No.694 2010 MARCH URL:http://www.ymcajapan.org/ 3 Ⴧྫྷ LJǓƜ ©真珠まりこ 絵本『もったいないばあさん』(講談社刊) 当時4歳だった息子に「もったいないってどういう意 2010年3月1日発行(毎月1日発行) 昭和22年10月27日 第三種郵便物認可 という教えの言葉なのだそうです。 味?」と聞かれ、ひと言で説明できなかったことがきっ 2008年より、「もったいないばあさんのワールドレ かけで、絵本『もったいないばあさん』が生まれまし ポート展」を開催し、全国を巡回展示しています。この た。もったいないばあさんは、「要らないと思っている 展示会は、もったいないばあさんをガイド役に、気候変 物でも、知恵さえあれば役に立つものに変えることがで 動、森と生きものが消える、食料と水の不足、戦争、貧 きる。知恵があればお宝で、知恵がなければただのゴ 困、児童労働の問題など、地球上の問題と世界の現状 ミ」と思っています。 が私達の暮らしとどのようにつながっているのかをお たとえば、「雑草がたくさん生えて嫌だ」と思うより 伝えするものです。これらの問題は、命をまず一番に考 も、ハコベはみそ汁の具に使えるとか、よもぎは薬に えていたら、起きなかったと思うことばかり。世界中の なったりお団子になったりとか、そういう知識がたくさ 人達が、命こそが一番大切なものとしてお互いに尊重 んあったほうが生活が豊かになるし、楽しい。だから、 し合えれば、すべて解決に向かうはず…「もったいな 知恵を使って、どうしたらもったいなくなくなるかを教 い」は今の時代に必要なメッセージ、世界平和につなが えてくれる、そんなおばあさんです。本を読んでくれる る言葉だと思うのです。2009年より、生きものが消え 子ども達が、なんでもすぐに捨てて買い替えるのではな る問題を特集し、生物の多様性をテーマにパート2の展 くて、「何かに使えないかな?」と考えたり、買う前に 示会を始めました。 身の回りの物で工夫してできるものがないだろうかと考 地球で起きている問題は、私達の暮らしと深く関わっ えるようになってくれればいいなと思います。絵本を通 ています。「自分さえよければと思わず、分け合う気持 して、物にも作ってくれた人にも自然にも感謝して大事 ちがあれば、平和な世界が必ずできる。どうすれば皆で に使おうね、ということを伝えていけたらいいな、と。 平和に幸せに暮らしていけるかを考えていこう。できる 「もったいない」はもともと仏教の言葉で、すべての ことをやらないなんて、もったいない」―もったいない ものには命があり、命あるものを粗末にしてはいけない ばあさんからのメッセージです。 本体価格45円(外税) (送料60円) 発行/特定公益増進法人(財) 日本YMCA同盟 *日本YMCA同盟は2008年8月18日付で、 文部科 絵本作家。神戸女学院大学卒。1998年、デビュー作『A Pumpkin Story』がアメリカで出版され、 学省より特定公益増進法人の認可を受けました。 〒160-0003 東京都新宿区本塩町7 TEL:03-5367-6640 FAX:03-5367-6641 発行人/島田 茂 編集人/光永尚生 印刷/あかつき印刷株式会社 プロフィール PROFILE 2000年『かぼちゃものがたり』(学習研究社)として日本でも翻訳出版された。2004年出版の『も ったいないばあさん』(講談社)は、毎日新聞、朝日小学生新聞、こどもエコクラブニュースなど、さ まざまなメディアで連載され、続編の『もったいないばあさんがくるよ!』『もったいないことして ないかい?』とともに、けんぶち絵本の里大賞を受賞。 アースウィークくまもと2010 中 心 と な り 、 古 新 聞 や ポ ス タ ー を 使 っ た エ コ ま た 、 二 〇 〇 八 年 か ら は ユ ー ス グ ル ー プ が な り ま し た 。 め 、 三 百 人 以 上 の 市 民 が 参 加 す る イ ベ ン ト と が 今 で は 、 熊 本 県 副 知 事 や 熊 本 市 長 を は じ 取 材 陣 の 数 の ほ う が 多 か っ た そ う で す 。 そ れ C A の ス タ ッ フ を 中 心 に た っ た 二 〇 人 程 で 、 す 。 四 〇 年 前 の 第 一 回 目 に 集 ま っ た の は 、 Y M ト ル を 、 思 い 思 い の ス タ イ ル で パ レ ー ド し ま と も 交 通 量 の 多 い 市 役 所 ま で の 約 二 キ ロ メ ー 出 削 減 を 訴 え る 活 動 で す 。 熊 本 市 内 で も も っ 交 通 機 関 を 利 用 す る こ と に よ っ て C O 2 の 排 熊本YMCAスタッフもノーマイカー通勤にチャレンジし、109kgのCO2削 減につながった Ǜ ឬ Ƒ ƨ ᡲ ઃ Ǜ 通 勤 や お 出 か け を や め て 、 バ ス や 電 車 等 公 共 ︵ 熊 本 Y M C A 藤 原 か お り ︶ 〝 ノ ー マ イ カ ー パ レ ー ド 〟 で す 。 