発表スライド資料(PDF版)

結果(=利益)を出すための
TRIZ導入と実務適用事例
~QFD→TRIZ→TM による商品開発プロセスの革新~
株式会社 コガネイ
開発本部
片桐 朝彦
土澤 聡明
山内 武志
本発表に基づく新製品は現在開発中であり、競合上の不利益が予測される一部の技術課題など、公表
本発表に基づく新製品は現在開発中であり、競合上の不利益が予測される一部の技術課題など、公表
できない部分、実際の製品と異なる事例で説明している部分、などがあることを御容赦願います。
できない部分、実際の製品と異なる事例で説明している部分、などがあることを御容赦願います。
S01
本日の予定(目次)
Mind MapⓇ
S02
①会社概要
●商号 : 株式会社コガネイ
●設立 : 昭和9年2月7日
駒ヶ根事業所
(駒ヶ根市)
●資本金:6.4億円
●従業員数:750人
●売上高:229億円(前年度実績)
事業内容 :
●空気圧機器およびその関連機器の製造・販売
●フッ素樹脂製機器の製造・販売
●集中給油機器の製造
東京事業所
(小金井市)
●静電気応用機器、電動機器、流体制御機器の製造
販売
http://www.koganei.co.jp/
S03
①製品概要
・エアシリンダ
・エアバルブ
・コンプレッサ
・エアフィルタ
・レギュレータ
・スピードコントローラ
・継手
・真空ポンプ
・真空機器・パッド
・クリーンシステム機器
・自動車溶接工程関連機器
・電動アクチュエータ
・クリーン環境関連
・静電気除去ユニット
・フッ素樹脂製機器
・定量吐出ポンプ関連
30万種類
・流体制御機器
・教育キット・書籍
S04
①電磁弁
電磁弁
全47シリーズ
売上高:約□□億
エンジニア:□□名
S05
②導入の背景(課題の山)
c
S06
②導入の背景(エンジニアの夢)
S07
③導入、推進を妨げる中核問題
【なぜならば】
・経営資源に余裕が無い
・顧客の要求は無限にある
・顧客要求∝顧客満足
【なぜならば】
・結果が出ないと給料が減る
・顧客要求に応えるスキルはある
・やることが多くて工数が足りない
【必要条件】
(顕在化した)顧客要
求に応え、今日の収入
を確保する
【前提条件】
(多くのエンジニアは)
従来のやり方で開発
案件をこなす
【必要条件】
顧客満足度を高め
将来の利益を
確保する
【前提条件】
今までのやり方を一気
にブレークスルーする
(QFD,TRIZ,TM)
【ゴール】
顧客に利益をもたらす
差別化された製品を
供給し続ける
【なぜならば】
・Σ顧客要求≠顧客満足
・市場は飽和している
・このままではジリ貧だ
【なぜならば】
・私はいつも忙しい
・私はスキルに困っていない
・BTに必要な知識が無い
・現在の地位が脅かされる
・新しいやり方が良いと限らない
【なぜならば】
・今まで精一杯頑張ってきた
・(だけど)ヒット商品は生まれない
・従来のやり方と根本的に異なる
・残された時間は少ない
【インジェクション】
・狩野モデル
・QFD→TRIZ→TM
・成功事例を作る
・失うものは無い!
・結果は会社の為。 しかし
プロセスは自分の為!
