起こる自然現象の理解を通し、近年特に関心の高いエネ
ルギー問題や地球環境などについて科学的な考察をおこなっ
て、自然科学的なものの見方を身につける。講義を通して、
自然科学の発展を学び、科学の方法論の事例を学んで、自然
現象に興味を持って身近な現象に対して科学的な考察ができ
る力を養う。
基
礎
教
育
科
目
社会学
自然科学Ⅰ
-2-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
講義等の内容
授業科目の名称
自然科学Ⅱ
化学と生命科学の分野を中心に、自然科学の発展と考え方
を学ぶ。化学の基礎的な見方によって物質の構造・反応・物
性について基本的な知識と考え方を理解し、生化学から生命
科学に至る最新の研究成果をトピック的に交え、物質や生命
の不思議な魅力を紹介しながら、自然科学への興味と理解を
図る。講義を通して、物質の成り立ち、生命の成り立ちなど
の基礎的な知識を確実に身につけ、古典的な自然観から近代
的自然観に至る変遷を理解する。現代科学の現状と課題につ
いても触れ、この分野の教養を養う。
日本語力Ⅰ
初年次教育として、本講義は大学での学修に必要な日本語
の読み書きに係る基礎力の強化を目的としている。学生の多
様な興味に対応して、人文社会、自然科学の幅広い分野から
選んだ文章作品を繰り返し読むことにより、語彙力と読解力
の涵養を図る。また、絵や図表を説明する簡単な説明文を作
成することを通じて、論理的に考え、それを簡潔な文章にし
て表現する能力を養う。後期の「日本語力Ⅱ」に続く。クラ
ス全体で教材を検討する授業とグループワークなどを用いた
演習とを組み合わせて授業を実施する。
日本語力Ⅱ
前期の「日本語力Ⅰ」に引き続き、本講義は大学での学修
に必要な日本語の読み書きに係る基礎力の強化を目的として
いる。学生の多様な興味に対応して、人文社会、自然科学の
幅広い分野から選んだ文章作品を繰り返し読むことにより、
語彙力と読解力の涵養を図る。また、絵や図表を説明する簡
単な説明文を作成することを通じて、論理的に考え、それを
簡潔な文章にして表現する能力を養う。クラス全体で教材を
検討する授業とグループワークなどを用いた演習とを組み合
わせて授業を実施する。
数的処理Ⅰ
初年次教育として、本講義では日常生活で出会う様々な論
理構造や数理的構造を適切に処理する能力を養う。すなわ
ち、論理的構造や数理的構造を含むさまざまな文章を読み、
その内容を正確に把握するとともに与えられた設問に答える
ことを通じて、数的処理の能力を段階的に向上させる。具体
的には、基本的な四則演算を正確に行う能力、論理構造の把
握が必要な文章の読解力、論理構造や数理的構造を図解する
能力を向上させることを目指す。
数的処理Ⅱ
前期の「数的処理Ⅱ」に引き続き、本講義では日常生活で
出会う様々な論理構造や数理的構造を適切に処理する能力を
養う。すなわち、論理的構造や数理的構造を含むさまざまな
文章を読み、その内容を正確に把握するとともに与えられた
設問に答えることを通じて、数的処理の能力を段階的に向上
させる。具体的には、基本的な四則演算を正確に行う能力、
論理構造の把握が必要な文章の読解力、論理構造や数理的構
造を図解する能力を涵養する。
統計学
大規模な社会調査から販売データの分析、レポート作成の
ための実験観測データの分析にいたるまで様々な場面で統計
学は使われる。統計学は得られたデータから合理的に意思決
定を行うときに必要不可欠なリテラシーとも言える。本講義
では統計学の基本的な概念を学ぶとともに実際の運用場面で
の使い方を学ぶ。具体的には、対象とするデータの性質と目
的に応じてどのような統計分析を適用すればよいかを把握で
き、基本統計量、記述統計・推測統計の違い、検定・推定理
論とその応用などを学ぶ。
基
礎
教
育
科
目
-3-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
講義等の内容
授業科目の名称
プラクティカル・イングリッシュⅠ
自分の目的に合わせて使える実用的な英語の習得を目指
す。スピーキング、リスニングを中心としたクラスとリー
ディング、ライティングに重きを置いたクラスが用意されて
いる。前者ではイラストや小道具などで実際に会話が行われ
る状況を実現しながら対話練習を行い、状況に応じてより適
切な応答ができるコミュニケーション能力を磨く。後者では
世界中から集められたちょっと奇妙で面白い実話を読みなが
ら、語彙力を強化し、4技能を万遍なく取り入れた練習をこ
なすことで総合的な英語力の向上を図る。
プラクティカル・イングリッシュⅡ
プラクティカル・イングリッシュⅠに続けて、目的に合わ
せて使える実用的な英語の習得を目指す。スピーキング、リ
スニングを中心としたクラスとリーディング、ライティング
に重きを置いたクラスが用意されている。前者ではイラスト
や小道具などで実際に会話が行われる状況を実現しながら対
話練習を行い、状況に応じてより適切な応答ができるコミュ
ニケーション能力を磨く。後者では世界中から集められた興
味深い内容の英文を読みながら、語彙力を強化し、4技能を
万遍なく取り入れた練習をこなすことで総合的な英語力の向
上を図る。
プラクティカル・イングリッシュⅠ・Ⅱで学習した内容を
発展させ、さらに実用的な英語の習得を目指す。スピーキン
グ、リスニングを中心としたクラスとリーディング、ライ
ティングに重きを置いたクラスが用意されている。前者では
イラストや小道具などで実際に会話が行われる状況を実現し
ながら対話練習を行い、状況に応じてより適切な応答ができ
るコミュニケーション能力を磨く。後者では英文を読みなが
ら、慣用表現や頻出の句動詞を学び、4技能を万遍なく取り
入れた練習をこなすことで総合的な英語力の向上を図る。
基
礎
教
育
科
目
プラクティカル・イングリッシュⅢ
プラクティカル・イングリッシュⅣ
プラクティカル・イングリッシュⅢに続けて、実用的な英
語の習得を目指す。スピーキング、リスニングを中心とした
クラスとリーディング、ライティングに重きを置いたクラス
が用意されている。前者ではイラストや小道具などで実際に
会話が行われる状況を実現しながら対話練習を行い、状況に
応じてより適切な応答ができるコミュニケーション能力を磨
く。後者では世界中から集められた英文を読みながら、慣用
表現や頻出の句動詞を学び、4技能を万遍なく取り入れた練
習をこなすことで総合的な英語力の向上を図る。
フランス語Ⅰ
フランス語初級のテキストにもとづいてフランス語文法の
基礎を学ぶ。12ユニットのレッスンにより動詞、名詞、代
名詞、形容詞、疑問文、否定文、命令文などを順次学習す
る。練習問題を課すほか、ビデオやCD教材を活用し、実際
の場面のなかでフランス語を自然に習得できるようにする。
フランス映画やシャンソンも教材として利用する。音として
のフランス語、文字としてのフランス語に慣れ、聞く、話
す、読む、書く、の総合的なコミュニケーション能力を習得
する。
フランス語Ⅱ
「フランス語Ⅰ」に続き、フランスの食文化を題材にした
中級フランス語のテキストを使用して、10ユニットのレッ
スンにより、文法、練習問題、聞き取りなどを通してフラン
ス語の知識をさらに高める。ビデオ映像などの視聴覚教材を
活用し、文学作品、シャンソン、映画の一場面などを鑑賞
し、また、語彙力と文法理解を高めるため仏作文も行う。総
合的なコミュニケーション能力をさらに高度なものとし、そ
れを通して、フランス語のセンスを身につける。フランス人
のものの考え方、地方の文化や風土を知ることも目的のひと
つである。
-4-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
講義等の内容
授業科目の名称
中国語Ⅰ
中国語への入門として、その発音を重点的に指導する。自
分や家族のことなどを中国語で紹介できるよう、中国語コ
ミュニケーションの基礎的能力を演習式で養成する。将来、
中国への留学や旅行に際し、あるいは職場で必要最小限の会
話ができるようになる。中国語の発音や基礎知識を身につけ
ることができるだけでなく、簡単なあいさつや会話、簡単な
中国語の文章作成ができるようになることを目指す。メディ
ア教材を取り入れ、ゲーム感覚で楽しく中国語を学習できる
ようにする。
中国語Ⅱ
この講義は、中国語Iを習得した学生を対象とする。中国
語の簡単な作文や状況会話や聞き取りの練習を重点とする。
前期を含め、一年間の勉強を通じて、約70の文型と600の単語
を身につけることができる。中国語コミュニケーションの基
礎的能力を養成する。メディア教材を利用し、中国語を楽し
く学習することができるよう工夫する。中国語の朗読能力向
上などをふくめ、中国語によるコミュニケーション能力の着
実な向上を目指す。
健康と栄養
ヒトが生涯にわたって幸福な生活を営むためには、その基
盤である健康の維持・増進に努めなければならない。健康の
基本要因は日々の暮らしの中にあり、誤った生活習慣や食生
活は生活習慣病と呼ばれる厄介な病気につながることがあ