マ イ カ ー で の え ば 、 四 月 二 二 日 の ア ー ス デ イ に 行 な わ れ る ﹁ ア ー ス ウ ィ ー ク く ま も と ﹂ の 名 物 と 言 切 な 役 割 を 担 っ て き ま し た 。 し て 、 市 民 ・ 行 政 ・ 企 業 ・ 各 種 団 体 を 繋 ぐ 大 ク く ま も と ﹂ の ス タ ー ト 当 初 よ り 、 事 務 局 と な っ て い ま す 。 熊 本 Y M C A は ﹁ ア ー ス ウ ィ ー 目 を 迎 え る 全 国 で も 類 の な い 地 道 な 活 動 と ﹁ ア ー ス ウ ィ ー ク ﹂ と し て 実 施 。 今 年 で 二 一 回 の 願 い か ら 、 活 動 期 間 を 一 週 間 に 延 長 し 多 く の 人 に 環 境 活 動 に 参 加 し て も ら い た い と こ こ 熊 本 で は 、 ア ー ス デ イ を 中 心 に 、 よ り 模 の 環 境 ア ク シ ョ ン と な り ま し た 。 国 と 地 域 、 約 五 千 カ 所 で 行 わ れ る 世 界 最 大 規 ト し た 取 り 組 み で す が 、 今 や 一 八 〇 を 超 え る が ス タ ー ト し て 今 年 で 四 〇 年 。 北 米 で ス タ ー 球 環 境 の た め に 行 動 し よ う と ﹁ ア ー ス デ イ ﹂ 毎 年 、 四 月 二 二 日 を ﹁ 地 球 の 日 ﹂ と し て 地 ﹁ ふ し ぜ ん の 森 ﹂ で 人 工 物 を 探 し た り 、 草 原 穴 や 、 鹿 や う さ ぎ 等 の 足 跡 を た ど っ た り 、 現 在 、 エ コ プ ロ グ ラ ム と し て 、 き つ ね の 巣 ほ う が 重 要 だ と 思 う の で す 。 の こ と を 思 い や れ る 心 を 伝 承 し て い く こ と の も 達 に 、 地 球 と そ こ で 暮 ら す あ ら ゆ る 生 き 物 を 学 ぶ よ り も 、 未 来 を 実 際 に 生 き て い く 子 ど 破 壊 の 状 況 や そ の こ と に 対 す る 取 り 組 み 方 は な ん だ ろ う か ﹂ と 考 え る と 、 具 体 的 に 環 境 あ が っ て い ま す 。 し か し 、 ﹁ 真 の 環 境 教 育 と た 自 給 自 足 に 向 け て の 土 地 利 用 等 も 構 想 に の 花 畑 か ら 得 た り 、 蕎 麦 や 小 麦 の 栽 培 と い っ た 。 将 来 的 に は ト ラ ク タ ー バ ス 等 の 燃 料 を 菜 備 の オ ー ル 電 化 等 、 ま ず は 形 か ら 入 り ま し し 校 年 ト 会 り た の 富 た や 、 に の 、 国 は Y 連 、 M 士 。 行 い は 環 一 C 政 よ な 境 九 開 一 山 発 九 A も い り へ 九 Y 九 〇 よ M 積 地 得 の 年 環 二 で C 極 球 ま 関 代 境 年 環 A 的 温 せ 心 前 会 リ 境 で に 暖 ん は 半 議 オ 教 は 取 化 で 低 で 〝 デ 育 太 り は し く し 地 ジ に つ 、 球 陽 組 現 た ャ い が 大 た 光 む 実 、 き 。 サ ネ て 発 よ 味 そ な 当 ミ イ 言 ッ 電 う を れ ム 時 ト ロ わ や に 帯 か ー 、 〟 で れ 厨 な び ら ブ 日 の 行 始 房 り 、 二 メ 本 あ わ め 設 ま 学 〇 ン 社 た れ た ざ ま な 取 り 組 み が 予 定 さ れ て い ま す 。 自 然 観 察 、 地 域 清 掃 活 動 等 、 県 内 各 地 で さ ま 阿 蘇 青 少 年 育 成 林 で の 植 林 活 動 や 、 江 津 湖 の 気 に ! ﹂ の 合 言 葉 の も と 、 熊 本 Y M C A で は 段 階 に 来 て い ま す 。 今 年 の 四 月 も ﹁ 地 球 を 元 ど れ だ け 多 く の 人 が ﹁ 実 行 ﹂ に 移 す か と い う 地 球 温 暖 化 防 止 へ の 関 心 の 高 ま り と と も に 、 と ﹂ で す が 、 近 年 の 環 境 保 護 に 対 す る 意 識 や ﹁ 啓 発 ﹂ か ら 始 ま っ た ﹁ ア ー ス ウ ィ ー ク く ま も こ の よ う に 市 民 参 加 型 の イ ベ ン ト に よ る う と 、 活 動 の 輪 を 広 げ て い ま す 。 境 問 題 と 接 す る こ と が で き る 機 会 を 提 供 し よ て 、 若 い 人 や フ ァ ミ リ ー に も 、 も っ と 身 近 に 環 な い と 続 か な い ! ﹂ の ユ ー ス の 感 覚 を 活 か し ナ イ ト や 、 ア ー ス ウ ィ ー ク ラ イ ブ 等 、 ﹁ 楽 し く す 。 