TOC/思考プロセス【対立解消図】
S08
③導入の基本指針
1.TRIZだけでなく、QFD&TMも含め、開発プロセス全体
に適用する。→全体最適
2.実際の開発着手案件(3件)に適用し、セミナーの日程
と開発日程を同期化する。
開発案件 バルブ関係:2件
調質機器関係:1件
3.関連部門、周辺ツール、手法なども整備し、開発テー
マと同期化する。
4.以上のプロセスによる新商品は着手より3年で結果
(=利益)を出し、妥当性を確認する。
*コンサルティングもQFD→TRIZ→TM→結果。まで
一人の講師に依頼・・・(共通目的の運命共同体)
S09
③開発日程とセミナー日程の同期化
S10
③実施内容
コース設定
概要
QFD
実践テーマ
概要
TRIZ 実践テーマ
短期課題解決
概要
TM
実践テーマ
実践テーマフォローアップ
公差解析 入門から実践
計
実施時期
のべ
受講者
1日
2006/10~2006/11 200(人・日)
3日
3日
7日 2006/12~2007/03 440(人・日)
3日
1日
2007/05~2007/09 120(人・日)
8日
10日 2007/10~現在
100(人・日)
3日 2007/09~現在
140(人・日)
39日 2006/10~現在
1,000(人・日)
S11
④Step1.QFD
用途-品質展開
要求品質
顧
客
・
用
途
品質-機能展開
顧
ウ客
ェ・
イ用
ト途
要求品質ウェイト
品質特性
クレームDB
特殊引合DB
品質情報DB
アンケート
ヒヤリング
要
求
品
質
品
質
企
画
品質設計
S12
④QFD 全体フロー
S13
④セミナー受講風景①
S14
④セミナー受講風景②
S15
④QFD 用途-品質展開表
顧客要求品質
顧客用途
機能性
基本機能
その他
メンテ性
環境負荷 MF
不 バ
素 空
作手形交
ロ
流応
真
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高設
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い る
制御
安心
安定性
その他 耐外部環境性
市場評価
お手軽
耐久
保証
設置性
法令
ッ
正圧ブロー成型
包装
充填
放電加工
定量吐出
不良品排出
選別機
ブロー
吹き飛ばす
除電イオナイザ
除菌
冷却
乾燥
塗装
洗浄
剥がす
剥離
駆動
エアON/off
吸い付ける
把持
吸着搬送
残圧引き
セレクタ
真空包装
真空ブロー成型
圧力制御
空気を抜く
顧客要求品質 重要度評価
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
31
11
ターゲット市場評価
C
◎
◎
◎ ◎ ◎
◎
◎
〇
〇
〇
◎
◎
◎
◎ ◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
76
24
A
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
◎
〇
◎
〇
◎
〇
〇
〇
◎
〇
◎
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
33 4 42
10 0 21
C A
◎ ◎
◎ ◎
〇
◎
◎ ★
★
★
★
〇
〇
〇
〇
◎
★
◎ ◎ ◎
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
〇
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◎
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◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
〇
〇
〇
〇
〇
◎
〇
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
〇
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◎
◎
◎
◎
◎
〇
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〇
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〇
★
★
◎
◎
〇
〇
〇
〇