る。本講義では、我々の健康を脅かす日常的なリスクファク
ターを取り上げながら、その予防と健康管理の在り方につい
て学習する。これらの学習をとおして、健康管理の意識を高
め、健康と食生活、健康と運動、健康と休養についての幅広
い知識を身につける。
スポーツ科学
スポーツの関わる身体運動現象を人文社会学あるいは自然
科学の研究方法論から探究するスポーツ科学について教授す
る。スポーツと人間社会との相互関係のあり方について理解
を深めるために、スポーツの歴史、発展過程を学び、さらに
は身体運動の基本的なメカニズムなどを総合的に学ぶ。生涯
健康で生活を営むために、自らが楽しく、安全にスポーツを
続けていくことができるように、身体運動のメカニズムなど
を理解し、自分自身で運動を実践していくことを目標とす
る。
現代社会では、健康増進のためにスポーツが用いられるよ
うになり、生涯スポーツとして若年層、高齢者の人々が気軽
に取り組むことができるニュースポーツが存在する。スポー
ツIでは、ニュースポーツの中からソフトバレーボール、
ショートテニス、キンボールの3種目を取り上げ実施する。
ニュースポーツを理解するために、取り上げた3種目の特性
や技術を把握し、パフォーマンスを向上させて、体力維持増
進に役立てることを目的とする。
基
礎
教
育
科
目
スポーツⅠ
スポーツⅡ
現代社会は、健康の維持・増進のため生涯スポーツとして
スポーツに取り組む風潮である。各自の体力および基礎能力
を知り、生涯スポーツに取り組むことが必要である。そこ
で、スポーツⅡでは、数あるスポーツ種目の中から運動強度
的にも高く、そして比較的誰もが簡単に取り組むことのでき
るバドミントンを種目として取り上げ実施する。運動強度の
高いバドミントンを実施することにより、各自の体力および
基礎能力を判断する。さらに種目の特性や技術を理解し、パ
フォーマンスの向上に努めることを目的とする。
-5-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
講義等の内容
授業科目の名称
アウトドアスポーツⅠ
基
礎
教
育
科
目
アウトドアスポーツⅡ
自然の中でエコ・スポーツ(ecological sports)といわれ
る、他との競争を伴わないアウトドアスポーツであるトレッ
キング、サイクリング、ラフティング、などを体験すること
によって、日常では経験できない大自然におけるスポーツの
特性を理解し、その実践力を高める。大自然の中で、競技ス
ポーツとは違うエコ・スポーツの意味を理解し、その実践力
を高めるとともに、集団生活、団体行動のルールやマナーを
身につける。また、自然や環境問題について真摯に考える態
度を養う。
ウインタースポーツの代表として、また生涯スポーツとし
て幅広い年齢層から親しまれているスキー・スノーボードを
体験し、冬のアウトドアスポーツについて理解を深め、実践
力を高める。実習を通して集団生活、団体行動の要領やルー
ル、マナーを身につける。スキー、スノーボードの基礎技術
と応用技術をそれぞれのレベルに応じて学習し体得する。ま
た、用具の構造やスキルのメカニズムについても科学的に理
解を深める。集団生活や団体行動の要領を身につける。
ボランティア活動
実際にNPO団体でボランティア活動を行い、また活動内容や
活動団体について考察して、報告会での発表を行う。1年間を
通じて、あわせて1週間程度以上の活動を行う。活動先や活動
内容は、大学が用意し、事前の学内ガイダンスを行い、活動
への参加状況を把握するほか、活動内容についての報告会を
行って、参加学生のプレゼンテーションと意見交換を行う。
ボランティア活動の体験を通して、学内の講義だけでは得に
くい多様な社会的経験をし、広く社会についての認識を深め
るとともに、自ら主体的に行動する力を得ることを目指す。
情報リテラシー
情報処理の基礎科目として情報機器を使った実習を行い、
情報活用能力の土台となる知識と技能を習得するとともに、
情報化社会におけるルールやモラルを理解することを目的と
する。実習は、モバイル端末、タブレット端末、パソコン、
ネットワークなど情報機器の利用を前提に、ワープロ、表計
算ソフトなどのアプリケーションを使ったレポートの作成、
電子メールの送受信、インターネットを使ったクラウド型の
情報管理や情報収集など、毎回のテーマとして課題を与え、
レポートとして提出する。
ICT基礎
ICT(Information and Communication Technology)によ
る情報活用の基礎的能力を養う。インターネットやモバイル
システムを始めとする情報通信システムを活用し、ユビキタ
ス社会におけるクラウド型の情報管理に対応して情報を活用
できる能力を養う。授業では演習を主とし、e-Learningなど
を活用して学習する。情報倫理、知的所有権などの基礎知識
と、ICTをビジネスに役立てるための企業活動の概要を理
解し、情報通信システムとコンテンツの基本的評価ができる
までを目指す。
プレゼンテーション
優れたアイディアや商品でも、他人にアピールできなけれ
ば理解されないし商品は売れない。他人に言いたいことをう
まく伝えるプレゼンテーションの能力は,現代社会では重要
である。この授業では、話すことの難しさを理解しうまく話
すために何をすべきかを考える。次に、プレゼンテーション
の準備やプレゼンテーションの現場で留意することを、実習
を通して習得する。営業の現場で、また自らの企画を発表す
ることを前提に、おおぜいの人前で商品や企画の内容を発表
でき、質疑にも適切に対応できるようになることが目標であ
る。
-6-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
講義等の内容
授業科目の名称
フレッシュマンセミナーⅠ 大学生活に親しむとともに、大学における学習方法を身に
つけ、各自の興味に応じた教育科目を履修し、適切な履修計
画を立てて、無理なく学修していくための導入教育を行う。
本学独自の初年次教育テキスト「名古屋文理ワークブック」
を用いて、自校教育、導入教育、初年次からのキャリアデザ
イン教育を行い、グループ学習を実践してポートフォリオの
作成を行う。学生生活と学習面全般の個別指導の他「日本語
力I」「数的処理I」のフォローを行う。
基
礎
教
育
科
目
フレッシュマンセミナーⅡ 前期に引き続き、大学で自ら学ぶ学習習慣を身につけ、各
自の興味に応じた学修をしていけるようにするための導入教
育を行う。「情報リテラシー」で身につけた知識をもとに図
書館やモバイル端末を利用した情報活用を実践し、レポート
作成やプレゼンテーションに役立てる。初年次教育テキスト
「名古屋文理ワークブック」を用いて、尐人数で初年次から
のキャリアデザイン教育を行う。学生生活と学習面全般の個
別指導の他「日本語力Ⅱ」「数的処理Ⅱ」のフォローを行
う。
基礎演習Ⅰ
担当教員が設定したテーマのもとで、学生が関心を持った
問題を自主的に調査・研究、発表し、質疑応答する。尐人数
の演習で、文献の検索・収集の仕方、文献の利用、レポート
の書き方などを学び、基本的な演習運営(司会、発表、プレ
ゼンテーション、質疑応答など)を行い、テーマに沿った作
品制作や調査活動を計画・実践する。また、自分の学びを計
画し、学修コースの選択を行う。調査・研究の成果は、基礎
演習Ⅱに引き継いでまとめあげる。
基礎演習Ⅱ
担当教員が設定したテーマのもとで、学生が関心を持った
問題を自主的に調査・研究、発表し、質疑応答する。尐人数
の演習で、文献の検索・収集の仕方、文献の利用、レポート
の書き方などを学び、基本的な演習運営を行い、テーマに
沿った作品制作や調査活動を実践する。成果をポートフォリ
オにまとめて表現できるようにしキャリアデザインⅠと連動
して学修コースに応じたキャリアデザインを行う。将来の進
路選択と自らの学びの関連性について考察し、専門演習I・Ⅱ
および卒業演習I・Ⅱでの各自の研究に発展できるようにす
る。
本講義では、将来様々な形で社会の中で生きていく上で必
要な基本的な人生観、勤労観を醸成するための自己分析及び
自己認識をベースに、社会的素養や認識を修得することを目
的としている。より具体的には、社会の中で働くということ
(あるいは、働き続けていくということ)の意味、そしてよ
り基本的な社会常識やマナーに対する認識と職業知識の修得
を通じて、自らの将来設計を主体的・自立的にデッサンでき
るようになることである。これにより、自分が選択した履修
コースでの学習計画と卒業後の進路とを結びつけて考えられ
るようにする。
本講義の目的は、「キャリアデザインⅠ」での学修成果を
踏まえ、自らの将来設計をより具体化するための基礎的・応
用的素養を身につけることにある。より具体的には、社会人
として常識的に求められる基礎知識やその獲得の方法、コ
ミュニケーション力とTPOに沿ったコミュニケーションの
方法やそのあるべき姿、さらには、社会の一員として生きて
いくために求められる役割や責任の自覚と協調性を身につけ