エ コ キ ャ ン ド ル と 竹 を 使 っ て の キ ャ ン ド ル す る エ コ キ ャ ン ド ル 作 り に も 取 り 組 ん で い ま バ ッ グ の 普 及 や 、 使 用 済 み ろ う そ く を 再 利 用 る 広 く 大 き な 心 を 育 て て い き た い と 思 い ま 見 の 相 反 す る 人 達 と も 手 を つ な ぐ こ と が で き ら こ そ 、 互 い の 利 害 を 踏 ま え て 、 ま っ た く 意 は 多 く の 人 を 巻 き 込 む こ と は 困 難 で す 。 だ か ま せ ん 。 ま た 、 独 り よ が り の 環 境 保 護 運 動 で け 良 け れ ば 良 い ﹂ と い う 発 想 で は 地 球 は 守 れ ﹁ 自 分 だ け 、 自 分 の 地 域 だ け 、 自 分 の 国 だ は 解 決 し な い で し ょ う 。 然 が 大 好 き な 人 を 増 や す だ け で は 、 環 境 問 題 の で は な い で し ょ う か 。 単 に 、 キ ャ ン プ や 自 環 境 問 題 に も 自 然 と 関 心 が 向 く よ う に な る を 再 認 識 す る 。 こ れ が で き る よ う に な れ ば 、 く 。 そ し て 、 こ れ か ら の 自 分 が な す べ き こ と 持 ち 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 を 高 め て い 集 団 の 中 で の 自 分 の 立 場 を 理 解 し 、 自 信 を 「教会学校と同じようなところよ。イエス 陰……与えてくださった経験を挙げたらきり 様を信じている人達がやっているの」という がありません。特に小学校時代の経験は破 母の言葉に、石橋を叩いて渡るような慎重な 格の思い出です。さすがYM「CA」。そもそ 少年はYMCAに連れられ、そのまま県外へと も牧師を志すことになる最初の回心的体験 連れて行かれました。YMCAもスキーも外泊 が、夏の新潟の海岸でキャンプ・ファイヤー も、すべてが“初”の経験でした。果ては の後にH主事から洞爺丸台風でのD.リーパー 持っていたランドセルを捨て、紺地赤縁の 協力主事の話を聞いたことでした。YMCAと YMCAのリュックで小学校に通う少年になる 教育機関と教会は、少なくとも僕の中では繋 のですが……。 がっているものであり、繋がっているはずの ヴ ィ レ ッ ジ 露 木 淳 司 ︶ ︵ か 取 に が 組 し ル て 人 な を す 富 。 り 、 一 織 こ た ・ 国 、 環 身 。 士 役 新 丸 と れ い エ と 組 境 に そ 山 を た と の か も コ 国 織 教 つ し Y と 育 け て 担 な な 連 ら の ・ ヴ を M う ネ っ 携 の で ィ 繋 組 を て 、 C べ ッ て を Y す レ ぐ 織 し 行 そ A く の 、 き ト 行 模 M 。 ッ グ 。 社 て こ た C で ワ 動 ジ そ 会 い と め ロ は ー し 索 A ー の ん と き が の し は な キ バ 実 な 社 ま で 技 い ン て 、 、 ル い 地 あ 現 グ 会 す き 術 グ で ・ 域 く を ロ 、 。 る や の ら し エ め ー そ 人 よ 態 ょ か た 社 ゆ コ う じ め 会 る ざ バ し と う 度 ・ 「軽井沢でサイクリングだ!」と号令がかか 今、僕は故郷から遠く離れた神戸YMCA リスト教学)、早天礼拝の世話役等のロール に し て い ま す 。 い く と い っ た 、 グ ロ ー バ ル 教 育 の 手 法 を 大 切 の 振 り 返 り の 時 等 を 複 合 的 に 組 み 合 わ せ て ゲ ー ム や 、 グ リ ー ン チ ャ ペ ル や ホ ー ル の 中 で い 、 信 頼 関 係 を 構 築 し て い く イ ニ シ ア テ ィ ブ ニュージーランドの豊かな自然に触れながら、学びを深めた 保 護 、 ⑥ ︵ 地 球 温 暖 化 に 関 す る ︶ 新 規 啓 発 プ 減 ・ リ サ イ ク ル の 推 進 、 ⑤ 植 林 お よ び 森 林 の の 推 進 ︵ 化 石 燃 料 か ら の 転 換 ︶ 、 ④ ゴ ミ の 削 M C A グ リ ー ン ・ チ ー ム 〟 の 発 足 、 ③ 省 エ ネ 出 に 関 す る 調 査 、 ② 地 域 や 国 レ ベ ル で の 〝 Y す 。 ① そ れ ぞ れ の Y M C A に お け る C O 2 排 し ま し た 。 そ の 主 た る 一 〇 項 目 は 次 の 通 り で び ・ 訪 問 等 を 通 し て 、 実 際 の 行 動 計 画 を 作 成 義 、 Y M C A や 他 団 体 に よ る 取 り 組 み の 学 は そ の 第 一 歩 と し て 、 地 球 温 暖 化 に 関 す る 講 取 り 組 み を 明 言 し ま し た 。 今 回 の フ ォ ー ラ ム て の 生 命 の 持 続 性 ﹂ を 謳 い 、 地 球 温 暖 化 へ の そ こ で A P A Y は 、 四 カ 年 計 画 の 中 で ﹁ 全 ま い ま す 。 問 題 に 取 り 組 ま な け れ ば 、 手 遅 れ に な っ て し し て い る の で す 。 