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
〇
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〇
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★
◎
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〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
★
★
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
★
◎
◎
◎
〇
〇
〇
〇
★
★
◎ ★ ◎
◎ ★ ◎
◎
〇
◎
★
◎
◎
★
〇
◎
27 25 13 31 0 35 30 39
6 10 1 30 0 16 30 18
C A
B A B
◎
◎
◎
◎
◎
◎
18
6
◎
◎
◎
◎
◎
◎
33 0 4 20 23 22 4
21 0 4 11 17 7 4
A
C B
◎
〇
〇
〇
〇
他の種類を含めたバルブの共通項目
(あたり前品質)
〇
〇
〇
◎
◎
◎
◎ ★
◎ ★
◎ ★
◎ ◎ ◎ ◎
〇 〇 〇 〇
◎
◎
◎
★
★
★
★
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
★
◎
★
◎
◎
〇
◎
◎
25 15 30
10 12 26
C C A
◎
◎
◎
◎
◎ ★ ★
◎ ★ ★
〇
〇
〇
◎
◎
◎
22 0 25 10 25 22 40
18 0 18 7 15 22 28
B B B A A
◎
◎
◎
〇
◎
◎
◎
〇
〇
31 7 7 7 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
11 3 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
C
★
★
b
b
a
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b
b
ー
膨らませる
〇
〇
◎
〇
〇
◎
〇
〇
◎
〇 ◎ 〇
〇 ◎ 〇
〇 〇 〇
〇 〇 ◎ ◎
〇 〇 〇
◎
〇 〇
◎
ー
パーツフィーダー
ー
ー
横糸送り
ー
空気搬送(送る)
ペットボトル
紙コップ
糸
電子部品
樹脂部品
金属部品
ペットボトル
プラスチック容器
袋
活性ガス
不活性ガス
ガス
チップ部品
米粒
お茶葉
大豆
ほこり
切粉
バリ
切削油
静電気
細菌
熱
水分
塗料
洗浄液
玉ねぎの皮
シート
エアモーター
エアルーター
エアカーテン
チップ部品
エジェクタ
真空正圧
2つの圧力
袋
トレー
全般評価
ー
容器搬送
対象物
、
用途
工程・装置
ー
ー
目的
垂
V
2 2
直
U D
市
市
ポ ポ
・
L E
場
場
水
の
P
ト ト
発
平
4 0 L
魅
使 重
展
展
2 5
力
用 要
性
開
9 8
度
量 度
性
0
c
c
a
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b
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b
b
a
a
b
b
b
b
c
b
c
c
c
a
a
b
b
b
b
12
10
12
14
8
6
12
12
12
4
4
6
20
18
18
18
16
16
16
16
18
12
14
14
10
16
6
8
4
4
4
20
20
12
12
14
14
85
55
C C C C C C C C C C C C C C C C C A
S16
④QFD 品質-機能展開表
制御回路
O
N
緩
衝
性
能
O
F
F
緩
衝
性
能
フ
手
動
ボ
タ
ン
配 配
流
ル
管 管
路
タ
種 方
構
類 向
成
機
能
◎ ◎
◎ ◎
◎ ◎ ◎
◎ ★ ★
◎
◎ ◎ ◎
◎
マ
バ
バ
フ
ル
ル
質
ラ
ブ
色
ブ
量
高
機
幅
さ
能
◎ ◎
形
式
記
号
競合製品比較
品
技
技 術 M M 質
術 サ F F の
資 ポ 機 形 性
能 状 質
料
ト
◎
◎ ◎
◎ ◎
att
◎ ◎
〇
◎ ◎
◎
◎
att
att
att
◎
◎ ◎
att
◎ ◎
◎ ◎
◎ ◎ ◎ ◎
◎
◎ ◎
◎ ◎ 〇 〇
