しんくみ - 東京消防信用組合

しんくみREPORT
東京消防信用組合
2
ごあいさつ
東京消防信用組合の信条
皆さまには、日頃より格別のご愛顧お引き立てを賜わり、
心
(1)
相互扶助の理念に基づく組合
当組合は、
「東消」職員の相互扶助の理念に基づいて創設され、
これを有
効に実践することを基本とする、
魅力ある職域組合とすること。
(2)
組合員本意の運営
当組合は、
組合員に対し
「直接奉仕」
することを原則とし堅実安全を旨とし
て運営する。
(3)
サービス業務
当組合は、
組合員の立場になって、
奉仕の精神に徹し、
行き届いたサービ
スを旨とし、
その福祉向上に努める。
(4)
有利な運用
当組合は、
利用者の有利さをモッ
トーに最高の利率で預かり最低の利率で
融資をする。
(5)
利益は利用者に還元
当組合は、事業活動によって生じた利益は、
これを利用者に還元する。
から御礼申し上げます。
このたび、
当組合の現況
(平成18年度第54期)
をまとめま
したので、
ご理解を深めていただくための資料として、
ご高覧
賜わりたいと存じます。
東京消防信用組合は、相互扶助の理念に基づき、
東京
消防庁職員の皆さまにお役に立てる金融機関をめざし、
これ
まで以上に経営の健全性と基盤強化に努めてまいります。
引き続き皆様の信頼とサービスの向上に努力してまいりま
すので、
一層のご支援とご指導のほど、
心からお願い申し上
事業の組織
東京消防 信用組合
会 業 務 部
長
監 事 会
げます。
本 部
融 資 部
理事長 常務理事
理 事 長
理 事 会
総 代 会
経 理 部
本 店
立川支店
監 査 室
幡ヶ谷支店
平成18年度 経営環境・事業概況
平成18年度の国内経済は、
各企業の設備投資が拡大を続け、
雇用改善も
進み、持続力を保った息の長い景気拡大基調にありました。
また、金融面にお
いては、
平成18年7月にゼロ金利政策が解除され、
次いで本年2月には追加
利上げが実施されました。
このような中、
各金融機関は利用者の利便性の向上や預金者保護の観点
に立った運営が一段と進み、
収益の拡大、体質強化を図った結果、業務にお
いては個人向け住宅ローンにしのぎを削り、
当組合も厳しい競争を余儀なくされ
る状況が常態化しております。
このような厳しい金融情勢にあって、当組合は、組合員の信頼に応える安定
した経営基盤の構築を最大の課題として、
役職員一丸となって邁進してまいり
ました。
1.
経営基盤の強化について 当組合は、組合員への住宅ローンが、職域貢献として組合員に資する最重
要課題であるとして取り組み、
この施策を推進するうえで組合員との信頼関係
を築くことが 重要であるとの認識のもと、
「しんくみだより」
「ホームページ」
、
、
「ディスクロージャー誌」
「地域密着型推進計画」等の開示を行いました。
2.
預金・積金について
低金利が継続する中、
平成18年度は二度の利率引上げを行い、
「組合員
のための信組」
の声に応えました。預金商品としては、若年層向けの
「ライフプ
ラン目的積金」
を新たに発売し、
退職者向けの
「悠々定期」
「年金定期」
、
を継
続発売いたしました。
特別商品として平成18年5月には、
「くじ付ホームラン夢
定期」
を、
10月には
「くじ付夢定期」
を発売いたしました。
これらの推進には、
所属
訪問、
退職者説明会、FCを始めとする渉外活動に組合あげて取り組みました。
その結果、
平成18年度末の残高は595億円余(前年同月比9億円余増)
と
なっております。
3.
貸出金について
組合員に当組合の有利な融資条件を理解して頂くため、
渉外員の所属訪
問、
時間外の相談業務、
「福利厚生ニュース」
への掲載、家族待機宿舎からの
退寮者への積極紹介を行いました。 新商品として
「Newマイホームローン
1.
35」
を発売し、
そのほか
「マイカーローン2.
5」、
「変動型Newマイカーローン
1.
95」、
「学費ローン2.
5」
を継続発売いたしました。
この結果、
平成18年度末の
貸出総額は281億円余(前年同月比21億円余の増)
、預貸率は2.
95ポイント
増の47.
27%となっております。
4.
資金運用について
市場金利の低位安定が継続し、
金利収益への依存が困難な状況下、
当組
合は、平成18年度資金運用方針に基づき定例の
「資金運用委員会」
の機能
を活用し、低クーポン債及び外国証券の圧縮等による分散投資に努め、7億
38百万円余の利配収益を確保いたしました。
なお、
預証率は、
47.
91%で期首
から1.
04ポイント減少できました。
5.
自己資本の充実と利益還元について
健全経営に徹して役職員一同が取り組んだ結果、
経営指標となる自己資
本比率は、
16.
42%であり、
当組合に求められる4%を大幅に超え、
経営基盤の
安定化が図られました。
平成18年度の剰余金の中から、
出資配当
(配当率6%)
及び利用分量配
当
(預金利息、
貸付利息ともに100円につき10円を配当)
を実施し、組合員に
還元いたしました。
6.
経営の効率化
平成16年度から当組合の経営指標として定めた
「5ヵ年計画」
を業務目標
に掲げ、
その達成に役職員あげて取り組みました。
7.
人材の育成
金融システム改革による業務の多角化、多様化・高度化に対応し、
さらに組
合の将来の業務、
組織強化を見据えた人材の計画的育成は、
当組合の重要
課題であります。
金融機関経験者の採用を行ったほか、全国信用組合中央協
会、東京都信用組合協会等に役職員延べ18名が出向研修するとともに自己
研鑽への支援を行いました。
8.
内部管理態勢の整備
内部管理態勢の整備は、
経営基盤の強化に寄与するものと認識し、
平成
18年度は監査室を設置し、関連する諸規定の整備と各種リスク管理態勢に基
づく内部管理態勢の検証にあたっております。
このほか、
「全国信用組合監査
機構」
のサポート監査を受監するとともに、
顧問公認会計士による決算に係る
短期調査を継続し、規程の整備等においては、顧問弁護士等のリーガルチェッ
クを受けております。
9.
母体組織の多数退職者への対応
平成19年度からの母体の定年退職者が急増すると予想されることから組合
内に
「2007年環境対応検討委員会」
を設け、退職組合員の資産運用に寄与
する組合となるよう対応しております。
母体で行う退職説明会には安全確実な
財産形成例を紹介するなどの情報提供を実施しております。
3
役員一覧(理事および監事の氏名・役職名)平成19年6月22日現在
理 事 長/中村 正弘
理
事/新井 雄治
理
事/佐藤 直記
理
事/村上 研一
理
事/飴村 薫
理
事/小泉 明弘
監
事/田村 雅直
常務理事/加藤 和生
理
事/佐竹 哲男
理
事/荒井 伸幸
理
事/長久 豊
理
事/藤田 徹
理
理
理
理
監
員外監事/岩片古志郎
事/菊池 栄
事/秋山 惠
事/大江 秀敏
事/大貫 豊
事/田名部修弘
組合員の推移
区 分
個
法
合
人
人
計
平成17年度末
20,
545
3
20,
548
(単位:人)
平成18年度末
20,
838
3
20,
841
総代会について
■総代会の仕組みと機能
信用組合は、協同組合組織による金融機関であり、
組合員の総意により組合の意思を決定する必須の機関である総会を設けることとされてます。
この総会
は、
中小企業等協同組合法及び協同組合による金融事業に関する法律に定められた総会の必要的議決事項のほか定款に反しない限り、
必要的議決事項以
外についても議決することができる機関で組合の最高の意思決定機関です。
なお、
当組合は組合員の総数が法定数(200人)
を超えるため、中小企業等協同
組合法の定めに従い総会に代わる総代会を設置しております。
■総代会の役割
組合の組織・運営に関する重要事項の議決、
理事・監事の選挙(選任)及び解任できる組合の最高意思決定機関です。
■総代の選出方法
総代は、東京消防信用組合総代選挙規程に基づいて組合員の中から選挙により選ばれております。
■第54期通常総代会の報告
第54期通常総代会は平成19年6月22日スクワール麹町で行われました。
(1)
報告事項
平成18年度事業報告
(2)
決議事項
第1号議案
第2号議案
第3号議案
第4号議案
平成18年度決算並びに剰余金処分(案)
について
平成19年度事業計画(案)並びに収支予算(案)
について
東京消防信用組合定款の一部改正(案)
について
理事・監事の欠員補充について
■総代のご紹介
平成19年6月22日現在
部・方面
総代定数
総 代 氏 名
企画調整部
3
岡本 透 井上 裕司 木下 満 総務部
4
近藤 敦彦 藤井 英雄 園部 秀智 佐野 和男
人事部
4
長里 美伶 野口 博文 瀧岡 覚 星野 弘
警防部
4
下風 隆子 山田 哲夫 浅野 尚子 藤堂 正子
防災部
4
江原 信之 松縄 忠一 君嶋 幸夫 中田 豊
救急部
3
小林 一広 新藤 博 竹内 栄一
予防部
5
秋山 知律 富井 通高 菅野 晃一 伊東 功 荻野 成子
装備部
3
加藤 俊之 田代 修三 板屋 幸恵
学校
2
石川 通孝 島貫 隆弘
消防技術安全所
4
安井 正実 渡邉 茂男 田中 康之 下畑 行盛
第一方面
11
第二方面
8
第三方面
6
第四方面
8
第五方面
8
第十方面
6
第六方面
9
第七方面
10
第八方面
15
第九方面
9
中川原達雄 秋山 繁雄 小林 茂 蛭田 芳則 宮嶋 律子 望月 司朗 小川貴代美 福岡久仁子 溝田 斗一 清水 和夫 中尾 清光
高橋 正一 下枝 正子 岩成 真弓 草川 喜好 望月 剛 黒﨑 知昭 香取 悦子 藤井 雅信
河村 智子 元田 信夫 村山 英仁 渡邉 正男 鈴木 英樹 宮田 健二
遠藤 敏郎 神田 節生 中村 利幸 川西 一帆 由利 光世 山口希久子 清水 理英 寄田 茂巳
森 林太郎 齋藤 真美 江橋 和俊 髙橋 成典 兵藤 守彦 佐藤 幸男 眞田 修 清水 栄信
三宅 博英 長谷川恵理 中野 宏子 髙橋 和子 五十嵐行雄 福富 徳行
石山 香織 鈴木 廣行 西 勝吉 渡邉 勝義 髙野 久雄 國井 則男 丹羽 秀夫 丸山 修二 信田 実
山中 稔里 松倉 敏夫 青柳 みわ 吉田 徹 相原 里志 後藤 京子 廣川 良明 入江 隆浩 赤羽 美保 鈴木 義弘
青山 勝 山崎 直一 石井 隆子 吉岡 良二 清水 敏之 浦野 明男 藤原 孝幸 本間 俊司 榎本 雅美 高萩 俊子 秋本 陽子 池田由美子 日馬 繁雄 今井 康夫 渡邉 雄一
梅田 克巳 井上 雅美 和田 伸郎 米田 弥生 野口小百合 寺田 亜希 山田奈穂子 土屋伊三雄 榎戸 陽子
注:総代は、
組合員の中から各選挙区
(各所属毎、
現在126
)
毎に1
名ずつ選挙されております。
4
経理・経営内容
貸借対照表
科
目
(資産の部)
金 額
金
け
金
価
証
券
国
債
地
方
債
社
債
株
式
そ の 他 の 証 券
貸
出
金
証 書 貸 付
当 座 貸 越
そ の 他 資 産
未 決 済 為 替 貸
全信組連出資金
未 収 収 益
そ の 他 の 資 産
有 形 固 定 資 産
その他の有形固定資産
無 形 固 定 資 産
ソ フ ト ウ ェ ア
その他の無形固定資産
繰 延 税 金 資 産
貸 倒 引 当 金
(うち個別貸倒引当金)
平成17年度
158,
832
8,
429,
740
28,
668,
670
2,
896,
400
2,
049
5,
161,
623
240
20,
608,
357
25,
960,
997
25,
704,
891
256,
106
241,
644
3,
552
121,
600
98,
504
17,
987
11,
696
11,
696
2,
408
929
1,
478
7,
891
△90,
465
( )
平成18年度
190,
662
8,
652,
928
28,
516,
487
2,
087,
140
797,
439
6,
452,
366
240
19,
179,
300
28,
134,
997
27,
861,
778
273,
219
248,
324
4,
467
121,
600
119,
474
2,
782
16,
236
16,
236
2,
219
740
1,
478
△97,
939
( )
資 産 の 部 合 計
63,
391,
415
65,
663,
916
現
預
有
科
(単位:千円)
目
(負債の部)
預
金
積
金
当 座 預 金
普 通 預 金
貯 蓄 預 金
通 知 預 金
定 期 預 金
定 期 積 金
そ の 他 の 預 金
そ の 他 負 債
未 決 済 為 替 借
未 払 費 用
給付補てん備金
未 払 法 人 税 等
払 戻 未 済 金
そ の 他 の 負 債
賞 与 引 当 金
退 職 給 付 引 当 金
繰 延 税 金 負 債
負 債 の 部 合 計
(純資産の部)
出
資
金
普 通 出 資 金
利 益 剰 余 金
利 益 準 備 金
その他利益剰余金
特 別 積 立 金
当期未処分剰余金
組 合 員 勘 定 合 計
その他有価証券評価差額金
純 資 産 の 部 合 計
負債及び純資産の部合計
金 額
平成17年度
58,
565,
518
17,
714,
650
37,
323
40,
372,
656
427,
308
13,
579
301,
162
62,
470
63,
565
46
170,
637
470
3,
973
10,
376
171,
326
平成18年度
59,
511,
890
18,
490,
310
35,
661
40,
526,
419
450,
738
8,
762
340,
893
109,
468
99,
927
134
117,
369
7,
035
6,
958
59,
048,
383
184,
192
310,
435
60,
347,
412
686,
142
686,
142
3,
212,
693
436,
700
2,
775,
993
2,
230,
000
545,
993
3,
898,
835
444,
196
4,
343,
031
63,
391,
415
686,
209
686,
209
3,
552,
688
536,
700
3,
015,
988
2,
430,
000
585,
988
4,
238,
897
1,
077,
606
5,
316,
504
65,
663,
916
5
貸借対照表の注記事項
1.