る素地を認識することである。これにより、進学や就職など
の進路を意識し、必要な知識とスキルを持って、就職活動な
どに備える。
キャリアデザインⅠ
キャリアデザインⅡ
-7-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
専
門
教
育
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
社会調査入門
社会調査の意義と諸類型に関する基本的事項を解説する。
社会調査史、社会調査の目的、調査方法論、調査倫理、調査
の種類と実例、量的調査と質的調査、統計的調査と事例研究
法、 国勢調査と官庁統計、学術調査、世論調査、マーケティ
ング・リサーチなどの他、調査票調査やフィールドワークな
ど、資料やデータの収集から分析までの諸過程に関する基礎
的な事項を含む。講義形式での授業であるが、理解を深める
ため、折にふれ作業を取り入れていく。
データ解析
統計処理は、製品管理や顧客管理、実験・観測データの分
析など様々な分野で幅広く行われ、実践的に役立つ技術であ
る。本講義では、大量のデータをコンピュータ処理する方法
や、得られる結果のまとめ方などの基礎を,コンピュータで
の実習を通して学ぶ。また、データ解析に用いる表計算ソフ
トなどの技能検定問題も利用して、基本的な知識も身につけ
る。コンピュータによる基本的な統計処理方法を習得するこ
とで、統計処理の原理を理解し、簡単な問題であれば独力で
解決できるようになることを目指す。
社会調査方法
社会調査によって資料やデータを収集し、分析しうる形に
まで整理していく具体的な方法を解説する。調査目的と調査
方法、調査方法の決め方、調査企画と設計、仮説構成、全数
調査と標本調査、無作為抽出、標本数と誤差、サンプリング
の諸方法、質問文・調査票の作り方、調査の実施方法、調査
データの整理などの知識を教授する。ミニ調査の計画と実施
を通して、実際の調査の手順を理解し、自分の力で調査を計
画、実施できるような力をつけることが目標である。
量的データ解析
社会現象、自然現象の調査や観測を通して得られたデータ
から、それらの現象に潜む要因と要因間の関係を分析し、結
果を数量的に記述する方法について学ぶ。具体的には、社会
学的データ分析で用いる基礎的な多変量解析法について、そ
の基本的な考え方と主要な計量モデルを解説する。重回帰分
析を基本としながら、他の計量モデル(たとえば、分散分
析、パス解析、ログリニア分析、因子分析、数量化理論な
ど)の中から若干のものをとりあげる。
社会調査実習
調査の企画から報告書の作成まで社会調査の全過程を実習
を通して学ぶ。調査の企画、仮説構成、調査項目の設定、質
問文・調査票の作成、対象者・地域の選定、サンプリング、
調査の実施(調査票の配布・回収、面接)、インタビューな
どのフィールドワーク、フィールドノート作成、エディティ
ング、集計、分析、仮説検証、報告書の作成。また、量的
データの統計的分析、質的データの分析、事例研究などを行
う実習を通して、実際的な調査能力の獲得を目指す。
情報管理
文字、画像、音声などの情報を格納する媒体や、収集、加
工、蓄積、伝達など、情報を処理し、管理する方法について
学習する。パソコンによる小規模なデータや文書の管理か
ら、データベース管理システムなどを用いた大規模な情報シ
ステムまでを概説する。インターネットなどを用いた情報の
収集と分析について学ぶ。セキュリティ問題などの情報化社
会の諸問題についても考察する。企業や個人が、情報を収
集、整理、分析、加工し活用するため、情報システムの設
計、製造、運用の考え方を理解することを目標とする。
専
門
基
礎
科
目
-8-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
専
門
教
育
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
情報と職業
情報技術の発展が、産業あるいは産業構造にさまざまな変
化を及ぼし、情報と職業のかかわりおよび職業人としてのあ
り方などに大きな変化をもたらしている。情報化社会の進展
に伴って、働く環境や職業に対する価値観などがどう変わっ
たのかを事例やデータ等により学ぶ。ビジネスと情報化、情
報化社会の進展と職業、情報化を支える社会環境の変化、職
業倫理を含む職業観と勤労観などをテーマとして考察しなが
ら、将来の職業を選択するために応用できる知識を身につけ
ることを目指す。
情報と社会
情報化社会である現代のメディアのうち、とくにテレビや
新聞・雑誌など、たくさんの人に一度に情報を流す手段であ
るマスメディアをとりあげ、世論形成など社会に与える影響
と、問題点を解説する。マスメディアに関する基本的な用語
の理解をしたうえで、情報操作など情報と権力のかかわり、
情報格差など情報と社会階層とのかかわり、社会に対する情
報の影響力、マスコミュニケーションの作用などについて、
議論をし、理解を深める。
情報メディア論
「情報メディア」とは何か。「情報」と「メディア」の性質
を、具体例を挙げて解説する。また、デジタルメディアのし
くみと社会的な影響についても触れ、ユビキタス社会におけ
るクラウド型のメディアなど、これからの情報メディアの発
展についても考える。テレビ・携帯電話・インターネットな
どの身近な情報メディアの特性から話をはじめ、情報メディ
アの分類、デジタル化と発展、情報メディアの応用分野、今
後解決すべき問題点などを、講義によって理解させ、情報メ
ディアに関する今後の学習の道筋を示す。
情報と教育
「情報」と「教育」に関して、①「情報」についての教育、
②情報技術を使った教育、③「教育」を情報から見る、④機
械と学習、の4つの視点から考える。メディアリテラシーの
教育・デジタルデバイドの解消に教育が果たしうる役割・情
報教育・e-Learning・電子教科書やタブレット端末の教育利
用・情報機器と人間の関係・情報と職業・学習者特性・機械
学習(人工知能)などについて知識を深め、情報化社会で活
躍する人間として、情報と教育に関する職業人としてのあり
方についても考察する。
情報学概論
情報リテラシーなどの演習系科目と相補的に、コンピュー
タのハードウェアに関連する講義を行う。ただし、講義内容
を拡大し、ハードウェア全般について広く学ぶ。情報理論の
成果を踏まえて情報処理の基礎となる計算機の基本的仕組み
を学ぶ。デジタル情報の記憶・演算・制御について一般的な
知識を学び、特に近年発展がめざましいロボットを例に、計
測・制御についても基本的内容を扱う。講義を主とするが、
e-Learningなどのメディアを用いたソーシャルラーニングを
時間外の課題として理解の深化を図る。
ソフトウェア基礎
プログラミング系の演習科目と相補的に、コンピュータの
ソフトウェアに関連する講義を行う。内容はアルゴリズムか
らプログラミングまで多岐にわたるが、コンパイラの働きを
通してコンピュータにおけるソフトウェアの動作原理と、ソ
フトウェア開発手順の意味に関する理解を深める。また、コ
ンピュータ以外のデジタルコンテンツや、システムに組み込
み型のソフトウェアについても具体例を示して理解を図り、
ソフトウェアの働きや役割と基本的な原理についての知識を
学ぶ。
専
門
基
礎
科
目
-9-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
専
門
教
育
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
情報処理演習
「情報リテラシー」で得られた基礎的な情報活用能力に加
え、情報処理に関する基礎知識と情報機器の高度な操作技能
の習得を目指す。コンピュータを用いた実習によって、授業
前半は、表計算ソフトを主にアプリケーションを情報処理に
用いる応用的な技術を習得する。授業後半は、表計算やデー
タベースを単に既存の機能を使うだけでなく、企業などの日
常業務の中で使用する際の手順をマクロ言語で定義・カスタ
マイズする方法を学び、目的に応じた情報処理を実現するシ
ステムを実際に作成する。
情報と法律
メディア、コミュニケーション関連の仕事を取り巻く法
律、制度を学ぶ。「言論、出版その他一切の表現の自由」は
民主主義の基本であるが、個人個人の権利を守るためには、
自ずと相互の制約がある。それぞれのテーマを巡る議論の経
緯や、問題点も考える。関連法体系の概要を知識として持
ち、常識的な判断を下せるようにする。さまざまな価値の衝
突を考量するリーガルマインドを身につけることも目的であ
る。あわせて、新聞、テレビなどの関連ニュースを読み解く
素養を養う。
コミュニケーション論
コミュニケーションに関する知識は、情報に関する学問を
修得するうえで必要不可欠である。本講義では、コミュニ
ケーションについての基礎的な知識の取得を目指す。コミュ
ニケーションとはなにか、どんな種類のコミュニケーション
があるのか、また優れたコミュニケーションとはどんなもの