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎ ◎ ◎
◎
◎
◎
att
att
com
◎ ◎
◎ ◎
〇 ◎ ◎
◎
◎ ◎
◎
◎
◎
◎
◎ ◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
TMで
最適条件
◎ ◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎ ◎
◎
◎
◎ ◎ ◎ ◎ ◎
◎ ◎
◎ ◎
◎ ◎
◎ ◎ ◎ ◎
◎ ◎ ◎ ◎
◎
◎ ◎
◎ ◎
com
◎
◎
◎
◎ ◎
〇
〇
〇 ◎
◎
◎
◎
◎
◎ ◎
〇 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
◎ 〇 〇
◎
◎
◎ ◎
◎
◎
◎
TRIZで
矛盾解決
〇
★
◎ ◎
◎ ◎
〇
◎
◎
◎
◎
◎
顧
客
重
要
度
ク
レ
ム
要
望
項
目
ポセ
イ
ンル
トス
★:新製品の目標
S:SMC 2Port
C:CKD 2Port
M:MAC 3Port
K:KKS 3Port
F:FESTO 3Port
1
◎ ◎ ◎ ◎
◎
◎
◎
カ
タ
ロ
グ
◎
◎
◎
◎
故
障
間
隔
〇
〇
〇
◎ ◎
◎
◎
◎ ◎
修
理
期
間
◎ ◎
◎ ◎
◎
◎
◎ ◎
◎
ロ
形
保
材
式 ト
証
料
ラ ト
期
表
ベ レ
間
示
ル
ス
◎
◎ ◎ ◎
◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
◎
◎
◎
◎ ◎
◎
◎ ◎
◎
◎
〇
◎
◎
◎ ◎ ◎
〇
◎ ◎ ◎ ◎ ◎
◎ ◎ ◎ ◎ ◎
◎
★ ★
取
付
方
法
◎
◎
TMで
最適条件
◎
com
att
att
att
com
com
com
att
com
◎
◎
com
◎ ◎ com
◎ ◎ com
◎ ◎ com
◎
com
◎
com
com
com
◎
◎ ◎
com
◎
com
◎
com
◎ ◎
com
◎ ◎
com
◎
◎
com
◎
com
com
com
att
11
24
10
0
21
6
10
1
30
0
16
30
18
6
21
0
4
11
17
7
4
10
12
26
18
0
18
7
15
22
28
11
3
3
3
0
0
11
11
11
11
11
11
11
11
11
11
11
11
11
11
11
11
11
55
C
A
C
★
2
3
SC MKF
★
★
★
A
C
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◎
〇 ◎
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〇 ◎
◎
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★
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〇
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B
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◎
◎ ◎
◎
★
SC MKF
★
F
★
MKF ★
F
MK
★
SC
M
K
★
SC
MK SCF ★
MK SCF ★
★
★
完全禁油
0.2以下
同等以下
同等以下
IP67
IP67
MKF ★
SCMF K
★
±10%
CMK SF★ ±10%
★
★
★
作動確認
30億回
連続通電可
★
消費量半減
★
MKF SC
SC
★
2.0→3.0
2.0→4.0
2.0→4.0
MKF ★ SC★ 1ms(MAX)
SC
SC
◎
MKF ★
SC MKF
MKF ★ SC★ 1ms(MAX)
★
★
〇
◎
◎
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
C
A
4W→2W
MF
SC MKF
★
A
C
C
A
B
5
★
SC MKF
SC
C
B
4
レ
ベ
目ル
標ア
仕
様プ
項
目
】
重点項目
ば
ね
材
質
ッ
新技術・新構造・新機構
(太字:業界初 細字:KOG初)
◎ ◎ ◎
本
体
肉
厚
◎
◎
TRIZで
矛盾解決
目標設定
◎ ◎
本
体
材
質
【
★ ★ ★ ★
◎
使