今 す ぐ に で も 、 地 球 温 暖 化 肉 な こ と に そ の 発 展 が 気 候 変 動 を 引 き 起 こ 実 現 す る た め に 開 発 を 行 っ て き ま し た が 、 皮 は 長 い 年 月 を か け て 、 よ り 住 み や す い 社 会 を 具 体 的 な 行 動 を 行 っ て い る で し ょ う か 。 人 類 い ま す が 、 ど れ だ け の 人 が こ の こ と に 対 し て す 。 私 達 の 使 命 は 今 回 の フ ォ ー ラ ム の 内 容 を く だ さ い 。 そ れ は と て も 大 切 な こ と な の で を 母 国 語 と し て い ま せ ん 。 そ こ に 配 慮 を し て て い ま し た 。 そ こ で 、 ﹁ 私 達 日 本 人 は 、 英 語 シ ョ ン ・ ツ ー ル と し て 上 手 に 操 る こ と が で き 除 く す べ て の 参 加 者 は 、 英 語 を コ ミ ュ ニ ケ ー 六 つ の 国 と 地 域 か ら の 総 勢 二 〇 人 で 、 日 本 を ラ リ ア ・ ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド ・ 韓 国 ・ 日 本 と い う 今 回 の 参 加 者 は 、 イ ン ド ・ 香 港 ・ オ ー ス ト こ と を 願 っ て い ま す 。 Y M C A で 、 環 境 問 題 へ の 取 り 組 み が 始 ま る せ る 役 割 の 大 き さ を 感 じ て い ま す 。 今 後 、 各 し て 取 り 組 め る こ と 、 日 本 の Y M C A が 果 た 規 模 の 課 題 で あ り 、 世 界 中 の Y M C A が 協 力 環 境 問 題 は 国 ・ 地 域 を 越 え て 取 り 組 む 地 球 の 推 進 、 ⑩ カ ー ボ ン オ フ セ ッ ト の 推 進 。 通 機 関 利 用 の 削 減 、 ⑨ 啓 発 お よ び ロ ビ ー 活 動 の フ ァ シ リ テ ー ト 、 ⑧ 化 石 燃 料 を 排 出 す る 交 関 す る 知 識 ・ 経 験 ・ 技 術 の 分 か ち 合 い の た め ロ グ ラ ム の 開 発 、 ⑦ グ リ ー ン ・ テ ク ノ ロ ジ ー に 気候変動へのYMCAアクション アフリカ大陸がデザインされたTシャツ 現 在 、 地 球 温 暖 化 は 危 機 的 な 状 況 と な っ て 原 か お り ス タ ッ フ が 参 加 し ま し た 。 ら は 岡 山 Y M C A 太 田 直 宏 と 熊 本 Y M C A 藤 す る Y M C A フ ォ ー ラ ム ﹂ が 行 わ れ 、 日 本 か チ ャ ー チ Y M C A を 会 場 に ﹁ 地 球 温 暖 化 に 関 が 主 催 し 、 ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド ・ ク ラ イ ス ト ればYMCAのキャップをかぶって家を出て、 を与えられています(神戸YMCAは昨年9月 まずは目的地と反対方向に車で1時間かけて から毎週日曜早天礼拝を開始)。YMCAの YMCAへ。それから電車に乗って逆戻りして 「基本原則」にありますが、「イエス・キリ 家の最寄り駅を通過し、軽井沢へ行く。され ストにおいて示された」各YMCAや各教育機 ど帰路は、僕だけ家の最寄り駅で下車。皆が 関、そして各施設や教会(NCC含む)が、従 な思いで法人等の別を超え「喜びを共にし 行かせてあげたらよかったな」と珍しく息子 痛みを分かちあう」連携体制・態勢を(再) の前で後悔表明。 構築すること! それが僕が勝手に自任する 開業間もない東北新幹線に乗って仙台に ロールかつゴール、ミッションかつヴィジョ 行けたのも、韓国に行けたのも、YMCAのお ン! 間 性 を 育 て る と い う 意 味 で 、 自 分 と 向 き 合 達 の 感 性 を 磨 い て い ま す 。 加 え て 、 や は り 人 の 素 晴 ら し さ を 体 感 す る こ と に よ っ て 子 ど も で ミ ク ロ の 世 界 に 浸 っ た り 、 ﹁ 本 物 ﹂ の 自 然 地球温暖化に関するYMCAフォーラム 水泳教室でワッペン収集に励みました。また、 で、ユース委員会、専門学校非常勤講師(キ 駅で迎えてくれた父は「みんなといっしょに 古澤 啓太 大草原を巡るトラクターバス。目を凝らし耳を澄まして何を発見できるかな? 家の近所にいくつも水泳教室があるのに、 (繋がっていなければ繋げるべき)ものです。 車で1時間かけてYMCAまで通い、そこでの 手を振る電車が見えなくなると独り大泣き。 前の「歴史的責任」を引き受けつつも、新た 日本基督教団 神戸東部教会牧師 いよいよ時代はグローバル・エコ ︵ 岡 山 Y M C A 太 田 直 宏 ︶ も 急 務 で あ る こ と を 痛 感 し ま し た 。 