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。
なお、
以下の注記については、表
示単位未満を切り捨てて表示しております。
2.
有価証券の評価は、
満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法
(定
額法)
、
その他有価証券のうち時価のあるものについては期末日の市場価格等に基づく
時価法
(売却原価は主として移動平均法により算定)
、時価のないものについては移動平
均法による原価法又は償却原価法により行っております。
なお、
その他有価証券の評価
差額については、
全部純資産直入法により処理しております。
3.
デリバティブ取引の評価は、
時価法により行っております。
4.
有形固定資産の減価償却は、定率法を採用しております。
なお、
主な耐用年数は次のと
おりであります。
動 産
4年~20年
5.
無形固定資産の減価償却は定額法により償却しております。
なお、
自社利用のソフトウェ
アについては、
当組合内における利用可能期間
(5年)
に基づいて償却しております。
6.
外貨建資産・負債は、
主として決算日の為替相場による円換算額を付しております。
7.
貸倒引当金は、
予め定めている償却・引当基準に則り、
次のとおり計上しております。
破産、
特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」
とい
う)
に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者
(以下
「実質破綻先」
という)
の債権に
ついては、下記直接減額後の帳簿価額から、
担保の処分可能見込額及び保証による回
その残額を計上しております。
また、
現在は経営破綻の状況にな
収可能見込額を控除し、
いが、
今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権については、
債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
その残額
のうち債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。
上記以
外の債権については、一定の種類毎に分類し、
過去の一定期間における各々の貸倒実
績から算出した貸倒実績率等に基づいた予想損失見積総額と、
法人税法に基づく貸倒
引当金繰入限度額を比較し、
多い額を引き当てております。
全ての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署の協力の下に資産査定部
署が資産査定を実施しており、
その査定結果により上記の引当を行っております。
なお、
破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担
保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込
額として債権額から直接減額しており、
その金額は667千円であります。
8.
退職給付引当金は、
従業員の退職給付に備えるため、
当期末における退職給付債務に
基づき、必要額を計上しております。
なお、
当組合は、
複数事業主
(信用組合等)
により設立された企業年金制度
(総合型厚
生年金基金)
を採用しております。
当該企業年金制度における当組合の年金資産は702
百万円であります。
9.
消費税及び地方消費税の会計処理は、
税込方式によっております。
10.
理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額
31百万円
11.
有形固定資産の減価償却累計額 55百万円
延滞債権額はありません。
12.
貸出金のうち、
破綻先債権額は0百万円です。
また、
なお、
破綻先債権とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその
他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込がないものとして未収利息を計
上しなかった貸出金
(貸倒償却を行った部分を除く。
以下「未収利息不計上貸出金」
とい
う。
)
のうち、法人税法施行令
(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまで
に掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、
破綻先債権及び債務者の経営
再建又は支援を図ることを目的として利息の支払いを猶予した貸出金以外の貸出金で
あります。
13.
貸出金のうち、
貸出条件緩和債権額は21百万円です。
なお、
貸出条件緩和債権とは、
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利
の減免、
利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取
決めを行った貸出金で破綻先債権、
延滞債権及び3
か月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
14.
破綻先債権額、
延滞債権額、
3
か月以上延滞債権額及び貸出金条件緩和債権額の合計
は21百万円であります。
なお、12.
から14.
に掲げた債権額は、
貸倒引当金控除前の金額であります。
15.貸借対照表に計上した有形固定資産のほか、
営業用車両及び事務用機器についてリー
ス契約により使用しています。
16.
担保提供している資産及びこれに対応する債務はありません。
なお、
上記のほか、
公金取扱い、
為替取引のために預け金401百万円、有価証券2百万円
及び預託金2百万円を担保として提供しております。
17.
出資1口(100円)
当たりの純資産額 774円76銭
18.
有価証券の時価、
評価差額等に関する事項は次のとおりであります。
(
1)
売買目的有価証券に区分した有価証券はありません。
(
2)
満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
国
地 方
社
外 国 証
合
債
債
債
券
計
貸借対照表
計 上 額
1,
003
10,
696
11,
699
時 価
差 額
1,
014
9,
654
10,
668
11
△ 1,
042
△ 1,
030
う
ち 益
13
110
123
う
ち
損
△2
△ 1,
152
△ 1,
154
(
3)
子会社・子法人等及び関連法人等株式はありません。
(
4)
その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
取得原価
株
式
債
券
国
債
地 方 債
社
債
そ の 他
外国証券
投資信託
合
計
貸借対照表
計 上 額
8,
333
2,
087
797
5,
449
8,
482
1,
681
6,
801
16,
816
8,
375
2,
096
794
5,
485
6,
872
1,
745
5,
126
15,
247
評価差額
う
△ 41
△9
3
△ 35
1,
610
△ 63
1,
674
1,
568
ち 益
22
2
4
15
1,
720
1,
720
1,
743
う
ち 損
△ 64
△ 12
△1
△ 50
△ 109
△ 63
△ 46
△ 174
なお、
上記の評価差額から繰延税金負債491百万円を差し引いた額1,
077百万円が、
「そ
の他有価証券評価差額金」
に含まれております。
19.当期中に売却した満期保有目的の債券はありません。
20.当期中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。
売
却
価
額
3,
555
百万円
売
却
126
百万円
益
売
却
損
123
百万円
21.時価のない有価証券は、
その他有価証券の非上場株式240千円であります。
22.
その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の期間毎の償還予定額
は次のとおりであります。
(単位:百万円)
1 年 以 内
債
券
国
債
地 方 債
社
債
そ の 他
外国証券
投資信託
合
計
602
602
225
225
827
1
年
超
5 年 以 内
2,
006
299
103
1,
602
297
100
197
2,
303
5
年
超
10 年 以 内
5,
048
799
694
3,
555
2,
338
2,
308
29
7,
387
10 年 超
1,
679
988
691
9,
969
9,
969
11,
649
23.
当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメント契約は、顧客から融資実行の申し出を受け
た場合に、
契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸
付けることを約する契約であります。
これらの契約に係る融資未実行残高は、
151百万円
であります。
これらはすべて原契約期間が1年以内のもの又は任意の時期に無条件で取
消可能なものであります。
なお、
これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、
融資未実行残
高そのものが必ずしも当組合の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありませ
ん。
これらの契約の多くには、
金融情勢の変化、債権の保全、
その他相当の事由があるとき
は、当組合が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができ
る旨の条件が付けられております。
また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券
等の担保を徴求するほか、
契約後も定期的に予め定めている当組合内手続きに基づき顧
客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じておりま
す。
24.従来、
その他有価証券に区分される物価連動国債については、現物の金融資産部分と
組込デリバティブ部分を一体として時価評価し、
評価差額を損益に計上しておりましたが、
「
その他複合金融商品(
払込資本を増加させる可能性のある部分を含まない複合金融商
が公表され
品)
に関する会計処理」(
企業会計基準適用指針第12号平成18年3月30日)
たことに伴い、
当期から同適用指針を適用し、
償却原価法を適用後時価評価による評価
差額(税効果額控除後)
を純資産の部に計上しております。
これによる影響は軽微であり
ます。
25.繰延税金資産及び繰延税金負債の主な発生原因別の内訳は、
それぞれ以下のとおり
であります。
繰延税金資産 繰延税金負債
有価証券未収利息 57百万円
有価証券評価差額 491
有価証券評価損
55
繰延税金負債合計
491
退職給付引当金
51
繰延税金負債の純額 310百万円
その他
17
繰延税金資産合計 180
26.
「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(
企業会計基準第5号平成17年
12月9日)
および「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」
(
企業会計基準適用指針第8号平成17年12月9日)
が会社法施行日以後終了する中間
会計期間から適用されることになったこと等から、
「協同組合による金融事業に関する法律
施行規則」(
平成5年3月3日大蔵省令第10号)別紙様式が「無尽業法施行規則等の一
部を改正する内閣府令」
(
内閣府令第60号平成18年4月28日)
により改正され、平成18年
4月1日以後開始する事業年度から適用されることになったことに伴い、
当期から以下のと
おり表示を変更しております。
(
1)
「資本の部」
は「純資産の部」
とし、組合員勘定及び評価・換算差額等に区分のうえ表
示しております。
なお、
当期末における従来の
「資本の部」
の合計に相当する金額は5,
316百万円であり
ます。
(
2)
「利益剰余金」
に内訳表示していた「特別積立金」及び「当期未処分剰余金」
は「
そ
の他の利益剰余金」
の「
特別積立金」
及び「
当期未処分剰余金」
として表示しております。
(
3)
「
株式等評価差額金」
は、「
その他有価証券評価差額金」
として表示しております。
(
4)
「動産不動産」
は、「有形固定資産」
、「無形固定資産」
または「
その他資産」
に区分して
表示しております。
(
5)
「
その他資産」
に含めて表示していたソフトウェアは、「無形固定資産」
に含めて表示して
おります。
27.従業員に対する賞与支給見込額のうち、当期に帰属する金額を従来は
「賞与引当金」
と
して計上しておりましたが、支給月数が確定することとなったため、今期から
「未払費用」へ
計上しております。
これにより、
賞与引当金が13,
888千円減少し、同額未払費用が増加し
ております。
6
経理・経営内容
損益計算書
科 目
常
収
益
資 金 運 用 収 益
貸 出 金 利 息
預 け 金 利 息
有価証券利息配当金
その他の受入利息
役務取引等収益
受入為替手数料
その他の役務収益
その他業務収益
国債等債券売却益
国債等債券償還益
金融派生商品収益
その他の業務収益
その他経常収益
その他の経常収益
経
常
費
用
資 金 調 達 費 用
預 金 利 息
給付補てん備金繰入額
役務取引等費用
支払為替手数料
その他の役務費用
その他業務費用
国債等債券売却損
国債等債券償還損
その他の業務費用
経
費
人
件
費
物
件
費
税
金
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
貸 出 金 償 却
株式等売却損
その他の経常費用
経
常
利
益
特
別
利
益
償却債権取立益
特
別
損
失
固定資産処分損
税引前当期純利益
法 人 税・住 民 税 及 び 事 業 税
法 人 税 等 調 整 額
当 期 純 利 益
前 期 繰 越 金
当期未処分剰余金
経
平成17年度
1,
460,
083
1,
328,
857
536,
250
6,
232
781,
509
4,
864
7,
116
5,
051
2,
064
95,
416
45,
818
33,
526
16,
071
28,
692
28,
692
897,
538
75,
145
74,
880
264
120,
843
39,
529
81,
313
145,
163
100,
473
44,
689
542,
120
332,
461
209,
259
399
14,
265
2,
325
2,
123
9,
036
780
562,
544
14,
841
14,
841
91
91
577,
293
170,
247
13,
711
393,
335
152,
657
545,
993
剰余金処分計算書
(単位:千円)
平成18年度
1,
538,
721
1,
312,
380
549,
613
19,
152
738,
750
4,
864
7,
319
5,
091
2,
228
217,
392
126,
974
38,
895
19,
766
31,
756
1,
628
1,
628
959,
073
108,
500
108,
153
346
128,
200
43,
439
84,
760
131,
697
123,
864
7,
487
345
563,
911
352,
362
210,
707
842
26,
762
7,
473
667
18,
621
579,
648
2,
123
2,
123
1,
218
1,
218
580,
553
136,
967
29,
608
413,
978
172,
010
585,
988
(注)
1.