用
耐 耐 潤
温
油 候 滑
度
性 性 油
範
囲
顧
客
重
要
度
評
価
ー
★ ◎ ★ ◎
◎ ◎
耐
摩
耗
性
MF
ー
◎ ★ ◎ ★ ★
圧
縮
永
久
ひ
ず
み
品質企画
資料
ー
◎ ◎ ◎
◎
◎
◎
◎
引
横
反
ゴ
弾
張 発
ム
性
り 弾
材
係
強 性
質
数
さ
ー
◎
◎ ◎ ◎ ◎
◎ ◎ ◎ ◎ ◎
弁
座
変
形
量
その他
安心
環境
ッ
◎ ◎
◎ ◎ ◎
◎ ◎ ◎
弁
座
耐
摩
耗
性
◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 〇
◎
コストダウン
●:KOG現製品
(HV160)
★:新製品の目標
S:SMC 2Port
C:CKD 2Port
M:MAC 3Port
K:KKS 3Port
◎ ◎
弁
座
平
面
度
形状寸法
ー
〇 ◎
◎ ◎ ◎ ◎
◎ ◎ ◎
◎ ◎ ◎ ◎
◎
O
弁
可 バ
シ
N
ス
開 受
動 ネ 受
ギ
ト
口 圧
ト
子 押 圧
ロ
面 面
面
質 付 力
積 積
圧
量 力
プ
ク
配管流路
ー
◎
TRIZで
競合製品
技術水準
比較
パ 飽
吸
到
和 非
引
達
保 渦
ミ 磁 透
ギ
吸
磁 電
ア 束 磁
引
力 流
ン 密 率
力
プ
ス 度
材料特性
ィ
コ
コ
巻
イ
イ
電 線
ル
ル 巻 気 絶
モ
断 数 抵 縁
面
抗 種
ル
積
類
ド
っ
イ
ン
ダ
ク
タ
ン
ス
弁体特性
ー
◎
◎ ◎
◎
◎ ◎ ◎
〇 ◎ ◎ ◎ ◎
コ
イ
ル
発
熱
量
ー
パ
耐
配 通
基 タ
電
線 電
板
圧
形 表
材 ン
基
態 示
質 基
準
準
弁座特性
ャッ
ャッ
使用電圧範囲が広い
消費電力が少ない
サージが出ない
高圧で使える
たくさん流せる
低圧時に大流量
真空の流量特性が良い
適用流体種類が多い
基本機能
機能性
立ち上りが早い
内部圧力降下が少ない
クリーン度が高い
切れが良い
漏れが少ない
質量が軽い
サイズが小さい
その他
作動音が静か
空気音が静か
水、水蒸気に強い
ホコリに強い
耐外部環境性高温に強い
低温に強い
振動に強い
流量の個体差が少ない
応答の個体差が少ない
サージに強い
異物混入に強い
安定性
オゾンに強い
安心
ドレンに強い
内部が腐食しにくい
作動の信頼性が高い
作動回数が多い
耐久性
長期連続通電できる
保障期間が長い
入手が早い
保証
何処でも入手できる
ロットがトレースできる
原因調査が早い
簡単に選定できる
高密度設置が出来る
設置場所を選ばない
設置性
設置作業が簡単
配線作業が簡単
配管作業が簡単
お手軽
作動確認が簡単にできる
手動操作が簡単にできる
形式確認が簡単にできる
メンテ性 交換時期がわかりやすい
不具合箇所が見つけやすい
入手性が良い
バルブ交換が簡単にできる
使用材料が解りやすい
含有有害物質が少ない
環境負荷 素材がリサイクルできる
CO2排出量が少ない
空気消費量を削減できる
その他
3ポートと混載できる
MF
5ポートと混載できる
RoHS
法令・規制 UL 429
要求事項 VDE 0580
PL
重 要 度
制御
定
常
電
流
ー
3次
起
動
電
流
磁気回路特性
ー
2次
サ
作
駆
動
動
ジ
電
回
回
圧
路
路
コイル特性
ー
ー
1次
外観特性
機能特性
顧客要求品質
MF
K
★
com
◎ ◎ ◎
◎
◎ ◎
◎
◎
10 8 33 16 16 2 4 5 4 2 7 18 11 17 13 1 13 19 20 18 12 6 9 11 11 8 15 7 8 17 4 14 5 12 4 16 9 5 4 16 8 5 5 4 10 16 1 9 8 7 2 4 2 3 4 2 5 5 1 1 0 4 2 5 1 1 0 3 3 3 3 8 3
★
★
★
★
SC
★
K★
★
★
5
F
KF
SC
★
SCK★
S
SFC
FK★
4
3
K
2
M
●SC
1
・Vcc供給駆動(3線式)
・可変PWM制御
・パルスジェネレータ機能
ボトルネック技術
・回路設計技術
過去の不良項目
基板温度上昇
はんだクラック
KF
KF
MFK
MKF
MKF
SC●
SC●
●
SCM
●
・パラレルコイル
・並列/直列切換
・中空コイル(検討)
・常温エポキシモール
ド
・インダクタンス解析
・コイルモールド
・電磁解析
SCM
●
・馬蹄形フレーム構造
・方向性珪素鋼板
・カットコア製法
・粉末冶金可動子
コイル発熱・断線
温度上昇→作動不良
ギャップのバラツキ→作動不 面精度不良
