ERP研究推進フォーラム 第３回IT投資効果評価セミナー ～自社のIT投資は経営戦略に貢献しているか？～ e-Judge Value Proposal の概要紹介 平成１３年９月１４日 東京国際フォーラム NTTコミュニケーションズ株式会社 ソリューション事業部 吉川 裕己 e-mail : [email protected] 合意形成への調整モデル À 経営者からの投資は情報部門へ À 効果は利用部門で発生する À 上下関係と水平関係 経営者 効果 投資 IT部門 利用部門 サービス提供 第一回IT投資効果評価セミナー 武蔵大学 松島教授 2 e-Judge VP の位置づけ À e-Judge Plan À e-Judge VP ：独立したｅ－ビジネス診断ツール ：具体的なIT投資の評価情報提供 （IT提案に付加価値を与える） ITCﾌﾟﾛｾｽ e-Judge Ⅰ.経営戦略策定 診断の実施 Ⅱ.戦略情報化企画 企画書の作成 e-Judge Plan KPI実態 実態 提案書の作成 Ⅲ.情報化資源調達 Ⅳ.情報ｼｽﾃﾑ開発 ・ﾃｽﾄ・導入 Ⅴ.運用・ｻｰﾋﾞｽ ・ﾃﾞﾘﾊﾞﾘｰ 提案の評価・選定 e-Judge VP IT投資・資金計画 導入 運用・継続的改善 ITｿﾘｭｰｼｮﾝ ｿﾘｭｰｼｮﾝ ｲﾝﾊﾟｸﾄ e-Judge Monitor 3 e-Judge VP のねらい À SIerの提案に付加価値を与える 提案書 – 従来の提案に３つの情報を付加 1. 提案趣旨（方針、狙い） 2. システム構想 – オペレーショナルな改善提案から、経営 （特徴、概要、範囲、機能） 者に訴求する提案（BSC） 3. システム構成 4. 5. 6. 7. 8. 9. （ハード、ソフト、ネットワーク） 開発計画 開発体制 納品物 システム性能設計 システム運用設計 概算費用。。。。。。。 VPが提案に付加する情報 – KPIベンチーマーク結果 – 経営改善シナリオ（戦略マップ） – 経営戦略とIT投資の橋渡し – ソリューション・インパクト（BSC） – BSCの４つの視点でソリューション・インパクト を表現する 4 e-Judge VPアセスメントの概要 経営改革 経営戦略 企画書 戦略情報化 企画書 企画書 e-Judge VP 情報システム化要件の確認 RFP 1.提案依頼の概要 ①依頼範囲と内容 ②経営要件（CSF） ③業務要件 ④技術要件 ⑤その他の要件 2.現行システム概要 3.提案依頼事項 4.事業概要 RFPの入手 RFPの入手 スコープの明確化（戦略マップ） アセスメント アセスメントとIT の抽出（PMU ） アセスメントとITの抽出（ の抽出（PMU） ITソリューションのコスト算出 ITソリューションのコスト算出 e-Judge Plan ポジショニング 組織プロフィールの確認 マチュリティ・レベル BIT分析 戦略タイプの確認 アセスメント PMUによるアセスメント ITソリューションの導出と優先順位 ITソリューション・インパクトの把握 ITソリューションの絞込み ITソリューションの絞込み ITソリューション・インパクトの把握 ITソリューション・インパクトの把握 戦略マップ F C IP Collabo L&G PMU レポーティング レポーティング レポーティング ※ RFPの入手やコスト算出については、e-Judge VPの対象外 5 e-Judge VP の対象範囲 À 業務プロセスと戦略的ITを詳細化 – 財務と顧客の視点の評価は、e-Judge Planの利用を想定 アセスメント要素 約６０のプロセス 約１６０のKPI 約２０のml 財務 株主価値の向上 新規事業機会の増大 顧客価値の増大 顧客の獲得 コスト構造の改善 資産使用率の改善 顧客 顧客の維持 顧客満足度の向上 マーケ ティング 開発 販売 R&D サービス 調達 計画 生産 在庫 管理 財務 計画 出荷 グループ 経営 会計 処理 人事 管理 財務 報告 プロセス 給与 計算 コラボ 計画 従業員 満足 スキル 開発 IT 計画 環境 構築 環境 運用 情報管理 セキュ リティ 調達 共通 AP 出荷 学習・成長 6 e-Judge VPの特徴 À 柔軟なカスタマイズ機能 – SIerの提供ソリューションや効果にあわせた、 プロセスの詳細化、ソリューションの追加 À 定量的ナレッジの蓄積 – 提供ソリューションの事後評価と、KPIによる 結果の定量的な蓄積 – ベンチマーク・データの蓄積 À ユーザと協力した継続的改善 – ＩＴ導入後の継続的なモニタ – 顧客へのアフターフォローや改善提案 7 PMU : Performance Measurement Unit À プロセスの評価とソリューションを提供 – Q:品質,C:コスト,T:時間のKPIでプロセスを評価 • KPIは捕捉可能性を重視 – 企業のレベルにあわせたソリューションの選択：プラクティス・レベル プロセス名称 プロセス概要 KPI 資材発注 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ プラクティス 1 2 3 4 5 Q プロセス品質 C プロセスコスト T リードタイム ソリューション ソリューション１ ソリューション２ ソリューション３ プラクティス 属性 Q C T 1 2 3 4 5 参考プロダクト AAA (Module) ＊ BBB (Module) ＊ CCC (Module) ＊ 8 e-Judge Value Proposal Assessment Flow スコープの明確化 À RFP からIT導入目的を確認 RFP スコープ IT抽出 IT抽出 – 課題、改善テーマ、CSF、範囲を確認 – 情報不足の際はPLANのポジショニングを活用 RFP À Plan戦略マップから改善範囲を大きく把握 コスト IT絞込み IT絞込み インパクト レポーティング ①依頼範囲と内容 目的 課題 検討の範囲… – CSFを４つの視点に分解、改善シナリオの把握 À Plan戦略マップからPMUを選択 