リポート - 信用金庫

ふ く し ん
ビ ジ ネ ス
インフォメーション
34
vol.
FBIリポート
2006年5月発行
リポート
福島市「花見山」
地域中小企業景気動向調査
(平成18年1月∼3月期)
地域中小企業景気動向調査 …………………………………2
主要経済指数 …………………………………………………6
ふくしんビジネスWEB ………………………………………7
温泉業界の動向 ……………………………………………8
うつくしま∼この土地に魅せられて ………………………………9
情報コーナー わくわくSHOP …………………………10
ふくしんビジネスマッチングネットワーク …………………11
元気な企業訪問 ……………………………………………12
県北地区の経営者の業況判断は、DI値▲22と前回
調査時より11ポイント後退した。
但し、先行き3ヶ月間の見通しは前回水準の▲11ま
で回復の予想。
ヘアーサロンワイルド
暮しのとなりに、いつもふくしん
平成18年1月∼3月期の
業況判断指数(DI値) マイナス
22
特別調査
「地域経済と中小企業について」
Report
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Bu
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ng
s
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ti
t
地域中
地域中
域中小企
域中小
域中小
小企業
小企業
小企
企業景
企業景気
企業景
業景気動
景気
気動向
気動向
気動
動向調
動向調
向調査
査
県北地区の景気動向
調査方法
調査地域 当金庫本支店所在地(県北地区)
調査時点 平成18年3月1日∼3月7日
調査内容
平成17年10∼12月時点に比べた平成18年1∼3月期の実績
平成18年1∼3月期に比べた平成18年4∼6月期の見通し
当金庫本支店取引先へのアンケート調査
DIの年間推移で分析
*DI(Diffusion Index)=(良い割合)−(悪い割合)
調査対象企業数 総数286社 有効回答:273社(回答率95.5%)
製造業:66社 卸売業:28社 小売業:53社 サービス業:37社
建設業:52社 不動産業:17社 運輸業:20社
業況判断はDI▲22と11ポイント後退
しかし、先行きは改善を予想
■ 当地区(福島市・伊達郡)における中小企業の景気動向を当金庫取引先273社について調査した結果、全産業計でDI値は▲22(以下
DI値を省略し数値のみ表示)と前回調査(平成17年12月)に対し11ポイントの後退となった。
前回の予想DIとの比較では、業種間でのばらつきがみられたものの、全体では予想値(▲24)とほぼ同じ結果となった。
■ 先行き3ヶ月間の見通しについては、全産業計で▲11と今回調査から11ポイント改善、前回調査のレベルまで回復すると予想している。
業種別には、小売業・建設業で小幅な後退、サービス業で横ばい、その他の業種では改善すると予想、特に製造業ではDI値はプラスに
転じると予想している。
今回調査では、季節的な要因もあり、業況判断は前回調査に対し後退の結果となった。しかし、DI値は前年同期比6ポイント上回って
おり、4∼6月の見通しについても10ポイント以上の改善を予想するなど、景気回復は着実に歩を進めているといえる。景気回復の牽引役
となっている製造業においては、予想DI値+20とプラスに転じる予想となっており、他業種に比べ高い水準を維持している。
一方で、建設業、小売業においてDI値は低いレベルで推移しており、先行き予想についても更に後退を予想するなど、業種間の景況感
格差は依然大きなものとなっている。
設備投資は依然低調に推移中
しかし、設備投資を実施した企業が1割増加
■ 売上高判断では季節要因もあり、28ポイント(+5→▲23)と大幅な後退となっているが、先行き見通しについては(▲23→+5)と
改善すると予想している。
全ての業種において、売上判断は後退を示しており、先行きについては改善の見通しとなっている。
■ 前年同期との比較で売上高のDI値を算出すると、全産業では▲10となっており、製造業・卸売業を除く全業種でDI値はマイナスとな
っている。
■ 収益判断でも23ポイント(▲2→▲25)悪化した。しかし、売上高判断同様、先行き見通しについては(▲25→▲5)と改善を予想し
ている。
全業種において収益判断は後退を示している。特に運輸業(▲17→▲65)での後退幅が大きく、燃料費の高騰の影響が表れている。
■ 前年同期との比較で収益のDI値を算出すると、全産業では▲21となっており、全業種でDI値はマイナスとなっている。特に運輸業で
▲50とマイナス幅が大きくなっている。
■ 在庫判断については全産業計において(+5→0)となった。製造業・卸売業・小売業を中心に過剰感が緩和され、建
設業で不足感が若干高まっている。
先行き見通しにおいては(0→2)となっており、過剰感・不足感のいずれも緩和されると予想している。
■ 資金繰り判断は全産業計で7ポイント(▲20→▲27)の悪化となった。先行き見通しについては(▲27→▲24)と小幅な改善を予想
している。
■ 設備状況判断については全産業計において(▲16→▲7)と不足感は緩和されている。設備投資実績についても「実施せず」と回答
した企業が前回の76.4%から66.4%に減少、何らかの設備投資を実施した企業が1割ほど増加している。特に製造業において20%の企業
が「機械・設備の新・増設」を実施している。
設備投資予定については「実施の予定なし」との回答が76.0%あり、全体では設備投資意欲は低調に推移しているものの、製造業を
中心に徐々にではあるが設備投資の動きが出始めている。
製造業は好調を維持、運輸業は大幅な後退
■ 業種別に業況判断を見ると、実績において小売業(▲32→▲25)
、製造業(▲8→▲6)
、不動産業(▲19→▲18)で小幅な改善となっ
たが、その他の業種では卸売業(▲19→▲39)
、サービス業(0→▲27)
、建設業(▲2→▲25)
、運輸業(+11→▲35)と20ポイント以上
の後退となっており、特に後退幅の大きかった運輸業においては燃料費高を訴える声が多かった。
−2−
Report of Business forecasting
地域中小企業景気動向調査
先行き見通しについては、運輸業(▲35→0)
、卸売業(▲39→▲7)
、製造業(▲6→+20)
、不動産業(▲18→▲6)において改善と予
想、特に製造業においては精密機械器具製造業を中心に好調を維持しており、DI値はプラスに転じると予想している。
その他の業種では、サービス業(▲27→▲27)で横ばい、建設業(▲25→▲31)
、小売業(▲25→▲29)で僅かながら悪化の予想と
なっている。
DI平均値(▲22)を上回っている業種は、製造業(▲6)
、不動産業(▲18)の2業種となっている。
■ 業種別の売上判断は、不動産業で(0→0)と横ばい、その他の業種では軒並み減少となった。特に運輸業(+6→▲50)、卸売業
(+15→▲29)
、製造業(+13→▲23)
、サービス業(+13→▲22)で30ポイント以上の後退となった。
しかし先行き見通しについては、全業種において改善の予想となっており、特に卸売業(▲29→+39)