記載金額は、
千円未満を切り捨てて表示しております。
なお、
以下の注記に
ついては、
表示単位未満を切り捨てて表示しております。
2.
出資1口当りの当期純利益 59
円85
銭
科 目
当期未処分剰余金
剰 余 金 処 分 額
利 益 準 備 金
普通出資に対する配当金
事業の利用分量に対する配当金
預 金 利 息
貸 付 利 息
特 別 積 立 金
次 期 繰 越 金
(単位:円)
平成17年度
平成18年度
545,
993,
069
585,
988,
626
373,
982,
873
402,
679,
386
100,
000,
000
100,
000,
000
41,
107,
675
41,
057,
296
( 年 6% の 割 合 ) ( 年 6% の 割 合 )
32,
875,
198
61,
622,
090
(100円につき10円の割合)(100円につき10円の割合)
(100円につき5円の割合)(100円につき10円の割合)
200,
000,
000
200,
000,
000
172,
010,
196
183,
309,
240
粗利益
科 目
資 金 運 用 収 益
資 金 調 達 費 用
資 金 運 用 収 支
役務取引等収益
役務取引等費用
役 務 取 引 等 収 支
その他業務収益
その他業務費用
そ の 他 業 務 収 支
業
務
粗
利
益
業 務 粗 利 益 率
(単位:千円)
平成17年度
1,
328,
857
75,
145
1,
253,
711
7,
116
120,
843
△113,
726
95,
416
145,
163
△49,
746
1,
090,
238
1.
75 %
平成18年度
1,
312,
380
108,
500
1,
203,
880
7,
319
128,
200
△120,
881
217,
392
131,
697
85,
695
1,
168,
693
1.
84 %
業務粗利益
(注)業務粗利益率= ×100
資金運用勘定計平均残高 経常収益の内訳
その他業務収益
(14.1%)
その他経常収益
(0.1%)
役務取引等収益
(0.5%)
資金運用収益
(85.3%)
経常費用の内訳
資金調達費用
(11.3%)
役務取引費用
(13.4%)
その他業務費用
(13.7%)
その他経常費用
(2.8%)
経費
(58.8%)
7
経理・経営内容
役務取引の状況
科 目
役務取引等収益
受入為替手数料
その他の受入手数料
その他の役務取引等収益
役務取引等費用
支払為替手数料
その他の支払手数料
その他の役務取引等費用
平成17年度
7,
116
5,
051
2,
064
120,
843
39,
529
2,
173
79,
140
取
払
項 目
利 息 の 増
利 息 の 増
減
減
項
平成18年度
7,
319
5,
091
2,
228
128,
200
43,
439
2,
007
受取利息および支払利息の増減
受
支
経費の内訳
(単位:千円)
平成17年度
332,
461
278,
423
26,
525
27,
512
209,
259
80,
482
15,
084
55,
827
4,
948
4,
326
48,
590
399
542,
120
人
(単位:千円)
平成17年度
204,
513
957
目
件
費
報酬給料手当
退職給付費用
そ
の
他
物
件
費
事
務
費
固 定 資 産 費
事
業
費
人 事 厚 生 費
減 価 償 却 費
そ
の
他
税
金
経
費
合
計
平成18年度
△16,
477
33,
355
(単位:千円)
平成18年度
352,
362
292,
452
26,
978
32,
930
210,
707
74,
085
14,
512
66,
363
3,
947
4,
756
47,
042
842
563,
911
主要な経営指標の推移
区
分
経
常
収
益
経
常
利
益
当 期 純 利 益
預 金 積 金 残 高
貸 出 金 残 高
有 価 証 券 残 高
総
資
産
額
純
資
産
額
自己資本比率(単体)
出
資
総
額
出 資 総 口 数
出資に対する配当金
職
員
数
平成14年度
1,
335,
184
△351,
374
△340,
321
53,
079,
712
20,
131,
371
30,
048,
072
56,
208,
327
2,
808,
345
11.
12
657,
567
6,
675,
670
34,
547
38
%
口
人
平成15年度
1,
263,
705
200,
479
225,
803
57,
238,
987
23,
133,
554
28,
970,
679
60,
629,
955
3,
051,
573
12.
02
673,
911
6,
739,
110
40,
328
39
%
口
人
(単位:千円)
平成16年度
1,
280,
264
410,
405
279,
963
58,
788,
522
25,
320,
943
31,
048,
356
62,
645,
776
3,
525,
073
12.
72
680,
971
6,
809,
710
40,
726
40
平成17年度
1,
460,
083
562,
544
393,
335
58,
565,
518
25,
960,
997
28,
668,
670
63,
391,
415
4,
343,
031
13.
95
686,
142
6,
861,
420
41,
107
38
%
口
人
平成18年度
1,
538,
721
579,
648
413,
978
59,
511,
890
28,
134,
997
28,
516,
487
65,
663,
916
5,
316,
504
16.
42
686,
209
6,
862,
090
41,
057
40
%
口
人
%
口
人
(注)
1.
残高計数は期末日現在のものです。
2
「自己資本比率
.
(単体)
」
の平成18
年度計数は、
金融庁告示第22
号により算出しております。
預金と貸出金の推移
(単位:億円)
預金積金
貸出金
億円
587
572
600
595
585
530
512
473
500
403
371
400
348
300
231
253
259
281
201
200
167
96
100
0
114
127
63
平成9年度
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
平成16年度
平成17年度
平成18年度
8
経理・経営内容
自己資本の充実状況
項 目
自
己
資
本
)
資
金
非累積的永久優先出資
優 先 出 資 申 込 証 拠 金
資
本
準
備
金
そ の 他 資 本 剰 余 金
利
益
準
備
金
特
別
積
立
金
次
期
繰
越
金
そ
の
他
自 己 優 先 出 資 (△)
自己優先出資申込証拠金
その他有価証券の評価差損 (△)
営 業 権 相 当 額 (△)
の れ ん 相 当 額 (△)
企業結合により計上される
無 形 固 定 資 産 相 当 額 (△)
証券化取引により増加した
自 己 資 本 に 相 当 す る 額 (△)
基
本
的
項
目 ( A)
土地の再評価額と再評価の直前の
帳 簿 価 額 の 差 額 の 45% 相 当 額
一 般 貸 倒 引 当 金
負 債 性 資 本 調 達 手 段 等
負 債 性 資 本 調 達 手 段
期限付劣後債務及び期限付優先出資
補 完 的 項 目 不 算 入 額 (△)
補
完
的
項
目 ( B)
平成17年度
平成18年度
686,
142
536,
700
2,
430,
000
172,
010
686,
209
636,
700
2,
630,
000
183,
309
(
出
3,
824,
852
4,
136,
218
90,
465
90,
465
97,
939
97,
939
(単位:千円)
項 目
自己資本総額 (A)+
(B)=
( C)
他 の 金 融 機 関 の 資 本 調 達
手段の意図的な保有相当額
負 債 性 資 本 調 達 手 段
及 び こ れ に 準 ず る も の
期限付劣後債務及び期限付優先出資
並びにこれらに準ずるもの
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク
削減手法として用いる保証又はクレジット・
デリバティブの免責額に係る控除額
基本的項目からの控除分を除く、自己資本控除とされる
証券化エクスポージャー及び信用補完機能を持つI/Oス
トリップス(告示第223条を準用する場合を含む)
控 除 項 目 不 算 入 額 (△)
控 除 項 目 計 ( D)
自 己 資 本 額 (C)-(D)=
( E)
( リ ス ク・ア セ ッ ト 等 )
資 産( オ ン・バ ラ ン ス )項 目
オ フ・バ ラ ン ス 取 引 等 項 目
オペレーショナル・リスク相当額
を 8% で 除 し て 得 た 額
リ ス ク・ア セ ッ ト 等 計 (F)
平成17年度
3,
915,
318
平成18年度
4,
234,
157
3,
915,
318
4,
234,
157
28,
060,
306
23,
587,
243
327
28,
060,
306
単 体 T ie r1 比 率 (A/
F)
単 体 自 己 資 本 比 率 (E/
F)
2,
187,
401
25,
774,
971
13.
63%
13.
95%
16.
04%
16.
42%
(注)
1
「協同組合によ
.
る金融事業に関する法律第6条第1項において準用する銀行法第1
4条の2
の規定に基づき、
信用協同組合及び信用協同組合連合会がその保有する資産等に照らし自
己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」
に係る算式に基づき算出しております。
2.
本開示は、
平成17
年度については大蔵省告示第192
号により、
平成18
年度については金融庁告示第22
号により算出しております。
1.
自己資本調達手段の概要
(平成18年度末現在)
自己資本は普通出資金と内部留保だけで構成されています。
これ以外の手段による自己資本調達は実施しておりません。
2.
自己資本の充実度に関する評価方法の概要
出資金の増加額は僅少ですが出資金と同額まで積立てるべき法定準備金を利益から毎期1億円増額しています。
組合員の母体組織退職に伴う少額の出
資金返還はありますが、新入消防学校生に一律1万円の出資を依頼して自然減の金額を十分補っております。
したがって、出資金は今後も安定的に推移する
と想定しております。
また、
利益から毎期2億円の特別積立を実施しており、自己資本については今後も厚みを増せるものと考えております。
自己資本比率及び自己資本額の推移
自己資本額
自己資本比率
42.3
39.1
16.42
35.7
40億円
16%
30.9
28.4
14%
13.95
12.72
30億円
12.02
12%
11.12
10%
20億円
8%
6%
10億円
4%
信用組合に
求められている
比率
平成14年度
平成15年度
平成16年度
平成17年度
(注)
自己資本比率は財務の健全性を表す指標で、
信用組合は4%以上とされています。
当組合の平成19
年3
月末の自己資本比率は16.
42%で基準を大きく上回っております。
平成18年度
9
経理・経営内容
資金運用勘定、調達勘定の平均残高等
科 目
金 運 用
定
う
ち
貸
出
金
う
ち
預
け
金
う
ち
金融機関貸付等
う
ち
有 価 証 券
資 金 調 達
勘
定
う
ち
預 金 積 金
う
ち
譲 渡 性 預 金
う
ち
借
用
金
資
勘
年度
17年度
18年度
17年度
18年度
17年度
18年度
17年度
18年度
17年度
18年度
17年度
18年度
17年度
18年度
17年度
18年度
17年度
18年度
平均残高
62,
294百万円
63,
357
25,
418
26,
767
6,
965
9,
037
29,
788
27,
431
58,
629
59,
315
58,
629
59,
315
利 息
利回り
1,
328,
857千円 2.
13%
1,
312,
380
2.
07
536,
250
2.
10
549,
613
2.
05
6,
232
0.
08
19,
152
0.
21
781,
509
2.
62
738,
750
2.
69
75,
145
0.
12
108,
500
0.
18
75,
145
0.
12
108,
500
0.
18
総資金利鞘等
区 分
資 金 運 用 利 回 (a)
資 金 調 達 原 価 率 (b)
資 金 利 鞘 (a-b)
有価証券、金銭の信託等の取得価格または契約価格、時価及び評価損益
平成17年度
2.
13
1.
05
1.
08
項
目
取得価格または契約価格
17年度末
28,
022
有 価 証 券
18年度末
26,
947
17年度末
金銭の信託
18年度末
17年度末
デリバティブ等商品
18年度末
評価損益
646
1,
568
(注)
「時価」
は、
「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」
(企業会計審議会:平成11
年1
月22
日)
に定める時価に基づいて表示しております。
なお、
時価のないものについ
ては、
帳簿価格で表示しております。
預貸率および預証率
預
預
区 分
(期 末)
貸 率
(期中平均)
(期 末)
証 率
(期中平均)
平成17年度
44.
32
43.
35
48.
95
50.
80
総資産利益率
(単位:%)
平成18年度
2.
07
1.
13
0.
94
時 価
28,
668
28,
516
(単位:百万円)
区 分
総 資 産 経 常 利 益 率
総 資 産 当 期 純 利 益 率
平成17年度
0.
89
0.
62
(単位:%)
平成18年度
47.
27
45.