財務 Plan戦略マップ PMU一覧 顧客 プロセス コラボ 学習と成長 10 改善シナリオの作成 À PMUからKPI（QCT）の選択 À 戦略マップ（KPI）、改善シナリオ（仮説）の作成 À ユーザへのヒアリング⇒意識あわせ RFP スコープ IT抽出 IT抽出 コスト PMU IT絞込み IT絞込み KPI インパクト レポーティング 戦略マップ（KPI） 財務 KPI KPI 顧客 KPI KPI KPI プロセス KPI KPI KPI KPI KPI KPI 学習と成長 KPI KPI KPI KPI KPI KPI コラボ KPI 視点 CSF プロセス A KPI 現状 目標 Q 財務 Q T C T 顧客 C Q プロ C セス C T 学習と C 成長 C 戦略マップとKPI（AsIs,ToBe)のユーザヒアリング 11 ソリューションの抽出 À KPI（現状,目標）のベンチマーキング RFP スコープ IT抽出 IT抽出 コスト – KPIベンチマークDBより、５段階で評価 À ソリューションの抽出 – PMUのプラクティス （目標）に対応するソリューションの抽出 KPI DB インパクト レポーティング KPI 現状,目標 業種 企業 KPI 値 ソリューション PMU 内容 ・・・・・・・・ 01：発注 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 80：・・・ ・・・・・・・・ プラクティス 属性 1 2 3 4 5 Q ＊ C ＊ C ＊ T ＊ T ＊ 合計 ５段階評価 IT絞込み IT絞込み KPI 視点 A KPI Q 品質 プロ T ・・・・ セス C ・・・・ T ・・・・ 学習と 成長 C ・・・・ C ・・・・ プロダクト AA BB CC レ レ ベンチマーク 1 2 3 4 5 ▲ ★ ▲ ★ ▲ ★ ▲ ★ ▲ ★ ★ ▲ 現状:▲ , 目標:★ レ 10 レ 20 15 プロダクト適合性 12 ITソリューションの絞込み À コスト、拡張性などを考慮したプロダクトの選択 À DBからインパクトを把握 RFP スコープ IT抽出 IT抽出 – 業務プロセスの視点と、学習と成長の視点 コスト プロダクト適合数 ：10 AAA ：20 BBB IT絞込み IT絞込み インパクト レポーティング コスト 販売戦略 拡張性 ・・・・・ ソリューション 絞込み ソリューション インパクトDB BSC ソリューション・インパクト KPI 視点 プロセス属性 KPI T 財務 C C T 顧客 C C Q プロ Q セス T C T 学習と C 成長 C ソリューション・インパクト 1 2 3 4 5 ソリューション ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 1 3 5 3 4 6 2 「業務プロセス」「学習と成長の視点」のインパクト把握 13 ITソリューションのインパクト RFP スコープ IT抽出 IT抽出 コスト IT絞込み IT絞込み À リバースBSC – ソリューション・インパクトを結果指標に変換 – 顧客の視点への換算 – 財務の視点への換算 インパクト レポーティング BSC ソリューション・インパクト KPI 視点 プロセス属性 KPI T 財務 C C T 顧客 C C Q プロ Q セス T C T 学習と C 成長 C VP戦略マップ VP戦略マップ ソリューション・インパクト KPI KPI KPI KPI KPI KPI KPI KPI KPI KPI KPI KPI KPI KPI 1 2 3 4 5 ソリューション 3 ▲ KPI因果関係 4 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 2 6 4 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ KPI KPI KPI 換算ルール 4 1 3 5 3 4 6 2 14 レポーティング 提案書 RFP スコープ IT抽出 IT抽出 1. 2. コスト IT絞込み IT絞込み 3. インパクト レポーティング 4. 5. 6. 7. 8. 9. 提案趣旨（方針、狙い） システム構想 （特徴、概要、範囲、機能） システム構成 （ハード、ソフト、ネットワーク） 開発計画 開発体制 納品物 システム性能設計 システム運用設計 概算費用。。。。。。。 KPI ベンチマーク 視点 A KPI 1 2 3 4 5 Q 品質 ▲ ★ プロ T ・・・・ ▲ ★ セス C ・・・・ ▲ ★ KPI） ） 戦略マップ（ T ・・・・ ★ ▲ 戦略マップ（KPI 学習と KPI 成長 財務 C ・・・・ KPI ▲ ★ KPI C ・・・・ ▲ ★ KPI 顧客 KPI KPI KPI プロセス KPI KPI KPI KPI KPI KPI KPI コラボ BSC BSC ソリューション・インパクト ソリューション・インパクト KPI KPI KPI ソリューション KPI 学習と成長 プロセス 属性 KPI 1 2 3 4 5 3 T ▲ 財務 4 C ▲ 2 C ▲ 6 T ▲ 顧客 4 C ▲ 4 C ▲ 1 Q ▲ プロ 3 Q ▲ セス 5 T ▲ 3 C ▲ 4 T ▲ 学習と 6 C ▲ 成長 2 C ▲ 視点 KPIベンチーマーク結果 経営改善シナリオ（戦略マップ） ソリューション・インパクト（BSC） 15 ERP研究推進フォーラム 第３回IT投資効果評価セミナー ～自社のIT投資は経営戦略に貢献しているか？～ e-Judge Value Proposal の概要紹介 平成１３年９月１４日 東京国際フォーラム NTTコミュニケーションズ株式会社 ソリューション事業部 吉川 裕己 e-mail : [email protected]
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