かを学ぶ。またコミュニケーションを基盤とした産業・ビジ
ネスについても知見を広める。さらに、今求められているコ
ミュニケーション能力とは何かについて理解を深め、自らの
コミュニケーション能力の向上を目指す。
CAD
現在、CAD(Computer Aided Design)はコンピュータを
利用した図面作成システムとして一般に普及している。この
科目ではCADを用いた図形の表現と図面作成の基本原理を
学ぶ。CADの基本、図形の描画手法、3次元立体の表現、
回路図などへの応用などを教授する。また、あわせて、社会
インフラなどの構造物や工業製品の多くが、CADを利用し
た設計を経て製作されており、図面管理やCAM(Computer
Aded Manufacturing)として活用されている現状など、物づ
くりを中心とした産業や社会への影響についても学ぶ。
映像制作論
映像制作のための基礎知識を教授する。カメラ、音声、照
明、編集など映像制作に必要な知識と技術、作業の基礎を学
ぶ。必要に応じて、プロのノウハウに接し、自らも実際にカ
メラを持って撮影をし、編集をして、お互いに批評したり、
プロから評価をうける機会も設ける。また、製作者の意図を
伝える映像作品や、ドキュメンタリー映像などの企画・編集
を通して、映像メディアにおける情報の非対称性など、いわ
ゆるメディアリテラシーの理解を深め、映像制作者に求めら
れる倫理や心得および視聴者との関係の在り方についても考
える。
ブランドに関する知識は、マーケティングおよびマーケ
ティングコミュニケーションを実施するうえで必要不可欠で
ある。本講義では、ブランドについての基礎的な知識の取得
を目指す。ブランドとはなにか、ブランドの価値とはどんな
ものか、ブランドを構築するにはなにが必要か、またブラン
ドを確立するためのコミュニケーションとはどんなものか、
実例を交えて説明する。自分の身のまわりにあるブランドに
ついて、その価値と戦略を読む能力を高めることを目的とす
る。
専
門
基
礎
科
目
ブランド論
-10-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
専
門
教
育
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
オーラルコミュニケーション演習
日本人が英語でコミュニケーションをとる際に障害となり
うる要因を考え、それを乗り越えて、より円滑な英語コミュ
ニケーションを成立させるための方法を教授する。言語学
的、文化的観点から日本語と英語の相違点を掴み、個々の事
例に基づいて演習を通して教授する。「言葉」を使うだけで
はなく、ビジネスシーンなどにおいてコミュニケーションを
スムーズにとる「会話」としての日本語を学ぶ。この授業で
は、毎回コミュニケーションの実践のための要件について教
授し、それを踏まえた実践的な演習によって体験的に学ぶ。
リスクマネジメント
現代の企業にとって事故や不祥事などのリスクをいかにし
て未然に防ぐかは重要な課題であるが、同時にこのような危
機が発生したときにどのようにしてダメージを最小限にとど
めるかもまた重要である。特にネガティブなマスコミ報道に
よって企業の評判を損なわれることを防ぐにはどうすべきか
という点を中心に危機管理のあり方を考える。企業における
危機管理の在り方について学ぶ。企業が危機に際してどのよ
うに対応すべきか、基本的な考え方とともに、マスコミへの
対処などについても学ぶ。
専
門
基
礎
科
目
ソーシャルネットワーク論 現代社会には、マスメディア・パーソナルメディアをはじ
め企業間の通信を支える様々な情報網と、道路・鉄道・航空
などからなる交通網とが、細密に張りめぐらされている。こ
うした「ソーシャルネットワーク」には、どのような文化
的・政治的・経済的特徴があるのか。インターネット上のS
NS(Social Networking Service)の社会的影響、ポップカ
ルチャー、アイデンティティや友情のゆくえなどを中心に解
説する。
デジタルサウンド入門
デジタルサウンドとは何か、その基礎知識を講義によって
学び、簡単な実例について演習を行う。最初に音のしくみに
ついて、基本的な解説を行ったのち、波形編集ソフトや音楽
制作ソフトを扱って、サウンドデータ編集の体験を通して理
解を深める。また、サウンドにエフェクトをかけたり、素材
をループさせることによって、BGMなどに向いた音楽の制作
や、オーディオインターフェースの特殊機能やループバック
機能も用いて、多角的な視野からデジタルサウンドの仕組み
と応用について教授する。
デジタルアート入門
デジタルアート作品の制作に必要な、デジタル画像の基本
概念および処理手法を学ぶ。デジタル写真の基本原理および
基本テクニックを詳しく紹介する。配色の効果と仕組みを理
解する。画像処理・イラスト作成ソフトウェアの原理を通じ
て、デジタル画像の基本概念、処理方法および作成方法を理
解する。さらに、デジタル画像を扱うのに必要な周辺機器の
原理についても学ぶ。デジタルアートの可能性と応用分野に
ついても作品鑑賞や事例研究を通して学ぶ。
マーケティング概論
マーケティングとは、「モノを売る」ための考え方、技術
である。そのマーケティングについて、基本的な考え方から
最近のトレンドまでを概観し、マーケティング戦略を立案す
るに必要な基礎的な知識の習得を目指す。予備的な知識のな
いものを対象とし、古典的な4P理論から、ダイレクト・
マーケティング、インターネット・モバイルを活用したオン
ラインマーケティングなどのマーケティング手法について学
ぶ。マーケティングに関する基礎的な知識を獲得し、事例研
究を通してより実践的な知見を得ることを目的とする。
-11-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
専
門
教
育
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
メディア・イングリッシュⅠ
マスメディアを通して、目に触れ耳にする英語を学ぶ。新
聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットなどから様々な
ジャンルの最新の記事やニュース、話題のコマーシャル、映
画、音楽、ドラマなどを選び、現代社会の時事、刻々と変化
する世界の動き、英語圏の文化、興味、関心を英語で理解す
る力を養う。併せて、インターネット上に頻出の語彙や表現
を学習する。マスメディア独特の表現や語彙を習得すること
で、英語を道具に新しい情報をさまざまなメディアから円滑
に入手するスキルを養う。
メディア・イングリッシュⅡ
前期に続けて、さらにマスメディアの英語に触れる。新
聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットなどから様々な
ジャンルの最新の記事やニュース、話題のコマーシャル、映
画、音楽、ドラマなどを選び、現代社会の時事、刻々と変化
する世界の動き、英語圏の文化、興味、関心を英語で理解す
る力を養う。併せて、AWLを利用し、情報入手の際必須の頻出
語彙を学習する。日常的に英語のメディアに触れる習慣を身
につけ、生涯学習として英語を独学していく方法についても
学ぶことを目指している。
文章作成演習Ⅰ
文章作成法について学び、学んだ知識を様々な場面に実際
に用いて、確かな文章力を身につける。新聞記事の形式によ
る報告書の作成や、書評の執筆、絵画や風景を文章で表現す
る文章デッサン、カードを用いた文書設計、その応用として
レポート・論文・企画書等の作成、簡単なドキュメンタリー
作品の制作などを行う。これらを通じて、わかりやすい説明
文を書く力を身につけ、魅力的な文章を書くコツを理解する
ことを目指す。豊かな文章表現により、ビジネスや自己表現
の場面でのコミュニケーション力を高める。
文章作成演習Ⅱ
「文章作成演習Ⅰ」に引き続き、演習を通して確かな文章
力を身につける。新聞記事の形式による報告書の作成や、書
評の執筆、絵画や風景を文章で表現する文章デッサン、カー
ドを用いた文書設計、その応用としてレポート・論文・企画
書等の作成、簡単なドキュメンタリー作品の制作などを行
う。これらを通じて、わかりやすい説明文を書く力を身につ
け、魅力的な文章を書くコツを理解することを目指す。対象
とする相手に、内容を的確に伝える文章力を養う。
専
門
基
礎
科
目
-12-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
情報メディア学入門
専
門
教
育
科
目
専
門
基
礎
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
(概要)本講義は、情報メディア学の全体像を理解すること
を第1の目的とする。情報メディア学科所属の教員が、交代
でそれぞれの担当授業や専門分野から選んだ情報メディア学
のトピックスを講義することにより、情報メディア学の学問
