「市政レポート Vol.24」を掲載します - 工藤光雄

◆◆◆ 「さらに魅力ある西尾市」の実現に向けて ◆◆◆
工藤 光雄
2008.10 VOL.24
発行人 ; 工藤 光雄 後援会
市政
政
市
レポート
レポート
〒445-8502
西尾市下羽角町住崎1
TEL 0563-55-1167
FAX 0563-55-1909
七月に完成しました西尾市役所新庁
舎の本会議場では初めてとなる、九月
定例本会議が開催されました。
今回は、初めて一問一答方式を採用
した一般質問が行われ、更には、庁舎
内実況生放送とキャッチケーブルTV
による録画放映が開始されました。
こうした取り組みが、議会の活性化
となり、理事者執行部との緊迫感・緊
張感あふれる議会となるのではないで
しょうか。
この九月議会では、私も一般質問に
登壇しましたので、その内容を中ほど
にご報告させていただいております。
今後も、皆さまの声をしっかりと受
け止め、市政にお届けして参ります。
末筆ではございますが、くれぐれも
ご自愛のほど、お祈り申し上げ、皆さ
まの今後益々のご活躍とご健勝を心か
らご祈念申し上げます。
西尾市議会議員
工藤光雄
親子で楽しめる公園構想 (鳥瞰図)
南側外観パース
既設公園や道の駅を活用しつつ、レク
レーションゾーン、遊戯ゾーン、遊園
地ゾーンを主体に8㌶の公園基本計画
を策定する。
(基本計画は8月に発注済み)
八ツ面山
公園鳥瞰図
今後の日程
矢作古川
緑地公園
皆さんからのご意見ご要望を
R23
岡崎BP
北側外観パース
新規
公園化地区
(仮称)「道の駅
」岡ノ山
一般質問で、「親子で楽しめる公園」と併せて、総合
体育館周辺に、公式野球、ソフトボール、サッカー、
テニス、陸上競技等が出来る、西尾市の総合スポーツ
公園として、5年後の市政60周年までに整備すべき
と質した結果、年度内に方向性を打ち出すとのことで
した。
矢作古川
矢作古川
緑地公園
平成20年9月定例議会報告
初めての一問一答方式による一般質問に挑戦!
議題:『市長公約3か年の検証と今後の取り組み課題について』
【市長に質問する工藤議員】
Q1:市民生活向上のために、税金の有効活
用をどのようにして推進してきたか。
A1:新庁舎の設計を総見直しして捻出でき
たものでくるりんバスの開設、子ども
医療の無料化拡大、保育料の無料化等
を実施してきた。
※IEやVE的なコスト削減の手法を取り入れた取り
組みであったのか疑問ですが、新庁舎の品質・コス
ト・機能・価値の面で立派に建てられていることに
期待しております。
Q3:市民の安心安全のために、警察力の強
化をどのように推進してきたか。
A3:警察署との連携強化のため、市民安全
室を設置し、前刑事課長を採用。今後
の治安維持のために、米津町に交番用
地を確保した。
※行政ができる、防犯灯の設置や防犯パトロール支援
等をさらに拡充する必要がある。そのためには今以
上に市民や各種関係団体、組織を巻き込んだ活動に
取り組むべきだと考えている。
Q5:教育予算の増額による事業内容は?
A5:平成20年度は、平成17年度と比較
して5千万円の増額。内容は、特色あ
る学校づくり、少人数学級の拡大、学
校司書、教育補助者、学級適応支援者
の配置等実施した。
Q7:一市三町との合併について
A7:私は合併推進論者である。しかし、平
成22年3月までの新合併特例法の期
限にこだわった合併の考え方には大反
対であり、市民の合併に対する機運が
盛り上がっていない。
質問席
【答弁する中村市長】
Q2:徹底した経費削減とお役所体質の一掃
をどのように実行してきたか。
A2:就任間もなく自分の退職金を5割削減
し、これまで職員を48人削減しなが
ら諸手当の見直しも実施した。また、
5S運動の推進によって、お役所体質
の一掃を図っている。
※コストカッター的な考え方では改革は継続できない
ため、「西尾方式の5S運動」等を更に拡充しなが
ら、行財政改革に取り組むべきだと考えます。
Q4:企業誘致による法人税の増収見込みと
周辺地域の都市基盤整備の考え方は?
