クロロベンゼン Chlorobenzene C6H5Cl 178SB クロロベンゼン

クロロベンゼン
Chlorobenzene
1.別 名
C6H5Cl
4.他の分析方法
モノクロロベンゼン
ガスクロマトグラフ法〔NIOSH〕
,
吸光光度法(ブタノン法),赤外線吸収法
2.性 質
5.用途及び発生場所
液体 無色 石油臭
● 分子量;
● 比重;
112.56
1.106
● 蒸気密度;
● 沸点;
3.88
132 ℃
● 蒸気圧;
1.17kpa
(蒸気濃度 1.11 %)
● 下部引火点;28 ℃
● 上部引火点; 67 ℃
● 爆発範囲;
1.3 ∼ 11.0 % ● 発火温度; 593 ℃
● 溶解性;
不
● 許容濃度;
日本 10ppm
米国 10ppm
(TWA)
● 管理濃度;
10ppm
溶剤,DDT 製法,染料・医薬品・香料・その他有機
化合物の合成原料
6.関係法令
安衛令(名称等表示,危険物),有機則(第 2 種),消防
法(危険物第 4 類クロールベンゾール),車両法(危険
物,爆発性液体),危険物船送則(引火性液体類),
IMDG コード・クラス 3−3
3.危険性・有害性
7.検知管の適用
可燃性・爆発性; 引火点が低く,しかも蒸気は空気
より非常に重く,低所に滞留して
爆発性混合ガスをつくる。
人 体 へ の 影 響; 蒸気は目・鼻を刺激し,吸入する
と麻酔状態になる。慢性症状とし
ては,肝臓・腎臓障害がある。
臭気限界 6.0ppm
1ppm
10ppm
100ppm
TLV
1000ppm
1%
LEL
クロロベンゼン
(白色)
1 ∼ 140ppm
試料採取量
と測定範囲
100ml
(印刷目盛:5 ∼ 140ppm)
測定時間
2 分間/100ml
検知限度
0.5ppm
(500ml)
色の変化
白色→薄茶色
反応原理
五酸化ヨウ素と反応してヨウ素を遊離
ガス名
キシレン
トルエン
指示が低くなる。
一酸化炭素
ヘキサン
使用温度範囲 0 ∼ 40 ℃(温度の影響なし)
湿度の影響
なし
校正方法
ガスクロマトグラフ法
共 存 時
類似の変色を示す 指示が高くなる
ベンゼン
C6H5Cl + I2O5 + H2SO4 → I2
1年
単 独 時
エチルベンゼン
する。
経年変化
120
妨害ガス
500ml
(読取値÷ 5 :1 ∼ 5ppm)
有効期限
取付口
検知剤
(白色)
仕 様
測定範囲
140
ppm
60
40
5
10
20
試料ガス
80
検知管
除湿管
100
178SB
178S
63
50ppm 以上で
全層が類似の変色 指示が高くなる
を示す
100ppm 以上で
指示が高くなる