領域について広い視野と興味を持ち、同時に、本学で学びた
い情報メディア学の分野についての認識を持つことを目指
す。
(オムニバス方式/全15回)
(3 森 博/1回) 情報メディアの発展と学びについて、
また情報メディアリテラシーについて基本的な考え方を話
す。
(14 周 欢欢/1回) コンピュータグラフィックスの歴史
や現状、応用分野、求められる技術と人材について概説す
る。
(12 吉田 友敬/1回) コンピュータミュージックの制作
について紹介し、楽譜認識や音楽心理学の話題にも触れる。
(13 大矢 信吾、2 山住 富也/1回) 情報メディアとコ
ンピュータリテラシー。タブレット端末などの利用につい
て。
(15 井上 治子/1回) ネットワーク社会の現状と社会的
な影響力について、事例を交えて社会科学的な考察を行う。
(17 田近 一郎/1回) 情報システムの開発とプログラミ
ング。実例をもとに、システムの働きと影響を理解する。
(5 栗林 芳彦/1回) マーケティングと情報メディア。
情報メディアをビジネス分野で効果的に活用するための基
礎。
(18 小橋 一秀/1回) ゲーム情報学入門。アミューズメ
ント分野への応用と人工知能など関連する研究分野を紹介。
(11 江草 普二/1回) 情報メディアと広告効果。情報メ
ディアを介したコンテンツの商業的な影響について考察す
る。
(19 岸田 友子/1回) 画像処理の技術と応用。医療用画
像診断システムや、映像技術への応用について概説する。
(20 田川 隆博/1回) 現代視覚文化を読む。情報メディ
アとサブカルチャーについて学問的なアプローチを示す。
(21 関 豪/1回) スポーツと情報科学。スポーツ科学・
健康科学の分野への情報メディア技術の応用事例を紹介す
る。
(22 長尾 志津子/1回) 言語コミュニケーションとメ
ディア。応用言語学と語学教育へのメディアの活用につい
て。
(23 佐原 理/1回) 情報メディアと芸術活動。インタラ
クティブメディアの芸術への応用事例を紹介する。
(16 横田 正恵/1回) 情報メディアと人間科学。視覚情
報や生体情報からメディアの生体影響まで研究分野を紹介。
-13-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
情報メディア学演習
専
門
教
育
科
目
専
門
基
礎
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
(概要)情報メディア学を学ぶ上で理解が必要な、モバイル
機器、コンピュータやその関連機器を実際に触れ操作し、メ
ディア情報を生成、伝達、変換、利用するための基礎的な素
養を養う。学内ネットワークなどの活用演習やグループワー
クを通して、具体的なレポート作成もテーマに即して行う。
(オムニバス方式/全15回)
(4 本多 一彦/3回) 尐人数演習により、パソコンの内
部構造について、分解、観察を行って、調査する。調査結果
を報告する。
(23 佐原 理/3回) 映像装置を利用して何ができるかを
体験する。アニメーションや映像作品の自主制作活動に利用
できる装置と、利用に必要な基礎知識をグループワークで学
ぶ。
(13 大矢 信吾/3回) タブレット端末による情報通信網
の利用について、学内LANの利用や、クラウドコンピュー
ティングの利用について、グループワークを通して学ぶ。
(16 横田 正恵/3回) コンピュータネットワークとその
利用について、実験課題への取り組みと演習を通してイン
ターネットが大学と世界を結ぶ仕組みを理解する。
(18 小橋 一秀/3回) Webサービス、学内グループ
ワーク支援サービス、学習支援システムの利用と実践を演習
形式で学び、報告する。
-14-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
情報フロンティア
専
門
教
育
科
目
専
門
基
礎
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
(概要)情報メディア関連の多くの分野に課題として残され、あるい
は今後開拓すべきフロンティア領域の、研究、技術、応用などを各
分野の専門の教員によりオムニバス形式で紹介・解説する。フロン
ティア領域の知識を得ることによって、情報メディア学についての見
識を深めるとともに、学生各人が将来を見据え、研究分野や進路を
決める上で重要な知見を与える。
(オムニバス方式/全15回)
(1 長谷川 聡/1回) モバイル情報学と人間工学の未来。ケータ
イ、タブレット端末、電子書籍端末など新しい情報メディア端末に関
する人間工学的視点と研究課題について解説。
(2 山住 富也/1回) 暗号の仕組みと研究課題。暗号は戦争やス
パイ活動に使われた歴史を経て、電子商取引など通信に応用され
た。セキュリティ技術の必要性と暗号の課題を話す。
(3 森 博/1回) 「考えるコンピュータを創る」というテーマで、知的
情報処理について研究の経緯と今後の見通しについて具体的に解
説する。
(4 本多 一彦/1回) 情報機器を構成するマテリアルの課題。情
報機器に用いられている材料の構造や機能についてコンピュータ
を用いて解説し、開発課題を明らかにする。
(11 江草 普二/1回) 広告と広報のフロンティア。新しい広告媒
体の効果的かつ戦略的な利用について研究課題を解説。
(12 吉田 友敬/1回) リズム現象における同調について現象の
普遍性やメカニズムなど最新の研究成果を解説。
(14 周 欣欣/1回) コンピュータグラフィックスの応用について。
CGの広告業界での利用現状、CG業界の動向と技術課題。
(15 井上 治子/1回) 情報化の進展が個人の『心』に与える影
響。情報技術による社会の変化と人の心への影響について。
(17 田近 一郎/1回) データサイエンスについて。WWWによる
巨大情報空間からの情報抽出の原理に関する研究を紹介。
(5 栗林 芳彦/1回) マーケティングコミュニケーションの実践と課
題。企業活動での課題と事例研究の方法論について。
(18 小橋 一秀/1回) ゲーム開発最前線。CG・ネットゲーム・A
I・インターフェースについて先端的事例を紹介。
(19 岸田 友子/1回) 医用画像診断における画像処理の有用性
について、画像改善技術や定量的解析手法などを解説。
(16 横田 正恵/1回) 生体情報の意義と研究課題、生命科学と
の関係について、具体的テーマや研究手法を解説する。
(23 佐原 理/1回) 新しい芸術−メディアアートの最前線を紹介し
アートの商業的な応用の理論についても解説する。
(13 大矢 信吾/1回) 映像メディアと開発技術。映像機器に関す
るデバイス技術とソフトウェアの未来について。
-15-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
基本情報技術
専
門
教
育
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
専
門
基
礎
科
目
インターンシップ
情報処理技術者として、情報技術全般に関する基礎的な知
識を活用し、システム開発プロジェクトの一員として貢献で
きる基礎知識を持って、情報システム開発においてプログラ
ムの設計・開発ができる程度の知識と技能を目指す。通常授
業とは別にガイダンスを行って受講生を募集し、集中講義を
行って教授する他 e-Learningによる自学自習と教員からのオ
ンラインでの指導を行う。基本情報技術者試験(IPA:情報処
理推進機構)の合格と同程度の知識技能の習得・理解を目指
す。
インターンシップでは、学生が在学中に自らの専攻、将来
希望するキャリアに関連した就業体験を学外企業等で行う。
インターンシップによって学生の学習意欲を増進させ、企業
等での見聞が将来の進路決定に役立つ社会経験となり、就業
意識を高め、卒業後に社会人として適応能力を高める。実施
期間は夏期および春期休暇中の1〜2週間である。就業体験
をとおして、働くことの意味について明確に自覚するととも
に、自己の特性を分析すること、今後の人生設計を考え大学
で学ぶべきことを再確認することを目的とする。
Webデザイン
複雑・高度化したWebデザインを俯瞰しWebデザインの全体
像を把握する目を持った上で、デザインとユーザビリティ、
アクセシビリティの基本的概念を学習し、自ら情報発信者と
してWebサイトを制作する。コンセプトに沿った情報構築とし
てのサイト制作について重点的に学習する。デザインの基本
概念を理解し、実際のワークフローを含めたWebデザインの全
体像を理解すること、および、Webサイト制作の基本的な流れ
を理解し、Web標準、ユーザビリティ、アクセシビリティなど
の基本事項を理解することを目標とする。
マルチメディア
マルチメディアとは、映像や音を総合的に用いる表現方法
である。そのため、講義では、それらの素材としての音や音
楽、画像・映像を扱う上での基礎技法を中心として身につけ