良
摩耗・弁座の変形
・磁気回路最適設計
・磁性材料
MKF
M
SCMKF★
CK●
F
●
●
MF
●
・マルチオリフィス構造
・弁座高さ調節機構
・板バネ支持無摺動構造
・ウレタンシート接着
(仕様別最適シート材質を選
択)
・本体透明樹脂
(作動確認・寿命判
断)
・弁座形状最適設計
・弁座精密成形(金型)技術
・硬質ウレタン加工技術
・弾性体解析技術
・構造解析
摩耗・圧縮永久ひずみ
膨潤・変形
ガスケット締め代不足
異物噛み込み
ねじの緩み
・インラインフィルター内臓
SM
●M
営業・代理店・Web・サポート
ロットトレース
客先使用誤り・異常なし
C
●
機種
数
DR必須部門
S17
⑤Step2.TRIZ
【QFD→設計課題にTRIZを適用:7日間コース6テーマ】
• プロダクト分析、原因結果分析による問題の本質化、
(根本原因の抽出)、矛盾モデルの作成
•
Principles Prediction Effects,によるアイデア出し
【短期課題解決:3日間コース、4テーマ】
•
目的に応じたツールを選択適用
7日間コース
演習コース
チーム
A
B
C
D
3日間コース
E
F
a
b
c
d
参加人数
10
8
6
7
5
5
2
2
3
6
アイデア数
250
183
96
60
117
52
23
159
30
70
使用ツール Principles Prediction Effects
Pri
Pri
Pri
Eff
S18
⑤TRIZ プロダクト分析
プロダクト分析→矛盾モデルの作成
S19
⑤TRIZ 原因結果分析
原因結果分析→矛盾モデルの作成
S20
⑤TRIZ トリミング
プロダクト分析→トリミング
S21
⑤TRIZ 成果報告会
修
S22
⑤TRIZ 成果報告会 事例
S23
⑥Step3.TM タグチメソッド
【実践課題:ソレノイドの最適化設計】
•
月1回のコンサルティングを受けながら実施(6ヶ月)
•
プロダクト分析(機能モデル)を特性要因図のように活用
→パラメーターの決定(L18)
•
電磁解析ソフトによるシミュレーション(18×9=162)
J-MAG 3D静解析
•
基本機能:y(仕事量)=β×w(消費電力)
(仕事量)=(吸引力)×(ストローク)
•
試作品による結果の検証
S24
⑥TM 動特性
【実践課題】
SN比
感度
25.0
0.0
A1 A2
20.0
B1 B2 B3
C1 C2 C3
D1 D2 D3
E1 E2 E3
F1 F2 F3
G1 G2 G3
H1 H2 H3
-5.0
15.0
-10.0
10.0
-15.0
5.0
-20.0
0.0
A1 A2
B1 B2 B3
C1 C2 C3
D1 D2 D3
E1 E2 E3
F1 F2 F3
G1 G2 G3
H1 H2 H3
-25.0
S25
⑦今後の展開
S26
導入のポイント(全て私見です)
•
コンサルティング費用は稟議でなく計画的に教育費として予算計上する。
•
【狩野モデル】は部門内、他部門、上層部の説得に効果絶大です。
•
QFD と Mind MapⓇ は相性抜群。特に“魅力的品質”の抽出に有効。
•
受講のチャンスは平等に・・・だれがハマるか予測出来ません!
•
TRIZに否定的な、影響力のある人を無理して誘う事はやめましょう。
•
TRIZ、TMを使うコツは機能をモデル化する事だと思います。
ここが一番難しい!ベテランの英知を借り、ナレッジ化しちゃいましょう。
•
TMは3D&CAE等が無いと間に合いません。他のプロジェクトは全滅!
•
成果物の後処理は大変。TecOptimizer™は助かります。(けど高い)
•
魅力的なコンセプトと新しい技術要素は社内は勿論、取引先の人、社外
の人まで共鳴するパワーがあります。このパワーは奇跡的な出来事が連
鎖して起こる事象:サプライズチェーン(笠井氏命名)を生み出します。
•
新しいプロセスを立上げるには必ず【死の谷】を越えなければなりません。
目標管理+成果主義環境下では、心の準備と家計対策をぬかりなく・・・
S27
お礼
・TRIZとの運命的出会い
・TRIZとの運命的出会い
(株)プラーナー
(株)プロノハーツ
(株)プロノハーツ
栗山社長
藤森社長
藤森社長
・その気にさせられちゃいました
・その気にさせられちゃいました
・運命共同体の・・・
・運命共同体の・・・
(株)アイデア
(株)アイデア
(株)アイデア
(株)アイデア
前古社長
前古社長
笠井様
笠井様
ご清聴を感謝します
~ to be continued ~
S28