は 、 私 達 の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ス タ イ ル の 変 革 課 題 に 対 し て 、 日 本 が 貢 献 し て い く た め に 言 で き な か っ た こ と 。 こ の よ う な 地 球 規 模 の そ れ で も 歯 が ゆ か っ た の は 、 会 議 中 十 分 に 発 ケ ー シ ョ ン を 築 こ う と 努 力 し て く れ ま し た 。 始 私 達 を 気 に か け 、 励 ま し 、 良 好 な コ ミ ュ ニ 発 言 を し ま し た 。 そ の 結 果 、 他 の 参 加 者 は 終 す ﹂ と 、 フ ォ ー ラ ム の 冒 頭 、 私 は こ の よ う に Y M C A の 取 り 組 み は 、 良 い 方 向 に 向 か い ま セ ス と 結 果 を 正 し く 伝 達 す る こ と で 、 日 本 の し っ か り と 把 握 し て 帰 る こ と で す 。 こ の プ ロ 日 、 ア ジ ア ・ 太 平 洋 Y M C A 同 盟 ︵ A P A Y ︶ 強 く 持 た さ れ た 会 合 で し た 。 一 月 十 八 ∼ 二 二 を 始 め な け れ ば な ら な い ﹂ そ の よ う な 思 い を ﹁ 新 し い 一 歩 が 踏 み 出 さ れ た 。 私 達 は 改 革 Y M C A と 環 境 い の ち を 育 み 、 環 境 を 守 る 活 動 を 行 っ て い き ま す 。 Y M C A は 地 球 の 未 来 の た め に 、 2009年度日本YMCAユースボランティア認証者 今年度は23YMCAから774人が認証、総勢11,598人となりました。 ᳓᳇Ჽ ボランティアの定義 北海道YMCA 川越 若奈 斉藤 康平 伊藤 可安乃 古澤 怜奈 長谷川 桂子 佐藤 千明 脇本 琢也 柳 亮平 山本 千里 大城 弥馨 田村 優依 土屋 藍 仙台YMCA 佐久間 渉 加藤 夏美 石垣 一真 佐藤 元勇 竹内 由紀 高橋 千明 庄子 優香 大谷 遼 北原 沙織 小湊 翔 松田 あかね 小湊 沙織 夏井 俊輔 伊藤 功 金田 聡美 鈴木 未央 中村 桂子 佐山 麻子 庄司 望恵 金澤 公顕 三田 有美 磯田 麻子 櫻井 規雅 浅野 麻未 とちぎYMCA 小泉 英一郎 津崎 智彦 大家 直実 山本 祐嗣 安田 尚弘 樽澤 諒 宮下 綾香 小嶋 千晴 伊東 睦曜 仲田 智香子 江連 剛生 新保 百恵 松島 徹 中田 直 箱島 佑樹 高橋 洵貴 印南 絵莉奈 千葉YMCA 西脇 葉子 鵜浦 正義 山本 尚 塚本 ありさ 川崎 智弘 堀川 夜梨子 瀬能 未来 埼玉YMCA 高野 友希 矢澤 健太郎 藤浪 千嘉 岩崎 ちひろ 伊藤 美奈 塩川 加奈子 半藤 彩香 冨塚 直也 YMCAのボランティアとは、日本YMCA基本原則に示されている使命の実現のために、 YMCAの行うさまざまな活動や組織の運営、また、YMCAが他団体と協働して行う諸活動 に、①自らの自由な意志によって(自発性)、②主体的に、責任をもって参加し(主体性、 立花 明日香 福沢 真望 石川 茜 五十嵐 春奈 宮崎 大樹 本田 景子 小山 詩織里 山内 咲 栗山 春花 塚形 哉 辻 ともみ 小林 大志 岸 佳保里 川田 翔人 丸山 絵莉子 鈴木 隆太 長塩 千佳 斉藤 則子 小山 翠 林 正美 阿部 萌 坂野 葵 加納 佳奈 北 夏津希 時枝 美和 忍田 有美 大河原 里美 新井 佳奈子 石田 彩香 池田 百合 金田 萌 望月 政芳 大野 彩夏 小鯛 晶恵 今井 美夏 森田 真由美 関口 祐希 柳川 遼太 小久保 美鈴 木下 さおり 東京YMCA 佐藤 康太 石原 みなみ 高橋 萌 花積 沙来 高橋 尚寛 益永 孝文 加藤 理絵 澤木 嶺太 羽賀 陽 大貫 美幸 張 祝輝 有賀 結花 山口 友梨 松本 萌希 小海老澤 和樹 櫻井 希 北見 理奈 山内 勝智 岡田 真季 島田 侑里 田中 里枝 西澤 恵未 赤池 勝己 森永 大地 菅野 智弘 中島 瑞穂 林 紅 志田 麻衣子 坪松 雄太 佐藤 翔太郎 塚本 耕平 池田 健太 花岡 淳基 寺岡 紗希 井上 真梨子 白仁田 彩花 島田 輝 篠田 瑶子 野口 有紀 上垣内 杏美 渡辺 耕平 梶原 啓祐 戸村 奈月 岩田 ひとみ 井ノ口 和成 田村 知子 宮越 まどか 安武 茉莉 大谷 宜秀 茨城 周平 池田 和弥 佐藤 友基 狩野 博貴 櫻井 遼太 山田 央 大高 愛 松尾 毅 大田 昌幸 土田 香奈 小宮 晶子 小高 聡太朗 中田 真祈子 川西 綾乃 高橋 建史 石橋 立帆 在日本韓国YMCA 土屋 香鈴 大津 奈津美 横浜YMCA 小田 有稀 下野 翔平 大泉 元気 岩野 恵 中島 拓実 柏崎 貴大 長沼 隼也 佐藤 みなみ 笠井 美奈 浅水 優花 岩崎 香保子 菊地 敦 菊池 裕真 久保 翔 栗原 千尋 越川 雅也 斉藤 英明 佐藤 千尋 澤木 柚 蒋 恵 末吉 正史 滝上 佳甫 塚田 健太 富井 克典 長谷川 真大 久木 美穂 平栗 翔 福田 真希 丸山 農 三河谷 弥生 村瀬 優紀 大和 盟 吉成 麻里菜 六林 満良 関野 貴文 内田 暁也 倉坪 亮太 相澤 舜 内田 千之 小林 勇人 笹尾 