大村西崖 富士市立中央図書館(富士川分室)主催 郷土ゆかりの作家展 ー 時間 午前9時―午後5時 会場 富士川ふれあいホール会議室 1・2 作品解説会 15 日、16 日 ①11:00 ②15:00 展示会場にて作品の解説を行います。 講師/若月正巳氏 富士市立 富士川体育館 富士川 入場無料 16 日 至富士宮 3 月15 日 大村西崖「古木竹石図」 大村西崖「富岳秋暁図」 2014 年 東名高速道路 富士 I.C 富士川SA 富士川分室 県道 396 号線(旧国 1) 富士川橋 JR 東海道線 富士駅 新幹線 至名古屋 新富士駅 国道 1 号線 新富士川橋 駿河湾 富士市立中央図書館 〒421-3305 富士市岩淵 855-39 (富士川ふれあいホール内) TEL 0545(81)4814 大村西崖と 郷土ゆかりの作家展 日本三大急流の一つである富士川の河口西岸 に広がる旧富士川町地域は、古くから交通の要 衝として重要な役割を果たしてきました。 また、滔々と水を湛えた富士川越しに富士山 を望むこの地域は、その美しい景観から多くの 人々を魅了し、古来より文学や絵画に登場し、 歌に詠われています。 このような環境のなかにあって、この旧富士 川町地域では多くの文人や美術家が活躍してき 朝倉文夫「大村西崖像」 ました。 特に富士市水戸島で生まれ、同岩淵の大村家 に婿養子となった大村西崖(おおむら・せいが い)は、明治から大正にかけての東洋美術史の大 家であり、その著書「密教発達史」では帝国学 士院賞を受賞しております。また地元では、3 月に開催される新豊院(しんぽういん)大観音大 祭で開帳される大布に描かれた「大観音様」の 作者としてもよく知られています。 今回の展示では、大村西崖の作品とともに、 富士川分室所蔵の著書を紹介いたします。 あわせて、生涯富士を描き「庵原三山」と称 された神戸麗山(かんべ・れいざん)、漫画や挿 絵で名声を博し、墨を自在に駆使した水墨画で 徳岡神泉「蜜柑」 知られる近藤浩一路(こんどう・こういちろ)、 日本画壇の最高峰の一人と称され、文化勲章を 受章した徳岡神泉(とくおか・しんせん)、富士 川の自然を愛し、優れた観察眼と精緻な表現に よる独自の花鳥画を確立した井上恒也(いのう え・つねや)など、旧富士川町地域にゆかりのあ る作家の作品と、富士川の渡船など郷土の風景 を描いた作品も紹介し、郷土の文化への理解を 深める機会とさせていただきます。 井上恒也「阿由」 神戸麗山「富岳図」 近藤浩一路「無題」 近藤浩一路「水郷」
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