12
47.
91
46.
24
(単位:%)
平成18年度
0.
90
0.
64
経常(当期純)利益
(注)総資産経常(当期純)利益率= ×100
総資産(債務保証見返を除く)平均残高
資 金 調 達
預金種目別平均残高
区 分
流
定
譲
そ
合
動 性 預
期 性 預
渡 性 預
の 他 の 預
金
金
金
金
計
平成17年度
金 額
構成比
17,
095
29.
2
41,
533
70.
8
58,
629
100.
0
財形貯蓄残高
区 分
財 形 貯 蓄 残 高
平成17年度末
12,
288
(単位:百万円、%)
流動性預金
(29.8%)
平成18年度
金 額
構成比
17,
680
29.
8
41,
635
70.
2
59,
315
100.
0
定期性預金
(70.2%)
定期預金種類別残高
(単位:百万円)
平成18年度末
11,
927
区 分
固 定 金 利 定 期 預
変 動 金 利 定 期 預
そ の 他 の 定 期 預
合
金
金
金
計
平成17年度末
38,
646
1,
726
40,
372
(単位:百万円)
平成18年度末
38,
974
1,
552
40,
526
資 金 運 用
貸出金金利区分別残高
区 分
固 定 金 利 貸 出
変 動 金 利 貸 出
合
計
平成17年度末
1,
389
24,
571
25,
960
(単位:百万円)
平成18年度末
1,
342
26,
792
28,
134
区 分
運
設
合
転
備
資
資
金
金
計
貸出金使途別残高
(単位:百万円、%)
平成17年度末
金 額
構成比
2,
318
8.
9
23,
642
91.
1
25,
960
100.
0
平成18年度末
金 額
構成比
2,
437
8.
7
25,
697
91.
3
28,
134
100.
0
10
資
金
運
用
担保種類別貸出金残高及び債務保証見返額(単位:百万円、%)
区
分
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
当組合預金積金
有
価
証
券
動
産
不
動
産
そ
の
他
小
計
信用保証協会・信用保険
保
証
信
用
合
計
金
額
14
41
20,
852
22,
922
20,
866
22,
964
154
154
4,
848
4,
907
91
107
25,
960
28,
134
構成比 債務保証見返額
0.
1
0.
1
80.
3
81.
5
80.
4
81.
6
0.
6
0.
6
18.
7
17.
4
0.
3
0.
4
100.
0
100.
0
消費者ローン・住宅ローン残高
平成17年度末
金 額
構成比
2,
316
8.
9
23,
644
91.
1
25,
960
100.
0
区 分
消 費 者 ロ ー ン
住 宅 ロ ー ン
合
計
平成17年度
金 額
構成比
2,
815
9.
4
2
0.
0
5,
496
18.
5
0
0.
0
16,
434
55.
2
5,
040
16.
9
29,
788
100.
0
分
国
地
方
短 期 社
社
株
外 国 証
そ の 他 の 証
合
債
債
債
債
式
券
券
計
業
種
別
金 融・保 険 業
小
計
個人(住宅・消費・納税資金等)
合
計
平成18年度
金 額
構成比
3,
069
11.
2
171
0.
6
5,
446
19.
9
0
0.
0
13,
275
48.
4
5,
469
19.
9
27,
431
100.
0
信用(0.4%)
不動産
(81.5%)
貸出金種類別平均残高
科 目
割
手
証
当
合
引
形
書
座
手
貸
貸
貸
形
付
付
越
計
平成17年度
金 額
構成比
25,
168
99.
0
250
1.
0
25,
418
100.
0
(単位:百万円、%)
平成18年度
金 額
構成比
26,
500
99.
0
266
1.
0
26,
767
100.
0
有価証券種類別残存期間別残高
区
国
地
債
方
債
短 期 社 債
社
債
株
式
その他の証券
外国証券
(48.4%)
当組合預金積金(0.1%)
信用保証協会
・信用保険
(0.6%)
社債(19.9%)
地方債(0.6%)
平成17年度末
平成18年度末
額 構成比 金
額 構成比
27
0.
1
27
0.
1
25,
960
100.
0
28,
107
99.
9
25,
960
100.
0
28,
134
100.
0
保証(17.4%)
外 国 証 券
国債(11.2%)
(単位:百万円、%)
貸出金担保内訳
(単位:百万円、%)
(注)
当組合は、
商品有価証券を保有しておりません。
その他の証券
(19.9%)
金
(単位:百万円、%)
平成18年度末
金 額
構成比
2,
403
8.
5
25,
704
91.
5
28,
107
100.
0
有価証券種類別平均残高
区
貸出金業種別残高・構成比
合
計
分
1年以内
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
平成17年度末
平成18年度末
399
602
0
0
361
5,
219
6,
573
5,
980
7,
175
1年超
5年以内
298
299
2
103
1,
801
1,
602
98
100
522
197
2,
723
2,
303
5年超
10年以内
977
799
694
2,
038
3,
555
1,
971
2,
308
720
29
5,
707
7,
387
(単位:百万円)
10年超
(注)期間に定めのない有価証券の残高は1年以内の欄に表示しています。
(注)
その他の証券は投資信託等です。
1,
619
988
922
691
11,
714
9,
969
14,
256
11,
649
11
資
貸出金償却額
項 目
貸 出 金 償 却 額
平成17年度
2
金
運
用
貸倒引当金の内訳
(単位:百万円)
平成18年度
0
項 目
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
貸倒引当金合計
財務諸表の適正性及び内部監査の有効性
平成17年度
期末残高
増減額
90
2
90
2
(単位:百万円)
平成18年度
期末残高
増減額
97
7
97
7
私は当組合の平成18年4月1日から平成19年3月31
日までの第54期の事業年度における貸借対照表、
損益
計算書及び剰余金処分計算書の適正性、
及び同書類作
成に係る内部監査の有効性を確認いたしました。
平成19年6月25日
東京消防信用組合
法定監査の状況
理事長 経
金融再生法開示債権及び同債権に対する保全額
区 分
破産更生債権及びこ 平成17年度
れらに準ずる債権 平成18年度
平成17年度
危険債権
平成18年度
平成17年度
要管理債権
平成18年度
平成17年度
不良債権計
平成18年度
平成17年度
正常債権
平成18年度
平成17年度
合
計
平成18年度
営
(単位:百万円、%)
債権額 担保・保証等 貸倒引当金 保全額 保全率 貸倒引当金引当率
/A) (C)(/A-B)
(A) (B) (C) (D)=(B)+(C)(D)(
0
0
24
21
24
21
25,
985
28,
163
26,
010
28,
185
0
0
24
21
24
21
0
0
0
0
0
0
24
21
24
21
100.
00
100.
00
100.
00
100.
00
100.
00
100.
00
0
0
0
0
0
0
(注)
1
「
.破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、
破産、
会社更生、
再生手続等
の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準
ずる債権です。
2
「
.危険債権」
とは、
債務者が経営破綻の状態には至っていないが、
財政状態
及び経営成績が悪化し、
契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取り
ができない可能性の高い債権です。
3
「
.要管理債権」
とは、
「3
か月以上延滞債権」
及び
「貸出条件緩和債権」
に該当
する貸出債権です。
4
「
.正常債権」
とは、
債務者の財政状態及び経営成績に問題がない債権で、
「破
産更生債権及びこれらに準ずる債権」
「
、危険債権」
「
、要管理債権」
以外の債
権です。
5
「
.担保・保証等(
B)
」
は、
自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額
及び保証による回収が可能と認められる額の合計額です。
6
「
.貸倒引当金(
C)
」
は、
「正常債権」
に対する一般貸倒引当金を控除した貸倒引
当金です。
当信用組合は、協同組合による金融事業に関する法律第5条の8
に規定す
る
「特定信用組合」
に該当しておりませんので、
組合外の会計監査人の監査は
受けておりません。
内
容
リスク管理債権及び同債権に対する保全額
区 分
残高
(A)
平成17年度
平成18年度
平成17年度
延 滞 債 権
平成18年度
平成17年度
3か月以上延滞債権
平成18年度
平成17年度
貸出条件緩和債権
平成18年度
平成17年度
合
計
平成18年度
0
0
24
21
24
21
破 綻 先 債 権
(単位:百万円、%)
担保・保証額 貸倒引当金 保全率
(B)
(C) (B+C)/A
0
0
24
21
24
21
0
0
0
0
100.
00
100.
00
100.
00
100.
00
100.
00
100.
00
(注)
1
「
.破綻先債権」
とは、
元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続している
ことその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがない
ものとして未収利息を計上しなかった貸出金
(貸倒償却を行った部分を除
く。
以下
「未収利息不計上貸出金」
という。
)
のうち、
法人税法施行令第96
条
第1
項第3
号のイ.
会社更生法等の規定による更生手続開始の申立てがあっ
た債務者、
ロ.
民事再生法の規定による再生手続開始の申立てがあった債
務者、
ハ.
破産法の規定による破産の申立てがあった債務者、
ニ.
商法の規
定による整理開始又は特別清算開始の申立てがあった債務者、
ホ.
手形交
換所の取引停止処分を受けた債務者、
等に対する貸出金です。
2
「
.延滞債権」
とは、
上記1
.
および債務者の経営再建又は支援
(以下
「経営再建
等」
という。
)
を図ることを目的として利息の支払いを猶予したもの以外の
未収利息不計上貸出金です。
3
「
.3
か月以上延滞債権」
とは、
元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日か
ら3
か月以上延滞している貸出金
(上記1
.
および2
.
を除く)
です。
4
「
.貸出条件緩和債権」
とは、
債務者の経営再建等を図ることを目的として、
金利の減免、
利息の支払猶予、
元本の返済猶予、
債権放棄その他の債務者に
有利となる取決めを行った貸出金
(上記1
.
~3
.