、運輸業(▲50→+5)
、製造業
(▲23→+23)で大幅に改善すると予想している。
DI平均値(▲23)を上回っている業種は、不動産業(0)
、建設業(▲17)
、サービス業(▲22)の3業種となっている。
■ 業種別の収益判断は、全業種において悪化となった。特に運輸業(▲17→▲65)
、卸売業(+4→▲39)
、サービス業(+23→▲19)で
40ポイント以上の後退となっている。
先行き見通しについては、運輸業(▲65→▲15)
、卸売業(▲39→+32)
、製造業(▲26→+9)
、サービス業(▲19→▲14)で改善する
と予想、特に今回後退幅の大きかった卸売業・運輸業で大きく改善すると予想している。
DI平均値(▲25)を上回っている業種は、不動産業(▲6)
、小売業(▲11)
、サービス業、建設業(▲23)の4業種となっている。
DI推移(全産業)
40
20
売上DI
在庫DI
収益DI
業況DI
資金繰りDI
0
▲20
▲40
▲60
▲80
▲100
15/12
16/3
16/6
16/9
16/12
業種別DI推移【製造業】
17/3
17/6
17/9
17/12
18/3
18/6
予想
業種別DI推移【建設業】
40
40
20
20
0
0
▲20
▲20
▲40
▲40
▲60
▲60
▲80
▲80
▲100
15/12
16/3
16/6
16/9
16/12
17/3
17/6
17/9
17/12
18/3
18/6
予想
▲100
15/12
16/3
16/6
16/9
16/12
17/3
17/6
17/9
17/12
18/3
18/6
予想
16/9
16/12
17/3
17/6
17/9
17/12
18/3
18/6
予想
16/12
17/3
17/6
17/9
17/12
18/3
18/6
予想
業種別DI推移【小売業】
業種別DI推移【卸売業】
40
40
20
20
0
0
▲20
▲20
▲40
▲40
▲60
▲60
▲80
▲80
▲100
15/12
16/3
16/6
16/9
16/12
17/3
17/6
17/9
17/12
18/3
18/6
予想
▲100
15/12
16/3
16/6
業種別DI推移【サービス業】
業種別DI推移【運輸業】
40
40
20
20
0
0
▲20
▲20
▲40
▲40
▲60
▲60
▲80
▲80
▲100
15/12
16/3
16/6
16/9
16/12
17/3
17/6
17/9
17/12
18/3
18/6
予想
16/9
16/12
17/3
17/6
17/9
17/12
18/3
18/6
予想
▲100
15/12
業種別DI推移【不動産業】
40
20
0
▲20
▲40
▲60
▲80
▲100
15/12
16/3
16/6
−3−
16/3
16/6
16/9
Report of Business forecasting
地域中小企業景気動向調査
設備投資と借入の動向
(単位:%)
全産業
製造業
前回
事業用土地・建物
3.2
3.0
1.5
5.0
機械・設備の新・増設
10.9
8.9
20.0
11.7
機械・設備の更改
9.7
7.6
12.3
13.3
16.0
8.3
−
事
器
6.9
8.9
7.7
3.3
4.0
4.2
5.9
車 輌
11.7
10.1
7.7
5.0
8.0
8.3
9.8
そ の 他
2.8
1.3
4.6
1.7
0.0
0.0
5.9
実 施 せ ず
66.4
76.4
60.0
75.0
66.0
77.1
借入 借 入 し た
動向 借 入 予 定 あ り
44.9
46.6
50.0
48.3
67.3
78.0
35.9
33.8
37.9
37.0
70.0
60.0
備
投
資
動
向
務
機
前回
今回
小売業
今回
設
今回
建設業
卸売業
前回
今回
前回
今回
前回
6.0
2.1
2.0
2.0
0.0
0.0
12.0
10.4
−
−
7.4
8.7
−
7.4
0.0
11.8
14.8
0.0
5.9
14.8
3.9
3.7
84.3
86.3
23.5
37.0
20.0
17.0
サービス業
今回
運輸業
前回
今回
前回
8.8
5.3
0.0
0.0
17.6
15.8
0.0
5.9
14.7
15.8
5.0
0.0
8.8
2.6
0.0
58.8
8.7
11.8
15.8
35.0
35.3
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
63.0
82.6
55.9
63.2
65.0
70.6
39.3
30.8
37.8
25.6
45.0
50.0
19.2
28.0
14.7
21.6
42.1
33.3
経営上の問題点と当面の重点施策
業種 順位 前回
順位 前回
当面の重点施策
比率
1
位
2
位
3
位
販路を広げる
57.6%
経費を節減する
45.5%
新製品・技術を開発する
30.3%
1
位
2
位
3
位
1
位
2
位
3
位
販路を広げる
60.7%
経費を節減する
53.6%
情報力を強化する
39.3%
1
位
2
位
3
位
1
位
2
位
4
位
経費を節減する
60.4%
売れ筋商品を取り扱う
41.5%
宣伝広告を強化する
34.0%
1
位
2
位
経費を節減する
69.4%
40.5%
1
位
2
位
販路を広げる
50.0%
利幅の縮小
29.7%
3
位
3
位
技術力を強化する
25.0%
3
位
1
位
2
位
売上の停滞・減少
59.6%
57.7%
57.7%
1
位
2
位
経費を節減する
利幅の縮小
1
位
2
位
販路を広げる
53.8%
同業者間の競争の激化
53.8%
3
位
3
位
情報力を強化する
46.2%
1
位
2
位
1
位
4
位
売上の停滞・減少
64.7%
70.6%
47.1%
宣伝・広告を強化する
58.8%
2
位
5
位
大手企業との競争激化
47.1%
1
位
2
位
3
位
情報力を強化する
利幅の縮小
1
位
2
位
3
位
販路を広げる
52.9%
1
位
2
位
2
位
1
位
4
位
2
位
材料価格の上昇
75.0%
75.0%
40.0%
販路を広げる
55.0%
利幅の縮小
40.0%
1
位
2
位
3
位
経費を節減する
売上の停滞・減少
1
位
2
位
3
位
教育訓練を強化する
25.0%
1
位
2
位
4
位
1
位
2
位
2
位
1
位
3
位
3
位
小
売
業
1
位
2
位
3
位
1
位
4
位
3
位
サ
ー
ビ
ス
業
1
位
2
位
3
位
1
位
2
位
3
位
建
設
業
1
位
2
位
3
位
不
動
産
業
運
輸
業
卸
売
業
比率
1
位
2
位
3
位
1
位
2
位
3
位
製
造
業
経営上の問題点
売上の停滞・減少
42.4%
利幅の縮小
27.3%
原材料高
22.7%
売上の停滞・減少
51.9%
利幅の縮小
44.4%
同業者間の競争の激化
33.3%
売上の停滞・減少
60.4%
同業者間の競争の激化
39.6%
利幅の縮小
32.1%
売上の停滞・減少
54.1%
同業者間の競争の激化
−4−
Report of Business forecasting
地域中小企業景気動向調査
特別調査 「地域経済と中小企業について」
1-1.貴社における今後の経営方針は下記項目のどれに該当しますか?