ることを目標とする。ほぼ毎回の講義に作品制作等の演習の
時間を設け、できるだけ具体的なイメージを持てるようにす
る。音や画像・映像などのマルチメディア素材についての基
礎知識を確認し、マルチメディア表現に必要な各種の制作技
術を体験する。
このような講義と演習によって基本的な技術と原理を理解
し、マルチメディア映像を制作できるようになる。
デジタルエンタテインメント
ゲームなどのデジタルエンタテインメントの開発に関係す
る課題について解説する。ゲーム関連のAI(人工知能)技
術を題材として取り上げ、思考ルーチンやキャラクター制御
の為のゲーム用AIについて学ぶ。また、ゲームの周辺技術
としてCGプログラミングやゲームエンジンの利用について
概説し、製作技術について学ぶ。ゲームソフト開発の導入と
してゲーム製作に必要な基礎技術について学び、適宜必要な
技術を用いて簡単なゲームを製作可能となることを目的とす
る。
アニメーション
アニメーションによるメディア表現に関わる基礎スキルに
ついて講義し、学生とともに議論するワークショップ形式で
授業を展開する。また、映像、画像加工、イラストレーショ
ン、楽曲制作などを学び、デジタルアニメやクレイアニメ作
品を制作する。また、クリエータが作成する芸術作品を鑑賞
し、映像メディアの新しい手法や作り手の視点を知り、アニ
メーション作品の文化的社会的影響についても考察すること
によって、メディアコンテンツに対する新たな視点を学ぶ。
専
門
科
目
-16-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
専
門
教
育
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
コンピュータミュージックⅠ
音楽制作ソフトを使って、楽譜をもとにMIDI形式のコン
ピュータミュージック作品の制作を行なう。楽器ができなく
ても、マウスで入力するだけでフルオーケストラの曲の制作
も可能である。本科目では、コンピュータミュージックの入
門・初歩として、主に譜面ウィンドウでの作業を行う。コン
ピュータミュージックの基礎的知識を学ぶ。音楽制作ソフト
を使いこなして、音楽制作ができる基礎スキルを養い「コン
ピュータミュージックⅡ」での創作のための基本知識と技能
を身につける。
コンピュータミュージックⅡ
「コンピュータミュージックⅠ」に引き続き、音楽制作ソ
フトを使って、MIDIの打ち込みによるオリジナル楽曲の制作
を行なう。はじめにコード(和音)、次にリズム、メロディ
と作曲していく。必要な最小限の知識は授業内で教授する
が、各自の表現したいオリジナルの音楽を、時間のかかる作
業に忍耐強く取り組むことで実現する。講義では、必要な音
楽理論の理解を図り、コードの仕組み、曲作りの骨格を理解
して、オリジナル曲の制作や、標準的な楽曲のアレンジにつ
いて理解できるようにする。
サウンドクリエーション
サウンド作品の創作について、音楽理論を踏まえた解説を
行い、実際の音楽制作現場で行われていることをミニマムな
形で再現する。音楽制作ソフトを使用して、コンピュータに
よる音作りから、編集ミックスまで実例を示して解説する。
原音に対して効果的なエフェクト処理やそれぞれのエフェク
トを解説する。ソフトシンセで作成したオーディオデータ、
実際の音を録音したオーディオデータの編集を行う。講義の
中で、創作活動の実際をコンピュータ上で体験することで理
解を深める。
サウンドプロデュース
企画から効果の評価まで音楽制作に必要な専門知識を学
ぶ。また、実際に音楽制作ソフトを使用し、コンピュータに
よる音作りをより発展させた形でオリジナリティのあるサウ
ンドを追求します。ゲーム音楽、CM音楽、映画音楽、J-POP
ソングなどそれぞれの分野で具体的な目標を立てて制作を行
う。その制作の過程でそれぞれのジャンルの特性に従った
様々な管理、責任を認識することを学ぶ。講義形式を主とす
るが、制作活動および作品評価には学生どうし互いに観賞・
評価しあう演習を取り入れる。
サウンド理論
音楽制作に役立つ音響学を学ぶ。音とは何か、という基本
的な性質から、音響心理やサウンド変調までを解説する。物
理現象や技術の科学的理論を基礎から説き起こして、応用レ
ベルまでの理解を目標とする。具体的なエフェクタのしくみ
を細かく解説するというよりも、音を作る基本原理の理解を
目指す。また、デジベルなど、音響を扱う上で欠かせない知
識を基礎から学ぶ。実際に様々な音を耳で聴いて覚えること
も行い、音に関する様々な知識を身につける。
コンピュータグラフィックス
コンピュータグラフィックス(CG)の基礎理論を講義す
る。CGはコンピュータによって映像を生成する技法であ
り、映像芸術やエンターテインメントだけでなく、ビジネ
ス、医療、教育など幅広い分野で応用され、バーチャルリア
リティ(VR)や拡張現実感(AR)などの研究とともに社
会にも大きな影響を与えるものである。授業では、簡易なプ
ログラムでCGの基礎理論を実践的に解説し、CG作成の過
程を学習していくことで、CG理論について理解する。併せ
てCG表現の社会的な応用についても理解する。
専
門
科
目
-17-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
講義等の内容
授業科目の名称
コンピュータグラフィックス演習 「コンピュータグラフィックス」の講義による基礎理論の
専
門
教
育
科
目
専
門
科
目
修得に続き、代表的な3次元CG作成ソフトウエアを使っ
て、コンピュータ上で3次元CG画像を作成する演習を行
う。文化財の3次元CG化によって、バーチャル博物館や知
的財産のビジュアルアーカイブを作成することの意義なども
体験し学習する。演習を通して、モデリング、テクスチャ
マッピング、レイトレーシング、レンダリングなどの原理と
利用法を理解し、3次元CGのアニメーション化についても
理解を図る。
メディアクリエーション
3Dテクノロジー
アートデザイン
講義と演習を組み合わせて、メディアコンテンツの創作に
ついての理論の理解を図るとともに、実際に映像や画像を処
理し、効果音を付加してショートムービーを制作する。
ショートムービーの制作では、30秒という限られた時間に、
自分で撮影した静止画像や動画像、音声、タイトルなどを自
由に組み込み、自分の表現したいテーマを表現する。映像作
品の制作に関して、企画・撮影・編集・効果・公開プレゼン
テーションなど一連の作業を通して、企画力と創作力を養
う。
授業では、まず、3次元CGを生成するためのグラフィッ
クライブラリについて学び、3次元映像の技術を理解する。
講義を通して、3次元映像の原理と、立体映像の原理につい
て学ぶ。立体映像の制作および上映に関する様々な方式につ
いて概観し、それぞれの得失が理解できるようにする。ま
た、立体映像の社会的応用(学術、医療、教育などの分野で
の応用)の可能性を理解し、リアルタイムに3次元表示を行
う手法や、立体映像と視機能の関係についても理解を深め
る。
アートデザインの基礎理論を学び、ケーススタディとして
出版関連の業務のワークフローを学習する。一連のワークフ
ローを体験するために雑誌の制作を企画し、取材、写真、執
筆、レイアウト、ディレクション、エディトリアルデザイン
をグループワークにより進める。また、ヴィジュアルコミュ
ニケーションの基礎として、マーケティング視点をベースと
したポスター制作を扱う。アートの表現とユーザビリティデ
ザイン、商業デザインの視点について、理解を図る。
インタラクティブメディア
人間とのリアルタイムの相互作用を伴うインタラクティブ
メディアの実現について学ぶ。実際にキーボードやマウスの
他、カメラ、マイク、加速度センサーなど入力装置のデータ
を変換し、ディスプレイやスピーカで出力する方法を学び、
単純なスイッチから、センサーでユーザの動作や状況を感知
する知的デバイスまでを扱う。センサーなどを用いた、イ
メージやサウンドによるインタラクティブ作品の制作につい
て理解する。タッチパネルや各種センサを利用したタブレッ
ト端末などの身体性と今後の可能性についても講義する。
プログラミング入門
プログラミング作成の基礎となるアルゴリズムを中心に、
プログラミング初歩の内容を演習や実演を交えて講義する。
パソコンの標準的なOSで動作するプログラムを作るための
プログラム言語で、プログラムの動作原理を理解し、プログ
ラム基本制御構造からイベント駆動型のアプリケーションの
実現までを学ぶ。プログラミングの原理を理解し、実際にプ
ログラム開発の統合環境を利用することによって、プログラ
ム作成過程と基本的なプログラミングアルゴリズムを理解す
る。
-18-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
専
門
教
育
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
プログラム演習I