を除く)
です。
5
「
.担保・保証額
(B)
」
は、
自己査定に基づく担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収が可能と認められる額です。
6
「
.貸倒引当金
(C)
」
は、
リスク管理債権区分の各項目の貸出金に対して引き
当てた金額を記載しており、
リスク管理債権以外の貸出金等に対する貸倒
引当金は含まれておりません。
12
経
営
内
容
法令等遵守体制
●法令遵守体制
法令等遵守態勢の整備・確立は、
当組合の業務の健全性及び適切性を確保するための最重要課題の一つです。
理事会が法令等遵守に係る内部管理
基本方針を決定し、法令等遵守に関する事項を一元的に管理するコンプライアンス委員会を設置しております。
また、
コンプライアンス・マニュア
ルにおいてコンプライアンス担当者等の所掌事項を明確にして権限を付与し、適切な役割・機能を発揮させる態勢を整備しております。
リスク管理体制
─ 定 性 的 事 項 ─
・信用リスクに関する事項
・信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
・オペレーショナル・リスクに関する事項
・協同組合による金融事業に関する法律施行令(昭和五十七年政令第四十四号)第三条第五項第三号に規定する出資その他これに類するエクス
ポージャー又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
・金利リスクに関する事項
当組合のリスク管理体制
総代会
理事会
監事会
リスク管理方針
決定・組織整備
会計監査
業務監査
理事長
融資審査会
専務理事
常務理事
コンプライアンス委員会
リスク管理統括委員会
リスク管理・総合管理
資金運用委員会
ALM委員会
資産・負債の総合管理
各種リスク管理状況の報告
信用
リスク管理
融資部
経理部
資産査定
管理
融資部
経理部
システム
リスク管理
業務部
事務
リスク管理
業務部
顧客保護等
管理
業務部
コンプライ
アンス管理
業務部
監査結果報告
ガバナンス
態勢管理
業務部
自己資本
管理
経理部
流動性
リスク管理
経理部
市場
リスク管理
経理部
監査室
内部監査
監事会事務
各種リスク管理監査
リスク管理の実施・報告
13
経
営
内
容
●信用リスクに関する事項
リスクの説明
与信先
(貸出先等)
や有価証券等の発行体の信用状態の悪化により、債務不履行
(貸出金や有価証券等の元本、
利息が回収不
能になる。)
となり、損失を被るリスクです。
信用リスクは、
貸出金に係る与信信用リスク
(与信予想損失額)
と、
有価証券等に係る市場信用リスク
(市場予想損失額)
に分類さ
れます。
管
制
理事会が金利リスク管理に関する重要な事項を決定し、
その方針に則り、
与信信用リスクは融資部、
市場信用リスクは経理部が所管
し、
全体の信用リスク・リミットに対する自己資本の配分、
限度枠等の設定についてリスク管理統括委員会で決定いたします。
また、信用
リスクに関する重要事項について必要ある場合は理事会に付議又は報告しております。
評 価 ・ 計 測
与信信用リスクは、与信先の債務者区分と貸倒実績により、与信対象残高のリスク量を計測いたします。
また、市場信用リスクは、
保
有する有価証券等の外部格付機関による格付とデフォルト率によりリスク量を計測しております。
理
体
■貸倒引当金の計算基準
破綻先及び実質破綻先は、債権額から担保の処分可能見込額等を控除し、
その残額を個別貸倒引当金として計上しています。破綻懸念先については、
債権額から担保の処分可能見積額等を控除し、残額に過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率を乗じて個別貸倒引当金を計上してお
ります。上記以外の債権については、
一定の種類毎に分類し、
過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率に基づいた予想損失見積
総額と法人税法に基づく貸倒引当金繰入限度額を比較し、多い額を一般貸倒引当金として計上しております。
■リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
株式会社格付投資情報センター
株式会社日本格付研究所
ムーディーズ・
インベスターズ・サービス・インク
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ
■エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
該当無し
■信用リスクの削減手法に関するリスク管理方針及び手続の概要
利付債券発行時に第三者機関によって付された保証による信用リスク削減手法を採用しています。
それを適用した有価証券について、
毎年3月・9月末
時点において債券発行体及び保証人の格付を調査し、保証内容が劣化していないかを確認しております。
■派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要
該当事項なし
●オペレーショナル・リスクに関する事項
リスクの説明
当組合の業務の過程、
役職員の活動若しくはシステムが不適切であったり、外生的な事象により損失を被るリスク
(自己資本比率の
算定に含まれる分)
と当組合自らがオペレーショナル・リスクと定義したリスク
(自己資本比率の算定に含まれない分)
をいいます。
オペレーショナル・リスクは、
事務リスク、
システムリスク、
その他オペレーショナル・リスクに分類されます。
管
制
理事会が事務リスクとシステムリスク管理に関する重要な事項を決定し、
その方針に則り、業務部をリスク統括管理部署としリスク管理
状況に対する取組状況を取りまとめ、
リスク管理統括委員会に報告しております。
評 価 ・ 計 測
内部監査及び各部門からの報告等全てのオペレーショナル・リスク管理の状況に関する情報に基づき、
リスク管理の実効性の評価
を行った上で、管理態勢の弱点、問題点等改善すべき点の有無及びその内容を適切に検討し、
その原因を適切に検証いたします。
ま
た、
当組合はオペレーショナル・リスクを基礎的手法を採用して計測しております。
理
体
■オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法
オペレーショナル・リスクは、
基礎的手法を採用しております。
粗利益
(直近3年間のうち正の値の合計額)×15%
÷8%
直近3
年間のうち粗利益が正の値であった年数
14
経
営
内
容
●出資その他これに類するエクスポージャー又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方法及び手続の概要に関する事項
リスクの説明
銀行勘定における出資等又は株式エクスポージャーにあたるものは、上場不動産投資信託、非上場株式、株式関連投資信託、全信
組連への出資金が該当します。
このうち、株式関連投資信託については、
価格変動により資産価値が減少する価格変動リスクを内包
しております。
管
制
株式関連投資信託の運用及びリスクの認識については、
理事会において決定した資金運用方針、
資金運用規程等に基づいて資
金運用委員会が適正な運用・管理を行っております。
また、
運用報告及びリスクの状況等についても資金運用委員会で審議、調整を
行い、
リスク管理統括委員会に報告しております。
評 価 ・ 計 測
毎月末日を基準日として、
時価評価及び時価の10%下落によるリスクを計測し、
その結果により算出した自己資本比率は6%以上
を維持することとしております。
理
体
●金利リスクに関する事項
リスクの説明
金利変動に伴い損失を被るリスクで、
資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在している中で金利が変動することにより、
利益
が低下ないし損失を被るリスクです。
管
制
理事会が金利リスク管理に関する重要な事項を決定し、
その方針に則り、経理部が金利リスクのモニタリング・分析を行い、定期的に
ALM委員会に報告いたします。
ALM委員会においては、
金利リスク管理の基本方針・リスク計画・対応策等の審議、
調整を行い、
リス
ク統括委員会に報告しております。
評 価 ・ 計 測
信用組合業界で構築したSKC-ALMシステムを用いて、パーセンタイル値により金利リスクを計測しております。
また、資産・負債を
統合的に管理し、損益予想をはじめ金利リスクや資金の調達運用構成の最適化を把握し適正な利益確保を図っております。
理
体
■内部管理上使用した金利リスクの算定手法の概要
運用勘定及び調達勘定のうち金利の変動により価値の変動する商品を対象とし、過去6年間の日次データにより各金利期間毎に240営業日前の金利変
化を算出
(以下、
「標本」
とする)
し、標本を1200個昇順に並び替え、
下から12番目を金利ショックに相当する99パーセンタイル値として採用したラダー方式に
より算定しております。
その金利ショックによるリスク量を次に記載しております。
(単位:百万円)
金利ショックに対する損益・経済的価値の増減額
金利リスク
△105
15
経
営
内
容
資 料 編
リスク管理体制
─ 定 量 的 事 項 ─
・自己資本の構成に関する事項…自己資本の充実状況P.
7
をご参照ください
・自己資本の充実度に関する事項
・信用リスク(信用リスク・アセットのみなし計算が適用されるエクスポージャー及び証券化エクスポージャーを除く。)に関する事項
・信用リスク削減手法に関する事項
・出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項
・信用リスク・アセットのみなし計算が適用されるエクスポージャーの額…該当事項なし
・金利リスクに関して信用協同組合等が内部管理上使用した金利ショックに対する損益又は経済的価値の増減額…P.
13
をご参照ください
●自己資本の充実度に関する事項
(単位:百万円)
平成17年度
リスク・アセット
所要自己資本額
イ.
信用リスク・アセット、所要自己資本の額合計
①標準的手法が適用されるポートフォリオ
ごとのエクスポージャー
(堰) ソブリン向け
(奄) 金融機関向け
(宴) 法人等向け
(延) 中小企業等・個人向け
(怨) 抵当権付住宅ローン
(掩) 不動産取得等事業向け
(援) 3ヵ月以上延滞等
②証券化エクスポージャー
ロ.
オペレーショナル・リスク
ハ.
単体総所要自己資本額(イ+ロ)
平成18年度
リスク・アセット
所要自己資本額
23,
587
943
23,
585
943
1,
813
2,
550
2,
809
4,
981
7,
525
1
2,
187
25,
774
72
102
112
199
301
0
87
1,
030
(注)
1
.
所要自己資本の額=リスク・アセットの額×4%
2
「
.エクスポージャー」
とは、
資産
(派生商品取引によるものを除く)
並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。
3
「
.ソブリン」
とは、
中央政府、
中央銀行、
地方公共団体、
我が国の政府関係機関、
土地開発公社、
地方住宅供給公社、
地方道路公社、
外国の中央政府以外の公共部門
(当
該国内においてソブリン扱いになっているもの)
、
国際開発銀行、
国際決済銀行、
国際通貨基金、
欧州中央銀行、
欧州共同体、
信用保証協会及び漁業信用基金協会の
ことです。
4
「
.3ヵ月以上延滞等」
とは、
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び
「ソブリン向け」
「
、金融機関向
け」
「
、法人等向け」
においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
5
.
オペレーショナル・リスクは、
当組合は基礎的手法を採用しています。
〈オペレーショナル・リスク
(基礎的手法)
の算定方法〉
粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15%
÷8% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 6
.
本開示は、
平成18
年度以降適用される新自己資本比率規制に対応しているため、
平成17
年度の計数を算定しておりません。
●業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等
(単位:百万円)
個 別 貸 倒 引 当 金
貸出金償却
期首残高
当期増加額
当期減少額
期末残高
区 分
平成17年度 平成18年度 平成17年度 平成18年度 平成17年度 平成18年度 平成17年度 平成18年度 平成17年度 平成18年度
個
人
0
(注)
本開示は、
平成18
年度以降適用される新自己資本比率規制に対応しているため、
平成17
年度の計数を算定しておりません。
16
経
営
内
容
信用リスクに関する事項
(証券化エクスポージャーを除く)
●信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高(業種別及び残存期間別)
(単位:百万円)
エクスポージャー区分 信用リスクエクスポージャー期末残高
貸出金、コミットメン
ト及びその他のデリ
業種区分
期間区分
平成17年度 平成18年度
製
造
業
503
農
業
林
業
漁
業
鉱
業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
495
情
報
通
信
業
運
輸
業
398
卸 売 業 、 小 売 業
972
金 融 ・ 保 険 業
1,
229
不
動
産
業
394
各 種 サ ー ビ ス
0
国・地 方 公 共 団 体 等
4,
675
個
人
28,
107
そ
の
他
19,
873
業
種
別
合
計
56,
650
1
年
以
下
22,
114
1 年 超 3 年 以 下
6,
303
3 年 超 5 年 以 下
2,
588
5 年 超 7 年 以 下
3,
440
7 年 超 10 年 以 下
4,
075
10
年
超
11,
776
期間の定めのないもの
6,
348
残 存 期 間 別 合 計
56,
650
債 券
デリバティブ取引
3ヵ月以上延滞
エクスポージャー
バティブ以外のオフ・
バランス取引
平成17年度 平成18年度 平成17年度 平成18年度 平成17年度 平成18年度 平成17年度 平成18年度
503
495
398
972
27
1,
202
394
0
4,
675
28,
107
19,
873
28,
134
28,
516
21,
287
827
5,
303
1,
000
1,
286
1,
302
78
3,
362
51
4,
024
127
11,
649
6,
348
28,
134
28,
516
(注)
1
.
オフ・バランス取引は、
デリバティブ取引を除く。
2
「
.3ヵ月以上延滞エクスポージャー」
とは、
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。
3
.
上記の
「その他」
には、
外国の中央政府・中央銀行・外国の中央政府以外の公共部門・国際開発銀行等と、
及び裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握すること
が困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。
4
.
当組合は、
国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」
の区分は省略しております。
5
.
本開示は、
平成18
年度以降適用される新自己資本比率規制に対応しているため、
平成17
年度の計数を算定しておりません。
6
.
その他には外国債券12,
378
百万円が含まれております。
●一般貸倒引当金、
個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
P.
11
をご参照ください。
●リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
告示で定めるリスク・ウェイト区分(
%)
0
10
20
35
50
75
100
150
350
自己資本控除
合
計
平成17年度
格付有り
格付無し
平成18年度
格付有り
格付無し
5,
985
1,
281
694
10,
894
8,
930
21,
501
2,
073
6,
642
2,
103
3,
905
21,
751
42,
260
(注)
1
.
格付は、
適格格付機関が付与しているものに限ります。
2
.
エクスポージャーは、
信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。
3
.
本開示は、
平成18
年度以降適用される新自己資本比率規制に対応しているため、
平成17
年度の計数を算定しておりません。
17
経
営
内
容
信用リスク削減手法に関する事項
●信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
(単位:百万円)
信用リスク削減手法
適格金融資産担保
ポートフォリオ
平成17年度
平成18年度
信用リスク削減手法が適用された
エクスポージャー
1
○
2
○
3
○
4
○
5
○
6
○
7
○
ソブリン向け
金融機関向け
法人等向け
中小企業等・個人向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
3ヵ月以上延滞等
保 証
平成17年度
クレジット・デリバティブ
平成18年度
平成17年度
平成18年度
1,
400
1,
400
(注)
1
.
当組合は、
適格金融資産担保について簡便手法を用いています。
2
.
本開示は、
平成18
年度以降適用される新自己資本比率規制に対応しているため、
平成17
年度の計数を算定しておりません。
出資等エクスポージャーに関する事項
●出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等
(単位:百万円)
出資等エクスポージャー
うち、売買目的有価証券
に該当するもの
区 分
上
場 株
式
非上場株式等
合
計
平成17年度
平成18年度
平成17年度
平成18年度
平成17年度
平成18年度
貸借対照表
計上額
貸借対照表
計上額
2,
684
121
2,
806
うち、その他有価証券で時価のあるもの
評価差額
うち益
当期の損益に含
取得原価
貸借対照表
まれた評価差額 (償却原価)
計上額
1,
597
2,
684
1,
597
1,
086
2,
684
うち損
1,
086
1,
086
1,
086
(注)
1
.
貸借対照表計上額は、
期末日における市場価格等に基づいております。
2
.