隆一 篠田 信英 辻脇 慧 右田 鈴菜 渡邉 早紀 渡邉 隆一 米田 奈央 小林 由貴 野中 郁美 蒔田 亜裕美 小林 千夏 田中 里彩 小松本 富士姫 神谷 駿太 佐藤 諒 平野 雄也 田中 誠也 川手 はるな 早川 夏美 竹生田 恵美 山田 太一 内山 育子 松谷 由美 篠原 沙織 今泉 拓 加藤 仁寿 久保田 康介 宮島 劍 橋場 祐二 葉山 正幸 菊池 宏 青柳 拓也 町田 瑛里香 松本 苑子 岡田 菫 佐久間 正 篠塚 佳紀 谷本 七海 玉井 由希子 長屋 杏由 船場 彩加 横山 可奈 渡辺 和樹 鷲北 浩太 坂本 杏里彩 大竹 規文 山口 智哉 坂下 貴幸 石川 将成 益子 嵩典 小宮 美紀 古郡 勇気 山延 佳恵 松浦 彩香 小瀬村 和馬 真田 有希 相原 未知 伊藤 千鶴 岩澤 峻也 大濱 久明 小谷 郁美 小林 明日香 中村 ちひろ 村野 理知子 守谷 亮佑 山田 有理紗 渡邊 華清 名古屋 依里 徳江 万里子 三原 早紀 赤松 卓哉 根本 直弥 甲嶋 義史 小沢 睦美 鈴木 博子 阪口 正大 河原 由佳 堀江 和恵 春日 友里 高橋 竜二 若林 由佳 佐々木 里菜 大塚 桃子 桒原 良樹 佐溝 玲子 稲葉 美帆 小西 真央 三嶋 菜々美 鈴木 明佳 高崎 卓郎 高山 昴 岩城 志保 郷原 みなえ 石井 栞 中村 祐美 富山YMCA 青木 司 植木 惇 中村 俊介 藤井 翔太 吉村 昴大 瀬戸 のぞみ 田村 友美 辻 夏樹 本庄 拓也 島田 大 名古屋YMCA 磯見 尚輝 高見 昇 石原 なる美 大橋 雅典 田中 大雄 滋賀YMCA 林 知代 各務 理恵 照井 恵理 山本 有美恵 坂本 緑 中野 真理子 山根 康平 久保 光佑 久田 ゆり 木村 翔太 田中 愛子 宮崎 千尋 山﨑 和映 岩川 卓也 手柳 百華 水野 春菜 松田 悠加 西村 知奈 寺田 佳由 田中 絵梨 若松 由香里 中前 真佳 塗谷 健司 古河 秀晃 北川 愛美 陸田 めぐみ 永井 千晴 竹下 春奈 青木 沙織 竹村 藍子 丸山 巻乃 櫻木 健太 北村 要 京都YMCA 秋山 義太郎 上見 佳世 有働 麻子 宇野 晶子 小野 幸乃 河嶋 めぐみ 熊谷 武雄 小久保 文恵 小林 美喜 砂場 聡美 髙橋 真衣 武田 京 辻 あすか 所 美有紀 富田 千佳以 鳥越 万紀雄 中井 美砂子 中東 晶子 中村 美香 鍋田 創 藤田 紫保 堀端 沙知 前田 早苗 前田 英孝 桝田 瞳 馬渕 緑 森田 敦子 森田 紗也香 茂籠 あゆみ 渡邉 文子 西堀 美香 上本 風季 寺井 易子 奈良YMCA 高橋 奈緒子 桝田 紘行 片岡 恵 焼田 智美 川合 順子 森 真利佳 足立 有希 三好 理恵子 上村 亮太 木徳 恭平 黒木 遥 湯岡 麻美 杉山 友恵 大森 沙織 今西 碧 畑山 泰樹 大浦 詩帆 池田 緩奈 川野 友也 藤田 志保 辻 智広 松尾 亮一 水野 長太郎 大阪YMCA 児島 弘樹 山口 剛 高橋 リサ 坂中 美穂 上窪 真弓 早川 明日子 林 夏希 南 大樹 杉本 麻諸 西内 光美 責任性)、③金銭や名誉などの報いを目的とせず(無償性)、④人びとや社会のために働 き(利他性、社会性)、⑤人びとと痛みや喜びを分かち合い(相互性)、⑥継続的に(継 続性)、よろこんで自らの時間や労力、知識や能力、金銭などを提供する者をいう。 西村 彩 高橋 由佳 逢阪 知枝 植松 千穂 灘 千映美 木田 梨恵 山田 かおり 小山 あゆみ 阿部 ちさと 河野 千尋 田中 砂帆 阿部 香織 高橋 佳子 近藤 恭平 守殿 千里 康村 美奈 渡辺 花 義永 味生 国谷 来央 田中 志波 池田 ゆかり 北村 武也 橋本 彩 豊永 舞 菅 まどか 福田 貴幸 永塚 恒平 小林 幹 竹下 晶子 蒋野 友香 西尾 彩 相澤 悠乃 栗崎 智子 大前 好 西岡 鷹弘 島崎 千尋 田中 崇士 成願 渚 河村 弥生 東本 梨沙 安岡 大輝 森 美咲 深井 由紀 前田 紗佑里 佐近 友香 高根 千紗子 菅 千賀子 垣内 麻衣子 杉本 実穂 渋谷 茜 青柳 衣里 柏木 優 義間 健二 南 亜沙美 野村 勇斗 中野 健一 山口 絵里 工藤 麻奈 池中 志織 三枝 真奈美 脇田 元気 高橋 琴美 藤原 琴巳 山口 美優 田中 佑季 田端 万紗子 木曽 まどか 豊田 祐子 中谷 瞳 新谷 美紀 吉田 有美子 野村 有紗 有光 花木 玉城 龍一 佐伯 俊幸 吉田 直人 寺野 剛史 池田 藍 中西 里英 井形 友美 井坂 周平 中田 茜 東 紘史 杉本 祥規 嶋谷 健太郎 盛矢 詳 大亀 のぞみ 榎本 紋子 野口 直矢 吉田 和広 石高 一樹 和田 政人 横井 克也 松下 知代 今成 沙紀 南 奈緒 武田 真梨子 山中 千嘉 谷仲 梨奈 奥田 佑香 谷 美里 西川 沙衣 酒井 那滴 中山 法子 今井 敏光 岡本 悟 南野 菜穂 大平 優佳 久保 麻加 河合 愛美 近藤 淑子 田中 夏紀 山崎 太詩 藤原 実香 吉川 洸平 藤浪 未佳 田中 良太 椋本 優幸 鬼頭 良輔 井上 咲 田中 宇希美 中田 恵子 西野 友香里 平岡 深愛 柴田 洸二郎 野々瀬 めぐみ 大向 絢子 加藤 基寛 黒川 晶実 田守 章悟 津田 充加 共田 英里 永井 裕香子 藤村 加菜 