プログラム言語Cを使って、実際にプログラミングを行っ
てプログラミングの基礎的な事柄から応用に向けて、丁寧に
学ぶ。1年次に必修の「プログラミング入門」で、プログラム
とは何かプログラミングとは何かを理解していることを前提
に、本演習では、汎用的なプログラミング環境により、自ら
プログラムを作成できる力を養う。演習を通してプログラム
言語の文法だけでなく高水準の手続き型言語によるアルゴリ
ズムとデータ構造の表現について理解を深める。
プログラム演習Ⅱ
「プログラム演習I」に引き続き、プログラム言語Cを
使ったプログラミング技法について、演習によって学ぶ。内
容的には、前期だけでは網羅できない部分を中心に、プログ
ラミング技法の中核である「関数の利用」、「配列」、「ポ
インタ」、「構造体」など文法事項をひととおり学習し、応
用課題として、実践的なプログラムの設計・開発の過程も体
験する。自ら問題解決に利用でき、要求仕様に従ったソフト
ウェアの実現に応用できるプログラミングのための思考力と
表現力を養う。
現実の事象を抽象化してモデル化するオブジェクト指向の
考え方を理解する。また、アトリビュートとメソッドのカプ
セル化、メッセージ送信によるイベント駆動、インヘリタン
スなどの基本概念を理解し、ソフトウェア開発の主流である
オブジェクト指向プログラミングについて理解するためJava
言語などでの演習も行う。文法解説はクラスライブラリの利
用に必要な範囲を扱い、ライブラリで提供されるマルチメ
ディア・スレッド・ネットワーク機能を利用した応用的なプ
ログラム作成技術の習得を目指す。
専
門
科
目
オブジェクト指向
システム開発論
大規模かつ高品質なソフトウェアの開発には工学的視点が
欠かせない。ソフトウェア工学の成果を踏まえたソフトウェ
アライフサイクルモデルに基づき、要求分析、設計と構築、
テストと評価から運用・保守にいたるソフトウェア開発の手
順と各種の開発手法を解説する。システム開発に必要な周辺
知識として、データベース、ネットワーク、ユーザインター
フェース、モデル化の対象である業務の内容などの基本的概
念も関係性が理解できるように説明する。
Webプログラミング
Webシステムの有用性と可能性を理解し、インタラク
ティブなWebページを制作して公開・管理するための技術
を身につけることを目的としたWebプログラミングの演習
を行う。まず、HTMLによる基本的なWebページ作成を行う。次
にJavaScript、PHPなどのスクリプトを埋め込むことにより
ユーザーの入力インターフェースや動的なWebページ制作
に取り組む。また、Webシステムの社会的効果を勘案し
て、必要なWebページを企画する能力を養う。
コンピュータネットワークI
情報通信・コンピュータネットワークに関する基本事項を
講述する。通信が成立するまでの一連の事項を、演習形式や
機器の見学等を取り入れながら、説明する。コンピュータ
ネットワークを学ぶには、情報の基本を習得している必要が
あることから、情報学の基本に関する内容との関係を示し、
ネットワークのしくみと応用の内容を理解させる。コン
ピュータネットワークによる通信のプロトコルや特性、シス
テム障害の回避や軽減などの手法についても理論的に理解す
る。
-19-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
専
門
教
育
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
コンピュータネットワークⅡ
「コンピュータネットワークI」の授業内容を踏まえ、企
業等の組織でネットワークが活用されている事例を知り、そ
うしたネットワークの管理や構築において必要となる専門知
識を扱う。ネットワーク管理に用いる基礎知識、リスクマネ
ジメントの必要性と手法、通信を伴うプログラミングの実際
などを実例を交えて解説することにより、コンピュータネッ
トワークの理論を学ぶ。情報インフラとして不可欠なコン
ピュータネットワークの社会的応用や今後の可能性について
も検討する。
データベース
情報メディアを実現する多くの情報システムの中核にデー
タベースがある。情報システム構築に必須のデータベースの
うち、現在主流のリレーショナル型データベースについて、
その理論と設計を解説する。またデータベースの仕組みと構
築・管理の実際を理解するため、データベース言語SQLに
ついて解説し、講義内容の理解を図るための課題演習を行
う。データベースの理論と実例について、講義によって説明
する。多くの実例を示して理解を図る。
モバイル情報論
モバイル情報機器の発達により、情報の収集・整理・発信
がいつでも、どこででもできるようになった。本講義では、
モバイル情報機器のハードウェアとソフトウェアの両面から
の理解にとどまらず、通信ネットワークを介したコミュニ
ケーションツールとしての活用について、個人情報のセキュ
リティの問題といったリスクをふまえつつ議論する。講義で
は、モバイル機器とそれらによる情報の活用について理解を
図り、タブレット端末の可能性やクラウドコンピューティン
グの実現などの社会的影響についても理解する。
モバイルシステム演習
ケータイ(携帯電話)、スマートフォン、タブレット端
末、携帯型ゲーム機、などモバイル情報端末は多様で、次々
と新しいものが開発されているが、持ち運んで利用する情報
端末である点において共通の特性を持つ。この演習では、モ
バイル情報端末で利用できる情報システムを開発するために
必要な要件と人間工学的に配慮すべき課題や技術的な知識を
学び、実際にアプリケーションを開発してその利用性を評価
するまでを実践する。モバイルシステムの基礎知識を身につ
け、アイデアとデザイン力で、モバイル社会に貢献するため
の意欲を育てる。
アルゴリズムとデータ構造
情報処理におけるアルゴリズムとデータ構造の概念および
問題解決に必要な基礎知識を学ぶ。講義によって、まず、事
務処理をはじめ、機械制御、科学技術計算にいたるまで幅広
く使われている各種のプログラミング言語について、共通す
る基本的な文法構造を解説する。また、プログラムの実現に
必要不可欠なアルゴリズム(問題を解くための手順)とデー
タ構造(問題を解くのに適したデータの配置)の概念を、
データ検索アルゴリズム、データ整列アルゴリズム等を例に
解説する。
知識情報学
情報インフラの普及・拡大にともなう電子情報の爆発的な
増加・多様化に対し、巨大データに潜むパターンを発見し、
知識として活用する知識発見、データマイニング、情報検索
等のデータ処理技術が重要度を高めている。本講義では、
データベースや機械学習の分野で発展したこれらの技術の理
論と、ビジネスや経済分野への応用について解説し、大規模
データからの知識の抽出が社会に与える影響について考え、
具体例とその実現のためのアルゴリズムの側面から理解を図
る。
専
門
科
目
-20-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
PR概論
専
門
教
育
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
専
門
科
目
PR(パブリックリレーションズ)とは、企業や公共団体
などの組織・団体がそのステークホルダーとの間に良好なコ
ミュニケーションに基づく継続的な信頼関係を構築する活動
である。この点でPRは情報の一方的な伝達にとどまること
の多い広報や広告と区別される。この講義ではPRの定義や
歴史、基本構造、仕組み等について学び、様々なPRの活動
事例を通じてPRを取り巻く状況を把握する。また、PR活動
に必須な倫理観を身につけることを目指す。
現代の新聞事情を概観する。新聞の速報性は相対的に劣化
したが、第一次情報の発掘力と信頼性、一覧性の優位は揺る
がない。メディア界における新聞の地位、記者クラブの役
割、記者がニュースを取得、評価し記事を書く過程を知り、
全国紙とブロック紙、地方紙、通信社の違いと類似を学ぶ。
あわせて、明治以来の各種新聞の盛衰、社会・政治との相互
作用、テレビやネットメディアとの関係を考え、メディア界
全体の理解を深める。通常の講義のほか、現役記者などを講
師に招いて体験的新聞論を聞くと共に、新聞社の見学なども
随時行う。
メディア分析演習
新聞、テレビ、ラジオなどのニュース情報は、一定の事実
を伝えてはいるが、各社の立ち位置、そのニュースを取材し
た記者の能力によって微妙な落差がある。本演習では、新聞
各紙の記事や社説の比較、テレビ各局の番組考察を通して、
メディア・リテラシーの力を養う。事実報道と評価・評論、
不確定情報とデマの分類について学び、メディアに対する分
析能力を育てる。併せて、時事問題の基礎知識を身に付け、
自らの意見を交えて小論文にまとめることで、論理力と筆力
を磨く。
出版メディア論
現代の出版事情を概観する。出版は文字文化と共に歩み、
各種メデイアの中でも最も長い歴史を持つが、「活字離れ」
の現代的傾向の影響を最も強く受けてもいる。一方で、一人