A4:土地固定資産税として、1億~1.5億円
の増収を見込み、道路や住環境の整備
もマスタープランに基づいて計画的に
実施していく。
Q6:野球やソフトボールが出来る施設や親
子で楽しめる公園整備の具現化は?
A6:公式野球場の整備は、任期中に場所だ
けは決める。公園については、基本計
画の策定と次年度以降の具体的な計画
を詰めていく。
※公式野球場、ソフトボール場、サッカー場等の総合
スポーツ公園と親子で楽しめる公園の整備完了時期
を5年後の市政60周年を目標にすべきと言及した
結果、年度内に方向性を示し、議会と相談しながら
推進するとのことであった。
Q8:残された課題と今後の取組みについて
A8:3年間の市政運営に感無量である。
今後もおもてなしの心で、農業や産業
とのバランスがとれた市政発展に全力
で努めていく。
2日間の一般質問に11人が登壇して、初の一問一答方式や庁舎内実況生放送、キャッチケーブルTVの
録画放映もあり、緊迫感が漂う議会でした。これまでの一括質問一括答弁とは違い、質問と答弁を含めて
60分の制限時間を調整することがとても難しく、次回からは、質問項目数や質問方法を更に研究して皆
さんの声を行政に届けたいと思っています。(工藤光雄の一般質問のビデオ・DVDを貸し出し中です)
平成19年度決算特別委員会報告
決算特別委員会
渡辺事務局長
工藤委員長
岩瀬議長
神谷副議長
平成19年度の決算審
議を行う決算特別委員
会が9月16日から1
8日までの3日間で開
催され、委員長として
の裁きが問われること
もあって、緊張した3
日間であった。
平成19年度西尾市一般会計決算
平成19年度西尾市一般会計決算
歳
入
歳
入 :
: 36,983,294,568
36,983,294,568円
円
歳
出
:
35,080,570,913
円
歳
出 : 35,080,570,913円
差引残額
差引残額 :
: 1,902,723,655
1,902,723,655円
円
一般会計の決算内容は、歳入と歳出を比較しても分か
るように実質収支額が黒字となっている。また、財政
力指数も“1”以上を堅持して財源に余裕があること
を示している。しかし、今後も予算執行に当たっては管理体制の強化を図るべきである。今後は大幅な市税
収入が期待できないことから、安心安全のまちづくりのために、市民サービスの向上と住民福祉の拡充にも
一層の努力をしなければならないと考えている。
常任委員会で明らかになった主な事業
『歴史公園整備事業』
『歴史公園整備事業』
旧錦城体育館跡地で実施する西尾城二之丸発掘
旧錦城体育館跡地で実施する西尾城二之丸発掘
調査の後、郭に高さ約2mの土塁や天守台を盛
調査の後、郭に高さ約2mの土塁や天守台を盛
り上げ、イベントなどができる芝生広場を整備
り上げ、イベントなどができる芝生広場を整備
する計画。平成20年度は設計を行い、21年
する計画。平成20年度は設計を行い、21年
度から工事に着手しその後植栽する予定です。
度から工事に着手しその後植栽する予定です。
『(仮称)道の駅にしお岡ノ山整備事業』
『(仮称)道の駅にしお岡ノ山整備事業』
今後は、議会で関係議案が承認され、平成21
今後は、議会で関係議案が承認され、平成21
年8月の開業を目指します。
年8月の開業を目指します。
◆維持管理・事業運営
◆維持管理・事業運営 ⇒
⇒ 新三商事
新三商事
◆設計・建設
⇒
アイシン開発
◆設計・建設 ⇒ アイシン開発
『第34回市政世論調査』
『第34回市政世論調査』
20歳以上3000人を対象にして、各年10月
20歳以上3000人を対象にして、各年10月
に実施し、今後の市政運営の参考にします。
に実施し、今後の市政運営の参考にします。
設問は下記の8項目(38問)です。
設問は下記の8項目(38問)です。
①あなた個人のことについて
①あなた個人のことについて
②市の行政について
②市の行政について
③「広報にしお」の関連ついて
③「広報にしお」の関連ついて
④市民病院について
④市民病院について
⑤生涯スポーツ振興につて
⑤生涯スポーツ振興につて
⑥住宅用火災警報器の設置について
⑥住宅用火災警報器の設置について
⑦景観について
⑦景観について
⑧外国人との共生について
⑧外国人との共生について
今、 家庭における
人間教育が求められ
ており、親として子
供をどのように育て
るべきかが問題とな