山口 愛美 和歌山YMCA 大倉 彩香 大橋 沙紀子 小川 貴寛 小立 真希 河西 朱夏 小島 芙心 高岡 正和 谷口 沙菜恵 中塩路 明花 成江 美咲 西出 美早紀 森田 晟也 神戸YMCA 青木 奈美子 岩﨑 万智子 榎本 紗代 遠藤 彰子 大内 麻衣 加賀 麻美子 垣 亜美 新藤 由香利 菅原 麻由 竹中 芳香 田野 遥香 土井 彩歌 西村 政憲 萩原 衣里菜 吉田 真穂 和田守 麻由 道原 宏和 小林 れん 植田 いつみ 宮松 裕樹 田中 龍樹 高岡 大輔 石橋 平佳也 若林 彩 宮下 達也 水主 拡文 野原 大彰 柴田 優実 新居 遼 石坂 尚太 今井 香織 大垣 明梨 大竹 心平 大西 晶子 小笠原 彩 尾﨑 真理 加藤 大祐 川上 泰子 北口 真琴 楠見 紗智子 小西 雅人 小林 航 角野 明日翔 髙崎 悠 高橋 孝明 田中 唯 津司 大資 坪井 春菜 長尾 昌樹 中村 希美 納冨 明奈 橋詰 彩也香 橋本 有加 浜田 なつか 疋嶋 英理子 日原 章詔 藤郷 唯希 藤原 健次 別府 絵理 前島 正奈 前田 華奈 前田 侑磨 前村 一哉 牧原 柚紀 松岡 由香 松田 亜美 丸田 道朗 岬 雅勝 向井 睦 森田 久瑠美 矢谷 彩 山崎 真波 山田 絵里香 山根 綾華 山之内 啓太 山本 一喜 山本 万里子 米村 美樹 楠 武大 梨本 あかり 伊豆 愛美 坂本 亜沙美 赤穂 智千夏 中澤 香里 高橋 伸之 今西 琢也 沖 愛子 佐々木 留実 木村 安希 稲角 彩 牛道 麻美 岩下 早希 孫田 翔次 中井 麻友美 藤川 恭子 益永 祐子 玉井 沙季 三宅 里奈 藤田 朋子 平野 梓 野田 王琴 寺内 千景 漆山 あかね 植田 菜津美 本田 敦子 橋本 和俊 佐藤 碧 柏原 康正 小田 美津樹 今出川 友里絵 市川 佳芳子 足立 夏海 明石 幸子 姫路YMCA 門間 俊明 金田 優子 河窪 朗子 木村 真知子 下川 美咲 鈴木 隆朗 徳本 早苗 中村 友紀 橋本 亜由美 丸尾 真依子 吉田 雅人 大澤 愛美 岡野 佳菜子 高尾 美菜 田村 早紀 近石 直希 鍋谷 望海 番場 友基 岡山YMCA 石川 治香 大山 真美 木口 佳美 桑木 美香 香西 由貴 永吉 麻理奈 南原 亜衣子 西川 由貴 延原 由貴子 丸山 二由子 八木 綾瀬 八木 香織 山崎 智実 山下 晶子 山本 奈津子 水田 智 広島YMCA 上田 愛菜 桑山 幸子 渡部 有識 竹岡 沙紀 南 景子 本多 智美 宮本 遥 坂田 味沙紀 松山YMCA 坂下 明日香 高橋 加奈子 土井 隆広 尾木 大祐 貞廣 慈幸 田辺 恵一 小林 恵理子 飛田 亮 猪澤 誠司 菅 垂穂 北九州YMCA 下村 あゆみ 松浦 彩香 粒田 拡志 坂本 亜衣 仲程 亜希 中村 綾 山縣 美紀 福岡YMCA 岡本 千恵美 田中 裕子 松尾 将志 清田 夏海 加来 秀彰 戸田 耕介 山村 智徳 広実 絵里 岩崎 圭大 白水 喜子 熊本YMCA 井上 美香 佐藤 啓介 菊池 安博 市村 綾人 緒方 大地 深水 誠一郎 市原 初美 奴田原 沙織 田代 舞 後藤 健征 信岡 美咲 河喜多 倫子 岩本 有里加 太田 恵梨 横田 昂生 坂本 裕太 川﨑 わかば 橋本 拡生 田北 康一郎 江 恭輔 吉元 一馬 ★ ★ ★ ★ ●“いのち”が光り輝くように 台風9号被災児童招待「余島クリスマスキャンプ」―神戸YMCA 2009年8月、台風9号は兵庫県に大きな傷跡を残しました。神戸YMCAで は、大きな被害を受けた兵庫県西端の佐用郡佐用町の小学校5校の子ども 達に心と身体のリフレッシュをしてもらおうと、被災地の児童63人を招待し、 「余島クリスマスキャンプ」を12月26∼28日に神戸YMCA余島野外活動セ ンターで実施しました。リーダー、ドクター、スタッフ等を含めると、総勢 100人のキャンプとなりました。 海のない佐用町に住む子ども達は、瀬戸内の豊かな海で、普段なかなか 体験できないカヌーやローボートにチャレンジしたり、釣りやきれいな貝殻 集めに夢中になったり、磯観察や森探検等、余島の自然を十分に楽しんだ 様子でした。また、芝生のグラウンドではグループが入り混じっての白熱し た大サッカー大会が行われ、薄着になって走り回る子ども達の姿がとても印 象的でした。最後の夜のゲーム大会も盛り上がり、私達の心配をよそにエネ ルギッシュな子ども達の姿を目の当たりにしました。子ども達からは「海で フグを釣ったのが楽しかった」「災害で夏休みはどこにも行けなかったけど、 冬休みは余島に来られて本当によかった」等の声が聞かれました。 神戸YMCAは、以前にも阪神淡路大震災や台風23号(2004年)の被災児 童を余島へ招待しました。心身ともにのびのびと遊び、笑う。そんな時間 を友だちと過ごすことで子ども達は、本来の明るさを取り戻していきます。 佐用町の住民の皆さんのご苦労はまだまだ続いていますが、子ども達が仲 間やリーダーと笑顔で遊ぶ様子を見ていると、彼らが明るい未来を創って いくことを確信しました。 キャンプ実施にあたり、関係諸団体から多くのご協力・ご協賛をいただき ましたことを心より感謝申し上げます。 