(単位:%)
全産業
製造業
建設業
卸売業
小売業
運輸業
サービス業
不動産業
事業を拡大する
29.5
36.4
19.2
32.1
17.3
現状を維持する
63.8
59.1
76.9
60.7
73.1
20.0
47.2
41.2
60.0
47.2
事業を縮小する
4.1
4.5
1.9
3.6
58.8
3.8
15.0
2.8
転業・廃業する
0.7
0.0
0.0
0.0
0.0
1.9
5.0
0.0
どうしたら良いか分からない
1.8
0.0
0.0
1.9
3.6
3.8
0.0
2.8
0.0
全産業
製造業
建設業
卸売業
小売業
運輸業
前向きなものとなった
やや前向きなものとなった
21.5
25.8
11.8
25.0
17.3
25.6
30.3
33.3
21.4
21.2
変わらない
31.9
21.2
41.2
46.4
やや後向きなものとなった
18.5
19.7
13.7
2.6
3.0
25.9
33.3
1-2.その経営方針は5年前に比べどのように変化しましたか?
A
B
C
後向きなものとなった
(前向きな割合 A)
(後ろ向き
な割合 C)
(単位:%)
サービス業
不動産業
25.0
33.3
11.8
15.0
27.8
11.8
30.8
30.0
16.7
58.8
7.1
28.8
15.0
19.4
17.6
0.0
0.0
1.9
15.0
2.8
0.0
31.4
39.3
7.7
10.0
38.9
5.9
2.貴社では平成17年度にどのような設備投資を実施しましたか?(複数回答)
機械設備の更新、
維持・補修
(単位:%)
全産業
製造業
建設業
卸売業
小売業
運輸業
サービス業
不動産業
29.2
47.0
21.2
17.9
21.2
25.0
41.7
5.9
省力化・合理化のための設備機械
6.6
10.6
3.8
3.6
1.9
5.0
11.1
11.8
生産能力の拡大のための設備機械
9.6
22.7
1.9
3.6
1.9
0.0
19.4
5.9
新製品・新事業進出
7.7
13.6
9.6
10.7
3.8
0.0
2.8
5.9
研究開発・市場調査
2.6
4.5
0.0
3.6
3.8
0.0
2.8
0.0
排ガス規制・ISO規格等への対応
3.7
3.0
3.8
3.6
0.0
20.0
2.8
0.0
パソコン・インターネットの導入など情報化投資
24.7
21.2
26.9
28.6
19.2
10.0
33.3
41.2
車両・事務用機器
28.0
22.7
26.9
32.1
19.2
70.0
27.8
23.5
8.9
1.5
7.7
10.7
5.8
10.0
11.1
41.2
36.2
30.3
40.4
35.7
59.6
25.0
19.4
23.5
サービス業
不動産業
事業用の土地・建物
実施していない
3.貴社では平成18年度にどのような設備投資を実施する予定ですか?(複数回答)
機械設備の更新、
維持・補修
(単位:%)
全産業
製造業
建設業
卸売業
小売業
運輸業
26.5
39.1
13.5
14.8
26.9
25.0
38.9
11.8
省力化・合理化のための設備機械
8.2
20.3
0.0
3.7
3.8
0.0
16.7
0.0
生産能力の拡大のための設備機械
6.7
17.2
3.8
3.7
1.9
0.0
8.3
0.0
新製品・新事業進出
8.6
20.3
3.8
14.8
3.8
0.0
5.6
0.0
研究開発・市場調査
4.9
4.7
5.8
11.1
1.9
0.0
8.3
0.0
排ガス規制・ISO規格等への対応
3.0
1.6
3.8
3.7
0.0
20.0
0.0
0.0
パソコン・インターネットの導入など情報化投資
13.1
17.2
5.8
25.9
13.5
0.0
11.1
17.6
車両・事務用機器
18.3
9.4
13.5
33.3
17.3
60.0
13.9
5.9
事業用の土地・建物
9.0
3.1
1.9
7.4
3.8
15.0
11.1
58.8
実施する予定はない
42.5
31.3
65.4
29.6
61.5
25.0
30.6
23.5
卸売業
小売業
運輸業
サービス業
不動産業
4-1.貴社における平成18年度の設備投資計画の増減見通しはいかがですか?
全産業
製造業
建設業
(単位:%)
7.7
12.3
2.1
7.7
4.1
0.0
11.4
18.8
やや増やす
14.7
15.4
4.2
11.5
14.3
25.0
22.9
18.8
ほぼ同額
26.3
27.7
25.0
42.3
14.3
30.0
22.9
37.5
減らす
13.1
13.8
10.4
11.5
8.2
25.0
17.1
12.5
18年度は実施する予定はない
38.2
30.8
58.3
26.9
59.2
20.0
25.7
12.5
サービス業
不動産業
増やす
4-2.貴社における平成18年度の設備投資総額はどのくらいとお考えですか?