本開示は、
平成18
年度以降適用される新自己資本比率規制に対応しているため、
平成17
年度の計数を算定しておりません。
●出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
区 分
出 資 等 エ ク ス ポ ー ジ ャ ー
(単位:百万円)
売却額
平成17年度
平成18年度
193
売却益
売却損
1
(注)
本開示は、
平成18
年度以降適用される新自己資本比率規制に対応しているため、
平成17
年度の計数を算定しておりません。
株式等償却
18
そ の 他 業 務
手数料一覧
窓口
当組合
本支店
振
ATM
窓口
込
他 行
ATM
種 類
1万円未満
3万円未満
3万円以上
1万円未満
3万円未満
3万円以上
1万円未満
1万円以上3万円未満
3万円以上
1万円未満
1万円以上3万円未満
3万円以上
(平成19年7月1日現在)
組 合 員
無料
無料
無料
無料
無料
無料
300 円
400 円
500 円
200 円
200 円
400 円
200 円
600 円
無料
定額自動送金
他行振込組戻し料
通帳証書等再発行
カード再発行
(旧カード有)
無料
500 円
カード再発行
(旧カード無)
証明書発行手数料 残高証明書
1通
無料
融資証明書
1通
無料
その他証明書
1通
無料
融資条件変更手数料
無料
繰上返済手数料
無料
個人情報の利用目的の通知・開示請求等の手数料 1枚
無料
両替手数料
無料
CD・ATM手数料(払戻1回につき)
当組合カード 提携カード
平日17時まで
無料
105 円
(上記の手数料には消費税を含んでいます)
主要な事業の内容
A.
預金業務
(イ)預 金
普通預金
(無利息型を含む)
、
貯蓄預金、
定期預金、
定期積金等を
取扱っております。
(ロ)譲渡性預金
取扱っておりません。
B.
貸出業務
(イ)貸 付
証書貸付及び当座貸越を取扱っております。
(ロ)手形の割引
取り扱っておりません。
C.
商品有価証券売買業務
取り扱っておりません。
D.有価証券投資業務
預金の支払準備及び資金運用のため国債、
地方債、
社債、
株式、
その
他の証券に投資しております。
E.
内国為替業務
送金為替、
当座振込及び代金取立等を取扱っております。
F.
外国為替業務
取り扱っておりません。
G.
社債受託及び登録業務
取扱っておりません。
H.
金融先物取引等の受託等業務
取扱っておりません。
I
.附帯業務
東京都の公金取扱業務を行っております。
19
地 域 貢 献
融資を通じた地域貢献
貸出状況
貸出の件数・金額 ○貸出の総件数4,
983件
○貸出の総額28,
134,
997,
409円 詳細は次表の通りです。
融 資 種 別
有
担
保
(Newマイホームローン1.35)
住宅ローン
無
担
保
夢
空
間
特
別
住 宅 ロ ー ン 小 計
結 婚 等 特 別 ロ ー ン
医 療 福 祉 ロ ー ン
学
費
ロ
ー
ン
マ イ カ ー ロ ー ン
N ew マ イ カ ー ロ ー ン
一
般
ロ
ー
ン
I
T
ロ
ー
ン
引 越 支 援 ロ ー ン
預 金 担 保 ロ ー ン
消 費 者 ロ ー ン 小 計
カ ー ド ロ ー ン
総
合
口
座
当 座 貸 越 小 計
総
合
計
件 数
1,
409
(179)
553
25
38
2,
025
184
20
293
542
467
307
58
7
11
1,
889
1,
038
31
1,
069
4,
983
平成19年3月末(単位:千円)
貸出額
22,
922,
857
(4,
141,
827)
2,
403,
253
45,
680
332,
917
25,
704,
709
231,
030
17,
561
371,
883
558,
776
572,
992
348,
132
20,
281
5,
458
30,
950
2,
157,
068
262,
435
10,
783
273,
219
28,
134,
997
(注)
各計数は、単位未満を切り捨てて表示していますので、
合計が一致しない場合があります。
地域サービスの充実
1.
偽造・盗難キャッシュカード犯罪等への対応
偽造カード等及び盗難カード等を用いて行われる不正な機械式預貯金払い戻し等からの預金者保護等に関する法律
(平成17年法律第94号)
の施行にあたっ
ては、
類推されやすい暗証番号使用者への対応等、法律施行の際の附帯事項に基づく対応はすべて終了いたしました。
しかしながら、
依然として類推されやすい暗
証番号の使用者がおられることから、11月に個別に、
リーフレッ
トを送付して変更依頼しました。
なお、
昨年中のキャッシュカードによる被害状況は、盗難1件、被害額348千円があり、全額保険によって補償しております。
2.
預金口座の名寄せについて
預金口座の名寄せについては、
平成18年3月31日以前のもの
(既存データ)
と4月1日以降のもの
(新規データ)
に分け、
平成17年度の預金保険機構の検査
指摘を受けて見直した
「名寄せマニュアル」
を基に集中整備を行い、
既存データについては、平成18年8月に判定を終了し、
個人の10万円以下の整備中を残しほ
ぼ完了いたしました。
なお、
変更を含む新規対象の届出については、受付時の本人確認の徹底を基に検証し、
さらに監査室において登録データの正確性の監査を行っております。
アンケート調査結果への対応
3.
平成18年5月に実施した
「顧客満足度アンケート調査」
については、
その結果を
「しんくみだより」
において2回に分け組合員にフィードバックするとともに、各業務
に広く反映しております。特に窓口・電話においての接遇については多くのご意見を頂き役職員挙げて取り組んでおります。
このうち、
経営・業務上の課題については、
「業務改善委員会」
を設け検討し、
①窓口における来店順番のための待機番号機の導入、②通帳等の保護カバーの
作成、
③長期休暇者等への通知サービス、④営業時間外の融資相談・受付等の業務改善にあたっております。
このほかの要望等については今後とも各業務に反
映してまいります。
4.
「組合員ライフプラン支援制度」
による組合員貢献
母体組合員への生活向上支援に資するため、東京都信用組合協会の
「企業再生支援制度」
を活用し、
ファイナンシャルプランナーによる相談・講習会を延べ
16回実施しました。
「将来に向けたライフプラン」、
「リスクマネージメントの基本と社会保障」等の組合員の要望に応えたテーマを取り上げ、当組合への母体支援活動として好評を
得ております。
5.相談・苦情等の状況
組合員からの苦情・相談等は貴重なお客様からの声として承っております。
平成18年度に受け付けた件数は5件です。当組合の説明不足から発したものや、事
務処理の不適切なもの、
通知が不十分なもの等でありました。
今後とも真摯に対応することといたします。
20
地域密着型金融の機能強化の推進に関するアクションプログラム(要約)
平成17年3月29日に公表された
「地域密着型金融の機能強化の推進に関するアクションプログラム
(平成17~18年度)
(以下
」
「アクションプログラム」
という。)
において、
各
金融機関毎に17~18年度における①事業再生・中小企業(職域)金融の円滑化、②経営力の強化、③地域の利用者の利便性向上を図るための取組み内容等を定め、公表
することとなっております。
このことから、
当組合における推進計画の取り組み結果の要約は以下のとおりです。
アクションプログラムに基づく個別項目の計画と進捗状況
推
進
項
目
現状分析及び評価 具 体 的 取 組 策
ス ケ ジ
平 成 17年 度
ュ ー ル
平 成 18年 度
進
捗
状
況
平成17年4月~平成19年3月 平成18年10月~平成19年3月
1.事業再生・中小企業
(職域型)
金融の円滑化
(2)
取引先企業に対する経営
相談・支援機能の強化
当組合の取引先は、 ①要注意先債権等の
母体組織の個人組合 健全債権化等の強化
員のみである。
についての実績を挙げ
また、
貸 出 金はその る事例があった場合は
全てが 個 人 向け定 額 公表する。
ローンであり、貸出金総
額の90%を住宅ローン ②債権の自己査定の
が占めていることから、 検証の中で、要注意債
健全債権化等の強化に関 現状においては経営改 権等の健全債権化や
善支援取組み先及び 債 務 者 区 分 のランク
する実績の公表等
債 権 者 区 分 のランク アップを把握し公表す
アップという事例は認め る。
られない。
(5)
顧客への説明態勢の整
備、
苦情相談処理機能の
強化
融資契約に係わる説 ①融資契約に係わる説
明責任に関する規程と 明責任マニュアルの見
マニュアル及び、
苦情 直し。
対応マニュアルを整備 ②苦情等の実例分析・
し、職員への周知をコン 組合員への還元。
プライアンス・プログラ ③職員の外部研修へ
ムにより実践している。 の参加と、
定期的な勉
しかし、
顧 客 への 説 明 強会の実施。
態 勢の整 備と相 談 苦
情 処 理 機 能の強 化に
ついては、
さらなる取り
組みが必要であると認
識している。
①自己査定等により、 ①自己査定基準の改
要注意先債権等の健 正
(平成19
年3
月12
日理
全債権化等を把握し、 事 会 承 認)
を行いまし
ディスクロージャー誌に た。
より公表する。
②ディスクロージャー誌
の継続公表。
①融資契約に係わる説
明責任マニュアルの見
直し。
②担当職員への教育
による、顧 客への説 明
及び苦情相談に関する
実践能力の向上。
①担当職員への教育
による、顧 客への説 明
及び苦情相談に関する
実践能力の向上。
①要注意債権等の健
全 債 権 化 等にランク
アップした場合は公表
することとしております
が、
該当案件はありませ
んでした。
なお、
「金 融 再 生 法
開示債権及び 同債権
額に対する保 全 額」、
「リスク管理債権及び
同 債 権に対する保 全
額」
は デ ィス ク ロ ー
ジ ャ ー 誌(し ん く み
REPORT2006平 成18
年度上半期経営情報)
で公表しております。
②自己査定基準の改
正
(平成19
年3
月12
日理
事会承認)
を行いました。
①「説明責任マニュア ①コンプライアンス教
ル」
については、原案を 養は毎週本・支店に分
作成し、
実務への検証 け計画に基づいて継続
を行っております。
して実施しています。
②苦情等については、 ②下期の苦情は2件あ
「しんくみだより」
紙上で り、
それぞれ対応し解決
組合員に還元いたしま しております。
した。
③研修については、次
③ 研 修については、全 長・管理者研修等に計
国信用組合中央協会 11名受講しました。
主催のトップセミナーに ④預金口座等の不正
理事長が参加したほか 利用防止に関する事務
業界主催のセミナー等 取扱要領を制定しまし
に参加いたしました。
た。
2.
