EMC Documentum IRM の ご紹介 EMCジャパン株式会社 インフォメーションインテリジェンス事業本部 © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 1 EMCのアプローチ(1/2) • 場所で制御する「従来型」方式にプラスし, ファイルで制御する「鍵」方式 (Documentum IRM)を採用することにより さらに堅牢なセキュリティシステム を実現 “場所”で制御する “ファイル単位”で制御する 「文書」 と 「人」 を結びつけて アクセス権限をコントロール ファイルひとつひとつに 「鍵」をかける ファイルのダウンロードの禁止 (持ち出し制限/アクセスコントロール) 万一 ID/Password+ファイルの すべてが流出したら・・・ 文書の所在は不問 コピーされてもOK 操作履歴の監査 監査・制御不能 文書毎の アクセス権限 物理的な持ち出しの禁止 万一流出しても・・・ ファイルを「壁」で守る © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 監査と制御が可能 2 EMCのアプローチ(2/2) IRMは、文書ファイルの暗号化と権限管理により情報の漏洩を防止します! EMCのアプローチ 従来の情報保護アプローチ 利用者は不特定多数 限定された利用者だけがアクセス フォルダやハードディスクなど、 大きな単位で暗号化 ファイル単位で暗号化 正当な利用者から、故意または 事故により流出した情報 (コピーも含む)も同様に保護 流出発覚後、即時失効できる 正当な利用者が持ち出し/ コピーした情報は保護の対象外 情報流出後は打ち手がない 外部と共有しなければならない 情報まで保護 内部だけで利用する情報を保護 © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 3 Documentum IRMのメカニズム 保護されたコンテンツは通常のワークフ ロー(e-mail, ファイル共有, CD, コンテ ンツ管理)を通して配信される 1 ポリシーで許可されて いないため 開くこと いないため、開くこと ができない。 SSL IRM Server SSL AD 社員 GUID、設定した ポリシー、暗号鍵 がサーバ上に保 がサ 上に保 Content activity viewed 管される and policy dynmaically アクセスログで監査が可能 5 Plug-in 6 3 コンテンツを保護する (暗号化+ポリシ設定) 閲覧可 協力会者Aのみ 印刷 不可 有効期限 30日 2 changed 権限もダイナミックに変更で きる 【ポリシー設定】 閲覧可 協力会社A 印刷不可 期限 30日 © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 協力会社A 4 Recipient is authenticated. Enterprise IRMサーバーに接続し、認証と許可のた directories referenced for めにエンタープライズディレクトリが参照さ authentication and authorization. れる。ポリシーで許可されている権限で暗 Content is opened with policy 号化されたコンテンツを開く。暗号鍵はメモ enforced. リ上から削除される。 第三者 4 他社製品との差別化ポイント 1 ネットワークの外でのアクセス制限 2 動的な権限管理 プラグイン経由でサーバーへの認証を必要とし、どこにあっても操作を制限させられる 表示、編集や印刷の操作制限が、ファイルの配布後にも変更が可能 3 詳細なアクセスログ 誰がいつアクセスしたのかだけでなく、認証の失敗や印刷などの操作も記録 4 マルチファイルフォーマット対応 Plug-in SDKを利用しあらゆるファイルフォーマットに対してポリシー付与が可能 © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 5 IRMの機能と特徴 機能 特徴 永続的な情報保護 •編集中や利用されていない間、転送中、配布後 であっても常に情報が保護される。 動的な権限管理 •情報を受け取った側の個人ごとに、許可する操 情報を受け取った側の個人ごとに、許可する操 作をリアルタイムに変更することができる。 有効期限の自動失効 •どこにファイルが置かれていても、期限がきた ら自動的にアクセスを失効させることができる。 継続的な監査証跡 •文書ごとに、どのユーザーが何をしたのか詳細 な記録が残る。 オフラインアクセス •インターネットにつながらない環境であっても、 ファイルを開くことができる。 動的な透かし •印刷時に、いつ、誰が印刷したのかを強制的に 出力させられる。 既存のインフラとの統 合 •既存の認証ドメインやと統合により、ユーザー 管理の負荷の軽減や自動認証の利用が可能にな る。 © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 6 Documentum IRM の仕様 認証方法 シェアードシークレット、Active Directory、LDAP 暗号化方式 AES 256bit (共通鍵方式) 通信方式 SSL 対象クライアント製品 Adobe Acrobat/MS Office Word, Excel, PowerPoint 暗号文書配布後のアクセス・コントロール ○ 閲覧禁止 ○ 編集禁止 ○ 印刷禁止 ○ (スクリーンショットも禁止) コピー&ペースト禁止 ○ 透かし挿入 ○ アクティビティログ アクティビティ グ ○ オフライン設定 ○ 有効期限設定 ○ ネットワークロケーションでの制限 ○ 文書管理システム連携 ○ © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 7 IRMシステム構成概要 外部IRMクライアント - MS Office IRMクライアント - MS Office DMZ IRM Server - エクスターナル用 - Active/Standby IRM Server - インターナル用 - Active/Standby RDBサーバー - 鍵とポリシーの保管 - RDBMS ※別途ご手配下さい © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. Development & SDK用サーバー - 開発環境用 - フォルダ監視APL 開発用 Active Directory - 社内認証用 - 連既存のADサーバー - IRM Serverが連携 8 IRMの機能 – 1 • 文書への操作の制限 – 表示、編集して保存、コピー&ペースト、印刷、スクリーンショット – ファイル名の変更やファイルのコピーがされても、制限は全て継承される。 © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 9 IRMの機能 – 2 • 動的な権限設定 – 配布後であっても、ファイルの差し替えをせずに権限を変更ができる。 – 情報漏えい後も、瞬時にアクセス権の取り消し(文書の回収)が可能 仕様書Ver.1 • 表示可 • 印刷不可 • 編集不可 ファイルの利用者 ファイルを開く 仕様書Ver.1 • 表示可 • 印刷可 • 編集可 仕様書Ver.1 • 表示可 • 印刷可 • 編集可 仕様書Ver.2 • 表示可 • 印刷可 • 編集可 編集して保存 認証し、常に新しいポリシーで ポリシーは継承される 開く ポリシー ファイルを保護 ポリシ 変更 ポリシー変更 印刷許可 編集許可 ファイルの所有者 © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 10 IRMの機能 – 3 y 詳細なアクセスログの記録 – ユーザーのOffice, Acrobatのプラグインから確認が可能 – サーバー側にはさらに詳細な情報が記録されている。 ログの情報 • ユーザーID • アクセス元のIPアドレス もしくはドメイン名 • 操作内容 •読み取り(開く) •印刷 •変更(編集して保存 ) © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 11 IRMの機能 – 4 • 透かしの印刷 – 固定の文字列だけでなく、印刷時の動的な情報を強制的に出力 – Office, PDF文書に対応 – PDF文書では、ディスプレイにもリアルタイムに表示 印刷した人の ユーザーID 印刷した コンピュータの IPアドレス 印刷した日時 © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 12 IRMの機能 – 5 y 有効期限、有効な時間帯の設定 – 期日(日付指定)もしくは期間(相対的な日数指定)でファイルを利用できる期限 の設定が可能。 – ファイルがいつから有効になるのかの設定が可能。 y ネットワークロケーションでのアクセス制限 – 同じユーザーの同じファイルへの操作であっても、アクセス元のネットワークロ ケーションによってアクセスの制限ができる。 研究室 アクセス許可 来客エリア アクセス禁止 自宅 アクセス禁止 © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 13 IRMの機能 – 6 • 所有者権限の移譲 – サーバー管理者だけでなく、所有者自身が権限委譲の操作が可能 • 組織の変更、担当者の変更などに、柔軟に対応できる • オフライン – ネットワークに接続できない環境もサポート – 日数を指定して、オフラインを許可する期間を設定 – ネットワークに再接続した時点で全ての操作ログをサーバーへ送信 • 認証システムとの連携、複数の認証システムの併用が可能 – 既存の認証システム(Active Directoryなど)と連携するころができ、ユー ザー管理の負荷を軽減 – 複数の認証システムを使用する場合、統合の必要がない • 複数のActive Directoryを1つのIRM Serverで連携可能 – 外部ユーザー向けにも、1つのIRMのシステムで管理可能 • セキュリティのために、インターナルとエクスターナルの分離を推奨 © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 14 IRMの機能 – 7 ポリシー付与の自動化 社外秘 人事 ユーザーは意識せずに ファイルを保護することが可能 eRoomはファイルサーバによるデータ共有の問題点である バージョン 管理ができない、ごみ貯め状態、情報の再利用性の低下などを改善し、 社内、社外で情報の共有と再利用性を高めるためのプラットホームであ るとともに、ユーザは意識せずファイルを保護することが可能である。 © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 15 IRMの機能 –8 アクセス権の一括変更(組織変更時など) EMC Documentumとの連携により、 旧部署の書類を新部署に対するアクセス権へ、一括変更が可能 営業部用のアクセス権を持つコンテンツ 営業第2部用のアクセス権を持つコンテンツ update “dm_document” object set “acl_name” = ‘営業第2部用’ where “acl_name” = ‘営業部用’’ 複雑な条件で、更新を行うことも可能(「佐々木さんと山田さんのコン テンツのみ、営業第2部として変更」などをwhere条件として設定) © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 16 画面イメージ – ファイル作成時 (1 / 4) クライアント・プラグインから暗号化をする場合のイメージ ※クライアントプラグインを インストールすると アイコンが表示されます。 1. 保護したいファイルを開き、 暗号化のアイコンをクリック、 もしくは「権限>ファイルの 保護」を選択 2. IRMサーバに接続し、この ユーザが暗号化を行なう権限 があるかどうかを確認 3. 権限があればポリシ設定画面 が表示される 4 予め設定されているテンプ 4. レートを選択する 5. あるいは カスタムポリシー で保護の種類を選択する © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 17 画面イメージ – ファイル作成時 (2 / 4) • カスタムポリシーの場合、閲 覧を許可するユーザーを追加 する • ファイルのポリシーを設定し て保存 – 印刷の許可 – 編集の許可 – オフラインの許可 – 有効期限 – 透かし © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 18 画面イメージ – ファイル閲覧時 (3 / 4) • 暗号化された文書には鍵マーク 1. ファイルを開くと認証のため IRMサーバに接続する 2. 認証情報を入力しファイルを開 く – ADの場合、シングルサインオ ンが可能 3. 許可された権限でファイルを閲 覧 © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 19 画面イメージ – ファイル閲覧時 (4 / 4) • 透かしを挿入でき る • ディスプレイでも 透かし表示 • PDFでは PDFでは、ファイ ファイ ルごともしくは ページごとに権限 設定が可能 © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 20 Configuration オプション1: ファイルサーバー連携 オプション3: eRoom連携 ファイルサーバーの特定のフォルダーにドキュメントをコピーす ると、そのフォルダーに定義されたポリシーで自動的にIRMの セキュリティが付加される。Extranet Serverというサーバー サービスがフォルダーを監視する。 eRoomの特定のフォルダーにドキュメントをコピーすると、その フォルダーに定義されたポリシーで自動的にIRMのセキュリ ティが付加される。 ポーリング セキュリティ付加 ファイルサーバー IRMサーバー IRMサーバー eRoom オプション2:他のアプリケーションと連携 他のアプリケーションと連携してドキュメントにIRMのセキュリ ティが付加する。IRMはWebサービスのSDKを提供しており、 アプリケーション側からWebサービスでリクエストを発行する。 Webサービス アプリケーション セキュリティ付加 IRMサーバー © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 21 THANK YOU © Copyright 2010 EMC Corporation. All rights reserved. 22
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