(単位:%)
全産業
製造業
建設業
卸売業
小売業
運輸業
100万円未満
30.4
28.0
44.0
26.1
44.0
11.8
22.2
35.7
100万円以上∼500万円未満
30.4
32.0
28.0
47.8
28.0
5.9
44.4
7.1
500万円以上∼1,000万円未満
15.5
12.0
24.0
17.4
12.0
29.4
11.1
7.1
1,000万円以上∼5,000万円未満
19.9
22.0
4.0
4.3
16.0
47.1
14.8
50.0
3.9
6.0
0.0
4.3
0.0
5.9
7.4
0.0
5,000万円以上
5.設備投資計画を考える上で、懸念される材料(リスク)は何だとお考えですか?(複数回答)
(単位:%)
全産業
製造業
建設業
卸売業
小売業
運輸業
サービス業
不動産業
人材確保難
21.3
31.7
20.8
16.7
10.9
原油などの原材料価格の上昇・高止まり
29.3
27.0
25.0
41.7
10.9
25.0
21.2
13.3
85.0
27.3
顧客需要の低迷や競合激化などによる販売不振
64.3
52.4
81.3
66.7
20.0
78.3
20.0
63.6
9.2
11.1
4.2
73.3
8.3
6.5
15.0
9.1
資金調達難
21.7
28.6
20.0
27.1
16.7
19.6
10.0
15.2
環境問題など新しい規制への対応
13.3
20.0
20.6
10.4
12.5
6.5
25.0
9.1
主要取引先企業などの事業縮小・撤退
6.7
12.9
19.0
12.5
20.8
15.2
0.0
6.1
後継者問題・事業承継問題
0.0
11.2
7.9
6.3
8.3
13.0
25.0
9.1
26.7
海外
(中国・アメリカなど)
の経済情勢
2.8
11.1
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
その他
3.2
6.3
2.1
4.2
2.2
0.0
3.0
0.0
金利の上昇、
為替相場の変動
−5−
主 要 経 済 指 数
区 分
個人消費
建設需要
乗用車新規登録台数
月 日
福島県
全 国
(台)
H14年
15
16
17
16年
17年
16年11月
12
17年1月
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
18年1月
2
備 考
資料出所
区 分
福島県
(千台)
77,082
76,354
76,175
76,100
17,069
24,229
17,401
18,124
16,346
6,461
5,067
325
6,788
11,929
5,290
5,605
6,506
6,304
4,522
7,298
5,611
5,965
4,770
5,215
7,003
4,441
4,716
4,768
4,748
1,113
1,450
1,091
1,171
1,036
391
372
786
441
685
329
345
417
422
291
458
345
366
326
325
444
H14年
15
16
17
16年
17年
16年11月
12
17年1月
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
18年1月
2
備 考
資料出所
鉱工業生産指数
全 国
(戸)
14,322
13,741
13,481
12,858
3,205
2,771
3,365
3,101
3,621
1,107
965
94,944
1,088
897
1,074
1,154
1,137
1,165
1,026
910
1,209
1,351
1,061
1,203
−
福島県
「新車登録台数実績表」・自動車
販売店協会・軽自動車協会
鉱工業出荷指数
福島県
全 国
「月刊住宅着工統計」
国土交通省
93.0
95.0
99.5
102.9
102.3
99.7
99.9
104.5
107.4
101.9
104.6
93.7
97.4
107.9
99.2
94.1
106.5
104.1
101.5
107.9
106.4
110.0
105.7
94.1
−
92.0
95.0
100.2
101.5
100.9
102.0
98.8
101.0
104.3
102.2
100.6
94.0
98.1
113.8
98.8
93.7
103.8
100.9
95.3
106.7
102.9
105.7
104.3
96.1
−
原指数 平成12年=100 原
94.3
99.1
104.5
109.4
107.4
105.5
105.5
112.5
114.0
107.3
110.2
96.8
102.7
117.0
106.3
98.7
111.6
110.5
109.1
118.0
113.5
115.6
113.0
99.4
−
93.5
97.2
102.4
103.8
103.0
104.3
99.6
104.1
107.3
103.9
104.1
93.8
99.0
120.1
99.5
93.5
105.9
102.4
97.8
112.2
105.0
108.2
108.7
97.4
−
90.4
88.2
87.9
93.0
87.9
87.7
93.1
91.8
92.9
92.3
87.9
93.3
95.0
87.7
89.7
92.7
93.1
95.0
95.1
91.8
93.6
95.8
92.9
96.7
−
(倍)
(倍)
(倍)
0.93
1.07
1.29
1.46
1.41
1.40
1.46
1.48
1.52
1.42
1.39
1.41
1.43
1.36
1.42
1.46
1.51
1.48
1.49
1.48
1.48
1.53
1.55
1.56
−
0.45
0.60
0.77
0.80
0.83
0.79
0.81
0.79
0.81
0.83
0.81
0.80
0.79
0.79
0.79
0.81
0.83
0.80
0.79
0.79
0.79
0.81
0.84
0.91
−
0.54
0.64
0.83
0.95
0.90
0.91
0.95
0.97
1.00
0.91
0.92
0.91
0.91
0.9
0.93
0.95
0.96
0.97
0.97
0.97
0.98
0.99
1.03
1.03
−
新規、有効求人倍率の年値は原数値、各月の値は季節調整値
四半期値は各期ごとの平均
5,128,600
5,356,649
5,634,935
5,813,450
468,702
467,389
473,502
495,158
501,768
464,018
459,380
460,436
452,036
489,695
481,603
446,258
492,645
505,200
479,528
500,745
503,346
497,034
504,924
493,474
−
258,773
260,847
268,388
271,784
22,234
21,632
22,332
23,689
22,942
22,032
21,864
21,291
21,028
22,577
21,844
21,665
23,489
23,980
23,269
23,817
23,424
22,534
22,866
22,076
−
企業・金融
総合
0.82
1.00
1.15
1.21
1.18
1.20
1.21
1.19
1.25
1.20
1.11
1.19
1.21
1.19
1.18
1.24
1.21
1.19
1.19
1.19
1.15
1.30
1.31
1.37
−
全 国
東北電力株式会社福島支店
電気事業連合会
企業倒産
福島市
(倍)
「雇用失業情勢」
福島労働局職業安定部
116.9
120.3
117.0
134.7
117.0
123.9
132.7
133.5
134.7
121.9
117.0
126.6
129.0
123.9
120.7
122.8
132.7
146.0
136.0
133.5
125.6
136.2
134.7
132.4
−
消費者物価指数
全国
福島県
県は東北電力、国は電力10社計
原指数 平成12年=100
年及び四半期の数値は期末値である。 四半期値は、月平均値
原指数 平成12年=100
物価
福島県
大口電気使用量
全 国
「鉱工業指数月報」福島県
経済産業省
有効求人倍率
全国
鉱工業在庫指数
福島県
(千kWh) (百万kWh)
1,150,923
1,160,083
1,189,049
1,236,175
303,555
271,021
307,786
332,628
324,740
98,561
98,849
9,334
85,288
90,789
96,740
101,862
109,184
115,343
109,199
108,086
115,822
110,986
97,932
92,899
−
雇用・労働
福島県
全 国
(戸)
持家、貸家、給与住宅、分譲
住宅の計
乗用車、軽自動車の計
新規求人倍率
月 日
生産活動
新設住宅着工戸数
98.3
97.7
97.8
97.8
98.1