経営の会社でも大出版社顔負けのベストセラーを創り出す可
能性があり、尐数意見を発信できる点では優れた特性を持
つ。ジャーナル性が強い雑誌においても、速報力に劣る弱点
を逆に生かした掘り下げた記録、論評が可能であり、その影
響力は大きい。近年、書籍の電子化も進む出版界の現況を学
び、他のメディアとの比較により出版メディアの特徴につい
て考える。
放送論
まず、ラジオの歴史から始まり、テレビ放送の歴史として
NHKと日本テレビの放送開始までの努力から街頭テレビ、
テレビを発展させた番組、カラーテレビへの移行、ネット
ワークの構築などを勉強する。そして現在の問題としてB
S・CS放送、ケーブルテレビの発展、経済発展に対するテ
レビの役割、テレビと政治のかかわり、アメリカのテレビ放
送を学び、ハイビジョンからデジタル放送、3D放送やネッ
トテレビの可能性を考え、テレビの将来性を研究する。講義
形式を主とするが、映像資料を多く用いて実感できるように
する。
マスコミュニケーション論 テレビをはじめとするマスコミの諸問題を採りあげる。デ
ジタル化により飛躍的に発展した携帯電話などの通信メディ
アとは対照的に、テレビ局はデジタル化によって経営危機に
直面した。映像配信のデジタル化によって通信との壁が消滅
しパソコンを使う人全てが放送局としての発信力を有して、
テレビ局の根幹が揺れている。一方で、テレビの影響力は衰
えることなく、既存のテレビが持つノウハウの新たな展開も
予想される。講義ではローカルテレビ局から見たメディア革
命と今後の変貌を予測し、マスコミの果たす役割と今後につ
いて考える。
新聞論
-21-
備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
専
門
教
育
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
マーケットリサーチ演習
この授業では実際のマーケティングリサーチの調査設計、
実施およびその結果の分析を行う。定量、定性調査に加え、
いわゆるポストモダンな調査に関しても演習を実施する。作
業を通じて調査実務に必要なスキルの習得を目指す。受講者
は「マーケットリサーチ」をすでに受講していることが望ま
しい。演習をとおして、マーケティング戦略に基づいた調査
計画の立案ができるようになること、データを分析し、戦略
の方向性を導きだすことができるようになることを目指す。
マーケティングコミュニケーション論
マーケティングコミュニケーションとは「モノを売る」た
めのコミュニケーションであり、それはマーケティング上の
目標を実現するために、明確な戦略性をもって実行されなく
てはならない。本講義では、マーケティングの理論を踏まえ
て、テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、インターネットなどのメ
ディア特性とそれらを使った広告のプランニングなどについ
て解説しながら、その基本的な考え方と手法を概観し、コ
ミュニケーション・プランニングに必要な知識の習得を目指
す。
企業広報(コーポレート・コミュニケーション)によって企
業ブランドや企業価値が向上する。企業広報は時代の流れに
よって役割や機能が変化してきた。マーケティング・コミュ
ニケーション、コンプライアンス、環境コミュニケーショ
ン、そしてIR(Investor Relations)など、企業広報の関
係を整理しながらCSR(Corporate Social
Responsibility)にいたるプロセスを学び、講義を通して企
業広報に関する重要なポイントを理解する。
専
門
科
目
企業広報論
広告概論
広告表現論
現代メディア文化論
企業にとって広報業務が欠かせない時代となっている。企
業の広報部門は経営姿勢や経営方針をステークホルダー(顧
客、株主、社員等)に説明するとともに、ステークホルダー
の声を経営側に伝えるという重要な役割を担う。企業広報の
進め方やメディア対応は企業の存亡に関わる重要な問題であ
る。この講義では企業を取り巻く広報状況や企業の広報活動
の内容について学ぶ。企業の広報担当者を想定し、広報担当
者としての姿勢や進め方など、その基本的な資質を醸成す
る。
広告にはあらゆる表現が集約されている。文字、画像、映
像、音楽。演技、歌、舞踊、朗読。アニメ、コメディ、ド
キュメンタリー。ジェスチャー、アジテーション、デモンス
トレーション。講義では、広告という限られた時間・空間
が、どのような狙いで、どのような表現によって組み立てら
れるのか、その表現はなぜ人の心を掴むのか、個別の例を用
いて検証する。講義の主なテーマは、文字と広告、絵画と広
告、音楽と広告、映像と広告、印刷と広告、宗教と広告、政
治と広告、世相と広告、流行と広告、広告クリエイターと広
告である。
現代メディアにおける様々な現象に着目し、若者を中心と
したメディア社会編成の中で、メディアの役割、将来性と危
惧性などについて講義する。抽象論に終わることなく、イン
ターネットを中心とした具体的事例の分析から、「わたし」
や「他者」、「世界(セカイ)」についての言説編制の構造
を読み解き、考察を行っていく。この講義では、現代メディ
ア文化の状況を把握するとともに、それが「わたし」にとっ
てどういう意味をもっているのか、を考察することを目標と
する。
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備考
授
業
科
目
の
概
要
(情報メディア学部情報メディア学科等)
科目
区分
専
門
教
育
科
目
講義等の内容
授業科目の名称
ネットPR
PR会社のネットPRや企業・行政機関・メディアのWebサ
イトを事例に、インターネットPRの仕組みや現状などの知
識を習得する。PR活動を進めるにあたって、インターネッ
トが重要な役割を果たすことを理解する。講義を通して、Web
サイトのマネージメントができ、ブログやユーチューブ、ツ
イッターなどのソーシャルメディアサービスのPR効果を理
解し、Webのアクセス解析を手掛かりに企業サイトの課題を指
摘でき、WebPRの効果測定を行なえるようになることを目指
す。
専門演習I
担当教員が設定したテーマのもとで、学生が関心を持った
問題を自主的に調査・研究、発表し、質疑応答する。尐人数
の演習で、学生が演習運営(司会、発表、プレゼンテーショ
ン、質疑応答など)を行い、テーマに沿った研究活動(作品
制作や調査活動など)を計画・実践する。内容を徐々に深化
させ、教員の指導のもと、同様もしくは関連のあるテーマの
学生どうしの学びあいの場を作る。専門演習Ⅰ・Ⅱおよび卒
業演習Ⅰ・Ⅱは、原則として同一教員が2年間に渡って担当
する。
専門演習Ⅰに続き、担当教員が設定したテーマのもとで、
学生が関心を持った問題を自主的に調査・研究、発表し、質
疑応答する。尐人数の演習で、学生が演習運営(司会、発
表、プレゼンテーション、質疑応答など)を行い、テーマに
沿った研究活動(作品制作や調査活動など)を計画・実践す
る。専門演習Ⅰから続くテーマの成果を深化させ、教員の指
導のもと結果をまとめる。研究活動の成果は、卒業演習Ⅰ・
Ⅱでの活動において発展させる。
専
門
科
目
専門演習Ⅱ
卒業演習I
卒業演習Ⅱ
備考
原則として専門演習と同一の教員の指導のもと尐人数の演
習を行う。専門演習で得られた専門的知識やスキルをさらに
深めたり、別の切り口から取り組んだり演習ごとにアプロー
チの方法は異なるが、各教員の指導のもとで、情報メディア
分野における研究テーマを設定し、学生による自主的な調
査・研究活動を通して、実践的な情報メディア技術の修得や
高度情報化時代における新たな文化創造や社会の変化などに
ついての考察を行う。研究活動は、卒業演習Ⅱにおいて成果
としてまとめる。
卒業演習Ⅰに引き続き、各教員の指導のもとで、情報メ
ディア分野の個別の研究テーマについて、学生による自主的
な調査・研究活動を行い、実践的な情報メディア技術の修得
や高度情報化時代における新たな文化創造や社会の変化など
についての考察を行う。各自のテーマについて、尐人数の演
習活動を通して深化させ、研究活動(作品制作、システム開
発、調査研究、論考など)の成果をまとめる。演習の成果
は、4年間の集大成的な意味合いを持つ。各自の成果を、卒
業論文、卒業作品、口頭発表、などとして完成させる。
(注)
1 開設する授業科目の数に応じ,適宜枠の数を増やして記入すること。
2 私立の大学若しくは高等専門学校の収容定員に係る学則の変更の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場合,大学等
の設置者の変更の認可を受けようとする場合又は大学等の廃止の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場合は,この書
類を作成する必要はない。
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