焼き芋作りを体験 (神戸YMCA 山本 亮司) 「みんなで食べるとおいしいね」 ハイチ地震 悲しみに立ち向かい、 生きるために 2010年1月12日16時53分、ハイチで首都ポルトープランス南部を震源としたマグニチュード7.0の大地震が発生。死者は 23万人にも及び、約100万人が路上や仮設テントでの避難生活を強いられています。 いま、家族から離別した子ども達の安全の確保、まもなく到来するハリケーン・シーズンへの備えが急務となっています。 䚷 ᪥ᮏ䛾䠵 䠩䠟 䠝 䛷䛿䚸 ᆅ㟈Ⓨ⏕┤ᚋ䛻⥭ᛴᨭ䛸 䛧 䛶2䝗 䝹䜢 ㏦㔠 䛧 䚸 ᅜ䛻䜒 ເ㔠άື䜢 䜃䛛䛡䛶䛔䜎 䛩䚹 䝝䜲 䝏䛻䛿㟷ᑡᖺάື䜢 ⾜ 䛖 䠵 䠩䠟 䠝 䛜䛒䜚 䚸 ㏆㞄ᅜ䛾༠ຊ䜢 ᚓ䛺䛜䜙 䚸 䝇 䝍 䝑 䝣 䜔䝴䞊䝇 䝪䝷 䞁 䝔䜱 䜰⮬䜙 䛜ᩆάື䜢ጞ䜑䛶䛔䜎 䛩䚹 䚷 䛔䜎 䛰䚸 ୡ⏺୰䛛䜙 ᒆ䛟 ᩆ≀㈨䛿㐺ษ䛻㓄⤥䛥 䜜䛪䚸 䝷 䜲 䝣 䝷 䜲 䞁 䛥 䛘☜ಖ䛥 䜜䛶䛔䜎 䛫䜣䚹 䛣 䛾㛫䚸 ከ䛟 䛾ே䛜⎰♟䛾ୗ䛷⏕䛝 ⤯䛘䚸 ᐙ ᪘䜢 ኻ䛳䛯⿕⅏⪅䛿་⸆ရ䜔㣗ᩱ䛾౪⤥䜢 ᚅ䛱䛺䛜䜙 䚸 ᝒ䛧 䜏䛸 Ᏻ䛾 䛯䛰୰䛻䛔䜎 䛩䚹 䛥 䜙 䛻㛫䛾⤒㐣䛸 ඹ䛻䚸 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長期の支援活動を計画して行かなければいけないと考えています。 数ある支援団体の中には、他の場所で災害が起こったら何ごともな かったかのようにそちらに移って行き、具体的な支援活動が後に何 も残らないような活動をする団体もあります。YMCAはそのような団 体と見られないよう、精一杯の 努力をします。なぜなら、ハイ チYMCAには人びとの信頼が 寄せられており、コミュニティ の発展を継続し確実なものに する使命があるからです。 YMCAᨥңщѪƷ්Ǖ ȏǤȁYMCAưƸ 全国各地の YMCA 日本YMCA 同盟 アジア・大平洋 YMCA同盟 世界 YMCA同盟 世界各地のYMCAや協力団体 写真提供:大阪YMCA 新しい情報は随時ホームページにてお知らせします。 http://www.ymcajapan.org/ 2001年設立。首都ポルトープランスに会館と、郊外に3つのユースセン ターがあり、貧困のために教育を受けられない青少年の識字教室や、高等 教育へ進学するための支援を続けてきました。英語とフランス語の図書2 万冊を集めた図書館や、YMCAサッカーチームを運営し、青少年の健全育 成のために活動しています。 ラテンアメリカ・カリビアンYMCA同盟に加盟しています。 YMCAの支援活動 続々と現地へ ハイチ地震 被災者とともに物資配給活動 60人のハイチYMCAボランティア 地震発生から間もなくの1月23日土曜深夜、ドミニカ共 和国YMCAの総主事と北米からの2人を含む12人が、救援 物資を積んだ大型トラックでドミニカ共和国の首都サント・ ドミンゴを出発。翌日曜の早朝、国連による治安部隊ととも に、船でハイチの首都ポルトープランスに入ることができま した。トラックには、ダンボールに詰めた食料、医薬品、毛 布等の生活用品を積載していました。 ハイチYMCAは国内各地から60人もの若者を中心とし たボランティアを呼び集め、ドミニカからの一行が到着次 第、共に物資配給を行いました。 配給を待つ長い列 地元コミュニティと孤児のための施設に 早朝から配給を待つ長い、長い列。ハイチの人びとによ るボランティアと地元警察の協力がなければ、混乱を回避 することはできなかったでしょう。食料、医薬品等をポル トープランスにあるYMCAコミュニティの約300人と40人 のYMCAスタッフやボランティアに手渡し、その他の物資 は孤児のための施設、関連団体や近隣コミュニティに配りま した。 ハイチYMCA総主事のグウェネル・アポロン氏は、世界 中からの支援によって準備された物資の数々、駆けつけた ボランティアの姿に、YMCAの家族愛、友情、連帯を強く感 じ、「私達は、まだ家族や友人が行方不明であり、夜が来て も寝る場所もない状態です。しかし、今この時の感動を決し て忘れることがないでしょう」と語りました。 全壊したハイチYMCA会館 地域の信頼厚く、再建が望まれる 残念なことに、ポルトープランスのYMCA会館は全壊し ましたが(写真右上段)、YMCAの家財道具や備品は無事 でした。YMCAは地域コミュニティから信頼されており、盗 難等からも守られました。 中長期的な計画として、将来的には、コミュニティ再建と そのための会館建て直しも考えなければなりません。世界 YMCA同盟とラテンアメリカ・カリビアンYMCA同盟は、 ハイチにおけるYMCA運動の再建のために協力を惜しみま せん。現在、北米から災害復興専門のチームが合流し、今後 の救援・復興活動の計画が進められています。 1月15日からの支援の呼びかけに対し、すでに世界中か ら30万ドルが送金および申請されています。世界YMCA同 盟は引き続き呼びかけと支援活動を行ってまいります。 (情報提供 世界YMCA同盟) 新しい情報は随時ホームページにてお知らせします。 http://www.ymcajapan.org/
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