97.4
98.1
97.8
98.0
98.2
97.5
97.6
97.1
97.5
97.9
98.4
98.0
97.6
97.6
98.3
98.3
97.9
97.8
98.0
−
全 国
生鮮食品は除く総合
98.1
97.6
97.6
97.7
97.7
96.9
97.8
97.9
98.4
97.8
97.4
96.9
96.6
97.1
97.6
98.0
97.9
97.7
97.8
98.2
98.5
98.3
98.3
97.7
−
総合
98.4
98.1
98.1
97.8
98.5
97.6
97.9
97.8
98.0
98.6
98.1
97.6
97.4
97.7
97.9
98.2
97.7
97.6
97.7
98.0
98.1
97.8
98.0
98.1
−
生鮮食品は除く総合
98.3
98.0
97.9
97.8
98.0
97.2
97.8
97.9
98.1
97.9
98.0
97.2
97.1
97.4
97.7
97.9
97.8
97.7
97.9
98.1
98.2
98.0
98.1
97.7
−
福島県
件数
負債総額
(件)
(百万円)
251
187
163
140
43
32
37
35
36
16
12
9
11
12
8
13
16
8
10
17
18
5
13
8
12
183,636
126,871
102,797
67,201
71,966
7,178
36,530
11,821
11,672
4,439
9,082
869
3,925
2,384
31,820
1,582
3,128
760
8,171
2,890
7,700
1,673
2,299
1,664
4,786
件数
全 国
負債総額
(件)
19,087
16,255
13,679
12,998
3,297
3,176
3,225
3,163
3,434
1,064
1,109
1,022
1,014
1,140
946
1,072
1,207
1,024
1,152
987
1,171
1,114
1,149
1,049
1,044
(億円)
137,824
115,818
78,177
67,033
21,163
19,876
15,044
13,937
18,177
4,341
8,957
6,217
7,441
6,217
3,966
6,051
5,027
4,789
3,251
5,897
6,350
8,083
3,744
6,044
2,885
負債総額1,000万円以上
平成12年=100
「消費者物価指数」総務省統計局
「福島県企業倒産状況」株式会社東京商工リサーチ福島支店・郡山支店
「全国企業倒産状況」株式会社東京商工リサーチ
※注釈『福島県 最近の県経済動向から抜粋(又は作成)
』
−6−
ウェブ
ふくしんビジネス・WEB
企業経営情報サイト ふくしん コンサルティング研究会
齋藤 修(福島信用金庫 営業本部 企業経営相談室)
中小企業診断士
1.損益分岐点売上高の計算方法
(1)費用を固定費と変動費に分ける
A社 P/L(損益計算書)
売上 10,000
変動費 6,000
固定費 2,500
税 金 750
当期利益 750
10,000
10,000
法人税の実効税率は42%であるが、
簡略化のため50%としている。
①固定費とは
売上高が増加してもそれには関係なく常に一定額固定額
を生じる費用。
減価償却費、人件費、役員報酬、地代家賃、火災保険料、
固定資産税など
②変動費とは
売上高が増加するとそれに比例して多くなり、売上高が
減少するとそれに比例して減少する費用。
商品原価、外注加工費、直接材料、荷造運賃、販売手数料など
〔
〕
〔
〕
(2)計算式
〔
変動費
売上高
〕
(変動費)
(固定費)
原 価
損益分岐点売上高= 経 費 ÷ 1−
売上高
〕
損益分岐点売上高= 固定費 ÷ 1−
<用語が馴染みにくい場合には…>
〔
∴費用と売上高が一致、利益も損失も発生しない。
①売上が1,000増えると利益はいくら増えるか?
1,000×(1−0.6)=400
(売上高6,250+1,000)×0.6=変動費4,350
固定費2,500
利 益 400 計7,250
逆に売上が1,000減少すると利益は400減少する。
3.活用方法
(1)利益を1,000確保したい(税率は50%と仮定)
固定費+目標利益 変動費 (6,000)
(2,500+(1,000÷50%)
)÷ 1−
売上高(10,000)
4,500÷(1−0.6)=11,250
▲
<検証>
変動費 11,250×0.6=6,750
固定費 2,500
税金 1,000
合致
利益 1,000
計 11,250
〕
▲
〔
(2)新たな設備を導入する。借入金返済額を確保する売上
高はいくらか。
機械設備 30,000
耐用年数5年
償却 定額法(現実には定率法が多いが計算を簡単に
するために定額法とする)
償却額 5,400/年(30,000×0.9÷5年)
借入金 30,000
返済期間5年(60ヶ月)
返済額 6,000/年
償却額は財源と見ることができる。6,000の返済(=利益)
を確保するためには、税金(50%)を考慮すると12,000の
税引前利益 が必要となる。
固定費 返済額 償却 変動費率
(2,500+(6,000÷50%)−5,400)÷(1−0.6)
=(2,500+12,000−5,400)÷0.4=22,750
▲
<検証>
変動費 22,750×0.6=13,650
固定費 2,500
税金 6,000
合致
返済(利益)
6,000
償却 △5,400
計 22,750
▲
経営者の皆様には日々の営業活動に邁進され、各種数値
の把握まではなかなか…というのが実状かと思われま
す。しかし経営判断を下していくうえで各種数値の把握
は不可欠です。
今回は損益分岐点売上高の計算方法をご紹介します。
損益分岐点売上高は営業活動上で費用がちょうど回収
でき、損も得も生じない売上高です。
会計処理を税理士事務所に依頼しているお客様には、
毎月試算表が届いていることと思われます。各種比率の
分析がなされていれば、そこに出ていますので、捜して
みて下さい。
「損益分岐点売上の計算方法」から始まって、「目標
利益を確保するための必要売上高は?」、あるいは「借
入金で設備投資をするが、返済額を確保する売上は?」
とか、実際の活用法もご紹介します。
(3)人員が増える(=人件費増加)けれど、売上はいくら
必要か(そのときの損益分岐点売上)。
増加人員 2名 増加人件費 5,500
固定費 増加人件費
(2,500+5,500)÷(1−0.6)=20,000
▲
<検証>
変動費 20,000×0.6=12,000
固定費 2,500
合致
増加人件費 5,500
計 20,000
▲
自社の損益分岐点売上高の把握
2.前掲のA社P/Lから損益分岐点売上高を算出
〔
→
→
→
変動費 (6,000)
固定費(2,500)÷ 1 −
売上高(10,000)
基本計算式は1−(2)に記したものです。目標利益は固定
費(=固定的に確保したい)項目に加えます。
ご紹介したほかに、仕入先との交渉の結果、仕入価格が下げ
られたというような場合には変動費率を変えることで計算でき
ます。
〕
2,500 ÷ ( 1 − 0.6 )= 6,250
<検 証>
( 売上高 × 0.6 =)変動費3,750 → 売上6,250
固定費2,500
計 6,250
→
計算は難しいものではありません。ぜひ、自社の数字を当て
はめて計算してみて下さい。
−7−
土湯温泉
ものづくり学校」事業として、空家対策も兼ね、こけ
し工房と土湯の情報発信をする「土湯見聞録館」を4
月に開設しました。実際にこけしに触れたり、製作も
可能な体験教室も7月には開校予定です。
昨年から実施している「土湯テラピー 癒しの里づ
くり」事業の健康保養温泉地づくりでは、平成18年春
から土湯ならではの連泊滞在商品づくりに、本格的に
取り組む予定です。
(吉井田支店)
1.入込状況
土湯温泉旅館事業協同組合によると、平成18年の7
∼12月の宿泊客数は、前年比93.3%の200,177人(入湯
税ベース)でした。
一方、日帰り入浴者数は、前年比97.2%の46,282人
でした。
両者の減少要因としては、降雪が例年になく早かっ
たことや受入旅館の二極化が進んだためと思われます。
観光客入込数
2.トピックス
町内の3ケ所の足湯「土ゆっこ」「かじかの湯」「月
の湯ぶじぇ」により、温泉町内で「足湯めぐり」がで
き、回遊性のある賑やかなまちづくりがスタートしま
した。
平成18年秋には、東鴉川に吊り橋もかかり、町を歩
く楽しみがまたひとつ増えます。また、「土湯こけし
(単位:人)
50,000
平成16年
45,000
平成17年
40,000
35,000
30,000
25,000
20,000
0
高湯温泉
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
飯坂温泉
1.入り込み状況
高湯温泉観光協会の調査によると、平成17年7月∼
12月は70、910人でした。その内訳は、県外客5
5、477人県内客15、433人で、前年同期比▲5.
