農学国際人材データベース - 名古屋大学農学国際教育協力研究センター

平成 23 年 6 月 17 日
名古屋大学農学国際教育協力研究センター
協力人材データベース登録者
各位
名古屋大学農学国際教育協力研究センター
センター長
山内
章
農学国際人材データベース廃止に関するお知らせ
拝啓
貴殿にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より、名古屋大学農学国際教育協力研究センター(ICCAE)の活動にご理解とご協力
を賜りありがとうございます。
さて、当センターでは皆様のご協力を得て 1999 年度より農学分野の協力人材データベー
スを作成し、これまで、文部科学省や国際協力機構(JICA)から途上国への教育協力プロ
ジェクトに関する短期・長期専門家派遣候補者の紹介などの要請を受けた際に、このデー
タベースを活用して候補者を検索し、推薦してきました。また、登録者に対して、随時、
当センターの ICCAE NEWS、パンフレット及びオープンフォーラム案内などを送付させてい
ただき、活動の広報を図って参りました。データベースの維持・更新・管理の観点から、
2005 年には、登録内容を登録者ご自身で更新できるシステムの整備に努め、2010 年 4 月
以降はインターネットを通じて登録者自らのデータ更新をお願いしてきたところです。
しかしながら、特に 2004 年の大学法人化後、文部科学省を通じた当センターに対する専
門家等の派遣候補者の紹介などの要請数は限られており、また、データベース構築後 10 年
以上を経てデータベースの情報も十分に更新されていない状況です。
一方、農学分野における教育・研究・社会貢献等に係わる国際協力活動への参加の意図
を有する大学間の連携及び大学と我が国の国際協力機関や国際農業研究機関との連携を促
進するためのネットワークとして、文部科学省のご支援のもと、平成 21 年 11 月 30 日に「農
学知的支援ネットワーク(JISNAS)」が設立されました。JISNAS には、平成 23 年 5 月末
時点で 33 団体、12 個人が加入し、当センターは事務局を担っています。
JISNAS は、①国際協力活動実施に必要な業務支援、②分散した知識・技術(人的資源)
のネットワーク化、③研究者、教員のモチベーションの維持・向上、④ネットワーク活動
による受託事業の促進(メンバー間コンソーシアムによる国際研究プロジェクトや人材育
成のための JICA 研修等)、⑤国際協力活動に対する大学関係者及び一般社会の理解促進な
どに取り組んでいます。また、これらの取り組みの一環として、定期的に送信する「JISNAS
便り」等を通じて、国際協力機関等からの人材照会を含む各種要請に対し、ネットワーク
力を活かした情報の収集・提供、大学間連携を通じた国際協力活動の促進,会員相互の経
験・情報交流などに努めております。
つきましては、こうした現況に鑑み、農学国際教育協力研究センターは協力人材データ
ベースの任務は終了したと判断し、廃止することと致しましたので、お知らせいたします。
これまで皆様には多大なご支援、ご協力を賜りましたこと深く御礼申し上げます。また登
録されている皆様の個人情報につきましては、当センターの個人情報保護内規に則って適
切に処置させていただく所存です。
なお、引き続き国際協力活動への参加をご希望される方におかれましては、上述の農学
知的支援ネットワーク(JISNAS)への加入(団体又は個人)をご検討いただけますと幸い
に存じます。JISNAS の概要、組織体制、会則等につきましては、JISNAS ホームページ
(http://jisnas.com/)をご覧ください。また、加入のお申し込みは、同ホームページ上から
手続きが可能です。
JISNAS に関するお問い合わせにつきましては、下記の宛先によろしくお願いいたしま
す。
最後になりますが、これまでのご理解とご協力に改めて感謝申し上げます。
(注:本「お知らせ」につきましては、人材データベースに登録されているメールアドレ
ス宛に、別途 E-mail でもご連絡させて頂いております。)
敬具
農学知的支援ネットワーク事務局(担当:伊藤/森)
(名古屋大学農学国際教育協力研究センター内)
TEL: 052-788-6166、FAX:052-789-4222
E-Mail:[email protected]
URL: http://jisnas.com/