経営力強化
①バーゼ ル Ⅱによる、
金利2%上昇を想定し
た自己資本比率を継続
試算しました。
(1)
リスク管理態勢の充実
市場リスクに対応で ①オペレーショナルリス ①銀行勘定の標準化 同左
きる所要自己資本額が ク分を含んだ標準的手 された金利ショックに伴
低い水準であると認識 法により、
現行規制と対 うリスク量を計測し、自
している。
比した計測を実施する。 己資本と対比した試算
特に、
金 利リスク水 ②経営陣が 自己資本 を行う。
準に見合った自己資本 の充実度を評価するた ②オペレーショナルリス
の確 保、
リスク計 測 手 め、
市場リスクに対応し ク分を含んだ標準的手
法の見直しも含めたリス た最低自己資本水準を 法により、現行規制と対
クコントロール等により、 分母×6%とし、
リスクの 比した計測を実施する。
環 境や条 件の変 化に 計量とモニタリングによ ③銀行勘定の標準化
対応できる有効な内部 るリスク管理状況を理 された金利ショックに伴
管理態勢強化を図る必 事会に報告し、
業務の うリスク量を計測し、自
要がある。
執 行と管 理 態 勢の整 己資本と対比した試算
備に活用する。
を行う。
③情報開示の基準とし
て、
適 用 範 囲、
自己資
本、
リスク・エクスポー
ジャー等の重要な情報
を開示することで、
市場
規律の実効性を高める。
①バーゼルⅡによる、
金利2%上昇を想定し
た自己資本比率を継続
試算しました。
・リスク量の計測は標準
的金利ショックとして
2%の平行移動を採用
しましたが、
19
年3
月期
までにはデータを整備
し、
99
パーセントタイル
値と1
パーセントタイル
値を採用しました。
・11
月24
日
「ALM準備委
員会」
を設立し、
会議を3
回開催しました。
・3月13日
「東京消防信
用 組 合ALM委 員 会 規
程」
を理事会承認
(3月
12日)
の基に設立しま
した。
①組織・管理体制の構
築と規程の準備を進め
ました。
②SKCセンター主催の
説明会・研修会に参加
しました。
(2)
収益管理態勢の整備と収
益力の向上
当 組 合 の バランス
シート構造は、
預貸率が
低いため有価証券の運
用に負うところが 大き
く、常に市場関連リスク
にさらされている。
このこ
とから、極めて低い信用
リスクである貸し出しの
増強によって経費が賄
える水準にすることが喫
緊の課題である。
また、自己資本比率
等の組合の経営体力を
考 慮して過 大なリスク
量をとらないように、
資
産と負債を総合的に管
理するALMシステムを
導入し、
最低自己資本
比率は6%を確保する。
①11月24日
「ALM準備
委員会」
を設立し、
会議
を3回開催しました。
②3月12日「東 京 消 防
信 用 組 合ALM委 員 会
規程」
を理事会承認の
基に制定しました。
③12月7日 東 京 都 信
用 組 合 協 会 主 催「業
域・職域合同業務研究
会」
(主 題・新しい自 己
資 本 比 率 規 制につい
て・講師関東財務局理
財部金融監督第三課
長)
の研修を4名受講。
ALMシステムによるギ ①ALM利用データの登
ャップ 分析、収益シュミ 録 と、SKC-ALMシ ス
レーション分析等の多 テムの操作運用にかか
面 的な分 析により、
金 る事前研修の受講。
利変化やバランスシー ②ALMシステム運用の
トの構造の変化に伴う、 ための組織・管理態勢
将 来の期 間 損 益への の構築と規程の整備を
影響を把握する。
図る。
また、
システムの運用
にあたっては全信組連
によるALMサポート制
度を活用する。
①ALMシステムの本稼
動と、全 信 組 連ALMサ
ポートの活用による市
場リスクの充実を図る。
21
推
進
項
目
現状分析及び評価 具 体 的 取 組 策
ス ケ ジ
平 成 17年 度
ュ ー ル
平 成 18年 度
進
捗
状
況
平成17年4月~平成19年3月 平成18年10月~平成19年3月
(3)
ガバナンスの強化
①組合員への情報開 ①組合に寄せられた苦
示については
「しんくみ 情、
相 談について取り
だより」
「ディスクロー 組んだ業 務 改 善の成
、
ジャー誌」
、
ホームペー 果、
進捗状況、各種リス
ジにより行っているが、 クにかかる重要事項等
開示内容については不 の報告を
「しんくみだよ
十分であると認識して り」、
ホームページにより
いる。
開示する。
②総代者は所属ごとに また、
半期ごとに取り
選出しており、
各所属組 まとめた情報として
「ディ
合員の意見を反映でき スクロージャー誌」
を発
る仕組になっている。
行し開示する。
②総代者に対して
「しん
くみだより」
「ディスク
、
ロージャー誌」
を個別配
布することにより、最新
情報の提供を実施する
ことで、組合運営に係る
参画意識を高め、総代
会の機能強化に取り組
む。
①「しんくみだより」
の内 同左
容充実に努める。
②「ディスクロージャー
誌」
の内容充実に努め
る。
③「しんくみだより」
「ディ
スクロージャー誌」
の総
代 者への個 別 配 布を
実施する。
①「しんくみだより」
によ ①「しんくみだより」
によ
るもの
るもの
・
「地域密着型金融推 ・理事会の結果要旨を
進計画」
を掲載しており 12月号に掲載しました。
ます。
②「ホームページ」
によ
・理事、監事、
総代に個 るもの
別配布を継続して実施 ・経営レポートにおいて
しております。
(17年9月 「主な経 営 指 標」
「地
、
号以降)
域密着型金融推進計
・理 事 会・総 代 会 開 催 画」
を掲載しました。
結果の要旨を掲載して ③ディスクロージャー誌
おります。
によるもの
②「ホームページ」
によ ・
「地域密着型金融推
るもの
進計画」
「同上半期の
、
・経営レポートにおいて 進 捗 状 況」
をディスク
「主な経 営 指 標」
「地 ロージャー誌
、
(平 成18
域密着型金融推進計 年度上半期経営情報)
画」、
「同上半期の進捗 に掲載しました。
状況」
を開示しておりま
す。
③ディスクロージャー誌
によるもの
・
「地域密着型金融推
進計画」
「同上半期の
、
進 捗 状 況」
を掲 載して
おります。
コンプライアンスマ 内 部 管 理 態 勢を確
ニュアルに基づき各営 立させるために、
「各業
業店ごとに自主研修、 務部門での一次チェッ
教 養を実 践し、
結 果を ク機能」
「コンプライア
、
理事長まで報告してい ンス委員会による二次
る。
チェック機能」、
「監事に
また、
外部研修へ参 よる客観的な評価と監
加し、
成果については幹 査機能の強化」
を図る。
部会議を通じて職員へ
の教養、意識の高揚を
図っている。
①平成17年度コンプラ
イアンス・プログラムに
よる実践。
②平成17年度コンプラ
イアンス・プログラムの
見直し。
①平成18年度コンプラ
イアンス・プログラムに
よる実践。
②平成18年度コンプラ
イアンス・プログラムの
見直し。
①コンプライアンス委
員会を継続開催しまし
た。
② 個 人の行 動 基 準に
ついては
「自 己 申 告チ
ェックリスト」
に基づいて
継続実施しました。
③コンプライアンスに係
る研 修、教 養は次のと
おり実施しています。
・全国信用組合中央協
会主催のトップセミナー
等の研 修 会に役 職 員
が参加しています。
・コンプライアンス教養
は毎 月 第 一 営 業 日は
理 事 長 が、
毎水曜日
は、業 務 部 長、
各支店
長が実施しています。
①組合員に対する、
イ
ンターネットバンキング
等のニーズに係るアン
ケート調査の実施。
①新サービスの導入を
費 用 対 効 果により検
討する。
①I
Cカード の 導 入 検 ①I
Cカード の 導 入 検
討を行いました。
討を行いました。
②インターネットバンキ ②インターネットバンキ
ングの導入は今後とも ングの導入は引き続き
検討してゆく。
検討してまいります。
③ATM機3台のうち2台 ③ホームページの更
をI
C対応機に更新しま 新をプロジェクトチーム
した。
で検討しております。
市場リスクや収益性 ALMシステムの本年 ①ALM利用データの登
の確保に対応するため 度 下 期の導 入に向け 録 と、SKC-ALMシ ス
の 管 理 態 勢 とし て、 て、
組織・規程等を整備 テムの操作運用にかか
ALMシステムによる指 し、
システムの運用にあ る事 前 研 修を受 講す
標を使った市場リスクの たっては、全信組連によ る。
計量分析とリスクコント るALMサポート制 度を ②市場リスク管理のた
(6)
協同組織中央機関の強化
ロールの重要性は認識 活用することによって、 めの組織・管理体制の
しているものの、
ALMシ 市場リスク管理を充実 構築と規程の整備を図
ステム導入に向けた組 させ、
経営の意思決定 る。
織・規程等の整備をす に役立たせる。
るまでには至っていな
い。
①ALMシステムの本稼
動と、全 信 組 連ALMサ
ポートの活用による市
場リスク管理の充実を
図る。
①ALMシステム使用許
諾契約を平成17年9月
28日SKCセンターと締
結し、
リスク管理を含め
た諸準備を行いました。
②SKCセンター主催の
研修会に参加し、稼動
にあたっての担当者の
オペレーション等の技
術習得にあたりました。
協同組織金融機関におけ
るガバナンスの向上
(4)
法令等遵守
(コンプライア
ンス)
態勢の強化
営業店に対する法令等遵
守状況の点検強化等
適切な顧客情報の管理・
取扱の確保
個人情報保護宣言 顧客の情報の漏洩、
と、同 規 程の整 備を行 滅失、
毀損の防止を図
い、全 役 職 員に
「信 用 るために、
効 果 的な顧
組合における個人情報 客情報のセキュリティー
保護への対応・金融庁 についてのプロセスを
ガイドラインと自主ルー 継続的に検証できる態
ル の 解 説」
を配 布し、 勢を強化し、
顧客満足
個々の業務ごとの意識 度の向上につなげる。
付けを行っている。
①平成18年10月26日、
12月27日、19年2月27
日、同3月28日コンプラ
イアンス委員会を開催
しました。
② 個人の行動基準に
ついては
「自 己 申 告チ
ェックリスト」
に基づいて
平成19年2月27日実施
報告しました。
③ コンプライアンスに
係る研修を3回受講しま
した。
④ 役 職 員・組 合 員が、
ファイナンシャルプラン
ナー研 修を受 講しまし
た。
⑤東京消防信用組合
理事コンプライアンス
規程の一部改正を行い
ました。
⑥「東京消防信用組合
行 動 綱 領」
を
「東 京 消
防信用組合倫理綱領」
に代えて制定しました。
(5)
I
Tの戦略的活用
I
Tの戦略的活用
I
Tへの投資は、投資
効 率の管 理と見 返り
効果の最大化が重要
である。
このためには、
I
Tによ
る新サービスの導入の
際に、
既 存コストを削
減する施策を効果的
に組み合わせるための
I
T管理体制の整備が
必要であると認識して
いる。
①インターネットバンキ
ング、
モバイルバンキ
ング等のニーズについ
て、
組 合 員 へ の アン
ケート調査を実施し、
そ
の結果を基に新サービ
スの費用対効果を総
合的に判断して、導入
の是非を検討する。
②キャッシュカード偽造
防止の対応策として、
I
Cカード・各種生体認
証システム導入等を検
討する。
③ホームページによる
融 資 相 談の受 付 等、
ホームページの有 効
活用について検討す
る。
①SKCセンター主催の
説明会・研修会には随
時参加して意見交換を
行っております。
22
推
進
項
目
現状分析及び評価 具 体 的 取 組 策
ス ケ ジ
平 成 17年 度
ュ ー ル
平 成 18年 度
進
捗
状
況
平成17年4月~平成19年3月 平成18年10月~平成19年3月
3.
地域の利用者の利便性向上
(1)
地域貢献等に関する情報
開示
①全信中協からの開示 「ディスクロージャー
例に基づき、
「ディスク 誌」
による半 期 開 示を
ロージャー誌」
と
「しんく 継続するとともに、
組合
みだより」
により情報開 員からの質問や相談等
充実した分かりやすい情 示している。
のうち、共通事案につい
②組合員から寄せられ ての回答事例を
「しんく
報開示の推進
る質問や相談等のうち みだより」
によりタイム
共通事案については、 リーに開示を実施する。
「しんくみだより」
に回答
事例を公表している。
5.
経営基盤の強化
①「地域密着型金融推 ①「地域密着型金融推
進 計 画」推 進 状 況を 進計画」
平成18年度上
ディスクロージャー誌、 期の推進状況をディス
ホームページに掲 載、 クロージャー誌に公表し
公表しました。
ました。
利 用 者の満 足 度に
ついては、
平成16年度
にアンケート調 査を実
施し、
調査結果を
「しんく
みだより」
によりフィード
バックするとともに、
組
合運営に生かし質の高
いサービスの提供に努
めている。
① 利 用 者 満 足 度アン
ケート調査の定期的な
実 施によって、
各年代
層別のニーズを把握す
る。
②
「ライフプランシュミ
レーション
(しんくみ生活
総合センターによる家
計診断)
」等の提供によ
り、将来の生活設計の
一助とする。
③渉外員
(FC)
・巡 回
サービス員に寄せられる
質 問や相 談 等を分 析
し、組合員に還元する。
①平成16年度利用者 ①平成19年度利用者
満足度アンケート調査 満足度アンケート調査
結果に基づく業務改善 の準備。
に引き続き取り組む。
②渉外員
(FC)
・巡 回
サービス員に寄せられる
質 問や相 談 等を分 析
し、組合員に還元する。
③「ライフプランシュミ
レーション」等を提供す
る。
① 平 成19年 度 予 定し ①「挨 拶」唱 和の継 続
た
「顧 客 満 足 度 ア ン をしております。
ケート調査」
を前倒しし ②「Newマイホームロー
て実施したアンケート調 ン1.