1%の減少となりました。
高湯温泉旅館共同組合で運営している日帰り入浴施設
「あったか湯」
(平成15年オープン)は源泉100%の
かけ流し温泉で、毎年9万人が訪れており、特に県外客
で賑わっています。
1.入り込み状況
飯坂温泉観光協会によると、平成17年1月∼12
月までの入込客数は969,000人と前年と比較し
て、44,000人の減少となりました。
7月に一般公開された旧堀切邸や公衆浴場鯖湖湯近
くの「足湯」は好評で多くの観光客が訪れていますし、
平成17年に完成した摺上川ダムには、インフォメー
ションセンターがあり、ダムの説明や工事に利用した
土地を自然の森に再生する「森づくり大作戦」の様子
等も紹介されています。
2.トピックス
・玉子湯から花月ハイランドホテル前までの歩道拡張整
備が完成安心して散策できるようになりました。
・予てから整備工事中であった「あったか湯」の向かい
の温泉公園が今夏オープン予定です。
・例年より早めに開通した吾妻スカイラインの3∼4メ
ートルの雪の回廊は大好評で、早春のイベントに育て
られればと期待しています。
・今年6月には高湯開湯400年祭イベントを大々的に
開催します。
(あづま支店)
2.トピックス
・くだものの木オーナー制度
「いで湯とくだものの里」の農作業体験オーナー
制度
旅館宿泊料金も10%OFF
・PRマップの作成
「ぶらーりんぐ飯坂2006.飯坂そぞろある記」
には名所旧跡の他名物を写真とイラストで紹介し
ており観光客に大好評です。
観光客入込数
(飯坂支店)
観光客入込数
(単位:人)
(単位:人)
110
15,000
平成16年
平成17年
平成16年
平成17年
100
13,000
90
11,000
80
9,000
70
7,000
0
60
0
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
−8−
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
うつくしま∼この土地に魅せられて
今回は、平成15年福島市と福島観光協会の主導により「花見山実行委員会」が
発足、歴史や名所旧跡について学習する講座を経て平成16年3月に正式にスター
トしたボランティア組織「ふくしま花案内人」の副会長、渡部八重子さんを訪ねま
した。
● 最後に花見山の紹介を
●「花案内人」はどのような人たちの
組織ですか?
小鳥の声を聴き花を愛でるところ。所有者の阿部一
とにかく花が好きで、自然が好きで、福島が大好き
郎さんが心を込めて山を管理しています。気持ちよく
な人たちの集まりです。前歴はいろいろで福島出身で
お客様をお迎えしているそのホスタビリティーに感動
ない人もかなりおいでです。皆さんここが大好きなん
し共感しています。
ですよ。私は第一期生ですが、昨年私たちの企画で、
とにかく私たちは「阿部一郎さんとそのご家族の生き
「花案内人」の養成講座を開講し第二期生20名が誕生
方や姿勢に感動した人たち」の集団なんです。マナー
し、現在71名となりました
に気をつけて福島再発見にお出かけ下さい。
● どんな活動をなさっているのですか?
組織は4部会に分かれていますが、対外広報から案
内すべきルート開発や花木調査、会員の研修などが主
な活動です。シーズン中は県内外からの観光客のお世
話と様々な問いあわせにお答えしています。花の案内
は勿論ながら宿泊、土産、名所旧跡のご案内等多岐に
亘ります。勉強が欠かせませんね。
● 花見山は全国的に有名になりましたが・・・
テレビの取材やら写真愛好家の人たちなどで早朝から
一杯になることがあります。よそからの方が半数以上で
す。ご案内していて感じるのは、身近なところにいるは
花見山入り口にある「ふくしま花案内人」事務所に
ずの我々より都会の方たちの方が自然に敏感です、自然
て、外国のツアーの一団が入園し多忙な中インタビュ
に飢えているからかも知れませんが。
ーに応じて頂きました。福島が好きでしょうがないと
いう気持ちが気圧される程に伝わってきました。
最近では海外からの来園も目立ってきています。ニュ
(取材 渡部)
ージーランドやオーストラリア、台湾からのツアー客で
す。花が国際親善を果たしているのです。
● 福島市の観光に果たしている役割は?