っています。親の育
て方によって、よい
子や悪い子、強い子
や弱い子になってし
まいます。
植物は栽培によっ
て成長し、動物は飼
育によって成長します。
人間の子供に限っては、
教育によって成長すると
言われています。
犬や猫は、誰が育てて
も犬の子は犬に、猫の子
は猫に育ちます。
ところが、人間の子ども
は人間の手によって育て
られなければ、人間には
育たないというのです。
人間教育の不思議さや
大切さがここにあるよう
な気がします。
人間教育での大きな差
は、弱い親は子供が死な
ないように一生懸命育て
ますが、強い親は子ども
に努力をさせ、その基本
的な育児の姿勢では「い
かにして生き抜くか、い
かにして生きるか」をモ
ットーにして育てている
ようです。
親が努力をしてきた以
上に、子どもに努力させ
ることが人間教育の基本
ではないでしょうか。
高齢者交流広場福地福祉会館
ト ピ ッ ク ス (7月~9月)
1.市民病院改革特別委員会にて取り組みテーマを提案
この委員会は今年から設置した特別委員会で、市民病院の経営実態を
改善改革して住民への医療サービスを充実させようとするものです。
これまで数回に亘って委員会を開催して来ましたが、委員会としての
具体的な取り組みテーマや目的・目標が定まっていない状態でした。
そこで、今回は下記の5項目についてテーマを絞って提案しました。
①医師・看護師の確保
②人材育成(経営陣に専門職を配置)
③市民病院の将来を考える会との位置づけと行政、市議会、民間組織との連携強化
④時間外診療(コンビニ受診)に対する住民の意識改革
⑤女性専用の相談窓口の設置
今後は、この5項目に絞って議論していくことになると思いますので、皆さんからの市病院に対す
るいろんなご意見ご要望をお待ちしております。
2.下羽角内陸工業用地で「日本APT」本社建設起工式
西尾市下羽角町地内に建設される、日本APT㈱本社建設工事起工式
に、市長をはじめとする企業誘致グループの皆さんと正副議長以下関
係議員として出席してきました。
日本APTは、デンソーの冷暖房関係部門にアルミ材を加工して納入
する本社工場だということで、特徴はトヨタ生産方式のジャスト・イ
ン・タイムの考え方により近い状態を実現したコスト低減策でもあり
輸送コストやCO2削減にも効果があるということです。
平成20年度のグリーン物流パートナーシップ普及事業に認定されて
いるもので、企業にも行政にとっても有効な企業誘致であったと考えられますが、地元のことも忘
れてはならないと思っています。朝夕の渋滞問題、騒音、汚水等の環境問題について、今後の課題
を十分クリアできるように企業努力を惜しまないように頑張っていただきたいと思います。
3.議員としての議会・委員会公式発言件数は?
西尾市のホームページで議会の会議録をチェックすると、各議員の文章件数と発言件数が掲示され
ています。発言件数のカウントは、本会議・委員会
ともに6月定例議会までのカウントです。
・1期目議員(4人) ⇒
87回
各議員の期別毎の一人当たりの平均発言回数は右記
・2期目議員(5人) ⇒
278回
の通りです。
『工藤光雄』は2期目(6年目)ですが、文章件数
・3期目議員(3人) ⇒
848回
は52件、発言回数は372回となっています。
・4期目議員(4人) ⇒ 1796回
議員の仕事で最も大切なことは、市民の声を議会で
代弁して市政に届けることだと思っています。
・5期目議員(7人) ⇒ 1764回
これからも、多くのご意見をお寄せいただきますよ
・7期目議員(1人) ⇒ 1591回
うお願いします。
連絡先はこちらです
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く
くら
らし
しの
の相
相談
談室
室
デンソー有志による交通安全立哨展開中
地域でのお困りごとや市政に対する
ご意見・ご要望など、お気軽に
「工藤光雄くらしの相談室」
をご利用下さい。
★工藤光雄のホームページ
http://www.320-kudoh.com/
★事務所
西尾市下羽角町住崎1番地
TEL 0563-55-1167 FAX 0563-55-1909
★自 宅
西尾市つくしが丘四丁目4番2号
TEL 0563-52-4086 FAX 0563-52-4364
★西尾市のホームページ
http://www.city.nishio.aichi.jp