35」
は継続発売中
査の結果から次の取組 です。
みを行っております。
③「ライフプラン目的積
・
「しんくみだより」
に概 み金」
は継続発売中で
要を2回に分けて掲載し す。
ました。
④FC制 度の継 続と渉
・業 務 改 善 委 員 会を2 外活動において
「ライフ
部 会に分けて検 討し、 シミュレーション」資 料
要望の高いものから実 等を提供しました。
施しております。
⑤6月 実 施した
「ア ン
②組合員への研修会 ケート調査」
の結果は、
の開催。
「しんくみだより」
に調査
③偽造・盗難キャッシュ 結 果を2回
(9月 号、10
カード 犯 罪 等 へ の 対 月号)
に分けて速報して
応。
おります。業 務 改 善 委
員会による検討結果を
改善実施しました。
⑥組合員に対し、
ファイ
ナンシャルプランナーに
よる研修会を11回開催
しました。
アクションプログラム
における施策の進捗状
況については、
店 頭に
おける要約の半期開示
を行っているが、
組合員
への 情 報 提 供は、
より
一 層の充 実が 必 要で
あると認識している。
アクションプログラム
に基づいて実施する施
策の進捗状況と取組み
実績については、
「しんく
みだより」
によって、
より
分かりやすい形式でタ
イムリーに開示し
「ディ
スクロージャー誌」、
ホー
ムページでも開示する。
①「リレーションシップバ
ンキングの機能強化に
関するアクションプログ
ラム」
における進捗状況
の要約を、縦覧開示す
る。
②本アクションプログラ
ムの要約を
「しんくみだ
より」
「ディスクロージ
ャー誌」
ホームページに
より開示する。
①「地域密着型金融推
進 計 画」
は次により開
示することとしておりま
す。
・店頭開示
・ディスクロージャー誌
・ホームページ
・理事会への報告
平成19年度から始ま
る、
いわゆる
「団塊の世
代」
の組合員の大量退
職は、
組合経営に与え
る影響が 大きいことか
ら、
この問題に向けた具
体的な取り組み施策を
打出す必要があると認
識している。
また、
「顧客のニーズ
に応えることの出 来る
商品とサービス」
を提供
することで、利用頻度の
少ない組合員の裾野を
広げ、取引シェアと個人
取引基盤の強化を図る
必要がある。
渉 外 員
(FC)
による
退職予定者への個別
訪問、利用度満足度調
査により年代階層別の
ニーズを把 握すること
で、
利用者のライフプラ
ンに合った商品開発と
サービスの提供を行う。
① 平 成16年 度アンケ ①退職予定者への個別 ①「Newマイホームロー ①退職予定者の説明
ート調査による年代階 訪問の実施。
ン1.
35」
を継続発売中。 会
(2月27、
28日)
におい
層別ニーズの把握と商
②退職予定者合同説 て退職後のライフプラ
品開発。
明会に参加し、以降個 ン等について説 明、勧
②退職予定者への個
人 希 望 者を中 心に個 誘しました。
別訪問の実施。
別説明を実施しており ②退職者への商品紹
ます。
介等推進
(8月9日以降
③退職組合員への70 継続)
歳までの住宅ローン返 ③現職職員の方が 計
済制度を創設しました。 画的に資金つくりを有
④目的積金の発売、預 利にできるよう
「ライフプ
金利率の改正を行いま ラン目 的 積み金」
を発
した。
売(9月1日 以 降 継 続
⑤長期同一ポスト在籍 発売)
者解消のための人事異 ④預金利率の改訂(2
動の実施。
月26日(流 動 性)、
27
⑥連続休暇等により長 日(定期性))
期 職 場 離 脱 措 置を実 ⑤連続休暇・研修等に
施し、不祥事故防止に より長期職場離脱措置
あたる。
を行いました。
⑥「東京消防信用組合
監事会規程」
等経営に
係る規程の整備を図り
ました。
(3)
地域の利用者の満足度を
重視した金融機関経営の
確立
4.
進捗状況の公表
①「ディスクロージャー 同左
誌」
と
「しんくみだより」
に
よる情報開示を実施す
る。
①本アクションプログラ
ムに基づいて実施する
施策の進捗状況と取り
組み実績を
「しんくみだ
より」
「ディスクロージ
ャー誌」
ホームページに
よって開示する。
①「地域密着型金融推
進計画」
の理事会への
報告
(1
8
.
1
1
.
6
)
公表
(ディ
スクロージャー誌)、店
頭掲示を行いました。
23
当組合のあゆみ
(沿革)
■昭和29年1月18日/ 東京消防庁職員信用組合設立認可
■昭和29年1月21日/ 東京消防庁職員信用組合業務開始(港区三田145東京消防庁分室内)
■昭和31年9月22日/ 本店移転(港区赤坂青山南町139東京消防庁赤坂消防倶楽部内)
■昭和40年5月24日/ 本店移転(千代田区永田町11139東京消防庁内)
■昭和48年8月13日/ 立川支店業務開始(立川市錦町3618立川消防署錦町出張所内)
■昭和51年5月1日/ 本店移転(千代田区大手町135 東京消防庁内)
■昭和55年9月30日/ 幡ヶ谷支店業務開始(渋谷区西原2512消防学校内)
■昭和56年6月8日/ 普通預金のオンライン化スタート
■昭和57年8月30日/ 定期預金のオンライン化スタート
■昭和58年7月5日/ 組合名称を
「東京消防信用組合」
に変更
■昭和59年8月13日/ 内国為替の業務開始
■昭和60年2月15日/ 東京消防庁職員の給与振込業務開始
■平成元年2月1日/ 本店でCD機運用開始・キャッシュカードの導入
■平成7年4月3日/ 幡ヶ谷支店ATM機運用開始
■平成8年3月1日/ 本店ATM機運用開始
■平成10年10月1日/ 初の懸賞金付定期預金(愛称 くじ付夢定期)
の発売
■平成11年3月1日/ 年金定期預金の発売
■平成11年4月1日/ 退職者特別定期預金(愛称 悠々定期)
の発売
■平成12年4月1日/ 住宅ローンの固定金利導入
(5年もの)
■平成13年6月29日/ 預金残高500億円突破
■平成14年4月1日/ 渉外員(FC)制度発足
■平成15年3月24日/ 貸出金200億円突破
■平成15年12月18日/ 創立50周年記念行事挙行
■平成16年2月1日/ ホームページの開設
■平成17年4月1日/ ペイオフ全面解禁
■平成18年3月1日/ Newマイホームローン
(期間固定型変動金利)
の発売
■平成18年8月1日/ 引越支援ローン
(固定金利)
の発売
■平成18年9月1日/ ライフプラン目的積金の発売
店舗一覧表
(事務所の名称・所在地)
店 名
本
立
幡
川
支
ヶ 谷 支
店
店
店
(自動機器設置状況)
(平成19年3月現在)
住 所
〒1008119 東京都千代田区大手町135 東京消防庁内
〒1900022 東京都立川市錦町3618 立川消防署錦町出張所内
〒1510066 東京都渋谷区西原2511 東京消防庁消防学校内
電 話
0332124030
0425261431
0334851353
CD・ATM
1台
0台
2台
融資のお問い合わせ先
本店融資課
立川支店
幡ヶ谷支店
消電 9018609 加入 0332124014
消電 9018651 消電 9018631
索 引 各開示項目は、下記のページに記載しております。なお、*印は、
「協同組合による金融事業に関する法律施行規則」
で規定されております法定開示項目です。
■ ご あ い さ つ
・・・・・・・・・・・・・・2
【概況・組織】
1.当 組 合 の 信 条・・・・・・・・・・・・・・2
2.事 業 の 組 織 *・・・・・・・・・・・・・・2
3.役員一覧(理事および監事の氏名・役職名)*・・・・・・・・・・・・・・3
4.店舗一覧(事務所の名称・所在地)*・・・・・・・・・・・・・23
5.自 動 機 器 設 置 状 況・・・・・・・・・・・・・23
6.組
合
員
数・・・・・・・・・・・・・・3
【主要事業内容】
7.主 要 な 事 業 の 内 容 *・・・・・・・・・・・・・18
【業務に関する事項】
8.事 業 の 概 況 *・・・・・・・・・・・・・・2
9.経
常
収
益
*・・・・・・・・・・・・・・7
10.経
常
利
益
*・・・・・・・・・・・・・・7
11.当 期 純 利 益 *・・・・・・・・・・・・・・7
12.出 資 総 額 、出 資 総 口 数 *・・・・・・・・・・・・・・7
13.純
資
産
額
*・・・・・・・・・・・・・・7
14.総
資
産
額
*・・・・・・・・・・・・・・7
15.預 金 積 金 残 高 *・・・・・・・・・・・・・・7
16.貸 出 金 残 高 *・・・・・・・・・・・・・・7
17.有 価 証 券 残 高 *・・・・・・・・・・・・・・7
18.単 体 自 己 資 本 比 率 *・・・・・・・・・・・・・・7
19.出 資 配 当 金 *・・・・・・・・・・・・・・7
20.職
員
数
* ・・・・・・・・・・・・・7
21.預 金 と 貸 出 金 の 推 移 ・・・・・・・・・・・・・7
【主要業務に関する指標】
22.業務粗利益および業務粗利益率* ・・・・・・・・・・・・・6
23.資金運用収支、役務取引等収支およびその他業務収支* ・・・・・・・7
24.資金運用勘定・資金調達勘定の平均残高、利息、利回り、資金利鞘* ・・・・9
25.受取利息、支払利息の増減* ・・・・・・・・・・・・・7
26.役 務 取 引 の 状 況 ・・・・・・・・・・・・・7
27.経
費
の
内
訳・・・・・・・・・・・・・・7
28.総 資 産 経 常 利 益 率 *・・・・・・・・・・・・・・9
29.総 資 産 当 期 純 利 益 率 *・・・・・・・・・・・・・・9
【預金に関する指標】
30.預 金 種 目 別 平 均 残 高 *・・・・・・・・・・・・・・9
31.財 形 貯 蓄 残 高・・・・・・・・・・・・・・9
32.定 期 預 金 種 類 別 残 高 *・・・・・・・・・・・・・・9
【貸出金等に関する指標】
33.貸 出 金 種 類 別 平 均 残 高 *・・・・・・・・・・・・・10
34.担保種類別貸出金残高及び債務保証見返額*・・・・・・・・・・・・・10
35.貸 出 金 金 利 区 分 別 残 高 * ・・・・・・・・・・・・・9
36.貸 出 金 使 途 別 残 高 * ・・・・・・・・・・・・・9
37.貸出金業種別残高・構成比*・・・・・・・・・・・・・10
38.預 貸 率( 期 末・期 中 平 均 )*・・・・・・・・・・・・・・9
39.消 費 者ローン・住 宅ローン残 高・・・・・・・・・・・・・10
【有価証券に関する指標】
40.有価証券の種類別平均残高*・・・・・・・・・・・・・10
41.有価証券種類別残存期間別残高*・・・・・・・・・・・・・10
42.預 証 率( 期 末・期 中 平 均 )*・・・・・・・・・・・・・・9
【経営管理体制に関する事項】
43.法 令 等 遵 守 の 体 制 *・・・・・・・・・・・・・11
44.
リ ス ク 管 理 体 制 *・・・・・・・12.
13.
14
資料編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15.
16.
17
(バーゼルⅡに関する事項を含む)
【財産の状況】
45.貸借対照表、損益計算書、剰余金処分計算書* ・・・・・・・・・・4.
5.
6
46.リスク管理債権及び同債権に対する保全額*・・・・・・・・・・・・・11
(1)破 綻 先 債 権
(2)延
滞
債
権
(3)3か 月 以 上 延 滞 債 権
(4)貸 出 条 件 緩 和 債 権
47.金融再生法開示債権及び同債権に対する保全額*・・・・・・・・・・・・・11
48.自己資本充実状況(自己資本比率明細)*・・・・・・・・・・・・・・8
(バーゼルⅡに関する事項を含む)
49.有価証券、金銭の信託等の評価*・・・・・・・・・・・・・・9
50.貸倒引当金(期末残高・期中増減額)*・・・・・・・・・・・・・11
51.貸 出 金 償 却 の 額 *・・・・・・・・・・・・・11
52.財務諸表の適正性及び内部監査の有効性について・・・・・・・・・・・・・11
53.会 計 監 査 人 による 監 査 *・・・・・・・・・・・・・11
【その他業務】
54.手
数
料
一
覧・・・・・・・・・・・・・18
55.沿
革
・
歩
み・・・・・・・・・・・・・23
56.総 代 会 に つ い て・・・・・・・・・・・・・・3
【地域貢献に関する事項】
57.融 資 を 通 じ た 地 域 貢 献・・・・・・・・・・・・・19
58.地 域 サ ー ビ ス の 充 実・・・・・・・・・・・・・19
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東京消防信用組合
Tokyo Fire Credit Cooperative
東 京 消 防 庁 内
TEL.(03)3212-4050
FAX.(03)5252-7119
立 川 支 店/立 川 市 錦 町3-6-18 立川消防署錦町出張所内
TEL.(042)526-1431
FAX.(042)526-1473
幡ヶ谷支店/渋 谷 区 西 原 2 - 5 1 - 1 消 防 学 校 西 原 寮 内
TEL.(03)3485-1353
FAX.(03)3485-1374
本 店/千代田区大手町1-3-5
ホームページ・アドレス http://www.shoubou.co.jp/