福島のいろいろな産品や文化財の紹介を通して福島
ふくしま花案内人
の良さを発信して行きたい。まずは私たちがその良さ
会 長 松崎 欽榮
を認識しなければならないと思います。たいそうなこ
とをしているわけではありません。出来ることを出来
副会長 渡部八重子
る限り、ささやかに行っているだけです。
T E L
−9 −
090-2984-2511
情報コーナー
社会福祉活動
コミュニティ
ビジネス
支援サイト
社会福祉法人福島いのちの電話
住 所 福島中央郵便局私書箱15号
代表者名 理事長 渡辺 正一
T E L 024-536-0032
相談電話 024-536-4343(10:00∼22:00年中無休)
U R L http://www.park21.wakwak.com/~inotinodenwa
活動内容
コミュニティビジネス支援ローン「わくわく・SHOP」のご紹介
◇対象者 地域資源の活用や課題解決によって、地域の暮らしを豊かにしたり、
雇用創出や社会貢献に寄与する事業によりまちづくりや社会の活性化に取り組
むもの。
特定非営利活動法人の認証を受けたNPO法人、社会福祉法人、中間法人及び
企業組合等の法人及び団体・グループで当金庫の営業区域内に事業所を構える方。
杉妻繁盛会
住 所 福島市黒岩字遠沖6
代表者名 岸本 正輝
T E L 024-546-2040
「いのちの電話」は、1953年ロンドンで始められ現在では世界中の主な都
市に設立されています。
「死ぬほどつらい、誰かに聴いてほしい」と独り
悩み苦しんでいる人たちが私たちの周りにはたくさんいます。
「いのちの
電話」はこのような人たちに電話を通じて心を通わせ、良き相談相手と
なって励まし合おうというボランティア活動です。
「いのちの電話」は特
定の宗教や思想・信条などに左右されず、一人ひとりのいのちを大切に
して、悩んでいる孤独な人たちのよき隣人として、また相談相手として
共に生きる輪を広げていこうとする活動です。
私たちのPRメッセージ
福島いのちの電話は、1997年9月1日に全国で43番目のいのちの電話とし
て開局しました。全国で毎年3万人以上の方が自殺しています。孤独に悩
む人が再び生きる希望を見いだすことを願い、その声に耳を傾けるいの
ちの電話の活動にご協力ををお願いいたします。いのちの電話の運営資
金の多くは民間の個人・団体(企業)の善意で支えられています。是非
皆さんも会員として福島いのちの電話を支えてください。
私たちのPRメッセージ
活動内容
私たち杉妻繁盛会は、早稲田のエコステーションをベースに南福島エ
コステーションを平成15年9月にスタートし活動をつづけています。活
動の目的は、安全安心きれいな街づくりをすすめ、そして、地元住民
の方と地元の企業の交流を深め地域の活性化をはかる事です。主な活
動は、ラッキーチケットをご持参のお客様への応対、エコステーショ
ンの毎日のシャッターの開け閉め、空缶、ペットボトルの処分、エコ
フェスティバルの開催などです。
私たちは、エコステーションを通し、安全安心きれいな南福島にする為に
がんばっています。お気軽にお声をかけて下さいネ!エコステ参加店/サ
ラダ館きしもと、アベニール村さ来、家具のサトウ、鈴木石油商会、ファ
ミリーマート福島永井川店、タカラ印刷、東和電気、くらしの衣料だいき、
まつや、スポーツメイトウィン、らーめん皐月亭南福島店、観山荘、くに
さき小児歯科、シルクロード、瓢、auショップ郷野目店、近能新開店、ぶ
どうの実、朝日新聞店南福島販売所、フードショップ赤間。
﹁
阿
武
ミ隈
ニ川
作
文
コ
ン想
クい
出
ー﹂
ル
わ
応募要項
2、応募資格/個人(原稿用紙の余白に、住所、氏名、年齢、
信用金庫「隈畔の想い出」
ミニ作文コンクール係宛
優 秀
入 10万円)一編
5
2万円)若干
− 10 −
/佐藤・佐久間
す。
※応募された作品は返却いたしません。又、版権は福島信用金庫に
帰属します。
9
リー」で展示します。
Business matching network
ふくしんビジネス
マッチングネットワーク
http://www.shinkin.co.jp/fshinkin/
お客様
お客様
お客様
ふくしん
ビジネスマッチングネットワーク
「いっしょにやんねがい!異業種交流広場」
FBIリポート
ふくしん
お客様
全国へ発信
■ビジネスマッチングネットワーク事務局 福島信用金庫営業本部営業統括グループ
TEL:024(523)3664 FAX:024(522)4164 E-mail [email protected]
サービス業
有限会社ワイルド
代表者 中野 國子
県北地区優良企業の異業種交流広場へようこそ!
ふくしんでは地元企業の皆様の優れた技術やサービスの橋渡しをいたし
ます。
企業間のニーズとシーズの出会いの場としてネットワークをつくり、
異業種交流の場のご提供により、ビジネスマッチングのお手伝いができ
ればと考えております。登録された情報は、FBIリポートに掲載し、併
せてホームページから全国に発信いたします。掲載希望やお問い合わせ
はお近くのふくしん又は営業本部営業統括グループまでご相談下さい。
会津郷土料理 秋櫻
代表者 渡辺 好秋
住所
福島市田沢字桜台4の3
TEL
024-548-6080
FAX
024-549-2743
URL
http://www.manpuku.fct-tv.jp/akizakura/
小売業
代表者
住所
TEL
E-mail
URL
住所
福島市蓬莱町2-2-1ショッピングセンター内
TEL
024-549-1916
FAX
024-549-1916
当社のPR
心をこめて一生懸命
最新の設備。最新の技術。
スタッフはヘア−コンテストの優勝者が多い。
メッセージ(製品・商品などの紹介)
詳しくは
各支店窓口または
総合相談センターに
お問合わせ下さい。
飲食店
実用新案を取得した毛髪の傷まないアイロ
ンパーマ
個性を引き出すスタイリングパーマ&ニュ
ーカラー
デザインを生かすマテリアルカット
有限会社 ラージ代表者
高橋 義和
福島市陣場町5-15船山ビル1F
024-535-6355
[email protected]
http://www.large2001.com
サービス業
有限会社 福芝電気
代表者 佐藤 和美
住所
福島市瀬上町字町裏2番地の6
TEL
024-553-3279
024-553-3251
FAX
E-mail [email protected]
当社のPR
当社のPR
当社のPR
国道4号「伏拝」の交差点を東に折れ見晴らし
のいい高台、桜台の住宅地に「秋櫻」はひっそ
りとあります。
奥の座敷は一面ガラス貼りになっているので晴れ
た日には蔵王・吾妻・安達太良連峰が望めます。
食事は会津の郷土料理の数々、こづゆ、田楽、
鰊の山椒漬けなどがんこなまでに故郷の味にこ
だわりを持っております。
特別なものはないが「会津の食材は山々の神の
