子育てを支える地域の輪 - 墨田区

人が輝くいきいきすみだ
墨田区のお知らせ「すみだ」 2011.4.21
2011年(平成23年)4月21日
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NO.1636
ご注意ください
(毎月1日・11日・21日発行)
本紙に掲載している講
座・教室・催し等は、地震の
影響により、中止・延期・縮
小となる場合があります。
なお、災害発生時には、
テレビやラジオから正確な
情報を把握し、冷静に行動
してください。
2つの矩形が寄り添うシンボルは、
墨田区在住・在勤者、
企業やNPOなどと、
区および区職員との協働・協治を表すものです。
●2面以降の主な内容
2面…すみだ地域学セミナー
3・4面…講座・教室・催し・募集
発行:墨田区(広報広聴担当) 5608−1111代表 〒130−8640墨田区吾妻橋一丁目23番20号
思いやりの心がつながる
"やさしいまち"へ
子育てを支える地域の輪
区では、 子育てにやさしいまちづくり を
地域の方とともに進めています。子育て中の
方が安心して外出できる「赤ちゃん休けいス
ポット」への協力や、マタニティマークを着
けた方などへの 思いやりのある行動 によ
り、皆さんも地域で子育てを支えましょう。
マタニティマーク
パーなどは、現在約 300 か所あり、
る「マタニティマーク」を、平成 18
するほか、所在地等の一覧を区ホー
あなたの心遣いや行動が
母親と赤ちゃんを守ります
区では、子育てを応援する環境づ
ムページでご紹介しています。
妊娠初期は、身体的・精神的に不
のマークのキーホルダーをお渡し
くりを、地域の皆さんとともに進め
皆さんも、子育て中の方へのやさ
安定な時期でありながら、おなかの
し、携行・着用を勧めています。
ています。
しい声掛けや温かい見守りなど、自
膨らみが目立たないため、電車内な
"妊産婦の方にもやさしいまち"
具体的には、
「家庭福祉員(保育
分にできることから実践して、
"子
どの公共の場で周りの配慮を得られ
を実現するには、一人ひとりの理解
ママ)制度」や「すみだファミリー・サ
育てを地域で支えるやさしいまち"
にくい状況にあります。
そこで国は、
と協力、そして、行動が必要です。
ポート・センター事業」など、区が
を一緒に創っていきましょう。
みんなで育む
"子育てにやさしいまち"
認定した店舗等にステッカーを交付
つく
実施する研修等を修了した地域の方
[問合せ]
子育て計画課子育て計画担
に、子育てサービスの担い手となっ
当 ‹5608 - 6084
ていただく事業を展開しています。
年に作成しました。これを受け、区
では、妊娠届を提出された方に、こ
"妊産婦にやさしい環境づくり"を
マークを着けた方を見掛けたら、
推進するため、妊産婦であることを
"思いやりのある心遣い"や"小さな
さりげなく周囲の方にお知らせでき
勇気ある行動"をお願いします。
マタニティマークを着けている方へ"思いやりのある行動"を
また、子育て中の方が安心して外
出できるよう、授乳・オムツ替えなど
ができる店舗等を「赤ちゃん休けい
スポット」として認定する事業も、
先月から始めました。この事業にご
協力いただいている飲食店やスー
このステッカーが目印です!
●電車やバス等では、席を譲り、乗り降り
のときには押さないようにしましょう
子どもは地域の宝物
外出先でも見守ります
●妊産婦の方の近くでは、
たばこを控えましょう
●階段等では、荷物を運ぶお手伝いをしましょう
●エレベーターが混んでいるときは、妊産婦の方を優先しましょう
「赤ちゃん休けいスポット」認定店舗
Cafe Effort(墨田四丁目)の皆さん
自分の子育て経験から、オ
ムツ替え台やベビーチェア、
絵本などがあると、子育て中
の方も利用しやすいと思い、
店をオープンするときに設置
しました。
だから、区が「赤ちゃん休
けいスポット」の認定を始め
たと知って、すんなり協力す
ることができました。
うちの店では、ママさんが
お化粧室に立つとき、お子さ
んを温かく見守ってくださる
お客様が多いですね。子ども
守るのはお母さん、そして、赤ちゃんです
本所保健センターで行われた「パパのための出産準備
クラス」に参加した久保さんご夫婦(横川五丁目在住)
連れで喫茶店に入るのをため
らう方はいますが、赤ちゃん
がぐずってしまっても、
「子
どもはそんなもの」と自然に
受け入れてくださるお客様も
いらっしゃいます。オムツ替
え台などの設備だけでなく、
こんな風に、
"地域の方がお
子さんを見守って、子育てを
支える雰囲気"が、この店に
あるのだと思います。
●久保 しおりさん
最初、マタニティマークは恥ずかしくて着けていま
せんでした。でも、おなかの目立たない妊娠初期は、
つわり等があり、一番辛い時期でした。夫に勧められ
てマークを着けるようになったら、席を譲ってもらえ
ることが多くなり、とても助かっています。
●久保正樹さん
もともとマタニティマークのことを
知っていましたが、妻が妊娠して、よ
り目につくようになりましたね。マー
クを着けた方には積極的に席を譲るよ
うにしています。マークで支えられて
いるのは、母親だけでなく、おなかの
中の赤ちゃんもです。マークを見掛け
たら、席を譲ったり、荷物を持ってあ
げたりするなど、ちょっとだけ、やさ
しくしてあげてください。
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