恵み」と思っております。
LARGEとは、「大きなプロジェクト」という意
味でアメリカンカジュアルスタイルをコンセプ
トに当店独自の「ラージスタイル」を創り上げ
るため自らアメリカへ行き、旬の商品やお客様
のニーズに合わせた商品を買い付けています。
9割が海外仕入れのため、他社にはない当店な
らではの商品構成とアイテムを展開していま
す。商品知識と、接客サービスでお客様にとっ
て心地良い店となるように心がけています。
当店では、家庭電化製品の販売及び修理と家庭電
気工事(コンセント増設30A∼50A、アンテナ
工事、増改築・新築の電気内線工事)に至るまで
家庭電気のことなら何でも承っております。
最近では、核家族高齢化が進み高いところの電
球交換ができないと言う家庭も多くなっており
ますが、高所の電球交換もいたしております。
このような家庭の電気の困りごとを少しでも解
決できるように、家電量販店とは違った小回り
のきく地域に密着した活動を目指しております。
メッセージ(製品・商品などの紹介)
主なメニュー
・葵御前(ランチ) 1575円(田楽、こづゆ、煮物、
きのこ汁、ごはん、デザート)
・萩御前 2100円(前菜、田楽、こづゆ、鰊の甘煮、
きのこ汁、ごはん、デザート)
・秋櫻御前 3150円(前菜、田楽、こづゆ、鰊の甘
煮、天ぷら、きのこ汁、ごはん、デザート)
・手打ちそば(要予約)840円
・馬刺し 735円 ・まんじゅうの天ぷら 105円
・会津の地酒 会津中将、花泉など
・しょうちゅう 玄武
お祝い事、法事、パーティなどにどうぞ
お客様
ホームページ
メッセージ(製品・商品などの紹介)
メッセージ(製品・商品などの紹介)
RALPHLAURENやTOMMY HILFIGER.NAUTICA
などを中心にこだわりのブランドを定番物から、
旬のアイテムを幅広く取り揃えていますので個性
を十分に楽しめます。
サイズもM ∼XXLまで豊富にあるのが特徴です。
また、日本では手に入りずらいスニーカーやアク
セサリー、などもあり、トータルコーディネート
を提供しています。
毎月、N.Y. L.A.から商品が入荷しますので是非
ご来店下さい。
家庭電化製品全般取り扱っておりますが、今流
行のオール電化製品のIHクッキングヒーター
及び配線、エアコン取り外し取り付け、2011
年7月から始まるデジタル放送に対応した薄型
液晶テレビもお客様にあった商品を相談してお
すすめしております。
− 11 −
地域中小企業
経営情報誌
リポート
VOL.34
元 気な企業訪問
編集・発行/福島信用金庫
営業本部営業統括グループ
住所/福島市万世町1番5号
TEL024-523-3664
http://www.shinkin.co.jp/
fshinkin/
E-mail:[email protected]
印刷/シーアイエー(株)
・会 社 名 有限会社ワイルド
・所 在 地 福島市蓬莱町2-2-1
TEL 024(549)1916
・創 立 1970年
・法人設立 1983年5月
・オーナー 中野 竹治
・代表取締役社長 中野 國子
毛髪の痛まないアイロンの実用新案を開発した…
ヘアーサロンワイルド
オーナーの中野竹治氏は福島県理容組合理事長を務めアイロンパーマの考案者でもある。
平成17年度の福島市技術功労者表彰を受賞した。東北地区の講師会会長など技術指導者と
してお忙しいオーナーを支えへアーサロンを切り盛りする中野國子社長さんにお話をお聞き
しました。
代表取締役社長 中野 國子さん
銀・銅メダル獲得者や、全員が県や東北代表として全国大会
に出場しているスタッフで、全国的にも珍しいと昨年業界誌
で大きく取り上げられ話題になりました。今年も全員が大会
の優勝目指して閉店後や休日も返上してトレーニングをして
います。
経営方針についてお伺いします。
経営方針ですか。やはり「一生懸命」!すべてに一生懸命頑張
ることですね。理容はサービス業、思いやりをもって一生懸
命頑張れば必ず繁栄します。お客様の4割は高齢者の方です。
スタッフは若いですが、思いやりと心遣いをもって接するよ
ワイルドというお店の名前の由来を教えてください。
へアーサロンにふさわしくないような店名ですが、オーナー
が昭和40年前半頃東京でニューヘアーの設定委員を務めて
いる時に理容業界にパーマとヘアカラーを取り入れたニュー
ヘアーワイルドエレガンス(華麗なる野生)というスタイル
を次々と発表し話題になりました。その時の名を取ってサロ
ン名をワイルドとしました。
う心がけています。
とてもすてきなお店ですが…
店の設計は私が考えました。椅子のレイアウトとか、カウン
ターの位置とかを工夫しています。店内の雰囲気はスタッフ
が皆若いので、隅々に最近流行の感性があふれていますね。
これからの展望をお聞かせ下さい。
会社の沿革について教えていただけますか!
ワイルドの創業は昭和45年東京新宿でした。その後福島へ
移り、昭和50年10月に蓬莱ショッピングセンターにオー
プンしました。平成元年7月には泉店「ワイルド2」、平成
5年12月に森合店「ワイルドエース」を出店し、現在市内
に3店鋪営業しています。
今まで通り一生懸命頑張ることですね。時代の変化に乗りお
くれないように、そして多様化するお客様のニーズに応えら
れるような店創り人づくりをして行きます。
サロンのPRをお願いします。
最近の若いお客様にはヘアーカラーを希望される方が多いで
すね。来店の特典として500円に1個スタンプを押して満点に
アイロンの特許を取得しているそうですね。
今の店をオープンしてまもなくの頃、アイロンパーマの技法
はあったのですが、男性もおしゃれになり頭にお金をかける
時代になり、ウェブをかける
なると‥千円のお返しがあります。また、1万円で千円お得
なチケットを発売しています。若い、イキのいいスタッフが
お待ちしています。老若男女問わずお越しください!!フレン
ドリーなスタッフがまるで友人の家にでも遊びに来たかのよ
うにお迎えします。勿論、テクニック&センスバツグンでお
ようになりました。速く、使
待ちしております。
いやすいパーマが必要となり
(取材 今野)
実用新案を申請しました。職
人肌のオーナーだからこそで
至福島市内
●
きたと思います。
風の谷レストラン
警察学校 ●
サロンの特色をご紹介ください
スタッフ
オーナーが競技大会の優勝経験が豊富で教育に力を入れてい
R4
セブン
イレブン
●
●
★
●
るため、コンクール選手になりたくて入社するスタッフが多
ショッピングセンター
く、全国的にも知られているサロンです。現在の蓬莱店には、
県大会・東北大会の優勝者の他、技能五輪全国大会での金・
●
至安達
ふくしん
蓬莱小学校
蓬莱団地
福島医大
●
〒
定休日:毎週月曜日、
第1月・火曜日、
第3月・火曜日
営業時間
平日:AM8:30∼PM7:00
土日:AM8:00∼PM7:00
パーマ受付はPM6:30迄